JP2021097838A - 遊技機 - Google Patents

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詳志 松島
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Abstract

【課題】従来にない斬新な遊技を実行する遊技機を提供する。【解決手段】保留表示体を非表示とする遊技期間の前後で、消化表示領域65に表示している保留表示体の種類を変化させる変化演出を行う場合に、所定の第1遊技条件が充足されていると、遊技期間中に第1演出表示位置R1や第2演出表示位置R2に演出表示体72を表示して、遊技期間の前後で消化表示領域65に表示する保留表示体の種類を変化させる一方、所定の第2遊技条件が充足されていると、遊技期間中に演出用表示部6内に演出表示体72を表示することなく、遊技期間の前後で消化表示領域65に表示する保留表示体の種類を変化させるようにした。【選択図】図15

Description

本発明は、たとえばパチンコ機等といった遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一例であるパチンコ機では、液晶画面等の演出用表示部に、装飾図柄や背景映像、保留表示体等を表示するようになっている(たとえば特許文献1)。また、演出用表示部において、追加された保留表示体を、対応する保留情報が消化されるまでの間に色や形状の異なる別種類の保留表示体に変化させる表示演出(所謂保留変化演出)が実行される遊技機も考案されている。
特開2013−176661号公報
近年、保留表示体の種類を単に変化させる程度の保留変化演出しか実行しない遊技機では目新しさに乏しく、遊技者の興味を惹くことができない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、従来にない斬新な遊技を実行する遊技機を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、各種表示演出を行うための演出用表示部と、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段を備えており、前記制御手段は、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間を含む基本変動パターンとを決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、さらに、前記所定条件の充足にもとづいて前記1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値を所定数まで保留情報として記憶する一方、前記図柄の確定表示に伴い、所定の順序にしたがい前記保留情報を1つ消化する遊技機であって、前記制御手段は、前記保留情報の記憶に伴い、前記演出用表示部内に保留表示体を1つ追加するとともに、前記保留情報の消化に伴い、消化する前記保留情報に対応する前記保留表示体を、前記演出用表示部内における所定の消化表示領域へ移動させる一方、前記基本変動パターンが特別な基本変動パターンであると、前記図柄の変動開始から確定表示までの間に、所定の遊技期間にわたり前記演出用表示部に表示している前記保留表示体を非表示とし、所定の第1遊技条件が充足されていると、前記遊技期間中に前記演出用表示部に所定の演出表示体を表示するとともに、前記遊技期間の前後で前記消化表示領域に表示する前記保留表示体の種類を変化させ、所定の第2遊技条件が充足されていると、前記遊技期間中に前記演出用表示部に前記演出表示体を表示することなく、前記遊技期間の前後で前記消化表示領域に表示する前記保留表示体の種類を変化させることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、各種表示演出を行うための演出用表示部と、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段を備えており、前記制御手段は、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間を含む基本変動パターンとを決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、さらに、前記所定条件の充足にもとづいて前記1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値を所定数まで保留情報として記憶する一方、前記図柄の確定表示に伴い、所定の順序にしたがい前記保留情報を1つ消化する遊技機であって、前記制御手段は、前記保留情報の記憶に伴い、前記演出用表示部内に保留表示体を1つ追加するとともに、前記保留情報の消化に伴い、消化する前記保留情報に対応する前記保留表示体を、前記演出用表示部内における所定の消化表示領域へ移動させ、さらに当該保留表示体を消化表示体に変化させる一方、前記基本変動パターンが特別な基本変動パターンであると、前記図柄の変動開始から確定表示までの間に、所定の遊技期間にわたり前記演出用表示部に表示している前記保留表示体及び前記消化表示体を非表示とし、所定の第1遊技条件が充足されていると、前記遊技期間中に前記演出用表示部に所定の演出表示体を表示するとともに、前記遊技期間の前後で前記消化表示領域に表示する前記消化表示体の種類を変化させ、所定の第2遊技条件が充足されていると、前記遊技期間中に前記演出用表示部に前記演出表示体を表示することなく、前記遊技期間の前後で前記消化表示領域に表示する前記消化表示体の種類を変化させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記制御手段は、前記遊技期間中に前記所定条件の充足にもとづく前記保留情報が発生し、且つ、所定の第3遊技条件が充足されると、前記遊技期間が終了するまでの間に前記演出用表示部に前記演出表示体を表示することを特徴とする。
本発明によれば、保留情報の消化に伴い、消化する保留情報に対応する保留表示体を、演出用表示部内における所定の消化表示領域へ移動させる(請求項2では、消化表示領域へ移動させた後、消化表示体に変化させる)ものにおいて、基本変動パターンが特別な基本変動パターンであると、図柄の変動開始から確定表示までの間に、所定の遊技期間にわたり演出用表示部に表示している保留表示体(請求項2では保留表示体及び消化表示体)を非表示とする。そして、所定の第1遊技条件が充足されていると、遊技期間中に演出用表示部に所定の演出表示体を表示するとともに、遊技期間の前後で消化表示領域に表示する保留表示体(請求項2では消化表示体)の種類を変化させ、所定の第2遊技条件が充足されていると、遊技期間中に演出用表示部に演出表示体を表示することなく、遊技期間の前後で消化表示領域に表示する保留表示体(請求項2では消化表示体)の種類を変化させるようになっている。したがって、そのような従来にない斬新な遊技を実行する遊技性の高い遊技機とすることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、遊技期間中に所定条件の充足にもとづく保留情報が発生し、且つ、所定の第3遊技条件が充足されると、遊技期間が終了するまでの間に演出用表示部に演出表示体を表示するようになっている。すなわち、保留表示体や消化表示体の種類が変化する場合にも、新しい保留情報が発生した場合にも演出表示体が表示され得ることになる。したがって、演出表示体による表示演出の実行の有無がバリエーションに富んでいる上、遊技者にとってどちらの状況が起こったのか判別しづらいという新たな遊技を実現することができ、一層遊技性の高い遊技機とすることができる。
パチンコ機を前面側から示した説明図である。 遊技盤を前面側から示した説明図である。 パチンコ機を後面側から示した説明図である。 パチンコ機の制御機構を示したブロック図である。 dカウンタの数値と「大当たり」の種別との対応を示した説明図である。 eカウンタの数値と基本変動パターンとの対応を示した説明図である。 基本変動パターンと詳細変動パターンとの対応を示した説明図である。 演出用表示部を示した説明図である。 fカウンタの数値と追加表示する保留表示体の種類との対応を示した説明図である。 gカウンタの数値と変化演出の実行の有無及び内容との対応を示した説明図である。 gカウンタの数値と変化演出の実行の有無及び内容との対応を示した説明図である。 保留表示体の変化演出に応じた特定表示演出に係るフローチャート図である。 保留表示体の追加表示に応じた特定表示演出に係るフローチャート図である。 演出用表示部で実行される特定表示演出に係る一態様を示した説明図である。 演出用表示部で実行される特定表示演出に係る一態様を示した説明図である。 演出用表示部で実行される特定表示演出に係る一態様を示した説明図である。 hカウンタの数値とGET表示演出の実行の有無との対応を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるパチンコ機について、図面にもとづき詳細に説明する。
(パチンコ機の全体的な説明)
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を支持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
当該遊技領域16は、遊技盤2の前面に円弧状に配設された外レール23及び内レール24等によって囲まれており、遊技領域16に左部における両レール23、24間が遊技球を遊技領域16内へ打ち込むための発射通路13とされている。また、遊技領域16の略中央には、「0」〜「9」の数字からなる装飾図柄66や各種保留表示体を表示したり、アニメーション等により表示演出を実行することに加え、後述するような演出表示体72等(図15等に示す)を用いた表示演出を実行するための演出用表示部6が設けられている。さらに、演出用表示部6を囲むように種々の電動役物を備えたセンター部材26が設置されており、センター部材26の左方には、遊技球が通過可能なゲート部材20が設けられている。
また、遊技領域16におけるセンター部材26の下方には、遊技球が入賞可能な始動入賞口19と、一対の翼片を開閉動作可能に備えたチューリップ式電動役物17と、開閉可能な扉部材を有する大入賞装置18とが設置されている。一方、遊技盤2の右下部で遊技領域16外となる位置には、第1特別図柄及び第2特別図柄を表示するための7セグメント表示器からなる特別図柄表示部61が設けられている。なお、遊技領域16の略全面には、多数の遊技釘が植設されている。さらに、特別図柄表示部61は、前扉4を閉塞したとしても、前扉4の前方にいる遊技者から視認可能な位置に設けられている。
また、機枠3の前面側であって上記遊技盤2の下方には、遊技球を発射装置10へ供給するための供給皿7、及び供給皿7から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿8が取り付けられており、供給皿7は前扉4の開放に伴い、貯留皿8はミドル枠5の開放に伴い夫々機枠3に対して片開き可能となっている。さらに、貯留皿8の右側には、発射装置10を作動させ、遊技球の遊技領域16への打ち込み強度を調整するためのハンドル9が回動操作可能に設置されている。加えて、供給皿7の前方には、遊技者が任意に押し込み操作可能な遊技ボタン25が設けられている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられている。加えて、前扉4の左右両側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを内蔵したランプ部材15、15が設けられている。
一方、機枠3の後面側には、供給皿7へ貸球や賞品球として払い出される遊技球を貯留するための貯留タンク11、当該貯留タンク11と連結された払出装置12、払出装置12における払い出し動作を制御する払出制御装置28、及び各制御基板や装置・部材に電源電圧を供給するための電源装置29等が設置されている。また、21は、合成樹脂製のカバー状に形成されたセンターカバーであって、当該センターカバー21の内部には、遊技に係る主たる制御(たとえば、所謂大当たり抽選等)を実行するためのメイン制御装置30(図4に示す)、演出用表示部6における表示動作等を制御する表示制御装置50(図4に示す)、ランプ部材15の点灯/点滅動作等を制御する発光制御装置51(図4に示す)、スピーカ14からの報音動作を制御する音制御装置52(図4に示す)、及び表示制御装置50や音制御装置52等の動作を統合的に制御するサブ制御装置40(図4に示す)等が設置されている。尚、22は、パチンコ機1をトランスに接続するためのプラグであり、27は、アースである。
次に、パチンコ機1の制御機構について、図4をもとに説明する。図4は、パチンコ機1の制御機構を示したブロック図である。
メイン制御装置30には、大当たり抽選の実行とともに下記部材の動作を制御するメインCPU32、ROMやRAM等といった記憶手段33、タイマ34、及びインターフェイス35等が搭載されたメイン制御基板31が内蔵されている。そして、該メイン制御基板31は、インターフェイス35を介して、チューリップ式電動役物17や大入賞装置18、始動入賞口19、ゲート部材20、及び特別図柄表示部61等と接続されている。また、メイン制御基板31は、サブ制御装置40内に内蔵されたサブ統合基板41とも電気的に接続されている。なお、図4では省略しているが、メイン制御基板31は、払出制御装置28や電源装置29等ともインターフェイス35を介して接続されている。
記憶手段33には、チューリップ式電動役物17を開動作させるか否かの抽選に使用するaカウンタ、大当たり抽選に使用するcカウンタ(大当たり判定用乱数)、特別図柄表示部61における特別図柄の確定表示態様を決定するdカウンタ(確定表示態様決定用乱数)、及び主に特別図柄の変動時間となる基本変動パターンを決定するeカウンタ(変動時間情報決定用乱数)等の複数のカウンタが内蔵されている。各カウンタは、電源投入時から所定の規則に従って所定の数値の間をごく短時間(たとえば1割込2.000ms)のうちに1ずつ加算しながらループカウントするループカウンタであって、当該カウンタを用いた数値の取得は、乱数からの数値の取得とみなすことができる。また、aカウンタは0〜9(10通り)の間を、cカウンタは0〜99(100通り)の間を、dカウンタは0〜4(5通り)の間を、及びeカウンタは0〜127(128通り)の間を夫々ループカウントするようになっている。そして、メインCPU32は、遊技球のゲート部材20の通過検出を契機としてaカウンタから1つの数値を取得する一方、遊技球の始動入賞口19やチューリップ式電動役物17への入賞検出を契機として、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタから夫々1つの数値を取得する(大当たり抽選を実行する)。
また、記憶手段33には、cカウンタの数値と「大当たり」であるか否かとを対応づけた大当たり判定用テーブル、dカウンタの数値と特別図柄表示部61に確定表示する第1特別図柄や第2特別図柄の確定表示態様とを対応づけた確定表示態様決定テーブル(図5に示す)、及びeカウンタの数値と基本変動パターンとを対応づけた基本変動パターン決定テーブル(図6に示す)等が記憶されている。この基本変動パターンとは、主に特別図柄の変動時間(変動開始から確定表示までの時間)を規定するものである。
さらに、記憶手段33には、たとえば特別図柄表示部61における第1特別図柄や第2特別図柄の変動表示中に始動入賞口19やチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞したような場合に、当該入賞に伴うcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を保留情報として、始動入賞口19とチューリップ式電動役物17とを区別した状態で夫々最大4つまで(合計8つまで)記憶する保留情報記憶領域36が設けられている。加えて、記憶手段33には、保留情報記憶領域36に記憶されている保留情報を1つずつ移行して記憶可能であり、大当たり抽選の結果が大当たりであるか否か等の大当たり判定を実行するための大当たり判定用記憶領域37が設けられている。尚、保留情報は、特別図柄及び装飾図柄が確定表示される度に所定の順番で順次大当たり判定用記憶領域37へ移行されて消化され(パチンコ機1では、チューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報が、始動入賞口19への入賞に係る保留情報よりも優先して消化される)、該消化に伴って新たな保留情報が記憶可能となる。
一方、サブ制御装置40には、サブ統合CPU42、記憶手段43、タイマ44、及びインターフェイス45等が搭載されたサブ統合基板41が内蔵されている。該サブ統合基板41は、インターフェイス45を介してメイン制御基板31と電気的に接続されているとともに、表示制御装置50、発光制御装置51、及び音制御装置52と電気的に接続されている。そして、サブ統合CPU42は、後述するようにメイン制御基板31から大当たり抽選に係る信号(後述するような各種コマンド等)を受信すると、その内容に応じて各制御装置を制御し、スピーカ14やランプ部材15の動作、演出用表示部6における装飾図柄の表示動作、及び演出用表示部6における後述するような演出表示体72を用いた表示演出等を制御する。
また、記憶手段43には、演出用表示部6に表示する装飾図柄を記憶する図柄記憶領域(図示せず)と、演出用表示部6における装飾図柄の詳細な変動表示態様やキャラクターの動画を用いたキャラクター演出等からなる複数の詳細変動パターンを記憶した変動パターン記憶領域46とが設けられており、種々の詳細変動パターンがメイン制御基板31で決定される基本変動パターンと対応づけて記憶されている(図7に示す)。さらに、記憶手段43には、メイン制御基板31から送信されてくる予定情報を記憶するための予定情報記憶領域47が設けられている。
以下、上記パチンコ機1における基本的な遊技動作について簡略に説明する。
まずパチンコ機1では、遊技球が始動入賞口19やチューリップ式電動役物17へ入賞する(所定条件の充足)と、当該入賞がメインCPU32により検出される。すると、メインCPU32は、所定個数(たとえば3個)の遊技球を賞球として払い出すとともに、入賞検出のタイミングでcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタから夫々1つの数値を取得し、さらに保留情報記憶領域36に記憶されている保留情報の数が最大値に達しているか否かを確認する。そして、保留情報の数が既に最大値に達していると、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を記憶することなく削除する。一方、最大値に達していないと、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を保留情報記憶領域36に記憶するとともに、遊技状態毎に設定されている大当たり判定用テーブルを参照して今回cカウンタから取得した数値が所定の「大当たり数値(たとえば通常状態の大当たり判定用テーブルでは、“0”の1通りとなっており、高確率状態の大当たり判定用テーブルでは、“0”〜“2”の3通りとなっている)」であるか否か(すなわち、大当たり抽選の結果が「大当たり」であるか否か)に加え、当該「大当たり」に係る判定結果を踏まえた上でのdカウンタからの取得数値と、始動入賞口19とチューリップ式電動役物17との何れへの入賞であるかとにもとづく特別図柄の確定表示態様、及び「大当たり」に係る判定結果を踏まえた上でのeカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンがどうなるかを、後述する大当たり判定よりも事前に事前判定として一旦判定する。さらに、メインCPU32は、当該事前判定の結果、始動入賞口19とチューリップ式電動役物17との何れへの入賞に伴う保留情報であるのか、及び何個目の保留情報にもとづくものであるのかを含んだ予定情報を作成し、サブ制御装置40へ送信する。
また、メインCPU32は、特別図柄表示部61において特別図柄を変動表示しているか、それとも確定表示しているかを常に確認しており、第1特別図柄と第2特別図柄とのどちらの特別図柄についても確定表示していると保留情報の有無を確認する。そして、保留情報が存在すると、消化する優先度が最も高い保留情報(本実施形態では、チューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報が存在すると、その保留情報のうち最も以前に記憶した保留情報となり、チューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報が存在しないと、始動入賞口19への入賞に係る保留情報のうち最も以前に記憶した保留情報となる)を大当たり判定用記憶領域37へ移行するとともに、当該保留情報について以下の大当たり判定を実行する。すなわち、保留情報を大当たり判定用記憶領域37へ移行した時点での遊技状態に対応した大当たり判定用テーブルを参照して、当該保留情報に係るcカウンタからの取得数値が上記「大当たり数値」であるか否か、つまり大当たり抽選の結果が「大当たり」であるか、それとも「はずれ」であるかを判定する。
そして、大当たり抽選の結果が「大当たり」である(cカウンタからの取得数値が「大当たり数値」である)と、dカウンタからの取得数値及び始動入賞口19とチューリップ式電動役物17との何れへの入賞であるかにもとづき特別図柄の確定表示態様(特別確定表示態様)を決定する。また、図6(b)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す。一方、大当たり抽選の結果が「はずれ」である(cカウンタからの取得数値が「大当たり数値」以外の数値である)と、dカウンタからの取得数値及び始動入賞口19とチューリップ式電動役物17との何れへの入賞であるかにもとづき特別図柄の確定表示態様を決定する。また、図6(a)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す。
その後、メインCPU32は、始動入賞口19とチューリップ式電動役物17との何れへの入賞に伴うものであるか、大当たり抽選の結果(「大当たり」であるか「はずれ」であるか)、特別図柄の確定表示態様、及び読み出した基本変動パターンの種類を示す情報を含んだ開始コマンドを作成するとともに、当該開始コマンドをサブ制御装置40へ送信する。また、特別図柄表示部61において、始動入賞口19への入賞に係る保留情報の消化であると第1特別図柄を、チューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報の消化であると第2特別図柄を所定の態様で夫々変動させるとともに、タイマ34による計時を開始する。そして、読み出した基本変動パターンに応じた図柄の変動時間が経過すると、大当たり抽選の結果を踏まえた上でのdカウンタからの取得数値及び始動入賞口19とチューリップ式電動役物17との何れへの入賞であるかにもとづく確定表示態様で、対応する特別図柄を確定表示させるとともに、停止信号を含んだ停止コマンドをサブ制御装置40へと送信する。
また、メインCPU32は、大当たり抽選の結果が「大当たり」であると、第1特別図柄若しくは第2特別図柄を特別確定表示態様で確定表示させた後、特別遊技状態である大当たり状態の開始を報知する開始デモ、大入賞装置18の所定回数にわたる断続的な開成、及び大当たり状態の終了を報知する終了デモからなる大当たり状態を生起させる。そして、大当たり状態の生起に伴い開成した大入賞装置18に遊技球が入賞すると、始動入賞口19やチューリップ式電動役物17へ入賞した場合と比較して多くの遊技球(たとえば10個)を賞球として払い出す。
さらに、メインCPU32は、大当たり状態の生起に係る特別図柄の確定表示態様が第1特別確定表示態様である(たとえば第1特別図柄の確定表示態様が「7」であったり、第2特別図柄の確定表示態様が「3」であったりする)と、確変大当たりであると判断し、大当たり状態の終了に伴い、大当たり状態が終了してから特別図柄の確定表示回数(第1特別図柄及び第2特別図柄の合計の確定表示回数)が所定の特定回数(たとえば50回)に達するまで、後述するようにチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞しやすく、且つ、上述したように大当たり抽選の結果が「大当たり」となる確率が向上した高確率状態(特定遊技状態)を生起させる。一方、大当たり状態の生起に係る特別図柄の確定表示態様が第2特別確定表示態様である(たとえば第1特別図柄の確定表示態様が「2」であったり、第2特別図柄の確定表示態様が「4」であったりする)と、非確変大当たりであると判断し、大当たり状態の終了後、上述したような高確率状態を生起させることなく、大当たり抽選の結果が「大当たり」となる確率が低い通常状態とする。
加えて、メインCPU32は、高確率状態において特別図柄の確定表示回数が特定回数に達するよりも前に(すなわち高確率状態中に)、大当たり抽選の結果が再び「大当たり」となると、上記同様に大当たり状態を生起させる。また、当該大当たりが確変大当たりであると、大当たり状態の終了に伴い、今回の大当たり状態が終了してから特別図柄の確定表示回数が再び特定回数に達するまで高確率状態を生起させる。一方、大当たり抽選の結果が「大当たり」となることなく特別図柄の確定表示回数が特定回数に達すると、高確率状態を終了させ、上記通常状態とする。
なお、メインCPU32は、チューリップ式電動役物17の開閉動作についても制御しており、遊技球がゲート部材20を通過すると、当該通過検出のタイミングでaカウンタから1つの数値を取得するとともに、aカウンタからの取得数値が所定の「当たり数値(たとえば高確率状態が生起していると“0”〜“8”の9通り、高確率状態が生起していないと“0”の1通りのみとなっている)」であるか否かを判定する。そして、aカウンタからの取得数値が「当たり数値」であると、閉状態にあるチューリップ式電動役物17を開動作させて開状態とする。このとき、高確率状態が生起していると、たとえば通常状態である場合と比べて長い時間(2秒間)に亘り開状態とすることを断続的に3回繰り返す態様等の特別開放動作態様で作動させる。したがって、チューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞しやすくなる。一方、通常状態である(高確率状態が生起していない)と、たとえば高確率状態が生起している場合と比べて短い時間(0.2秒)に亘り、しかも1回しか開状態としない態様等でしかチューリップ式電動役物17を作動させない。したがって、通常状態である場合には、そもそもチューリップ式電動役物17が開動作しにくい上、たとえ開動作したとしても極めて短時間しか開状態とならないため、チューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞しにくくなっている。
さらに、aカウンタからの取得数値が「当たり数値」であった際、高確率状態が生起している場合には、遊技球のゲート部材20の通過から比較的早いタイミング(たとえば1秒後)でチューリップ式電動役物17が開動作する一方、通常状態である場合には、遊技球のゲート部材20の通過から遅いタイミング(たとえば60秒後)にしかチューリップ式電動役物17が開動作しない。なお、aカウンタからの取得数値が「当たり数値」でないと、チューリップ式電動役物17を作動させず閉状態のままとする。
一方、サブ統合CPU42は、予定情報を受信すると予定情報記憶領域47へ記憶する。また、開始コマンドを受信すると、該開始コマンドに対応する予定情報を予定情報記憶領域47から読み出す。さらに、その開始コマンドに含まれている大当たり抽選の結果に係る情報及び特別図柄の確定表示態様等に応じて最終的に確定表示する装飾図柄の表示態様を決定するとともに、基本変動パターンに係る情報に対応する詳細変動パターンを変動パターン記憶領域46から読み出し、タイマ44により計時しながら、読み出した詳細変動パターンにしたがって演出用表示部6における装飾図柄を変動表示させる。そして、停止コマンドの受信に伴い、上記決定した表示態様で装飾図柄を演出用表示部6に確定表示させる。つまり、大当たり抽選の結果が「大当たり」であると、同一の装飾図柄を3つ並べる大当たり装飾図柄表示態様(たとえば“7・7・7”や“3・3・3”)で確定表示させる。また、大当たり抽選の結果が「はずれ」であると、3つのうち少なくとも1つの装飾図柄が他の2つの装飾図柄とは異なるはずれ装飾図柄表示態様(たとえば“1・2・3”)で確定表示させる。なお、読み出した予定情報については、予定情報記憶領域47から消去する。
また、サブ統合CPU42は、大当たり状態を生起させるにあたり、たとえば開始デモ中には、演出用表示部6を利用して大当たり状態の開始を報知し、大入賞装置18の開成が開始されると、大当たり状態における演出用表示部6での表示演出を記憶手段43から読み出し、演出用表示部6での表示動作を制御する。また、終了デモになると、演出用表示部6を利用して大当たり状態が終了する旨等を遊技者に報知する。
ここで、遊技者によるパチンコ機1での遊技を一般的な流れに沿って説明すると、遊技者は通常状態から遊技を開始することになり、ハンドル9を回動操作して、発射装置10を作動させ、発射通路13を介して遊技球を遊技領域16内へ打ち込み、まずは始動入賞口19への遊技球の入賞を狙う。そして、入賞した遊技球による大当たり抽選の結果が「大当たり」となって大当たり状態が生起すると、断続的に開成する大入賞装置18への遊技球の入賞を狙う。また、大当たり状態の終了後、高確率状態が生起すると、頻繁に開動作するチューリップ式電動役物17への遊技球の入賞を狙う。一方、大当たりが非確変大当たりであったり、大当たり抽選の結果が「大当たり」とならないまま高確率状態が終了すると、再び始動入賞口19への遊技球の入賞を狙う上記遊技へと戻る。
(演出表示体を用いた表示演出についての説明)
ここで、本発明の要部となる演出表示体を用いた表示演出について、図8〜図16をもとに説明する。
図8は、演出用表示部6を示した説明図である。図9は、fカウンタの数値と追加表示する保留表示体の種類との対応を示した説明図である。図10及び図11は、gカウンタの数値と変化演出の実行の有無及び内容との対応を示した説明図である。図12は、保留表示体の変化演出に応じた特定表示演出に係るフローチャート図である。図13は、保留表示体の追加表示に応じた特定表示演出に係るフローチャート図である。図14、図15、及び図16は、演出用表示部6で実行される特定表示演出に係る一態様を示した説明図である。
図8に示すように、サブ統合CPU42は、始動入賞口19への入賞に伴う保留情報が発生する(すなわち、始動入賞口19への入賞に起因した予定情報を受信する)と、演出用表示部6の左下部に保留表示体(たとえば通常保留表示体71や第1特殊保留表示体81等)を1つ追加する。この保留表示体の追加にあたっては、保留表示体が1つも表示されていない(すなわち始動入賞口19への入賞に係る保留情報が存在しない)と最も中央寄りの第1表示位置P1に、保留表示体が1つ表示されている(すなわち始動入賞口19への入賞に係る保留情報が既に1つ存在する)と第1表示位置P1の左隣の第2表示位置P2に、保留表示体が2つ表示されている(すなわち始動入賞口19への入賞に係る保留情報が既に2つ存在する)と第2表示位置P2の左隣の第3表示位置P3に、保留表示体が3つ表示されている(すなわち始動入賞口19への入賞に係る保留情報が既に3つ存在する)と第3表示位置P3の左隣の第4表示位置P4に夫々保留表示体を追加するといった態様となる。一方、チューリップ式電動役物17への入賞に伴う保留情報が発生する(すなわち、チューリップ式電動役物17への入賞に起因した予定情報を受信する)と、演出用表示部6の右下部に保留表示体を1つ追加する。この保留表示体の追加にあたっては、保留表示体が1つも表示されていないと最も中央寄りの第1特別表示位置Q1に、保留表示体が1つ表示されていると第1特別表示位置Q1の右隣の第2特別表示位置Q2に、保留表示体が2つ表示されていると第2特別表示位置Q2の右隣の第3特別表示位置Q3に、保留表示体が3つ表示されていると第3特別表示位置Q3の右隣の第4特別表示位置Q4に夫々保留表示体を追加するといった態様となる。
また、演出用表示部6の中央下部に消化表示領域65を形成しており、開始コマンドを受信すると、第1表示位置P1にある保留表示体(若しくは第1特別表示位置Q1にある保留表示体)を消化表示領域65へ移動させた後、後述するような態様で保留表示体の種類を変化させる等した上で装飾図柄及び特別図柄の確定表示に伴い消去する(このような消化表示領域65への移動から消去までの一連の過程を、保留表示体を消化するという)。さらに、この消化表示領域65への保留表示体の移動に伴い、消化表示領域65へ保留表示体が移動された側に表示されている今回消化されない保留表示体について、中央側へ1つ表示位置を移動させる(たとえば、第1表示位置にある保留表示体が消化された場合には、第2表示位置や第3表示位置にある保留表示体を、夫々第1表示位置や第2表示位置へ移動させる等)。なお、各種保留表示体やそれらの表示位置の移動に係る表示態様、及び消化に係る表示態様等は、サブ制御装置40の記憶手段43に設けられた保留演出記憶領域48に記憶されている。また、66は、演出用表示部6内で変動/確定表示される装飾図柄である。
さらに、保留演出記憶領域48には、保留表示体として通常保留表示体71(白)、第1特殊保留表示体81(青)、第2特殊保留表示体82(緑)、及び第3特殊保留表示体83(赤)の4種類の保留表示体が記憶されている。保留表示体71、81〜83は、全て同形状(ここでは円形)とされており、その色で種類を識別可能となっている。また、保留表示体が消化表示領域65で消化されるにあたり、当該消化に係る大当たり抽選の結果が「大当たり」である確率は、第3特殊保留表示体83が最も高く、次いで第2特殊保留表示体82、その次が第1特殊保留表示体81、最後が通常保留表示体71となっており、第3特殊保留表示体83が最も期待度の高い保留表示体、通常保留表示体71が最も期待度の低い保留表示体となっている。
さらにまた、保留演出記憶領域48には、大当たり抽選に使用するcカウンタ等と同様、高速で0〜99(100通り)の間をループカウントするfカウンタ(追加保留決定用乱数)、及び高速で0〜99(100通り)の間をループカウントするgカウンタ(変化演出決定用乱数)が内蔵されている。加えて、保留演出記憶領域48には、図9に示すようなfカウンタの数値と追加する保留表示体の種類とを対応づけた保留表示体決定テーブルや、図10及び図11に示すようなgカウンタの数値と変化演出の実行の有無とを対応づけた変化演出決定テーブル等も記憶されている。
そして、サブ統合CPU42は、予定情報の受信に応じてfカウンタから数値を取得するとともに、保留表示体決定テーブルを用い、fカウンタからの取得数値と受信した予定情報の内容とから追加する保留表示体の種類を決定し、当該決定した種類の保留表示体を対応する表示位置へ追加する。
すなわち、fカウンタからの取得数値が“0”〜“94”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンAとパターンBとの何れかであると通常保留表示体71を追加する。また、fカウンタからの取得数値が“95”〜“99”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンAとパターンBとの何れかであると第1特殊保留表示体81を追加する。
また、fカウンタからの取得数値が“0”〜“89”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンC1とパターンC2との何れかであると通常保留表示体71を追加する。さらに、fカウンタからの取得数値が“90”〜“99”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンC1とパターンC2との何れかであると第1特殊保留表示体81を追加する。
また、fカウンタからの取得数値が“0”〜“79”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンD1とパターンD2との何れかであると通常保留表示体71を追加する。さらに、fカウンタからの取得数値が“80”〜“94”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンD1とパターンD2との何れかであると第1特殊保留表示体81を追加する。さらにまた、fカウンタからの取得数値が“95”〜“99”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンD1とパターンD2との何れかであると第2特殊保留表示体82を追加する。
また、fカウンタからの取得数値が“0”〜“39”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンE1とパターンE2との何れかであると通常保留表示体71を追加する。さらに、fカウンタからの取得数値が“40”〜“74”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンE1とパターンE2との何れかであると第1特殊保留表示体81を追加する。さらにまた、fカウンタからの取得数値が“75”〜“94”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンE1とパターンE2との何れかであると第2特殊保留表示体82を追加する。加えて、fカウンタからの取得数値が“95”〜“99”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンE1とパターンE2との何れかであると第3特殊保留表示体83を追加する。
また、fカウンタからの取得数値が“0”〜“19”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンF1とパターンF2との何れかであると通常保留表示体71を追加する。さらに、fカウンタからの取得数値が“20”〜“69”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンF1とパターンF2との何れかであると第1特殊保留表示体81を追加する。さらにまた、fカウンタからの取得数値が“70”〜“89”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンF1とパターンF2との何れかであると第2特殊保留表示体82を追加する。加えて、fカウンタからの取得数値が“90”〜“99”の何れかであり、且つ、予定情報に係る基本変動パターンがパターンF1とパターンF2との何れかであると第3特殊保留表示体83を追加する。
一方、サブ統合CPU42は、開始コマンドの受信に応じてgカウンタから数値を取得するとともに、変化演出決定テーブルを用い、gカウンタからの取得数値、受信した開始コマンドの内容、及び移動前(追加時)の保留表示体の種類から、保留表示体を消化表示領域65へ移動した後、当該保留表示体を別の種類の保留表示体に変化させる変化演出を実行するか否か、及びどの種類の保留表示体に変化させるかを決定する。
すなわち、開始コマンドに係る基本変動パターンがA、B、C1、C2、D1、D2、E2、F2の何れかであると、開始コマンドに係る大当たり抽選の結果が「大当たり」であるか否か、及びgカウンタからの取得数値がどのような数値であるかに拘わらず、変化演出を実行しないと決定する。また、開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンE1であり、且つ、移動前の保留表示体が第3特殊保留表示体83である場合、及び開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンF1であり、且つ、移動前の保留表示体が第3特殊保留表示体83である場合も同様で、開始コマンドに係る大当たり抽選の結果が「大当たり」であるか否か、及びgカウンタからの取得数値がどのような数値であるかに拘わらず、変化演出を実行しないと決定する。
また、大当たり抽選の結果が「はずれ」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンE1であり、且つ、移動前の保留表示体が通常保留表示体71であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“79”の何れかであった場合には変化演出を実行しない一方、gカウンタからの取得数値が“80”〜“99”の何れかであった場合には、通常保留表示体71を第1特殊保留表示体81に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「はずれ」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンE1であり、且つ、移動前の保留表示体が第1特殊保留表示体81であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“84”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“85”〜“94”の何れかであった場合には、第1特殊保留表示体81を第2特殊保留表示体82に変化させる変化演出を実行し、gカウンタからの取得数値が“95”〜“99”の何れかであった場合には、第1特殊保留表示体81を第3特殊保留表示体83に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「はずれ」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンE1であり、且つ、移動前の保留表示体が第2特殊保留表示体82であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“89”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“90”〜“99”の何れかであった場合には、第2特殊保留表示体82を第3特殊保留表示体83に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「はずれ」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンF1であり、且つ、移動前の保留表示体が通常保留表示体71であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“59”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“60”〜“89”の何れかであった場合には、通常保留表示体71を第1特殊保留表示体81に変化させる変化演出を実行し、gカウンタからの取得数値が“90”〜“99”の何れかであった場合には、通常保留表示体71を第2特殊保留表示体82に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「はずれ」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンF1であり、且つ、移動前の保留表示体が第1特殊保留表示体81であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“69”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“70”〜“94”の何れかであった場合には、第1特殊保留表示体81を第2特殊保留表示体82に変化させる変化演出を実行し、gカウンタからの取得数値が“95”〜“99”の何れかであった場合には、第1特殊保留表示体81を第3特殊保留表示体83に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「はずれ」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンF1であり、且つ、移動前の保留表示体が第2特殊保留表示体82であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“79”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“80”〜“99”の何れかであった場合には、第2特殊保留表示体82を第3特殊保留表示体83に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「大当たり」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンE1であり、且つ、移動前の保留表示体が通常保留表示体71であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“59”の何れかであった場合には変化演出を実行しない一方、gカウンタからの取得数値が“60”〜“99”の何れかであった場合には、通常保留表示体71を第1特殊保留表示体81に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「大当たり」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンE1であり、且つ、移動前の保留表示体が第1特殊保留表示体81であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“64”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“65”〜“89”の何れかであった場合には、第1特殊保留表示体81を第2特殊保留表示体82に変化させる変化演出を実行し、gカウンタからの取得数値が“90”〜“99”の何れかであった場合には、第1特殊保留表示体81を第3特殊保留表示体83に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「大当たり」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンE1であり、且つ、移動前の保留表示体が第2特殊保留表示体82であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“74”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“75”〜“99”の何れかであった場合には、第2特殊保留表示体82を第3特殊保留表示体83に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「大当たり」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンF1であり、且つ、移動前の保留表示体が通常保留表示体71であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“29”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“30”〜“79”の何れかであった場合には、通常保留表示体71を第1特殊保留表示体81に変化させる変化演出を実行し、gカウンタからの取得数値が“80”〜“99”の何れかであった場合には、通常保留表示体71を第2特殊保留表示体82に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「大当たり」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンF1であり、且つ、移動前の保留表示体が第1特殊保留表示体81であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“39”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“40”〜“74”の何れかであった場合には、第1特殊保留表示体81を第2特殊保留表示体82に変化させる変化演出を実行し、gカウンタからの取得数値が“75”〜“99”の何れかであった場合には、第1特殊保留表示体81を第3特殊保留表示体83に変化させる変化演出を実行する。
また、大当たり抽選の結果が「大当たり」である開始コマンドに係る基本変動パターンがパターンF1であり、且つ、移動前の保留表示体が第2特殊保留表示体82であると、gカウンタからの取得数値が“0”〜“59”の何れかであった場合には変化演出を実行しない。一方、gカウンタからの取得数値が“60”〜“99”の何れかであった場合には、第2特殊保留表示体82を第3特殊保留表示体83に変化させる変化演出を実行する。
ここで、パターンE1及びパターンF1に対応する詳細変動パターンについて説明すると、当該詳細変動パターンでは、演出用表示部6において、左右の装飾図柄66、66を停止表示として中央の装飾図柄66のみを変動表示とする所謂リーチ表示を確定させてから、中央の装飾図柄66についても停止表示とするまでの間の所定の遊技期間(たとえば20秒間)にわたって、演出用表示部6の略全域を利用してキャラクター73によるアニメーションを表示するようになっている。また、その遊技期間においては、第1表示位置P1〜第4表示位置P4、第1特別表示位置Q1〜第4特別表示位置Q4、及び消化表示領域65に表示されている全ての保留表示体が非表示とされる。そして、上記保留表示体の変化演出とは、遊技期間を挟んだ前後で保留表示体が別の種類のものに変化させる演出をいう。
加えて、保留演出記憶領域48に、「GET」というメッセージ表示を含んだ演出表示体72と、高速で0〜1(2通り)の間をループカウントするhカウンタ(GET表示決定用乱数)と、図17に示すようなhカウンタの数値と表示演出の実行の有無とを対応づけたGET表示決定テーブルとが記憶されている一方、演出用表示部6の右上には、演出表示体72が表示される第1演出表示位置R1と第2演出表示位置R2とが設定されており、サブ制御装置40は、演出用表示部6における演出表示体72を用いた特定表示演出を図12及び図13に記載の制御に沿って実行する。
まずサブ統合CPU42は、開始コマンドを受信すると、gカウンタから数値を取得するとともに、gカウンタからの取得数値及び開始コマンドの内容にもとづき、上述したようにして消化表示領域65へ移行した保留表示体について変化演出を実行するか否か、及び変化演出の内容を決定する(S1、S2)。また、変化演出を実行すると決定するとhカウンタから数値を取得し、当該hカウンタからの取得数値にもとづいて、後述するような演出表示体72を用いた表示演出を実行するか否かを決定する(S3)。そして、演出表示体72を用いた表示演出を実行する(S3でYESと判断した場合、第1遊技条件の充足)にあたっては、全ての保留表示体を非表示とする遊技期間が開始(S4)されてから所定の待機時間(たとえば3秒間)の経過(S5でYESと判断)をもって、第1演出表示位置R1に演出表示体72が表示されているか否かを確認し(S6)、表示されていない場合には(S6でNOと判断すると)第1演出表示位置R1に、表示されている場合には(S6でYESと判断すると)第2演出表示位置R2に夫々演出表示体72を表示する(S7、S8、特定表示演出を実行する)。そして、遊技期間の終了(S9)をもって対応する演出表示体72を消去し(S10)、変化演出の内容に応じた種類の保留表示体を消化表示領域65に表示する(S11)。一方、演出表示体72を用いた表示演出を実行しない(S3でNOと判断した)場合には、上記遊技期間中に演出表示体72を第1演出表示位置R1や第2演出表示位置R2に表示させないまま遊技を進行させ、遊技期間の終了をもって変化演出の内容に応じた種類の保留表示体を消化表示領域65に表示する(S11)。
次にサブ統合CPU42は、予定情報を受信すると、fカウンタから数値を取得するとともに、fカウンタからの取得数値及び予定情報の内容にもとづき、上述したようにして演出用表示部6に追加する保留表示体の種類を決定する(S21)。また、現時点(予定情報を受信したタイミング)における演出用表示部6での表示態様を確認し、上記遊技期間内であるか否かを判断する(S22)。そして、現時点が遊技期間内でない(S22でNOと判断する)と、当該予定情報に対応する表示位置(第1表示位置P1〜第4表示位置P4、第1特別表示位置Q1〜第4特別表示位置Q4の何れか)にS21で決定した種類の保留表示体を追加表示する(S32)。
一方、現時点が遊技期間内である(S22でYESと判断する)と、現時点で予定情報の受信に係る演出表示体72による特定表示演出を実行しているか否かを判断し(S23)、まだ予定情報の受信に係る演出表示体72による特定表示演出を実行していない場合には(S23でNOと判断すると)、S21で決定した保留表示体(すなわち、追加表示する予定の保留表示体)の種類が通常保留表示体71であるか否かを判断する(S24)。そして、S21で決定した保留表示体の種類が通常保留表示体71でない(S24でNOと判断する)と、第1演出表示位置R1に演出表示体72が表示されているか否かを確認し(S25)、表示されていない場合には(S25でNOと判断すると)第1演出表示位置R1に演出表示体72を表示する(S26、特定表示演出を実行する)。
また、既に第1演出表示位置R1に演出表示体72が表示されている場合には(S25でYESと判断すると)、その演出表示体72は消化表示領域65での変化演出に係る表示であるため、当該遊技期間後に消化表示領域65に表示させる保留表示体(変化後の保留表示体)と、今回受信した予定情報に係る保留表示体(追加予定の保留表示体)とで期待度の高低を比較し(S27)、今回受信した予定情報に係る保留表示体の期待度が高い(S27でYESと判断する)と、第2演出表示位置R2に夫々演出表示体72を表示する(S28、特定表示演出を実行する)。その後、表示した演出表示体72は遊技期間の終了(S29)をもって消去し(S30)、予定情報に対応する表示位置にS21で決定した種類の保留表示体を追加表示する(S32)。
以上から、本実施形態では、予定情報の受信時に遊技期間内において既に予定情報の受信に係る特定表示演出が実行されておらず、且つ、追加表示する保留表示体の種類が通常保留表示体71でない上、当該変動表示に係り消化表示領域65で変化演出が実行されないという条件の充足や、予定情報の受信時に遊技期間内において既に予定情報の受信に係る特定表示演出が実行されておらず、且つ、追加表示する保留表示体の種類が、通常保留表示体71でない上、当該変動表示に係り変化後の保留表示体よりも期待度の高い保留表示体であるという条件の充足が遊技条件の充足ということになる。
なお、S27における判断の結果、遊技期間後に消化表示領域65に表示させる保留表示体の方が期待度が高い(S27でNOと判断した)場合には、特定表示演出を実行しない(演出表示体72を表示しない)。また、今回予定情報を受信した時点で、既に別の予定情報の受信に係る演出表示体72による特定表示演出をすでに実行していた(S23でYESと判断した)場合や、S21で決定した保留表示体の種類が通常保留表示体71である(S24でYESと判断する)場合にも、特定表示演出を実行しない(演出表示体72を表示しない)。そして、それらの理由で特定表示演出を実行しない場合には、遊技期間の終了(S31)をもって、予定情報に対応する表示位置にS21で決定した種類の保留表示体を追加表示する(S32)。
ここで、図14〜図16にもとづき、上述したような特定表示演出が実行される様子を実際の遊技の流れに沿って説明する。
チューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報が2つ存在し、且つ、どちらの保留情報に対応する保留表示体M1、M2も通常保留表示体71、71である状況にあるとする(図14(a))。そして、そのような状況から装飾図柄66、66・・の変動表示が開始され、当該変動表示中に保留表示体の変化演出が実行される場合について説明すると、まず第1表示位置P1に表示されていた保留表示体M1が消化表示領域65へ、第2表示位置P2に表示されていた保留表示体M2が第1表示位置P1へ夫々移動されるとともに、全ての装飾図柄66、66・・の変動表示が開始される(図14(b))。その後、左右の装飾図柄66、66が順に停止表示となってリーチ表示になる(図14(c))と、キャラクター73が登場して保留表示体M1、M2が共に非表示となる遊技期間が開始される(図15(a))。そして、演出表示体72を用いた表示演出が実行される場合には、遊技期間の開始から待機時間が経過すると、第1演出表示位置R1に演出表示体72が表示される(図15(b))。当該演出表示体72の表示は遊技期間が終了するまで継続され、遊技期間の終了をもって演出表示体72が消去されるとともに、消化表示領域65に変化後の保留表示体M1(ここでは第2特殊保留表示体82)が表示される(図15(c))という流れで遊技は進行する。一方、演出表示体72を用いた表示演出が実行されない場合には、演出表示体72が表示されないまま遊技期間が終了し、消化表示領域65に変化後の保留表示体M1が表示される(図15(c))という流れで遊技は進行する。
次に、遊技期間中に保留表示体の変化演出が実行されるとともに、特殊な保留表示体が追加される場合について5つのケースに分けて説明する。
ケース1.遊技期間の開始後、待機時間が経過するまでの間にチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞した場合であって、保留表示体の変化演出に係る演出表示体72の表示演出は実行すると決定されていた場合
リーチ表示となり(図14(c))、キャラクター73が登場して保留表示体M1、M2が共に非表示となる遊技期間が開始された(図15(a))後、待機時間が経過するまでの間にチューリップ式電動役物17に遊技球が入賞し、その結果、当該入賞に係り追加される保留表示体が第1特殊保留表示体81であったとすると、チューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞したタイミングで第1演出表示位置R1に演出表示体72が表示される(図15(b))。その後、遊技期間の開始から待機時間の経過をもって、第2演出表示位置R2に保留表示体の変化演出の報知に係る演出表示体72が表示される(図16(a))。そして、演出表示体72、72の表示は遊技期間が終了するまで継続され、遊技期間の終了をもって演出表示体72、72が消去されるとともに、消化表示領域65に変化後の保留表示体M1(ここでは第2特殊保留表示体82)が表示されるとともに、第2表示位置P2に、遊技期間中におけるチューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報に対応する保留表示体(第1特殊保留表示体81)が追加表示される(図16(c))という流れで遊技は進行する。このケース1では、第1演出表示位置R1に保留表示体の追加表示に係る演出表示体72が、第2演出表示位置R2に保留表示体の変化演出に係る演出表示体72が夫々表示される。
ケース2.遊技期間の開始後、待機時間が経過するまでの間にチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞した場合であって、保留表示体の変化演出に係る演出表示体72の表示演出は実行しないと決定されていた場合
リーチ表示となり(図14(c))、キャラクター73が登場して保留表示体M1、M2が共に非表示となる遊技期間が開始された(図15(a))後、待機時間が経過するまでの間にチューリップ式電動役物17に遊技球が入賞し、その結果、当該入賞に係り追加される保留表示体が第1特殊保留表示体81であったとすると、チューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞したタイミングで第1演出表示位置R1に演出表示体72が表示される(図15(b))。ただ、それから遊技期間の開始から待機時間が経過したとしても、第2演出表示位置R2に演出表示体72は表示されない(図15(b)のまま)。そして、演出表示体72の表示は遊技期間が終了するまで継続され、遊技期間の終了をもって演出表示体72が消去されるとともに、消化表示領域65に変化後の保留表示体M1(ここでは第2特殊保留表示体82)が表示されるとともに、第2表示位置P2に、遊技期間中におけるチューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報に対応する保留表示体(第1特殊保留表示体81)が追加表示される(図16(c))という流れで遊技は進行する。このケース2では、第1演出表示位置R1に保留表示体の追加表示に係る演出表示体72が表示されるものの、第2演出表示位置R2に保留表示体の変化演出に係る演出表示体72は表示されない。
ケース3.遊技期間の開始後、待機時間が経過した後でチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞し、且つ、当該入賞に係り追加表示される保留表示体が期待度の高い保留表示体であった場合であって、待機時間の経過に伴い保留表示体の変化演出に係る演出表示体72の表示演出が実行されていた場合
リーチ表示となり(図14(c))、キャラクター73が登場して保留表示体M1、M2が共に非表示となる遊技期間が開始される(図15(a))と、遊技期間の開始から待機時間の経過をもって、第1演出表示位置R1に保留表示体の変化演出の報知に係る演出表示体72が表示される(図15(b))。その後、遊技期間中にチューリップ式電動役物17に遊技球が入賞し、その結果、当該入賞に係り追加される保留表示体が、消化表示領域65において変化後に表示される保留表示体の種類よりも期待度の高い保留表示体である(ここでは、追加される保留表示体が第3特殊保留表示体83であり、変化後の保留表示体が第1特殊保留表示体81であったとする)と、チューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞したタイミングで第2演出表示位置R2に演出表示体72が表示される(図16(a))。そして、演出表示体72、72の表示は遊技期間が終了するまで継続され、遊技期間の終了をもって演出表示体72、72が消去されるとともに、消化表示領域65に変化後の保留表示体M1(第1特殊保留表示体81)が表示されるとともに、第2表示位置P2に、遊技期間中におけるチューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報に対応する保留表示体(第3特殊保留表示体83)が追加表示される(図16(b))という流れで遊技は進行する。このケース3では、第1演出表示位置R1に保留表示体の変化演出に係る演出表示体72が、第2演出表示位置R2に保留表示体の追加表示に係る演出表示体72が夫々表示される。
ケース4.遊技期間の開始後、待機時間が経過した後でチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞し、且つ、当該入賞に係り追加表示される保留表示体が期待度の低い保留表示体であった場合であって、待機時間の経過に伴い保留表示体の変化演出に係る演出表示体72の表示演出が実行されていた場合
リーチ表示となり(図14(c))、キャラクター73が登場して保留表示体M1、M2が共に非表示となる遊技期間が開始される(図15(a))と、遊技期間の開始から待機時間の経過をもって、第1演出表示位置R1に保留表示体の変化演出の報知に係る演出表示体72が表示される(図15(b))。その後、遊技期間中にチューリップ式電動役物17に遊技球が入賞し、その結果、当該入賞に係り追加される保留表示体が、消化表示領域65において変化後に表示される保留表示体の種類よりも期待度の低い保留表示体である(ここでは、追加される保留表示体が第1特殊保留表示体81であり、変化後の保留表示体が第2特殊保留表示体82であったとする)と、チューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞したにも拘わらず、第2演出表示位置R2に演出表示体72が表示されない(図15(b)のまま)。そして、演出表示体72の表示は遊技期間が終了するまで継続され、遊技期間の終了をもって演出表示体72が消去されるとともに、消化表示領域65に変化後の保留表示体M1(第2特殊保留表示体82)が表示されるとともに、第2表示位置P2に、遊技期間中におけるチューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報に対応する保留表示体(第1特殊保留表示体81)が追加表示される(図16(c))という流れで遊技は進行する。このケース4では、特殊な保留表示体が追加されるものの、当該追加表示に係る報知はなされない。
ケース5.遊技期間の開始後、待機時間が経過した後でチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞したものの、待機時間の経過に伴い保留表示体の変化演出に係る演出表示体72の表示演出が実行されていなかった場合
リーチ表示となり(図14(c))、キャラクター73が登場して保留表示体M1、M2が共に非表示となる遊技期間が開始され(図15(a))、そのまま待機時間が経過したものの、第1演出表示位置R1に保留表示体の変化演出の報知に係る演出表示体72は表示されない(図15(a)のまま)。その後、遊技期間中にチューリップ式電動役物17に遊技球が入賞すると、当該入賞に係り追加される保留表示体の期待度の高低に拘わらず(すなわち、消化表示領域65において変化後に表示される保留表示体の種類よりも期待度の高い保留表示体であっても、期待度の低い保留表示体であっても)、チューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞したタイミングで第1演出表示位置R1に演出表示体72が表示される(図15(b))。そして、今回はケース4同様、追加される保留表示体が第1特殊保留表示体81であり、変化後の保留表示体が第2特殊保留表示体82であったとする。すると、演出表示体72の表示は遊技期間が終了するまで継続され、遊技期間の終了をもって演出表示体72が消去されるとともに、消化表示領域65に変化後の保留表示体M1(第2特殊保留表示体82)が表示されるとともに、第2表示位置P2に、遊技期間中におけるチューリップ式電動役物17への入賞に係る保留情報に対応する保留表示体(第1特殊保留表示体81)が追加表示される(図16(c))という流れで遊技は進行する。このケース5では、期待度の低い特殊保留表示体が追加されるものの、当該追加表示に係る報知が実行されることとなる。
(本実施形態のパチンコ機による効果)
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、保留表示体を非表示とする遊技期間の前後で、消化表示領域65に表示している保留表示体の種類を変化させる変化演出を行う場合に、所定の第1遊技条件が充足されていると、遊技期間中に第1演出表示位置R1や第2演出表示位置R2に演出表示体72を表示して、遊技期間の前後で消化表示領域65に表示する保留表示体の種類を変化させる一方、所定の第2遊技条件が充足されていると、遊技期間中に演出用表示部6内に演出表示体72を表示することなく、遊技期間の前後で消化表示領域65に表示する保留表示体の種類を変化させるようになっている。したがって、そのような従来にない斬新な遊技を実行する遊技性の高いパチンコ機1とすることができる。
また、保留表示体を非表示とする遊技期間中にチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞する等して新たな保留情報が発生したとしても、それらの保留情報に対応して追加表示される予定の保留表示体が期待度の高い保留表示体(第1特殊保留表示体81、第2特殊保留表示体82、第3特殊保留表示体83)であったり、演出用表示部6に演出表示体72が表示されていない等の遊技条件が充足されていると、保留情報が発生したタイミングで(すなわち、遊技期間が終了するまでの間に)第1演出表示位置R1や第2演出表示位置R2に演出表示体72を表示する。したがって、演出表示体72による表示演出の実行の有無がバリエーションに富んでいる上、遊技者にとって保留表示体の変化が起こるのか、それとも新しい保留情報が発生したのか判別しづらいという新たな遊技を実現することができ、一層遊技性の高いパチンコ機1とすることができる。
さらに、保留情報が発生したタイミング等に応じて、第1演出表示位置R1に表示される演出表示体72や第2演出表示位置R2に表示される演出表示体72が、夫々どのような内容にもとづく演出表示体72であるのかが変わるため、演出表示体72による表示演出が単調でなく、一層遊技性の高いパチンコ機1とすることができる。
加えて、変化演出に係る保留表示体の種類と発生した保留情報に対応する保留表示体の種類との関係等に応じて、演出表示体72が表示されたり表示されなかったりするため、演出表示体72による表示演出が一層バリエーションに富んでおり、極めて遊技性の高いパチンコ機1とすることができる。
(本発明の変更例について)
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、演出表示体を用いた特定表示演出の制御等に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
たとえば上記実施形態では、保留表示体として通常保留表示体、第1特殊保留表示体、、第2特殊保留表示体、及び第3特殊保留表示体の4種類の保留表示体を用いるとしているが、3種類以下であってもよいし、5種類以上の保留表示体を用いるように構成しても何ら問題はない。さらに、上記実施形態では、第1特殊保留表示体や第2特殊保留表示体等と通常保留表示体とでは色のみが異なるとしているが、色、形状、大きさのうちの少なくとも1つが異なっていればよい。
また、演出表示体をどのような形状、大きさの表示体とするかについても適宜設計変更可能であるし、演出表示体を表示する表示位置についても上記実施形態の位置に何ら限定されることはない。
さらに、上記実施形態では、表示した演出表示体は遊技期間が終了するまで表示し続けるとしているが、たとえば1秒程度の短時間しか表示しないとしてもよいし、複数回点滅表示させた後に消去する等してもよく、演出表示体の表示態様についても適宜設計変更可能である。
さらにまた、保留表示体の追加表示に係る演出表示体と保留表示体の変化演出に係る演出表示体との種類を異ならせても良いし、演出表示体の種類に応じて表示態様を異ならせる等してもよい。
またさらに、上記実施形態では、基本変動パターンに応じて追加表示する保留表示体の種類を決定するとしているが、追加表示する保留表示体の種類を大当たり抽選の結果(「大当たり」であるか否か)に関連づけてもよい。
また、上記実施形態では、消化表示領域にある保留表示体のみ種類が変化するとしているが、第2表示位置や第1表示位置等、消化表示領域以外の位置に表示されている保留表示体について変化演出を行うことは当然可能である。
さらに、保留表示体が非表示となる遊技期間以外の期間においても変化演出が行われることがあるように構成することも当然可能である。
さらにまた、上記実施形態とは異なり、保留表示体が非表示となる遊技期間中に新たな保留情報が発生すると必ず演出表示体が表示されるように構成してもよい。
またさらに、上記実施形態では、保留表示体をそのまま消化表示領域へ移動させて消化させるとしているが、消化表示領域への移動に伴い保留表示体を消化表示体に変化させる(具体的には色や形状、大きさ等を変化させる)としても何ら問題はない。その場合、消化表示体についても非表示とすればよいし、非表示の前後で消化表示体の種類を変化させればよい。
加えて、上記実施形態では、遊技機の一例であるパチンコ機について説明しているが、本発明は、たとえば封入式パチンコ機等といった他の遊技機に対しても当然適用可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、制御手段や図柄表示部、演出用表示部等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。例えば、「制御手段」は、ハード単体でも、ソフトを含んだものであっても構わない。さらには、全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば容易に考えられる事項である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
1・・パチンコ機(遊技機)、6・・演出用表示部、18・・大入賞装置(特別入賞手段)、30・・メイン制御装置(制御手段)、36・・保留情報記憶領域、40・・サブ制御装置(制御手段)、42・・サブ統合CPU、43・・記憶手段、47・・予定情報記憶領域、48・・保留演出記憶領域、61・・特別図柄表示部(図柄表示部)、65・・消化表示領域、71・・通常保留表示体(保留表示体)、72・・演出表示体、81・・第1特殊保留表示体(保留表示体、特殊保留表示体)、82・・第2特殊保留表示体(保留表示体、特殊保留表示体)、83・・第3特殊保留表示体(保留表示体、特殊保留表示体)、R1・・第1演出表示位置、R2・・第2演出表示位置。

Claims (3)

  1. 図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、各種表示演出を行うための演出用表示部と、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段を備えており、
    前記制御手段は、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間を含む基本変動パターンとを決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、
    さらに、前記所定条件の充足にもとづいて前記1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値を所定数まで保留情報として記憶する一方、前記図柄の確定表示に伴い、所定の順序にしたがい前記保留情報を1つ消化する遊技機であって、
    前記制御手段は、前記保留情報の記憶に伴い、前記演出用表示部内に保留表示体を1つ追加するとともに、前記保留情報の消化に伴い、消化する前記保留情報に対応する前記保留表示体を、前記演出用表示部内における所定の消化表示領域へ移動させる一方、
    前記基本変動パターンが特別な基本変動パターンであると、前記図柄の変動開始から確定表示までの間に、所定の遊技期間にわたり前記演出用表示部に表示している前記保留表示体を非表示とし、
    所定の第1遊技条件が充足されていると、前記遊技期間中に前記演出用表示部に所定の演出表示体を表示するとともに、前記遊技期間の前後で前記消化表示領域に表示する前記保留表示体の種類を変化させ、
    所定の第2遊技条件が充足されていると、前記遊技期間中に前記演出用表示部に前記演出表示体を表示することなく、前記遊技期間の前後で前記消化表示領域に表示する前記保留表示体の種類を変化させることを特徴とする遊技機。
  2. 図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、各種表示演出を行うための演出用表示部と、遊技に係る動作や前記図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段を備えており、
    前記制御手段は、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間を含む基本変動パターンとを決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、
    さらに、前記所定条件の充足にもとづいて前記1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値を所定数まで保留情報として記憶する一方、前記図柄の確定表示に伴い、所定の順序にしたがい前記保留情報を1つ消化する遊技機であって、
    前記制御手段は、前記保留情報の記憶に伴い、前記演出用表示部内に保留表示体を1つ追加するとともに、前記保留情報の消化に伴い、消化する前記保留情報に対応する前記保留表示体を、前記演出用表示部内における所定の消化表示領域へ移動させ、さらに当該保留表示体を消化表示体に変化させる一方、
    前記基本変動パターンが特別な基本変動パターンであると、前記図柄の変動開始から確定表示までの間に、所定の遊技期間にわたり前記演出用表示部に表示している前記保留表示体及び前記消化表示体を非表示とし、
    所定の第1遊技条件が充足されていると、前記遊技期間中に前記演出用表示部に所定の演出表示体を表示するとともに、前記遊技期間の前後で前記消化表示領域に表示する前記消化表示体の種類を変化させ、
    所定の第2遊技条件が充足されていると、前記遊技期間中に前記演出用表示部に前記演出表示体を表示することなく、前記遊技期間の前後で前記消化表示領域に表示する前記消化表示体の種類を変化させることを特徴とする遊技機。
  3. 前記制御手段は、前記遊技期間中に前記所定条件の充足にもとづく前記保留情報が発生し、且つ、所定の第3遊技条件が充足されると、前記遊技期間が終了するまでの間に前記演出用表示部に前記演出表示体を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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