JP5859225B2 - 容器供給装置 - Google Patents
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Description
また、エア搬送コンベヤで空のPETボトル等の容器を搬送する場合に、容器がコンベヤで多量に集積されると後方からの容器の高い押圧により容器が変形或いは損傷してしまうことがあるため、前記エア搬送コンベヤの途中に搬送機構を設けて、前記エア搬送コンベヤ上で容器が満杯になっている時には搬送機構で容器搬送を停止または低速にし、前記エア搬送コンベヤ上で容器が不足している時には搬送機構で容器搬送を高速にするという工夫がなされてきた。(特許文献1)
一方、前記入口コンベヤでの容器密着量が多すぎると、密着した容器による押圧が高くなって、容器処理機器駆動装置の過負荷防止機構が作動し、これに対処するために多大な時間を無駄にしてしまうことがあり、また、容器が前記高い押圧によって変形或いは損傷してしまうことがあるので、容器密着量を適切に制限することも必要となることがある。
前記説明の一見矛盾した条件を解決するため、入口コンベヤで容器による押圧を高めずに一定量の容器密着量で容器に変形或いは損傷を与えず、また、容器処理機器に不具合を生じさせないようにする要求が高まりつつある。
(1)第1の手段の容器供給装置は、上流の搬送コンベヤと、その下流側の入口コンベヤとを備え、前記搬送コンベヤ及び前記入口コンベヤを経由して容器処理機器へ容器を供給する容器供給装置において、前記搬送コンベヤの下流側と前記入口コンベヤの上流側に跨るように配置され、前記容器を保持し、所定の容器間隔に容器相互が切り離されるよう、前記容器を搬送補助する搬送補助装置と、前記入口コンベヤ上で隣接する容器相互が密着しているか否かを検知する第一容器センサと、前記搬送コンベヤ上であって前記搬送補助装置より上流側で、隣接する容器相互が密着しているか否かを検知する第二容器センサと、前記第一容器センサ及び前記第二容器センサによる検知内容に応じて、前記搬送コンベヤ及び前記搬送補助装置による前記容器の搬送速度を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記入口コンベヤ上の上流側部分に隣接する容器相互が離れる切り離し区間が形成されるよう、前記入口コンベヤの搬送速度を前記搬送コンベヤ或いは前記搬送補助装置の搬送速度よりも高くし、前記第一容器センサは、前記入口コンベヤ上の上流側部分であって、前記切り離し区間とする区間で、隣接する容器相互が密着しているか否かを検知し、前記制御装置は、さらに、前記第一容器センサによる検出内容に応じて、前記切り離し区間で隣接する容器相互が密着していない状態を維持できるよう、前記搬送コンベヤ、前記搬送補助装置及び前記入口コンベヤによる前記容器の搬送速度を制御することを特徴とする。
本発明の第1の実施の形態を図1から図3に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる容器供給装置を組み込んだラインの一部を示す平面図である。
図2は、図1のII−II断面図である。
図3は、図1のIII−III断面図である。
図1において、容器供給装置1は、上流のF1方向から搬入されてくる容器Bが、容器供給能力を制御可能な能力制御コンベヤである搬送コンベヤ7上を一対の側面ガイド7gにガイドされながら搬送され、前記搬送コンベヤ7の途中に設けられた搬送補助装置8により、所定間隔に切り離されながら搬出され、斜めガイドを含む一対の側面ガイド71にガイドされながら前記搬送コンベヤ7から並列配置の入口コンベヤ6上を搬送されて、下流のラベラ(ここでは、容器処理機器をラベラとしている。以下、容器処理機器をラベラと称する。)5のスクリュー54部へ供給されるようになっている。
なお、図1において、前記回転体51、入口スターホイール52、出口スターホイール53は、容器保持部の図示を省略して要部のみを概念図として図示している。
前記容器センサ9によって容器Bの密着状態を検知された時は、前記搬送コンベヤ7は定常より低い適切な搬送速度で運転(容器供給量を少なくした運転)をされ、また、同様に、前記搬送補助装置8は定常より低い適切な搬送速度で運転(容器搬出量を少なくした運転)をされるように制御装置10が構成されている。
本発明の作用を分り易くするために、先ず、搬送補助装置8が無い場合について説明する。
入口コンベヤ6上を搬送される容器Bは、容器センサ11によって密着状態を検知され、容器センサ9によって切り離し状態を検知されている場合には、制御装置10によって入口コンベヤ6上で前記ラベラ5に供給されつつある容器Bの密着量が定常状態と判断して、ラベラ5は定常能力で運転され、上流の搬送コンベヤ7も定常の搬送速度(容器供給能力)で運転される。
このようにして、容器Bは、入口コンベヤ6上で前記ラベラ5に供給されつつある状態では適切な容器密着量で前記ラベラ5に供給されるとともに、入口コンベヤ6の搬送速度に応じて入口コンベヤ6の搬送速度よりも低く制御された適切な搬送速度である搬送コンベヤ7の能力制御により、前記容器密着部の上流側では所定の間隔に切り離された状態を維持して搬送供給される。
入口コンベヤ6上の容器Bが、容器センサ11によって密着状態を検知され、前記容器センサ9によって切り離し状態を検知されている場合には、制御装置10によって入口コンベヤ6上で前記ラベラ5に供給されつつある容器Bの密着量が定常状態と判断して、ラベラ5は定常能力で運転され、上流の搬送補助装置8も定常の搬送速度(容器搬出能力)で運転される。
また、容器センサ12によって容器Bの密着状態を検知されていなくて、容器センサ13によって容器Bの密着状態を検知されていない時、或いは、容器センサ12によって容器Bの密着状態を検知され、容器センサ13によって容器Bの密着状態を検知された時には、それぞれ前記搬送コンベヤ7は定常よりも高い適切な搬送速度で運転され、或いは、定常よりも低い適切な搬送速度で運転される等の搬送速度の制御が行われ、これに伴ってラベラ5の能力および入口コンベヤ6の搬送速度が適切に制御されるが、詳細な説明は省略する。
また、前記説明では、搬送補助装置8を搬送コンベヤ7に設ける場合を説明したが、搬送補助装置8を入口コンベヤ6に設けることとしてもよく、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第2の実施の形態を図4に基づいて説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係わる容器供給装置を組み込んだラインの一部を示す平面図で、図1に相当する図であり、一部切断としてある。
図4において、図1と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、重複する説明は省略する。
図4において、容器供給装置2は、容器Bを一対のガイド17gでガイドしながら搬送する搬送コンベヤ17の下流側が、容器Bを一対のガイド16gでガイドしながら搬送する入口コンベヤ16の上流側に直列の配置となっており、容器Bを保持し、所定の間隔に切り離して搬出する搬送補助装置8が前記搬送コンベヤ17の下流端と前記入口コンベヤ16の上流端に跨るように備えられている。
入口コンベヤ16上を搬送されている容器Bは、容器センサ11によって密着状態を検知され、前記容器切り離し区間に設けられている容器センサ9によって切り離し状態を検知されている場合には、制御装置20によって入口コンベヤ16上で前記ラベラ5に供給されつつある容器Bの密着量が定常状態と判断して、ラベラ5は定常能力で運転され、上流の搬送コンベヤ17も定常の搬送速度(容器供給能力)で運転され、搬送補助装置8も定常の搬送速度(容器搬出能力)で運転されて、前記搬送補助装置8から搬出される容器Bは所定間隔の切り離し状態で入口コンベヤ16上を搬送される。
入口コンベヤ16への容器Bの搬送量を減らすと、容器センサ9によって容器Bの切り離し状態が検知されるようになることに伴い、搬送コンベヤ17および搬送補助装置8が定常の能力で運転されるようになり、前記搬送コンベヤ17および搬送補助装置8は能力制御用として作用する。このような制御により、搬送補助装置8は、容器Bの切り離し間隔を確実に適切な状態にして搬出し、前記容器Bの切り離し状態を適切に維持することができる。
5 ラベラ(容器処理機器)
6、16 入口コンベヤ
7、17 搬送コンベヤ
8 搬送補助装置
9、11、12、13 容器センサ
10、20 制御装置
54 スクリュー
81 無端状ベルト
B 容器
Claims (2)
- 上流の搬送コンベヤと、その下流側の入口コンベヤとを備え、前記搬送コンベヤ及び前記入口コンベヤを経由して容器処理機器へ容器を供給する容器供給装置において、
前記搬送コンベヤの下流側と前記入口コンベヤの上流側に跨るように配置され、前記容器を保持し、所定の容器間隔に容器相互が切り離されるよう、前記容器を搬送補助する搬送補助装置と、
前記入口コンベヤ上で隣接する容器相互が密着しているか否かを検知する第一容器センサと、
前記搬送コンベヤ上であって前記搬送補助装置より上流側で、隣接する容器相互が密着しているか否かを検知する第二容器センサと、
前記第一容器センサ及び前記第二容器センサによる検知内容に応じて、前記搬送コンベヤ及び前記搬送補助装置による前記容器の搬送速度を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記入口コンベヤ上の上流側部分に隣接する容器相互が離れる切り離し区間が形成されるよう、前記入口コンベヤの搬送速度を前記搬送コンベヤ或いは前記搬送補助装置の搬送速度よりも高くし、
前記第一容器センサは、前記入口コンベヤ上の上流側部分であって、前記切り離し区間とする区間で、隣接する容器相互が密着しているか否かを検知し、
前記制御装置は、さらに、前記第一容器センサによる検出内容に応じて、前記切り離し区間で隣接する容器相互が密着していない状態を維持できるよう、前記搬送コンベヤ、前記搬送補助装置及び前記入口コンベヤによる前記容器の搬送速度を制御し、前記第二容器センサによる検出内容に応じて、前記搬送コンベアによる前記容器の搬送速度を制御する容器供給装置。 - 請求項1に記載の容器供給装置において、
前記搬送補助装置は、前記容器の搬送経路の両側で対向配置され、互いの間で前記容器を挟んで前記容器を搬送する一対の駆動式無端状ベルトを有する容器供給装置。
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