JP4639699B2 - 容器処理ライン - Google Patents

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Description

本発明は容器処理ラインに係り、特に、容器処理装置の下流側にアキュームコンベヤを備えた容器処理ラインに関するものである。
搬送コンベヤによって容器を搬送中に、これら容器の加熱、冷却等の処理を行う容器処理装置、例えば、ウオーマ、クーラー、パストライザーでは、処理が済んだ容器を排出コンベヤによって次の処理装置に送るようになっている。
このような容器処理ラインでは、下流側の処理装置が停止したり処理速度が低下した場合に、上流側の容器処理装置を停止させなくても済むように、上流側の容器処理装置の搬送コンベヤと下流側の処理装置に容器を送る排出コンベヤとの間に、幅の広いアキュームコンベヤを設置して大量の容器を一時的に蓄積できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
前記特許文献1に記載された発明の構成は、パストライザまたは洗壜機等の容器処理装置のコンベヤの下流側に、アキューム用のコンベヤを直列に接続し、さらに、このアキューム用のコンベヤの下流端に、このアキュームコンベヤと直交する方向に排出コンベヤを配置している。
実開平5−44911号公報(明細書第4−5頁、図1)
前記のような従来の構成の容器処理ラインは、パストライザ等の容器処理装置で処理する容器以外の容器、つまり容器処理装置での処理を必要としない容器に兼用することは考慮されていなかった。
本発明は、容器を搬送コンベヤによって搬送しながら加熱あるいは冷却等の処理を行う容器処理装置と、この容器処理装置から排出された容器を次の装置に送る排出コンベヤと、前記容器処理装置の搬送コンベヤと排出コンベヤとの間に配置されて容器をアキュームするアキュームコンベヤとを備えた容器処理ラインにおいて、前記容器処理装置の搬送コンベヤは、搬送方向に区分され、独立して駆動される複数のコンベヤからなり、各コンベヤに容器の蓄積状態を検知するセンサーが設けられ、この搬送コンベヤが、容器を処理する処理運転モードと、容器の処理を行わず、前記処理運転モードよりも高速で容器を搬送する送り運転モードとを備え、送り運転モード時には、前記搬送コンベヤの各コンベヤのセンサーを作動させ、各コンベヤを前記アキュームコンベヤと同じ速度で駆動して容器を搬送するとともに、前記アキュームコンベヤに容器が蓄積されて搬送コンベヤまで容器が蓄積されると、搬送コンベヤの各コンベヤを容器の蓄積状態に応じて下流側から順次減速および停止させて、搬送コンベヤの各コンベヤに容器をアキュームすることを特徴とするものである。
本発明は、容器処理装置の搬送コンベヤと排出コンベヤとの間にアキュームコンベヤを設けた容器処理ラインを、前記容器処理装置での処理を必要としない容器の高速搬送に兼用することができる。
容器処理装置の搬送コンベヤの下流側にアキュームコンベヤを配置し、さらに、このアキュームコンベヤの下流側に、次の処理装置に容器を送る排出コンベヤを配置し、前記容器処理装置の搬送コンベヤを、容器を処理する処理運転モードと、容器を処理せずに高速搬送する送り運転モードとに切換を可能にするという構成にしたことで、容器の処理を行う容器処理ラインを、処理を必要としない容器の高速搬送に兼用するという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る容器処理ラインの平面図である。この容器処理ラインは、上流側のフィラー(図示せず)において内容物が充填され、キャッパでキャッピングが行われた容器2が、供給コンベヤ4によって搬送され、容器処理装置6(例えば、ウオーマ、クーラー、パストライザ)に導入される。この容器処理装置6内を搬送コンベヤ8によって搬送されている間に、加熱または冷却等の処理が行われた容器2は、その下流側に連続して配置されたアキュームコンベヤ10を通過して排出コンベヤ12に引き渡され、下流側の別の処理装置(図示せず)に送られる。なお、この容器処理ラインは、前記容器処理装置6の搬送コンベヤ8が、容器2を処理する処理運転モードと、容器2の処理を行わず、前記処理運転モードよりも高速で容器2を搬送する送り運転モードとを備えており、図1は処理運転モードでの容器2の搬送状態を示す。
この容器処理ラインは、多数のコンベヤに分割されており、これら各コンベヤがそれぞれ別のモーターによって独立して駆動されるようになっている。前記キャッパから容器2を供給する供給コンベヤ4は、容器処理装置6の搬送コンベヤ8と直交する方向(図1の上下方向)に配置され、多数の容器2を密着した状態でランダムに搬送する。供給コンベヤ4は幅方向に2つのコンベヤ4A、4Bに分割されており、容器処理装置6から遠い側のコンベヤ(第1コンベヤ4A)が第1モーター14によって駆動され、容器処理装置6に近い側のコンベヤ(第2コンベヤ4B)が第2モーター16によって、前記第1コンベヤ4Aよりも速い速度で駆動される(例えば、第1コンベヤ4Aが7m/minの速度で駆動され、第2コンベヤ4Bが10m/minで駆動される)。
供給コンベヤ4の下流端寄りの側面に、この供給コンベヤ4から容器2を受け取って、前記容器処理装置6の搬送コンベヤ8に引き渡す導入コンベヤ18が直交して配置されている。供給コンベヤ4上には、この供給コンベヤ4によって搬送されてきた容器2を、直交する配置の導入コンベヤ18に乗り移らせるためのガイド20A、20Bが設けられている。また、導入コンベヤ18は、供給コンベヤ4と比べて非常に広い幅を有しており、搬送方向に向かって複数(この実施例では第3コンベヤ18Aおよび第4コンベヤ18Bの二つ)に分割されている。これら第3コンベヤ18Aおよび第4コンベヤ18Bは、それぞれ第3モーター22および第4モーター24によって駆動される。第3コンベヤ18Aは前記供給コンベヤ4よりも低速で駆動され、第4コンベヤ18Bは、供給コンベヤ4よりも低速であるが第3コンベヤ18Aよりも速い速度で駆動される(例えば、第3コンベヤ18Aが2.3m/minの速度で駆動され、第4コンベヤ18Bが4.5m/minで駆動される)。
前記導入コンベヤ18の下流側に連続して、この導入コンベヤ18と同一の広い幅を有する搬送コンベヤ8が配置されている。この搬送コンベヤ8は、前記容器処理装置6内に設けられており、多数の容器2を極めて低速(例えば、1.2m/min)で搬送し、長時間この容器処理装置6内に滞在するようにして、加熱あるいは冷却等の必要な容器処理を行う。従って、この容器処理装置6内では、多数の容器2が前後左右に密着し、搬送コンベヤ8の幅いっぱいに充満した状態で搬送される。
容器処理装置6内の搬送コンベヤ8は、その搬送方向に向かって複数のコンベヤ(第5コンベヤ8A、第6コンベヤ8B、第7コンベヤ8Cの三つ)に分割されている。最も上流側に配置された第5コンベヤ8Aは第5モーター26によって駆動され、次の第6コンベヤ8Bは第6モーター28によって、最も下流側に配置された第7コンベヤ8Cは第7モーター30によってそれぞれ駆動される。搬送コンベヤ8を構成するこれら第5ないし第7コンベヤ8A、8B、8Cは、容器処理装置6が通常の処理運転を行う処理運転モードの時には、前述のように極めて低速(1.2m/min)で運転される。一方、容器処理を行わない送り運転モードの時には、高速(例えば、13m/minの速度)で運転される。
搬送コンベヤ8を構成する各コンベヤ8A、8B、8Cには、容器2の蓄積状態を検出するセンサーが設けられている。第5ないし第7コンベヤ8A、8B、8Cのそれぞれの側部に、上流側のセンサー8Aa、8Ba、8Caと下流側のセンサー8Ab、8Bb、8Cbとが設けられている。これらセンサー8Aa、8Ba、8Ca、8Ab、8Bb、8Cbは接触式であり、前記各コンベヤ8A、8B、8C上に蓄積された容器2の押し圧によってONされる。これらセンサー8Aa、8Ab、8Ba、8Bb、8Ca、8Cbからの信号は、図示しないコントローラに送られ、このコントローラがそのセンサー8Aa、8Ab、8Ba、8Bb、8Ca、8Cbが設けられているコンベヤ8A、8B、8Cまたは他のコンベヤの駆動を制御する。
各コンベヤ8A、8B、8Cは、その下流側のセンサー8Ab、8Bb、8CbがONすると減速され、上流側のセンサー8Aa、8Ba、8CaがONすると停止するようになっている。なお、通常の容器処理を行う処理運転モードでは、容器2は、図1に示すように、搬送コンベヤ8上を前後に密着しコンベヤ8の幅いっぱいに広がって搬送されるので、これら各コンベヤ8A、8B、8Cに設けられているセンサー8Aa、8Ab、8Ba、8Bb、8Ca、8Cbは作動させない。また、搬送コンベヤ8の最も上流側に位置する第5コンベヤ8Aの上流部に設けられているセンサー8AaがONすると、前記供給コンベヤ4を構成する第1コンベヤ4Aおよび第2コンベヤ4B、導入コンベヤ18を構成する第3コンベヤ18Aおよび第4コンベヤ18Bが停止される。つまり、容器処理装置6内が満杯になったことを前記センサー8Aaが検出したときには、上流側からの容器2の供給を一時停止する。
容器処理装置6の搬送コンベヤ8の下流側に、アキュームコンベヤ10が連続して配置されている。このアキュームコンベヤ10は、前記導入コンベヤ18および搬送コンベヤ8と同様に広い幅を有しており、さらに、アキューム時には多数の容器2を蓄積できるように、搬送方向に分割された多数のコンベヤ10A、10B、……10E、10Fから構成されている。この実施例では、第8コンベヤ10Aから第13コンベヤ10Fまでの6つのコンベヤに分割されている。なお、図1では、第9コンベヤ10Bの下流部から第12コンベヤ10Eの上流部までの図示を省略してある。
アキュームコンベヤ10を構成する第8ないし第13コンベヤ10A、10B、10E、10Fは、それぞれ、第8モーターないし第13モーター(第8モーター32、第12モーター34、第13モーター36)によって駆動される。なお、第9モーターから第11モーターまでは図示を省略してある。これらアキュームコンベヤ10を構成する各コンベヤ10A、10B、……10E、10Fは、通常の容器処理を行う処理運転モードの、正常な運転が行われている時には極めて高速で、例えば、容器処理装置6の搬送コンベヤ8の10倍以上の速度(13m/min)で駆動される。また、下流側の処理装置(図示せず)のトラブル等により容器2をアキュームするときには、多数の容器2を蓄積するために極めて低速、例えば容器処理装置6の搬送コンベヤ8と等速(1.2m/min)で駆動される。
アキュームコンベヤ10を構成する各コンベヤ10A、10B、……10E、10Fの側部の、上流側と下流側にそれぞれ容器2の蓄積状態を検出する接触式のセンサー10Aa、10Ab、10Ba、……10Eb、10Fa、10Fbが設けられている。なお、図1では、第9コンベヤ10Bの下流側のセンサーから第12コンベヤ10Eの上流側のセンサーまでは、コンベヤと同様に図示を省略してある。これらアキュームコンベヤ10を構成する各コンベヤ10A、10B、……10E、10Fも、搬送コンベヤ8の各コンベヤ8A、8B、8Cと同様に、その下流側のセンサー10Ab、……10Eb、10FbがONすると減速し、上流側のセンサー10Aa、10Ba、……10Faがオンすると停止するようになっている。
アキュームコンベヤ10の下流側には、アキュームコンベヤ10によって搬送されてきた容器2を排出コンベヤ12に受け渡す受け渡しコンベヤ(第14コンベヤ)38が連続して配置されている。この受け渡しコンベヤ38も前記導入コンベヤ18、搬送コンベヤ8およびアキュームコンベヤ10と同様に、広い幅を有している。受け渡しコンベヤ38は第14モーター40によって、極めて低速で、例えば、容器処理装置6が通常の容器処理を行う際の速度とほぼ同じ速度(1.2m/min)で駆動される。
受け渡しコンベヤ38の下流端に、この受け渡しコンベヤ38と直交する方向の排出コンベヤ(第15コンベヤ)12が配置されている。この排出コンベヤ12は、前記受け渡しコンベヤ38から受け取った容器2を搬送して、図示しない次の処理装置に送るようになっている。この排出コンベヤ12は第15モーター42により高速(例えば、10m/min)で駆動される。第14モーター40および第15モーター42によって駆動される受け渡しコンベヤ(第14コンベヤ)38および排出コンベヤ(第15コンベヤ)12は、前記アキュームコンベヤ10の最も下流側に配置されている第13コンベヤ10Fの下流側に設けられたセンサー10FbがONすると停止される。
以上の構成に係る容器処理ラインの作動について説明する。容器処理装置6によって容器2の処理を行う通常の処理運転モード時には、フィラー(図示せず)において内容物が充填されキャッパでキャッピングが行われて、供給コンベヤ4によって搬送されてきた容器2が、この供給コンベヤ4の上方から導入コンベヤ18上に向かって湾曲して設けられた両側のガイド部材20A、20Bに案内されて、供給コンベヤ4上から導入コンベヤ18上に乗り移る。このとき、供給コンベヤ4の第1コンベヤ4A(図1の左側のコンベヤ)よりも第2コンベヤ4Bの方が高速で駆動されているので(例えば、第1コンベヤが7m/minの速度で駆動され、第2コンベヤが10m/minの速度で駆動される)、容器2が供給コンベヤ4上から導入コンベヤ18上にスムーズに乗り移ることができる。
導入コンベヤ18の上流側のコンベヤ(第3コンベヤ18A)は、前記供給コンベヤ4よりも幅が広く、大量の輸送が可能なので、供給コンベヤ4の第2コンベヤ4Bよりもはるかに低速で走行しており(例えば、第2コンベヤ4Bが10m/minで走行し、第3コンベヤが2.3m/minで走行する)、容器2は前後左右に密着した状態で搬送される。導入コンベヤ18の下流側の第4コンベヤ18Bは、上流側の第3コンベヤ18Aよりも速い速度(例えば4.5m/min)で走行しており、容器2は第3コンベヤ18Aよりもやや疎らな状態で搬送される。
供給コンベヤ4から送られてきた容器2は、導入コンベヤ18を介して容器処理装置6に搬入される。容器処理装置6内には、前記導入コンベヤ18の第4コンベヤ18Bに連続して搬送コンベヤ(第5コンベヤないし第7コンベヤ8A、8B、8C)が配置されており、この搬送コンベヤ8によって容器2を搬送している間に、加熱あるいは冷却等の処理を行う。大量の容器2を長時間この容器処理装置6内に滞留させて充分な処理を行うために、搬送コンベヤ8は極めて低速で駆動される(例えば、1.2m/min)。なお、通常の容器処理を行う処理運転モードでは、容器2は、図1に示すように、前後に密着しコンベヤ8の幅いっぱいに広がって搬送されるので、これら各コンベヤ8A、8B、8Cに設けられているセンサー8Aa、8Ab、8Ba、8Bb、8Ca、8Cbは作動させない。
容器処理装置6によって処理が行われた容器2は、搬送コンベヤ8の下流側に連続して設けられたアキュームコンベヤ10上に押し出される。この実施例に係る容器処理ラインが処理運転モードで正常に運転されているときは、容器2をアキュームする必要がないので、アキュームコンベヤ10を構成する各コンベヤ10A、10B、……10E、10Fは極めて高速で駆動されており(例えば、13m/min)、容器2は各コンベヤ10A、10B、……10E、10F上を非常に疎らな状態で搬送される。
アキュームコンベヤ10によって高速搬送された容器2は、受け渡しコンベヤ(第14コンベヤ)38に乗り移った後、この受け渡しコンベヤ38と直交する方向に配置された排出コンベヤ(第15コンベヤ)12に受け渡されて、次の処理装置(図示せず)に送られる。受け渡しコンベヤ38は、容器2を貯留した後排出コンベヤ12に受け渡すので、極めて低速で駆動されるようになっている(この実施例では、前記搬送コンベヤ8を構成する各コンベヤ8A、8B、8Cと等速の1.2m/min)。また、排出コンベヤ12は、前記搬送コンベヤ8、アキュームコンベヤ10および受け渡しコンベヤ38等よりも幅が狭く、受け渡しコンベヤ38よりも遙かに速い速度で駆動される(例えば、10m/min)。
処理運転モード時において、下流側の処理装置(図示せず)が正常に運転されて、容器処理装置6によって処理された容器2が順調に送られている間は、前述のように容器2が図1に示す状態で搬送されている。一方、下流側の処理装置が、何らかのトラブルによって停止したり、減速した場合等には、アキュームコンベヤ10上に容器2を蓄積することにより、この容器処理装置6あるいはその上流側のフィラー等の運転を停止しないようにする。
排出コンベヤ(第15コンベヤ)12から容器2が送られている下流側の処理装置が停止または減速すると、排出コンベヤ12、受け渡しコンベヤ(第14コンベヤ)38の順に次第に容器2が蓄積され、アキュームコンベヤ10の最も下流側の第13コンベヤ10Fにも容器2が蓄積されてくる。第13コンベヤ10Fの下流側から次第に容器2が蓄積されて、この第13コンベヤ10Fの下流側センサ10FbがONすると、前記第15コンベヤ12および第14コンベヤ38のモーター42、40が停止されるとともに、第13コンベヤ10Fが減速される。この第13コンベヤ10Fは前記正常運転時の速度よりも大幅に減速される。例えば、正常運転時に13m/minの速度で駆動していたものを、容器処理装置6の搬送コンベヤ8と同一の1.2m/minまで減速する。
アキュームコンベヤ10の最も下流側に位置する第13コンベヤ10Fに次第に容器2が蓄積され、上流側のセンサー10FaがONすると、この第13コンベヤ10Fのモーター36が停止する。すると、容器処理装置6から送り出されてくる容器2が、前記第13コンベヤ10Fからさらに第12コンベヤ10E上にも蓄積される。この第12コンベヤ10Eの下流側に設けられたセンサー10EbがONすると、この第12コンベヤ10Eが減速され、さらに上流側のセンサー(図示せず)がONすると、この第12コンベヤ10Eが停止する。同様にして次第に上流側のコンベヤ(……10B、10A)に容器2が蓄積され、順次減速された後停止する。なお、この実施例では、最終的には、容器処理装置6の上流側に配置された導入コンベヤ18の下流側の第4コンベヤ18Bも減速されて(例えば、容器処理装置6の搬送コンベヤ8と等速の1.2m/minまで減速)、容器2をアキュームすることができる。
前記のように下流側の処理装置のトラブル等によりアキュームコンベヤ10上に容器2を蓄積した状態から復帰するときには、下流側からの復帰信号により排出コンベヤ(第15コンベヤ)12および受け渡しコンベヤ(第14コンベヤ)38を再び作動させるとともに、アキュームコンベヤ10の最も下流側に位置する第13コンベヤ10Fを低速で作動させる。この第13コンベヤ10Fに蓄積されていた容器2が次第に払い出され下流側センサー10FbがOFFになると、この第13コンベヤ10Fを加速させる。続いて、第13コンベヤ10Fの上流側のセンサー10FaがOFFになると、この第13コンベヤ10Fの上流側の第12コンベヤ10Eを低速で作動させる。以降同様にして、順次上流側のコンベヤ(……10B、10A)を低速で作動させ、加速させて容器2を払い出していく。
この実施例に係る容器処理ラインは、前記容器処理装置6によって容器2を加熱あるいは冷却等の処理を行う処理運転モードの他に、容器2の処理を行わずに大量の容器2を高速で搬送する送り運転モードを有している。送り運転モード時には、供給コンベヤ4を構成する第1コンベヤ4Aおよび第2コンベヤ4Bを、第1モーター14および第2モーター16によって前記処理運転時と同一の速度(第1コンベヤが7m/min、第2コンベヤが10m/min)で駆動し、また、導入コンベヤ18の上流側の第3コンベヤ18Aも第3モーター22によって前記処理運転時と同一の速度(2.3m/min)で駆動する。さらに、導入コンベヤ18の下流側の第4コンベヤ18Bは、第4モーター24によって前記処理運転時よりも低速(1.2m/min)で駆動する。
送り運転モード時には、容器処理装置6での処理を行わないので、容器処理装置6の搬送コンベヤ8は高速運転を行う。この実施例では、前記処理運転モード時において、正常な処理が行われている場合のアキュームコンベヤ10の駆動速度と同一の速度(13m/min)で駆動する。そして、アキュームコンベヤ10の下流側に配置されている受け渡しコンベヤ(第14コンベヤ)38および排出コンベヤ(第15コンベヤ)12は、それぞれ第14モーター40および第15モーター42によって、前記処理運転時と同一の速度(第14コンベヤ38が1.2m/min、第15コンベヤ12が10m/minの速度)で駆動される。このように容器処理装置6を備えた容器処理ラインで、容器処理を行わない送り運転をするときには、容器処理装置6の搬送コンベヤ8(第5コンベヤ8Aないし第7コンベヤ8C)もアキュームコンベヤ10(第8コンベヤ10Aないし第13コンベヤ10F)と同様の高速で駆動するようにしたので、大量の容器2を高速で搬送することができる。
また、この容器処理ラインが送り運転モードで運転されているときにも、下流側の処理装置が停止したり、減速した場合には、前記処理運転モード時と同様にアキュームコンベヤ10に容器2をアキュームすることができる。さらに、送り運転モードでは、容器処理装置6の搬送コンベヤ8が、正常な運転時のアキュームコンベヤ10と同じ高速(例えば、13m/min)で駆動されており、容器2が疎らな状態で搬送されているので、この搬送コンベヤ8にも容器2をアキュームすることができる。この搬送コンベヤ8のアキューム動作も、前記アキュームコンベヤ10と同様に、各コンベヤ(第5コンベヤ8A、第6コンベヤ8B、第7コンベヤ8C)の下流側のセンサー8Ab、8Bb、8CbがそれぞれONしたときにそのコンベヤを減速し、上流側のセンサー8Aa、8Ba、8CaがONしたときにそのコンベヤを停止させる。なお、前記各コンベヤの走行速度は一例であり、前記数値に限定されないことはいうまでもない。
容器処理ラインの処理運転が正常に行われている場合を示す平面図である。(実施例1) 前記処理運転時に、アキュームが行われている場合を示す平面図である。 前記容器処理ラインで送り運転を行っている場合の平面図である。
符号の説明
2 容器
6 容器処理装置
8 搬送コンベヤ
10 アキュームコンベヤ
12 排出コンベヤ

Claims (1)

  1. 容器を搬送コンベヤによって搬送しながら加熱あるいは冷却等の処理を行う容器処理装置と、この容器処理装置から排出された容器を次の装置に送る排出コンベヤと、前記容器処理装置の搬送コンベヤと排出コンベヤとの間に配置されて容器をアキュームするアキュームコンベヤとを備えた容器処理ラインにおいて、
    前記容器処理装置の搬送コンベヤは、搬送方向に区分され、独立して駆動される複数のコンベヤからなり、各コンベヤに容器の蓄積状態を検知するセンサーが設けられ、この搬送コンベヤが、容器を処理する処理運転モードと、容器の処理を行わず、前記処理運転モードよりも高速で容器を搬送する送り運転モードとを備え、
    送り運転モード時には、前記搬送コンベヤの各コンベヤのセンサーを作動させ、各コンベヤを前記アキュームコンベヤと同じ速度で駆動して容器を搬送するとともに、前記アキュームコンベヤに容器が蓄積されて搬送コンベヤまで容器が蓄積されると、搬送コンベヤの各コンベヤを容器の蓄積状態に応じて下流側から順次減速および停止させて、搬送コンベヤの各コンベヤに容器をアキュームすることを特徴とする容器処理ライン。
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