JPH10117750A - アキュムレートゾーンを具えた熱処理装置 - Google Patents

アキュムレートゾーンを具えた熱処理装置

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JPH10117750A
JPH10117750A JP29563896A JP29563896A JPH10117750A JP H10117750 A JPH10117750 A JP H10117750A JP 29563896 A JP29563896 A JP 29563896A JP 29563896 A JP29563896 A JP 29563896A JP H10117750 A JPH10117750 A JP H10117750A
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JP
Japan
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heat treatment
zone
treatment apparatus
conveyor
heat
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JP29563896A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kato
勉 加藤
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KATO SEIKAN TEKKOSHO KK
Kato Seikan Corp
Original Assignee
KATO SEIKAN TEKKOSHO KK
Kato Seikan Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来熱処理装置の下流の搬送コンベヤ脇に出
っ張って設けられていた一部または全部のアキュムレー
トゾーンを無くすことにより、より無駄のないラインレ
イアウトを行い、工場内のデッドスペースも減少させる
ものである。 【解決手段】 食品を充填個装する充填装置と、この充
填個装された中間製品Fを熱処理する熱処理装置1とを
具えた食品の製造ラインにおいて、前記熱処理装置1内
に、熱処理ゾーン1Aと、その下流側にアキュムレート
ゾーン1Bとを設ける。そして平常運転時には、前記熱
処理ゾーン1Aを経た中間製品Fを熱処理装置1外部に
排出して次工程へ移送し、一方熱処理装置1より下流側
のラインが停止された際の異常運転時には、前記熱処理
ゾーン1Aを経た中間製品Fを前記アキュムレートゾー
ン1Bへ移送することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばペットボトル
等に飲料を充填する工程など主として食品の個装工程の
ラインに関するものであって、特に加工ラインの下流で
不具合が発生した際にも下流側の少なくとも加工途中の
製品が一定段階までの加工は済ませることができること
にしたアキュムレートシステムの改良に係るものであ
る。
【0002】
【発明の背景】一般にボトル等の加工は、充填、熱処
理、パッケージング等が一連の量産ラインで行われてい
る。ところでこのライン下流側で不都合が生じると、上
流側の主要設備である例えば充填装置L1も停止させ、
不具合の解消を待ってから再度運転を開始する。このよ
うな場合、すでに充填が済んだ移送ライン上の一部のも
のは、熱処理の工程までに至らずライン上に待機してし
まい、変質等が発生して製品ロスを生じてしまう。そこ
で従来は、図3に示すように熱処理装置1′の下流ライ
ンの下流搬送コンベヤL3′上にアキュムレートゾーン
L3aを設けそこで一時的に熱処理済みのものを逃がす
とともに、上流の熱処理未済の加工途中の製品のものを
パストライザー等の熱処理装置1′に受け入れられるよ
うに構成している。
【0003】しかしながら、このような対策では下流搬
送コンベヤL3′の幅が一定でなかったりアキュムレー
トゾーンL3aのために不規則にスペースを考慮する必
要があり、工場設備のレイアウト上、これが極めて困難
であったり、またデッドスペースが生じ、工場の有効利
用が図られなかったりという問題が生じる。
【0004】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
考慮してなされたものであって、基本的に矩形状装置の
スペースの増減は比較的行いやすいことに着眼し、この
種の製造ラインにおける必須なパストライザー等の熱処
理装置を利用してそのスペースの増減が図り得るように
して、前記不具合の発生した際のアキュムレートゾーン
の確保ができるようにした新規な装置の開発を試みたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
アキュムレートゾーンを具えた熱処理装置は、食品を個
装状態に充填し、次いでこの充填個装された中間製品を
熱処理し、更にこれを次の下流の工程へ送り出す一連の
食品の製造ラインにおいて、前記熱処理は製造ライン途
中における熱処理装置において行われるとともに、この
熱処理装置内に、熱処理ゾーンと、その下流側にアキュ
ムレートゾーンとを設けたことを特徴として成るもので
ある。この発明によれば、従来熱処理装置の下流の搬送
コンベヤ脇に出っ張って設けられていた一部または全部
のアキュムレートゾーンを、熱処理装置内にコンパクト
に納めることができ、より無駄のないラインレイアウト
が行え、例えば工場内のデッドスペースも減少し得る。
【0006】また請求項2記載のアキュムレートゾーン
を具えた熱処理装置は、前記要件に加え、平常運転時に
は、前記熱処理ゾーンを経た中間製品を熱処理装置外部
に排出して次工程へ移送し、一方熱処理装置より下流側
のラインが停止された際の異常運転時には、前記熱処理
ゾーンを経た中間製品を前記アキュムレートゾーンへ移
送することを特徴として成るものである。この発明によ
れば、熱処理ゾーンの中間製品がそのまま熱処理ゾーン
に放置されず、所定の時間の熱処理が行われた後、取り
出される。従って放置されることに起因する製品不良も
出ない。また充填装置から熱処理装置までの間のライン
上の中間製品がそのまま放置されずに熱処理が速やかに
行われる。またアキュムレートゾーンが、下流側のライ
ンの故障が復旧される間の貯留場のような働きをする。
【0007】更にまた請求項3記載のアキュムレートゾ
ーンを具えた熱処理装置は、前記要件に加え、前記熱処
理ゾーンは熱処理コンベヤと、その上方の移送空間と、
熱処理手段とから成り、前記アキュムレートゾーンはア
キュムレーティングコンベヤと、その上方の移送空間と
から成ることを特徴として成るものである。この発明に
よれば、熱処理ゾーン及びアキュムレートゾーンは中間
製品をコンベヤで移動する構成であるため、移送手段が
複雑でなく、復旧時にはそのまま次の工程へ中間製品を
送り出すことができる。
【0008】更にまた請求項4記載のアキュムレートゾ
ーンを具えた熱処理装置は、前記要件に加え、前記熱処
理装置は上流側から、入口コンベヤ、上方から見て四角
形状の熱処理ゾーン、出口コンベヤ、熱処理ゾーンとほ
ぼ同一の横幅の上方から見て四角形状のアキュムレート
ゾーン、アキュム出口コンベヤの順に配置されることを
特徴として成るものである。熱処理装置は上方から見て
四角形状であり熱処理装置をよりラインスペース的に無
駄のないよう配置することができ、熱処理装置自体は従
来のものより若干長くなった面積を必要とするのみであ
る。
【0009】更にまた請求項5記載のアキュムレートゾ
ーンを具えた熱処理装置は、前記要件に加え、前記熱処
理ゾーンとアキュムレートゾーンとの間には、開放自在
な仕切体が設けられることを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、正常運転時にアキュムレートゾ
ーンへ中間製品が送られてしまうのが防止される。また
そうならないように余分に広いスペースを設ける必要が
ない。
【0010】更にまた請求項6記載のアキュムレートゾ
ーンを具えた熱処理装置は、前記要件に加え、前記熱処
理ゾーンを経た中間製品をアキュムレートゾーンへ移送
するにあたっては、仕切体を開放し、払い出し装置によ
りアキュムレートゾーンへ中間製品を払い出すことによ
り行うことを特徴として成るものである。この発明によ
れば、異常時における殺菌処理ゾーンからアキュムレー
トゾーンへ移送する手段が簡便であり、製造コストが高
くなるようなこともない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づき説明する。図1中符号1が本発明に係るアキュム
レートゾーンを具えた熱処理装置であり、このものは本
実施の形態にあっては適宜の容器に充填個装された食品
を、温水等の散水によりいったん加熱殺菌し、そして再
び冷却するようなパストライザーを適用して説明する。
なお本発明のアキュムレートゾーンを具えた熱処理装置
1としては、例えば5℃から40℃に温度を上昇させる
ようなウォーマー、更に例えば80℃から40℃に温度
を下げるクーラー等も含むものである。また因みに本発
明において食品とは、固体の食品のほか、飲料水等も含
むものである。
【0012】熱処理装置1の前段には容器に食品を充填
個装する充填装置から充填個装された中間製品Fが搬送
される上流搬送コンベヤL2が設けられる。また熱処理
装置1の後方には下流搬送コンベヤL3が接続され、熱
処理された中間製品Fは適宜の次工程に搬送される。な
お下流搬送コンベヤL3上には熱処理装置1内のアキュ
ムレートゾーン1Bとは別に従来技術にあるようなアキ
ュムレートゾーンL3aを設けても構わない。この場合
には、下流搬送コンベヤL3上のアキュムレートゾーン
L3aは従来のものと比べて狭小とできる。あるいは下
流搬送コンベヤL3上のアキュムレートゾーンL3aを
狭小としない場合には、アキュムレートできる容量を拡
大することができる。
【0013】熱処理装置1について説明する。熱処理装
置1は、加熱及び冷却を行う熱処理ゾーン1Aと、熱処
理装置1より下流側でトラブルが生じた際に中間製品F
が送られるアキュムレートゾーン1Bとを具えて成る。
具体的には上流側から順番に入口コンベヤ2、熱処理ゾ
ーン1A、出口コンベヤ4、アキュムレートゾーン1
B、アキュム出口コンベヤ6が具えられる。入口コンベ
ヤ2、出口コンベヤ4及びアキュム出口コンベヤ6は、
それぞれ駆動モータ2M、4M、6Mによって駆動され
る。
【0014】熱処理ゾーン1Aについて説明する。熱処
理ゾーン1Aは充填個装された食品を殺菌処理するゾー
ンであり、ここには駆動モータ3Mにより駆動される熱
処理コンベヤ3と図示を省略する熱処理手段の一例たる
散水施設とが具えられる。また図1(b)に示されるよ
うに熱処理コンベヤ3の終端には上方に吊るし設けられ
る払い出し装置8が具えられる。以上熱処理ゾーン1A
は食品の殺菌に使用される従来公知のパストライザーと
特に変わりはなく、種々の形態で実施し得るものであ
る。
【0015】アキュムレートゾーン1Bについて説明す
る。アキュムレートゾーン1Bは、熱処理装置1より下
流のラインにおいてトラブルが発生した場合に、少なく
とも現在熱処理を行っている中間製品Fを受け入れるた
めのスペースである。従ってこの面積はどこまでの中間
製品Fを受け入れるか等により決定されるものであっ
て、例えば現在熱処理を行っている中間製品Fのみを受
け入れるのであれば、比較的小さなスペースでよい。ま
た充填個装された中間製品Fを復旧を待たずにすべてす
ぐに熱処理してしまうのなら、比較的大きなスペースを
必要とするものであって、これは食品の種類等によって
も異なるものである。アキュムレートゾーン1Bには、
アキュムレーティングコンベヤ5が設けられ、駆動モー
タ5Mによって駆動される。アキュムレーティングコン
ベヤ5の終端には図1(b)に示されるように上方に吊
るし設けられる払い出し装置8が具えられる。
【0016】アキュムレーティングコンベヤ5の前端に
は、図1(b)に示すように仕切体7が設けられ、平常
運転時には中間製品Fがアキュムレートゾーン1Bへ送
られないように閉ざされている。仕切体7は具体的には
上方から回動自在に吊るし設けられるもので、不用時に
は上方へ回動して退避される。
【0017】本発明の基本的な実施の形態は以上のよう
にして成るものであって、以下この作動態様について説
明する。 (1)平常運転時(図2(a)参照) 正常に製造ラインが流れている状態では、入口コンベヤ
2、熱処理コンベヤ3、出口コンベヤ4は駆動してお
り、仕切体7が閉鎖されてアキュムレーティングコンベ
ヤ5及びアキュム出口コンベヤ6は停止している。中間
製品Fは入口コンベヤ2から供給され、熱処理ゾーン1
Aで殺菌が行われながら下流側へ移送される。なお、熱
処理コンベヤ3の駆動速度は一例として450mm/分
で所要時間は43分程度である。熱処理コンベヤ3終端
に到達した中間製品Fは、払い出し装置8により出口コ
ンベヤ4へ払い出され、下流搬送コンベヤL3に移送さ
れる。
【0018】(2)異常運転時(図2(b)参照) 次に熱処理装置1より下流側のラインにおいてトラブル
が発生し、下流側の下流搬送コンベヤL3等のラインが
停止した場合について説明する。このような場合には出
口コンベヤ4は停止され、アキュムレーティングコンベ
ヤ5及びアキュム出口コンベヤ6が駆動される。また仕
切体7は上方に退避され開放される。中間製品Fは熱処
理ゾーン1Aを移送され、終端において払い出し装置8
により払い出される。仕切体7が開放されているため中
間製品Fはアキュムレートゾーン1Bにそのまま払い出
され、アキュムレーティングコンベヤ5により移送さ
れ、熱処理された中間製品Fが受け入れられる。以上の
ように熱処理されたアキュムレートゾーン1Bに受け入
れられるため、熱処理ゾーン1Aによる殺菌処理はその
まま継続され、殺菌処理中の中間製品Fが所定の時間よ
り長く熱処理されることや、また食品が充填された中間
製品Fが殺菌されないまましばらく放置されたりするこ
とが解消される。
【0019】(3)復旧時 熱処理装置1より下流側のラインにおけるトラブルが解
消したなら、平常運転を再開する。平常運転を再開する
にあたっては、仕切体7を降ろしてアキュムレートゾー
ン1Bを閉鎖する。なおこの閉鎖の際、アキュムレート
ゾーン1Bの始端スペース1Baに中間製品Fがないこ
とを、赤外線や光電管等の適宜のセンサなどによって確
認してから閉鎖する。またアキュムレーティングコンベ
ヤ5及びアキュム出口コンベヤ6は、これらの上に中間
製品Fが無くなってから仕切体7を閉鎖する。具体的に
は例えばアキュムレーティングコンベヤ5等の移送速度
を考慮してタイマにより時間を計測して駆動を停止す
る。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載のアキュムレートゾーンを
具えた熱処理装置1は、熱処理装置1内に熱処理ゾーン
1Aと、その下流側にアキュムレートゾーン1Bとを設
けている。このため従来熱処理装置1′の下流の搬送コ
ンベヤ脇に出っ張って設けられていた一部または全部の
アキュムレートゾーンL3aを、熱処理装置1内にコン
パクトに納めることができ、より無駄のないラインレイ
アウトが行え、例えば工場内のデッドスペースも減少し
得る。
【0021】また請求項2記載のアキュムレートゾーン
を具えた熱処理装置は、平常運転時には、前記熱処理ゾ
ーン1Aを経た中間製品Fを熱処理装置1外部に排出し
て次工程へ移送し、一方熱処理装置1より下流側のライ
ンが停止された際の異常運転時には、前記熱処理ゾーン
1Aを経た中間製品Fを前記アキュムレートゾーン1B
へ移送する。このため熱処理ゾーン1Aの中間製品Fが
そのまま熱処理ゾーン1Aに放置されず、所定の時間の
熱処理が行われた後、取り出される。従って放置される
ことに起因する製品不良も出ない。また充填装置から熱
処理装置1までの間のライン上の中間製品Fがそのまま
放置されずに熱処理が速やかに行われる。またアキュム
レートゾーン1Bが、下流側のラインの故障が復旧され
る間の貯留場のような働きをする。
【0022】更にまた請求項3記載のアキュムレートゾ
ーンを具えた熱処理装置は、熱処理ゾーン1Aは熱処理
コンベヤ3と、その上方の移送空間と、熱処理手段とか
ら成り、前記アキュムレートゾーン1Bはアキュムレー
ティングコンベヤ5と、その上方の移送空間とから成
る。このため熱処理ゾーン1A及びアキュムレートゾー
ン1Bは中間製品Fをコンベヤで移動する構成であるた
め、移送手段が複雑でなく、復旧時にはそのまま次の工
程へ中間製品Fを送り出すことができる。
【0023】更にまた請求項4記載のアキュムレートゾ
ーンを具えた熱処理装置は、熱処理装置1は上流側か
ら、入口コンベヤ2、上方から見て四角形状の熱処理ゾ
ーン1A、出口コンベヤ4、熱処理ゾーン1Aとほぼ同
一の横幅の上方から見て四角形状のアキュムレートゾー
ン1B、アキュム出口コンベヤ6の順に配置される。こ
のため熱処理装置1は上方から見て四角形状であり熱処
理装置1をよりラインスペース的に無駄のないよう配置
することができ、熱処理装置1自体は従来のものより若
干長くなった面積を必要とするのみである。
【0024】更にまた請求項5記載のアキュムレートゾ
ーンを具えた熱処理装置は、前記熱処理ゾーン1Aとア
キュムレートゾーン1Bとの間には、開放自在な仕切体
7が設けられる。このため正常運転時にアキュムレート
ゾーン1Bへ中間製品Fが送られてしまうのが防止され
る。また中間製品Fがアキュムレートゾーン1Bへ紛れ
込まないように余分に広いスペースを設ける必要がな
い。
【0025】更にまた請求項6記載のアキュムレートゾ
ーンを具えた熱処理装置は、熱処理ゾーン1Aを経た中
間製品Fをアキュムレートゾーン1Bへ移送するにあた
っては、仕切体7を開放し、払い出し装置8によりアキ
ュムレートゾーン1Bへ中間製品Fを払い出すことによ
り行う。このため異常時における殺菌処理ゾーンからア
キュムレートゾーン1Bへ移送する手段が簡便であり、
製造コストが高くなるようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアキュムレートゾーンを具えた熱処理
装置の内部の実施の形態を示す平面図並びに側面図であ
る。
【図2】同上平常運転時と異常運転時の作動態様を示す
説明図である。
【図3】従来の熱処理装置が具えられた食品製造ライン
の実施の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 熱処理装置 1A 熱処理ゾーン 1B アキュムレートゾーン 1Ba 始端スペース 2 入口コンベヤ 2M 駆動モータ 3 熱処理コンベヤ 3M 駆動モータ 4 出口コンベヤ 4M 駆動モータ 5 アキュムレーティングコンベヤ 5M 駆動モータ 6 アキュム出口コンベヤ 6M 駆動モータ 7 仕切体 8 払い出し装置 F 中間製品 L1 充填装置 L2 上流搬送コンベヤ L3 下流搬送コンベヤ L3a アキュムレートゾーン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を個装状態に充填し、次いでこの充
    填個装された中間製品を熱処理し、更にこれを次の下流
    の工程へ送り出す一連の食品の製造ラインにおいて、前
    記熱処理は製造ライン途中における熱処理装置において
    行われるとともに、この熱処理装置内に、熱処理ゾーン
    と、その下流側にアキュムレートゾーンとを設けたこと
    を特徴とするアキュムレートゾーンを具えた熱処理装
    置。
  2. 【請求項2】 平常運転時には、前記熱処理ゾーンを経
    た中間製品を熱処理装置外部に排出して次工程へ移送
    し、一方熱処理装置より下流側のラインが停止された際
    の異常運転時には、前記熱処理ゾーンを経た中間製品を
    前記アキュムレートゾーンへ移送することを特徴とする
    請求項1記載のアキュムレートゾーンを具えた熱処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記熱処理ゾーンは熱処理コンベヤと、
    その上方の移送空間と、熱処理手段とから成り、前記ア
    キュムレートゾーンはアキュムレーティングコンベヤ
    と、その上方の移送空間とから成ることを特徴とする請
    求項1または2記載のアキュムレートゾーンを具えた熱
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記熱処理装置は上流側から、入口コン
    ベヤ、上方から見て四角形状の熱処理ゾーン、出口コン
    ベヤ、熱処理ゾーンとほぼ同一の横幅の上方から見て四
    角形状のアキュムレートゾーン、アキュム出口コンベヤ
    の順に配置されることを特徴とする請求項1、2または
    3記載のアキュムレートゾーンを具えた熱処理装置。
  5. 【請求項5】 前記熱処理ゾーンとアキュムレートゾー
    ンとの間には、開放自在な仕切体が設けられることを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載のアキュムレー
    トゾーンを具えた熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記熱処理ゾーンを経た中間製品をアキ
    ュムレートゾーンへ移送するにあたっては、仕切体を開
    放し、払い出し装置によりアキュムレートゾーンへ中間
    製品を払い出すことにより行うことを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載のアキュムレートゾーンを
    具えた熱処理装置。
JP29563896A 1996-10-16 1996-10-16 アキュムレートゾーンを具えた熱処理装置 Pending JPH10117750A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069744A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Kirin Beverage Corp 容器処理ライン

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