JP2701108B2 - キャップ搬送装置 - Google Patents
キャップ搬送装置Info
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- JP2701108B2 JP2701108B2 JP4146707A JP14670792A JP2701108B2 JP 2701108 B2 JP2701108 B2 JP 2701108B2 JP 4146707 A JP4146707 A JP 4146707A JP 14670792 A JP14670792 A JP 14670792A JP 2701108 B2 JP2701108 B2 JP 2701108B2
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- cap
- chute
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Description
ャップを供給するキャップ搬送ラインの途中に、紫外
線、スチーム等によるキャップ殺菌装置を持った搬送ラ
インのキャップ殺菌装置以後のキャップ搬送装置に関す
るものである。
ップ殺菌装置を設け、このキャップ殺菌装置で殺菌され
たキャップをキャッピング装置に供給しているが、前記
キャップ殺菌装置から排出されたキャップをキャッピン
グ装置まで供給する供給ラインで、再び汚染されてしま
う。このため従来は未殺菌、あるいは定期的に薬品等に
よる殺菌を行う程度のものであった。また、殺菌済みの
キャップを供給する供給ラインに密閉状殺菌チヤンバを
設けた包装機械におけるキャッピング装置へのキャップ
殺菌供給装置(特公平1−14094号公報参照)が提
案されている。
従来技術においては、殺菌済みのキャップを供給する搬
送シュートをはじめ、キャッピング装置全体を密閉状殺
菌チヤンバで覆わなければならず、しかも、装置全体を
密閉状チヤンバで覆っていても、キャップ殺菌装置内の
蒸気、温かい空気がキャップと共に排出され、搬送シュ
ート内で温度低下することにより、水分がキャップ、搬
送シュートに付着する。この付着した水分に、雑菌が繁
殖する。また、蒸気殺菌以外のものでも高温充填を行う
充填装置からの蒸気により水分が付着するので、同じく
雑菌が繁殖するという問題点があった。本発明は、この
事情に鑑みて、キャップ殺菌装置の排出部から容器へ供
給する取出位置までの間の搬送シュート全体を所定の温
度に加熱する加熱装置を取り付けたキャップ搬送装置を
提供することを目的とするものである。
決するために、キャップ殺菌装置から排出された殺菌済
みのキャップを容器への供給位置へ搬送する搬送シュー
トの適宜位置に、該搬送シュート全体を所定の温度に加
熱する加熱装置を取り付けるという技術手段を採用し
た。
ャップ殺菌装置以後のキャップ殺菌装置から排出された
殺菌済みキャップの搬送ラインでの菌の発生、繁殖、キ
ャップへの菌の付着が防止できる。さらに、結果とし
て、スチーム、薬剤洗浄後の水分付着キャップに対する
乾燥が可能となる。
説明する。図1に示す実施例は、本発明に係るキャップ
搬送装置の全体概略正面図である。この図1により、本
発明の全体像を概略説明すると、1はキャップ用ソー
タ、2はキャップ用ソータ1とキャップ殺菌装置3との
間をつなぐ第1搬送シュート、4はキャップ殺菌装置3
から排出されるキャップ9を容器11まで搬送する第2
搬送シュート、5は容器搬送用コンベヤ、6はタイミン
グスクリュー、7はキャッピング装置である。これは、
キャップ用ソータ1でキャップ9を一個づつ第1搬送シ
ュート2に送り出し、キャップ殺菌装置3を通過する間
に、キャップ9は殺菌される。この殺菌されたキャップ
9を菌に再汚染されないように、第2搬送シュート4に
加熱装置8を取り付けたもので、この第2搬送シュート
4を通過している間も、キャップ9は再汚染されず、殺
菌されたままの状態で容器11に直接載置される。この
状態のままキャッピング装置でキャッピングが実行され
る。
2に基づいて詳細に説明する。図1で示すように、キャ
ップ殺菌装置3から排出された後、キャップ9が容器1
1に冠されるまでの間の、容器11への供給位置である
第2搬送シュート4に加熱装置8、例えばヒータを取り
付け、ライン定常運転中、当該第2搬送シュート4の温
度を当該第2搬送シュート4での菌の発生、繁殖、キャ
ップへの菌の付着が防止できる状態、あるいは、スチー
ム、薬剤洗浄後の水分付着キャップに対する乾燥が可能
となる状態に保持するものである。この一実施例である
ヒータの取り付けは、第2搬送シュート4の上面、下面
あるいは側面、そしてこれらの組み合わせた面等の適宜
位置にヒータを取り付けるものである。この取り付けに
は、放熱しないように断熱材等で覆い、さらに数カ所に
取付けバンド10でもって取り付ける。また、ヒータ
は、第2搬送シュート4全長にわたって設けても良い
し、所定間隔で分割して取り付けても良い。なお、キャ
ップ9の搬送シュートとしては、前述したキャップ殺菌
装置3からコンベヤ上の容器11口部への供給と、キャ
ッピング装置7のピッカへの供給、あるいはキャッピン
グヘッドへの供給に対して設けられる搬送シュートに応
用することができることはいうまでもない。なお、清酒
に対して有害な火落菌は、清酒の品質を劣化させる。と
ころが、この火落菌は55°C〜60°Cで死滅するた
め、加熱装置により約65°Cを維持すれば殺菌後のキ
ャップの再汚染が防止できる。このために、本考案の加
熱殺菌装置を清酒(特に生酒)のキャッピング装置の紫
外線殺菌装置から排出されたキャップを搬出するキャッ
プ搬送シュートに応用することにより、火落菌の再汚染
を防止することができる。
次の効果を得ることができる。 (1)キャップ殺菌装置から排出されたキャップが搬送
ラインでの菌の発生、繁殖及びキャップへの水分、菌の
付着を防止できる。 (2)搬送ラインを常時加熱することができるので、ス
チーム等による殺菌後のキャップに、水分付着が生じな
いように乾燥化が期待できる。 (3)本考案の装置を清酒用キャッピング装置に用いる
ことにより、紫外線殺菌装置から排出されたキャップへ
の火落菌の再汚染を防止することができる。
概略全体正面図である。
送シュートの上面に取り付けたものを示す概略断面図で
ある。
ュート 3‥‥キャップ殺菌装置 4‥‥第2搬送シ
ュート 5‥‥容器搬送用コンベヤ 6‥‥タイミング
スクリュー 7‥‥キャッピング装置 8‥‥加熱装置 9‥‥キャップ 10‥‥取付けバン
ド 11‥‥容器
Claims (1)
- 【請求項1】 キャップ殺菌装置から排出された殺菌済
みのキャップを容器への供給位置へ搬送する搬送シュー
トの適宜位置に、該搬送シュート全体を所定の温度に加
熱する加熱装置を取り付けたことを特徴とするキャップ
搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4146707A JP2701108B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | キャップ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4146707A JP2701108B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | キャップ搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319422A JPH05319422A (ja) | 1993-12-03 |
JP2701108B2 true JP2701108B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=15413730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4146707A Expired - Fee Related JP2701108B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | キャップ搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2701108B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20314955U1 (de) * | 2003-09-26 | 2003-12-04 | Geiser, Alain | Vorrichtung zur Entkeimung von Behälterverschlüssen |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6344429A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-25 | 大日本印刷株式会社 | 殺菌装置 |
JP2578194B2 (ja) * | 1989-02-14 | 1997-02-05 | 三菱重工業株式会社 | 蓋殺菌装置 |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP4146707A patent/JP2701108B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05319422A (ja) | 1993-12-03 |
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