JP5858883B2 - 作業車 - Google Patents
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Description
左及び右の走行装置用の左及び右のブレーキと、左及び右のブレーキペダルとが備えられ、前記左のブレーキペダルが踏み操作されると、前記左のブレーキが制動側に操作されるように構成されるとともに、前記右のブレーキペダルが踏み操作されると、前記右のブレーキが制動側に操作されるように構成されており、前記左及び右のブレーキペダルは、夫々、操縦者が足を置くステップよりも上方に位置する揺動軸に揺動可能に吊り下げられた支持部材と、前記支持部材の遊端部に取り付けられ、踏み操作されるペダル部材とを有し、前記左及び右のブレーキペダルは、通常状態と調整状態とに切替可能に構成され、前記左のペダル部材の踏み面と前記右のペダル部材の踏み面とは、前記通常状態及び前記調整状態のとき、平面視において互いに重複せず、前記通常状態のとき、前記左のペダル部材の踏み面と前記右のペダル部材の踏み面とが上下方向において同じ高さ位置となり、前記調整状態のとき、前記左及び右のペダル部材のうち一方のペダル部材が、前記通常状態における前記一方のペダル部材よりも高い箇所に位置することで、前記左のペダル部材の踏み面と前記右のペダル部材の踏み面とが上下方向において異なる高さ位置となるものである。
本発明においては、前記左及び右のペダル部材のうち一方のペダル部材についてのみ踏み面の高さ位置の調整が可能となっていると好適である。
本発明においては、前記左及び右のブレーキペダルを前記通常状態及び前記調整状態でそれぞれ固定可能な連結機構が備えられ、前記連結機構が、前記支持部材における前記踏み面よりも上側に位置する箇所に、外部に露出された状態で設けられていると好適である。
本構成によれば、連結機構によって左及び右のブレーキペダルを固定することで、左のブレーキペダルの踏み面を踏んでも、右のブレーキペダルの踏み面を踏んでも、左及び右のブレーキペダルの両者を操作することができる。調整状態では、左のブレーキペダルの踏み面と右のブレーキペダルの踏み面が上下方向に異なる位置となっているので、左及び右のブレーキペダルの両者を操作する際に、足で踏める面積を上下方向に拡張することができ、ブレーキペダルの操作性の向上を図ることができる。
以下、本発明の別実施の形態について図面に基づいて説明する。なお、前述の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。この別実施の形態では、左のブレーキペダル59と右のブレーキペダル20を通常状態と調整状態とに切り替えるに当たり、右のブレーキペダル20の踏み面28に対して左のブレーキペダル59の踏み面77、79を左右軸心周りに回動することにより通常状態と調整状態とを切り替える回転機構60が備えられている。以下、図9及び図10に基づいて、この回転機構60について説明する。
(1)
上述の実施の形態及び別実施の形態では、左のブレーキペダル19(左のブレーキペダル59)と右のブレーキペダル20とを運転部5の右下部に配置しているが、左下部に配置していてもよい。
上述の実施の形態及び別実施の形態では、左のブレーキペダル19(左のブレーキペダル59)と右のブレーキペダル20とを吊り下げ式のブレーキペダルとしたが、左のブレーキペダル19(左のブレーキペダル59)と右のブレーキペダル20とを、ステップ11の下方から延出された、所謂オルガン式のブレーキペダルとしてもよい。
上述の実施の形態又は別実施の形態では、左のブレーキペダル19(左のブレーキペダル59)にスライド機構40又は回転機構60が備えられた例を説明したが、これに限られない。右のブレーキペダル20に、スライド機構40又は回転機構60が備えられていてもよい。また、左のブレーキペダル19(左のブレーキペダル59)と右のブレーキペダル20の両方にスライド機構40又は回転機構60が備えられていてもよい。
上述の実施の形態では、調整状態において、右のブレーキペダル20の踏み面28と左のブレーキペダル19の踏み面27との上下方向での高さの関係は一定であるが、例えば、上下方向において右のブレーキペダル20の踏み面28に対して左のブレーキペダル19の踏み面27の高さを複数の高さに調整自在とすることもできる。上述の実施の形態では、例えば、第1ロック機構50の調整孔53を上下方向に間隔を隔てて複数備え、それら複数の調整孔53のどれか1つを選択することで、調整状態におけるブレーキペダルの踏み面の高さを段階的に変更することが可能となる。
上述の実施の形態又は別実施の形態では、連結機構を連結具23により構成しているが、これに限られない。連結機構は、左のブレーキペダル19と右のブレーキペダル20とをボルト及びナットの組み合わせ等からなる締結部材で連結状態と非連結状態とを切り替えるものであってもよい。
上述の実施の形態又は別実施の形態では、作業車の一例であるトラクタ1について説明したが、これに限られない。例えば、コンバインや田植機等の他の作業車にも本発明を適用することができる。
2 :前輪(走行装置)
3 :後輪(走行装置)
11 :ステップ
19,59 :左のブレーキペダル
20 :右のブレーキペダル
23 :連結具(連結機構)
24 :揺動軸
25 :左のブレーキ
26 :右のブレーキ
27 :左の踏み面
28 :右の踏み面
29 :右側支持部材(支持部材)
30 :右側ペダル部材(ペダル部材)
35 :左側支持部材(支持部材)
36 :左側ペダル部材(ペダル部材)
40 :スライド機構
60 :回転機構
67 :左右軸心
77 :表側の踏み面
79 :裏側の踏み面
Claims (6)
- 左及び右の走行装置用の左及び右のブレーキと、左及び右のブレーキペダルとが備えられ、
前記左のブレーキペダルが踏み操作されると、前記左のブレーキが制動側に操作されるように構成されるとともに、前記右のブレーキペダルが踏み操作されると、前記右のブレーキが制動側に操作されるように構成されており、
前記左及び右のブレーキペダルは、夫々、操縦者が足を置くステップよりも上方に位置する揺動軸に揺動可能に吊り下げられた支持部材と、前記支持部材の遊端部に取り付けられ、踏み操作されるペダル部材とを有し、
前記左及び右のブレーキペダルは、通常状態と調整状態とに切替可能に構成され、
前記左のペダル部材の踏み面と前記右のペダル部材の踏み面とは、前記通常状態及び前記調整状態のとき、平面視において互いに重複せず、
前記通常状態のとき、前記左のペダル部材の踏み面と前記右のペダル部材の踏み面とが上下方向において同じ高さ位置となり、
前記調整状態のとき、前記左及び右のペダル部材のうち一方のペダル部材が、前記通常状態における前記一方のペダル部材よりも高い箇所に位置することで、前記左のペダル部材の踏み面と前記右のペダル部材の踏み面とが上下方向において異なる高さ位置となる作業車。 - 前記左及び右のペダル部材のうち一方のペダル部材についてのみ踏み面の高さ位置の調整が可能となっている請求項1に記載の作業車。
- 前記左及び右のブレーキペダルを前記通常状態及び前記調整状態でそれぞれ固定可能な連結機構が備えられ、
前記連結機構が、前記支持部材における前記踏み面よりも上側に位置する箇所に、外部に露出された状態で設けられている請求項1または2に記載の作業車。 - 前記左及び右のブレーキペダルのうち一方のブレーキペダルの踏み面に対して他方のブレーキペダルの踏み面を上下方向にスライド移動させることにより前記通常状態と前記調整状態とを切り替えるスライド機構が備えられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業車。
- 前記左及び右のブレーキペダルのうち一方のブレーキペダルの踏み面に対して他方のブレーキペダルの踏み面を左右軸心周りに回動することにより前記通常状態と前記調整状態とを切り替える回転機構が備えられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業車。
- 前記調整状態において、前記左のブレーキペダルの踏み面の傾斜角度と前記右のブレーキペダルの踏み面の傾斜角度とを揃えるように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業車。
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JP2012173081A JP5858883B2 (ja) | 2012-08-03 | 2012-08-03 | 作業車 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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- 2012-08-03 JP JP2012173081A patent/JP5858883B2/ja active Active
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