JP5848650B2 - 車高調整機能付緩衝器 - Google Patents

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Description

本発明は、車高調整機能付緩衝器の改良に関する。
この種車高調整機能付緩衝器としては、たとえば、シリンダと、シリンダ内を圧側室と伸側室とに区画するピストンと、先端側がピストンに連結された中空なピストンロッドと、基端がシリンダに連結されてピストンロッド内に摺動自在に挿入されてポンプ室を隔成するポンプロッドと、シリンダの外周に設けた環状シリンダとシリンダの外周に移動自在に装着した懸架ばね受との間に設けたジャッキ室と、ポンプ室と伸側室とを連通して伸側室からポンプ室側へ向かう流れのみを許容する吸込通路と、ポンプ室とジャッキ室とを連通する供給通路と、供給通路の途中と圧側室とを連通する車高調整ポートとを備え、鞍乗車両の車体と後輪との間に介装されて使用されるものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この車高調整機能付緩衝器にあっては、伸長行程では、ポンプ室は容積が大きくなって吸込通路を介して作動油を吸込み、収縮行程では、ポンプ室は容積が小さくなって供給通路を介して作動油をジャッキ室へ供給するようになっており、伸縮を繰り返してポンピング作動を行い、ジャッキ室の容積を徐々に大きくして懸架ばね受とシリンダ端との間の距離を長くすることで、車高を高くすることができるとともに、所定の車高となると、車高調整ポートが供給通路と圧側室とを連通することによってジャッキ室内の作動油を圧側室へ逃がし、車高が所定の車高に維持されるようになっている。
つまり、車両における車体重量が搭乗者の増減や積荷重量の変化によって車高が変化しても、上記の如くの車高調整機能付緩衝器における伸縮時の作動によって、車高が所定の車高に維持されるのである。
特開2000−145873号公報(図1)
ところで、鞍乗車両を停車させる場合等では車高を低下させて、足付き性を良くして転倒を防止しつつ、鞍乗車両への乗降をしやすくしたい場合もあるが、上記従来の車高調整機能付緩衝器では車高を一定に維持するだけで、車高をコントロールすることができない。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、車高を自由に調整可能な車高調整機能付緩衝器を提供することである。
上記した課題を解決するために、本発明の課題解決手段は、シリンダと上記シリンダ内を圧側室と伸側室とに区画するピストンとを備えた緩衝器本体と、上記緩衝器本体の伸縮によって膨張及び収縮されるポンプ室と、上記シリンダの外周に移動自在に装着した懸架ばね受に対向するジャッキ室と、上記ポンプ室と上記伸側室とを連通して上記伸側室から上記ポンプ室へ向かう流れのみを許容する吸込通路と、上記ポンプ室と上記ジャッキ室とを連通する供給通路と、上記シリンダ内に連通されるリザーバとを備えた車高調整機能付緩衝器であって、上記ジャッキ室と上記リザーバとを連通する制御通路と、上記制御通路の途中に設けられた弁体と上記弁体を駆動して上記制御通路を開閉するアクチュエータとを有するリリーフ弁と、上記懸架ばね受のストローク位置を検出するストロークセンサと、上記ストロークセンサが検出する上記懸架ばね受の位置をフィードバックして上記アクチュエータを制御するコントローラとを備えたことを特徴とする。
上記のように車高調整機能付緩衝器が構成されリリーフ弁を開閉することで、ジャッキ室とリザーバとの連通させることができるともに、両者の接続を断つことができるので、車高が所望する車高よりの高い場合には、リリーフ弁を開弁させてジャッキ室の液体をリザーバへ逃がすことで車高を下げることができ、また、車高が所望する車高よりも低い場合には、車高調整機能付緩衝器の伸縮作動に伴うポンピング作動によってジャッキ室へ液体を供給できる状態とすべくリリーフ弁を閉弁させたままとしておけば、車高調整機能付緩衝器伸縮作動時に車高を上昇させることができる。
本発明の車高調整機能付緩衝器によれば、車高を自由に調整することが可能となる。
一実施の形態における車高調整機能付緩衝器の縦断面図である。 一実施の形態における車高調整機能付緩衝器の制御ブロック図である。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。この実施の形態における車高調整機能付緩衝器1は、図1に示すように、シリンダ2とシリンダ2内を圧側室R1と伸側室R2とに区画するピストン3とを備えた緩衝器本体Dと、緩衝器本体Dの伸縮によって膨張及び収縮されるポンプ室Pと、シリンダ2の外周に移動自在に装着した懸架ばね受4に対向するジャッキ室Jと、ポンプ室Pと伸側室R2とを連通して伸側室R2からポンプ室Pへ向かう流れのみを許容する吸込通路5と、ポンプ室Pとジャッキ室Jとを連通する供給通路6と、シリンダ2内に連通されるリザーバRと、ジャッキ室JとリザーバRとを連通する制御通路8と、制御通路8の中に設けられた弁体10と当該弁体10を駆動して当該制御通路8を開閉するアクチュエータAとを有するリリーフ弁9とを備えて構成され、この実施の形態では、図外の鞍乗車両の後輪軸を軸支するスイングアームと車体との間へ介装されるリヤクッションユニットとされている。
以下、各部について説明する。まず、緩衝器本体Dは、シリンダ2と、シリンダ2内を圧側室R1と伸側室R2とに区画するピストン3と、先端側がピストン3に連結された中空なピストンロッド11と、圧側室R1に連通されるリザーバRとを備えて構成されている。そして、圧側室R1、伸側室R2およびリザーバRには流体が充填され、この場合、流体は、具体的にはたとえば、作動油とされている。なお、作動室内に充填される液体は、作動油の他、磁気粘性流体(磁性流体)や電気粘性流体、水や水溶液等といった各種の液体を用いることができる。
詳細には、シリンダ2の図1中上方には側部から開口して内部へ通じる二つの透孔2a,2bが軸方向となる上下方向へずらして設けられている。また、シリンダ2の上方外周には、懸架ばね受4が摺動自在に嵌合される筒状のガイド部材37が装着されている。シリンダ2の図1中下端には、ピストンロッド11が摺動自在に挿通されるロッドガイド12が取付けられており、このロッドガイド12は、ピストンロッド11を軸支するとともにシリンダ2の下端を閉塞している。また、ピストンロッド11は、先端となる図1中上端側から開口する中空部11aを備えており、その先端外周にはピストン3が固定して取付けられている。さらに、ピストンロッド11の図1中下端には、緩衝器本体Dを鞍乗車両のスイングアーム側に連結可能なようにブラケット11bを備えている。
また、シリンダ2の図1中上端には、シリンダ2の上端に嵌合してシリンダ2の上端を閉塞するキャップ部材13が取付けられている。このキャップ部材13は、シリンダ2の上端に嵌合される嵌合部13aと、嵌合部13aの図1中上方に設けたバルブハウジング13bと、バルブハウジング13bよりも上方に設けられて緩衝器本体Dの鞍乗車両の車体側への連結を可能とするブラケット13cとを備え、嵌合部13aをシリンダ2の図1中上端に嵌合して当該シリンダ2の上端を閉塞している。
また、キャップ部材13の内部には、バルブハウジング13bの図1中右端側から開口してリリーフ弁9の弁体10を収容する弁孔13dと、嵌合部13aの下端から開口するロッド取付孔13eと、嵌合部13aの外周に設けた環状溝13fと、ロッド取付孔13eの先端から上記環状溝13fへ通じる穿孔13gと、嵌合部13aの下端から開口して圧側室R1に臨むとともにバルブハウジング13bの図1中端へ通じる補償通路13hと、ロッド取付孔13eを弁孔13dに連通する穿孔13iと、弁孔13dの先端を補償通路13hの途中に連通する穿孔13jとが形成されている。
そして、シリンダ2内には、ピストンロッド11の先端に連結されるピストン3が摺動自在に挿入されており、このピストン3によって上述のように上下端が閉塞されたシリンダ2内が圧側室R1と伸側室R2とに区画される。また、ピストン3には、圧側室R1と伸側室R2とを連通する通路3a,3bが設けられており、通路3aの上端はピストン3の上側に積層されるリーフバルブ14で開閉され、通路3bの下端はピストン3の下側に積層されるリーフバルブ15で開閉されるようになっている。
したがって、通路3aは、リーフバルブ14によって伸側室R2から圧側室R1への液体の流れのみを許容する一方通行の通路に設定されており、この通路3aを通過する液体の流れにリーフバルブ14で抵抗を与えるようになっていて、リーフバルブ14が伸側の減衰力発生要素として機能する。他方の通路3bは、リーフバルブ15によって圧側室R1から伸側室R2への液体の流れのみを許容する一方通行の通路に設定されており、この通路3bを通過する液体の流れにリーフバルブ15で抵抗を与えるようになっていて、リーフバルブ15が圧側の減衰力発生要素として機能する。なお、通路3a,3bを流れる液体に抵抗を与える減衰力発生要素としては、たとえば、オリフィス、チョーク、ポペット弁等といったリーフバルブ14,15以外の減衰バルブを用いてもよく、液体が磁気粘性流体(磁性流体)である場合には減衰バルブに代えて通路3a,3bに磁界を与える磁界発生手段を減衰力発生要素とすればよく、さらには、液体が電気粘性流体である場合には減衰バルブに代えて通路3a,3bに電界を与える電界発生手段を減衰力発生要素とすればよい。
つづいて、リザーバRは、シリンダ2の外方に設けたリザーバ筒16で形成されている。リザーバ筒16内には、リザーバ筒16内を図1中上方側の液室Lと図1中下方側の気室Gとに区画するフリーピストン17が摺動自在に挿入されている。また、リザーバ筒16の図1中上下端は、キャップ18,19によって閉塞されており、キャップ18には、ホース20を接続する接続孔18aが設けられ、キャップ19には、外部からリザーバ筒16内に設けた気室Gへ気体の注入を可能とするバルブ21が設けられている。そして、一端がリザーバ筒16の上端を閉塞するキャップ18に接続されるとともに他端がキャップ部材13の補償通路13hのバルブハウジング側の開口に接続されるホース20が設けられており、このホース17と補償通路13hを介して液室Lと圧側室R1とが連通されている。なお、液室Lと気室Gの分離は、フリーピストン17以外にもブラダ、ダイヤフラムやベローズ等を用いて行ってもよい。なお、リザーバ筒16内または流路13に圧側室R1と液室Lとを仕切る仕切部材を設け、当該仕切部材に圧側室R1から液室Lへ向かう液体の流れに抵抗を与えるベースバルブと、液室Lから圧側室R1へ向かう液体の流れを許容する通路を設けて、緩衝器本体Dの収縮時にリーフバルブ15とベースバルブとで圧側の減衰力を発揮させるようにしてもよい。
つづいて、ポンプ室Pは、ピストンロッド11とポンプロッド22とで区画された中空部11aで形成されている。このピストンロッド11の中空部11a内には、基端がキャップ部材13のロッド取付孔13eに取り付けられる筒状のポンプロッド22が先端側を内方へ向けて挿入されている。そして、緩衝器本体Dが伸長作動する場合、ピストンロッド11に対してポンプロッド22が抜き出る方向へ相対移動してポンプ室Pの容積が拡大し、反対に、緩衝器本体Dが収縮作動する場合、ピストンロッド11に対してポンプロッド22が侵入する方向へ相対移動してポンプ室Pの容積が減少するようになっている。
このポンプロッド22は、基端がロッド取付孔13e内に挿入され、スナップリング26によって、キャップ部材13に固定され、内部がロッド取付孔13eおよび穿孔13gによって環状溝13fに通じている。このように、ポンプロッド22は、シリンダ2にキャップ部材13を介して連結されていて、シリンダ2ともにピストンロッド11に対して軸方向の相対移動を呈することが可能となっている。そして、ポンプロッド22の先端内方には、オリフィスやチョークなどの絞り弁23aを備えてプラグ23が装着されており、また、ポンプロッド22内には、ばね24でプラグ23へ向けて附勢されて当該プラグの絞り弁23aを開閉する逆止弁25が収容されている。この逆止弁25は、中空部11aでなるポンプ室Pからポンプロッド22内へ向かう液体の流れについてはこれを許容するが、ポンプロッド22内からポンプ室Pへ向かう液体の流れについてはこれを阻止するようになっている。
さらに、ピストンロッド11の図1中上端である先端には内部にポンプロッド22の外周に摺接する環状のシール部材27を保持するシールキャップ28が螺着されており、シール部材27がポンプロッド22の外周をシールしている。この場合、シール部材27は、中空部11a内側に凹部を備えたUパッキンとされているので、この場合、ポンプ室Pから圧側室R1への液体の漏洩を防止するとともに圧側室R1からポンプ室Pへの液体の流入を許容する逆止弁としても機能している。なお、シール部材27に逆止弁としての機能を求めない場合には、Uパッキン以外のシールを利用すればよい。
また、ポンプ室Pは、ピストンロッド11の伸側室R2に対向する側部から開口してピストンロッド11の中空部11aに連通する透孔11cによって、伸側室R2に連通されている。この透孔11cの伸側室R2側の開口端側には、ピストンロッド11の先端にピストン3とともに組み付けられる逆止弁29が設けられており、この逆止弁29は、伸側室R2からポンプ室Pへ向かう作動油の流れのみを許容するようになっている。すなわち、吸込通路5は、本実施の形態の場合、上記透孔11cと逆止弁29とで構成されている。なお、この実施の形態では、シール部材27が圧側室R1からポンプ室Pへの液体の通過を許容する逆止弁として機能するので、ポンプ室Pの容積拡大時に伸側室R2よりポンプ室Pの圧力が高くなってしまう場合があっても圧側室R1から液体を吸い込むことが可能となって、ポンプ室Pが液体の吸込不全を起こすことが無いよう配慮されている。
逆止弁29は、詳しくは、ピストンロッド11の先端にピストン3より伸側室R2側に組み付けられる二つのディスク30,31で透孔11cに対向するとともに伸側室R2に孔30aを介して連通されるバルブ室32を形成し、当該バルブ室32内に孔30aを閉塞する方向にばね33で附勢される環状弁体34を収容するようにして構成されている。
なお、ディスク30より下方側には、ロッドガイド12の上端に積層されるクッション35に衝合するディスク36がディスク30と同様にピストンロッド11の先端に組み付けられており、このディスク36は、ディスク30に直接積層されることから、孔30aを閉塞しないように凹部36aが形成されている。
そして、このディスク36を設けることにより、緩衝器本体Dの伸び切り時に、逆止弁29に負荷が作用しないようになっているとともに、孔30aがクッション35によって閉塞されてしまうことが無いようになっており、また、孔30aの端部でクッション35を齧ってしまうことが無いようになっている。
このように構成されたポンプ室Pは、上述したところから、緩衝器本体Dが伸長するとその容積を増大させるが、ポンプロッド22に逆止弁25が設けられているので、ポンプ室P内には吸込通路5を介して伸側室R2内の液体が吸引され、逆に、緩衝器本体Dが圧縮されると容積が減少する場合、吸込通路5が逆止弁29によって閉塞される一方ポンプロッド22に設けた逆止弁25が開いてポンプ室Pで余剰となる液体がポンプロッド22へ送り込まれることになる。つまり、緩衝器本体Dの伸縮作動に伴って伸側室R2からポンプ室Pに吸いこまれた液体がポンプロッド22内へ吐出されることになる。なお、ポンプ室Pが緩衝器本体Dの伸長時に容積を増大させて高圧となる伸側室R2から作動油を吸い込むように設定されているので、緩衝器本体Dの伸長時に作動油を吸い込めなくなるという事態が生じないようになっており、確実にポンピング作動を行うことができる。また、この場合、ポンプロッド22内へ吐出される液体は、ポンプロッド22の先端に設けた絞り弁23aを通過するので、この絞り弁23aによって流路を制限するようになっている。
他方、ジャッキ室Jは、シリンダ2の外周に装着した筒状のガイド部材37の外周に設けた環状のハウジング38と、上記ガイド部材37の外周に摺動自在に装着される環状の押し子39とで形成されている。
詳しくは、ガイド部材37は、筒状であって、内外を連通する二つの透孔37a,37bを備えており、シリンダ2の外周に装着されると透孔37aを透孔2aに連通し、透孔37bを透孔2bに連通させるようになっている。
ハウジング38は、ガイド部材37に対して所定の間隔を空けて対向する筒部38aと、筒部38aの上端から内周側に突出するフランジ部38bとを備えて構成されており、他方の押し子39は、ガイド部材37の外周およびハウジング38の筒部38aの内周の双方に摺接する筒部39aと、筒部39aの下端外周に突出するフランジ部39bとを備えて構成されている。
ジャッキ室Jは、ガイド部材37に設けた透孔37aとシリンダ2に設けた透孔2aを介してキャップ部材13の嵌合部13aの外周に形成した環状溝13fに通じ、この環状溝13fが穿孔13gおよびロッド取付孔13eを介してポンプロッド22内に通じているため、緩衝器本体Dが伸縮作動を連続して行うと、伸側室R2から吸い上げられてポンプ室Pから吐出された液体がジャッキ室Jへ供給されることになる。つまり、この実施の形態の場合、供給通路6は、ポンプロッド22内、ロッド取付孔13e、穿孔13g、環状溝13f、透孔2aおよび透孔37aで形成されている。なお、逆止弁25は、供給通路6の途中のいずれかに設ければよいので、ポンプロッド22の先端以外の箇所に設けることができるが、上記したようにポンプロッド22の内部に組み付けることで、逆止弁25を予めポンプロッド22に組み込んでおくことができ、車高調整機能付緩衝器1の組立作業が容易となる。
また、ガイド部材37に設けた透孔37bはシリンダ2に設けた透孔2bを介して圧側室R1へ連通されており、ジャッキ室Jの容積が増大して押し子39が図1中下方へ移動してジャッキ室Jが透孔37bに対向するようになると、ジャッキ室Jが圧側室R1へ連通されてジャッキ室J内の圧力を圧側室R1へ逃がすことができるようになっており、これにより、押し子39が際限なく図1中下方へ移動して、ハウジング38内から脱落してしまうことが防止されている。
そして、押し子39の図1中下端には、シリンダ2の外周に軸方向となる図1中上下方向へ移動可能に装着される懸架ばね受4が設けられており、この懸架ばね受4と、ピストンロッド11の図1中下端に設けた下方側の懸架ばね受11dとの間には懸架ばねSが介装される。この懸架ばねSは圧縮状態で懸架ばね受4,11d間に介装されているので、懸架ばね受4は常に押し子39側へ向けて押圧されており、押し子39が図1中上下方向となる軸方向へ移動すると、懸架ばね受4も押し子39とともに軸方向へ移動するようになっている。したがって、ジャッキ室Jへ液体を供給することで、ジャッキ室Jの容積を増大させると、懸架ばね受4が押し子39に押し下げられて、懸架ばね受4とキャップ部材13に設けたブラケット13cとの軸方向距離が開いて鞍乗車両の車高を上げることができ、反対にジャッキ室Jから液体を排出させてジャッキ室Jの容積を減少させると、懸架ばね受4が懸架ばねSに押されて押し子39とともに図1中上方へ移動して、懸架ばね受4とブラケット13cとの軸方向距離が短くなって鞍乗車両の車高を下げることができるのである。
なお、ガイド部材37に対する懸架ばね受4の移動の下限を規制するためにガイド部材37の下端外周にスナップリング40が嵌合され、ハウジング38のガイド部材37に対する上方への移動を防止するためにガイド部材37の上端外周にスナップリング41が嵌合されている。ハウジング38自体のガイド部材37に対する下方側への移動を規制していないのは、懸架バネSが圧縮状態で懸架ばね受4,11dに挟持されており、ハウジング38は常に懸架ばね受4のみあるいは懸架ばね受4およびジャッキ室J内の液体によって上方側へ向けて附勢された状態であるため、ハウジング38自体のガイド部材37に対する下方側への移動を規制する必要が無いからである。
なお、シリンダ2の外周にガイド部材37を設けずに、シリンダ2およびキャップ部材13の外周に直接的に懸架ばね受4とハウジング38とを装着するようにしてもよいが、ガイド部材37を設けることによって、緩衝器本体Dの強度が補償され、ジャッキ室J内の圧力による変形等の悪影響を防止でき、さらに、シリンダ2へのスナップリング40,41の取付溝を設けることによるシリンダ強度の低下を防止できるといった利点がある。
次に、リリーフ弁9について説明する。リリーフ弁9は、この実施の形態では、キャップ部材13のバルブハウジング13bに設けた弁孔13d内に収容される弁体10と、この弁体10を駆動するアクチュエータAで構成されている。
より詳細には、弁体10は、この場合、ニードル弁とされており、弁孔13d内に収容される筒状のケース42内に軸方向移動自在に挿入されている。このケース42は、筒状であって、側方から開口するポート42aと、ポート42aよりも図1中右方側の内周に設けた環状弁座42bとを備えており、弁体10は、環状弁座42bに離着座するニードル状の弁頭10aと、弁頭10aの図1中左方側に設けられて当該弁頭10aより大径な大径部10bと、大径部10bの図1中左方に設けた軸部10cとを備えて構成されている。したがって、弁体10の弁頭10aが環状弁座42bに着座した状態でリリーフ弁9は閉弁し、弁頭10aが環状弁座42bから離れて環状弁座42bとの間に環状隙間が形成されるとリリーフ弁9は開弁状態となる。
アクチュエータAは、この場合、弁孔13dの開口端に固定されるモータMと、送り螺子機構Kとで構成されており、詳しくは図示しないが、モータMを回転駆動させることによって送り螺子機構Kの先端が図1中左右方向へ移動するようになっている。
また、弁体10の大径部10bと環状弁座42bの外周との間にはばね43が介装されており、よって、弁体10が送り螺子機構Kへ向けて附勢されていて、送り螺子機構Kの先端と弁体10の軸10cとが当接している。したがって、モータMを駆動して送り螺子機構Kの先端を図1中右方へ移動させるようにすると、弁体10が送り螺子機構Kに押されて環状弁座42bへ接近する方向へ駆動され、反対に、モータMを駆動して送り螺子機構Kの先端を図1中左方へ移動させるようにすると、弁体10がばね43に押されて送り螺子機構Kとともに環状弁座42bから後退するようになっている。すなわち、弁体10は、アクチュエータAによって駆動されて、環状弁座42bに接近および離間することができるようになっており、これによってリリーフ弁9の開閉と弁開度の調整を行うことができるようになっている。
このように、アクチュエータAは、送り螺子機構Kを備えているのでモータMの図示しないシャフトの回転を減速して弁体10へ伝達するので、弁体10に高圧が作用しても小さなトルクで弁体10を駆動することができモータMを小型化することができるとともに、モータMを回転させて送り螺子機構Kを伸縮可能ではあるが、送り螺子機構Kに外部からの軸方向の力が作用してもモータMを回転駆動させることがない非可逆性を備えている場合には、鞍乗車両の振動がアクチュエータAに入力されてもアクチュエータAは変位せずに弁体10の位置がずれてしまうことがない。また、弁孔13dが緩衝器本体Dの伸縮方向に直行する方向に沿って設けられ、弁体10の駆動方向が緩衝器本体Dの伸縮方向に直行する方向であり、鞍乗車両の車体の振動方向に直行する方向となるため、車体振動によって慣性力が弁体10に作用して弁体10の位置が大きく変化してしまうこともない。なお、弁体10を極力軽量にしておくことで慣性力の影響をより一層軽減することができる。
そして、ケース42のポート42aは、ケース42が弁孔13d内の所定位置に収容されると、キャップ部材13のロッド取付孔13eを弁孔13dに連通する穿孔13iに対向して、ケース42内がロッド取付孔13e内に連通され、また、ケース42内が弁孔13dの先端に設けた穿孔13jを介して補償通路13hに連通されている。このように、ケース42内は、ジャッキ室JとリザーバRの双方に連通され、ケース42内に収容される弁体10でケース42内に設けた環状弁座42bに離着座することでジャッキ室JとリザーバRとを連通および遮断することができるようになっている。したがって、この実施の形態の場合、制御通路8は、穿孔13g、ロッド取付孔13e、穿孔13i、弁孔13d、ケース42内、穿孔13jおよび補償通路13hで形成されており、リリーフ弁9がこの制御通路8の途中に設けられていることになる。
そして、リリーフ弁9を開閉することで、ジャッキ室JとリザーバRとの連通させることができるともに、両者の接続を断つことができるので、車高が所望する車高よりの高い場合には、リリーフ弁9を開弁させてジャッキ室Jの液体をリザーバRへ逃がすことで車高を下げることができ、また、車高が所望する車高よりも低い場合には、車高調整機能付緩衝器1の伸縮作動に伴うポンピング作動によってジャッキ室Jへ液体を供給できる状態とすべくリリーフ弁9を閉弁させたままとしておけば、車高調整機能付緩衝器1が伸縮作動すれば車高を上昇させることができることになる。つまり、本発明の車高調整機能付緩衝器1によれば、車高を自由に調整することが可能となる。
また、絞り弁23aで流路を制限することによって、リリーフ弁9の最大流路面積を小さくすることができ、アクチュエータAを含めたリリーフ弁9全体を小型化することができる。なお、ジャッキ室Jへの流量が大きい場合には、ポンプ室Pを伸側室R2或いは圧側室R1へ液体を逃がす絞り弁を別に設けてもよく、たとえば、伸側室R2に液体を逃がす場合には、逆止弁29の環状弁体34に絞り弁として機能する切欠34aや孔を設けるか、或いは、ディスク30の孔30aに通じて絞り弁として機能する切欠等を設けておくようにすればよい。
さらに、上記したところでは、リリーフ弁9をニードル弁としているが、制御通路8を開閉することができればよいので、スプール弁やポペット弁等といった他の弁体を利用することも可能であり、また、アクチュエータAについてもモータMには種々のモータを利用することが可能であり、モータMと送り螺子機構Kとで構成せずにソレノイドやリニアモータといった直動型のアクチュエータをそのまま利用することもできる。このように、直動型のアクチュエータAを利用する場合にあっても、弁孔13dが緩衝器本体Dの伸縮方向に直行する方向に沿って設けられ、アクチュエータAは、緩衝器本体Dの伸縮方向に直行する方向に沿って弁体10を駆動すればよく、駆動方向が鞍乗車両の車体の振動方向に直行する方向となるため、車体振動がアクチュエータAの駆動に与える影響は軽微であり、安定した車高調整制御をおこなうことができる。
このように車高が高い場合にはリリーフ弁9を開弁し、車高が低い場合にはリリーフ弁9を閉弁させるようにすればよいが、この実施の形態の車高調整機能付緩衝器1の場合、車高調整制御を行うべく、コントローラCと、車高をセンシングするためのストロークセンサ44を設けている。
ストロークセンサ44は、キャップ部材13の外周に固定されており、懸架ばね受4の位置を検出することができるようになっている。なお、ストロークセンサ44は、図示したところでは先端が懸架ばね受4に接触して追随する直動タイプのセンサとなっているが、光学式のセンサやワイヤー巻取型のセンサといった各種のストロークセンサを用いることができる。
コントローラCは、懸架ばね受4の位置をフィードバックして懸架ばね受4の位置を目標位置へ追随させるフィードバック制御をおこなうようになっており、具体的には、ストロークセンサ44が検出した懸架ばね受4の位置と目標車高を実現するための懸架ばね受4の目標位置との偏差(制御偏差)を求める加算器45と、求めた偏差からフィードバック制御をおこなうための補償器46と、補償器46が出力するモータMの回転指令通りにモータMを駆動するドライバ47と、ストロークセンサ44が出力する信号を濾波するローパスフィルタ48とを備えて構成されている。
つまり、図2の制御ブロック図に示すように、目標車高を実現するための懸架ばね受4の目標位置が入力されると、加算器45で前回制御時にストロークセンサ44が検出した懸架ばね受4の位置と目標位置の偏差を求め、当該偏差から補償器46が回転指令を求め、回転指令に基づいてドライバ47がモータMを駆動するべく電流を与え、モータMが駆動されてリリーフ弁9の弁開度が調節され、懸架ばね受4が駆動され、駆動された懸架ばね受4の位置をストロークセンサ44で検出し、ローパスフィルタ48がストロークセンサ44が検出した懸架ばね受4の位置を示す信号を濾波して次回制御に使用される懸架ばね受4の位置を出力するといった制御ループで、コントローラCは、リリーフ弁9をフィードバック制御する。このように懸架ばね受4の位置をフィードバックするフィードバック制御を行うので、車高調整機能付緩衝器1にあっては、懸架ばね受4の位置を目標位置に速やかに追随させることができる。
補償器46は、たとえば、PI補償を行うが、PID補償やP補償を行ってもよい。また、ローパスフィルタ48でストロークセンサ44が出力する信号を濾波するが、これは、ノイズを除去する目的のほか、鞍乗車両の走行中は、上下方向の振動が車高調整機能付緩衝器1に入力されて、懸架ばね受4の位置が当該振動によって多少上下動するため、上記信号に含まれる鞍乗車両の振動による影響を除去するようにしている。このようにローパスフィルタ処理を行うことで、車高調整が頻繁することがなくなるとともに、補償器46の設計が容易となり、リリーフ弁9のハンチングも解消される。なお、目標車高を実現するための懸架ばね受4の目標位置は、鞍乗車両の搭乗者が設定するようにしてもよいし、たとえば、コントローラCが車速に応じて予め決められたパターンで目標位置を求めるようにしてもよい。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
また、上記したところでは、車高調整機能付油圧緩衝器1が特に鞍乗車両に適用されることを想定しているが、本発明の車高調整機能付緩衝器1は他の車両、たとえば、四輪自動車等に適用することも可能であって、上記した作用効果を発揮できることは当然である。また、この場合、リザーバRを緩衝器本体Dとは別に設けているが、シリンダ2の外周にシリンダ2を覆う外筒を設けて当該外筒とシリンダ2との間にリザーバRを設ける構造を採用することも可能であり、その場合、ジャッキ室Jを構成する各部材を外筒の外周に設けるようにすればよい。
1 車高調整機能付緩衝器
2 シリンダ
3 ピストン
4 懸架ばね受
5 吸込通路
8 制御通路
10 弁体
9 リリーフ弁
11 ピストンロッド
22 ポンプロッド
44 ストロークセンサ
48 ローパスフィルタ
A アクチュエータ
C コントローラ
D 緩衝器本体
J ジャッキ室
K 送り螺子機構
M モータ
P ポンプ室
R リザーバ
R1 圧側室
R2 伸側室

Claims (6)

  1. シリンダと上記シリンダ内を圧側室と伸側室とに区画するピストンとを備えた緩衝器本体と、上記緩衝器本体の伸縮によって膨張及び収縮されるポンプ室と、上記シリンダの外周に移動自在に装着した懸架ばね受に対向するジャッキ室と、上記ポンプ室と上記伸側室とを連通して上記伸側室から上記ポンプ室へ向かう流れのみを許容する吸込通路と、上記ポンプ室と上記ジャッキ室とを連通する供給通路と、上記シリンダ内に連通されるリザーバとを備えた車高調整機能付緩衝器であって、
    上記ジャッキ室と上記リザーバとを連通する制御通路と、
    上記制御通路の途中に設けられた弁体と上記弁体を駆動して上記制御通路を開閉するアクチュエータとを有するリリーフ弁と
    上記懸架ばね受のストローク位置を検出するストロークセンサと、
    上記ストロークセンサが検出する上記懸架ばね受の位置をフィードバックして上記アクチュエータを制御するコントローラとを備えた
    ことを特徴とする車高調整機能付緩衝器。
  2. 上記コントローラは、上記ストロークセンサが検出する上記懸架ばね受の位置をローパスフィルタ処理して上記懸架ばね受のストローク位置をフィードバックして上記アクチュエータを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車高調整機能付緩衝器。
  3. 上記ポンプ室は、先端側が上記ピストンに連結された中空なピストンロッドと、基端が上記シリンダに連結されて上記ピストンロッド内に摺動自在に挿入されるポンプロッドとで画成されてなる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車高調整機能付緩衝器。
  4. 上記ピストンロッド側に保持されて上記ポンプロッドの外周をシールするシール部材と、
    上記供給通路に設けた絞り弁と、
    上記吸込通路に設けられて上記伸側室から上記ポンプ室へ向かう流れのみを許容する逆止弁とを備え、
    上記逆止弁は、上記ピストンロッドの外周に設けられ上記伸側室に連通される孔を有するディスクと、絞り弁を有する環状弁体と、上記孔を閉塞する方向へ上記環状弁体を附勢するばねとを有する
    ことを特徴とする請求項に記載の車高調整機能付緩衝器。
  5. 上記アクチュエータは、モータと送り螺子機構とで構成され、上記送り螺子機構に外部からの軸方向の力が作用しても上記モータを回転駆動させることがない非可逆性を備えている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車高調整機能付緩衝器。
  6. 上記リリーフ弁の弁体の駆動方向は、上記緩衝器本体の伸縮方向に直行する方向とされる
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車高調整機能付緩衝器。
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