JP5848045B2 - 飲料用缶 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、塞ぎ部材における皺の発生、および、塞ぎ部材と被接着面との間に空気が残ることを抑制可能な飲料用缶を提供することにある。
また、前記被接着面のうちの前記第1の縁部と前記第2の縁部との間に位置する前記部位は、当該第1の縁部から当該第2の縁部に向かうに従い前記収容部の他方の端部側から次第に離れるように傾斜していることを特徴とすることができる。
さらに、前記被接着面を挟み前記開口が設けられている側とは反対側には、当該被接着面に接続して設けられ、前記塞ぎ部材が接着される第2の被接着面が設けられ、前記第2の被接着面は、前記被接着面に接続された接続部を有するとともに当該接続部とは反対側に端部を有し、前記第2の被接着面は、前記接続部から前記端部に向かうに従い前記収容部の前記他方の端部側に次第に近づくように傾斜していることを特徴とすることができる。
また、前記被接着面は、前記開口を囲むように且つ当該開口の全周に亘って設けられていることを特徴とすることができる。
また、前記収容部の径方向において、当該収容部は一端部および他端部を有し、前記被接着面には、前記一端部と前記他端部との間に位置する予め定められた箇所を始点として当該一端部側に向かうに従い前記収容部の他方の端部側に次第に近づく第1の平面と、当該予め定められた箇所を始点として当該他端部側に向かうに従い当該収容部の当該他方の端部側に次第に近づく第2の平面とが形成されていることを特徴とすることができる。
図1は、本実施形態の飲料缶100の基本的な構成を説明するための図である。詳細には、図1は、飲料缶100の正面図および飲料缶100を上方から見た場合の斜視図である。なお飲料缶100の正面図では、飲料缶100の上部を断面で表示している。
この比較例では、容器本体200の縁部220に対してカール加工が施されている。そしてこの比較例では、このカール加工によって形成されたカール部に対して、塞ぎ部材300が熱接着されている。ところで、この場合、塞ぎ部材300のうちのカール部に接着された部位に皺が発生しやすくなる。より詳細に説明すると、この場合、平面状の塞ぎ部材300を、曲率を有したカール部へ接着することとなるため皺が発生しやすくなる。
本図に示す接着方法では、発砲ゴムにより形成され弾性変形可能なパッド400(図3(A)参照)を容器本体200に形成された第2面232に押し付け、パッド400と第2面232との間に位置する塞ぎ部材300をこの第2面232に押し付ける。なお、パッド400には、不図示のヒータが内蔵され加熱されている。このため、パッド400によって塞ぎ部材300が容器本体200に押し付けられると、塞ぎ部材300に予め塗布されていた接着剤が溶融するようになる。そしてパッド400が塞ぎ部材300から離れることで、溶融した接着剤の硬化が開始され、塞ぎ部材300が容器本体200に接着される。
本実施形態では、同図に示すように、被接着面の一例としての第2面232を傾斜させて配置している。付言すると、容器本体200の径方向(軸方向と直交する方向)に対して角度θだけ第2面232を傾斜させている。さらに説明すると、容器本体200の中心軸CHと直交する平面KH(仮想の平面)に対して傾斜した状態で配置されている。さらに説明すると、本実施形態では、第2面232の傾斜によって、内側縁部236の位置と外側縁部237の位置とが、容器本体200の軸方向においてずれた状態となっている。付言すると、容器本体200の軸方向において、内側縁部236が設けられている位置と外側縁部237が設けられている位置とが異なるようになっている。
図5は、塞ぎ部材300の容器本体200への接着方法の他の一例を示した図である。
この例では、容器本体200の径方向における外側方向に向かうに従い、容器本体200の底部215が設けられている側に次第に近づくように第2面232が形成されている。付言すると、容器本体200の底部215側および塞ぎ部材300が接着される側のうちのこの接着される側から次第に離れるように、第2面232が形成されている。さらに説明すると、第2面232は、内側縁部236から外側縁部237に向かうに従い容器本体200の底部215が設けられている側から次第に近づくように形成されている。
この例では、同図(C)に示すように、第2面232に、第1傾斜面232Aおよび第2傾斜面232Bが設けられている。なお同図(C)は容器本体200の開口210側から容器本体200を眺めた場合の図である。
図7は、塞ぎ部材300の容器本体200への接着方法の他の一例を示した図である。なお、同図(C)は、同図(A)における矢印VIIC方向から容器本体200を眺めた場合の図である。また、同図(A)では塞ぎ部材300の図示を省略している。
この例では、容器本体200に形成された第2面232に対して二つの平面が設けられている。より詳細には、容器本体200の一端部261側に配置された第1平面271と容器本体200の他端部262側に配置された第2平面272とが設けられている。
Claims (1)
- 円筒状に形成され、軸方向における一方の端部に開口を有し、内部に飲料が収容される収容部と、
前記収容部の前記一方の端部に且つ前記開口を囲むように円環状に形成され、当該開口を塞ぐ塞ぎ部材が接着される被接着面と、
を備え、
前記塞ぎ部材が接着される前記被接着面は、前記収容部の中心軸と直交する面に対して傾斜した状態で配置されるとともに、平面で形成され、
前記収容部の径方向において、当該収容部は一端部および他端部を有し、
前記被接着面には、前記一端部と前記他端部との間に位置する予め定められた箇所を始点として当該一端部に向かうに従い前記収容部の他方の端部側に次第に近づくように形成されるとともに当該一端部に終端を有した第1の平面と、当該予め定められた箇所を始点として当該他端部に向かうに従い当該収容部の当該他方の端部側に次第に近づくように形成されるとともに当該他端部に終端を有した第2の平面とが形成され、
前記第1の平面と前記第2の平面は、前記予め定められた箇所にて接続するとともに、当該第1の平面と当該第2の平面との接続部には、前記収容部の径方向に延びる稜線が形成され、
前記第1の平面は、前記稜線から当該第1の平面の前記終端に向かって直線状に延びるように形成され、前記第2の平面は、当該稜線から当該第2の平面の前記終端に向かって直線状に延びるように形成されていることを特徴とする飲料用缶。
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