JP5647914B2 - 蓋部材、飲料容器、および塞ぎ部材 - Google Patents
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Description
また、シート状であってその周囲を連結部を残してリング状にカットすることによってその外側部分を取っ手部、内側部分を本体部とし、且つ本体部中に連結部側から見て遠ざかる方向に凸状となるようにカットすることによって係止片を形成したプルタブが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、前記塞ぎ片に前記接続片が接着されている状態において、当該塞ぎ片と当該接続片とが積層されるように当該塞ぎ片および当該接続片は設けられ、前記塞ぎ片は、当該塞ぎ片に接着されている前記接続片に対向する対向面を有し、前記塞ぎ片に前記接続片が接着されている状態において、当該塞ぎ片の前記対向面のうち、当該接続片に形成された前記貫通孔に対峙する領域であって当該貫通孔の縁部よりも内側に位置する領域には、厚みを有する部材が貼付されていることを特徴とすることができる。
さらに、前記基板に形成された前記開口部の位置と、前記厚みを有する部材が貼付される位置とが重なるように、当該厚みを有する部材は貼付されることを特徴とすることができる。
さらに、前記塞ぎ片の前記外周縁から突出する前記接続片の前記一部と、前記基板と、の間には、間隙が形成されていることを特徴とすることができる。
また、前記塞ぎ片と前記接続片との接着の強度の方が、前記基板と当該塞ぎ片との接着の強度よりも小さいことを特徴とすることができる。
図1は、本実施の形態が適用される飲料缶100(飲料容器の一例)を説明するための図である。なお同図(A)は飲料缶100の上面図である。また同図(B)は、缶蓋300およびシール部材500の側面図である。また同図(C)は、シール部材500が取り外された状態の飲料缶100の上面図であり、同図(D)は、シール部材500が取り外された状態の缶蓋300の側面図である。
本実施形態におけるシール部材500は、基材を折り曲げるとともに重ね合わせ基材が二重(二層)となった状態で形成される。付言すると、本実施形態におけるシール部材500は、基材が積層された状態で形成されている。このため、一層で形成されている場合に比べ強度が増している。
上記のとおり、本実施形態におけるシール部材500は、基材600を折り曲げるとともに重ね合わせ基材600が二重となった状態で形成されている。そしてこの基材600には、図2(A)を用いて説明したとおり、円形の第1部位610および第2部位620の2つの部位が設けられる。また、基材600には、シール部材500に把持部520が形成されるように、第1部位610の外周縁から突出する突出片630が形成される。さらに、第1部位610には、略C字状のスリット640が形成される。ところで、図2(A)では、スリット640が、一端部641から他端部642にかけて連続して設けられている場合を説明したが、スリット640は、図5で示すように形成することもできる。
なお図5(A)では、スリット640に一端部641、他端部642、不連続部643があるが、これらをなくして、スリット640の全部がミシン目状であっても構わない。ミシン目(スリット)の形状についての他の事例としては、同図(B)に示すように、単一の円弧の連続体を示すものや、同図(C)に示すように複数の円弧で構成された円弧の連続体を示すものなどがある。
上記では、パネル400に対し、飲料缶100の外側方向に向かって突出する突出部410を設けた場合を説明したが(図1(C)、(D)参照)、このような突出部410に替え、図6に示すように、飲料缶100の内部方向に凹む凹部430をパネル400に対して設けることもできる。ここで、このように凹部430を設けた場合も、パネル400の表面(上面)と、シール部材500の把持部520との間に間隙が形成される。このためこの場合も、ユーザが把持部520を把持する際の作業性が良好となる。
この製造ライン900では、まず、不図示の送り出しローラにより送り出された基材600の上面に対して塗布ローラ901により接着剤Aが塗布される。その後、必要に応じ、この接着剤Aは、乾燥機902によって乾燥される。その後、乾燥機902よりも下流側に配置されたラインローラ903によって、基材600に折り目が形成される。
ラインローラ903によって基材600に折り目が形成された後、この基材600は、プレスローラ904により2つ折りで折り畳まれる。なおこの際、接着剤Aが塗布された側が内側となるように折り畳まれる。その後、折り畳まれた基材600の一方の面に対して、塗布ローラ905によって接着剤Bが塗布される。その後、必要に応じ、この接着剤Bは、乾燥機906によって乾燥される。その後、折り畳まれた状態の基材600を開くとともに、第1ピンチローラ907、第2ピンチローラ908により基材600をさらに搬送する。なおこのとき、基材600には折り目が残っている。
上記では説明を省略したが、本実施形態における製造ライン900では、第1ピンチローラ907、第2ピンチローラ908との間にバッファを設け、基材600を弛ませるようにしている。ここで本実施形態では、金型910によってスリット640等が形成される際に、基材600が間欠的に送られることとなるが、この金型910が設けられている箇所よりも上流側でも、基材600を間欠的に搬送してしまうと、上記接着剤Aや接着剤Bにより形成される接着剤層の厚みが基材600の搬送方向において不均一となってしまう。このため、本実施形態では、上記のとおりバッファを設け、バッファよりも上流側では、基材600が予め定められた一定の速度で搬送されるようにしている。なおバッファには、基材600に対して張力を付与するテンショナーを設けることもできる。この場合、基材600がより安定的に搬送されるようになる。
なお、ラインローラ911は、上記にて説明したラインローラ903と同様に構成されている。
Claims (7)
- 飲料が収容される容器の開口に取り付けられる蓋部材であって、
開口部が形成され、前記容器の前記開口に取り付けられる基板と、
前記基板の前記開口部を塞ぐ塞ぎ部材と、
を備え、
前記塞ぎ部材は、
前記基板に接着され、当該基板に形成された前記開口部を塞ぐ塞ぎ片と、
前記塞ぎ片に接着されるとともに一部が当該塞ぎ片に接続され、当該塞ぎ片から剥がされることで、ユーザの指が掛けられる指掛け部が形成される接続片と、
を備え、
前記接続片には、ユーザの指が挿入可能な貫通孔が形成され、
前記接続片の前記指掛け部は、当該接続片に形成された前記貫通孔の縁部により形成され、
前記塞ぎ片に前記接続片が接着されている状態において、当該塞ぎ片と当該接続片とが積層されるように当該塞ぎ片および当該接続片は設けられ、
前記塞ぎ片は、当該塞ぎ片に接着されている前記接続片に対向する対向面を有し、
前記塞ぎ片に前記接続片が接着されている状態において、当該塞ぎ片の前記対向面のうち、当該接続片に形成された前記貫通孔に対峙する領域であって当該貫通孔の縁部よりも内側に位置する領域には、厚みを有する部材が貼付されていることを特徴とする蓋部材。 - 前記基板に形成された前記開口部の位置と、前記厚みを有する部材が貼付される位置とが重なるように、当該厚みを有する部材は貼付されることを特徴とする請求項1記載の蓋部材。
- 前記塞ぎ片に前記接続片が接着されている状態において、当該塞ぎ片と当該接続片とが積層されるように当該塞ぎ片および当該接続片は設けられ、
前記接続片の一部が前記塞ぎ片の外周縁よりも外側に位置するように、当該塞ぎ片および当該接続片は設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋部材。 - 前記塞ぎ片の前記外周縁から突出する前記接続片の前記一部と、前記基板と、の間には、間隙が形成されていることを特徴とする請求項3記載の蓋部材。
- 前記塞ぎ片と前記接続片との接着の強度の方が、前記基板と当該塞ぎ片との接着の強度よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の蓋部材。
- 飲み口となる開口部が形成され、内部に飲料が収容される容器本体と、
前記容器本体に形成された前記開口部を塞ぐ塞ぎ部材と、
を備え、
前記塞ぎ部材は、
前記容器本体に接着され、当該容器本体に形成された前記開口部を塞ぐ塞ぎ片と、
前記塞ぎ片に接着されるとともに一部が当該塞ぎ片に接続され、当該塞ぎ片から剥がされることで、ユーザの指が掛けられる指掛け部が形成される接続片と、
を備え、
前記接続片には、ユーザの指が挿入可能な貫通孔が形成され、
前記接続片の前記指掛け部は、当該接続片に形成された前記貫通孔の縁部により形成され、
前記塞ぎ片に前記接続片が接着されている状態において、当該塞ぎ片と当該接続片とが積層されるように当該塞ぎ片および当該接続片は設けられ、
前記塞ぎ片は、当該塞ぎ片に接着されている前記接続片に対向する対向面を有し、
前記塞ぎ片に前記接続片が接着されている状態において、当該塞ぎ片の前記対向面のうち、当該接続片に形成された前記貫通孔に対峙する領域であって当該貫通孔の縁部よりも内側に位置する領域には、厚みを有する部材が貼付されていることを特徴とする飲料容器。 - 飲料が飲まれる際に飲み口となる開口部を塞ぐ塞ぎ部材であって、
前記開口部の周囲に位置する部位に接着され、当該開口部を塞ぐ塞ぎ片と、
前記塞ぎ片に接着されるとともに一部が当該塞ぎ片に接続され、当該塞ぎ片から剥がされることで、ユーザの指が掛けられる指掛け部が形成される接続片と、
を備え、
前記接続片には、ユーザの指が挿入可能な貫通孔が形成され、
前記接続片の前記指掛け部は、当該接続片に形成された前記貫通孔の縁部により形成され、
前記塞ぎ片に前記接続片が接着されている状態において、当該塞ぎ片と当該接続片とが積層されるように当該塞ぎ片および当該接続片は設けられ、
前記塞ぎ片は、当該塞ぎ片に接着されている前記接続片に対向する対向面を有し、
前記塞ぎ片に前記接続片が接着されている状態において、当該塞ぎ片の前記対向面のうち、当該接続片に形成された前記貫通孔に対峙する領域であって当該貫通孔の縁部よりも内側に位置する領域には、厚みを有する部材が貼付されていることを特徴とする塞ぎ部材。
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JP2011025063A JP5647914B2 (ja) | 2011-02-08 | 2011-02-08 | 蓋部材、飲料容器、および塞ぎ部材 |
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JPS57167026U (ja) * | 1981-04-14 | 1982-10-21 | ||
JPH1059406A (ja) * | 1996-08-23 | 1998-03-03 | Shiseido Co Ltd | 封緘シール部材 |
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