JP6409309B2 - 紙タブ部材およびこれを備えた容器 - Google Patents

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Description

この発明は,紙タブ部材およびこれを備えた容器に関する。
天部にあけられた飲み口をタブ部材によって封止した飲料用紙容器が知られている。タブ部材を天部から引き剥がすことで飲み口が開封される。
タブ部材の全体が容器天部に接触していると,タブ部材の縁部に爪や指をかけにくいためにタブ部材をつまみにくい。特許文献1は,タブ部材を引き剥がすときにタブ部材をつまみやすくするために,タブ部材に孔を形成したもの,切り起しを形成したものを記載する。
実開平4−106224号公報
しかしながら,飲み口を封止するタブ部材は比較的小さい(面積が狭い)ので,タブ部材に孔を形成したり,大きな切り起しを形成するのは難しい。またタブ部材は一般に薄いシートで作られるから,しっかりとした,安定した切起しをタブ部材に形成するのは困難である。
この発明は,タブ部材をさらにつまみやすくして,これによりタブ部材を引き剥がすときの開封性を向上することを目的とする。
この発明は,タブ部材,特に紙を基材とする紙タブ部材を提供するものである。第1の発明による紙タブ部材は,開口が形成された容器とともに用いられ,上記容器の外面において上記開口の周囲の全体に接着されて上記開口を塞ぐものであって,先端部に未接着の摘み部が設けられており,上記未接着の摘み部の先端縁が上記容器の外面から離れる向きに凸状に湾曲していることを特徴とする。凸状湾曲は,摘み部の先端縁がその全体にわたって凸状に湾曲するものであってもよいし,摘み部の先端縁の左右の両側部が容器の外面から離れる向きに立ち上がっており,摘み部の先端縁の両側部の間の部分が容器の外面とほぼ平行に離間していてもよい。
この発明による紙タブ部材は,開口が形成された容器とともに用いられるもので,容器に形成された開口を塞ぐ(閉じる)ものである。開口を塞ぐために,紙タブ部材は容器の外面において開口の周囲の全体に接着される。開口を塞ぐ紙タブ部材の先端部に未接着の摘み部が設けられており,この未接着の摘み部の先端縁が上記容器の外面から離れる向きに凸状に湾曲している(撓んでいる)。摘み部の先端縁の湾曲によって摘み部の先端縁と容器の外面との間にすき間が確保されるから,摘み部の先端縁に爪ないし指先をかけやすく,めくりやすい。めくれた摘み部はその後に簡単に指でつまむことができるから,開封作業(紙タブ部材の引き剥がし)が容易になる。
一実施態様では,上記未接着の摘み部に,上記紙タブ部材の引き剥がし方向に沿って一または複数の押し罫が入れられている。紙タブ部材の引き剥がし方向に沿って入れられた押し罫に沿って摘み部は湾曲しやすくなるから,未接着の摘み部の先端縁を湾曲しやすくすることができる。
上記押し罫は,一実施態様では,上記未接着の摘み部の両側部を除く範囲に入れられている。両側部を除く範囲に押し罫を入れることで,未接着の摘み部の先端縁に均整のとれた湾曲形状が形付けられやすくなる。
紙タブ部材は,たとえば上記紙タブ部材の引き剥がし方向を長手方向とする長方形の形状を備えている。紙タブ部材の長手方向に直交する方向(短手方向)の先端縁に上述した湾曲が形成される。
第2の発明による紙タブ部材は,開口が形成された容器とともに用いられ,上記容器の外面において上記開口の周囲の全体に接着されて上記開口を塞ぐものであって,先端部に未接着の摘み部が設けられており,少なくとも上記未接着の摘み部の内面がわに熱可塑性樹脂が積層されており,上記未接着の摘み部の先端縁が上記容器の外面から離れる向きに凸状に湾曲していることを特徴とする。
第2の発明によると,未接着の摘み部の内面がわに熱可塑性樹脂が積層されているので,この熱可塑性樹脂を,未接着の摘み部の先端縁を湾曲させるために用いることができる。
熱可塑性樹脂としては,好ましくはポリオレフィン系樹脂,たとえばポリエチレン(PE)が用いられる。
未接着の摘み部を加熱すると,摘み部に積層されている熱可塑性樹脂が収縮する。この熱可塑性樹脂の収縮作用を,未接着の摘み部の先端縁を湾曲させるために用いることができる。すなわち,一実施態様では上記未接着の摘み部に積層された熱可塑性樹脂の一部が収縮している。
未接着の摘み部を含む紙タブ部材の全体の内面がわに熱可塑性樹脂を積層してもよい。この場合,熱可塑性樹脂を,容器の外面に紙タブ部材を熱溶着するために用いることができる。すなわち,紙タブ部材の内面がわに積層された熱可塑性樹脂は,紙タブ部材を容器の外面に接着するために用いられ,かつ未接着の摘み部を湾曲させるためにも用いられる。
第2の発明においても,未接着の摘み部の先端縁が上記容器の外面から離れる向きに湾曲しているので,摘み部の先端縁と容器の外面との間にすき間が確保され,摘み部の先端縁に爪ないし指先をかけやすく,めくりやすい。めくれた摘み部はその後に簡単に指でつまむことができるから,開封作業(紙タブ部材の引き剥がし)が容易になる。
たとえば,摘み部を加熱しつつも容器の外面に押圧しないようにすることで,内面がわに熱可塑性樹脂が積層されている摘み部を,容器の外面に接着させないようにすることができる。未接着の摘み部の内面がわの最外層に抗ヒートシール剤を設けてもよい。この場合には摘み部を加熱しかつ押圧しても,摘み部が容器の外面に接着されてしまうことが防止される。
一実施態様では,上記未接着の摘み部に積層された熱可塑性樹脂が上記紙タブ部材の引き剥がし方向にのびる収縮筋を有しており,上記収縮筋に向けて収縮している。摘み部に積層された熱可塑性樹脂に紙タブ部材の引き剥がし方向にのびる収縮筋を設けるには,上記未接着の摘み部を上記紙タブ部材の引き剥がし方向に筋状に加熱すればよい。引き剥がし方向にのびる収縮筋に向かう収縮力,すなわち引き剥がし方向に垂直な方向に働く収縮力が大きく作用することで,摘み部の先端縁が湾曲しやすくなる。引き剥がし方向にのびる熱可塑性樹脂の収縮筋は摘み部に複数設けてもよい。
他の実施態様では,上記未接着の摘み部の両側部に,上記熱可塑性樹脂が収縮していない非収縮範囲が設けられている。未接着の摘み部の両側部を加熱しないことで,摘み部の両側部に非収縮範囲を設けることができ,これによって摘み部の両側部は湾曲しない。これにより摘み部の両側部を斜めに立ち上がらせることができる。均整のとれた湾曲形状を形成することができる。
第2の発明による紙タブ部材についても,一実施態様では,上記未接着の摘み部に,上記紙タブ部材の引き剥がし方向に沿って一または複数の押し罫が形成されている。未接着の摘み部の先端縁を湾曲しやすくすることができる。さらに上記押し罫を未接着の摘み部の両側部を除く範囲に入れておくことで,均整のとれた湾曲形状が形成されやすくなる。
この発明は,開口が形成されており,上記開口が上述した第1または第2の発明による紙タブ部材によって塞がれている容器も提供する。この発明の容器は,紙製容器,樹脂製容器,金属製容器など,様々な素材の容器を含む。容器に形成される開口は,典型的には容器の天部に形成される。もっとも容器の側面部に形成された開口を紙タブ部材によって塞いでもよい。
飲料用紙容器の斜視図である。 飲料用紙容器の平面図である。 飲料用紙容器の天部の拡大斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う紙タブ部材の摘み部の端面図である。 変形例を示すもので,飲料用紙容器の天部の拡大斜視図である。
図1は飲料用容器の斜視図である。図2は飲料用容器の平面図である。
飲料用容器1は,円筒状の胴部11と,胴部11の上端を閉じる円形の天部12と,胴部11の下端を閉じる円形の底部13から構成されている。胴部11,天部12および底部13はたとえば紙を主成分とし,内面にポリエチレン(PE)が積層されたものであり,水密性を持つ。外面にポリエチレン,アルミニウム(AL)等を積層してもよい。たとえば,内面から外面に向けてポリエチレン,紙,ポリエチレン,アルミニウムおよびポリエチレンをこの順番に積層した積層構造のものが用いられる。天部12は胴部11の上縁よりもやや下側に位置しており,天部12の周囲は胴部11の上端部(周壁)11Aによって囲まれている。
天部12には飲み口(ストロー差し込み開口)14があけられている。飲み口14は,平面からみてしずく形(ティアドロップ形)に,すなわち天部12の中心に向かって先細に形成されている。天部12にあけられた飲み口14が長方形の紙タブ部材21によって塞がれている。
紙タブ部材21は紙を基材とするもので,その内面に熱可塑性樹脂,好ましくはポリオレフィン系樹脂(たとえばポリエチレン(PE))が積層されたものである。紙タブ部材21の内面に積層された熱可塑性樹脂を用いた熱溶着によって,紙タブ部材21は天部12の外面に接着される。紙タブ部材21と天部12との接着範囲31が図2に一点鎖線によって示されている。すなわち,紙タブ部材21は,その接着範囲31が加熱されかつ天部12の外面に向けて押圧されることで天部12の外面に接着する。紙タブ部材21の接着範囲31は,天部12にあけられた飲み口14の周囲の全体を取り囲み,かつ先細の飲み口14と同じ向きに先細に設けられる。熱溶着に代えて接着剤を用いて紙タブ部材21を天部21に接着することもできる。
紙タブ部材21の先端部分には,天部12の外面に接着されていない未接着範囲が存在する。以下,紙タブ部材21の未接着の先端部分を「摘み部21A」と呼ぶ。
図3は飲料用容器1の天部12の拡大斜視図である。図4は図3のIV−IV線に沿う紙タブ部材21の摘み部21Aの端面図である。図4において,分かりやすくするために,各層の厚さがかなり強調して描かれている。
上述したように,紙タブ部材21はその接着範囲31が加熱されかつ押圧されることで天部12の外面に接着(熱溶着)される。他方,紙タブ部材21の未接着の摘み部21Aは天部12の外面に熱溶着はされないが,加熱は行われる。図3において未接着の摘み部21Aの加熱箇所が実線H1で示されている。図3に示す態様では,摘み部21Aの先端部分は,紙タブ部材21の引き剥がし方向(摘み部21Aと飲み口14とを結ぶ方向,長方形の紙タブ部材21の長手方向)に沿う方向に筋状(線状)に,かつ互いに間隔をあけて複数箇所,同じ長さで加熱されている。
摘み部21Aを紙タブ部材21の引き剥がし方向に沿って筋状に加熱するのは,未接着の摘み部21Aの先端縁21Bを,天部12の外面から離れる向きに凸状に湾曲させる(撓ませる)ためである。図4を参照して,摘み部21Aの内面には熱可塑性樹脂23が積層されているので,摘み部21Aが加熱されると加熱された箇所の熱可塑性樹脂が収縮する。紙タブ部材21の引き剥がし方向に沿って筋状に摘み部21Aを加熱することで,引き剥がし方向にのびる筋状の加熱箇所H1に対応する位置の筋状の熱可塑性樹脂23が大きく収縮するから,熱可塑性樹脂23の筋状の収縮箇所(以下,収縮筋という)に向かう収縮力(引っ張り力),すなわち紙タブ部材21の短手方向(引き剥がし方向に垂直な方向)に沿う方向の収縮力が大きく作用し,これによって摘み部21Aはその先端縁21Bが外向きに湾曲するように変形する。より正確に表現すると,加熱箇所H1を加熱してその後しばらく時間が経過することで(自然冷却を経ることで)熱可塑性樹脂23の筋状の収縮が生じ,これに伴って摘み部21Aの先端縁21Bが湾曲し,摘み部21Aの先端縁21Bは天部12の外面から離れてその状態をとどめる。
単純には上記摘み部21A(紙タブ部材21)を,外面がわの紙基材22と内面がわの熱可塑性樹脂23の二層構造とすることができる。もっとも,上述した熱収縮作用による摘み部21Aの先端縁21Bの凸状の湾曲(撓み)の実現はこの二層構造に限られるものではない。たとえば,外面がわから内面がわにかけて,収縮率が低い熱可塑性樹脂層/紙/収縮率が高い熱可塑性樹脂層の三層構造としてもよい。
図3を参照して,未接着の摘み部21Aの先端部分の両側部は加熱されていない。摘み部21Aの両側部を加熱しないことで,摘み部21の両側部に積層されている熱可塑性樹脂23は収縮せず,したがって摘み部21Aの両側部は湾曲しない(撓まない)。これにより摘み部21Aの両側部を撓ませずに斜めに立ち上がらせることができる(図4参照)。両側部が天部12の外面から斜めに立ち上がる,均整のとれた湾曲形状を形成することができる。
図4に示すように,好ましくは,未接着の摘み部21Aの内面がわの最外層(熱可塑性樹脂23の下層)には抗ヒートシール剤24,たとえばフッ素系樹脂,シリコーン樹脂等が塗布される。すなわち,未接着の摘み部21Aは,紙基材22,熱可塑性樹脂23および抗ヒートシール剤24が,外面がわから内面がわに向けてこの順番に積層された3層構造を備えている。未接着の摘み部21Aの内面に抗ヒートシール剤24を積層しておくことで,上述のように加熱される摘み部21Aが,熱可塑性樹脂23によって天部12の外面に接着されてしまい,上述した摘み部21Aの先端縁の湾曲形状が形付けられなくなってしまうことを確実に防止することができる。また,抗ヒートシール剤24を積層しておくことで,摘み部21Aを加熱するときに摘み部21Aを天部12の外面に押圧しても,摘み部21Aが天部12の外面に熱溶着されてしまうことがなくなる。なお,紙タブ部材21の摘み部21Aではない範囲(接着範囲31)には抗ヒートシール剤24は塗布されないのは言うまでもない。
紙タブ部材21の摘み部21Aの先端縁21Bが天部12の外面から離れる向き(外向き)に凸状に湾曲しているので,摘み部21Aの先端縁21Bと天部12との間にすき間が形成される(図1,図2も参照)。摘み部21Aと天部12との間のすき間から摘み部21Aの先端縁に容易に爪または指先をかけることができ,摘み部21Aを簡単にめくることができる。めくれた摘み部21Aを指でつまみ,飲み口14の向きに引っ張ることで紙タブ部材21は引き剥がされる。紙タブ部材21を天部12の外面に接着する接着範囲31が先細に設けられているので,軽い力で紙タブ部材21の引き剥がしを開始することができる。
図5は変形例を示すもので,紙タブ部材21の摘み部21A上の筋状の複数の加熱箇所H2が,摘み部21Aの幅方向の中央部に位置するものが最も長く,中央部から左右の両側部のそれぞれに向かうにしたがって次第に短くなっている。中央部の加熱箇所H2ほど熱可塑性樹脂23の収縮力が大きくなるので,摘み部21Aの先端縁21Bの中央部が天部12の外面から最も離れ,そこから両側方に向かうにしたがって次第に天部12に向けて湾曲するアーチ形状を,摘み部21Aの先端縁21Bに形付けることができる。
上述した実施例および変形例では,加熱箇所H1,H2を筋状とし,熱可塑性樹脂23を筋状に収縮させることで摘み部21Aの先端縁21Bを湾曲させているが,紙タブ部材21の引き剥がし方向に沿って一または複数の押し罫(筋状(直線状)の窪み,凹凸ないし溝)を摘み部21Aに形成し,押し罫によって摘み部21Aの先端縁21Bが湾曲しやすくするようにしてもよい。押し罫は筋状の加熱と同時に摘み部21Aに入れてもよいし,あらかじめ摘み部21Aに入れておいてもよい。押し罫についても,加熱箇所H1,H2と同様に,同じ長さの押し罫を間隔をあけて複数形成してもよいし(図3参照),中央部に位置する押し罫を最も長く形成し,中央部から両側部のそれぞれに向かうにしたがって短く形成してもよい(図5参照)。押し罫についても,摘み部21Aの両側部を除いて形成することで均整のとれた湾曲形状が形成されやすくなる。
1 飲料用容器
12 天部
14 飲み口(開口)
21 紙タブ部材
21A 摘み部
21B 先端縁
22 紙基材
23 熱可塑性樹脂
24 抗ヒートシール剤
H1,H2 加熱箇所

Claims (12)

  1. 開口が形成された容器とともに用いられ,上記容器の外面において上記開口の周囲の全体に接着されて上記開口を塞ぐ紙タブ部材であって,
    先端部に未接着の摘み部が設けられており,上記未接着の摘み部の先端縁が上記容器の外面から離れる向きに凸状に湾曲しており
    上記未接着の摘み部に,上記紙タブ部材の引き剥がし方向に沿って一または複数の押し罫が入れられている,
    紙タブ部材。
  2. 上記押し罫が,上記未接着の摘み部の両側部を除く範囲に入れられている,請求項に記載の紙タブ部材。
  3. 開口が形成された容器とともに用いられ,上記容器の外面において上記開口の周囲の全体に接着されて上記開口を塞ぐ紙タブ部材であって,
    先端部に未接着の摘み部が設けられており,上記未接着の摘み部の先端縁が上記容器の外面から離れる向きに凸状に湾曲しており,
    上記紙タブ部材の引き剥がし方向を長手方向とする長方形の形状を備えている,
    紙タブ部材。
  4. 開口が形成された容器とともに用いられ,上記容器の外面において上記開口の周囲の全体に接着されて上記開口を塞ぐ紙タブ部材であって,
    先端部に未接着の摘み部が設けられており,少なくとも上記未接着の摘み部の内面がわに熱可塑性樹脂が積層されており,
    上記未接着の摘み部の先端縁が上記容器の外面から離れる向きに凸状に湾曲している,
    紙タブ部材。
  5. 上記未接着の摘み部に積層された熱可塑性樹脂の一部が収縮している,
    請求項に記載の紙タブ部材。
  6. 未接着の摘み部を含む紙タブ部材の全体の内面がわに熱可塑性樹脂が積層されている,
    請求項またはに記載の紙タブ部材。
  7. 上記未接着の摘み部の内面がわの最外層に抗ヒートシール剤が積層されている,
    請求項からのいずれか一項に記載の紙タブ部材。
  8. 上記未接着の摘み部に積層された熱可塑性樹脂が上記紙タブ部材の引き剥がし方向にのびる収縮筋を有し,上記収縮筋を含む熱可塑性樹脂が上記収縮筋がのびる方向に直交する方向に収縮している,
    請求項からのいずれか一項に記載の紙タブ部材。
  9. 上記未接着の摘み部の両側部に,上記熱可塑性樹脂が収縮していない非収縮範囲が設けられている,請求項からのいずれか一項に記載の紙タブ部材。
  10. 上記未接着の摘み部に,上記紙タブ部材の引き剥がし方向に沿って一または複数の押し罫が形成されている,
    請求項からのいずれか一項に記載の紙タブ部材。
  11. 上記押し罫が,上記未接着の摘み部の両側部を除く範囲に入れられている,請求項10に記載の紙タブ部材。
  12. 開口が形成されており,上記開口が請求項1から11のいずれか一項に記載の紙タブ部材によって塞がれている,
    容器。
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