JPH04106224U - 容器のプルタブ - Google Patents

容器のプルタブ

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Publication number
JPH04106224U
JPH04106224U JP793491U JP793491U JPH04106224U JP H04106224 U JPH04106224 U JP H04106224U JP 793491 U JP793491 U JP 793491U JP 793491 U JP793491 U JP 793491U JP H04106224 U JPH04106224 U JP H04106224U
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JP
Japan
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pull tab
container
tab
pull
cut
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Pending
Application number
JP793491U
Other languages
English (en)
Inventor
明 萩原
Original Assignee
大日本印刷株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大日本印刷株式会社 filed Critical 大日本印刷株式会社
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Publication of JPH04106224U publication Critical patent/JPH04106224U/ja
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  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プルタブを引き剥がす場合に、容易に引剥が
せる滑り止手段を提供する。 【構成】 人間の指等で摘んで引剥がす容器のプルタブ
1において、摘む部分に切り込み2を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は容器のプルタブに係り、特にプルタブの摘み部が小さな容器のプルタ ブに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に従来の紙容器の例を示す。図3に示すように、この紙容器50は、細長 い円錐台状の紙容器本体51と長方形のプルタブ53等からなる。紙容器本体5 1の頭部には上蓋52が形成され、上蓋52の周囲には紙容器本体の一部をなす 周壁部51aが形成されている。上蓋52には飲み口52aが形成されている。 プルタブ53は、飲み口52aを封止するように貼付され、プルタブ53の左端 部は、上蓋52に浮き上がり、摘み部53aが形成されている。紙容器本体51 の内部には、ジュース54が封入されている。ここに、ジュース54の鮮度・品 質の維持および流通途上における耐衝撃等のために、プルタブ53を上蓋52に 対して強力な接着力で貼付しておく必要がある。
【0003】 図2に、上蓋52からプルタブ53を引き剥がす場合の例を示す。図2に示す ように、プルタブ53の摘み部53aを人差し指55と親指56等で強く摘んで 上方に引き上げると、プルタブ53を上蓋52から引き剥がすことができる。プ ルタブ53を引剥がした状態で飲み口52aからジュース54を飲むことが可能 となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図2に示すように、紙容器本体の上蓋52の面積は狭く、かつ 、上蓋52の周囲には周壁部51aが形成されている。そのため、プルタブの摘 み部53aを2本の指55、56で十分に摘むことができないので、指が滑って しまったり、また、無理に摘んで引き剥がした場合には摘み部53aが切れるこ とがあった。かかる不都合を防ぐ手段としては、例えば、摘み部にエンボス加工 を施し凹凸を形成して摘み易くしたり、あるいは、摘み部のみをやや大型化して いたが、これでもなお確実にプルタブを引き剥がすことができない場合があった 。
【0005】 本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、指等を差し込むスペ ースが十分でない場合でも、確実にプルタブを引き剥がせる容器のプルタブを提 供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、人間の指等で摘んで引剥がす容器のプル タブにおいて、摘む部分に開口または切り起こしを設けた。
【0007】
【作用】
本考案によれば、プルタブを指で摘んで引剥がす場合には、指が切り込み部に 掛かって引掛かり抵抗を増すので十分な引剥し力をプルタブに加えることができ 、狭く、かつ、周壁部が形成された上蓋上であっても確実にプルタブを引剥がす ことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。 図1(A)、(B)、(C)は、摘み部に開口として「孔」を形成した場合で あり、図1(D)は、「切起し」を形成した場合である。 図1(A)に示すように、長い楕円形をしたプルタブ1の手前側中央部には円 形の孔2が穿設されている。かかる構成のプルタブ1の、孔2を形成しない部分 1a(斜線で示す)の下面側を、上蓋(図示せず)の飲み口3の周囲に貼付する 。このように孔2を形成し、前記斜線部を上蓋に貼付すると、プルタブ1を引剥 がす場合に孔2を含む部分(非斜線部)を指で摘むことができ、指と孔2を含む 部分との間の引掛かり抵抗が増加するので、強い引剥がし力をプルタブ1に加え ることができる。従って、プルタブ1を上蓋から確実に引剥がすことができる。
【0009】 また、図1(B)に示すように、プルタブ1Aの手前側に複数の円形孔2Aを 穿設してもよい。このようにすると、指とプルタブとの引掛かり抵抗を図1(A )の場合より大きくすることができる。 更に、図1(C)に示すように、プルタブ1Bの手前側に複数の正方形の孔2 Bを穿設してもよい。
【0010】 更にまた、図1(D)に示すように、プルタブ1Cの手前側に切り起し4を形 成してもよい。 上述のプルタブの材料としては、例えば、次の積層構成の材料が好適である。 なお、プルタブ貼付後の、表面側から内面側に向けての積層構成を示す。 第1例 (表)印刷層+原紙(80g/m2 )+ポリエチレン層(40〜80μm)(内 ) ここに、印刷層とは、プルタブの引剥がし方法を表示した文字等の印刷をいう 。
【0011】 第2例 (表)ポリエチレンテレフタレート層(12μm)+印刷層+アルミニウム層( 40μm)+ポリエチレン層(40〜80μm)(内) また、図1(A)、(C)には円形の開口、正方形の開口を示したが、例えば 三角形や楕円形の開口を、1個あるいは複数個設けてもよい。
【0012】 更に、図1(D)には切り起しを1個設けた場合を示したが、切り起しを複数 個設けてもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、プルタブの摘み部に開口または切り起こ しを形成して、指と摘み部との間に強い引剥がし力が加えられるようにしたので 、例えば、狭く摘み難い部分にプルタブが貼付されていても、確実にプルタブを 引剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)、(C)、(D)は、プルタブ
の実施例の斜視図である。
【図2】プルタブを引剥がす場合の一部断面を含む側面
図である。
【図3】従来の細長い円錐台状の紙容器の外観斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…プルタブ 2…孔(開口) 3…飲み口 4…切り起し

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間の指等で摘んで引剥がす容器のプル
    タブにおいて、摘む部分に開口または切り起こしを設け
    たことを特徴とする容器のプルタブ。
JP793491U 1991-02-21 1991-02-21 容器のプルタブ Pending JPH04106224U (ja)

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JPH04106224U true JPH04106224U (ja) 1992-09-14

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ID=31899300

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015117028A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 凸版印刷株式会社 タブ材
JP2015199531A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 大日本印刷株式会社 紙タブ部材およびこれを備えた容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59170743A (ja) * 1982-12-30 1984-09-27 エルデイ−・−テスタ−ズ・オ−ワイ 紙の引張強度特性を自動的に測定する装置

Patent Citations (1)

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