JP5833371B2 - 塞ぎ部材の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、容器に形成された開口を塞ぐ塞ぎ部材に生じる皺の低減を図ることにある。
また、前記基材のうちの前記外周縁となる部位に前記押し当て部材を押し当てながら当該押し当て部材を移動させる際、当該外周縁となる部位の径方向であって当該外周縁となる部位の外側方向に向けて当該押し当て部材を移動させることを特徴とすることができる。
さらに、前記基材は、前記塞ぎ部材よりも大きく形成され、当該基材が切断されることで、当該基材から当該塞ぎ部材が分離され、前記基材の前記切断は、前記型と前記押し当て部材とによる当該基材のしごきが行われた後に行なわれることを特徴とすることができる。
また、前記押し当て部材は、複数設けられ、複数の前記押し当て部材を前記型に対して押し当てながら移動させ、前記基材のしごきを行うことを特徴とすることができる。
図1は、本実施の形態が適用される飲料缶100を説明するための図である。なお同図(A)は飲料缶100の上部の斜視図であり、また同図(B)は、飲料缶100の正面図である。なお同図(B)では、飲料缶100の上部については断面で表示している。
同図(A)、(B)に示すように、本実施形態における塞ぎ部材300は、成形加工が予め施され容器本体200のカール部220に倣った形状が付与されている。より具体的に説明すると、本実施形態における塞ぎ部材300には、同図(A)、(B)に示すように、円形に形成され容器本体200の開口を塞ぐ基部310、基部310の周囲に設けられ容器本体200のカール部220に接着される外周縁320が設けられている。また塞ぎ部材300には、外周縁320から外側方向に向かって延びるように設けられユーザによって塞ぎ部材300が容器本体200から剥がされる際にユーザにより把持される把持部330が設けられている。
容器本体200への塞ぎ部材300の取り付けは、例えば、平面状(シート状)の塞ぎ部材300を容器本体200のカール部220に接着することによって行なうことができる。ところで、この場合、塞ぎ部材300のうちのカール部220に対峙する部位に皺が発生しやすくなる。より詳細に説明すると、この場合、平面状の塞ぎ部材300を、曲率を有したカール部220へ接着させることとなるため、皺が発生しやすくなる。
ここで、塞ぎ部材300の製造にあたっては、上記基材層341、樹脂層342、および接着剤層343を有する3層構造の基材500を用意する。基材500を容器本体200に接着する方向は、図4で示した状態と同じ向きで、上層が樹脂層342、中間層が基材層341、下層が接着剤層343となるようにして、この基材500を製造装置に投入し上記にて説明した塞ぎ部材300を製造する。
さらに説明すると、本実施形態では、上記外周縁320となる箇所は環状となるが、環状となるこの外周縁320となる箇所に対して回転ダイ650を押し当てながら回転ダイ650を移動させる際、この外周縁320となる箇所の径方向における内側方向から径方向における外側方向に向けて回転ダイ650を移動させる。これにより、本実施形態では、塞ぎ部材300の外周縁320となる箇所を湾曲させる処理を行なっているにもかかわらず、しごき加工により板厚を薄くしながら延ばすようにするため、この外周縁320となる箇所に皺が生じにくくなる。
さらに説明すると、塞ぎ部材300が薄板材である場合、型を押し付けただけでは、任意の形状に成形しようとすると皺が発生してしまうことがある。このため、塞ぎ部材300の被接着面に倣った形状が付与された型に対し、塞ぎ部材300の製造に用いられる基材500を介して、押し当て部材の一例としての回転ダイ650を押し当て、上記型に回転ダイ650を押し当てながらこの回転ダイ650を移動させることで、型と回転ダイ650とで基材500をしごきながら基材500を変形させる。これにより、塞ぎ部材300が薄板材であっても、成形加工による変形部の皺の発生が抑えられる。
ところで、本実施形態では、基材500に対するしごき加工を行った後に、塞ぎ部材300を分離するための基材500の切断が行われる。ここで、基材500の切断を行った後に基材500のしごき加工を行うこともできるが、この場合、塞ぎ部材300の周縁が円形となりにくくなる。付言すると、塞ぎ部材300の周縁が波打つようになり塞ぎ部材300が非円形になりやすくなる。
図11は、塞ぎ部材300の容器本体200への装着に用いられる装着装置700を示した図である。なお同図(A)は装着装置700を正面から眺めた場合の断面図であり、同図(B)は同図(A)のXIB−XIB線のおける断面図である。
Claims (5)
- 飲料が収容された容器本体の被接着面に接着され当該容器本体に形成された開口を塞ぐ塞ぎ部材の製造方法であって、
前記被接着面に倣った形状が付与された型であって前記容器本体とは別の部材により構成された当該型に対し、前記塞ぎ部材の製造に用いられる基材を介して、押し当て部材を押し当て、
前記型に前記押し当て部材を押し当てながら当該押し当て部材を移動させることで、当該型と当該押し当て部材とで前記基材をしごきながら当該基材を変形させ、前記容器本体に取り付けられる前の当該基材に対して、前記被接着面に倣った形状を付与する塞ぎ部材の製造方法。 - 前記塞ぎ部材は、外周縁を有し、
前記塞ぎ部材の前記外周縁が、前記容器本体の前記被接着面に接着され、
前記基材のうち、前記塞ぎ部材の前記外周縁となる部位に前記押し当て部材を押し当てながら当該押し当て部材を移動させ、当該基材のしごきを行うことを特徴とする請求項1記載の塞ぎ部材の製造方法。 - 飲料が収容された容器本体の被接着面に接着され当該容器本体に形成された開口を塞ぐ塞ぎ部材の製造方法であって、
前記被接着面に倣った形状が付与された型に対し、前記塞ぎ部材の製造に用いられる基材を介して、押し当て部材を押し当て、
前記型に前記押し当て部材を押し当てながら当該押し当て部材を移動させることで、当該型と当該押し当て部材とで前記基材をしごきながら当該基材を変形させ、前記被接着面に倣った形状を当該基材に付与し、
前記塞ぎ部材は、外周縁を有し、
前記塞ぎ部材の前記外周縁が、前記容器本体の前記被接着面に接着され、
前記基材のうち、前記塞ぎ部材の前記外周縁となる部位に前記押し当て部材を押し当てながら当該押し当て部材を移動させ、当該基材のしごきを行い、
前記基材のうちの前記外周縁となる部位に前記押し当て部材を押し当てながら当該押し当て部材を移動させる際、当該外周縁となる部位の径方向であって当該外周縁となる部位の外側方向に向けて当該押し当て部材を移動させる塞ぎ部材の製造方法。 - 飲料が収容された容器本体の被接着面に接着され当該容器本体に形成された開口を塞ぐ塞ぎ部材の製造方法であって、
前記被接着面に倣った形状が付与された型に対し、前記塞ぎ部材の製造に用いられる基材を介して、押し当て部材を押し当て、
前記型に前記押し当て部材を押し当てながら当該押し当て部材を移動させることで、当該型と当該押し当て部材とで前記基材をしごきながら当該基材を変形させ、前記被接着面に倣った形状を当該基材に付与し、
前記基材は、前記塞ぎ部材よりも大きく形成され、当該基材が切断されることで、当該基材から当該塞ぎ部材が分離され、
前記基材の前記切断は、前記型と前記押し当て部材とによる当該基材のしごきが行われた後に行なわれる塞ぎ部材の製造方法。 - 飲料が収容された容器本体の被接着面に接着され当該容器本体に形成された開口を塞ぐ塞ぎ部材の製造方法であって、
前記被接着面に倣った形状が付与された型に対し、前記塞ぎ部材の製造に用いられる基材を介して、押し当て部材を押し当て、
前記型に前記押し当て部材を押し当てながら当該押し当て部材を移動させることで、当該型と当該押し当て部材とで前記基材をしごきながら当該基材を変形させ、前記被接着面に倣った形状を当該基材に付与し、
前記押し当て部材は、複数設けられ、
複数の前記押し当て部材を前記型に対して押し当てながら移動させ、前記基材のしごきを行う塞ぎ部材の製造方法。
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