JP5846802B2 - コネクタおよびそのコネクタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両等に搭載されワイヤーハーネスに一体固定されるコネクタおよびそのコネクタの製造方法に関する。
車両等に搭載されワイヤーハーネスに一体固定されるコネクタおよびその製造方法は知られている。この種のコネクタの一例を図4に示す(特許文献1参照)。
図4は、従来のコネクタを示す断面図である。コネクタ100は、ワイヤーハーネス200の末端に設けられ、ワイヤーハーネス200の導体210と、被覆部220を覆う1次成形部300と、1次成形部300と被覆部220とを覆う2次成形部400と、から成る。また、1次成形部300と被覆部220の接合部分に配置され、ここを封止する第1封止部材Aと、2次成形部400と被覆部220の接合部分に配置され、ここを封止する第2封止部材Bとを備えている。1次成形部300と2次成形部400は、金型に絶縁性の樹脂を加圧して射出、充填する加工法、いわゆる射出成形により成形されることが開示されている。
1次成形部300は、導体210の露出している部分を覆い、導体210の露出している部分が全て1次成形部300で覆われることにより、耐絶縁性が確保される。また、2次成形部400が1次成形部300とワイヤーハーネス200とを一体に覆っているので、1次成形部300がワイヤーハーネス200に対して相対的に変位することが抑えられる。更に、粘性を有する液状のシール材、例えばシリコーンからなる第1封止部材Aと第2封止部材Bとにより、1次成形部300または2次成形部400と被覆部220との隙間を通ってくる水が、コネクタ100内部へ侵入することを防止することにより、防水構造の耐久性を図っていることが開示されている。
特開2008−269858号公報
しかしながら、特許文献1記載のコネクタ100では、その防水性を確保するため第1封止部材Aと第2封止部材Bが必要となる。1次成形部300を成形した後、第1封止部材Aの組み付けが必要となり、また、2次成形部400を成形した後、第2封止部材Bの組み付けが必要となる。従って、作業工程が増えると共に部品点数の増加となり、構造が複雑でありコストアップと成る欠点を生じていた。
そこで本出願人は、特許文献1記載のコネクタ100構造の第1封止部材Aと第2封止部材Bとを廃止し、1次成形部300と2次成形部400とにより防水を確保できる構造と方法を工夫した。図3に基づいて、先行発明としてのコネクタ100Sと、そのコネクタ100Sの製造方法について説明する。
図3(A)はコネクタの断面図、図3(B)は成形時の金型を含む断面図である。
先行発明のコネクタ100Sは、ワイヤーハーネス200Sの導体210Sが露出している近傍に配置され、ワイヤーハーネス200Sの被覆部220Sの一部を覆う1次成形部300Sと、1次成形部300Sと被覆部220Sとのそれぞれ一部を覆う2次成形部400Sと、から成る。1次成形部300Sを被覆部220S上に成形した後、2次成形部300Sを成形する。その際、金型500Sによって1次成形部300Sの先端部310Sを支持固定する。金型500Sと被覆部220Sと1次成形部300Sとにより設けられた空間部520Sにゲート530Sから2次成形部400Sを成形するための樹脂材が射出される。
このような先行発明においては、まず、1次成形部300Sの先端部310Sと金型500Sとの間で隙間Dを生じることがある。これは、ワイヤーハーネス200Sの被覆部220Sの寸法バラツキにより1次成形部300Sの一部を金型500Sで押さえることができないことによる。次に、2次成形部400Sの射出成形時、射出圧力が1次成形部300Sの端面(先端部310Sと反対側に端部)に加わり先端部310Sを変形させてしまうことがある。これは、1次成形部300Sの端面に加わった圧力が1次成形部300Sの内部を伝わる結果、先端部310Sの一部が金型500Sから変形して飛び出すことによる(図3(B)矢印Y1→Y2→Y3参照)。
従って、先行発明のコネクタ100Sでは、2次成形部400Sを成形する際に、射出時の樹脂温度、射出圧力、保持圧の圧力により1次成形部300Sの形状、特に先端部310Sが変形して防水機能を損なう恐れがあることが分かった。また、2次成形部400Sの形状が複雑な場合、成形条件のみでは1次成形部300Sの変形を抑制できない可能性もあり、同時に2次成形部400Sにヒケ等の不具合が発生するなどの問題点があることも分かった。
以上のように先行発明のコネクタおよびその製造方法では、2次成形部の成形時に1次成形部の変形を生じ、コネクタの防水性を確保できないという課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタを簡素化し、1次成形部の先端部の変形を防止して防水性を図り、コネクタの品質向上を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタおよびそのコネクタの製造方法は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) ワイヤーハーネスの末端部近傍に1次成形部と2次成形部が一体固定されコネクタであって、
前記1次成形部は、前記末端部から離間した位置に前記ワイヤーハーネスの被覆部の一部を覆うように形成され、前記1次成形部の一端である先端部には、ストッパーが形成され、
前記2次成形部は、前記先端部を除く前記1次成形部と前記被覆部の一部を覆うように前記末端部に形成され、
前記1次成形部の前記ストッパーは、前記2次成形部の形成時に金型の嵌合部と嵌合して該嵌合部に押圧される、
こと。
(2) 上記(1)の構成のコネクタにおいて、
前記ストッパーは、前記被覆部に向かって窪む凹状または前記1次成形部の上方に向かって突出する凸状である、
こと。
(3) 上記(1)または(2)の構成のコネクタにおいて、
前記2次成形部は、前記ワイヤーハーネスの導体を覆うように延在成形されている、
こと。
(4) ワイヤーハーネスの末端部に一体固定された1次成形部と2次成形部有するコネクタの製造方法であって、
前記1次成形部を、前記ワイヤーハーネスの前記末端部から離間した位置に前記ワイヤーハーネスの被覆部の一部を覆い且つストッパーを先端部に有するように成形する工程と
前記ストッパーに嵌合する嵌合部を備えた金型を、前記ストッパーに前記嵌合部を嵌合させると共に前記ストッパーを押圧するようセットする工程と
前記2次成形部を、前記1次成形部の前記先端部を除く部分と前記被覆部の一部を覆うように、前記金型の内部において射出成形する工程と、を備える
こと。
上記(1)の構成のコネクタによれば、2次成形部を射出成形する際、金型の嵌合部とストッパーが確実に嵌合して1次成形部が変形することなく2次成形部が成形できる。従って、1次成形部が被覆部に密着し、1次成形部と被覆部との間で生じる水の浸透を防止でき、防水性の優れたコネクタを提供できる。
上記(2)の構成のコネクタによれば、金型の嵌合部とストッパーの嵌合が正確に定まり、2次成形部の成形時における1次成形部の上下左右の移動を抑制させることができる。
上記(3)の構成のコネクタによれば、2次成形部とワイヤーハーネスとの密着性が高まり、コネクタとワイヤーハーネスとの結合が強固と成る。
上記(4)の構成のコネクタの製造方法では、1次成形部をワイヤーハーネスの被覆部に密着固定させた後、1次成形部の先端部を金型で確実に押圧し、金型の嵌合部をストッパーに嵌合支持させることによって、2次成形部の成形時に射出圧による1次成形部の変形または移動を防止し、成形後の1次成形部とワイヤーハーネスとの密着力を高め、防水性の優れたコネクタを製造できる。
本発明によれば、2次成形部の成形時に、確実に1次成形部の変形を抑制でき、2次成形部が1次成形部を圧接した状態となることによって、1次成形部とワイヤーハーネスとの密着力が強化になり、防水性の優れたコネクタおよびそのコネクタの製造方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明に係る実施例1のコネクタを示し、図1(A)は断面図、図1(B)は金型を含む断面図である。 図1に係るコネクタの他の実施形態を示し、図2(A)は実施例2の断面図、図2(B)は実施例3の断面図、図2(C)は実施例4の断面図である。 先行発明に係るコネクタを示し、図3(A)は断面図、図3(B)は金型を含む断面図である。 従来のコネクタの断面図である。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
図1に基づいて、本発明の実施例1であるコネクタ10を説明する。
図1は、本発明に係る実施例1のコネクタを示し、図1(A)は断面図、図1(B)は金型を含む断面図である。コネクタ10は、ワイヤーハーネス20に固定されている。ワイヤーハーネス20は、導体21と被覆部22とから成り、導体21の露出するワイヤーハーネス20の末端部23近傍にコネクタ10が固定されている。一方、コネクタ10は、1次成形部30と2次成形部40とを含んで構成される。
1次成形部30は、熱硬化性樹脂系エラストマーから成り、ワイヤーハーネス20の末端部23からワイヤハーネス20の長手方向に離間した位置に、被覆部22の一部の全周を覆うように射出成形することにより環状に成形され、被覆部22上に固定されている。また、1次成形部30の一端である先端部31(導体21の露出部分側と反対側の端部)には、ストッパー32が形成されている。実施例1では、ストッパー32は、被覆部22側に窪んだ凹形状を成している。
2次成形部40は、ポリエステル系樹脂やポリアミド樹脂等の変形し難い絶縁性樹脂から成り、1次成形部30の先端部31を除く部分とワイヤーハーネス20の末端部23近傍の被覆部22の一部との全周を覆うように射出成形することにより環状に成形され、1次成形部30を押圧するように固定されている。また、2次成形部40は、コネクタ10のハウジングとしての機能も備えている。
コネクタ10は、以下の手順で形成される(図1(B)参照)。
ステップ1:ワイヤーハーネス20の末端部23から離間して被覆部22の一部を覆い隠すように1次成形部30を射出成形により環状に成形する。その際、1次成形部30の先端部31にストッパー32が形成される。
ステップ2:ワイヤーハーネス20および1次成形部30を金型(キャビティ・コア)50で挟持する。その際、1次成形部30のストッパー32と金型50に形成された嵌合部51とが嵌合し、1次成形部30の先端部31が金型50に押圧される。同時に、金型50とワイヤーハーネス20と1次成形部30とで金型50内に空間部52が形成される。
ステップ3:金型50の樹脂射出用ゲート53を通って空間部52内に2次成形樹脂材料が射出され、2次成形部40が成形される。射出成形時、1次成形部30の端面に射出圧が加わるが、金型50の嵌合部51とストッパー32とが嵌合し、ストッパー32を押圧しているため、先端部31に加わる外力が嵌合部51によって抑制され、先端部31の変形が抑制できる。
金型50の嵌合部51と1次成形部30のストッパー32とが嵌合することにより、嵌合部51によって射出圧が1次成形部30の先端部31に作用する外力が抑制され、先端部31の変形を防止できる。従って、1次成形部30の被覆部22への密着状態が保持され、1次成形部30と被覆部22との間で生じる水の浸透を防止できる。また、2次成形部40が1次成形部30を取り囲むように成形され、エラストマーからなる1次成形部30を弾性的に圧接することにより、1次成形部30をワイヤーハーネス20に対してより密着させることができる。
[実施例2]
図2(A)は実施例2を示す断面図である。1次成形部30の先端部31に形成されたストッパー32は、1次成形部30の上方に向かって突出する凸形状を成している。1次成形部30の肉厚が薄い場合、実施例1に比べ、ストッパー32の大きさを確保することができ、金型50の嵌合部51との嵌合をより強固にすることができる。
[実施例3]
図2(B)は実施例3を示す断面図である。1次成形部30の先端部31に形成されたストッパー32は、被覆部22に向かって窪む複数の凹形状から形成されている。より多くの嵌合部51によって射出圧が1次成形部30の先端部31に作用する外力が抑制されるため、先端部31の変形がより抑制される。なお、ストッパー32を凹状として説明したが、凸状としても良い。
[実施例4]
図2(C)は実施例4を示す断面図である。2次成形部40が、ワイヤーハーネス20の末端部23を覆うよう成形されている。即ち、2次成形部40は、1次成形部30の先端部31を除く部分と、被覆部22と、導体21の一部とを、その全周を覆うように射出成形することにより環状に成形されている。2次成形部40が導体21に密着してため、コネクタ10とワイヤーハーネス20との固定がより強固と成る。
以上、本発明のコネクタ10においては、1次成形部30と2次成形部40とから成るコネクタ10をワイヤーハーネス20の末端部23に一体固定し、1次成形部30は、前記末端部23から離間した位置にワイヤーハーネス20の被覆部22の一部を覆うように形成され、2次成形部40は、先端部31を除く1次成形部30と被覆部22の一部を覆うように末端部23近傍に形成され、2次成形部40の成形時に、1次成形部30のストッパー32に対して金型50の嵌合部51が嵌合押圧していることを特徴としている。
この構成により、2次成形部40を射出成形する際、金型50の嵌合部51とストッパー32を嵌合させることにより、1次成形部30の先端部31が変形することなく2次成形部40を成形できる。従って、1次成形部30が被覆部22に密着し、1次成形部30と被覆部22との間で生じる水の浸透を防止でき、防水性の優れたコネクタ10を提供できる。
また、本発明のコネクタ10においては、ストッパー32が、被覆部22に向かって窪む凹状または1次成形部30の上方に向かって突出する凸状を成していることを特徴としている。この構成により、金型50の嵌合部51とストッパー32の嵌合が正確に定まり、2次成形部40の成形時における1次成形部30の上下左右の移動を抑制させることができる。
更に、本発明のコネクタ10においては、2次成形部40が、ワイヤーハーネス20の導体21を覆うように延在成形されていることを特徴としている。この構成により、2次成形部40とワイヤーハーネス20との密着性が高まり、コネクタ10とワイヤーハーネス20との結合が強固と成る。
本発明のコネクタ10の製造方法においては、まず、ワイヤーハーネス20の末端部23に離間した位置に、被覆部22の一部を覆い、且つ先端部31にストッパー32が形成された1次成形部30を成形し、次に、ストッパー32に嵌合する嵌合部51を備えた金型50を、ストッパー32に嵌合部51が押圧するようセットし、そして、1次成形部30の先端部31を除く部分と被覆部22の一部を覆うように2次成形部40を射出成形することを特徴としている。
この製造方法によれば、1次成形部30をワイヤーハーネス20の被覆部22に密着固定させた後、1次成形部30の先端部31を金型50に押圧し、金型50の嵌合部51をストッパー32に嵌合支持させる。これにより、2次成形部40の成形時における射出圧によって、1次成形部30の先端部31が変形することを抑制することができるとともに、また1次成形部30が移動することがなくなる。この結果、成形後の1次成形部30とワイヤーハーネス20との密着力を高め、防水性の優れたコネクタ10を製造できる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1次成形部30のストッパー32を凹状または凸状として詳述したが、金型50の嵌合部51により1次成形部30の移動抑制が可能であれば、本発明の実施形態に限定されるものではない。
10 コネクタ
20 ワイヤーハーネス
21 導体
22 被覆部
23 末端部
30 1次成形部
31 先端部
32 ストッパー
40 2次成形部
50 金型
51 嵌合部

Claims (4)

  1. ワイヤーハーネスの末端部近傍に1次成形部と2次成形部が一体固定されコネクタであって、
    前記1次成形部は、前記末端部から離間した位置に前記ワイヤーハーネスの被覆部の一部を覆うように形成され、前記1次成形部の一端である先端部には、ストッパーが形成され、
    前記2次成形部は、前記先端部を除く前記1次成形部と前記被覆部の一部を覆うように前記末端部に形成され、
    前記1次成形部の前記ストッパーは、前記2次成形部の形成時に金型の嵌合部と嵌合して該嵌合部に押圧される、
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ストッパーは、前記被覆部に向かって窪む凹状または前記1次成形部の上方に向かって突出する凸状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載したコネクタ。
  3. 前記2次成形部は、前記ワイヤーハーネスの導体を覆うように延在成形されている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載したコネクタ。
  4. ワイヤーハーネスの末端部に一体固定された1次成形部と2次成形部有するコネクタの製造方法であって、
    前記1次成形部を、前記ワイヤーハーネスの前記末端部から離間した位置に前記ワイヤーハーネスの被覆部の一部を覆い且つストッパーを先端部に有するように成形する工程と
    前記ストッパーに嵌合する嵌合部を備えた金型を、前記ストッパーに前記嵌合部を嵌合させると共に前記ストッパーを押圧するようセットする工程と
    前記2次成形部を、前記1次成形部の前記先端部を除く部分と前記被覆部の一部を覆うように、前記金型の内部において射出成形する工程と
    備えたコネクタの製造方法。
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