JP5846439B2 - パッケージトレイ - Google Patents

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本発明は、分割型のパッケージトレイに関する。
車両の荷室に設けられるパッケージトレイとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このパッケージトレイ(リヤパーセルシェルフ)では、板状をなす板面の中央部に開口が設けられており、この開口からリアウインドウを遮蔽するためのサンシェードを引き出して展開することが可能となっている。
特開2000−351349号公報
ところで、パッケージトレイにおける開口が設けられている箇所にサンシェードの巻取部等を備えた本体部を取り付ける関係上、トレイを車両の前方側と後方側とに二分割し、前方側トレイの後端、または後方側トレイの前端に切り欠きを設け、両トレイが組み付けられた状態で両トレイの境界部に形成された隙間をサンシェード用の開口とした分割型のパッケージトレイが知られている。このような分割型のパッケージトレイは、通常、前方側トレイの後端の一部が後方側トレイの前端の裏面に宛がわれ、後方側トレイの前端の一部が前方側トレイの後端の裏面に宛がわれることで、互いに組み付けられる構成とされている。
しかしながら、分割型のパッケージトレイにおいて上記のような組み付け態様とされていると、前方側トレイと後方側トレイとが相対移動して互いに車両上下方向に移動することを規制することはできるものの、互いに車両前後方向に移動することを規制することはできない。このため、車両の振動等によって、前方側トレイと後方側トレイとの意匠面上の境界部(接合部)で隙間が発生し、見栄えを損なったり、前方側トレイと後方側トレイとが車両前後方向において相対移動を起こし、各トレイが他部品と当たったり、前方側トレイの後端と後方側トレイの前端とが当たって異音が発生することがあった。
本発明は、上記の課題に鑑みて創作されたものである。本発明は、前後分割された各トレイの境界部にサンシェード用の開口が形成されるパッケージトレイにおいて、各トレイが振動等によって相対移動することを効果的に防止ないし抑制できる技術を提供することを目的とする。
本発明は、車両前側に配され、その表裏が車両上下方向に向けられた板状をなす前方トレイと、車両後側に配され、その表裏が車両上下方向に向けられた板状をなす後方トレイと、を備え、前記前方トレイの後端と前記後方トレイの前端との少なくとも一方に切り欠きが設けられ、前記前方トレイの後端と前記後方トレイの前端とが組み付けられることで、前記切り欠きによって前記前方トレイと前記後方トレイとの境界部にサンシェード用の開口が形成され、1枚の板状をなすとともにリアシートの車両後方であってリアウインドウの車両下方に配されたパッケージトレイであって、前記前方トレイの後端であって、その車幅方向における両端側を除いた部位に、前記後方トレイ側に向かって延出する第1延出部が設けられ、前記後方トレイの前端であって、その車幅方向における両端部に、前記前方トレイ側に向かって延出する第2延出部が設けられ、前記第2延出部に、車両上側に開口するとともに該開口少なくとも車両前後壁を構成する側壁を有する開口部が設けられ、前記前方トレイの後端であって、前記第1延出部が設けられていない部位に、車両下側に向かって前記側壁と当接可能に突出する突出部が設けられ、前記組み付けられた状態では、前記第1延出部の車幅方向における両端部が前記後方トレイの前端の裏面に宛がわれ、前記第2延出部が前記前方トレイの後端の裏面に宛がわれるとともに、前記開口部の前記側壁に前記突出部が当接することを特徴とするパッケージトレイに関する。
上記のようなパッケージトレイによれば、前方トレイと後方トレイとが組み付けられた状態において、切り欠きによってサンシェード用の開口とされる隙間が形成される。そして、この状態において、第1延出部が後方トレイの前端の裏面に宛がわれ、第2延出部が前方トレイの後端の裏面に宛がわれることで、前方トレイと後方トレイとが互いに車両上下方向への移動が規制されることとなる。さらに、前方トレイと後方トレイとが組み付けられた状態において、開口部の側壁に突出部が当接することで、前方トレイと後方トレイとが互いに車両前後方向への移動が規制されることとなる。このため、前方トレイと後方トレイとが組み付けられた状態のパッケージトレイに対して、車両上下方向や車両前後方向に振動が加わった場合でも、前方トレイと後方トレイとが車両上下方向や車両前後方向に相対移動することが防止ないし抑制される。このように、サンシェード用の開口が設けられた分割型のパッケージトレイにおいて、パッケージトレイを構成する各トレイが振動等によって相対移動することを効果的に防止ないし抑制することができる。この結果、振動等によって前方トレイと後方トレイとの境界部で隙間が発生することが防止ないし抑制されるので、見栄えを向上させることができる。さらに、各トレイが他部品と当たることや前方トレイの後端と後方トレイの前端とが当たることで異音が発生することを防止ないし抑制することができる。
前記切り欠きは、前記後方トレイの前端を後方側に切り欠いた形とされ、その切り欠きの車幅方向における両端に前記第2延出部が形成されており、前記第1延出部の前記両端部は、前記後方トレイの前端であってその車幅方向における両端部かつ、前記切り欠きが設けられていない部位の裏面に宛がわれていてもよい。
この構成によると、前方トレイの後端と後方トレイの前端において、その車幅方向両側が組み付けられることとなるので、前方トレイと後方トレイの境界部における車幅方向中央側にサンシェードを引き出すための隙間を設けることができる。さらに、突出部が爪状とされることで開口部の側壁に対して突出部を当接させ易いものとすることができ、前方トレイと後方トレイとを組み付け易いものとすることができる。
本発明によると、前後分割された各トレイの境界部にサンシェード用の開口が形成されるパッケージトレイにおいて、を構成する各トレイが振動等によって相対移動することを効果的に防止ないし抑制することができる。
パッケージトレイ2が取付られた車両後方の荷室10を簡略化した斜視図 前方トレイ12の斜視図 前方トレイ12の平面図 図3におけるIV−IV断面の断面図 後方トレイ22の斜視図 後方トレイ22の平面図 後方トレイ22において一方の第2延出部26を拡大した平面図 パッケージトレイ2の平面図 図8におけるIX−IX断面の断面図 図8におけるX−X断面の断面図
図面を参照して実施形態を説明する。図1は、実施形態に係るパッケージトレイ2が取り付けられた車両後方の荷室10を簡略化した斜視図を示している。図1に示すように、パッケージトレイ2は、リアシート4の車両後方であってリアウインドウ(図示せず)の車両下方に配置されている。荷室10の後方には、後部開口8が設けられており、車体側には、後部開口8を上下方向から開閉可能なバックドア(図示せず)が取り付けられている。パッケージトレイ2は、リアシート4のシートバックとバックドアとの隙間を塞ぐことにより、荷室10内の荷物を外部から遮蔽する目的で使用される。なお、以下の説明において、前方(前側)とは車両前後方向を基準として車両前方をいい、後方(後側)とは車両前後方向を基準として車両後方のことをいい、上方(上側)とは車両上下方向を基準として車両上方をいい、下方(下側)とは車両上下方向を基準として車両下方をいい、幅方向とは車幅方向のことをいうものとする。
パッケージトレイ2は、荷室10側に開口する浅い略箱型の1枚の板状をなしており、水平姿勢で配されている。また、パッケージトレイ2は分割型とされており、前方側に配される前方トレイ12と、後方側に配される後方トレイ22と、に分割可能となっている。前方トレイ12と後方トレイ22との境界部には、幅方向に細長く開口する隙間6が設けられており、この隙間6からサンシェード(図示せず)を引き出すことが可能となっている。また、各トレイ12、22には、それぞれ所定の位置にスピーカー14、24が設けられている。なお、荷室10の幅方向両側を構成する両側壁には荷室10内側に突出する複数のヒンジ(図示せず)が設けられており、パッケージトレイ2はその幅方向両端がこれらのヒンジによって支持されており、水平姿勢に保持されている。
まず、前方トレイ12の構成について説明する。前方トレイ12は、図2及び図3に示すように、車幅方向を長辺方向とする平面視において長方形の板状をなしている。前方トレイ12の後端12bには、その両端側を除いた部位に、後方トレイ22側(後方側)に向かって板状をなしてわずかに延出する第1延出部16が設けられている。この第1延出部16の両端部16aは、後方トレイ22と組み付けられる際に、後方トレイ22の前端22aの裏面に宛がわれる部位とされる。また、前方トレイ12の後端12bの両端部(第1延出部16が設けられていない部位)は、後方トレイ22と組み付けられる際に、その裏面に後方トレイ22の前端22aが宛がわれる部位とされる。なお、以下の説明において、裏面とは下方側の面をいうものとする。
前方トレイ12の幅方向における一方の端部側は、図4に示すような断面構成とされている。図4に示すように、前方トレイ12の後端12bの両端部(第1延出部16が設けられていない部位)は、その先端が下方に向かって後述する第1溝部26aの両側壁26a1、26a2(図7参照)と当接可能に爪状に突出する爪部12b1(突出部の一例)とされている。なお、前端トレイ12の板面は、図4に示すように滑らかな平面状とされている。また、前方トレイ12の前端12aは下方に突き出した側壁状をなしており、浅い箱型状とされたパッケージトレイ2の開口縁を構成する部位となっている。
続いて後方トレイ22の構成について説明する。後方トレイ22は、図5及び図6に示すように、その前端22aが直線状の輪郭をなし、その後端22bが円弧状の輪郭をなしており、全体として平面視において三日月状をなしている。後方トレイ22の前端22aには、その両端側を除いた部位に、後方側に向かってわずかに切り欠かれた切り欠き22sが設けられている。この切り欠き22sは、前方トレイ12と組み付けられてパッケージトレイ2とされた際に開口を形成し、サンシェードを引き出すための隙間6とされる。また、後方トレイ22の前端22aの両端部(切り欠き22sが設けられていない部位)には、前方トレイ12側(前方側)に向かって板状をなしてわずかに延出する第2延出部26が設けられている。この第2延出部26は、前方トレイ12と組み付けられる際に、前方トレイ12の後端12bの裏面に宛がわれる部位とされる。また、後方トレイ22の前端22aの両端部(切り欠き22sが設けられていない部位)のうち、幅方向内側に位置する部位22a1は、前方トレイ12と組み付けられる際に、その裏面に前方トレイ12の後端12bが宛がわれる部位とされる。なお、後端トレイ22の板面は、滑らかな平面状とされている。
後方トレイ22の第2延出部26の近傍を拡大した平面図を図7に示す。図7に示すように、第2延出部26には、上方に開口し、幅方向に沿った溝状をなす第1溝部26a(開口部の一例)と、上方に開口し、前後方向に沿った溝状をなす第2溝部26bとが設けられている。後方トレイ22の前端22aは、第1溝部26aの片側の側壁26a1をなしている。なお、第1溝部26の幅は、上述した前方トレイ12の爪部12b1の幅とほぼ同等とされている。このため、爪部12b1を第1溝部26内に嵌合させることが可能となっており、爪部12b1を第1溝部26内に嵌合させた状態では、爪部12b1が第1溝部26aの両側壁26a1、26a2と当接するものとなっている。また、第2溝部26bは、第1溝部26aの幅方向中央から前方側に向かって延びるように設けられている。第2延出部26に第1溝部26aが設けられているのみでは、第2延出部26を第1溝部26aの溝に沿って折り曲げ易くなるため、第2延出部26の強度が低下する。しかしながら、上記のように第1溝部26aと直交する方向(前後方向)に第2溝部26bが設けられていることで、第2溝部26bが補強リブの機能を果たし、第2延出部26が折れ曲がり難くなっており、第2延出部26の強度が高められている。なお、図示はしないが、後方トレイ22の後端22bは下方に突き出した側壁状をなしており、浅い箱型状とされたパッケージトレイ2の開口縁を構成する部位となっている。
以上がパッケージトレイ2を構成する各トレイ12、22の構成であり、続いてパッケージトレイ2における前方トレイ12と後方トレイ22との組み付け態様を説明する。前方トレイ12と後方トレイ22とが組み付けられた状態では、図8に示すように、前方トレイ12の第1延出部16によって後方トレイ22の切り欠き22sの前方側が塞がれるものの、両者の間にはなお隙間6が生じており、この隙間6からサンシェードを引き出すことが可能となっている。
図8に示すように、後方トレイ22の第2延出部26は、前方トレイ12の後端の裏面に宛がわれた状態となっている。この状態において、第2延出部26が宛がわれた部位の断面構成は図9に示すものとされている。図9に示すように、前方トレイ12の爪部12b1は、その後方が第1溝部26aの一方の側壁26a1(後方トレイ22の前端22a)に当接し、その前方が第1溝部26aの他方の側壁26a2に当接した状態で、第2延出部26の第1溝部26a内に嵌合されている。爪部12b1と第1溝部26aとがこのように嵌合されることで、第2延出部26は、前方トレイ12の後端12bに設けられた爪部12b1の先端の裏面に宛がわれたものとなっている。これにより、後方トレイ22が上方に移動することが規制されている。また、爪部12b1が第1溝部26の前後に設けられた両側壁26a1、26a2と当接していることで、前方トレイ12及び後方トレイ22が互いに前後方向に移動することが規制されている。
一方、図8に示すように、前方トレイ12の第1延出部16は、後方トレイ22の前端22aの裏面に宛がわれた状態となっている。この状態において、第1延出部16が宛がわれた部位の断面構成は図10に示すものとされている。図10に示すように、後方トレイ22の前端22aの一部22a1は、その先端が前方トレイ12の第1延出部16の両端部16aと当接している。そして、前方トレイ12の第1延出部16の両端部16aは、後方トレイ22の前端22aと当接する部位からさらに前方へ延出しており、後方トレイ22の前端22aの裏側へ入り込んだ状態となっている。後方トレイ22の前端22aが第1延出部16の両端部16aとこのように当接することで、第1延出部16は、後方トレイ22の前端22aの裏面に宛がわれたものとなっている。これにより、前方トレイ12が下方に移動することが規制されている。
さて、パッケージトレイ2では、前方トレイ12と後方トレイ22とが上記のような態様で組み付けられることにより、後方トレイ22が上方に移動することが規制されるとともに、前方トレイ12が下方に移動することが規制されるので、結果として、両トレイ12、22が互いに上下方向に相対移動することが規制される。さらに、両トレイ12、22が組み付けられることで、爪部12b1が第1溝部26a内に嵌合して、爪部12b1が第1溝部26の両側壁26a1、26a2と当接し、両トレイ12、22が互いに前後方向に相対移動することが規制される。なお、荷室10に配された状態のパッケージトレイ2の幅方向両側にはピラー(図示せず)が位置しており、このピラーによってパッケージトレイ2が幅方向に移動することが規制されている。このため、前方トレイ12と後方トレイ22とが互いに幅方向にずれることが規制されている。このように前方トレイ12と後方トレイ22とは、上下方向、前後方向、幅方向のいずれにおいても相対移動することが規制されているから、振動等によって前方トレイ12と後方トレイ22とが離間することがなく、隙間が発生することが防止ないし抑制され、見栄えが向上されている。また、各トレイ12、22が他部品と当たることや前方トレイ12と後方トレイ22とが当たることによる異音の発生が防止ないし抑制されている。
以上のように本実施形態に係るパッケージトレイ2では、前方トレイ12と後方トレイ22とが組み付けられた状態において、切り欠き22sによってサンシェード用の開口とされる隙間6が形成される。そして、この状態において、第1延出部16が後方トレイ22の前端22aの裏面に宛がわれ、第2延出部26が前方トレイ12の後端12bの裏面に宛がわれることで、前方トレイ12と後方トレイ22とが互いに上下方向への移動が規制されることとなる。さらに、前方トレイ12と後方トレイ22とが組み付けられた状態において、第1溝部26aの側壁26a1に爪部12b1が当接することで、前方トレイ12と後方トレイ22とが互いに前後方向への移動が規制されることとなる。このため、前方トレイ12と後方トレイ22とが組み付けられた状態のパッケージトレイ2に対して、上下方向や前後方向に振動が加わった場合でも、前方トレイ12と後方トレイ22とが上下方向や前後方向に相対移動することが防止ないし抑制される。このように、本実施形態に係るサンシェード用の隙間6が設けられた分割型のパッケージトレイ2では、パッケージトレイ2を構成する各トレイ12、22が振動等によって相対移動することを効果的に防止ないし抑制することができる。この結果、前方トレイ12と後方トレイ22との境界部で隙間が発生することが防止ないし抑制されるので、見栄えを向上させることができる。さらに、各トレイ12、22が他部品と当たることや前方トレイ12の後端12bと後方トレイ22の前端22aとが当たることで異音が発生することを防止ないし抑制することができる。
また、本実施形態に係るパッケージトレイ2では、第2延出部26が、第1延出部16よりも車幅方向外側において後方トレイ22の車幅方向両側に一対設けられている。そして、第1溝部26aが、車幅方向に沿って延びる溝状とされ、爪部12b1が第1溝部26aの側壁26a1に引っ掛かることで第1溝部26aと係合可能な爪状とされている。これにより、前方トレイ12の後端12bと後方トレイ22の前端22aにおいて、その幅方向両側が組み付けられることとなるので、前方トレイ12と後方トレイ22の境界部における幅方向中央側にサンシェードを引き出すための隙間6を設けることができる。さらに、爪部12b1が爪状とされることで第1溝部26aの側壁26a1に対して爪部12b1を当接させ易いものとすることができ、前方トレイ12と後方トレイ22とを組み付け易いものとすることができる。
上記の実施形態の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の実施形態では、第2延出部に第1溝部が設けられるとともに、前方トレイの後端に突出部が設けられた構成を例示したが、第1延出部に第1溝部が設けられるとともに、後方トレイの前端に突出部が設けられた構成であってもよい。
(2)上記の実施形態では、開口部(第1溝部)が車幅方向に延びる溝状とされた構成を例示したが、開口部の形状は限定されない。例えば、開口部が貫通孔とされた構成であってもよい。この場合であっても、突出部が貫通孔に嵌合することで前方トレイと後方トレイとが互いに前後に移動することを規制することができる。この場合、貫通孔が設けられた第2延出部の他の一部が前方トレイの後端の裏面に宛がわれる構成とされていればよい。これにより、後方トレイが上方に移動することが規制される。
(3)後方トレイ側にサンシェード用の隙間を構成する切り欠きが設けられた構成を例示したが、前方トレイ側にサンシェード用の隙間を構成する切り欠きが設けられた構成であってもよい。または、前方トレイと後方トレイの両者にサンシェード用の隙間を構成する切り欠きが設けられた構成であってもよい。
(4)上記の実施形態以外にも、第1延出部、第2延出部の形状、配置等については、適宜に変更可能である。
(5)上記の実施形態以外にも、開口部の形状、配置等については、適宜に変更可能である。
(6)上記の実施形態以外にも、突出部の形状、配置等については、適宜に変更可能である
(7)上記の実施形態以外にも、パッケージトレイにおけるスピーカーの配置については適宜に変更可能である。または、パッケージトレイ上にスピーカーが設けられていない構成とすることもできる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2…パッケージトレイ、4…リアシート、6…隙間、8…後部開口、10…荷室、12…前方トレイ、12a…(前方トレイの)前端、12b…(前方トレイの)後端、12b1…爪部、14、24…スピーカー、16…第1延出部、16a…(第1延出部の)両端部、22…後方トレイ、22a…(後方トレイの)前端、22b…(後方トレイの)後端、22s…切り欠き、26…第2延出部、26a…第1溝部、26b…第2溝部

Claims (2)

  1. 車両前側に配され、その表裏が車両上下方向に向けられた板状をなす前方トレイと、車両後側に配され、その表裏が車両上下方向に向けられた板状をなす後方トレイと、を備え、前記前方トレイの後端と前記後方トレイの前端との少なくとも一方に切り欠きが設けられ、前記前方トレイの後端と前記後方トレイの前端とが組み付けられることで、前記切り欠きによって前記前方トレイと前記後方トレイとの境界部にサンシェード用の開口が形成され、1枚の板状をなすとともにリアシートの車両後方であってリアウインドウの車両下方に配されたパッケージトレイであって、
    前記前方トレイの後端であって、その車幅方向における両端側を除いた部位に、前記後方トレイ側に向かって延出する第1延出部が設けられ、
    前記後方トレイの前端であって、その車幅方向における両端部に、前記前方トレイ側に向かって延出する第2延出部が設けられ、
    前記第2延出部に、車両上側に開口するとともに該開口少なくとも車両前後壁を構成する側壁を有する開口部が設けられ、
    前記前方トレイの後端であって、前記第1延出部が設けられていない部位に、車両下側に向かって前記側壁と当接可能に突出する突出部が設けられ、
    前記組み付けられた状態では、前記第1延出部の車幅方向における両端部が前記後方トレイの前端の裏面に宛がわれ、前記第2延出部が前記前方トレイの後端の裏面に宛がわれるとともに、前記開口部の前記側壁に前記突出部が当接することを特徴とするパッケージトレイ。
  2. 前記切り欠きは、前記後方トレイの前端を後方側に切り欠いた形とされ、その切り欠きの車幅方向における両端に前記第2延出部が形成されており、
    前記第1延出部の前記両端部は、前記後方トレイの前端であってその車幅方向における両端部かつ、前記切り欠きが設けられていない部位の裏面に宛がわれていることを特徴とする請求項1に記載のパッケージトレイ。
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