JP5845953B2 - 感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジに関する。
従来、感光体としては、ポリ−N−ビニルカルバゾール(PVK)に代表される光導電性樹脂型、PVK−TNF(2,4,7−トリニトロフルオレノン)に代表される電荷移動錯体型、フタロシアニン−バインダーに代表される顔料分散型、電荷発生物質と電荷輸送物質とを組み合わせて用いる機能分離型等の有機感光体が知られている。
近年、電子写真プロセスの高速化、小型化が進む中、感光体の耐摩耗性を向上させることが求められている。
特許文献1には、導電性支持体上に少なくとも感光層を有する電子写真感光体が開示されている。このとき、感光層の表面層が、少なくとも電荷輸送性構造を有しない3官能以上のラジカル重合性モノマーと電荷輸送性構造を有するラジカル重合性化合物を硬化した架橋樹脂層であり、表面層中にフィラー微粒子が分散されている。
特許文献2には、導電性支持体上に少なくとも感光層を有する像担持体が開示されている。このとき、感光層の表面に表面層を有し、表面層が、針状微粒子が分散され、少なくとも電荷輸送性構造を有しない3官能以上のラジカル重合性モノマーと電荷輸送性構造を有するラジカル重合性化合物を硬化した架橋樹脂層である。
しかしながら、耐摩耗性、耐傷性及び微細ドットの再現性をさらに向上させると共に、残留電位の上昇をさらに抑制することが望まれている。
本発明は、上記従来技術が有する問題に鑑み、耐摩耗性、耐傷性及び微細ドットの再現性に優れ、残留電位の上昇を抑制することが可能な感光体並びに該感光体を有する画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
本発明の感光体は、導電性支持体上に、感光層及び保護層が順次積層されており、前記保護層は、バインダー樹脂、球状粒子及び針状粒子を含み、前記球状粒子及び前記針状粒子の総含有量が5質量%以上40質量%以下であり、前記針状粒子に対する前記球状粒子の質量比が2以上5以下である。
本発明の画像形成装置は、本発明の感光体と、該感光体を帯電させる帯電手段と、該帯電した感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、該感光体に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する現像手段と、該感光体に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段と、該記録媒体に転写されたトナー像を定着させる定着手段を有する。
本発明のプロセスカートリッジは、本発明の感光体を有し、画像形成装置の本体に着脱可能である。
本発明によれば、耐摩耗性、耐傷性及び微細ドットの再現性に優れ、残留電位の上昇を抑制することが可能な感光体並びに該感光体を有する画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供することができる。
本発明の感光体の構造の一例を示す部分断面図である。 本発明の感光体の構造の他の例を示す部分断面図である。 本発明の感光体の構造の他の例を示す部分断面図である。 本発明の画像形成装置の一例を示す概略図である。 本発明の画像形成装置の他の例を示す概略図である。 本発明のプロセスカートリッジの一例を示す概略図である。
次に、本発明を実施するための形態を図面と共に説明する。
図1に、本発明の感光体の構造の一例を示す。感光体10は、導電性支持体11上に、電荷発生層12a、電荷輸送層12b及び保護層13が順次積層されており、保護層13は、バインダー樹脂、球状粒子及び針状粒子を含む。
保護層13中の球状粒子及び針状粒子の総含有量は、5〜40質量%であり、10〜30質量%が好ましい。保護層13中の球状粒子及び針状粒子の総含有量が5質量%未満であると、感光体10の耐摩耗性及び耐傷性が低下し、40質量%を超えると、感光体10の残留電位が上昇すると共に、微細ドットの再現性が低下する。
針状粒子に対する球状粒子の質量比は、2〜5であり、3〜4が好ましい。針状粒子に対する球状粒子の質量比が2未満であると、感光体10の耐摩耗性、耐傷性及び微細ドットの再現性が低下し、5を超えると、感光体10の耐傷性が低下する。
なお、球状粒子とは、一次粒子のアスペクト比が1以上2未満である粒子を意味し、針状粒子とは、一次粒子のアスペクト比が2以上500以下である粒子を意味する。
球状粒子としては、特に限定されないが、球状ポリテトラフルオロエチレン粒子等の球状フッ素樹脂粒子、球状シリコーン樹脂粒子等の球状樹脂粒子;球状銅粒子、球状スズ粒子、球状アルミニウム粒子、球状インジウム粒子等の球状金属粒子、球状シリカ粒子、球状酸化スズ粒子、球状酸化亜鉛粒子、球状酸化チタン粒子、球状酸化インジウム粒子、球状酸化アンチモン粒子、球状酸化ビスマス粒子、アンチモンをドープした球状酸化スズ粒子、スズをドープした球状酸化インジウム粒子等の球状金属酸化物粒子、球状チタン酸カリウム粒子、球状a−カーボン粒子等の無機粒子が挙げられ、二種以上併用してもよい。中でも、感光体10の耐摩耗性の点から、球状無機粒子が好ましく、球状金属酸化物粒子がさらに好ましく、球状酸化アルミニウム粒子が特に好ましい。
球状粒子の平均一次粒径は、通常、0.01〜0.5μmである。球状粒子の平均一次粒径が0.01μm未満であると、感光体10の耐摩耗性及び耐傷性が低下することがあり、0.5μmを超えると、保護層13の光透過率が低下することがある。
針状粒子としては、特に限定されないが、針状酸化チタン粒子、針状酸化亜鉛粒子、針状酸化スズ粒子、針状酸化ケイ素粒子、針状酸化ジルコニウム粒子、針状チタン酸カリウム粒子、針状酸化インジウム粒子、針状酸化アルミニウム粒子等の針状無機粒子が挙げられ、二種以上併用してもよい。中でも、感光体10の耐傷性の点から、針状無機粒子が好ましく、針状金属酸化物粒子がさらに好ましい。
針状粒子の短軸の長さは、通常、0.5μm以下であり、針状粒子の長軸の長さは、通常、10μm以下である。針状粒子の短軸の長さ0.5μmを超えると、保護層13の光透過率が低下することがあり、針状粒子の長軸の長さが10μmを超えると、感光体10の耐傷性が低下することがある。
なお、球状粒子及び針状粒子の形状は、SEM又はTEMを用いて観察することができる。
バインダー樹脂としては、特に限定されないが、ABS樹脂、ACS樹脂、オレフィン−ビニルモノマー共重合体、塩素化ポリエーテル、アリル樹脂、フェノール樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアクリレート、ポリアリルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、アクリル樹脂、ポリメチルペンテン、ポリプロピレン、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリスチレン、AS樹脂、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、エポキシ樹脂等が挙げられ、二種以上併用してもよい。中でも、ポリカーボネート、ポリアリレートが好ましい。
バインダー樹脂は、架橋している樹脂を含むことが好ましい。これにより、感光体10の耐摩耗性を向上させることができる。
バインダー樹脂は、電荷輸送性構造を有さず、ラジカル重合性基を3個以上有する化合物と、電荷輸送性構造を有し、ラジカル重合性基を1個有する化合物が架橋している樹脂を含むことがさらに好ましい。
このようなバインダー樹脂を含む保護層13は、電荷輸送性構造を有さず、ラジカル重合性基を3個以上有する化合物と、電荷輸送性構造を有し、ラジカル重合性基を1個有する化合物を含む塗布液を塗布した後、エネルギーを付与して架橋させることにより形成することができる。
塗布液は、必要に応じて、重合開始剤をさらに含んでいてもよい。
塗布液は、必要に応じて、溶媒をさらに含んでいてもよい。
溶媒としては、特に限定されないが、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶媒;テトラヒドロフラン、ジオキサン、プロピルエーテル等のエーテル系溶媒;ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリクロロエタン、クロロベンゼン等のハロゲン系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒;メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、セロソルブアセテート等のセロソルブ系溶媒等が挙げられ、二種以上併用してもよい。
塗布液を塗布する方法としては、浸漬塗工法、スプレーコート法、ビードコート法、リングコート法等が挙げられる。
架橋する際に付与するエネルギーとしては、熱、光、放射線等が挙げられる。中でも、架橋反応の制御の容易さ、装置の簡便さから、熱又は光が好ましい。
加熱する方法としては、空気、窒素等の気体、蒸気、熱媒体、赤外線、電磁波を用いて、塗布液が塗布されている表面の側又は導電性支持体11の側から加熱する方法が挙げられる。
加熱する温度は、通常、100〜170℃である。加熱する温度が100℃未満であると、架橋反応が十分に進行しなくなることがあり、170℃を超えると、架橋反応が不均一に進行することがある。
なお、架橋反応を均一に進行させるために、100℃未満の温度で加熱した後、100℃以上の温度で加温してもよい。
光を照射する光源としては、高圧水銀灯、メタルハライドランプ等の紫外線光源、可視光光源等が挙げられる。
照射する光量は、通常、50〜1000mW/cmである。照射する光量が50mW/cm未満であると、架橋反応が十分に進行しなくなることがあり、1000mW/cmを超えると、架橋反応が不均一に進行することがある。
放射線としては、電子線等が挙げられる。
次に、電荷輸送性構造を有さず、ラジカル重合性基を3個以上有する化合物として、アクリロイルオキシ基を3個有する化合物を含み、電荷輸送性構造を有し、ラジカル重合性基を1個有する化合物として、アクリロイルオキシ基を1個有するトリアリールアミン化合物を含み、重合開始剤及び溶媒をさらに含む塗布液を用いる場合について説明する。
アクリロイルオキシ基を3個有する化合物に対するアクリロイルオキシ基を1個有するトリアリールアミン化合物の質量は、通常、3/7〜7/3である。
アクリロイルオキシ基を3個有する化合物に対するアクリロイルオキシ基を1個有するトリアリールアミン化合物の総質量に対する重合開始剤の質量の比は、通常、0.03〜0.20である。
例えば、トリアリールアミン化合物及びポリカーボネートを含む電荷輸送層12b上に、スプレーコート法を用いて保護層13を形成する場合、溶媒としては、テトラヒドロフラン、2−ブタノン、酢酸エチル等が挙げられる。
アクリロイルオキシ基を3個有する化合物に対するアクリロイルオキシ基を1個有するトリアリールアミン化合物の総質量に対する溶媒の質量の比は、通常、3〜10である。
保護層13の厚さは、通常、1.0〜6.0μmである。保護層13の厚さが1.0μm未満であると、感光体10の耐摩耗性が低下することがあり、6.0μmを超えると、感光体10の残留電位が上昇したり、微細ドットの再現性が低下したりすることがある。
導電性支持体11としては、体積固有抵抗が1×1010Ω・cm以下であれば、特に限定されないが、アルミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、金、銀、白金等の金属、酸化スズ、酸化インジウム等の金属酸化物が、蒸着又はスパッタリングにより、被覆されているフィルム状又は円筒状のプラスチック又は紙;アルミニウム板、アルミニウム合金板、ニッケル板、ステンレス鋼板等の板;アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレス鋼等を、押し出し、引き抜き等により素管化した後、切削、超仕上げ、研摩等の表面処理した管等を用いることができる。
また、導電性支持体11としては、エンドレスニッケルベルト、エンドレスステンレスベルトも用いることができる。
さらに、導電性支持体11としては、バインダー樹脂中に導電性粒子が分散している導電性層が形成されている支持体も用いることができる。
導電性粒子としては、特に限定されないが、カーボンブラック、アセチレンブラック、アルミニウム粒子、ニッケル粒子、鉄粒子、ニクロム粒子、銅粒子、亜鉛粒子、銀粒子等の金属粒子、導電性酸化スズ粒子、ITO粒子等の金属酸化物粒子等が挙げられる。
バインダー樹脂としては、特に限定されないが、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアリレート、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエン、ポリ(N−ビニルカルバゾール)、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂等が挙げられる。
導電性層は、バインダー樹脂及び導電性粒子を、テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、メチルエチルケトン、トルエン等の溶媒中に分散させた塗布液を塗布することにより形成することができる。
なお、支持体が円筒状である場合は、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、塩化ゴム、テフロン(登録商標)等の樹脂及び導電性粒子を含む熱収縮チューブを用いて導電性層を形成してもよい。
電荷発生層12aは、電荷発生物質を含み、必要に応じて、バインダー樹脂をさらに含む。
電荷発生物質としては、特に限定されないが、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、キナクリドン系顔料、キノン系縮合多環化合物、スクアリック酸系染料、他のフタロシアニン系顔料、ナフタロシアニン系顔料、アズレニウム塩系染料等が挙げられ、二種以上併用してもよい。中でも、アゾ顔料及び/又はフタロシアニン顔料が好ましい。
アゾ顔料は、一般式
Figure 0005845953
(式中、R及びRは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基又はシアノ基であり、Cp及びCpは、それぞれ独立に、一般式
Figure 0005845953
(式中、Rは、水素原子、メチル基、エチル基等のアルキル基又はフェニル基等のアリール基であり、R、R、R、R及びRは、それぞれ独立に、水素原子、ニトロ基、シアノ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子、トリフルオロメチル基、メチル基、エチル基等のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基、ジアルキルアミノ基又は水酸基であり、Zは、置換基により置換されていてもよい芳香族炭素環又は置換基により置換されていてもよい芳香族複素環を構成するのに必要な原子群である。)
で表される化合物であることが好ましい。
フタロシアニン顔料は、チタニルフタロシアニンであることが好ましく、CuKαの特性X線(波長1.514Å)に対するブラッグ角2θの回折ピーク(±0.2゜)として、27.2゜に最大回折ピークを有するチタニルフタロシアニンがさらに好ましい。
バインダー樹脂としては、特に限定されないが、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリ(N−ビニルカルバゾール)、ポリアクリルアミド、ポリビニルベンザール、ポリエステル、フェノキシ樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリフェニレンオキシド、ポリアミド、ポリビニルピリジン、セルロース系樹脂、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。
電荷発生物質に対するバインダー樹脂の質量比は、通常、0〜5であり、0.1〜3が好ましい。
電荷発生層12aは、電荷発生物質を、必要に応じて、バインダー樹脂と共に、ボールミル、アトライター、サンドミル、超音波等を用いて、溶媒中に分散させた塗布液を導電性支持体11上に塗布した後、乾燥させることにより形成することができる。
溶媒としては、特に限定されないが、イソプロパノール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルセロソルブ、酢酸エチル、酢酸メチル、ジクロロメタン、ジクロロエタン、モノクロロベンゼン、シクロヘキサン、トルエン、キシレン、リグロイン等が挙げられる。中でも、ケトン系溶媒、エステル系溶媒、エーテル系溶媒が好ましい。
塗布液を塗布する方法としては、特に限定されないが、浸漬塗工法、スプレーコート法、ビートコート法、ノズルコート法、スピナーコート法、リングコート法等が挙げられる。
電荷発生層12aの厚さは、通常、0.01〜5μmであり、0.1〜2μmが好ましい。
電荷輸送層12bは、電荷輸送物質及びバインダー樹脂を含む。
電荷輸送物質としては、クロロアニル、ブロモアニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−トリニトロ−4H−インデノ〔1,2−b〕チオフェン−4−オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフェン−5,5−ジオキサイド、ベンゾキノン誘導体等の電子輸送物質;ポリ(N−ビニルカルバゾール)及びその誘導体、ポリ(γ−カルバゾリルエチルグルタメート)及びその誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド縮合物及びその誘導体、ポリビニルピレン、ポリビニルフェナントレン、ポリシラン、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、モノアリールアミン誘導体、ジアリールアミン誘導体、トリアリールアミン誘導体、スチルベン誘導体、α−フェニルスチルベン誘導体、ベンジジン誘導体、ジアリールメタン誘導体、トリアリールメタン誘導体、9−スチリルアントラセン誘導体、ピラゾリン誘導体、ジビニルベンゼン誘導体、ヒドラゾン誘導体、インデン誘導体、ブタジエン誘導体、ピレン誘導体等、ビススチルベン誘導体、エナミン誘導体等の正孔輸送物質が挙げられ、二種以上併用してもよい。
バインダー樹脂としては、特に限定されないが、ポリスチレン、ポリエステル、ポリアレート、ポリカーボネート、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエン等が挙げられる。
バインダー樹脂に対する電荷輸送物質の質量比は、通常、0.2〜3であり、0.4〜1.5が好ましい。
電荷輸送層12bは、電荷輸送物質及びバインダー樹脂を溶媒中に溶解又は分散させた塗布液を電荷発生層12a上に塗布した後、乾燥させることにより形成することができる。
溶媒としては、特に限定されないが、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、ジクロロメタン、モノクロロベンゼン、ジクロロエタン、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン、アセトン等が挙げられる。
電荷輸送層12bの厚さは、通常、5〜25μmである。
図2に、本発明の感光体の構造の他の例を示す。感光体10'は、電荷発生層12a及び電荷輸送層12bからなる感光層12の代わりに、単層の感光層12'が形成されている以外は、感光体10と同一の構成である。
感光層12'は、電荷発生物質、電荷輸送物質及びバインダー樹脂を含む。
電荷発生物質及び電荷輸送物質は、前述と同様である。
バインダー樹脂としては、電荷輸送層12bに用いられるバインダー樹脂を、必要に応じて、電荷発生層12aに用いられるバインダー樹脂と共に、用いることができる。
バインダー樹脂に対する電荷発生物質の質量比は、通常、0.05〜0.40である。
バインダー樹脂に対する電荷輸送物質の質量比は、通常、0.5〜1.5である。
感光層12'は、電荷発生物質、電荷輸送物質及びバインダー樹脂を溶媒中に溶解又は分散させた塗布液を導電性支持体11上に塗布した後、乾燥させることにより形成することができる。
溶媒としては、特に限定されないが、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジクロロエタン、シクロヘキサン等が挙げられる。
塗布液を塗布する方法としては、特に限定されないが、浸漬塗布法、スプレーコート法、ビードコート法等が挙げられる。
感光層12'の厚さは、通常、5〜25μmである。
図3に、本発明の感光体の構造の他の例を示す。感光体20は、導電性支持体11及び電荷発生層12aの間に、下引き層21が形成されている以外は、感光体10と同一の構成である。
下引き層21は、樹脂を含む。
樹脂としては、電荷発生層12aを形成する際に用いられる溶媒に対する耐性が優れていれば、特に限定されないが、ポリビニルアルコール、カゼイン、ポリアクリル酸ナトリウム等の水溶性樹脂、共重合ナイロン、メトキシメチル化ナイロン等のアルコール可溶性樹脂、ポリウレタン、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド−メラミン樹脂、エポキシ樹脂等の架橋性樹脂が架橋している樹脂等が挙げられる。
下引き層21は、金属酸化物粒子をさらに含んでいてもよい。これにより、モアレの発生及び残留電位の上昇を抑制することができる。
金属酸化物粒子としては、特に限定されないが、酸化チタン粒子、シリカ粒子、アルミナ粒子、酸化ジルコニウム粒子、酸化スズ粒子、酸化インジウム粒子等が挙げられる。
なお、シランカップリング剤、チタンカップリング剤、クロムカップリング剤等を用いて、下引き層21を形成することもできる。
また、陽極酸化することにより、下引き層21として、アルミナ層を形成することもできる。
さらに、真空薄膜作成法を用いて、下引き層21として、ポリパラキシリレン(パリレン)等の有機化合物層;シリカ、二酸化スズ、酸化チタン、ITO、酸化セリウム等の無機化合物層を形成することもできる。
下引き層21の厚さは、通常、0.1〜50μmであり、1〜5μmが好ましい。
なお、各層の塗布液は、必要に応じて、酸化防止剤、紫外線吸収剤、ラジカル捕捉剤、軟化剤、分散安定剤、沈降防止剤、色分かれ防止剤、レベリング剤、消泡剤、増粘剤、艶消し剤等をさらに含んでいてもよい。
酸化防止剤としては、特に限定されないが、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤等が挙げられる。
図4に、本発明の画像形成装置の一例を示す。画像形成装置30は、感光体10、コロナ帯電器31、感光体10に光Lを照射する露光器(不図示)、現像器32、転写前コロナ帯電器33、記録紙Pを搬送するレジストローラ34、転写器35、クリーニング器36及び除電ランプ37を有する。このとき、転写器35は、転写用コロナ帯電器35a、分離用コロナ帯電器35b及び分離爪35cを有し、クリーニング器36は、クリーニング前コロナ帯電器36a、クリーニングブラシ36b及びクリーニングブレード36cを有する。
感光体10は、ドラム状であるが、シート状又はエンドレスベルト状であってもよい。
コロナ帯電器31、転写前コロナ帯電器33、転写用コロナ帯電器35a、分離用コロナ帯電器35b及びクリーニング前コロナ帯電器36aとしては、コロトロン、スコロトロン、固体帯電器(ソリッド・ステート・チャージャ)等が挙げられる。
露光器の光源及び除電ランプ37としては、特に限定されないが、蛍光灯、タングステンランプ、ハロゲンランプ、水銀灯、ナトリウム灯、発光ダイオード(LED)、半導体レーザー(LD)、エレクトロルミネッセンス(EL)等を用いることができる。このとき、所望の波長域の光のみを照射するために、シャープカットフィルター、バンドパスフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルター等のフィルターを用いてもよい。
なお、転写前コロナ帯電器33、転写用コロナ帯電器35a、分離用コロナ帯電器35b又はクリーニング前コロナ帯電器36aの代わりに、光源を設置してもよい。
クリーニングブラシ37bとしては、特に限定されないが、ファーブラシ等を用いることができる。
次に、画像形成装置30を用いて、画像を形成する方法について説明する。まず、コロナ帯電器31を用いて、感光体10の表面を正(負)に帯電させた後、露光器を用いて、感光体10に光Lを照射すると、感光体10の表面に、正(負)の静電潜像が形成される。次に、現像器32を用いて、感光体10の表面に形成された静電潜像をトナーで現像すると、トナー像が形成される。このとき、負(正)極性のトナーで現像すると、ポジ画像が形成され、正(負)極性のトナーで現像すると、ネガ画像が形成される。さらに、転写器35を用いて、感光体10の表面に形成されたトナー像が、レジストローラ34により搬送された記録紙Pに転写される。次に、クリーニング器36を用いて、トナー像が転写された感光体10の表面に残留したトナーをクリーニングした後、除電ランプ37を用いて、感光体10の表面が除電される。
図5に、本発明の画像形成装置の他の例を示す。画像形成装置40は、タンデム方式の画像形成装置であり、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色用の画像形成ユニット30'を有する。また、画像形成ユニット30'は、コロナ帯電器31及び転写器35の代わりに、それぞれ帯電ローラ31'及び一次転写ローラ35'が設置されており、転写前コロナ帯電器33及びレジストローラ34を省略し、中間転写ベルト41を設置した以外は、画像形成装置30と同一の構成である。
次に、画像形成装置40を用いて、画像を形成する方法について説明する。まず、各色の画像形成ユニット30'を用いて、中間転写ベルト41に各色のトナー像が転写され、重ね合わされ、フルカラートナー像が形成される。次に、二次転写ローラ42を用いて、中間転写ベルト41の表面に形成されたフルカラートナー像が、レジストローラ43及び転写ベルト44により搬送された記録紙Pに転写される。さらに、転写ベルト44及び搬送ベルト45を用いて、フルカラートナー像が転写された記録紙Pを搬送した後、定着器46を用いて、記録紙Pにフルカラートナー像を定着させる。一方、ファーブラシ47を用いて、フルカラートナー像が転写された中間転写ベルト41の表面に残留したトナーをクリーニングする。
本発明のプロセスカートリッジは、本発明の感光体を有し、複写機、プリンター等の画像形成装置の本体に着脱可能であれば、特に限定されない。
なお、本発明のプロセスカートリッジは、帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段及び除電手段からなる群より選択される一種以上の手段をさらに有する。
図6に、本発明のプロセスカートリッジの一例を示す。プロセスカートリッジ50は、感光体10、コロナ帯電器31、現像器32、転写ローラ35'、クリーニング器36を有し、画像形成装置の本体に着脱可能である。
なお、本発明の感光体は、電子写真複写機、レーザービームプリンター、CRTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、レーザー製版等の電子写真応用分野に適用することができる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は、実施例により限定されない。なお、部は、質量部を意味する。
(下引き層用塗布液の調製)
アルキッド樹脂のベッコゾール1307−60−EL(DIC社製)3部、メラミン樹脂のスーパーベッカミンG−821−60(DIC社製)2部、酸化チタンのCR−EL(石原産業社製)20部及びメチルエチルケトン100部を混合して、下引き層用塗布液を得た。
(電荷発生層用塗布液の調製)
化学式
Figure 0005845953
で表されるビスアゾ顔料5部、ポリビニルブチラールのXYHL(UCC社製)1部、2−ブタノン100部及びシクロヘキサノン200部を混合して、電荷発生層用塗布液を得た。
(電荷輸送層用塗布液の調製)
ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)1部、化学式
Figure 0005845953
で表される電荷輸送物質(A)1部及びテトラヒドロフラン10部を混合して、電荷輸送層用塗布液を得た。
(実施例1)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)0.66部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)0.22部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒340部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
外径が40mm、長さが340mmのアルミニウム製の導電性支持体上に、浸漬塗布法を用いて、下引き層用塗布液を塗布した後、加熱乾燥して、厚さが3.5μmの下引き層を形成した。
下引き層が形成された導電性支持体上に、浸漬塗布法を用いて、電荷発生層用塗布液を塗布した後、加熱乾燥して、厚さが0.2μmの電荷発生層を形成した。
電荷発生層が形成された導電性支持体上に、浸漬塗布法を用いて、電荷輸送層用塗布液を塗布した後、加熱乾燥して、厚さが20μmの電荷輸送層を形成した。
電荷輸送層が形成された導電性支持体上に、スプレーコート法を用いて、保護層用塗布液を塗布した後、130℃で20分間乾燥させ、厚さが5.0μmの保護層を形成し、感光体を得た。
(実施例2)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)2.25部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)0.75部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒380部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例3)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)4.25部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)1.42部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例4)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)8.50部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)2.83部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒538部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例5)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)4.53部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)1.13部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例6)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)4.72部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)0.94部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例7)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)3.78部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)1.89部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例8)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化ケイ素粒子KMPX100(信越化学工業社製)4.25部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)1.42部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例9)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化ケイ素粒子KMPX100(信越化学工業社製)4.25部、アスペクト比が20〜100の針状酸化アルミニウム粒子のナノセラムファイバー(アルゴナイド社製)1.42部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例10)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)4.25部、アスペクト比が20〜100の針状酸化アルミニウム粒子のナノセラムファイバー(アルゴナイド社製)1.42部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例11)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.1の球状酸化アルミニウム粒子AA03(住友化学社製)4.25部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)1.42部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例12)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.1の球状酸化アルミニウム粒子AA05(住友化学社製)4.25部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)1.42部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例13)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.1の球状酸化アルミニウム粒子AA03(住友化学社製)4.25部、アスペクト比が20〜100の針状酸化アルミニウム粒子のナノセラムファイバー(アルゴナイド社製)1.42部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例14)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.1の球状酸化アルミニウム粒子AA05(住友化学社製)4.25部、アスペクト比が20〜100の針状酸化アルミニウム粒子のナノセラムファイバー(アルゴナイド社製)1.42部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(比較例1)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)5.67部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(比較例2)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)11.33部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒538部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(比較例3)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)5.67部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(比較例4)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)11.33部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒538部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(比較例5)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)0.57部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)0.19部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒337部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(比較例6)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)10.43部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)3.47部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒587部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(比較例7)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)4.86部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)0.81部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(比較例8)
電荷輸送物質(A)7部、ビスフェノールZ型ポリカーボネート(A)10部、アスペクト比が1.2の球状酸化チタン粒子PT401M(石原産業社製)2.83部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)2.83部、テトラヒドロフランとシクロヘキサノンの質量比が7:2の混合溶媒431部を混合して、5質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
(実施例15)
電荷輸送性構造を有さず、ラジカル重合性基を3個以上有する化合物として、KAYARAD TMPTA(日本化薬社製)10部、電荷輸送性構造を有し、ラジカル重合性基を1個有する化合物として、化学式
Figure 0005845953
で表される化合物(A)10部、光重合開始剤のイルガキュア184(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)1部、アスペクト比が1.1の球状酸化アルミニウム粒子AA03(住友化学社製)5.25部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)1.75部及びテトラヒドロフラン159部を混合して、15質量%の保護層用塗布液を得た。
外径が40mm、長さが340mmのアルミニウム製の導電性支持体上に、浸漬塗布法を用いて、下引き層用塗布液を塗布した後、加熱乾燥して、厚さが3.5μmの下引き層を形成した。
下引き層が形成された導電性支持体上に、浸漬塗布法を用いて、電荷発生層用塗布液を塗布した後、加熱乾燥して、厚さが0.2μmの電荷発生層を形成した。
電荷発生層が形成された導電性支持体上に、浸漬塗布法を用いて、電荷輸送層用塗布液を塗布した後、加熱乾燥して、厚さが20μmの電荷輸送層を形成した。
電荷輸送層が形成された導電性支持体上に、スプレーコート法を用いて、保護層用塗布液を塗布した。次に、メタルハライドランプを用いて、照射強度が700mW/cm、照射時間が4分間の条件で、波長が365nmの光を照射した後、130℃で30分間乾燥させ、厚さが5.0μmの保護層を形成し、感光体を得た。
(実施例16)
KAYARAD TMPTA(日本化薬社製)10部、化合物(A)10部、光重合開始剤のイルガキュア184(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)1部、アスペクト比が1.1の球状酸化アルミニウム粒子AA05(住友化学社製)5.25部、アスペクト比が13の針状酸化チタン粒子FTL−100(石原産業社製)1.75部及びテトラヒドロフラン159部を混合して、15質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例15と同様にして、感光体を得た。
(実施例17)
KAYARAD TMPTA(日本化薬社製)10部、化合物(A)10部、光重合開始剤のイルガキュア184(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)1部、アスペクト比が1.1の球状酸化アルミニウム粒子AA03(住友化学社製)5.25部、アスペクト比が20〜100の針状酸化アルミニウム粒子のナノセラムファイバー(アルゴナイド社製)1.75部及びテトラヒドロフラン159部を混合して、15質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例15と同様にして、感光体を得た。
(実施例18)
KAYARAD TMPTA(日本化薬社製)10部、化合物(A)10部、光重合開始剤のイルガキュア184(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)1部、アスペクト比が1.1の球状酸化アルミニウム粒子AA05(住友化学社製)5.25部、アスペクト比が20〜100の針状酸化アルミニウム粒子のナノセラムファイバー(アルゴナイド社製)1.75部及びテトラヒドロフラン159部を混合して、15質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例15と同様にして、感光体を得た。
(比較例9)
KAYARAD TMPTA(日本化薬社製)10部、化合物(A)10部、光重合開始剤のイルガキュア184(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)1部、アスペクト比が1.1の球状酸化アルミニウム粒子AA03(住友化学社製)7.00部及びテトラヒドロフラン159部を混合して、15質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例15と同様にして、感光体を得た。
(比較例10)
KAYARAD TMPTA(日本化薬社製)10部、化合物(A)10部、光重合開始剤のイルガキュア184(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製)1部、アスペクト比が20〜100の針状酸化アルミニウム粒子のナノセラムファイバー(アルゴナイド社製)7.00部及びテトラヒドロフラン159部を混合して、15質量%の保護層用塗布液を得た。
得られた保護層用塗布液を用いた以外は、実施例15と同様にして、感光体を得た。
(比較例11)
保護層を形成しなかった以外は、実施例1と同様にして、感光体を得た。
表1に、実施例1〜18、比較例1〜10の保護層の構成を示す。
Figure 0005845953
(実機通紙試験)
iPSiO SP C811(リコー社製)を用いて、用紙My Paper A4(NBSリコー社製)に、画像面積率が10%のブラックの格子画像を20万枚形成し、感光体の耐摩耗性、耐傷性、微細ドットの再現性及び残留電位を評価した。
(耐摩耗性)
Fisherscope渦電流式膜厚計MMSを用いて、実機通紙試験前後の感光体上の20点の厚さを測定して、摩耗量を算出し、耐摩耗性を評価した。
表2に、摩耗量の評価結果を示す。
Figure 0005845953
なお、比較例11の感光体は、摩耗量が多かったため、5万枚で実機通紙試験を終了した。
(耐傷性)
実機通紙試験後の感光体の表面の傷を目視で観察し、耐傷性を評価した。なお、傷が確認されない場合を○、かすかに傷が確認される場合を△、傷が確認される場合を×として、判定した。
表3に、耐傷性の評価結果を示す。
Figure 0005845953
(微細ドットの再現性)
実機通紙試験後に、日本画像学会発行テストチャートNO.3を用いて、画像を形成し、目視及び光学顕微鏡で観察し、微小ドットの再現性を評価した。なお、細線の再現性が良好である場合を○、細線がやや太る場合を△、細線が太る場合を×として、判定した。
表4に、微小ドットの再現性の評価結果を示す。
Figure 0005845953
(残留電位)
実機通紙試験前後に、露光エネルギー0.5μJ/cmで露光した露光部の電位を、表面電位計Model344(Trek社製)を用いて測定し、残留電位を評価した。
表5に、露光部の電位の評価結果を示す。
Figure 0005845953
表2〜5より、実施例1〜18の感光体は、耐摩耗性、耐傷性及び微細ドットの再現性に優れ、残留電位の上昇を抑制できることがわかる。
一方、比較例1、2、9の感光体は、保護層が針状粒子を含まないため、耐傷性が低下する。比較例2の感光体は、保護層中の球状粒子の含有量が40質量%であるため、残留電位が上昇する。
比較例3、4、10の感光体は、保護層が球状粒子を含まないため、耐摩耗性及び耐傷性が低下する。比較例4の感光体は、保護層中の針状粒子の含有量が40質量%であるため、微細ドットの再現性が低下し、残留電位が上昇する。
比較例5の感光体は、保護層中の球状粒子及び針状粒子の総含有量が4質量%であるため、耐摩耗性及び耐傷性が低下する。
比較例6の感光体は、保護層中の球状粒子及び針状粒子の総含有量が45質量%であるため、残留電位が上昇すると共に、微細ドットの再現性が低下する
比較例7の感光体は、針状粒子に対する球状粒子の質量比が6であるため、耐傷性が低下する。
比較例8の感光体は、針状粒子に対する球状粒子の質量比が1であるため、耐摩耗性、耐傷性及び微細ドットの再現性が低下する。
比較例11の感光体は、保護層が形成されていないため、耐摩耗性及び耐傷性が低下する。
10、10' 感光体
11 導電性支持体
12、12' 感光層
12a 電荷発生層
12b 電荷輸送層
13 保護層
30、40 画像形成装置
31 コロナ帯電器
31' 帯電ローラ
32 現像器
35 転写器
35' 一次転写ローラ
41 中間転写ベルト
42 二次転写ローラ
50 プロセスカートリッジ
特開2005−99688号公報 特開2008−146022号公報

Claims (10)

  1. 導電性支持体上に、感光層及び保護層が順次積層されており、
    前記保護層は、バインダー樹脂、球状粒子及び針状粒子を含み、前記球状粒子及び前記針状粒子の総含有量が5質量%以上40質量%以下であり、
    前記針状粒子に対する前記球状粒子の質量比が2以上5以下であることを特徴とする感光体。
  2. 前記バインダー樹脂は、架橋している樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載の感光体。
  3. 前記バインダー樹脂は、電荷輸送性構造を有さず、ラジカル重合性基を3個以上有する化合物と、電荷輸送性構造を有し、ラジカル重合性基を1個有する化合物が架橋している樹脂を含むことを特徴とする請求項2に記載の感光体。
  4. 前記球状粒子は、球状無機粒子であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の感光体。
  5. 前記球状無機粒子は、球状金属酸化物粒子であることを特徴とする請求項4に記載の感光体。
  6. 前記球状粒子は、球状酸化アルミニウム粒子であることを特徴とする請求項5に記載の感光体。
  7. 前記針状粒子は、針状無機粒子であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の感光体。
  8. 前記針状無機粒子は、針状金属酸化物粒子であることを特徴とする請求項7に記載の感光体。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の感光体と、
    該感光体を帯電させる帯電手段と、
    該帯電した感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    該感光体に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する現像手段と、
    該感光体に形成されたトナー像を記録媒体に転写する転写手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の感光体を有し、
    画像形成装置の本体に着脱可能であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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