JP2010128057A - 電子写真感光体、画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents
電子写真感光体、画像形成方法および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010128057A JP2010128057A JP2008300641A JP2008300641A JP2010128057A JP 2010128057 A JP2010128057 A JP 2010128057A JP 2008300641 A JP2008300641 A JP 2008300641A JP 2008300641 A JP2008300641 A JP 2008300641A JP 2010128057 A JP2010128057 A JP 2010128057A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- photosensitive member
- layer
- electrophotographic photosensitive
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
1.導電性支持体上に直接又は中間層を介して電荷発生層、電荷輸送層および保護層を有する電子写真感光体において、前記電荷輸送層は、下記一般式(1)で表される電荷輸送物質を含有し、かつ前記保護層は、少なくとも反応性有機基を有する金属酸化物粒子と硬化性化合物とを含有する塗布液を塗布後、硬化して形成されるものであることを特徴とする電子写真感光体。
2.前記反応性有機基が炭素−炭素二重結合を有する基であることを特徴とする1に記載の電子写真感光体。
3.前記硬化性化合物が炭素−炭素二重結合を有する化合物であることを特徴とする1または2に記載の電子写真感光体。
4.前記炭素−炭素二重結合を有する化合物がアクリロイル基又はメタクリロイル基を有する化合物であることを特徴とする2または3に記載の電子写真感光体。
5.前記電荷発生層は、縮合多環系の電荷発生物質を含有することを特徴とする前記1に記載の電子写真感光体。
6.少なくとも、1〜5のいずれか1項に記載の電子写真感光体表面を帯電する帯電工程と、前記帯電工程により帯電された前記電子写真感光体表面に発光ピーク波長が350nm以上500nm以下のLEDアレイまたは発振波長が350nm以上500nm以下の半導体レーザーを用いて像露光を行って潜像形成を行う露光工程と、前記露光工程により潜像が形成された前記電子写真感光体表面にトナーを供給してトナー画像を形成する現像工程と、前記現像工程により前記電子写真感光体表面に形成されたトナー画像の転写を行う転写工程とを有することを特徴とする画像形成方法。
7.少なくとも、1〜5のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、電子写真感光体表面を帯電する帯電手段と、前記帯電手段により帯電された前記電子写真感光体表面に像露光を行う露光手段と、前記露光手段により潜像が形成された前記電子写真感光体表面にトナーを供給する現像手段と、前記現像手段が、発光ピーク波長が350nm以上500nm以下のLEDアレイまたは発振波長が350nm以上500nm以下の半導体レーザーであることを特徴とする画像形成装置。
S−2 CH2=CHSi(OCH3)3
S−3 CH2=CHSiCl3
S−4 CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(OCH3)2
S−5 CH2=CHCOO(CH2)2Si(OCH3)3
S−6 CH2=CHCOO(CH2)2Si(OC2H5)(OCH3)2
S−7 CH2=CHCOO(CH2)3Si(OCH3)3
S−8 CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)Cl2
S−9 CH2=CHCOO(CH2)2SiCl3
S−10 CH2=CHCOO(CH2)3Si(CH3)Cl2
S−11 CH2=CHCOO(CH2)3SiCl3
S−12 CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(CH3)(OCH3)2
S−13 CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(OCH3)3
S−14 CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)(OCH3)2
S−15 CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH3)3
S−16 CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(CH3)Cl2
S−17 CH2=C(CH3)COO(CH2)2SiCl3
S−18 CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)Cl2
S−19 CH2=C(CH3)COO(CH2)3SiCl3
S−20 CH2=CHSi(C2H5)(OCH3)2
S−21 CH2=C(CH3)Si(OCH3)3
S−22 CH2=C(CH3)Si(OC2H5)3
S−23 CH2=CHSi(OCH3)3
S−24 CH2=C(CH3)Si(CH3)(OCH3)2
S−25 CH2=CHSi(CH3)Cl2
S−26 CH2=CHCOOSi(OCH3)3
S−27 CH2=CHCOOSi(OC2H5)3
S−28 CH2=C(CH3)COOSi(OCH3)3
S−29 CH2=C(CH3)COOSi(OC2H5)3
S−30 CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OC2H5)3
又、前記一般式(2)の化合物以外でも、下記のようなラジカル重合可能な反応性有機
基を有するシラン化合物を用いてもよい。
本発明に係わる反応性有機基を有する金属酸化物粒子は、前記した一般式(2)等で表されるシラン化合物を用いて表面処理することにより、得ることが出来る。
本発明の硬化性化合物を反応させる際には、電子線開裂で反応する方法、ラジカル重合開始剤あるいはカチオン重合性開始剤を添加して、光、熱で反応する方法などが用いられる。重合開始剤は光重合開始剤、熱重合開始剤のいずれも使用することができる。また、光、熱の両方の開始剤を併用することもできる。
また、保護層の機械的強度向上や電気特性(抵抗)調整のために公知のフィラーを添加することも可能である。フィラーとしてはシリカ、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化ビスマス等の各種金属酸化物、スズをドープした酸化インジウム、アンチモンをドープした酸化スズ及び酸化ジルコニウムなどの超微粒子を用いることができる。これら金属酸化物を1種類もしくは2種類以上混合して用いてもよい。2種類以上混合した場合には固溶体または融着の形をとってもよい。
また、保護層に各種の滑剤粒子を含有させることも可能である。例えば、フッ素原子含有樹脂粒子を加えることができる。フッ素原子含有樹脂粒子としては、四フッ化エチレン樹脂、三フッ化塩化エチレン樹脂、六フッ化塩化エチレンプロピレン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、二フッ化二塩化エチレン樹脂、及びこれらの共重合体の中から1種あるいは2種以上を適宜選択するのが好ましいが、特に四フッ化エチレン樹脂及びフッ化ビニリデン樹脂が好ましい。
本発明では、前記保護層中に耐候性を向上させる目的で酸化防止剤を添加することが可能である。酸化防止剤は後述する電荷輸送層に添加するものと同様のものが使用できる。
保護層の形成に使用される溶媒としては、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、t−ブタノール、sec−ブタノール、ベンジルアルコール、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキサン、1,3−ジオキソラン、ピリジン及びジエチルアミン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明では、公知の方法で保護層を形成することができるが、その中でも、公知の方法による塗布を実施後に自然乾燥または熱乾燥を行い、その後で紫外線に代表される活性線を照射して前記硬化性化合物を反応させる手順のものが好ましい。
次に、本発明に係る電子写真感光体を構成する感光層について説明する。本発明に係る電子写真感光体では、感光層の層構成を特に限定するものではなく、公知の層構成のものを選択することができ、特に、導電性支持体上に中間層、電荷発生層、電荷輸送層の順に層形成を行った積層構造のものが好ましい。この様な感光層上に前述した保護層を形成することにより本発明に係る電子写真感光体が形成される。
本発明に係る電子写真感光体を構成する感光層は、その層構成を特に制限するものではなく、保護層を含めた具体的な層構成として、たとえば以下に示すものがある。
(1)導電性支持体上に、電荷発生層と電荷輸送層、及び、保護層を順次積層した層構成(2)導電性支持体上に、電荷輸送材料と電荷発生材料とを含有する単層、及び、保護層を順次積層した層構成
(3)導電性支持体上に、中間層、電荷発生層、電荷輸送層、及び、保護層を順次積層した層構成
(4)導電性支持体上に、中間層、電荷輸送材料と電荷発生材料とを含有する単層、及び、保護層を順次積層した層構成
本発明に係る電子写真感光体は、上記(1)〜(4)いずれの層構成のものでもよく、これらの中でも、導電性支持体上に、中間層、電荷発生層、電荷輸送層、保護層を順次設けて作製された層構成のものが特に好ましい。
本発明で用いられる支持体は、導電性を有するものであればいずれのものでもよく、例えば、アルミニウム、銅、クロム、ニッケル、亜鉛及びステンレスなどの金属をドラムまたはシート状に成形したもの、アルミニウムや銅などの金属箔をプラスチックフィルムにラミネートしたもの、アルミニウム、酸化インジウム及び酸化スズなどをプラスチックフィルムに蒸着したもの、導電性物質を単独またはバインダ樹脂と共に塗布して導電層を設けた金属、プラスチックフィルム及び紙などが挙げられる。
本発明では、導電性支持体と感光層の中間にバリア機能と接着機能を有する中間層を設けることができる。中間層は、カゼイン、ポリビニルアルコール、ニトロセルロース、エチレン−アクリル酸共重合体、ポリアミド、ポリウレタン及びゼラチン等のバインダ樹脂を公知の溶媒に溶解させて浸漬塗布等により形成させることができる。前記バインダ樹脂の中でもアルコール可溶性のポリアミド樹脂が好ましい。
前述した様に、本発明に係る電子写真感光体を構成する感光層は、電荷発生機能と電荷輸送機能を1つの層に付与した単層構造の他に、電荷発生層(CGL)と電荷輸送層(CTL)に感光層の機能を分離させた層構成のものがより好ましい。この様に、機能分離型の層構成とすることにより、繰り返し使用に伴う残留電位の上昇を小さく制御できる他、各種の電子写真特性を目的に合わせて制御し易いメリットがある。負帯電性感光体は中間層の上に電荷発生層(CGL)、その上に電荷輸送層(CTL)を設ける構成をとり、正帯電性感光体は前記層構成の順が負帯電性感光体と逆の構成となる。好ましい感光層の層構成は前記機能分離構造を有する負帯電感光体である。
本発明の有機感光体には、縮合多環系化合物を含有することを特徴とするが、電荷発生物質として390nm〜500nmの波長領域に高感度特性を有する電荷発生物質を用いることが好ましい。このような電荷発生物質としてはアゾ顔料、ペリレン顔料、多感キノン顔料等が好ましく用いられる。
本発明の電荷輸送層には電荷輸送物質(CTM)、バインダおよび可塑剤を含有する。その他の物質としては必要によりシリカやアルミナ等の無機微粒子、フッ素樹脂微粒子等の有機微粒子または酸化防止剤等の添加剤を含有しても良い。
下記の様に感光体1を作製した。
〈中間層〉
下記組成の中間層塗布液を作製した。
ポリアミド樹脂X1010(ダイセルデグサ株式会社製) 1部
酸化チタンSMT500SAS(テイカ社製) 1.1部
エタノール 20部
分散機としてサンドミルを用いて、バッチ式で10時間の分散を行った。
〈電荷発生層〉
電荷発生物質:例示化合物のCG18
50部
ポリビニルブチラール樹脂(#3000−K:電気化学工業社製) 10部
酢酸t−ブチル 700部
4−メトキシ−4−メチル−2−ペンタノン 300部
を混合し、サンドミルを用いて15時間分散し、電荷発生層塗布液を調製した。この塗布液を前記中間層の上に浸漬塗布法で塗布し、乾燥膜厚0.3μmの電荷発生層を形成した。
〈電荷輸送層〉
電荷輸送物質:例示化合物のCTM6 150部
バインダ:ポリカーボネート(Z300:三菱ガス化学社製) 300部
酸化防止剤(Irganox1010:日本チバガイギー社製) 6部
トルエン/テトラヒドロフラン=1/9体積% 2000部
シリコンオイル(KF−96:信越化学社製) 1部
を混合し、溶解して電荷輸送層塗布液を調製した。この塗布液を前記電荷発生層の上に浸漬塗布法を用いて、110℃で60分乾燥後膜厚20μmの電荷輸送層を形成した。
〈保護層〉
反応性有機基を有するアルミナ粒子
(同一質量のメタクリロキシプロピルトリメトキシシランで表面処理した数平均一次粒径6nmのアルミナ粒子) 100部
硬化性化合物(例示化合物No.(31)) 100部
イソプロピルアルコール 500部
上記成分をサンドミルを用いて10時間分散した後、
重合開始剤1−6 30部
を加え、遮光下で混合攪拌して溶解し保護層塗布液を作製した(保存中は遮光)。該塗布液を先に電荷輸送層まで作製した感光体上に円形スライドホッパー塗布機を用いて、保護層を塗布した。塗布後、室温で20分乾燥後(溶媒乾燥工程)、高圧水銀ランプ(3kW)を用いて100mmの位置で感光体を回転させながら1分間照射して(紫外線硬化工程)、膜厚2μmの保護層を得た。
(感光体2〜25の作製)
感光体1の電荷輸送層に使用するCTM、保護層に使用する材料、硬化条件を表1、表2の一覧表のように変更した以外は、同様にして感光体2〜25を作製した。
(比較用感光体の作製)
(感光体26の作製)
感光体1の作製において、電荷輸送層の形成までは同様にして中間層、電荷発生層、電荷輸送層の積層感光体を形成する。しかし、保護層は設置しない。
(感光体27の作製)
感光体1と同様に中間層、電荷発生層、電荷輸送層の積層感光体を形成した。反応性有機基を有するシリカ粒子ではなく、同一質量のイソブチルトリメトキシシランで表面処理したシリカ粒子とした他は実施例1と同様にして保護層を設置した。
(感光体28の作製)
感光体1と同様に中間層、電荷発生層、電荷輸送層の積層感光体を形成した。電荷輸送層上に以下の材料を混合溶解した塗布液を円形スライドホッパー塗布機を用いて塗布し、140℃で30分加熱乾燥後、2μmの保護層を設置した。
エタノール 100部
(感光体29の作製)
感光体1と同様に中間層、電荷発生層、電荷輸送層の積層感光体を形成した。
(感光体30の作製)
感光体1の電荷輸送物質を下記化合物に変えた以外は全て感光体1同様に形成した。
感光体1と同様に中間層、電荷発生層、電荷輸送層の積層感光体を形成した。保護層に使用する材料、硬化条件は表1、表2に示す内容とした。
〔感光体の評価〕
以上のようにして得た感光体を基本的に、図2の構成を有する市販のフルカラー複合機bizhub PRO C6500(コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)社製)の書き込みドット径可変改造機に搭載し、像露光光源として405nmの短波長レーザー光源を用い、書き込み光源の主査方向の露光径を30μmで、1000dpiとし、該露光径のスポット露光が感光体面上で0.5mWになるように設定した。
(表面傷)
感光体を23℃、50%RH環境下でYMCK各色印字率2.5%のA4画像を中性紙に100万枚印刷出力前後に感光体の表面状態を観察し傷の状態を評価した。評価感光体はブラック位置に設置。
○:100万枚印字後に表面傷1〜10箇所発生(実用上問題なし)
×:100万枚印字後に表面傷11箇所以上発生(実用上問題有り)。
(感光体の減耗量)
上記評価で100万の画出しを行い、初期膜厚と100万枚後の膜厚さで評価した。感光層の膜厚は均一膜厚部分(感光体の両端は膜厚が不均一になりやすいので、少なくとも両端3cmは除く)をランダムに10ケ所測定し、その平均値を感光層の膜厚とする。膜厚測定器は渦電流方式の膜厚測定器EDDY560C(HELMUT FISCHER GMBTE CO社製)を用いて行い、実写試験前後の感光層膜厚の差を膜厚減耗量とする。
○:減耗量が 1μm〜3μm(実用上問題なし)
×:減耗量が 3μmより大きい(実用上問題有り)。
(細線再現性)
23℃、50%RH環境下、白黒画像で評価した。
(評価基準)
1ドットラインの評価
白地のA4紙に1ドットラインと黒べた画像を作製し、下記の基準で評価した。
○:1ドットラインは連続して再現されているが、黒べたの画像濃度が1.2未満〜1 .0以上(実用性に問題なし)
×:1ドットラインが切断されて再現されているか、又は1ドットラインが連続して再 現されていても、黒べたの画像濃度が1.0未満(実用性に問題有り)
2ドットラインの評価
べた黒の画像の中に、2ドットラインの白線を作製し、下記の基準で評価した。
○:2ドットラインの白線は連続して再現されているが、黒べたの画像濃度が1.2未 満〜1.0以上(実用性に問題なし)
×:2ドットラインの白線が切断されて再現されているか、又は2ドットラインの白線 は連続して再現されていても、黒べたの画像濃度が1.0未満(実用性に問題有り)
上記のべた画像濃度は、マクベス社製RD−918を使用して測定。紙の反射濃度を「0」とした相対反射濃度で測定した。
(画像ボケ)
環境条件を30℃、80%RHに変更した以外は、表面傷の評価条件でA4画像を中性紙に2.5万枚の印刷を行い、印刷終了後60秒で実機の主電源を停止した。停止12時間後に電源を入れ印字可能状態になった後直ちにA3中性紙全面にハーフトーン画像(マクベス濃度計で相対反射濃度0.4)とA3全面の6dot格子画像を印字した。印字画像の状態を観察し以下の評価を行った。
○:ハーフトーン画像のみに感光体長軸方向の薄い帯状濃度低下が認められる(実用上問題なし)
×:画像ボケによる格子画像の欠損もしくは線幅の細りが発生(実用上問題有り)
評価結果を表1、表2に示す。
(感光体32の作製)
下記の電荷発生層塗布液に変えた以外は感光体1同様に形成した。
<電荷発生層塗布液>
電荷発生物質:チタニルフタロシアニン顔料(Cu−Kα特性X線回折スペクトル測定で、少なくとも27.3°の位置に最大回折ピークを有するチタニルフタロシアニン顔料)
30部
ポリビニルブチラール樹脂(#6000−C:電気化学工業社製) 10部
酢酸t−ブチル 700部
4−メトキシ−4−メチル−2−ペンタノン 300部
を混合し、サンドミルを用いて10時間分散し、電荷発生層塗布液を調製した。
21 感光体
22 帯電手段
23 現像手段
24 転写極
25 分離極
26 クリーニング装置
30 露光光学系
45 転写搬送ベルト装置
50 定着手段
250 分離爪ユニット
Claims (7)
- 導電性支持体上に直接又は中間層を介して電荷発生層、電荷輸送層および保護層を有する電子写真感光体において、前記電荷輸送層は、下記一般式(1)で表される電荷輸送物質を含有し、かつ前記保護層は、少なくとも反応性有機基を有する金属酸化物粒子と硬化性化合物とを含有する塗布液を塗布後、硬化して形成されるものであることを特徴とする電子写真感光体。
- 前記反応性有機基が炭素−炭素二重結合を有する基であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記硬化性化合物が炭素−炭素二重結合を有する化合物であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子写真感光体。
- 前記炭素−炭素二重結合を有する化合物がアクリロイル基又はメタクリロイル基を有する化合物であることを特徴とする請求項2または3に記載の電子写真感光体。
- 前記電荷発生層は、縮合多環系の電荷発生物質を含有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 少なくとも、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子写真感光体表面を帯電する帯電工程と、前記帯電工程により帯電された前記電子写真感光体表面に発光ピーク波長が350nm以上500nm以下のLEDアレイまたは発振波長が350nm以上500nm以下の半導体レーザーを用いて像露光を行って潜像形成を行う露光工程と、前記露光工程により潜像が形成された前記電子写真感光体表面にトナーを供給してトナー画像を形成する現像工程と、前記現像工程により前記電子写真感光体表面に形成されたトナー画像の転写を行う転写工程とを有することを特徴とする画像形成方法。
- 少なくとも、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、電子写真感光体表面を帯電する帯電手段と、前記帯電手段により帯電された前記電子写真感光体表面に像露光を行う露光手段と、前記露光手段により潜像が形成された前記電子写真感光体表面にトナーを供給する現像手段と、前記現像手段が、発光ピーク波長が350nm以上500nm以下のLEDアレイまたは発振波長が350nm以上500nm以下の半導体レーザーであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008300641A JP2010128057A (ja) | 2008-11-26 | 2008-11-26 | 電子写真感光体、画像形成方法および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008300641A JP2010128057A (ja) | 2008-11-26 | 2008-11-26 | 電子写真感光体、画像形成方法および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010128057A true JP2010128057A (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=42328509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008300641A Pending JP2010128057A (ja) | 2008-11-26 | 2008-11-26 | 電子写真感光体、画像形成方法および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010128057A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012014091A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成方法 |
JP2013167768A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Ricoh Co Ltd | 感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
CN105319878A (zh) * | 2014-07-09 | 2016-02-10 | 佳能株式会社 | 电子照相感光构件及其制造方法、处理盒、电子照相设备 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619176A (ja) * | 1992-06-29 | 1994-01-28 | Canon Inc | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ |
JPH1195474A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Canon Inc | 電子写真装置及びプロセスカートリッジ |
JP2000131867A (ja) * | 1998-10-21 | 2000-05-12 | Canon Inc | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 |
JP2008257097A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電子写真感光体、画像形成方法及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-11-26 JP JP2008300641A patent/JP2010128057A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619176A (ja) * | 1992-06-29 | 1994-01-28 | Canon Inc | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた電子写真装置並びにファクシミリ |
JPH1195474A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Canon Inc | 電子写真装置及びプロセスカートリッジ |
JP2000131867A (ja) * | 1998-10-21 | 2000-05-12 | Canon Inc | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 |
JP2008257097A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電子写真感光体、画像形成方法及び画像形成装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012014091A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成方法 |
JP2013167768A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Ricoh Co Ltd | 感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
CN105319878A (zh) * | 2014-07-09 | 2016-02-10 | 佳能株式会社 | 电子照相感光构件及其制造方法、处理盒、电子照相设备 |
CN105319878B (zh) * | 2014-07-09 | 2020-01-10 | 佳能株式会社 | 电子照相感光构件及其制造方法、处理盒、电子照相设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010107962A (ja) | 有機感光体、有機感光体の製造方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2011242574A (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2010152338A (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法及び画像形成装置 | |
JP5195914B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5545071B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2011154067A (ja) | 静電潜像現像用有機感光体と画像形成方法 | |
JP5464025B2 (ja) | 有機感光体及び画像形成装置 | |
JP5625590B2 (ja) | 有機感光体、有機感光体の製造方法及び画像形成装置 | |
JP5391672B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2010169725A (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5584974B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5509906B2 (ja) | 電子写真感光体と画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5499563B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2010139618A (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2010128057A (ja) | 電子写真感光体、画像形成方法および画像形成装置 | |
JP5369823B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5644051B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2010122339A (ja) | 電子写真感光体と画像形成装置 | |
JP2011107363A (ja) | 有機感光体、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2011186120A (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5532801B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP6005329B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2010014946A (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5369761B2 (ja) | 有機感光体及び画像形成装置 | |
JP2010139709A (ja) | 有機感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110516 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121120 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130319 |