JP5844714B2 - 四節リンク機構型無段変速機の制御装置 - Google Patents

四節リンク機構型無段変速機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5844714B2
JP5844714B2 JP2012239385A JP2012239385A JP5844714B2 JP 5844714 B2 JP5844714 B2 JP 5844714B2 JP 2012239385 A JP2012239385 A JP 2012239385A JP 2012239385 A JP2012239385 A JP 2012239385A JP 5844714 B2 JP5844714 B2 JP 5844714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radius
input shaft
load
drive source
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012239385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014088915A (ja
Inventor
庸浩 小林
庸浩 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012239385A priority Critical patent/JP5844714B2/ja
Publication of JP2014088915A publication Critical patent/JP2014088915A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5844714B2 publication Critical patent/JP5844714B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

本発明は、入力軸に設けられた回転半径調節機構で入力軸側の回転運動の半径を調節することにより変速自在な四節リンク機構型無段変速機の制御装置に関する。
従来、変速用駆動源と、車両に設けられたエンジン等の走行用駆動源からの駆動力が伝達される入力軸と、入力軸と平行に配置された出力軸と、複数のてこクランク機構とを備える四節リンク機構型の無段変速機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のてこクランク機構は、入力軸に設けられた回転半径調節機構と、出力軸に揺動自在に軸支される揺動リンクと、一方の端部に回転半径調節機構に回転自在に外嵌される入力側環状部を有し、他方の端部が揺動リンクの揺動端部に連結されるコネクティングロッドとで構成される。
回転半径調節機構は、中心から偏心して穿設された貫通孔を有する円盤状の回転ディスクと、貫通孔の内周面に設けられたリングギアと、入力軸に固定されリングギアに噛合する第1ピニオンと、変速用駆動源からの駆動力が伝達されるキャリアと、キャリアで自転及び公転自在に夫々軸支されると共にリングギアに夫々噛合する2つの第2ピニオンとで構成される。第1ピニオンと2つの第2ピニオンは、それらの中心軸線を頂点とする三角形が正三角形となるように配置されている。
そして、走行用駆動源で回転する入力軸と変速用駆動源で回転するキャリアとの回転速度が同一の場合は、入力軸の入力中心軸線に対する回転ディスクの中心点の偏心量は維持され、回転半径調節機構の回転軌跡の半径も一定のまま維持される。走行用駆動源で回転する入力軸と変速用駆動源で回転するキャリアとの回転速度が異なる場合は、入力軸の入力中心軸線に対する回転ディスクの中心点の偏心量が変化し、回転半径調節機構の回転軌跡の半径も変化する。
そして、回転半径調節機構の回転軌跡の半径が変化することにより、揺動リンクの揺動端部の振れ幅も変化して、変速比を切り換え、入力軸に対する出力軸の回転速度を制御する。
このような無段変速機では、「3つのピニオンを頂点とする正三角形の中心点と入力軸の入力中心軸線との間の距離」と、「回転ディスクの中心点と3つのピニオンを頂点とする正三角形の中心点との間の距離」とを等しく設定すると、入力中心軸線と回転ディスクの中心点とを重ね合わせて入力軸の入力中心軸線に対する回転ディスクの中心点の偏心量を0にすることができる。偏心量が0のときには、入力軸が回転している場合であっても揺動リンクの揺動端部の振れ幅が0となる。すなわち、入力軸が回転している場合であっても出力軸が回転しない状態(以下、「ギヤードニュートラル状態」という)となる。
特開2012−1048号公報
四節リンク機構型無断変速機においては、急減速等によって走行用駆動源が停止する可能性がある場合には、ギヤードニュートラル状態となるように入力軸側の回転運動の半径を減少させることで、走行用駆動源の停止を防止する。更に、急減速等によって走行用駆動源が停止する可能性がある場合には、走行用駆動源の駆動力を増加させることで強制的に走行用駆動源を回転させ、走行用駆動源の停止を防止することも有効である。
ここで、本願発明者は、四節リンク機構型無段変速機において、走行用駆動源の駆動力の増加によって、変速用駆動源に負荷が作用すること、及び変速用駆動源に作用する負荷の方向が、入力軸側の回転運動の半径によって変速比を増大させる側、又は変速比を減少させる側に切り替わることを知見した。
そして、負荷の方向が切り替わる境界には負荷が0となる状態が存在する。このときの入力軸側の回転運動の半径を、無負荷半径として定義する。入力軸側の回転運動の半径が無負荷半径よりも大きい場合には、負荷が入力軸側の回転運動の半径を増加させる力となる。逆に、入力軸側の回転運動の半径が無負荷半径よりも小さい場合には、負荷が入力軸側の回転運動の半径を減少させる力となる。
ところで、入力軸側の回転運動の半径が無負荷半径よりも大きいときに、走行用駆動源の駆動力を増加させると、変速機駆動源に、入力軸側の回転運動の半径を増加させようとする負荷が作用してしまい、入力軸側の回転運動の半径の減少を阻害してしまうこととなる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、急減速等によって走行用駆動源が停止する可能性があるときに、速やかに入力軸側の回転運動の半径を減少できる無段変速機の制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、変速用駆動源と、車両の走行用駆動源からの駆動力が伝達される入力軸と、前記入力軸と平行に配置された出力軸と、前記出力軸に揺動自在に軸支される揺動リンクを有し、前記入力軸の回転運動を前記揺動リンクの揺動運動に変換するてこクランク機構と、前記揺動リンクと前記出力軸との間に設けられ、前記出力軸に対して一方側に相対回転しようとするときに前記出力軸に該揺動リンクを固定させる一方向回転阻止機構とを備える無段変速機の制御装置であって、前記てこクランク機構が、前記入力軸側の回転運動の半径を調節自在な回転半径調節機構と、該回転半径調節機構と前記揺動リンクとを連結するコネクティングロッドとを備え、前記回転半径調節機構が、前記変速用駆動源の駆動力を用いて前記入力軸側の回転運動の半径を調節するように構成され、前記走行用駆動源の駆動力の増加に応じて前記変速用駆動源に作用する負荷が0となるときの前記半径が無負荷半径として定義され、前記入力軸側の回転数を検知するように構成された第1回転数検知部と、前記出力軸側の回転数を検知するように構成された第2回転数検知部と、前記車両の減速により前記走行用駆動源の作動が停止する可能性があるか否かを判定するように構成された停止可能性判定部と、現時点の前記半径を取得する現時点半径取得部と、前記第1回転数検知部が検知した回転数と前記第2回転数検知部が検知した回転数とに応じて、前記無負荷半径を取得するように構成された無負荷半径取得部と、前記停止可能性判定部が前記走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定したときに、前記走行用駆動源の駆動力を増加させる増加処理を実行するように構成された駆動力増加部と、前記停止可能性判定部が前記走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定したときに、前記半径が、前記入力軸が回転運動している場合であっても前記揺動リンクの揺動運動が停止する状態の前記半径である最小半径となるように、前記回転半径調節機構によって前記半径を減少させる半径減少処理を実行するように構成された半径制御部と、前記停止可能性判定部が前記走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定したときに、前記現時点半径取得部が取得した現時点の半径が、前記無負荷半径取得部が取得した前記無負荷半径以下の場合には、前記駆動力増加部による前記増加処理の実行を許可し、前記現時点半径取得部が取得した現時点の半径が、前記無負荷半径取得部が取得した前記無負荷半径より大きい場合には、前記現時点半径取得部が取得した現時点の半径が前記無負荷半径以下となるまで前記駆動力増加部による前記増加処理の実行を阻止するように構成された増加処理許可部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、半径制御部の半径減少処理を阻害することとなる場合、すなわち、現時点の半径が無負荷半径よりも大きい場合には、駆動力増加部の増加処理を、増加処理許可部が禁止している。逆に、半径制御部の半径減少処理を阻害しない、又は半径の減少を促進させることとなる場合、すなわち、現時点の半径が無負荷半径以下の場合には、駆動力増加部の増加処理を、増加処理許可部が許可している。これにより、駆動力増加部の増加処理が半径制御部の半径減少処理を邪魔することがなく、速やかに入力軸側の回転運動の半径を減少させることができる。
また、本発明において、停止可能性判定部は、第1回転数検知部又は第2回転数検知部が検知した回転数の減少量が所定の値以上であるときに、走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定するように構成することができる。
本発明の実施形態の制御装置が制御する無段変速機の構成を示す断面図。 本実施形態の制御装置が制御する無段変速機の、回転半径調節機構、コネクティングロッド及び揺動リンクを軸方向から示す説明図。 本実施形態の制御装置が制御する無段変速機の、回転半径調節機構の回転半径の変化を説明する説明図。 本実施形態の制御装置が制御する無段変速機の、回転半径調節機構の回転半径の変化と、揺動リンクの揺動運動の揺動角θ2の関係を示す説明図であり、(a)は回転半径が最大、(b)は回転半径が中、(c)は回転半径が小であるときの揺動リンクの揺動運動の揺動角を夫々示している。 本実施形態の制御装置が制御する無段変速機の、回転半径調節機構の回転半径の変化に対する、揺動リンクの角速度ωの変化を示すグラフ。 本実施形態の制御装置が制御する無段変速機において、夫々60度ずつ位相を異ならせた6つのてこクランク機構により出力軸が回転される状態を示すグラフ。 本実施形態の制御装置及び該制御装置が制御する無段変速機の機能ブロック図。 本実施形態の制御装置が制御する無段変速機の、「入力軸の中心点に対する、回転半径調節機構の回転ディスクの中心点の偏心量」と「走行用駆動源が駆動力を増加したときに変速用駆動源に作用する負荷」との関係を示す図。 本実施形態の制御装置が制御する無段変速機の、走行用駆動源の出力回転数と出力軸の回転数とに対する無負荷半径を示す図。 本実施形態の制御装置が実行する処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明の制御装置によって制御される四節リンク機構型無段変速機について説明する。四節リンク機構型無段変速機(以下、単に「無段変速機」という)1は、変速比i(i=入力軸の回転速度/出力軸の回転速度)を無限大(∞)にして出力軸の回転速度を「0」にできる変速機、所謂インフィニティ・バリアブル・トランスミッション(Infinity Variable Transmission(IVT))の一種である。
図1及び図2を参照して、無段変速機1は、内燃機関であるエンジン又は電動機等の走行用駆動源27(図7参照)からの回転駆動力を受けることで入力中心軸線P1を中心に回転する中空の入力軸2と、入力軸2に平行に配置され、図外のデファレンシャルギアやプロペラシャフト等を介して車両の駆動輪28(図7参照)に回転動力を伝達させる出力軸3と、入力軸2に設けられた6つの回転半径調節機構4とを備える。
各回転半径調節機構4は、カムディスク5と、回転ディスク6とを備える。カムディスク5は、円盤状であり、入力中心軸線P1から偏心して入力軸2と一体的に回転するように入力軸2に2個1組で夫々設けられている。各1組のカムディスク5は、夫々位相を60度異ならせて、6組のカムディスク5で入力軸2の周方向を一回りするように配置されている。また、各1組のカムディスク5には、カムディスク5を受け入れる受入孔6aを備える円盤状の回転ディスク6が偏心した状態で回転自在に外嵌されている。
回転ディスク6は、カムディスク5の中心点をP2、回転ディスク6の中心点をP3として、入力中心軸線P1と中心点P2の距離Raと、中心点P2と中心点P3の距離Rbとが同一となるように、カムディスク5に対して偏心している。
回転ディスク6の受入孔6aには、1組のカムディスク5の間に位置させて内歯6bが設けられている。入力軸2には、1組のカムディスク5の間に位置させて、カムディスク5の偏心方向に対向する個所に内周面と外周面とを連通させる切欠孔2aが形成されている。
中空の入力軸2内には、入力軸2と同心に配置され、回転ディスク6と対応する個所に外歯7aを備えるピニオンシャフト7が入力軸2と相対回転自在となるように配置されている。ピニオンシャフト7の外歯7aは、入力軸2の切欠孔2aを介して、回転ディスク6の内歯6bと噛合する。
ピニオンシャフト7には、差動機構8が接続されている。差動機構8は、遊星歯車機構で構成されており、サンギア9と、入力軸2に連結された第1リングギア10と、ピニオンシャフト7に連結された第2リングギア11と、サンギア9及び第1リングギア10と噛合する大径部12aと、第2リングギア11と噛合する小径部12bとから成る段付きピニオン12を自転及び公転自在に軸支するキャリア13とを備える。
サンギア9には、ピニオンシャフト7用の電動機から成る変速用駆動源14の回転軸14aが連結されている。変速用駆動源14の回転速度を入力軸2の回転速度と同一にすると、サンギア9と第1リングギア10とが同一速度で回転することとなり、サンギア9、第1リングギア10、第2リングギア11及びキャリア13の4つの要素が相対回転不能なロック状態となって、第2リングギア11と連結するピニオンシャフト7が入力軸2と同一速度で回転する。
変速用駆動源14の回転速度を入力軸2の回転速度よりも遅くすると、サンギア9の回転数をNs、第1リングギア10の回転数をNR1、サンギア9と第1リングギア10のギア比(第1リングギア10の歯数/サンギア9の歯数)をjとして、キャリア13の回転数が(j・NR1+Ns)/(j+1)となる。そして、サンギア9と第2リングギア11のギア比((第2リングギア11の歯数/サンギア9の歯数)×(段付きピニオン12の大径部12aの歯数/小径部12bの歯数))をkとすると、第2リングギア11の回転数が{j(k+1)NR1+(k−j)Ns}/{k(j+1)}となる。
カムディスク5が固定された入力軸2の回転速度とピニオンシャフト7の回転速度とが同一である場合には、回転ディスク6はカムディスク5と共に一体に回転する。入力軸2の回転速度とピニオンシャフト7の回転速度とに差がある場合には、回転ディスク6はカムディスク5の中心点P2を中心にカムディスク5の周縁を回転する。
図2に示すように、回転ディスク6は、カムディスク5に対して距離Raと距離Rbとが同一となるように偏心されているため、回転ディスク6の中心点P3を入力中心軸線P1と同一軸線上に位置するようにして、入力中心軸線P1と中心点P3との距離、即ち偏心量R1を「0」とすることもできる。
回転ディスク6の周縁には、一方の端部に大径の大径環状部15aを備え、他方の端部に大径環状部15aの径よりも小径の小径環状部15bを備えるコネクティングロッド15の大径環状部15aが、ボールベアリングからなるコンロッド軸受16を介して回転自在に外嵌されている。出力軸3には、一方向回転阻止機構としての一方向クラッチ17を介して、揺動リンク18がコネクティングロッド15に対応させて6個設けられている。
一方向回転阻止機構としての一方向クラッチ17は、揺動リンク18と出力軸3との間に設けられ、出力軸3に対して一方側に相対回転しようとするときに出力軸3に揺動リンク18を固定し、他方側に相対回転しようとするときに出力軸3に対して揺動リンク18を空転させる。揺動リンク18は、一方向クラッチ17によって出力軸3に対して空転する状態のときに、出力軸3に対して揺動自在となる。
揺動リンク18は、環状に形成されており、その上方には、コネクティングロッド15の小径環状部15bに連結される揺動端部18aが設けられている。揺動端部18aには、小径環状部15bを軸方向で挟み込むように突出した一対の突片18bが設けられている。一対の突片18bには、小径環状部15bの内径に対応する貫通孔18cが穿設されている。貫通孔18c及び小径環状部15bには、連結ピン19が挿入されている。これにより、コネクティングロッド15と揺動リンク18とが連結される。
図3は、回転半径調節機構4の偏心量R1を変化させた状態のピニオンシャフト7と回転ディスク6との位置関係を示す。図3(a)は偏心量R1を「最大」とした状態を示しており、入力中心軸線P1と、カムディスク5の中心点P2と、回転ディスク6の中心点P3とが一直線に並ぶように、ピニオンシャフト7と回転ディスク6とが位置する。このときの変速比iは最小となる。
図3(b)は偏心量R1を図3(a)よりも小さい「中」とした状態を示しており、図3(c)は偏心量R1を図3(b)よりも更に小さい「小」とした状態を示している。変速比iは、図3(b)では図3(a)の変速比iよりも大きい「中」となり、図3(c)では図3(b)の変速比iよりも大きい「大」となる。図3(d)は偏心量R1を「0」とした状態を示しており、入力中心軸線P1と、回転ディスク6の中心点P3とが同心に位置する。このときの変速比iは無限大(∞)となる。無段変速機1は、回転半径調節機構4で偏心量R1を調節自在としている。なお、本実施形態では、入力軸2側の回転運動の半径は、偏心量R1と同じと規定している。
図2に示すように、本実施形態の回転半径調節機構4、コネクティングロッド15、及び揺動リンク18は、てこクランク機構20(四節リンク機構)を構成する。そして、てこクランク機構20によって、入力軸2の回転運動が揺動リンク18の揺動運動に変換される。無段変速機1は合計6個のてこクランク機構20を備えている。偏心量R1が「0」でないときに、入力軸2を回転させると共に、ピニオンシャフト7を入力軸2と同一速度で回転させると、各コネクティングロッド15が60度ずつ位相を変えながら、偏心量R1に基づき入力軸2と出力軸3との間で出力軸3側に押したり、入力軸2側に引いたりを交互に繰り返して揺動する。
コネクティングロッド15の小径環状部15bは、出力軸3に一方向クラッチ17を介して設けられた揺動リンク18に連結されているため、揺動リンク18がコネクティングロッド15によって押し引きされて揺動すると、揺動リンク18が押し方向側又は引張り方向側の何れか一方に揺動リンク18が回転するときだけ、出力軸3が回転し、揺動リンク18が他方に回転するときには、出力軸3に揺動リンク18の揺動運動の力が伝達されず、揺動リンク18が空回りする。各回転半径調節機構4は、60度毎に位相を変えて配置されているため、出力軸3は各回転半径調節機構4で順に回転させられる。
図4(a)は偏心量R1が図3(a)の「最大」である場合(変速比iが最小である場合)、図4(b)は偏心量R1が図3(b)の「中」である場合(変速比iが中である場合)、図4(c)は偏心量R1が図3(c)の「小」である場合(変速比iが大である場合)の、回転半径調節機構4の回転運動に対する揺動リンク18の揺動範囲θ2を示している。図4から明らかなように、偏心量R1が小さくなるにつれ、揺動リンク18の揺動範囲θ2が狭くなる。
尚、偏心量R1が「0」であるときは、揺動リンク18は揺動しなくなる。この状態が、本実施形態におけるギヤードニュートラル状態である。ここで、偏心量R1が「0」であるときにおける入力軸2側の回転運動の半径が、本発明における「最小半径」に相当する。
図5は、無段変速機1の回転半径調節機構4の回転角度θを横軸、揺動リンク18の角速度ωを縦軸として、回転半径調節機構4の偏心量R1の変化に伴う角速度ωの変化の関係を示す。図5から明らかなように、偏心量R1が大きい(変速比iが小さい)ほど揺動リンク18の角速度ωが大きくなることが分かる。
図6は、60度ずつ位相を異ならせた6つの回転半径調節機構4を回転させたとき(入力軸2とピニオンシャフト7とを同一速度で回転させたとき)の回転半径調節機構4の回転角度θ1に対する、各揺動リンク18の角速度ωを示している。図6から、6つのてこクランク機構20により出力軸3がスムーズに回転されることが分かる。
次に、図7を参照して、制御装置40及び無段変速機1の機能ブロック図について説明する。制御装置40は、図示が省略された電子制御ユニットのROMに保持された車両周辺監視用の制御プログラムをCPUにより実行することによって、後述する図10のステップST2の処理を実行する停止可能性判定部41と、ステップST4の処理を実行する現時点半径取得部42と、ステップST1の処理を実行する無負荷半径取得部43と、ステップST6の処理を実行する駆動力増加部44と、ステップST3の処理を実行する半径制御部45と、ステップST5の処理を実行する増加処理許可部46として機能する。
また、制御装置40は、走行用駆動源27の出力回転数を検知する第1回転数検知部31と、出力軸3の回転数を検知する第2回転数検知部32とを備える。第1回転数検知部31及び第2回転数検知部32は、回転する部材の回転数を検知するレゾルバ等の回転数センサで構成されている。
本願発明者は、上述したような四節リンク機構型の無段変速機1において、走行用駆動源27の駆動力の増加によって、変速用駆動源14に負荷Lが作用すること、及び変速用駆動源14に作用する負荷Lの方向が、偏心量R1(若しくは、入力軸2側の回転運動の半径)によって変速比を増大させる側、又は変速比を減少させる側に切り替わることを知見した。ここで、上記負荷Lの方向が切り替わる境界には負荷Lが0となる状態が存在し、このときの偏心量R1を、無負荷偏心量nlrとして定義する。本実施形態における無負荷偏心量nlrは、本発明における無負荷半径に相当する。
図8は、偏心量R1と、走行用駆動源27の駆動力の増加により変速用駆動源14に作用する負荷Lとの間の関係の一例を示す。図8は、横軸が偏心量R1(単位は[mm])を示し、縦軸が負荷L(単位は[Nm])を示す。図8に示されるように、偏心量R1が無負荷偏心量nlrと等しいときには、負荷Lが0となる。また、偏心量R1が無負荷偏心量nlrよりも小さいときには、負荷Lが、負の値、すなわち偏心量R1を減少させる方向の力となる。また、偏心量R1が無負荷偏心量nlrよりも大きいときには、負荷Lが、正の値、すなわち偏心量R1を増加させる方向の力となる。
また、無負荷偏心量nlrは、入力軸2側の回転数及び出力軸3側の回転数に応じて変化する。図9は、走行用駆動源27の出力回転数と出力軸3の回転数とに応じた無負荷偏心量nlrの一例を示す。図9は、横軸が出力軸3の回転数(単位は[rpm])を示し、縦軸が走行用駆動源27の出力回転数(単位は[rpm])を示す。図9では、無負荷偏心量nlrが、走行用駆動源27の出力回転数と出力軸3の回転数とに応じて得られる6つの曲線D1〜D6によって、nlr1〜nlr7の7つの値に分割されている。尚、図9において、7つの値nlr1〜nlr7の大きさの関係は、「nlr1<nlr2<nlr3<nlr4<nlr5<nlr6<nlr7」である。また、図8は、偏心量R1が、図9における7つの値nlr1〜nlr7のうちいずれか1つの値のときの例を示している。
制御装置40のROM(図示省略)等には、図9に示されるような、走行用駆動源27の出力回転数及び出力軸3の回転数と無負荷偏心量nlrとの対応を表すテーブル又はマップが記憶保持されている。これにより、制御装置40は、走行用駆動源27の出力回転数及び出力軸3の回転数に応じた無負荷偏心量nlrを取得することができる。
次に、図10を参照して、制御装置40が実行する制御処理について説明する。図10に示された制御処理は、所定時間(例えば、10[msec])毎に実行される。
制御装置40は、最初のステップST1で、第1回転数検知部31が検知した走行用駆動源27の出力回転数と、第2回転数検知部32が検知した出力軸3の回転数とによって、ROMに記憶された図9に示されるようなマップから無負荷偏心量nlrを取得する。
制御装置40は、ステップST1の処理が終了すると、ステップST2に進み、走行用駆動源27の作動が停止する可能性があるか否かを判定する。詳細には、制御装置40は、第2回転数検知部32が検知した回転数の減少量が所定の値以上であるときに、走行用駆動源27の作動が停止する可能性があると判定する。ここで、所定の値は、例えば、急制動等によって走行用駆動源27が作動を停止するときの、出力軸3側の回転数(本実施形態では、出力軸3の回転数)の減少量を表す値が、実験等によって予め定められて制御装置40のROM等に記憶保持されている。
制御装置40は、ステップST2で、走行用駆動源27の作動が停止する可能性があった場合、ステップST3に進み、偏心量R1が0(入力軸2側の回転運動の半径が最小半径)となるように制御信号を出力する。これにより、制御装置40は、該ステップST3以降において、本フローチャートの処理と並列して、回転半径調節機構4の偏心量R1を0になるように減少する半径減少処理を実行する。半径減少処理が実行されることで、変速用駆動源14の駆動力によって、偏心量R1が0となるように回転半径調節機構4が制御される。
次いで、制御装置40は、ステップST4に進み、現時点における偏心量R1を取得する。制御装置40は、ステップST4の処理が終了するとステップST5に進み、ステップST4で取得された偏心量R1が、ステップST1で取得された無負荷偏心量nlr以下か否かを判定する。制御装置40は、ステップST5で偏心量R1が無負荷偏心量nlr以下であった場合、ステップST6に進み、走行用駆動源27の駆動力を増加する増加処理を実行する。制御装置40は、ステップST6の処理が終了すると、本フローチャートの処理を終了する。制御装置40は、ステップST5で偏心量R1が無負荷偏心量nlrより大きかった場合、ステップST4に戻る。
また、制御装置40は、ステップST2で、走行用駆動源27の作動が停止する可能性がなかった場合、ステップST7に進み、通常の走行制御を行い、本フローチャートの処理を終了する。ここで、通常の走行制御とは、ステップST3〜ST6に示された処理とは別に、例えば、車両のアクセルペダルの操作量又は車両の走行速度等に応じた走行を車両が行うように、走行用駆動源27の駆動力及び無段変速機1の変速比等を制御する走行制御である。
以上のように、例えば、「車両の急減速等によって駆動輪28がロックして回転不能となり走行用駆動源27の作動が停止する可能性がある」と判定されているような状況において、ステップST3で半径減少処理が実行される。このため、出力軸3側が回転しないような状況、すなわち揺動リンク18の揺動運動が停止するような状況であっても、偏心量R1を0にすることで、入力軸2が回転運動を継続できるので、走行用駆動源27の停止を防止できる。
また、ステップST5で偏心量R1が無負荷偏心量nlr以下だった場合には、ステップST6で増加処理が実行される。このため、車両の急減速により走行用駆動源27の作動が停止する可能性があると判定されているような状況、すなわち、入力軸2の回転が妨げられるような状況であっても、走行用駆動源27の駆動力が増加することで、走行用駆動源27の停止を防止できる。
更に、このとき、走行用駆動源27の駆動力を増加した場合であっても、偏心量R1が無負荷偏心量nlr以下であるので、変速用駆動源14に作用する負荷Lが、0か、又は負の値すなわち偏心量R1を減少させる力である。このため、半径制御部45は、ステップST3の半径減少処理において、偏心量R1(入力軸2側の回転運動の半径)を速やかに0まで減少できる。
また、ステップST5で、偏心量R1が無負荷偏心量nlrより大きかった場合には、偏心量R1が無負荷偏心量nlr以下になるまで、走行用駆動源27の駆動力の増加が阻止される(ステップST4〜ST5が繰り返される)。このため、半径制御部45は、変速用駆動源14による偏心量R1(入力軸2側の回転運動の半径)の減少が阻害されないので、偏心量R1(入力軸2側の回転運動の半径)を速やかに0まで減少できる。
なお、本実施形態では、停止可能性判定部41が、第2回転数検知部32が検知した回転数の減少量が所定の値以上であるときに、走行用駆動源27の作動が停止する可能性があると判定しているが、本発明の停止可能性判定部は、これに限らず、その他の態様によって、走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定してもよい。例えば、停止可能性判定部が、第1回転数検知部が検知した回転数の減少量が所定の値以上であるときに、走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定してもよい。
また、本実施形態では、ステップST5において、ステップST4で取得した現時点の偏心量R1と比較する無負荷偏心量nlrを、ステップST1で取得した値、すなわち、走行用駆動源27が停止する可能性があると判定される直前の無負荷偏心量nlrとしているが、例えば、無負荷偏心量nlrを逐次(例えば、ステップST4の前、又はステップST4とステップST5の間で)取得するようにしてもよい。これにより、ステップST5によって「偏心量R1>無負荷偏心量nlr」と判定され、ステップST4〜ST5を繰り返している間に、入力軸2側の回転数又は出力軸3側の回転数が変化した場合において、該変化に応じた無負荷偏心量nlrを取得することができる。
また、本実施形態では、第1回転数検知部31は、走行用駆動源27の出力回転数を検知しているが、本発明の第1回転数検知部は、これに限らず、その他の態様によって入力軸側の回転数を検知してもよい。例えば、第1回転数検知部が、入力軸の回転数を検知してもよい。
また、本実施形態では、第2回転数検知部32は、出力軸3の回転数を検知しているが、本発明の第2回転数検知部は、これに限らず、その他の態様によって出力軸側の回転数を検知してもよい。例えば、第2回転数検知部が、駆動輪の回転数を検知してもよい。
また、本実施形態では、停止可能性判定部41によって走行用駆動源27が停止する可能性があると判定されたときに、半径制御部45が、偏心量R1が0となるように(入力軸2側の回転運動の半径が最小半径となるように)変速用駆動源14を作動させているが、本発明の半径制御部は、これに限らず、その他の態様によって、入力軸側の回転運動の半径が最小半径となるようにしてもよい。例えば、四節リンク機構型の無断変速機においては、変速用駆動源の駆動力が0の状態において、走行用駆動源の駆動力が増加することなく入力軸が回転しているときには、入力軸側の回転運動の半径が最小半径に向かって減少していく。これを利用して、半径制御部を、停止可能性判定部によって走行用駆動源が停止する可能性があると判定されたときに、変速用駆動源の駆動力を0にする制御を実行するように構成してもよい。
また、本実施形態においては、一方向回転阻止機構として、一方向クラッチ17を用いているが、本発明の一方向回転阻止機構は、これに限らず、その他の態様で構成されていてもよい。例えば、一方向回転阻止機構が、揺動リンク18から出力軸3にトルクを伝達可能な揺動リンク18の出力軸3に対する回転方向を切換自在に構成される二方向クラッチ(ツーウェイクラッチ)で構成されてもよい。
また、本実施形態においては、回転半径調節機構4として、入力軸2と一体に回転するカムディスク5と、回転ディスク6とを備えるものを説明したが、本発明の回転半径調節機構は、これに限らず、その他の態様で構成されていてもよい。例えば、回転半径調節機構が、中心から偏心して穿設された貫通孔を有する円盤状の回転ディスクと、貫通孔の内周面に設けられたリングギアと、入力軸に固定されリングギアに噛合する第1ピニオンと、変速用駆動源からの駆動力が伝達されるキャリアと、キャリアで自転及び公転自在に夫々軸支されると共にリングギアに夫々噛合する2つの第2ピニオンとで構成されてもよい。
1…無段変速機、2…入力軸、3…出力軸、4…回転半径調節機構、14…変速用駆動源、15…コネクティングロッド、17…一方向クラッチ(一方向回転阻止機構)、18…揺動リンク、20…てこクランク機構、27…走行用駆動源、40…制御装置、41…停止可能性判定部、43…無負荷半径取得部、44…駆動力増加部、45…半径制御部、46…増加処理許可部、L…負荷、nlr…無負荷偏心量(無負荷半径)。

Claims (2)

  1. 変速用駆動源と、
    車両の走行用駆動源からの駆動力が伝達される入力軸と、
    前記入力軸と平行に配置された出力軸と、
    前記出力軸に揺動自在に軸支される揺動リンクを有し、前記入力軸の回転運動を前記揺動リンクの揺動運動に変換するてこクランク機構と、
    前記揺動リンクと前記出力軸との間に設けられ、前記出力軸に対して一方側に相対回転しようとするときに前記出力軸に該揺動リンクを固定させる一方向回転阻止機構とを備える無段変速機の制御装置であって、
    前記てこクランク機構が、前記入力軸側の回転運動の半径を調節自在な回転半径調節機構と、該回転半径調節機構と前記揺動リンクとを連結するコネクティングロッドとを備え、
    前記回転半径調節機構が、前記変速用駆動源の駆動力を用いて前記入力軸側の回転運動の半径を調節するように構成され、
    前記走行用駆動源の駆動力の増加に応じて前記変速用駆動源に作用する負荷が0となるときの前記半径が無負荷半径として定義され、
    前記入力軸側の回転数を検知するように構成された第1回転数検知部と、
    前記出力軸側の回転数を検知するように構成された第2回転数検知部と、
    前記車両の減速により前記走行用駆動源の作動が停止する可能性があるか否かを判定するように構成された停止可能性判定部と、
    現時点の前記半径を取得する現時点半径取得部と、
    前記第1回転数検知部が検知した回転数と前記第2回転数検知部が検知した回転数とに応じて、前記無負荷半径を取得するように構成された無負荷半径取得部と、
    前記停止可能性判定部が前記走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定したときに、前記走行用駆動源の駆動力を増加させる増加処理を実行するように構成された駆動力増加部と、
    前記停止可能性判定部が前記走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定したときに、前記半径が、前記入力軸が回転運動している場合であっても前記揺動リンクの揺動運動が停止する状態の前記半径である最小半径となるように、前記回転半径調節機構によって前記半径を減少させる半径減少処理を実行するように構成された半径制御部と、
    前記停止可能性判定部が前記走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定したときに、前記現時点半径取得部が取得した現時点の半径が、前記無負荷半径取得部が取得した前記無負荷半径以下の場合には、前記駆動力増加部による前記増加処理の実行を許可し、前記現時点半径取得部が取得した現時点の半径が、前記無負荷半径取得部が取得した前記無負荷半径より大きい場合には、前記現時点半径取得部が取得した現時点の半径が前記無負荷半径以下となるまで前記駆動力増加部による前記増加処理の実行を阻止するように構成された増加処理許可部とを備えることを特徴とする無段変速機の制御装置。
  2. 請求項1に記載の無段変速機の制御装置において、前記停止可能性判定部は、前記第1回転数検知部又は前記第2回転数検知部が検知した回転数の減少量が所定の値以上であるときに、前記走行用駆動源の作動が停止する可能性があると判定することを特徴とする無段変速機の制御装置。
JP2012239385A 2012-10-30 2012-10-30 四節リンク機構型無段変速機の制御装置 Expired - Fee Related JP5844714B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239385A JP5844714B2 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 四節リンク機構型無段変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239385A JP5844714B2 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 四節リンク機構型無段変速機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014088915A JP2014088915A (ja) 2014-05-15
JP5844714B2 true JP5844714B2 (ja) 2016-01-20

Family

ID=50790975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012239385A Expired - Fee Related JP5844714B2 (ja) 2012-10-30 2012-10-30 四節リンク機構型無段変速機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5844714B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112009002339A5 (de) * 2008-10-16 2011-06-30 Schaeffler Technologies GmbH & Co. KG, 91074 Antriebswellenanordnung für ein Getriebe eines Kraftfahrzeuges
JP5372842B2 (ja) * 2010-06-15 2013-12-18 本田技研工業株式会社 車両のエンジン始動装置
JP5019080B2 (ja) * 2010-09-03 2012-09-05 本田技研工業株式会社 自動車用駆動システム及びその制御方法
JP5514789B2 (ja) * 2011-10-03 2014-06-04 本田技研工業株式会社 変速制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014088915A (ja) 2014-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013001859A1 (ja) 四節リンク型無段変速機
JP2012251608A (ja) 無段変速機の制御装置
JP5982563B2 (ja) 無段変速機
WO2013008566A1 (ja) 自動車用駆動システム
JP5844714B2 (ja) 四節リンク機構型無段変速機の制御装置
JP5836252B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP5826146B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP6186318B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP6014554B2 (ja) 動力伝達装置
JP6201062B2 (ja) 変速機
WO2015001859A1 (ja) 動力伝達装置
JP6069521B2 (ja) 動力伝達装置
JP6022407B2 (ja) 動力伝達装置
JP5982262B2 (ja) 無段変速機
JP6067884B2 (ja) 動力伝達装置
JP6178915B2 (ja) 無段変速機
JP2017032086A (ja) 無段変速機
JP6105362B2 (ja) 無段変速機
JP5896868B2 (ja) 四節リンク機構型無段変速機
JP5973075B2 (ja) 動力伝達装置
JPH0989055A (ja) 歯車式無段変速装置及び自動車用の歯車式無段変速装置と一般産業機械用の歯車式無段変速装置
JP6080220B2 (ja) 車両用動力伝達装置
JP6134057B2 (ja) 変速制御装置
JP6163119B2 (ja) 車両用駆動力伝達装置
JP6132750B2 (ja) 動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5844714

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees