JP5843645B2 - ベルトコンベア用除菌性潤滑剤組成物 - Google Patents

ベルトコンベア用除菌性潤滑剤組成物 Download PDF

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Description

本発明は、ベルトコンベア用除菌性潤滑剤組成物に関し、更に詳しくは、飲料等を容器に詰める工程において、容器をベルトコンベアで移動搬送する際の容器とコンベアとの間の潤滑性に優れると共に、一般細菌やカチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌性を有するベルトコンベア用除菌性潤滑剤組成物に関する。
牛乳、ビール、清涼飲料等の飲料類の工場内におけるビンや缶、ポリアルキレンテレフタレート(PET)容器等への容器詰め工程では、容器類の移送にベルトコンベアが使用されている。容器詰め工程におけるコンベアは自動制御により連続運転されており、ビンや缶等の容器類の流れが停止したときでもコンベアのみがそのまま連続して運転される。このような場合には、ビンや缶等の容器類と接触しているコンベア表面は動摩擦力が低い方が好ましい。また、洗浄機から運ばれてきたビンや缶等の容器類をそのままコンベアの流れに乗せる場合には、コンベア表面は静摩擦力を適度に有することが好ましい。このため、容器とコンベアとの間の潤滑性を高めて容器の移送を効率良く行うために、通常コンベア表面にコンベア用潤滑剤が塗布される。
コンベア用潤滑剤は、通常、界面活性剤を含むため、コンベア表面上に泡が発生し易く、コンベア上の泡が容器に付着することがあるが、泡の付着は容器の外観を見苦しいものとする。しかも容器がビンの場合、空ビンや実ビン検査機でビンの破損状態や洗浄不良、更には内容量不足等を検査するのが通例であり、このときビンに泡が付着していると泡がビンの破損や汚れ等として誤って検出される恐れがある。そのため、コンベア用潤滑剤は、潤滑性に優れるのみならず、抑泡性にも優れることが望まれている。
また、衛生上の問題から、この種のコンベアは雑菌による汚染の防止が要求されるため、従来、コンベア用潤滑剤として、潤滑成分とともに殺菌成分を含有したものが用いられている。たとえば、塩素系殺菌成分を使用した場合、塩素成分による潤滑剤成分の酸化分解や、各種反応が起こり、固形物などの汚染物を発生したり、殺菌効果が損なわれたり、あるいは潤滑効果、抑泡効果が低下するなどの問題を生じている。そのため、殺菌剤と併用しても潤滑効果、抑泡効果を損なわず、優れた除菌効果も有するコンベア用除菌性潤滑剤が要望されている。
上記の問題を解決し得るコンベア用潤滑剤として、殺菌性を有するカチオン界面活性剤及び高級脂肪酸石鹸を含むもの(特許文献1)、アニオン系界面活性剤とともに殺菌性第四級アンモニウム型カチオン界面活性剤を含むもの(特許文献2)、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンとカチオン界面活性剤を含むもの(特許文献3)等の、殺菌性カチオン界面活性剤を含むものが知られているが、殺菌性カチオン界面活性剤に対する抵抗性を有する菌の出現も報告されている(非特許文献1)。
特開平1−96294号公報 特開平2−97592号公報 特開2009−96997号公報
仲川義人:ICTにおける薬剤師の役割。医療機関における院内感染対策の基盤整備に関する緊急特別研究。主任研究者 賀来満夫、厚生労働科学特別研究事業。平成15年度総括分担研究報告書pp.41−48, 2004(平成16年4月)。
特許文献1、2に記載されている潤滑剤は、アルカリゲネス属の細菌、バークホルデリア属の細菌、エンテロバクター属の細菌、クレブシエラ属の細菌、MRSA、シュードモナス属の細菌、スタフィロコッカス属の細菌、セラチア属の細菌、エルウィニア属の細菌、フラボバクテリウム属の細菌、プロテウス属の細菌、及びキサントモナス属等の、カチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌、抑制効果が十分ではないという問題がある。一方、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンを配合した特許文献3に記載の潤滑剤は、カチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌、抑制効果は有するが、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンは、アレルギー反応を引き起こす等、人体に悪影響を及ぼす虞があるだけでなく、産業排水中のAOX値(有機塩素等の濃度)を高めるため、産業排水規制の観点から、その使用が望まれない等の欠点がある。さらに、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンは、長期間にわたって保存すると分解してしまい、使用時に優れた除菌効果を得ることができないという不具合があった。
本発明は、このような不具合に鑑みなされたもので、その目的とするところは、潤滑性に優れるとともに、長期間にわたって保存しても分解が際立って少なく、優れた除菌効果を発現することのできるコンベア用除菌性潤滑剤組成物を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者等は鋭意検討した結果、(A)2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、(B)1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、(C)カチオン界面活性剤、(D)水、且つ(E)成分としてキレート剤を含有し、(A)成分および(B)成分の含有量が、(A)成分≦(B)成分であるコンベア用除菌性潤滑剤組成物が、潤滑性に優れると共に、カチオン界面活性剤に対する抵抗性菌を除菌又は抑制でき、長期間にわたって保存しても分解が際立って少なく、優れた除菌効果を保持し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、
(1)(A)成分として2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、(B)成分として1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、(C)成分としてカチオン界面活性剤、(D)成分として水、(E)成分としてキレート剤を含有し、(A)成分および(B)成分の含有量が、(A)成分≦(B)成分であることを特徴とするコンベア用除菌性潤滑剤組成物、
(2)(C)成分のカチオン界面活性剤が、第四級アンモニウム塩、グアニジン系カチオン界面活性剤、ヘキサデシルトリブチルフォスフォニウム、アルキルジアミン又はその塩から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする上記(1)のコンベア用除菌性潤滑剤組成物、
(3)(A)成分の2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと、(B)成分の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの合計量が、コンベア上に供給する供給液中の有効成分量として、0.000025〜20重量%であることを特徴とする上記(1)または(2)のコンベア用除菌性潤滑剤組成物、
(4)(A)成分、(B)成分の有効成分合計量と(C)成分の重量比が、(A)+(B):(C)=1:40000〜50:1であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかのコンベア用除菌性潤滑剤組成物、
)更に、(F)成分として、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも一種の界面活性剤を含有することを特徴とする上記(1)〜()のいずれかのコンベア用除菌性潤滑剤組成物、
)更に、(G)成分として可溶化剤を含有することを特徴とする上記(1)〜()のいずれかのコンベア用除菌性潤滑剤組成物、
を要旨とするものである。
本発明のコンベア用除菌性潤滑剤組成物とその使用方法は、一般細菌だけでなくカチオン界面活性剤に対し抵抗性を持つ菌も除菌又は抑制でき、長期間にわたって保存した場合でも除菌成分の分解が際立って少なく、優れた除菌効果を発現することができる。
本発明のコンベア用除菌性潤滑剤組成物は、水又は湯で1000倍程度以下に希釈又は希釈せずに噴霧、塗布する等によりコンベア上に供給される。上記(A)成分である2−メチル-4-イソチアゾリン-3-オンは、コンベア上に供給する供給液中に、有効成分量として0.00001〜10重量%の範囲で配合されていることが好ましく、除菌効果、経済性の観点から、0.000025〜5重量%の範囲で配合されていることがより好ましく、さらに0.0001〜1重量%の範囲で配合されていることがとくに好ましい。供給液中の(A)成分の割合が0.00001重量%未満では十分な除菌効果が得られず、10重量%を超えて配合しても、それ以上の除菌効果は向上しない。一方、上記(B)成分である1,2−ベンズイソチアゾリン-3-オンは、コンベア上に供給する供給液中に有効成分量として0.00001〜10重量%の範囲で配合されていることが好ましく、除菌効果、経済性の観点から、0.000025〜5重量%の範囲で配合されていることがより好ましく、さらに0.0001〜1重量%の範囲で配合されていることがとくに好ましい。0.00001重量%未満では十分な除菌効果が得られず、10重量%を超えて配合しても、それ以上の除菌効果は向上しない。また、(A)成分の2−メチル-4-イソチアゾリン-3-オンと(B)成分の1,2−ベンズイソチアゾリン-3-オンの合計量が、コンベア上に供給する供給液中の有効成分量として、0.000025〜20重量%の範囲となるように配合されていることが好ましく、除菌効果、経済性の観点から、0.00005〜10重量%の範囲で配合されていることがより好ましく、さらに0.0002〜2重量%の範囲で配合されていることがとくに好ましい。さらに、除菌効果の点から、(B)成分の1,2−ベンズイソチアゾリン-3-オンの含有量は、(A)成分の2−メチル-4-イソチアゾリン-3-オンの含有量と同量もしくはそれ以上多く含有されていることが好ましい。
(C)成分のカチオン界面活性剤としては、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムアジペート、ジデシルジメチルアンモニウムグルコネート、ジデシルモノメチルハイドロキシエチルアンモニウムクロライド、ジデシルモノメチルハイドロキシエチルアンモニウムアジペート、ジデシルモノメチルハイドロキシエチルアンモニウムグルコネート、ジデシルモノメチルハイドロキシエチルアンモニウムスルホネート、ジデシルジメチルアンモニウムプロピオネート、1,4−ビス(3,3’−(1−デシルピリジニウム)メチルオキシ)ブタンジブロマイド、N,N’−ヘキサメチレンビス(4−カルバモイル−1−デシルピリジニウムブロマイド)、アルキルジメチルハイドロキシエチルアンモニウムクロライド、アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、塩化セチルピリジニウム、アルキルジメチルエチルベンジルアンモニウムクロライド、デシルイソノニルジメチルアンモニウムクロライド、ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド、オクチルデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジデシルメチルポリオキシエチレンアンモニウムプロピオネート、およびベンゼトニウムクロライドから選ばれる第四級アンモニウム塩、ポリヘキサメチレンビグアナイドハイドロクロライド、ポリヘキサメチレングアニジンホスフェート、ポリヘキサメチレングアニジンクロライド、グルコン酸クロルヘキシジンのグアニジン系カチオン界面活性剤、ヘキサデシルトリブチルフォスフォニウム、アルキルジアミン又はその塩等が挙げられ、なかでも、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド、アルキルジアミン、ジデシルジメチルアンモニウムアジペートが好ましい。これらは単独で用いても、2種以上を組み合わせても良い。
上記(C)成分であるカチオン界面活性剤は、供給液中の有効成分量が、0.001〜10重量%となるように配合することが好ましく、0.005〜5重量%が好ましい。0.001重量%未満の場合、一般細菌に対する効果が低く、また、10重量%以上配合しても除菌効果は向上しない。
上記(C)成分のカチオン界面活性剤と、(A)成分、(B)成分の有効成分合計量との重量比は、(A)+(B):(C)=1:40000〜50:1の範囲内にあることが好ましく、(A)+(B):(C)=1:25000〜20:1の範囲内にあることがより好ましく、さらに、(A)+(B):(C)=1:10000〜10:1の範囲内にあることがとくに好ましい。この(A)+(B):(C)=1:40000〜50:1の重量比の範囲より、カチオン界面活性剤が少ないとコスト的に好ましくない、この重量比の範囲より、カチオン界面活性剤が多いと泡立ちがおおくなってしまう。
本発明のコンベア用除菌性潤滑剤組成物に用いられる(D)成分の水としては、水道水、軟水、純水、蒸留水、イオン交換水等が挙げられ、なかでも経済性の点から水道水、軟水が好ましい。
本発明のコンベア用除菌性潤滑剤組成物は、上記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分の他に、更に(E)成分としてキレート剤を含有しても良い。更にキレート剤を含有していると、カチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌作用の向上効果がある。キレート剤としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、ジエチレントリアミノ五酢酸(DTPA)、トリエチレンテトラアミン六酢酸(TTHA)、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸(HIDA)、ジヒドロキシエチルグリシン(DHEG)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、グルタミン酸二酢酸(GLDA)、アスパラギン酸二酢酸(ASDA)、β-アラニン二酢酸(ADA)、セリン二酢酸(SDA)、グリシン、アラニン、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸や、グルコール酸、乳酸、クエン酸、グルコン酸、酒石酸、リンゴ酸や、これらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン等のアルカノールアミン塩が挙げられ、なかでも、除菌効果の点からエチレンジアミン四酢酸(EDTA)やその塩が好ましい。
上記(E)成分であるキレート剤は、ベルトコンベアに供給する供給液中に有効成分量として、0.00005〜10重量%の割合で含有することが好ましく、0.00015〜5重量%含有することがより好ましい。0.00005重量%未満であるとカチオン界面活性剤抵抗性菌に対する相乗効果が不十分であり、10重量%以上を超える場合にはコスト的に好ましくない。
本発明のコンベア用除菌性潤滑剤組成物は、上記(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、あるいは(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、及び(E)成分に加え、更に(F)成分としてノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤の1種又は2種以上の界面活性剤を配合すると、潤滑性を更に向上させることができる。ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンとのブロックコポリマーおよびポリオキシアルキレンスチレン化フェニルエーテル等が挙げられる。これらノニオン界面活性剤は単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いても良い。両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、2−アルキル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アルキルアミノエチルグリシン、アルキルジ(アミノエチル)グリシン、グリシンn−(3−アミノプロピル)C10〜16誘導体、アルキルポリアミノエチルグリシン、アルキルβアラニン、アルキルアミノプロピオン酸及びまたはその塩、およびアルキルアミドジメチルハイドロキシプロピルスルホベタイン等が挙げられる。これら両性界面活性剤は単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いても良い。
アニオン界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、硫化オレフィン塩、高級アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、硫酸化脂肪酸塩、スルホン化脂肪酸塩、リン酸エステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、グリセライド硫酸エステル塩、脂肪酸エステルのスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチド、脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加物の硫酸エステル塩、スルホコハク酸エステル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルベンゾイミダゾールスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸塩、N−アシル−N−メチルタウリンの塩、N−アシルグルタミン酸又はその塩、アシルオキシエタンスルホン酸塩、アルコキシエタンスルホン酸塩、N−アシル−β−アラニン又はその塩、N−アシル−N−カルボキシエチルタウリン又はその塩、N−アシル−N−カルボキシメチルグリシン又はその塩、アシル乳酸塩、N−アシルサルコシン塩、及びアルキル又はアルケニルアミノカルボキシメチル硫酸塩、高級アルキルアミンの低級脂肪酸塩等が挙げられる。これらの中でも、下記化1〜化3の一般式で表されるものが好ましい。これらアニオン界面活性剤は単独で用いても、2種以上を組み合わせても良い。
Figure 0005843645
Figure 0005843645
Figure 0005843645
(上記式中、Rは酸素原子及び/又は窒素原子を有してもよい炭素数3〜20の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を表し、R´は炭素数1〜4のアルキル基を表し、nは0〜20の整数。mは1〜2の整数。Mは水素、アルカリ金属、アミン又はアルカノールアミンを表し、AOはエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド又はブチレンオキサイドである。)
上記(F)成分の界面活性剤は、コンベアに供給する供給液中に、0.005〜20重量%の割合で含有されるように配合することが好ましい。供給液中の配合量が、0.005重量%未満では、所望の潤滑性能向上効果が得られず、また、20重量%を超える量を配合するとコスト的に好ましくない。
本発明のコンベア用除菌性潤滑剤組成物は、更に(G)成分として可溶化剤を配合することができる。可溶化剤を配合すると、組成物の安定性が向上し、潤滑性を更に向上できる効果がある。可溶化剤としては、キシレンスルホン酸、キシレンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸カリウム、トルエンスルホン酸、トルエンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、安息香酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、クメンスルホン酸、クメンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸カリウム、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、イソプレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等が挙げられ、なかでも、組成物の安定性向上効果、潤滑性向上効果の点からグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコールが好ましい。これらは単独で用いても、2種以上を組み合わせても良い。可溶化剤は供給液中の割合が0.1〜50重量%となるように配合することが好ましい。可溶化剤の供給液中の割合が0.1重量%未満の場合、潤滑性が向上することがなく、50重量%を超えるとコスト的に好ましくない。
本発明の潤滑剤組成物は、樹脂コンベア、ステンレスコンベア等の各種ベルトコンベア用の潤滑剤組成物として優れた作用を発現するが、潤滑剤組成物が上記(F)成分のうち、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤、(G)成分を含有していると、樹脂コンベアのみならずステンレスコンベアの場合の潤滑性向上効果にも優れるため好ましい。中でも(F)成分の両性界面活性剤、アニオン界面活性剤を含有していると、ステンレスコンベアの場合の潤滑性向上効果がより優れ、特に両性界面活性剤としては、アルキルアミノプロピオン酸やその塩、2−アルキル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタインや2−アルキル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が、アニオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸やその塩(化2の化合物)、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸やその塩(化3の化合物)が好ましい。
本発明のコンベア用除菌性潤滑剤組成物には、上記(A)成分〜(G)成分以外に、更に必要に応じてアルカリ剤、有機塩類、分散剤、染料、他の除菌剤、消泡剤、腐食抑制剤、天然抽出物等を配合することができる。
ベルトコンベアにより搬送される容器等の搬送物としては、ベルトコンベアで使用するものであれば特に規定されないが、飲料物用の容器が好ましく、こうした容器の素材としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)製、ポリエチレン製、ポリプロピレン製、ポリスチレン製、ポリアミド製、ポリカーボネート製等のプラスチック製容器、紙製容器(ワックス仕上げや樹脂コーティングを含む)、鉄製、アルミニウム製、錫製、銅製、亜鉛製等の金属製容器、ガラス製容器、セラミックス製容器が挙げられる。これらの容器の中でも、PET製容器、アルミニウム製容器、スチール製容器、ガラス製容器の使用が好ましい。
以下本発明を実施例、比較例により、更に具体的に説明する。尚、以下の実施例、比較各成分の配合割合は重量%である。また(D)成分の水は、各成分との合計が100重量%となるように配合した。
尚、以下の実施例、比較例において(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分、(G)成分として用いた化合物を以下に示す。
(A)成分
A−1:2−メチル-4-イソチアゾリン-3-オン
(B)成分
B−1:1,2−ベンズイソチアゾリン-3-オン
(C)成分のカチオン界面活性剤
C−1:塩化ベンザルコニウム
C−2:ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド
C−3:ポリヘキサメチレンビグアナイド塩酸塩
(D)成分の水
D−1:水道水
(E)成分のキレート剤
E−1:エチレンジアミン四酢酸・二ナトリウム
(F)成分の界面活性剤
(非イオン界面活性剤)
F(n)−1:ラウリルアルコールEO8モルPO3モル付加物(ブロック共重合体)
F(n)−2:ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート
(両性界面活性剤)
F(am)−1:コカミノプロピオン酸ナトリウム
F(am)−2:2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
(アニオン界面活性剤)
F(a)−1:ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸・トリエタノールアミン塩
F(a)−2:ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム
(G)成分の可溶化剤
G−1:グリセリン
G−2:プロピレングリコール
実施例1〜10
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分を表1に示す割合で配合した組成物を調製し、この組成物の潤滑性試験、一般細菌に対する除菌性試験、カチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌性試験を以下に示すように試験した。結果を表1に示す。
(1)潤滑性試験
試験方法:
30m/分で移動するベルトコンベアに、潤滑剤を毎分100mlで2分間噴霧した後、ベルトコンベア上に試験容器を載置し、10分間の動摩擦係数の平均値を測定した。ベルトコンベアとして樹脂コンベアを用い、試験容器としてポリエチレンテレフタレート(PET)製容器(重量953g)、アルミ缶製容器(重量732g)、ガラス瓶容器(488g)を用いて試験した。動摩擦係数は、容器と荷重測定器を連結させ、コンベア稼動中の引張り荷重値の平均値を測定し、以下の計算式より算出し、下記のように評価した。
(数1)
動摩擦係数(μ)=引張り荷重(g)/容器重量(g)
潤滑性評価基準:
◎:動摩擦係数(μ)=0.07以上0.09未満(滑りが優れている)
○:動摩擦係数(μ)=0.09以上0.11未満(滑りが良好)
△:動摩擦係数(μ)=0.11以上0.13未満(問題なく滑る)
×:動摩擦係数(μ)=0.13以上(滑りが悪い)
とし、評価基準が△、○、◎を実用性のあるものと判定した。
(2)一般細菌に対する除菌性試験
試験方法:
各供試潤滑剤液について、作成直後のものと、40℃にて20日間貯蔵したもののそれぞれ10mLに、供試菌株をSCDブイヨン培地で培養した菌液0.1mLを添加し、25℃にて15分間接触させた後、この1mLをSCD寒天培地で混釈培養し生菌数を確認し、下記の基準で評価した。
供試菌株:
財団法人発酵研究所のPseudomonas aeruginosa NBRC13736(10CFU/mLレベル)、Staphylococcus aureus NBRC13276(10CFU/mLレベル)、Alcaligenes faecalis NBRC14479(10CFU/mLレベル)、Serratia marcescens NBRC12648(10CFU/mLレベル)を用いた。
評価基準:
○:5Logリダクション以上の菌数減少
△:Logリダクションが4以上、5未満の菌数減少
×:4Logリダクション未満の菌数減少
とし、△、○を実用性のあるものとして判定した。
(3)カチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌性試験
試験方法:
各供試潤滑剤について、作成直後のものと、40℃にて20日間貯蔵したもののそれぞれ99mLに、SCD寒天培地で培養した供試カチオン界面活性剤抵抗性菌株の生理食塩水懸濁液1mLを添加し、25℃にて4日間接触させた後、この1mLをSCD寒天培地で混釈培養し生菌数を確認した。なお、使用する希釈水は硬度50ppmの人工硬水を用いた。
供試菌株:
飲料工場で採取し、分離同定したカチオン界面活性剤抵抗性菌株であるAlcaligenes faecalis (10CFU/mLレベル)、食品工場で採取し、分離同定したカチオン界面活性剤抵抗性菌株であるSerratia marcescens(10CFU/mLレベル)を用いた。
評価基準:
○:5Logリダクション以上の菌数減少
△:Logリダクションが4以上5未満の菌数減少
×:4Logリダクション未満の菌数減少
とし、△、○を実用性のあるものとして判定した。
Figure 0005843645
実施例11〜20
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分、(G)成分を、表2に示す割合で配合した組成物を調製し、この組成物の潤滑性試験、一般細菌に対する除菌性試験、カチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌性試験を実施例1〜10と同様に試験した。潤滑性試験は、(F)成分の両性界面活性剤、アニオン界面活性剤、(G)成分の可溶化剤を含む実施例13〜20については、樹脂コンベアとともに、ステンレス(SUS)コンベアの場合についても試験した。結果を表2に示す
Figure 0005843645
実施例21〜30
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分、(G)成分を、表3に示す割合で配合した組成物を調製し、この組成物の潤滑性試験、一般細菌に対する除菌性試験、カチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌性試験を実施例1〜10と同様に試験した。潤滑性試験は、樹脂コンベアとともに、ステンレス(SUS)コンベアの場合についても試験した。結果を表3に示す。
Figure 0005843645
実施例31〜34
(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分を、表4に示す割合で配合した組成物を調製し、この組成物の潤滑性試験、一般細菌に対する除菌性試験、カチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌性試験を実施例1〜10と同様に試験した。潤滑性試験は、樹脂コンベアとともに、ステンレス(SUS)コンベアの場合についても試験した。また、下記の泡立ち試験を行った。結果を表4に示す。
(4)泡立ち試験
コンベアスピード60m/分の樹脂コンベア上に、潤滑剤60ml/分を5分間噴霧し、コンベア上の泡立ちについて評価をおこなった。
◎:泡が立たない。
○:コンベアプレートの泡立ちが少ない。
△:コンベアプレートの一部に泡が立っている。
×:コンベアプレート全面に泡が立っている。
Figure 0005843645
比較例1〜9
(A)成分、(B)成分のいずれか一方、あるいは(A)成分または(B)成分の代わりに5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分を表5に示す割合で配合した組成物を調製し、この組成物の潤滑性試験、一般細菌に対する除菌性試験、カチオン界面活性剤抵抗性菌に対する除菌性試験を実施例1〜10と同様に試験した。また、実施例31〜34と同様に泡立ち試験を行った。結果を表5に示す。
Figure 0005843645

Claims (6)

  1. (A)成分として2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、(B)成分として1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、(C)成分としてカチオン界面活性剤、(D)成分として水、(E)成分としてキレート剤を含有し、(A)成分および(B)成分の含有量が、(A)成分≦(B)成分であることを特徴とするコンベア用除菌性潤滑剤組成物。
  2. (C)成分のカチオン界面活性剤が、第四級アンモニウム塩、グアニジン系カチオン界面活性剤、ヘキサデシルトリブチルフォスフォニウム、アルキルジアミン又はその塩から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項1記載のコンベア用除菌性潤滑剤組成物。
  3. (A)成分の2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンと、(B)成分の1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンの合計量が、コンベア上に供給する供給液中の有効成分量として、0.000025〜20重量%であることを特徴とする請求項1または2記載のコンベア用除菌性潤滑剤組成物。
  4. (A)成分、(B)成分の有効成分合計量と(C)成分の重量比が、(A)+(B):(C)=1:40000〜50:1であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンベア用除菌性潤滑剤組成物。
  5. 更に、(F)成分として、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン界面活性剤の少なくとも一種の界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコンベア用除菌性潤滑剤組成物。
  6. 更に、(G)成分として可溶化剤を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコンベア用除菌性潤滑剤組成物。
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