JP2017057381A - ベルトコンベア用潤滑剤組成物及びベルトコンベアの潤滑性向上方法 - Google Patents
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特許文献5に記載されているベルトコンベア用潤滑剤は、少ない使用量で比較的長時間の潤滑性を付与することができ、さらに水の持ち込みによっても潤滑性が低下しにくく耐水性が向上しているが、ノニオン界面活性剤の構造によっては、内圧負荷の生じた炭酸飲料入りPETボトルと接触すると亀裂やひび割れの発生要因になるという問題があり、さらにベルトコンベアの磨耗により生じた粉塵汚れが、コンベアの表面に蓄積され飲料容器の底部に付着して汚れる問題があり、さらに該粉塵汚れは水による洗浄で除去しにくいという問題もあった。特許文献6に記載されているようなベルトコンベア用潤滑剤は、炭酸飲料入りPETボトルに対する適合性は改善されているが、ベルトコンベアの磨耗により生じる粉塵汚れの問題は依然として解決されていなかった。
(1)(A)成分としてノニオン界面活性剤、
(B)成分としてグリセリン、ポリアルキレングリコールから選択される1種以上の水溶性ポリオール、
(C)成分として油性物質、及び
(D)成分として水
を含有し、かつ、前記(A)成分のノニオン界面活性剤が、炭化水素基の炭素数が12〜24の一級又は二級脂肪族アルコールのアルキレンオキシド付加体、炭化水素基の炭素数が8〜24のポリオキシアルキレンモノ又はジ脂肪酸エステル、炭化水素基の炭素数が8〜24の脂肪族アミンのアルキレンオキシド付加体、重量平均分子量1400〜13000のエチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロックコポリマーより選ばれた1種以上の化合物であり、かつ、(A)成分と(B)成分の質量比が、(B)/(A)=0.1〜400、(A)成分と(C)成分の質量比が、(C)/(A)=0.2〜50であることを特徴とするベルトコンベア用潤滑剤組成物、
(2)(A)成分が炭化水素基の炭素数が12〜24である脂肪族アルコールにエチレンオキシド及びプロピレンオキシドを付加して生成され、含有されるポリオキシアルキレン基の重合度が15〜57モルであり、該ポリオキシアルキレン基中のオキシエチレン基の含有量が50〜85モル%であるノニオン界面活性剤であり、さらに、(C)成分がジメチルシリコーンオイルであることを特徴とする上記(1)のベルトコンベア用潤滑剤組成物、
(3)さらに、(E)成分としてロジンエトキシレート、(F)成分として芳香族スルホン酸及び/又はその塩を含有し、かつ、(A)成分と(E)成分の質量比が、(E)/(A)=0.005〜0.7であり、(A)成分と(F)成分の質量比が、(F)/(A)=0.01〜5であることを特徴とする上記(1)又は(2)の何れかのベルトコンベア用潤滑剤組成物、
(4)さらに、(G)成分として、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンから選択される1種以上の防腐剤を含有し、(A)成分と(G)成分の質量比が、(G)/(A)=0.005〜5であることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れかに記載のベルトコンベア用潤滑剤組成物、
(5)さらに、(H)成分として1種以上の水溶性高分子である増粘剤を含有し、(A)成分と(H)成分の質量比が(H)/(A)=0.025〜0.4であることを特徴とする上記(1)〜(4)の何れかに記載のベルトコンベア用潤滑剤組成物、
(6)上記(1)〜(5)の何れかのベルトコンベア用潤滑剤組成物を、(A)成分の濃度を0.01〜0.2質量%として被搬送品を搬送するベルトコンベア上及び/又は被搬送品表面上に供給することを特徴とするベルトコンベアの潤滑性向上方法、
(7)チューブ状のノズルを使用してベルトコンベア用潤滑剤組成物を滴下ないしは連続した流体として供給する上記(6)のベルトコンベアの潤滑性向上方法、
(8)ホローコーン、フルコーン、フラットスプレー、広角スプレー、微細スプレーから選択されるスプレーノズルを使用してベルトコンベア用潤滑剤組成物をベルトコンベア上に噴霧して供給する上記(6)のベルトコンベアの潤滑性向上方法、
(9)搬送物が、炭酸飲料を充填したPETボトルであり、ベルトコンベアのベルトが樹脂製である上記(6)〜(8)の何れかのベルトコンベアの潤滑性向上方法、
(CH3)3Si−O−[−Si(CH3)2−O−]n−Si(CH3)3 (1)
(nは50〜2000の数を表す)
試験に使用した化合物を下記に示す。なお、アルコール名の後の括弧内は脂肪族アルコールの炭素数を、EOはエチレンオキシド、POはプロピレンオキシドの略であり、その後の数字はそれぞれEO、POの平均付加モル数を表す。尚、表中における実施例及び比較例の配合の数値は純分の質量%を表す。
A−1:ラウリルアルコール(C12)のEO12モル、PO3モル付加物
A−2:セチルアルコール(C16)のEO10モル、PO8モル付加物
A−3:セチルアルコール(C16)のEO20モル、PO4モル付加物
A−4:セチルアルコール(C16)のEO20モル、PO8モル付加物
A−5:ステアリルアルコール(C18)のEO34モル、PO23モル付加物
A−6:デシルテトラデシルアルコール(C24)のEO20モル、PO6モル付加物
A−7:デシルテトラデシルアルコール(C24)のEO30モル、PO6モル付加物
A−8:デシルテトラデシルアルコール(C24)のEO24モル、PO13モル付加物
A−9:デシルテトラデシルアルコール(C24)のEO25モル付加物
A−10:ポリオキシエチレン(EO14モル付加物)モノオレイン酸(C18)エステル
A−11:ポリオキシエチレン(EO20モル付加物)ジオレイン酸(C18)エステル
A−12:ステアリルアミン(C18)のEO20モル付加物
A−13:牛脂プロピレンジアミン(C17〜21混合物)のEO15モル付加物
A−14:プルロニック型ノニオン界面活性剤(重量平均分子量2800、EO含有量40モル%、PO含有量60モル%、商品名がBULAUNON P−174 青木油脂工業社製)
A′−15:デシルアルコール(C10)のEO12モル、PO3モル付加物
A′−16:デシルアルコール(C10)のEO10モル付加物
A′−17:カプリン酸(C10)のEO8モル付加物
A′−18:デシルアミン(C10)のEO10モル付加物
A′−19:プルロニック型ノニオン界面活性剤 (重量平均分子量1000、EO含有量10モル%、PO含有量90モル%、商品名がPLURONIC PE3100 BASF社製)
B−1:グリセリン
B−2:重量平均分子量300のポリエチレングリコール
B−3:重量平均分子量1540のポリエチレングリコール
B−4:重量平均分子量1000のポリエチレングリコールポリプロピレングリコールランダム共重合体(商品名がEL−551 旭硝子株式会社製)
B′−5:プロピレングリコール
B′−6:エチレングリコール
C−1:粘度350mm2/sのジメチルシリコーン乳化物(商品名がSH7024、東レダウコーニング社製)
C−2:粘度10000mm2/sのジメチルシリコーン乳化物(商品名がSM7025EX、東レダウコーニング社製)
C−3:パラフィンワックスエマルション(商品名がトライソルPF60、中京油脂製)
D−1:東京都荒川区の水道水(pH=7.6、総アルカリ度(炭酸カルシウム換算として)40.5mg/L、ドイツ硬度8.1°DH(そのうち、カルシウム硬度6.3°DH、マグネシウム硬度2.1°DH)、塩化物イオン21.9mg/L、ナトリウム及びその化合物13mg/L、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素1.1mg/L、フッ素及びその化合物0.09mg/L、ホウ素及びその化合物0.04mg/L、総トリハロメタン0.014mg/L、残留塩素0.4mg/L、有機物(全有機炭素量)0.5mg/L)
E−1:ロジンのEO15モル付加物
E−2:ロジンのEO30モル付加物
F−1:キシレンスルホン酸
F−2:トルエンスルホン酸
F−3:キュメンスルホン酸
F−4:4−メトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム
G−1:2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(商品名がアクティサイドM20、ソージャパン社製)
G−2:1、2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(商品名がアクティサイドB20(N)、ソージャパン社製)
H−1:アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体(商品名がPEMULEN TR−2、ルーブリゾール社製)
H−2:キサンタンガム(商品名がKELZAN S PLUS、三晶株式会社製)
H−3:ヒドロキシグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(商品名がJAGUAR C−162、ソルベイ日華社製)
I−1:トリエタノールアミン
東京都荒川区の水道水を用い、表1〜7に示す配合で潤滑剤組成物を調製した。
以下の試験方法によりベルトコンベアとボトルの間の動摩擦係数を測定し、潤滑剤組成物の潤滑性を評価した。
試験方法:
角底、900mL容積のポリエチレンテレフタレート(PET)製容器をベルトコンベア[一片が幅82.6mm、長さ38.1mmのツバキ山久チエイン社製プラトップ(登録商標)チェーン(形番TTP826P−DIY)が長さ方向に90片連結したもの)の上に置き、ベルトコンベアを30m/分で走行させ、コンベア上に、ホローコーンスプレーノズル(商品名がユニジェットTX、流量サイズ1、オリフィス径0.51、スプレーイングシステムス社製)を介して原液又は予め水道水で希釈して調製(実施例1〜55、比較例1〜11は原液、実施例56〜73は表に示す(A)成分濃度に希釈)した潤滑剤組成物をコンベアベルト1m2当たり70mL程度の割合で(50mL/分の供給速度で24秒間)噴霧した後、噴霧終了直後の摩擦係数(付着直後)と、噴霧終了30分後の乾燥時の摩擦係数(乾燥後)を測定した。なお、摩擦係数は、容器と荷重測定器を連結させ、コンベア稼動中の引張り荷重値を測定し、以下の計算式より算出したものである。
摩擦係数(μ)=引張り荷重(g)/容器重量(g)
潤滑性評価基準:
○:摩擦係数(μ)=0.08以上0.10未満(滑りが良好)
△:摩擦係数(μ)=0.10以上0.12未満(問題なく滑る)
×:摩擦係数(μ)=0.12以上(滑りが悪い)又は0.08未満(滑りすぎる)
とし、△、○を実用性のあるものとして判定した。
ベルトコンベアスピード30m/分のベルトコンベア[一片が幅82.6mm、長さ38.1mmのツバキ山久チエイン社製プラトップ(登録商標)チェーン(形番TTP826P−LFG)が長さ方向に90片連結したもの)上に、ホローコーンスプレーノズル(商品名がユニジェットTX、流量サイズ1、オリフィス径0.51、スプレーイングシステムス社製)を介して原液又は予め水道水で希釈して調製(実施例1〜55、比較例1〜11は原液、実施例56〜73は表に示す(A)成分濃度に希釈)した潤滑剤組成物をコンベアベルト1m2当たり350mL程度の割合で(50mL/分の供給速度で120秒間)噴霧した後、潤滑剤組成物の供給を停止し30分間ベルトコンベアの稼動を続けた。30分後に角底、900mL容積のポリエチレンテレフタレート(PET)製容器をベルトコンベア上に置きボトルをタコ糸でコンベアガイドに固定してボトルを引っ張ったまま30秒間ベルトコンベアを稼動させた。その後ボトルの底部における粉塵状の汚れの付着の有無を確認した。
磨耗防止性評価基準:
○:汚れの付着が見られない
△:僅かに粉塵状の汚れが付着している
×:粉塵状の汚れが付着している
とし、○、△を実用性のあるものとして判定した。
ポリアセタール樹脂性コンベア(ツバキ山久チエイン社製プラトップ(登録商標)チェーン(形番TTP826P)を日本工業規格JIS−4703に規定されている平型・呼び寸法150mm・中目の鉄工やすりを用いて削り粉塵状の汚れを調整した。容積100mLのガラス製コニカルビーカーに原液又は予め水道水で希釈して調製(実施例1〜55、比較例1〜11は原液、実施例56〜73は表に示す(A)成分濃度に希釈)した潤滑剤組成物を5g、粉塵汚れを0.1g入れ薬匙で混合した後、105℃のオーブンで10時間乾燥させた。室温に冷却した後、水道水を50mL加えてマグネチックスターラーを用いて100rpmで30秒間攪拌し粉塵汚れの洗浄性を確認した。
粉塵汚れ洗浄性評価基準:
○:粉塵汚れが水に分散され塊が見られない
△:粉塵汚れはほぼ水に分散され塊が見られないが、液面に粉塵が浮いている
×:粉塵汚れの塊が見られる
とし、△、○を実用性のあるものとして判定した。
試験方法:
炭酸飲料入りPETボトルとして市販の500mL容量に20℃での内圧が0.39±0.05MPaとなるように炭酸飲料が充填されたボトルを用い、原液又は予め水道水で希釈して調製(実施例1〜55、比較例1〜11は原液、実施例56〜73は表に示す(A)成分濃度に希釈)した潤滑剤組成物10gを入れたビーカー中の潤滑剤組成物に、ボトル底部が浸るように接触させ、40℃、湿度90%で1週間保存した後、ボトル底面のひび割れの状態を観察した。
炭酸飲料入りPETボトル適合性評価基準:
◎:ボトル底面にひび割れが発生していない。
○:僅かにボトル底面にひび割れが発生している。
△:ボトル底面にひび割れが発生しているが問題ないレベル。
×:無数のひび割れがボトル底面に発生している。
とし、△、○、◎を実用性のあるものとして判定した。
潤滑剤組成物について、以下の方法で安定性試験を行い、評価した。
試験方法:
潤滑剤組成物(原液)100gを透明ガラス瓶に入れ、50℃で1ヶ月静置した後に外観を観察した。
安定性評価基準:
○:油相と水相の分離が見られず安定である
△:全体的な分離はないが、底部に若干の水相の分離が見られる
×:クリーミング(分散した油相の液滴が上昇して不均一になること)及び液面に油滴が見られる。
とし、△、○を実用性のあるものとして判定した。
潤滑剤組成物の除菌性を以下の方法で試験し、評価した。
試験方法:
緑膿菌(供試菌株:NBRC13736)を、滅菌したSCD培地を用いて37℃で24時間培養し、10の9乗レベルcfu/mLの菌液とした。原液又は予め水道水で希釈して調製(実施例1〜55、比較例1〜11は原液、実施例56〜73は表に示す(A)成分濃度に希釈)した潤滑剤組成物100gに対して菌液100μLを添加して試験液とし25℃で静置した。48時間後に試験液1mLを分取して滅菌したSCDLP寒天培地で混釈し、生菌数を確認し、下記の基準で評価した。
評価基準:
◎:供試菌のLog reductionが5以上の菌数減少
○:供試菌のLog reductionが4以上、5未満の菌数減少
△:供試菌のLog reductionが2以上、4未満の菌数減少
×:供試菌のLog reductionが2未満の菌数減少
とし、◎、○、△を実用性のあるものとして判定した。
Claims (9)
- (A)成分としてノニオン界面活性剤、
(B)成分としてグリセリン、ポリアルキレングリコールから選択される1種以上の水溶性ポリオール、
(C)成分として油性物質、及び
(D)成分として水
を含有し、
かつ、前記(A)成分のノニオン界面活性剤が、炭化水素基の炭素数が12〜24の一級又は二級脂肪族アルコールのアルキレンオキシド付加体、炭化水素基の炭素数が8〜24のポリオキシアルキレンモノ又はジ脂肪酸エステル、炭化水素基の炭素数が8〜24の脂肪族アミンのアルキレンオキシド付加体、重量平均分子量1400〜13000のエチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロックコポリマーより選ばれた1種以上の化合物であり、
かつ、(A)成分と(B)成分の質量比が、(B)/(A)=0.1〜400、(A)成分と(C)成分の質量比が、(C)/(A)=0.2〜50であることを特徴とするベルトコンベア用潤滑剤組成物。 - (A)成分が炭化水素基の炭素数が12〜24である脂肪族アルコールにエチレンオキシド及びプロピレンオキシドを付加して生成され、含有されるポリオキシアルキレン基の重合度が15〜57モルであり、該ポリオキシアルキレン基中のオキシエチレン基の含有量が50〜85モル%であるノニオン界面活性剤であり、
さらに、(C)成分がジメチルシリコーンオイルであることを特徴とする請求項1に記載のベルトコンベア用潤滑剤組成物。 - さらに、(E)成分としてロジンエトキシレート、(F)成分として芳香族スルホン酸及び/又はその塩を含有し、
かつ、(A)成分と(E)成分の質量比が、(E)/(A)=0.005〜0.7であり、(A)成分と(F)成分の質量比が、(F)/(A)=0.01〜5であることを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のベルトコンベア用潤滑剤組成物。 - さらに、(G)成分として、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンから選択される1種以上の防腐剤を含有し、
かつ、(A)成分と(G)成分の質量比が、(G)/(A)=0.005〜5であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のベルトコンベア用潤滑剤組成物。 - さらに、(H)成分として1種以上の水溶性高分子である増粘剤を含有し、
かつ、(A)成分と(H)成分の質量比が(H)/(A)=0.025〜0.4であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のベルトコンベア用潤滑剤組成物。 - 請求項1〜5の何れかに記載のベルトコンベア用潤滑剤組成物を、(A)成分の濃度を0.01〜0.2質量%として被搬送品を搬送するベルトコンベア上及び/又は被搬送品表面上に供給することを特徴とするベルトコンベアの潤滑性向上方法。
- チューブ状のノズルを使用してベルトコンベア用潤滑剤組成物を滴下ないしは連続した流体として供給する請求項6記載のベルトコンベアの潤滑性向上方法。
- ホローコーン、フルコーン、フラットスプレー、広角スプレー、微細スプレーから選択されるスプレーノズルを使用してベルトコンベア用潤滑剤組成物をベルトコンベア上に噴霧して供給する請求項6記載のベルトコンベアの潤滑性向上方法。
- 搬送物が、炭酸飲料を充填したPETボトルであり、ベルトコンベアのベルトが樹脂製である請求項6〜8の何れか1項に記載のベルトコンベアの潤滑性向上方法。
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