JP6180832B2 - コンベア用潤滑剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、ビンや缶、PETボトル、紙パック等の各種容器を搬送するための搬送コンベア用潤滑剤組成物に関し、特に、所定量のポリオールを含む界面活性剤水溶液であって、希釈液として使用する水の削減が可能となるコンベア用潤滑剤組成物、又は希釈された界面活性剤水溶液にポリオールを添加してなる使用水の削減が可能となるコンベアの潤滑方法に関する。
牛乳、ビール、酒、清涼飲料、ジュース、調味料、ソース、各種缶詰、食品等(以下、「飲食料品」という。)、薬品、化粧品および卓上ガスボンベ等における、ビンや缶、PETボトル、紙パック等の容器(これらを総称して、以下、「容器等」という。)に充填する工程において、これらの容器を搬送する手段として、多数のコンベアプレートを搬送方向に無端状に連ねた搬送コンベアが広く利用されている。なお、容器等の搬送コンベアは、ボトルコンベアとも称される。
容器の搬送コンベアは、通常、自動制御により連続運転されており、容器を安定して搬送するとともに、容器等の流れが停止したときでもコンベアのみがそのまま連続して運転できるようにする必要がある。このため、洗浄機から運ばれてきた容器等をそのままボトルコンベア表面の流れに乗せる場合には、コンベア表面は静摩擦力を適度に有する方が好ましく、容器等の流れを停止させる場合には、容器等と接触しているコンベア表面は動摩擦力が低い方が好ましい。これら両要求を満たすために、通常、コンベア表面にコンベア用潤滑剤を塗布することが行われてきている。
この種のコンベア用潤滑剤として、従来、脂肪酸とアルカリの反応によって得られる脂肪酸アルカリ塩を主成分とし、これに必要に応じて界面活性剤等を添加してなる脂肪酸石けん潤滑剤が知られている。これは通常、水で100〜400倍、あるいはそれ以上に希釈してボトルコンベア表面に塗布または噴霧することにより使用に供されている。また非イオン界面活性剤を主成分とするコンベア用潤滑剤にあっては、水で400〜800倍、あるいはそれ以上に希釈してボトルコンベア表面に塗布または噴霧することにより使用に供されている。
搬送コンベアは通常、自動制御により連続運転されるため、コンベア上の容器の流れが停止してもコンベアのみがそのまま連続して運転される場合がある。この場合、容器とコンベアのプレート表面との間に摩擦が生じてモータの負荷を異常に増したり、容器を傷つけたり、容器が倒れて割れたり、傷つく等の不都合が生じるので、この摩擦を低下させる必要がある。
上述の要求を満たす潤滑剤として、従来、水溶性のコンベア用潤滑剤組成物が使用されていた。
例えば、こうした水溶性のコンベア用潤滑剤組成物としては、(1)高級脂肪酸石けんを主体としたコンベア用潤滑剤組成物、(2)アルキルリン酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステルのアニオン界面活性剤を主体としたコンベア用潤滑剤組成物などが挙げられる。特許文献1には、(3)脂肪族アルキルアミン類の酢酸塩や塩酸塩を主成分として用いたコンベア用潤滑剤組成物が提案されている。また、特許文献2には、(4)ポリエチレングリコール型非イオン界面活性剤を主体とした潤滑剤、特許文献3には、(5)ポリオキシエチレンアルキルまたはアルケニル酢酸またはその塩を主体とした潤滑剤、特許文献4には、(6)両性界面活性剤(アルキルアミノプロピオン酸、アルキルジアミノエチルグリシン、アルキルベタイン、アルキルイミダゾリニウムベタイン)を主体とした潤滑剤等が提案されている。他方、シリコーン化合物やフッ素化合物を含有する潤滑剤が提案されている。例えば、特許文献5には、(7)配合物全体を基準に1重量%以上のポリシロキサンを含有し、さらに、フッ素化合物及びポリヒドロキシ化合物及び/又はそのエーテル及びエステルから選ぶ1つ以上の成分を含有するポリシロキサンをベースとする滑剤及びその使用が開示され、また、適用システムとしては、適用中に潤滑する表面と直接的に接触することが好ましく、配合物を水で10,000〜100倍に希釈し、噴霧アプリケーターを適用システムとして使用することが開示されている。
以上のような(1)〜(7)の水溶性の潤滑剤は、全て水で希釈して潤滑剤希釈液として使用することを前提として考案されており、コンベアを乾かさないようにするために、例えば、ノズルから連続で噴霧したり、タイマーを使用しても分単位の噴射時間:停止時間の割合が1:1〜1:2程度であり、多量の水を希釈水として使用しているのが現状である。使用方法の例としては、上記(1)〜(6)のコンベア用潤滑剤に対して、可溶化剤、殺菌剤等を配合して、コンベア用潤滑剤原液を調製し、主に希釈装置を使用してこれを2〜1000倍程度に水で希釈して潤滑剤希釈液として、コンベア上部に設けたノズルから噴霧する方法や、コンベア上面に対して刷毛等により、30〜300ml/分程度の割合で供給する方法がある。
このため、例えば、供給箇所が100〜200箇所あるライン規模の飲食料品の製造工場の場合、約1.5〜20トン/日(8時間稼動)という大量の潤滑剤希釈液が必要となり、使用後の潤滑剤希釈液の水処理には、多額の費用を要していた。また、このような大量使用の場合、10〜200kg/日(8時間稼働)程度のコンベア用潤滑剤を要することになるので、コンベア用潤滑剤の容器形態はケミカルドラムや500kg〜1トン容量のコンテナ等と大きくなり、搬送方法や設置・保管場所の問題を生じる場合がある。
このような多量の希釈水の削減のために、水希釈しない、例えば、特許文献6には、ポリオールと活性剤組成物を、 特許文献7には、 脂肪酸・リン酸エステル・アミン+シリコーン+水で潤滑する方法、特許文献8には、シリコーンを用いた分散体が透明な潤滑剤組成物が、特許文献9には水混和性シリコーン物質と水混和性潤滑剤と水または親水性希釈剤とを含んでなるコンベアに沿った容器の通路を潤滑する方法が提案されている。
しかし、コンベア用潤滑剤は、30〜300ml/分程度の割合で、コンベア上面はもとより、裏面に対しても充分にコンベア用潤滑剤希釈液がいきわたるように噴霧、あるいは塗布することにより使用されていたために、大量の潤滑剤希釈液を必要とし、その使用後の潤滑剤希釈液の水処理コストが高いため、その改善が求められていた。また、広い保管場所や運送コストの改善された、よりコンパクトな容器形態が求められていた。一方、水希釈しないタイプの潤滑剤は、水の削減は可能だが、コンベアの洗浄性にかけるため、新たにコンベアの洗浄のために、水配管を増設する等の対策が不可欠であった。
特公平7−35516号公報 特開平10−158681号公報 特開2002−275483号公報 特開2004−315634号公報 特表2003−529627号公報 特開2008−106253号公報 特開2013−36043号公報 特表2004−518013号公報 特表2003−507270号公報
本発明の目的は、少ない使用量で、優れた潤滑性を有するとともに、コンベア表面の湿潤性にも優れるコンベア用潤滑剤組成物およびこれを用いた潤滑方法を提供する。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討をおこなった結果、水溶性潤滑剤に、所定の割合のポリオール又は、ポリオールとシリコーンを混合または、添加し、コンベアを充分に濡らす供給時間を確保して、ビン、缶、PETボトル、紙パック等の容器等とステンレス、鉄および樹脂(プラスチック)製のコンベアプレートとの摩擦を解消し、しかも潤滑持続性にも優れるコンベア用潤滑剤組成物を開発することに成功した。
即ち、本発明は、(A)界面活性剤を0.005〜5重量%、
(B)ポリオールを0.4〜9重量%、
(C)組成物全体で100重量%となるように水を、
含むことを特徴とする、コンベア用潤滑剤組成物である。
また、本発明は、界面活性剤が、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性およびカチオン界面活性からなる群から選択される少なくとも1種である、上記の組成物である。
また、本発明は、アニオン界面活性剤が、脂肪酸、アシルアミノ酸型アニオン界面活性剤、アルキルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸およびこれらの塩から成る群から選択される少なくとも1種である、上記の組成物である。
また、本発明は、ノニオン界面活性剤が、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレンープロピレングリコール共重合体、ソルビタンアルキルエステル、アルキルジエタノールアミド、アルキルモノエタノールアミドおよびポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体からなる群から選択される少なくとも1種である、上記の組成物である。
また、本発明は、両性界面活性剤が、アルキルアミノカルボン型両性界面活性剤および/またはグリシン型両性界面活性剤である、上記の組成物である。
また、本発明は、カチオン界面活性剤が、アルキルジアミン、アルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライドから成る群から選択される少なくとも1である、上記の組成物である。
また、本発明は、ポリオールが、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびソルビトールから成る群から選択される少なくとも1種である、上記の組成物である。
また、本発明は、さらに、
(D)シリコーン物質を0.0005〜0.07重量%、
含むことを特徴とする、上記の組成物である。
また、本発明は、シリコーン物質が、ジメチルポリシロキサン乳化物およびアルキルポリシロキサンから成る群から選択される少なくとも1種である、上記の組成物である。
また、本発明は、容器とコンベアとの接触部位を潤滑する方法であって、
請求項1〜9のいずれかに記載のコンベア用潤滑剤組成物を、コンベアの容器接触部位および/または容器のコンベア接触部位に適用することを特徴とする、方法である。
また、本発明は、容器とコンベアとの接触部位を潤滑する方法であって、
0.5〜50重量%の界面活性剤含む界面活性剤水溶液を、水で希釈する工程、
前記希釈された界面活性剤水溶液にポリオールを添加してコンベア用潤滑剤組成物を調製する工程、
コンベアの容器接触部位および/または容器のコンベア接触部位に前記コンベア用潤滑剤組成物を適用する工程、
を含む方法であって、
前記コンベア用潤滑剤組成物が
(A)界面活性剤を0.005〜5.0重量%、
(B)ポリオールを0.4〜9重量%、
(C)組成物全体で100重量%となるように水を、
含むことを特徴とする、方法である。
また、本発明は、界面活性剤が、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性およびカチオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種である、上記の方法である。
また、本発明は、アニオン界面活性剤が、脂肪酸、アルキルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸およびこれらの塩から成る群から選択される少なくとも1種である、上記の方法である。
また、本発明は、ノニオン界面活性剤が、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレンープロピレングリコール共重合体、ソルビタンアルキルエステル、アルキルジエタノールアミン、アルキルモノエタノールアミンおよびポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体からなる群から選択される少なくとも1種である、上記の方法である
また、本発明は、両性界面活性剤が、アルキルアミノカルボン型両性界面活性剤および/またはグリシン型両性界面活性剤である、上記の方法である。
また、本発明は、カチオン界面活性剤が、アルキルジアミン、アルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライドから成る群から選択される少なくとも1である、上記の方法である。
また、本発明は、ポリオールが、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびソルビトールから成る群から選択される少なくとも1種である、上記の方法である。
また、本発明は、前記コンベア用潤滑剤組成物が、0.0005〜0.07重量%のシリコーン物質をさらに含むことを特徴とする、上記の方法である。
また、本発明は、シリコーン物質が、ジメチルポリシロキサン乳化物およびアルキルポリシロキサンから成る群から選択される少なくとも1種である、上記の方法である。
また、本発明は、容器とコンベアとの接触部位1m2あたり、10〜300mlのコンベア用潤滑剤組成物を適用することを特徴とする、上記の方法である。
また、本発明は、コンベア用潤滑剤組成物を適用する工程が、コンベアの容器接触部位および/または容器のコンベア接触部位に噴霧することを特徴とする、上記の方法である。
本発明のコンベア用潤滑剤組成物(以下、「潤滑剤組成物」ともいう。)は、少ない使用量で、優れた潤滑性を有するとともに、コンベア表面の湿潤性にも優れる。また、供給時間に比べて、はるかに長い供給停止時間を取ることが可能となる。これにより、水の使用量が激減するとともに、搬送コンベアの潤滑に使用された潤滑剤希釈液による排水量も激減するから、排水の処理作業や排水処理費用の削減となるという利点を有する。さらに、いったんコンベアに適用された組成物は、その後の工程中に外部から不必要な水分が混入した場合でも、充分な潤滑性を維持できる。
つぎに、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
本発明の搬送コンベア用潤滑剤組成物は、牛乳、ビール、酒、清涼飲料等の飲食料品、薬品、化粧品等を充填するビン、缶、PETボトル、紙パック等の容器の搬送コンベアにおいて、潤滑剤として用いることができる。
本発明のコンベア用潤滑剤組成物は、(A)界面活性剤を0.005〜5.0重量%、
(B)ポリオールを0.4〜9重量%、(C)組成物全体で100重量%となるように水を、含むことを特徴とするものである。
(A)界面活性剤としては、例えば、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性およびカチオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種を挙げることができる。この中でも、アニオン界面活性剤は、スチールコンベア(SUSコンベア)上のガラス瓶の搬送に好ましく、カチオン界面活性剤およびノニオン界面活性剤は、樹脂コンベア上のペットボトルまたは缶の搬送に好ましい。
アニオン界面活性剤としては、例えば、脂肪酸、アシルアミノ酸型アニオン界面活性剤、アルキルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸およびこれらの塩から成る群から選択される少なくとも1種を挙げることができる。
脂肪酸およびその塩としては、例えば、C12〜C18の飽和又は不飽和脂肪酸およびその塩を挙げることができ、具体的にはトール油脂肪酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸等があげられる。
アシルアミノ酸型アニオン界面活性剤としては、下記一般式(1)で示されるものを挙げることができる。
R−CO−NCH2−CH2CH2COOM (1)
(なお、Rは、炭素数3〜20のアルキル基またはアルケニル基、Mは、H及びアルカリ金属、アミンまたはアルカノールアミンである。)
具体的には、市販のN−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンカリウム(製品名:アラノンALK/川研ファインケミカル社製)、N−ミリストイル−Nーメチル−β−アラニン(製品名:アラノンAMA/川研ファインケミカル社製)等を用いることができる。
アルキルリン酸エステルおよびその塩としては、C8〜C18の飽和又は不飽和脂肪酸およびその塩に0〜10モルのエチレンオキサイドを付加させたアルキルを有するモノからトリエステル構造を有するものを挙げることができ、具体的には、ラウリルモノリン酸エステル(2)EO(東邦化学社製フォスファノールML220)、オクチルジリン酸エステル等の塩が挙げられる。
アルキルエーテルカルボン酸およびその塩としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル酢酸を挙げることができ、具体的には、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム(三洋化成製ビューライトLCA)、ポリオキシエチレン(9)オレイルエーテル酢酸(花王社製アキュポRO90VG)等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、下記一般式(2)で示されるアルキルアミノカルボン型両性界面活性剤が挙げられる。
R−NH−(CH2)nCOOM (2)
(なお、Rは、炭素数3〜20のアルキル基またはアルケニル基、nは1〜2、Mは、H及びアルカリ金属、アミンまたはアルカノールアミンである。)
上記アルキルアミノカルボン型両性界面活性剤としては、n−ラウロイル−β−アラニン(川研ファインケミカル社製)、ドデシルアミノプロピオン酸ナトリウム塩(製品名:レボンAPL/三洋化成工業社製)ヤシアルキルアミノプロピオン酸ナトリウム塩(製品名:リポミンLA/ライオン社製)等が挙げられる。
また、他の両性界面活性剤としては、例えば、下記一般式(3)または(4)で示されるグリシン型両性界面活性剤が挙げられる。
R−(NHCH2CH22NHCH2COOM (3)
(R−NHCH2CH22NCH2COOM (4)
(なお、RはC3〜C20のアルキル基またはアルケニル基、Mは、H及びアルカリ金属、アミンまたはアルカノールアミンである。)
上記グリシン型両性界面活性剤としては、ナトリウムラウリルジアミノエチルグリシン(製品名:レボンS/三洋化成工業社製)、塩酸アルキルポリアミノエチルグリシン(製品名:レボンU/三洋化成工業社製)等が挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、下記一般式(5)で表される非イオン系界面活性剤が挙げられ、具体的には、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレンープロピレングリコール共重合体、ソルビタンアルキルエステル、アルキルジエタノールアミド、アルキルモノエタノールアミド、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体等が挙げられる。
R1−O−(AO)n−R2 (5)
(R1は、C10〜20の直鎖または分岐のアルキル基、スチレン化フェニル基またはC9〜19のアシル基。AOはアルキレンオキサイド基。n=3〜100。R2は、水素、
C1〜3の直鎖または分岐のアルキル基、またはアシル基;−CO−R3であり、このと
きR3はC9〜C19の直鎖または分岐のアルキル基又はアルケニル基である。)
より具体的には、ポリオキシエチレン(30)オレイルエーテル(HLB16.6、日本油脂社製 ノニオンE230),ポリオキシエチレン(8)ラウリルエーテル(HLB12.1:花王社製エマルゲン108)、ポリオキシエチレン(8)セチルエーテル(HLB11.9:日本油脂社製ノニオンP−208)、ポリオキシエチレン(8.5)トリデシルエーテル(HLB13:日本油脂社製ノニオンT−208.5)、ポリオキシエチレン(12)オレイルエーテル(HLB13.3:日本油脂社製ノニオンE−212)、ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレン(9)ラウリルエーテル(東邦化学社製ペポールA−0638)、ポリオキシエチレン(4)モノラウレート(HLB13.1:日本油脂社製ノニオンL−4)、ポリオキシエチレン(6)モノラウレート(HLB13.5:日本油脂社製ノニオンO−6)、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート(HLB16.7:ライオン社製レオドールスーパーTW−L120)、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート(HLB14.9:ライオン社製レオドールスーパーTW−S120)、ポリオキシエチレン(6)ソルビタンモノオレエート(HLB10:花王社製エマゾールO−105R)、ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロピレングリコール(30)(HLB5.8:三洋化成製ニューポールPE−61)、ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレングリコール(30)(HLB6.2:三洋化成製ニューポールPE−62)等が挙げられ、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体型非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体(HLB9:日本エマルジョン社製EMALEX SS−5602)等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、アルキルジアミンおよびその塩を挙げることができ、より具体的には、ココナットプロピレンジアミン(ライオン社製デュオミンCD)、オレイルプロピレンジアミン(日本油脂社製ニッサンアミンDOB−R)、ポリオキシエチレン(2)ドデシルアミン(日本油脂社製ナイミーンL−202)、ポリオキシエチレン(10)オレイルアミン(日本油脂社製ナイミーンO−210)、ポリオキシエチレン(1)オクチルアミン(日本油脂社製ナイミーンC−201)等が挙げられ、その塩としては、酢酸、アジピン酸、塩酸、グリコール酸、乳酸、クエン酸等が挙げられる。
また、他のカチオン界面活性剤としては、アルキルジメチルアンモニウムクロライド(三洋化成社製 カチオンG50)、または、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド(ロンザ社製 バーダック2280)などのジアルキルジメチルアンモニウムクロライド等を挙げることができる。
本潤滑剤組成物に用いられる(A)界面活性剤の量としては、組成物全体に対し、0.005〜5重量%である。0.005重量%未満では、充分な潤滑性が得られず、5重量%を超えると、経済的観点から好ましくない場合がある。
(B)本潤滑剤組成物に用いられるポリオールとしては、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール及びソルビトール等が挙げられる。ポリグリセリンの付加モル数としては、通常2〜15であり、好ましくは、2〜10であり、より好ましくは、2 〜5である。また、ポリエチレングリコールの付加モル数としては、通常3〜400、好ましくは3〜50、より好ましくは4〜40、最も好ましくは4〜12のものを挙げることができる。
本潤滑性組成物に用いられる(B)ポリオールの量としては、組成物全体に対し、0.4〜9重量%である。0.4重量%未満では、充分な潤滑性が得られず、9重量%を超えると、経済的観点から好ましくない場合がある。
(C)本潤滑剤組成物に用いられる水としては、例えば、純水、イオン交換水、軟水、蒸留水、水道水等が挙げられる。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、経済性及び貯蔵安定性の点から、水道水、イオン交換水が好ましく用いられる。なお、「水」は、本組成物を構成する各成分に由来する結晶水や水溶液の形で含まれる水と、その他の外から加えられる水との総和であり、潤滑剤組成物全体が100質量%となるように配合されるものである。
(D)本潤滑剤組成物に用いられるシリコーン物質としては、潤滑性を付与できるものであれば特に制限はないが、例えば、ジメチルポリシロキサン乳化物およびアルキルポリシロキサン等を挙げることができる。
本潤滑性組成物に用いられる(D)シリコーン物質の量としては、組成物全体に対し、0.0005〜0.07重量%が好ましい。
さらに、本発明のコンベア用潤滑剤組成物には、必要に応じて、可溶化剤、粘度調整剤、アルコール等の安定化剤、pH値の調整剤としての酢酸,蟻酸,グリコール酸,乳酸,炭素数2〜8のモノまたはジカルボン酸,炭素数10のジカルボン酸等の有機酸あるいは無機酸、抗菌剤、カチオン系界面活性剤等の殺菌剤、非イオン系界面活性剤等の洗浄助剤、グリセリン、アルキルジフェニルエーテル、ロジンエトキシレート等のクレージング抑制剤等を任意に含有することもできる。
本発明のコンベア用潤滑剤組成物は、例えば、コンベア上部に設けたノズルから噴霧する方法や、コンベア上面に対して刷毛等により供給することができる。
本発明のコンベア用潤滑剤組成物は、例えば、30〜300ml/分程度の割合で供給することが好ましい。
また、本発明のコンベア用潤滑剤組成物は、例えば、ノズルから10〜60秒供給し、5〜90分停止して供給することもできる。この場合、潤滑剤組成物の使用量を大幅に削減することが可能となる。このため、潤滑剤組成物の配送管理作業及びその費用、並びに潤滑剤組成物の保管場所等も低減される。
本発明の容器とコンベアとの接触部位を潤滑する方法としては、0.5〜50重量%の界面活性剤含む界面活性剤水溶液を、水で希釈し、希釈された界面活性剤水溶液にポリオールを添加してコンベア用潤滑剤組成物を調製し、コンベアの容器接触部位および/または容器のコンベア接触部位に前記コンベア用潤滑剤組成物を適用することが挙げられ、コンベア用潤滑剤組成物が(A)界面活性剤を0.005〜5.0重量%、(B)ポリオールを0.4〜9重量%、(C)組成物全体で100重量%となるように水を、含むように調製することとなる。また、コンベア用潤滑剤組成物が、さらに、(D)シリコーン物質を0.0005〜0.07重量%含むように調製することもできる。この場合、比較的高濃度の界面活性剤溶液を流通、搬入し、作業現場で希釈、調製することにより、原料となる高濃度の界面活性剤水溶液の輸送コスト、保管コストを削減することができる。
以下、実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、実施例に限定されるものではない。
(潤滑性試験)
コンベア装置(山久チェイン社製テストコンベア)を用い、500mlペットボトル、ビール瓶(大瓶)、250mlスチール缶を搬送させた際の動摩擦係数(μ)を測定した。
コンベア装置を24m/sで稼働させ、コンベア用潤滑剤組成物を17〜50ml(10〜30秒間)、コンベアに噴霧することにより供給した後、供給を止め、10分間稼働させたときの動摩擦係数を測定した。
なお、動摩擦係数の測定は、株式会社ミネベア製のロードセルLBP1−10K−Eにより行った。
なお、動摩擦係数(μ)は、以下のように定義される。

動摩擦係数(μ)=ロードセルの引っ張り重量(g)/供試搬送容器の重量(g)

動摩擦係数が、0.100未満の場合、すべり性が良く、潤滑性に優れると判断した。
動摩擦係数が、0.100以上〜0.140未満の場合は、潤滑性に問題はなく、十分使用に耐えると判断した。
動摩擦係数が、0.140以上の場合は、すべり性が悪く、潤滑性に劣ると判断した。
(コンベアの濡れ性試験)
上記、潤滑性試験の測定時に、コンベア表面の湿潤性(コンベア用潤滑剤組成物の展延性)を目視で観察し、以下の評価基準に従って判定した。
A:コンベア表面全体がぬれている(展延性良好)
B:コンベア表面全体がぬれていない(展延性不足)
(耐水性試験)
潤滑性試験の測定後、水を40ml/分で10分間、コンベアに噴霧することにより供給した後の動摩擦係数を測定した。
結果を表1および表2に示す。
Figure 0006180832
Figure 0006180832
表1から明らかなように、本発明のコンベア用潤滑剤組成物は、少ない使用量で、優れた潤滑性を有するとともに、コンベア表面の湿潤性にも優れることが分かる。
また、本発明の組成物をいったんコンベアに適用した場合、ウォーマーやクーラーの出口、シュリンクラベラー等、その後の工程中に外部から不必要な水分が混入した場合でも、充分な潤滑性を維持できることがわかる(耐水性試験結果参照)。
本発明のコンベア用潤滑剤組成物は、少ない使用量で、優れた潤滑性を有するとともに、コンベア表面の湿潤性にも優れる。これにより、水の使用量が激減するとともに、搬送コンベアの潤滑に使用された潤滑剤希釈液による排水量も激減するから、排水の処理作業や排水処理費用の削減となるという利点を有する。さらに、いったんコンベアに適用された組成物は、その後の工程中に外部から不必要な水分が混入した場合でも、充分な潤滑性を維持できる。

Claims (19)

  1. (A)界面活性剤を0.005〜5重量%、
    (B)ポリオールを0.4〜9重量%、
    (C)組成物全体で100重量%となるように水と、
    (D)シリコーン物質を0.0005〜0.07重量%、含むことを特徴とする、コンベア用潤滑剤組成物。
  2. 界面活性剤が、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性およびカチオン界面活性からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の組成物。
  3. アニオン界面活性剤が、脂肪酸、アシルアミノ酸型アニオン界面活性剤、アルキルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸およびこれらの塩から成る群から選択される少なくとも1種である、請求項2に記載の組成物。
  4. ノニオン界面活性剤が、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレンープロピレングリコール共重合体、ソルビタンアルキルエステル、アルキルジエタノールアミド、アルキルモノエタノールアミドおよびポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項2に記載の組成物。
  5. 両性界面活性剤が、アルキルアミノカルボン型両性界面活性剤および/またはグリシン型両性界面活性剤である、請求項2に記載の組成物。
  6. カチオン界面活性剤が、アルキルジアミン、アルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライドから成る群から選択される少なくとも1である、請求項2に記載の組成物。
  7. ポリオールが、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびソルビトールから成る群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
  8. シリコーン物質が、ジメチルポリシロキサン乳化物およびアルキルポリシロキサンから成る群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜7のいずれかに記載の組成物。
  9. 容器とコンベアとの接触部位を潤滑する方法であって、
    請求項1〜8のいずれかに記載のコンベア用潤滑剤組成物を、コンベアの容器接触部位および/または容器のコンベア接触部位に適用することを特徴とする、方法。
  10. 容器とコンベアとの接触部位を潤滑する方法であって、
    0.5〜50重量%の界面活性剤含む界面活性剤水溶液を、水で希釈する工程、
    前記希釈された界面活性剤水溶液にポリオールを添加してコンベア用潤滑剤組成物を調製する工程、
    コンベアの容器接触部位および/または容器のコンベア接触部位に前記コンベア用潤滑剤組成物を適用する工程、
    を含む方法であって、
    前記コンベア用潤滑剤組成物が
    (A)界面活性剤を0.005〜5.0重量%、
    (B)ポリオールを0.4〜9重量%、
    (C)組成物全体で100重量%となるように水と、
    (D)シリコーン物質を0.0005〜0.07重量%、含むことを特徴とする、方法。
  11. 界面活性剤が、アニオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性およびカチオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項10に記載の方法。
  12. アニオン界面活性剤が、脂肪酸、アルキルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸およびこれらの塩から成る群から選択される少なくとも1種である、請求項11に記載の方法。
  13. ノニオン界面活性剤が、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレンープロピレングリコール共重合体、ソルビタンアルキルエステル、アルキルジエタノールアミド、アルキルモノエタノールアミドおよびポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項11に記載の方法。
  14. 両性界面活性剤が、アルキルアミノカルボン型両性界面活性剤および/またはグリシン型両性界面活性剤である、請求項11に記載の方法。
  15. カチオン界面活性剤が、アルキルジアミン、アルキルジメチルアンモニウムクロライド、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライドから成る群から選択される少なくとも1である、請求項11に記載の方法。
  16. ポリオールが、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびソルビトールから成る群から選択される少なくとも1種である、請求項10〜15のいずれかに記載の方法。
  17. シリコーン物質が、ジメチルポリシロキサン乳化物およびアルキルポリシロキサンから成る群から選択される少なくとも1種である、請求項9〜16のいずれかに記載の方法。
  18. 容器とコンベアとの接触部位1m2あたり、10〜300mlのコンベア用潤滑剤組成物
    を適用することを特徴とする、請求項9〜17のいずれかに記載の方法。
  19. コンベア用潤滑剤組成物を適用する工程が、コンベアの容器接触部位および/または容器のコンベア接触部位に噴霧することを特徴とする、請求項9〜18のいずれかに記載の方法。

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