JP6717469B1 - 洗浄機用液体洗浄剤 - Google Patents

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【課題】低泡性・洗浄性・除菌性に優れ、かつ、貯蔵安定性に優れた洗浄機用液体洗浄剤を提供する。【解決手段】(A)ジオクチルジメチルアンモニウム塩0.1〜15質量%、(B)非イオン性界面活性剤0.05〜20質量%、(C)両性界面活性剤0.05〜15質量%、(D)アルカリ剤0.1〜8質量%、および(E)キレート剤0.1〜15質量%、を含有するpHが11以上である液体洗浄剤組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、低泡性・洗浄性・除菌性に優れ、かつ、貯蔵安定性に優れた洗浄機用液体洗浄剤に関する。より詳しくは、洗浄機で洗浄される米飯加工機、食肉加工機、魚肉加工機、調理機などを構成する各パーツ(部品、部材)をはじめ、食器、トレイ、食品用コンテナに対して優れた低泡性・洗浄性・除菌性を有すると共に、洗浄剤中の配合成分が分離・白濁することなく長期に渡って貯蔵可能な液体洗浄剤組成物である。
従来より、おにぎり、すしなどを製造する米飯加工機、食肉、ハム、ソーセージなどを製造する食肉加工機、水産物等を加工する魚肉加工機等の食品加工機においては、米飯、具材、肉、魚等が付着した樹脂製パーツや金属製パーツは定期的に該加工機から取り外して洗浄機に入れて除菌・洗浄した後に再度該加工機に装着して継続的に使用されている。デンプンやタンパク質などの汚れが付着した各種のパーツの洗浄に際しては、低泡性・洗浄性・除菌性に優れた洗浄剤であって、さらに貯蔵安定性にも優れていることが要望されている。
また、食品汚れの付着した調理器具、食器、トレイ、食品用コンテナ等についても低泡性・洗浄性・除菌性・貯蔵安定性に優れた洗浄剤が求められている。
例えば特許文献1は、塩化ベンザルコニウム等のカチオン界面活性剤と珪酸カリウム等の珪酸塩を含有する各種加工機械用の殺菌洗浄剤組成物であり、この殺菌洗浄剤組成物の水希釈液を発泡させて泡状にした上で洗浄対象物に接触させて洗浄することを開示していることから、この殺菌洗浄剤組成物は起泡力を増強させることがあっても、抑泡させるものではない。
また、特許文献2には、食品加工設備や調理器具などの硬質表面を有する物品の殺菌洗浄剤としてカチオン性殺菌剤および、炭素数9〜12の炭化水素基を有するアミンオキシド型界面活性剤と炭素数13又は14の炭化水素基を有するアミンオキシド型界面活性剤の2種類のアミンオキシド型界面活性剤を含有する殺菌洗浄剤組成物が開示されている。この殺菌洗浄剤組成物は、油汚れに対する洗浄力と殺菌力に優れた効果を発揮するものではあるが、起泡性、貯蔵安定性については検討されていない。
特許第4137620号公報 特開2019−81891号公報
このように、洗浄機で洗浄される食品加工機、調理機などの汚れが付着した各種のパーツや食器、トレイ、食品用コンテナに対して優れた低泡性・洗浄性・除菌性を有すると共に、長期に渡って貯蔵可能な洗浄機用の液体洗浄剤組成物が望まれている。
そこで、本発明者等は、上記の課題を解決するために種々検討した結果、ジオクチルジメチルアンモニウム塩、非イオン性界面活性剤と両性界面活性剤を組み合わせた界面活性剤、アルカリ剤およびキレート剤を配合し、かつ、pHを11以上に保持することによって、低泡性・洗浄性・除菌性に優れ、かつ、貯蔵安定性にも優れた液体洗浄剤が得られることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、
(A)ジオクチルジメチルアンモニウム塩0.1〜15質量%、
(B)非イオン性界面活性剤0.05〜20質量%、
(C)両性界面活性剤0.05〜15質量%、
(D)アルカリ剤0.1〜8質量%、および
(E)キレート剤0.1〜15質量%、を含有するpHが11以上である液体洗浄剤組成物である。
本発明の液体洗浄剤組成物は、低泡性・洗浄性・除菌性に優れ、かつ、貯蔵安定性に優れているので、洗浄機で洗浄される食品加工機などを構成する食品汚れの付着した各種のパーツ(部品、部材)、食器、トレイ、食品用コンテナ、調理器具、血液汚れなどの付着した医療器具等の除菌・洗浄に適するものである。
本発明に用いられる(A)ジオクチルジメチルアンモニウム塩は、除菌性・洗浄性の観点から配合するものであり、下記の一般式(1)で表される。
(化1)

(C17(CH

(式中、XはCl、Br、Iなどのハロゲンイオン、
HSO 、NO 、H2PO などの無機酸対イオン、
CH3OSO 、C25SO 、CH3SO 、CH364SO
CH3 CO などの有機酸対イオンである。)
上記ジオクチルジメチルアンモニウム塩としては、例えばジオクチルジメチルアンモニウムクロライド、ジオクチルジメチルアンモニウムブロマイド、ジオクチルジメチルアンモニウムメトサルフェ−ト等が挙げられる。
ジオクチルジメチルアンモニウム塩は、本発明の液体洗浄剤組成物中に0.1〜15質量%含有し、好ましくは0.5質量%以上で、より好ましくは1質量%以上で、さらに好ましくは2質量%以上であり、また、好ましくは14質量%以下で、より好ましくは13質量%以下で、さらに好ましくは12質量%以下である。
本発明に用いられる(B)非イオン性界面活性剤は、配合安定性(貯蔵安定性)、低泡性および洗浄性の観点から(C)両性界面活性剤と組み合わせて配合するものであり、非イオン性界面活性剤であれば特に制限されないが、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレングリコール、エチレンジアミンテトラポリオキシエチレンポリオキシプロピレン、エチレンジアミンテトラポリオキシプロピレンポリオキシエチレン、アルキルアルカノールアミド、アルキルポリグルコシドなどが挙げられる。これらの非イオン性界面活性剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用しても良い。
非イオン性界面活性剤は、本発明の液体洗浄剤組成物中に0.05〜20質量%含有し、好ましくは0.1質量%以上で、より好ましくは0.5質量%以上で、さらに好ましくは1質量%以上であり、また、好ましくは18質量%以下で、より好ましくは16質量%以下で、さらに好ましくは15質量%以下である。
本発明に用いられる(C)両性界面活性剤は、配合安定性(貯蔵安定性)、低泡性および洗浄性の観点から(B)非イオン性界面活性剤と組み合わせて配合するものであり、両性界面活性剤であれば特に制限されないが、例えばアルキルアミンオキシド、アルキルベタイン、アルキルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アミドアミノ酸(イミダゾリン系ベタイン)等が挙げられ、アルキルアミンオキシドとしては、オクチルジメチルアミンオキシド、デシルジメチルアミンオキシドなどの炭素数8〜16のアルキルジメチルアミンオキシドが特に好ましい。これらの両性界面活性剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用しても良い。
両性界面活性剤は、本発明の液体洗浄剤組成物中に0.05〜15質量%含有し、好ましくは0.1質量%以上で、より好ましくは0.5質量%以上で、さらに好ましくは1質量%以上であり、また、好ましくは12質量%以下で、より好ましくは10質量%以下で、さらに好ましくは8質量%以下である。
本発明において、(B)非イオン性界面活性剤と(C)両性界面活性剤の割合は特に制限されないが、例えば(B)と(C)の割合は(B)/(C)=1/3〜30/1が好ましく、より好ましくは1/2〜25/1であり、さらに好ましくは1/1〜20/1である。
本発明において、(B)非イオン性界面活性剤と(C)両性界面活性剤の合計は特に制限されないが、例えば(B)と(C)の合計は1質量%以上であることが好ましく、3質量%以上であることがより好ましく、5質量%以上であることがさらに好ましく、また、25量%以下であることが好ましく、23質量%以下であることがより好ましく、20質量%以下であることがさらに好ましい。
本発明において、(B)非イオン性界面活性剤と(C)両性界面活性剤の割合は特に制限されないが、例えば(B)と(C)の割合は(B)/(C)=1/3〜30/1であり、かつ、前記(B)と前記(C)の合計が1〜25質量%とすることによって優れた抑泡効果、洗浄効果、貯蔵安定効果が発揮される。
本発明に用いられる(D)アルカリ剤は、洗浄性の観点から配合するものであり、アルカリ剤であれば特に制限されないが、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩等が挙げられる。なかでも、コスト面から水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属塩が好ましく用いられる。
アルカリ剤は、本発明の液体洗浄剤組成物中に0.1〜8質量%含有し、好ましくは0.2質量%以上で、より好ましくは0.3質量%以上で、さらに好ましくは0.5質量%以上であり、また、好ましくは7質量%以下で、より好ましくは6質量%以下で、さらに好ましくは5質量%以下である。これらのアルカリ剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用しても良い。
本発明に用いられる(E)キレート剤は、洗浄性、スケール汚れ付着防止の観点から配合するものであり、キレート剤であれば特に制限されないが、例えばエチレンジアミン四酢酸、イミノ二酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン酢酸、エチレンジアミンテトラプロピオン酢酸、メチルグリシンジ酢酸(MGDA)、トリエチレンテトラアミンヘキサ酢酸、エチレングリコールジエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、シクロヘキサン−1,2−ジアミン四酢酸、L−アスパラギン酸−N,N−ジ酢酸、ヘプトグルコン酸、グルコン酸、クエン酸、ジエンコル酸、ジカルボキシメチルグルタル酸、L−グルタミン酸ジ酢酸(GLDA)、タウリン−N,N−ジ酢酸、エチレンジアミンジコハク酸(EDDS)、3−ヒドロキシ−2,2'−イミノジコハク酸(HIDS)およびこれらのナトリウム塩,カリウム塩等のアルカリ金属塩、エタノールアミン塩、アンモニウム塩などが挙げられる。
キレート剤は、本発明の液体洗浄剤組成物中に0.1〜15質量%含有し、好ましくは0.3質量%以上で、より好ましくは0.5質量%以上で、さらに好ましくは1質量%以上であり、また、好ましくは13質量%以下で、より好ましくは11質量%以下で、さらに好ましくは10質量%以下である。これらのキレート剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用しても良い。
本発明の液体洗浄剤組成物には、必要があれば、さらに(F)腐食防止剤を含有することができる。本発明に用いられる腐食防止剤は、金属や樹脂の変色や腐食を防止する作用を有する化合物であれば特に限定されないが、例えば亜硝酸ジシクロヘキシルアンモニウム、亜硝酸ジイソプロピルアンモニウム、亜硝酸ニトロナフタリンアンモニウム等の亜硝酸化合物、カプリル酸、カプリル酸ジシクロヘキシルアンモニウム等のカプリル酸系化合物、ラウリン酸シクロヘキシルアンモニウム等のラウリン酸系化合物、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、5−ドデシルベンゾトリアゾール、5−オクチルベンゾトリアゾール、5−ヘキシルベンゾトリアゾール、5−ブチルベンゾトリアゾール、5−メチルベンゾトリアゾールなどのベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾイミダゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾール、チアゾリルベンゾイミダゾールなどのベンゾイミダゾール系化合物、ベンゾチアゾール、2−メチルベンゾチアゾール、2−アミノベンゾチアゾールなどのベンゾチアゾール系化合物が挙げられ、これらの化合物を配合すれば、洗浄後も食品加工機、調理機、食品加工装置などを構成する金属パーツや樹脂パーツ、調理器具、医療器具等の変色、腐食、クラックなどを有効に防止できる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)〜(E)の成分以外に水を含有する。本発明に用いられる水は特に制限されず、例えば水道水、イオン交換水、精製水、蒸留水、純水、軟水等が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物のpHは、25℃で11以上に設定することが好ましく、さらに好ましくは12〜14の範囲である。pHを11以上とすることによって強力な洗浄力を維持することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、必要に応じて他の添加剤、例えば香料、染料、防腐剤、保湿剤などを適宜配合することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物の使用態様は限定されるものではないが、本発明の液体洗浄剤組成物の希釈液を汚れの付着した被洗浄物に接触させて洗浄・除菌し、洗浄・除菌後は水ですすぎを行うことが好ましく、洗浄・除菌およびすすぎは必要に応じて複数回実施してもよい。
例えば洗浄機に米飯加工機、食肉加工機、魚肉加工機、調理機等の各種パーツや調理器具、食器、トレイ、医療器具等を入れて、複数の噴射口から本発明の液体洗浄剤組成物を5〜1000倍程度に薄めた希釈液をスプレーして常温又は高温(例えば100℃以下)で洗浄・除菌することができる。また、本発明の液体洗浄剤組成物の希釈液に食品加工機などを構成する各種パーツ、食器、トレイ、食品用コンテナ、医療器具を浸漬、スプレー、塗布などの方法で洗浄・除菌することもできる。
本発明の洗浄剤組成物は、学校、食品加工工場の調理器具、食器、トレイ、食品用コンテナ、食品加工機、食品製造機、食品加工装置類の洗浄・除菌だけでなく、病院、医院、歯科医院の医療器具等の洗浄・除菌にも使用できる。
以下、本発明をより具体的に説明する実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
表1、2に示す液体洗浄剤組成物を調製し、以下の試験を行った。また、実施例1〜4および比較例1〜4のpHを、pHメーター(株式会社堀場製作所製、卓上型pHメーター <F-71>)を用いて測定した。これらの試験結果を表1、2に示す。
(1) 貯蔵安定性試験
表1、2に記載の各液体洗浄剤組成物を40℃の条件下で1ヶ月保存し、その外観を目視で観察し、以下の基準で2段階評価した。
〇:40℃で透明である。
×:40℃で層分離しているか、白濁している。
(2) 泡立ち試験
表1、2に記載の液体洗浄剤組成物を滅菌脱塩水で1重量%になるように希釈した各試料溶液(100倍希釈液)30mLを100mL共栓メスシリンダーに入れ、温度25℃の条件で1秒間に3回振とうするペースで30秒間振とうさせ、振とう直後の泡量を測定し、以下の基準で3段階評価した。
◎:振とう直後の泡量が5mL未満である。
〇:振とう直後の泡量が5mL以上、10mL未満である。
×:振とう直後の泡量が10mL以上である。
(3)洗浄力試験
牛脂、大豆油、カーボンブラックを混合した食品模擬汚れを作成し、アクリル板中央に0.1g塗布した。1時間経過後、(2)低泡性試験で得た各試料溶液1mLをこの食品模擬汚れの上に載せ、300gの加重をかけスポンジで上下に10往復させた。一定水流ですすぎ、タイルに残った汚れの量を目視で観察し、以下の基準で4段階評価した。
◎:汚れの大部分が落ちた。
〇:汚れの一部が落ちた。
△:汚れの大部分が落ちない。
×:汚れがまったく落ちない。
(4)除菌力試験
下記供試菌をSCD寒天培地で37℃、18〜24hr培養した。培地より菌を採取し、生理食塩水3mLに懸濁後、ペプトン食塩緩衝液で段階希釈して菌数が109CFU/mLとなるように調製した。この菌液0.1mLと、模擬食品汚れとして牛血清アルブミン0.1%を混合させた表1、2に記載の各除菌洗浄剤組成物を滅菌脱塩水で0.3重量%に希釈した除菌洗浄剤溶液(333倍希釈液)10mLを混合して攪拌し、60秒後に各混合物から0.1mLを採取し、LP希釈液で段階的に希釈した。この溶液から1mLをシャーレにとりSCDLP寒天培地で37℃、24hr培養し、生じたコロニー数を確認し、次の2段階で評価した。
供試菌:黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus ATCC 6538
大腸菌 Escherichia coli ATCC 11229
◎:99.99%以上の殺菌力
×:99.99%未満の殺菌力
表中の成分は以下のものである。
・ジオクチルジメチルアンモニウムクロライド:Bardac LF−80 ロンザジャパン社製 有効分80質量%
・ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール:アデカ プルロニック L−61ADEKA社製
・ポリオキシアルキレンアルキルエーテル: セドランFF−180 三洋化成工業社製
・デシルジメチルアミンオキシド:Genaminox K−10 有効分30質量% クラリアント・ジャパン社製
・水酸化カリウム:液体苛性カリ(48質量%) ダイソー社製
・エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム:クレワットS2 ナガセケムテックス社製


Claims (9)

  1. (A)ジオクチルジメチルアンモニウム塩0.1〜15質量%、
    (B)非イオン性界面活性剤0.05〜20質量%、
    (C)アルキルアミンオキシド0.05〜15質量%、
    (D)水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムから選択される少なくとも1種である水酸化アルカリ金属塩0.1〜8質量%、および
    (E)キレート剤0.1〜15質量%、を含有し、前記(B)と前記(C)の割合が前記(B)/前記(C)=1/1〜20/1であり、かつ、前記(B)と前記(C)の合計が1〜25質量%であリ、アルキル鎖の炭素数が8〜18である脂肪酸又はその塩並びにアルキルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムクロライドを含有しない、pHが11以上である液体洗浄剤組成物。
  2. 前記(A)のジオクチルジメチルアンモニウム塩がジオクチルジメチルアンモニウムクロライドである請求項1に記載の液体洗浄剤組成物。
  3. 前記(B)の非イオン性界面活性剤がポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレングリコール又はポリオキシアルキレンアルキルエーテルである請求項1又は2に記載の液体洗浄剤組成物。
  4. 前記(C)のアルキルアミンオキシドが炭素数8〜16のアルキルジメチルアミンオキシドである請求項1〜3のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  5. 前記炭素数8〜16のアルキルジメチルアミンオキシドがオクチルジメチルアミンオキシド又はデシルジメチルアミンオキシドである請求項4に記載の液体洗浄剤組成物。
  6. 前記(B)と前記(C)の割合が前記(B)/前記(C)=1/1〜20/1であり、かつ、前記(B)と前記(C)の合計が3〜23質量%である請求項1〜5のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  7. 前記pHが12〜14の範囲にある請求項1〜6のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  8. さらに、(F)腐食防止剤を含有する請求項1〜7のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  9. 洗浄機用、食品成型機用、調理機用または食品加工装置用である請求項1〜8のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
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