JP5843559B2 - 容器搬送システム、架台、搬送台車および容器搬送方法 - Google Patents

容器搬送システム、架台、搬送台車および容器搬送方法 Download PDF

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Description

本発明は、放射性物質格納容器を搬送するための容器搬送システム、架台、搬送台車および容器搬送方法に関するものである。
従来、架台とエアパレットとを用いて収納容器を搬送する搬送システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この搬送システムの架台は、収納容器が搭載される架台基部と、架台基部と床面との間に空間部を形成するように設けられる脚部とを有している。この空間部は、エアパレットを挿入可能に形成されている。このため、収納容器を搬送する場合、エアパレットを空間部に挿入し、エアパレットに空気を送り込んでエアパレットを浮上させ、エアパレットにより架台ごと収納容器を搬送する。
特開2007−64681号公報
しかしながら、従来の搬送システムでは、架台基部と床面との間に、エアパレットを挿入するための空間部を形成している。このため、空間部の高さは、作動前のエアパレットを挿入でき、且つ、作動後のエアパレットが架台に当接できるような所定の高さにする必要がある。このため、架台の空間部の高さが所定の高さとなるように、架台を精度良く加工しなければならない。また、架台は、振動時において収納容器の転倒を防止すべく、耐震性を確保する必要がある。この場合、架台は、エアパレットが挿入可能な空間部であるため、架台の重心が高くなり、収納容器の重心も高くなることから、耐震性を高める構成にする必要がある。よって、架台は、精度よく加工したり、耐震性を高めたりする必要がある分、架台の製造コストが増大することから、容器搬送システムの製造コストも増大する虞がある。さらに、架台は、エアパレットが挿入可能な空間部を有するため、剛性が低くなり、固有値が低くなる問題がある。
そこで、本発明は、耐震性を確保しつつ、構成を簡易にでき、製造コストの増大を抑制することができる容器搬送システム、架台、搬送台車および容器搬送方法を提供することを課題とする。
本発明の容器搬送システムは、床面に設置され、放射性物質格納容器を搭載可能な架台と、床面に対し架台を持ち上げ可能なジャッキと、ジャッキにより持ち上げられた架台と床面との間に形成される隙間に挿入され、架台を空気により浮上させる浮上装置と、架台に係合し、浮上装置により浮上させた架台を移動させる搬送台車と、備えたことを特徴とする。
この構成によれば、放射性物質格納容器を搬送しない場合、架台は床面に設置される。一方で、放射性物質格納容器を搬送する場合、架台はジャッキにより持ち上げられて、床面との間に隙間を形成する。そして、架台は、形成された隙間に浮上装置が挿入されて、浮上装置が作動することにより浮上する。このため、架台を床面に設置した状態では、架台と床面との間に浮上装置を挿入するための隙間を形成する必要がない。これにより、架台と床面との間の隙間を小さくすることができるため、架台の重心を低くでき、放射性物質格納容器の重心も低くできることから、耐震性を確保することができる。また、架台と床面との間の隙間の高さが所定の高さとなるように、精度よく加工する必要がないため、加工コストの増大を抑制することができる。さらに、架台と床面との間の隙間を小さくする(無くす)ことができるため、架台の剛性を高め、固有値を高くすることができる。
この場合、搬送台車は、ジャッキが一体に設けられたジャッキ付き搬送台車であり、架台と係合する台車側係合部を有し、架台は、搬送台車の台車側係合部と係合する架台側係合部を有し、ジャッキは、台車側係合部と架台側係合部とが係合した状態で、架台を持ち上げることが好ましい。
この構成によれば、搬送台車にジャッキを設けることができるため、搬送台車は、ジャッキによる架台の持ち上げと、架台の移動とを行うことができる。
この場合、架台は、架台側係合部が、両側面から水平方向の両外側に突出して一対形成されていることが好ましい。
この構成によれば、架台の両側面から水平方向の両外側に突出する一対の架台側係合部に、台車側係合部が係合して架台が持ち上げられる。このため、持ち上げられる架台の構成を簡易なものとすることができ、架台の加工コストを抑制することができる。
この場合、搬送台車は、架台との係合時において、架台の周囲に位置する複数の車輪を有していることが好ましい。
この構成によれば、搬送台車の複数の車輪を、架台の周囲に位置させることができるため、搬送台車は、架台を床面上において自在に移動させることができる。
この場合、各車輪は、駆動輪であることが好ましい。
この構成によれば、各車輪を駆動輪とすることで、搬送台車を自走させることができる。
この場合、搬送台車は、複数の車輪に応じて設けられ、複数の車輪を鉛直方向に移動させる複数の移動軸を、さらに有していることが好ましい。
この構成によれば、ジャッキによる架台の持ち上げ前後において、車輪を鉛直方向に適宜移動させることで、車輪を床面に好適に接地させることができる。
本発明の架台は床面に設置され、放射性物質格納容器を搭載可能となっており、放射性物質格納容器の搬送時において、ジャッキにより床面から持ち上げられる架台であって、ジャッキによる持ち上げ時に係合可能な架台側係合部を有することを特徴とする。
この構成によれば、放射性物質格納容器の搬送時において、架台側係合部を介してジャッキにより持ち上げることができる。このため、持ち上げられた架台と床面との間に隙間を形成することができる。このため、形成された隙間に、例えば、エアパレット等の浮上装置を挿入することができる。
この場合、架台側係合部は、両側面から水平方向の両外側に突出して一対形成されていることが好ましい。
この構成によれば、架台の両側面から水平方向の両外側に突出する一対の架台側係合部に、台車側係合部が係合して架台が持ち上げられる。このため、持ち上げられる架台の構成を簡易なものとすることができ、架台の加工コストを抑制することができる。
本発明の搬送台車は、放射性物質格納容器が搭載された架台に係合し、架台を移動させる搬送台車であって、フレームと、フレームに取り付けられ、架台と床面との間に隙間を形成するように架台を持ち上げ可能なジャッキと、架台を移動させるための複数の車輪と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、フレームにジャッキを取り付けることができるため、搬送台車は、ジャッキによる架台の持ち上げと、架台の移動とを行うことができる。
本発明の他の搬送台車は、放射性物質格納容器が搭載された架台に係合し、架台を移動させる搬送台車であって、フレームと、フレームに取り付けられ、架台との係合時において、架台の周囲に位置する複数の車輪と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、複数の車輪を、架台の周囲に位置させることができるため、架台を床面上において自在に移動させることができる。
この場合、各車輪は、駆動輪であることが好ましい。
この構成によれば、各車輪を駆動輪とすることで、搬送台車を自走させることができる。
この場合、複数の車輪に応じて設けられ、複数の車輪を鉛直方向に移動させる複数の移動軸を、さらに有していることが好ましい。
この構成によれば、ジャッキによる架台の持ち上げ前後において、車輪を鉛直方向に適宜移動させることで、車輪を床面に好適に接地させることができる。
本発明の容器搬送方法は、床面に設置され、放射性物質格納容器を搭載可能な架台と、床面に対し架台を持ち上げ可能なジャッキと、ジャッキにより持ち上げられた架台と床面との間に形成される隙間に挿入され、架台を空気により浮上させる浮上装置と、架台に係合し、浮上装置により浮上させた架台を移動させる搬送台車と、を用いて放射性物質格納容器を搬送する容器搬送方法であって、架台に搬送台車を係合させる搬送台車係合工程と、ジャッキにより架台を持ち上げて、架台と床面との間に隙間を形成するジャッキアップ工程と、形成された隙間に浮上装置を挿入する浮上装置挿入工程と、浮上装置を作動させて、架台を浮上させる架台浮上工程と、ジャッキによる架台の持ち上げを解除するジャッキアップ解除工程と、係合した搬送台車により、浮上した架台を移動させる架台搬送工程と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、放射性物質格納容器を搬送する場合、架台はジャッキにより持ち上げられて、床面との間に隙間を形成する。そして、架台は、形成された隙間に浮上装置が挿入されて、浮上装置が作動することにより浮上する。このため、架台を床面に設置した状態では、架台と床面との間に浮上装置を挿入するための隙間を形成する必要がない。これにより、架台と床面との間の隙間を小さくすることができるため、架台の重心を低くでき、放射性物質格納容器の重心も低くできることから、耐震性を確保することができる。また、架台と床面との間の隙間の高さが所定の高さとなるように、精度よく加工する必要がないため、加工コストの増大を抑制することができる。
本発明の容器搬送システム、架台、搬送台車および容器搬送方法によれば、耐震性を確保しつつ、構成を簡易にでき、製造コストの増大を抑制することができる。
図1は、本実施例に係る容器搬送システムの概略構成図である。 図2は、本実施例に係る架台を模式的に表した平面図である。 図3は、本実施例に係る架台を模式的に表した側面図である。 図4は、本実施例に係る搬送台車を模式的に表した平面図である。 図5は、本実施例に係る搬送台車を模式的に表した断面図である。 図6は、本実施例に係る車輪ユニットを模式的に表した断面図である。 図7は、本実施例に係るエアパレットを模式的に表した平面図である。 図8は、本実施例に係るエアパレットを模式的に表した側面図である。 図9は、本実施例に係る容器搬送システムの動作に関する説明図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の容器搬送システム、架台、搬送台車および容器搬送方法について説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施例に係る容器搬送システムは、放射性物質格納容器を搬送するためのものである。ここで、放射性物質格納容器は、例えば、内部に使用済核燃料を収容可能な円筒形状のキャスクである。以下、図1を参照して、容器搬送システムについて説明する。
図1は、本実施例に係る容器搬送システムの概略構成図である。容器搬送システム1は、キャスク5を搭載可能な架台10と、架台10を搬送可能な搬送台車11と、空気により架台10を浮上させるエアパレット(浮上装置)12とを備えている。また、容器搬送システムは、搬送台車11およびエアパレット12を制御する制御盤21と、搬送台車11およびエアパレット12へ向けて空気を供給するエアーコンプレッサ22と、制御盤21へ電力を供給する電源装置23とを備えている。
図2および図3を参照して、架台10について説明する。図2は、本実施例に係る架台を模式的に表した平面図であり、図3は、本実施例に係る架台を模式的に表した側面図である。架台10は、キャスク5の軸方向を鉛直方向とした状態(縦置き)でキャスク5を搭載すると共に、床面に設置される。架台10は、キャスク5の非搬送時において、床面に設置された状態で固定される。一方、架台10は、キャスク5の搬送時において、床面から離れた状態で移動する。
架台10は、架台本体31と、架台本体31の下面に設けられた複数の脚32と、架台本体31の上面に設けられた複数の固定具33とを有している。架台本体31は、長さの長い奥行き方向(図2の上下方向)と、奥行き方向に直交する長さの短い幅方向(図2の左右方向)とで、平面視方形状に形成されている。架台本体31には、幅方向の両側面に架台側係合部31aが一対形成されている。一対の架台側係合部31aは、架台本体31の両外側面における鉛直方向の上部(図3参照)において、水平方向の外側に突出する突起である。また、各架台側係合部31aは、架台本体31の外側面において奥行き方向に亘って形成されている。一対の架台側係合部31aには、搬送台車11が係合する。そして、詳細は後述するが、架台10は、架台側係合部31aに係合した搬送台車11に設けられたジャッキ44によって持ち上げられる。また、架台本体31には、架台10を床面に固定するための複数の固定孔31bが鉛直方向に貫通形成されている。
複数の脚32は、架台本体31を、架台本体31と床面との間で支持する。複数の脚32は、幅方向において、両外側および中央にそれぞれ設けられ、奥行き方向において、複数並べられている。また、複数の脚32にも、架台10を床面に固定するための複数の固定孔32bが鉛直方向に貫通形成されている。なお、複数の脚32は、架台本体31と床面との間に隙間を形成するが、形成される隙間の高さは、エアパレット12が挿入可能な高さよりも低いものとなっている。このため、複数の脚32により形成される架台本体31と床面との間に隙間には、エアパレット12を挿入することは不能となっている。
架台本体31に形成された固定孔31bおよび各脚32に形成された固定孔32bには、固定ボルト34が挿入される。固定ボルト34は、床面に形成された締結孔35に締結されることで、架台10を固定している。
複数の固定具33は、架台本体31上にキャスク5を固定する。複数の固定具33は、架台本体31に縦置きされるキャスク5の周囲に設けられる。本実施例において、固定具33は、4つ設けられており、平面視円形のキャスク5の周囲に90°ずつ位相を異ならせて配置されている。
次に、図4および図5を参照して、搬送台車11について説明する。図4は、本実施例に係る搬送台車を模式的に表した平面図であり、図5は、本実施例に係る搬送台車を模式的に表した断面図である。搬送台車11は、ジャッキ44付きのものであり、架台10に係合して持ち上げると共に、架台10を移動させる。
搬送台車11は、メインフレーム41と、メインフレーム41に着脱可能なサブフレーム42と、メインフレーム41に設けられた複数の車輪ユニット43と、メインフレーム41に設けられた複数のジャッキ44とを有している。
メインフレーム41は、平面視凹状に形成されている。つまり、メインフレーム41は、長さの長い奥行き方向(図4の上下方向)に延びる対向する一対の長辺部41aと、奥行き方向に直交する長さの短い幅方向(図4の左右方向)に延びる短辺部41bと、を有しており、短辺部41bは、一対の長辺部41aの一方の端部(図4の上側の端部)にそれぞれ接続されている。そして、一対の長辺部41aおよび短辺部41bにより構成されたメインフレーム41の内側には、架台10が収容される。また、メインフレーム41は、内部空間を有する角筒状に形成されており、メインフレーム41の内部空間には、複数の車輪ユニット43および複数のジャッキ44が収容されている。
また、メインフレーム41の一対の長辺部41aには、台車側係合部41cが一対設けられている。一対の台車側係合部41cは、一対の長辺部41aの両内側面における鉛直方向の下部(図5参照)において、水平方向の内側に突出する突起である。また、各台車側係合部41cは、長辺部41aの内側面において奥行き方向に亘って形成されている。一対の台車側係合部41cには、架台10の一対の架台側係合部31aが係合する。つまり、架台10と搬送台車11の係合時において、架台10の両外側面には、一対の長辺部41aの両内側面が対向する。このとき、架台側係合部31aは、鉛直方向の上側に位置し、台車側係合部41cは、鉛直方向の下側に位置することから、架台側係合部31aおよび台車側係合部41cは、鉛直方向において重なり合っている(図9の102)。
サブフレーム42は、角筒状に形成されており、その両端部が一対の長辺部41aの他方の端部(図4の下側の端部)にそれぞれ着脱される。サブフレーム42は、メインフレーム41に装着されることで、メインフレーム41の内側に収容された架台10の逸脱を規制する。一方、サブフレーム42は、メインフレーム41から取り外されることで、メインフレーム41の内側に収容された架台10を取り出し可能とする。
複数の車輪ユニット43は、例えば、メインフレーム41の四隅に4つ設けられている。つまり、4つの車輪ユニット43は、一対の長辺部41aの両端部にそれぞれ設けられている。このため、複数の車輪ユニット43は、メインフレーム41に収容された架台10の周囲に配置されることから、床面上において架台10を自在に移動させることができる。具体的に、搬送台車11は、架台10を幅方向に移動させた後、奥行き方向に移動させることができ、搬送台車11を直角に移動させることができる。
図6を参照して、車輪ユニット43について説明する。図6は、本実施例に係る車輪ユニットを模式的に表した断面図である。各車輪ユニット43は、車輪51と、車輪51を駆動可能な駆動モータ52と、車輪51を旋回可能な旋回モータ53(図1参照)と、車輪51を鉛直方向に移動可能なエアーシリンダ(移動軸)54とを有している。
車輪51は、床面に接地して回転可能に構成されている。この車輪51の内部には、駆動モータ52が設けられており、駆動モータ52は、車輪51を所定の回転方向へ回転させることで、車輪51を駆動輪として機能させている。図1に示すように、旋回モータ52は、車輪51が幅方向または奥行き方向へ向けて回転するように、車輪51を水平面内において切替可能に旋回させている。エアーシリンダ54は、鉛直方向の下方側へ向けて車輪51を移動させることで、車輪51を上方位置L1と下方位置L2との間で移動させている。つまり、エアーシリンダ54は、収縮動作することで、車輪51を上方位置L1に移動させる一方で、伸張動作することで、車輪51を下方位置L2に移動させる。
複数のジャッキ44は、例えば、メインフレーム41に6つ固定されており、作動油の油圧によって、持上げ位置L3と解除位置L4との間で鉛直方向に持ち上げ可能に作動する(図9参照)。6つのジャッキ44は、一対の長辺部41aに3つずつ設けられている。各長辺部41aに設けられた3つジャッキ44は、各長辺部41aの両端部に設けられた2つの車輪ユニット43の間に並べて配置されている。各ジャッキ44は、メインフレーム41を鉛直方向に持ち上げ可能となっている。各ジャッキ44は、鉛直方向の下方側へ向けて伸張動作することで、持上げ位置L3に移動する一方で、鉛直方向の上方側へ向けて収縮動作することで、解除位置L4に移動する。このため、各ジャッキ44は、メインフレーム41を持ち上げることで、メインフレーム41に係合する架台10を持ち上げることが可能となっている。つまり、ジャッキ44がメインフレーム41を持ち上げると、メインフレーム41の台車側係合部41cが、架台10の架台側係合部31aに当接する。ジャッキ44がメインフレーム41をさらに持ち上げると、台車側係合部41cと架台側係合部31aとが当接した状態で持ち上げられることで、架台10が持ち上げられる。架台10が持ち上げられると、架台本体31の下面と床面との間が離れ、これにより、架台本体31の下面と床面との間には、エアパレット12が挿入可能な隙間が形成される。
再び、図1を参照し、搬送台車11について説明する。搬送台車11は、作業者が搬送台車11を操作するための操作盤45と、ジャッキ44へ向けて作動油を供給する油圧ユニット46と、エアーシリンダ54へ向けて供給する空気を配分する空配盤47とを有している。
操作盤45は、短辺部41b周りに設けられており、その一方側には、制御盤21を介して電源装置23が接続され、その他方側には、複数の駆動モータ52、複数の旋回モータ53および油圧ユニット46が接続されている。搬送台車11が所定の動作を行うように、作業者によって所定の操作がなされると、操作盤45は、作業者によって入力された操作を、制御盤21へ出力すると共に、制御盤21は、入力された操作に応じた制御を行うように、操作盤45を介して複数の駆動モータ52、複数の旋回モータ53および油圧ユニット46を制御する。
油圧ユニット46は、短辺部41b周りに設けられており、操作盤45に隣接して設けられている。油圧ユニット46には、操作盤45および制御盤21を介して電源装置23が接続されている。油圧ユニット46は、電源装置23から供給される電力により作動油の油圧を調整可能となっている。油圧ユニット46には、複数のジャッキ44が接続されている。油圧ユニット46は、ジャッキ44内の油圧を上昇させることで、ジャッキ44による持ち上げ動作(伸張動作)を行わせる。一方で、油圧ユニット46は、ジャッキ44内の油圧を下降させることで、ジャッキ44による持ち上げ動作の解除(収縮動作)を行う。このため、搬送台車11が所定の動作を行うように、作業者によって操作盤45に所定の操作がなされると、操作盤45は、作業者によって入力された操作を、制御盤21へ出力すると共に、制御盤21は、入力された操作に応じた制御を行うように、操作盤45を介して油圧ユニット46を制御する。
空配盤47は、短辺部41b周りに設けられており、その一方側にはエアーコンプレッサ22が接続され、その他方側には複数のエアーシリンダ54およびエアパレット12の空配盤65(詳細は後述)が接続されている。また、空配盤47には、操作盤45および制御盤21を介して電源装置23が接続されている。空配盤47は、エアーコンプレッサ22から供給された空気を複数のエアーシリンダ54およびエアパレット12の空配盤65に配分している。また、空配盤47は、エアーシリンダ54内の空気圧を上昇させることで、エアーシリンダ54を伸張動作させ、車輪51を下方位置L2に移動させる。一方、空配盤47は、エアーシリンダ54内の空気圧を下降させることで、エアーシリンダ54を収縮動作させ、車輪51を上方位置L1に移動させる。このため、搬送台車11が所定の動作を行うように、作業者によって操作盤45に所定の操作がなされると、操作盤45は、作業者によって入力された操作を、制御盤21へ出力すると共に、制御盤21は、入力された操作に応じた制御を行うように、操作盤45を介して空配盤47を制御する。
次に、図7および図8を参照して、エアパレット12について説明する。図7は、本実施例に係る車輪ユニットを模式的に表した断面図であり、図8は、本実施例に係るエアパレットを模式的に表した平面図である。エアパレット12は、搬送台車11により持ち上げられた架台10と床面との間に挿入され、架台10を空気により浮上させることで、架台10と床面との摩擦を低減する。
エアパレット12は、パレットベース61と、パレットベース61の下面に設けられた複数のエアベアリング62と、パレットベース61の上面に設けられた一対のスペーサ63とを有している。また、エアパレット12は、パレットベース61に取り付けられた複数の車輪64と、エアベアリング62へ向けて供給する空気を配分する空配盤65とを有している。
パレットベース61は、長さの長い奥行き方向(図7の上下方向)と、奥行き方向に直交する長さの短い幅方向(図7の左右方向)とで、平面視方形となる板状に形成されている。複数のエアベアリング62は、空気が供給されることで床面との間に空気層を形成し、床面との摩擦を低減するものである。本実施例においてエアベアリング62は、例えば、幅方向に2列で奥行き方向に3行となるように、パレットベース61の下面に6つ取り付けられている。各エアベアリング62は、空気が供給されることで膨らみ、床面との間に空気層を形成することで、エアパレット12を浮上させる。これにより、エアパレット12は、各エアベアリング62を作動させると、鉛直方向における高さが増長する。一方、各エアベアリング62は、空気が供給されずに開放されるとしぼんで縮む。
一対のスペーサ63は、幅方向に隣接して奥行き方向に延在するように、パレットベース61の上面に取り付けられている。複数の車輪64は、例えば、2つ設けられ、パレットベース61の奥行き方向の一方の端部に取り付けられている。2つの車輪64は、幅方向に並べてパレットベース61に取り付けられている。2つの車輪64は、エアベアリング62に空気が供給されずにしぼんでいる場合、床面に回転可能に接地する。一方で、2つの車輪64は、エアベアリング62に空気が供給されて膨らんでいる場合、床面から離れる。
図1に示すように、空配盤65は、パレットベース61の奥行き方向の一方側に設けられており、その一方側には搬送台車11の空配盤47が接続され、その他方側には複数のエアベアリング62が接続されている。空配盤65は、空配盤47から供給された空気を複数のエアベアリング62に配分している。空配盤65は、各エアベアリング62に空気を供給することで、各エアベアリング62を作動させる。一方、空配盤65は、各エアベアリング62への空気の供給を停止することで、各エアベアリング62の作動を停止させる。
制御盤21は、搬送台車11の操作盤45に接続され、操作盤45を介して、搬送台車11の油圧ユニット46、空配盤47、複数の駆動モータ52および旋回モータ53を制御している。また、制御盤21は、操作盤45および空配盤47を介して、エアパレット12の空配盤65を制御している。
エアーコンプレッサ22は、制御盤21を介して電源装置23に接続されている。エアーコンプレッサ22は、電源装置23から供給される電力により、空気を圧縮している。また、エアーコンプレッサ22は、制御盤21により動作が制御される。
電源装置23は、制御盤21に制御され、制御盤21を介して、搬送台車11に電力を供給している。つまり、電源装置23は、搬送台車11の操作盤45、油圧ユニット46、駆動モータ52および旋回モータ53等に電力を供給している。
続いて、図9を参照して、上記した容器搬送システム1を用いて、キャスク5を搬送する容器搬送方法について説明する。キャスク5が搭載された架台10は、床面に設置されている(101)。一方、搬送台車11は、複数の車輪51が上方位置L1に位置した状態となっている。この搬送台車11は、台車側係合部41cが架台側係合部31aに鉛直方向において重なり合うように、架台10をメインフレーム41の内側に収容する(102)。
この後、作業者は、操作盤45に対し、搬送台車11の複数のジャッキ44を伸張動作させるための所定の入力操作を行う。すると、操作盤45は、制御盤21へ向けて所定の入力操作を出力する。制御盤21は、操作盤45から入力された所定の入力操作に基づいて、搬送台車11の油圧ユニット46を制御し、油圧ユニット46によりジャッキ44内の油圧を上昇させることで、各ジャッキ44に持ち上げ動作を行わせる。
複数のジャッキ44が持ち上げ動作を行うと、ジャッキ44は、持上げ位置L3に移動する。このため、台車側係合部41cは、架台側係合部31aに当接した後、架台側係合部31aを持ち上げるため、架台10は、複数のジャッキ44により持ち上げられる(103:ジャッキアップ工程)。持ち上げられた架台10は、架台本体31の下面と床面との間が離れることで、架台本体31の下面と床面との間に、エアパレット12が挿入可能な隙間が形成される。持ち上げ後、台車側係合部41cと架台側係合部31aとが係合することで、搬送台車11と架台10とは係合する(搬送台車係合工程)。なお、持ち上げ後、搬送台車11のメインフレーム41にサブフレーム42を取り付けると共に、搬送台車11と架台10とを固定する。
架台10を持ち上げることにより形成された隙間には、非作動状態のエアパレット12が車輪64により移動させられて挿入される(104:浮上装置挿入工程)。このとき、エアパレット12は、その一対のスペーサ63の間および両側に、架台10の脚32が位置するように挿入される。このとき、エアパレット12は、架台10に当接しておらず、エアパレット12と架台10との間に僅かに隙間が形成されている。
この後、作業者は、操作盤45に対し、搬送台車11の複数の車輪を下方位置L2へ移動させるための所定の入力操作を行う。すると、操作盤45は、制御盤21へ向けて所定の入力操作を出力する。制御盤21は、操作盤45から入力された所定の入力操作に基づいて、搬送台車11の空配盤47を制御し、エアーシリンダ54内の空気圧を上昇させることで、各エアーシリンダ54を伸張動作させ、各車輪51を下方位置L2に移動させる。これにより、搬送台車11の複数の車輪51は、床面に接地する(105)。
続いて、作業者は、操作盤45に対し、エアパレット12の複数のエアベアリング62を作動させると共に、搬送台車11の複数のジャッキ44による持ち上げを解除するための所定の入力操作を行う。制御盤21は、操作盤45から入力された所定の入力操作に基づいて、エアパレット12の空配盤65を制御し、各エアベアリング62に空気を供給することで、各エアベアリング62を作動させる。各エアベアリング62が作動すると、エアパレット12が浮上することで、各スペーサ63の上面が架台本体31の下面に当接する。これにより、架台10は、エアパレット12により浮上した状態(106:架台浮上工程)となり、また、搬送台車11により移動可能な状態となる。
また、制御盤21は、操作盤45から入力された所定の入力操作に基づいて、搬送台車11の油圧ユニット46を制御し、油圧ユニット46によりジャッキ44内の油圧を下降させることで、各ジャッキ44による持ち上げ動作を解除する(106:ジャッキアップ解除工程)。複数のジャッキ44の持ち上げ動作を解除すると、ジャッキ44は、解除位置L4に移動する。そして、作業者は、操作盤45を介して、搬送台車11の複数の車輪51を駆動モータ52により駆動させることで、キャスク5を架台10ごと所定の位置へ向けて搬送させる(架台搬送工程)。
以上のように、本実施例の構成によれば、キャスク5の非搬送時において、架台10は床面に設置される。一方で、キャスク5の搬送時において、架台10はジャッキ44により持ち上げられて、床面との間に隙間を形成する。そして、架台10は、形成された隙間にエアパレット12が挿入されて、エアパレット12が作動することにより浮上する。このため、架台10を床面に設置した状態では、架台10と床面との間にエアパレット12を挿入するための隙間を形成する必要がない。これにより、架台10と床面との間の隙間を小さくすることができるため、架台10の重心を低くでき、キャスク5の重心も低くできることから、耐震性を確保することができる。また、架台10と床面との間の隙間の高さが所定の高さとなるように、精度よく加工する必要がないため、加工コストの増大を抑制することができる。
また、本実施例の構成によれば、搬送台車11とジャッキ44とを一体に設けることができるため、搬送台車11は、ジャッキ44による架台10の持ち上げと、架台10の移動とを行うことができる。
また、本実施例の構成によれば、架台側係合部31aを、架台10の両側面から水平方向の両外側に突出する一対の突起とすることができる。このため、架台10の構成を簡易なものとすることができ、架台10の加工コストを抑制することができる。
また、本実施例の構成によれば、搬送台車11の複数の車輪51を、架台10の係合時において、架台10の周囲に位置させることができる。このため、搬送台車11は、架台10を床面上において自在に移動させることができる。
また、本実施例の構成によれば、搬送台車11の各車輪51を、各駆動モータ52により駆動させることで、駆動輪として機能させることができる。このため、制御盤21により駆動モータ52を制御しながら、搬送台車11を自走させることができる。
また、本実施例の構成によれば、搬送台車11の各車輪51を、鉛直方向において、エアーシリンダ54により上方位置L1と下方位置L2との間で移動させることができる。このため、ジャッキ44による架台10の持ち上げ前後において、搬送台車11の各車輪51を、床面に対し、好適に接地させることができる。
なお、本実施例では、搬送台車11にジャッキ44を一体に設けたが、別体としてもよい。つまり、ジャッキ44による架台10の持ち上げと、搬送台車11による架台10の移動とを、個別に行ってもよい。例えば、ジャッキ44を備えた領域をジャッキアップエリアとし、架台10をジャッキアップエリアに移動させて、架台10を持ち上げてもよい。また、この構成に限らず、移動可能なジャッキ44を、床面と架台10との間に配置した後、ジョッキ44により架台10を持ち上げてもよい。
また、本実施例では、架台10にキャスク5を縦置きしたが、軸方向を水平方向とした状態(横置き)で搭載してもよい。
1 容器搬送システム
5 キャスク
10 架台
11 搬送台車
12 エアパレット
21 制御盤
22 エアーコンプレッサ
23 電源装置
31 架台本体
31a 架台側係合部
31b 固定孔
32 脚
32b 固定孔
33 固定具
34 固定ボルト
35 締結孔
41 メインフレーム
41a 長辺部
41b 短辺部
41c 台車側係合部
42 サブフレーム
43 車輪ユニット
44 ジャッキ
45 操作盤
46 油圧ユニット
47 空配盤
51 搬送台車の車輪
52 駆動モータ
53 旋回モータ
54 エアーシリンダ
61 パレットベース
62 エアベアリング
63 スペーサ
64 エアパレットの車輪
65 空配盤
L1 上方位置
L2 下方位置
L3 持上げ位置
L4 解除位置

Claims (11)

  1. 床面に設置され、放射性物質格納容器を搭載可能な架台と、
    前記床面に対し前記架台を持ち上げ可能なジャッキと、
    前記ジャッキにより持ち上げられた前記架台と前記床面との間に形成される隙間に挿入され、前記架台を空気により浮上させる浮上装置と、
    前記架台に係合し、前記浮上装置により浮上させた前記架台を移動させる搬送台車と、備え、
    前記搬送台車は、前記架台と係合する台車側係合部を有し、
    前記架台は、前記搬送台車の前記台車側係合部と係合する架台側係合部を有し、
    前記架台側係合部は、両側面から水平方向の両外側に突出して一対形成され、
    前記ジャッキは、前記台車側係合部と前記架台側係合部とが係合した状態で、前記架台を持ち上げることを特徴とする容器搬送システム。
  2. 前記搬送台車は、前記ジャッキが一体に設けられたジャッキ付き搬送台車であることを特徴とする請求項1に記載の容器搬送システム。
  3. 前記搬送台車は、前記架台との係合時において、前記架台の周囲に位置する複数の車輪を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の容器搬送システム。
  4. 前記各車輪は、駆動輪であることを特徴とする請求項3に記載の容器搬送システム。
  5. 前記搬送台車は、前記複数の車輪に応じて設けられ、前記複数の車輪を鉛直方向に移動させる複数の移動軸を、さらに有していることを特徴とする請求項3または4に記載の容器搬送システム。
  6. 床面に設置され、放射性物質格納容器を搭載可能となっており、前記放射性物質格納容器の搬送時において、ジャッキにより前記床面から持ち上げられる架台であって、
    前記ジャッキによる持ち上げ時に、前記架台を搬送する搬送台車の台車側係合部に係合可能な架台側係合部を有し、
    前記架台側係合部は、両側面から水平方向の両外側に突出して一対形成されていることを特徴とする架台。
  7. 放射性物質格納容器が搭載された架台に係合し、前記架台を移動させる搬送台車であって、
    フレームと、
    前記フレームに取り付けられ、前記架台と床面との間に隙間を形成するように前記架台を持ち上げ可能なジャッキと、
    前記架台を移動させるための複数の車輪と、を備え、
    前記フレームは、前記架台と係合する台車側係合部を有し、
    前記架台は、前記搬送台車の前記台車側係合部と係合する架台側係合部を有し、
    前記架台側係合部は、両側面から水平方向の両外側に突出して一対形成され、
    前記ジャッキは、前記台車側係合部と前記架台側係合部とが係合した状態で、前記架台を持ち上げることを特徴とする搬送台車。
  8. 請求項1に記載された容器搬送システムに設けられ、前記放射性物質格納容器が搭載された前記架台に係合し、前記架台を移動させる搬送台車であって、
    フレームと、
    前記フレームに取り付けられ、前記架台との係合時において、前記架台の周囲に位置する複数の車輪と、を備えたことを特徴とする搬送台車。
  9. 前記各車輪は、駆動輪であることを特徴とする請求項7または8に記載の搬送台車。
  10. 前記複数の車輪に応じて設けられ、前記複数の車輪を鉛直方向に移動させる複数の移動軸を、さらに有していることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の搬送台車。
  11. 床面に設置され、放射性物質格納容器を搭載可能な架台と、
    前記床面に対し前記架台を持ち上げ可能なジャッキと、
    前記ジャッキにより持ち上げられた前記架台と前記床面との間に形成される隙間に挿入され、前記架台を空気により浮上させる浮上装置と、
    前記架台に係合し、前記浮上装置により浮上させた前記架台を移動させる搬送台車と、を用いて放射性物質格納容器を搬送する容器搬送方法であって、
    前記搬送台車は、前記架台と係合する台車側係合部を有し、
    前記架台は、前記搬送台車の前記台車側係合部と係合する架台側係合部を有し、
    前記架台側係合部は、両側面から水平方向の両外側に突出して一対形成されており、
    前記架台の前記架台側係合部に前記搬送台車の前記台車側係合部を係合させる搬送台車係合工程と、
    前記台車側係合部と前記架台側係合部とが係合した状態で、前記ジャッキにより前記架台を持ち上げて、前記架台と前記床面との間に前記隙間を形成するジャッキアップ工程と、
    形成された前記隙間に前記浮上装置を挿入する浮上装置挿入工程と、
    前記浮上装置を作動させて、前記架台を浮上させる架台浮上工程と、
    前記ジャッキによる前記架台の持ち上げを解除するジャッキアップ解除工程と、
    係合した前記搬送台車により、浮上した前記架台を移動させる架台搬送工程と、を備えたことを特徴とする容器搬送方法。
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