JP5842856B2 - 回転電機の固定子 - Google Patents
回転電機の固定子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5842856B2 JP5842856B2 JP2013080318A JP2013080318A JP5842856B2 JP 5842856 B2 JP5842856 B2 JP 5842856B2 JP 2013080318 A JP2013080318 A JP 2013080318A JP 2013080318 A JP2013080318 A JP 2013080318A JP 5842856 B2 JP5842856 B2 JP 5842856B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- portions
- stator
- thin
- conductor
- rotating electrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 143
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 54
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 31
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 31
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 24
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 19
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 15
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 7
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- IKBJGZQVVVXCEQ-UHFFFAOYSA-N efonidipine hydrochloride Chemical compound Cl.CCO.CC=1NC(C)=C(C(=O)OCCN(CC=2C=CC=CC=2)C=2C=CC=CC=2)C(C=2C=C(C=CC=2)[N+]([O-])=O)C=1P1(=O)OCC(C)(C)CO1 IKBJGZQVVVXCEQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/04—Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
- H02K3/12—Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors arranged in slots
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/0056—Manufacturing winding connections
- H02K15/0068—Connecting winding sections; Forming leads; Connecting leads to terminals
- H02K15/0081—Connecting winding sections; Forming leads; Connecting leads to terminals for form-wound windings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/04—Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/32—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
- H02K3/34—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
- H02K3/345—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation between conductor and core, e.g. slot insulation
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2213/00—Specific aspects, not otherwise provided for and not covered by codes H02K2201/00 - H02K2211/00
- H02K2213/03—Machines characterised by numerical values, ranges, mathematical expressions or similar information
Description
従来から、車両用交流発電機等の回転電機では、固定子に種々なタイプの固定子巻線が採用されてきたが、素線として平角導線を用いる固定子巻線が主流となっている。なかでも、固定子鉄心のスロットに整列して配置される複数の電気導体を固定子鉄心の端部から軸方向に突出したところで接合して巻線を構成する導体セグメント接合型の固定子巻線が、導体の占積率向上を図れ、コンパクトなコイルエンドを実現できる好適な構造として、専ら実用に供されている。
導体セグメントとして、2本の直線部をU字部で連結した所謂U字状導体セグメントを用い、そのU字部を捩りながら広げて2本の直線部を固定子鉄心の異なるスロットに挿通して導体挿通部からなる電気導体を構成するとともに、スロットより突出する残部の導体突出部分を固定子鉄心の周方向へ傾けて斜行部(斜状導体部)を形成しておき、その後、各スロットの径方向に複数層に積層される他の導体セグメントとの関係において、斜行部(斜状導体部)先端側の2つの導体端部を対となる導体セグメントの導体端部とそれぞれ組合わせて端部対を形成し、この端部対を溶接により接合することで、コイルエンド群を形成するとともに、連続した所望の巻線を構築するものである。
そして、上記端部対の接合構造(コイルエンド群)としては、斜行部(斜状導体部)先端側の導体端部において、軸方向に直線的に伸びる端部立上り部(直行領域)を設け、対となる端部立上り部(直行領域)同士を径方向から衝き合わせて溶接により接合していた。
そして、回転電機では、運転中に発熱する固定子巻線に対して放熱を促進することにより性能向上を図れることが知られており、例えば、車両用交流発電機(オルタネータ)においては、ファンを内蔵し、ハウジング内に積極的に導入する冷却風によって固定子巻線を冷却するようになっている。
本発明者は、種々の実験・研究を重ね、かかる課題を解決するための具体的手段を探究した結果、導体セグメント接合型の基本構成自体を積極的に活用しながら、上記要求に資する構造の固定子巻線を実現可能な方策を突き止めた。
なお、各実施例において、同一または均等部分には、同一符号を付し、重複説明を省略することとする。また、図中に付した方向の表示は、固定子、とりわけ固定子鉄心を基準にした方向を示すもので、例えば固定子鉄心の軸方向、径方向、周方向を、文中ではそれぞれ単に「軸方向」、「径方向」、「周方向」と簡略化して使用することもある。
〔車両用交流発電機の基本構成〕
図1に示す車両用交流発電機は本発明の固定子の一実施形態を備えているものであり、当該交流発電機の基本構成を図1に基づいて説明する。
次に、固定子2の具体的構造について説明する。まず、図1および図2に基づいて固定子2の基本構成を概説する。
本実施例では、固定子2には、回転子3の磁極数に対応して、固定子鉄心20に三相の固定子巻線30が巻装されている。
固定子鉄心20は、複数枚のコアシート(鋼板)を積層して構成された積層コアからなり、全体として円環状(円筒状)を呈している。固定子鉄心20の内周面には、固定子鉄心20の両端部を軸方向に貫通する複数のスロット21が周方向に等ピッチに、かつ、径方向に放射状に設けられている。複数のスロット21には、絶縁シート22を介装して固定子巻線30が巻装されている。そして、固定子巻線30は、固定子鉄心20の一方の端部側から軸方向に露出(突出)する部分が第1コイルエンド群30aを形成するとともに、固定子鉄心20の他方の端部側から軸方向に露出(突出)する部分が第2コイルエンド群30bを形成している。
もっとも、I字状の導体セグメントを組合せて用いることも可能であり、かかるケースについては後述する変形例で補説する。
各セグメントS(SA、SB)について、その基本構成を製作過程(固定子鉄心20への組付け過程)にしたがって説明すると、まず素線としては、特に、矩形状の断面(幅W>厚みTの寸法関係)を有する平角導線を用いている。そして、定寸切断した平角導線をU字状に折り曲げて、2本の直線部31(31A、31B)、32(32A、32B)と1個のU字部(以下、ターン部とも呼称する。)33(33A、33B)を形成した後に、この2本の直線部31(31A、31B)、32(32A、32B)を所定位置で所定方向に捩じるように広げて所定の間隔(スパン)を有するように変形する。そして、それぞれの直線部31(31A、31B)、32(32A、32B)を、固定子鉄心20の端部からスロット21内に挿通して導体挿通部311(311A、311B)、321(321A、321B)を形成するとともに、固定子鉄心20の他端から突出した導体突出部を、厚みT方向に折曲することにより、全長にわたって周方向に傾斜して延びて斜行状体を呈する斜状導体部312(312A、312B)、322(322A、322B)を形成する。この斜状導体部312(312A、312B)、322(322A、322B)によって第1コイルエンド群30aが形成される。なお、第2コイルエンド群30bは、U字部33(33A、33B)によって形成される。
各導体セグメントS(SA、SB)においては、ある1つのスロット21内に収容された一方の導体挿通部311が、所定の磁極ピッチ離れた他のスロット21内に収容された他方の導体挿通部321と対をなしている。特に、コイルエンド部における複数の導体セグメント間の隙間を確保し、整列して配置するために、1つのスロット21内の所定の層の導体挿通部311は、所定の磁極ピッチ離れた他のスロット21内の他の層の導体挿通部321と対をなしている。
したがって、固定子鉄心32の軸方向の他方の端部においては、外中層の導体挿通部311Bと内中層の導体挿通部321Bとを接続するターン部33Bを、外端層の導体挿通部311Aと内端層の導体挿通部321Aとを接続するターン部33Aが囲むことになる。前者のターン部33Bにより中層コイルエンドが形成され、後者のターン部33Aにより端層コイルエンドが形成され、全体で第2コイルエンド群30bが構成される。
例えば、1つのスロット21内の内中層の導体挿通部311B(電気導体S2)は、固定子鉄心20の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット21内の内端層の導体挿通部311A’(電気導体S1に相当)とも対をなしている。同様に、1つのスロット21内の外端層の導体挿通部322A’(電気導体S4)は、固定子鉄心32の時計回り方向に向けて1磁極ピッチ離れた他のスロット21内の外中層の導体挿通部321B(電気導体S3に相当)とも対をなしている。そして、これらの対となる導体挿通部が、該当する斜状導体部同士で接合される。
このように、固定子鉄心32の軸方向の一方の端部においては、対をなす導体セグメントS、S’の接合部が重複することなく並べて配置され、斜状導体部(接合部)により第1コイルエンド群30aが形成される。
本発明の特徴は、対となる導体セグメントS、S’において、固定子鉄心20のスロット21から軸方向に突出して接合部を形成する斜状導体部312、322、312’、322’の具体的構造にある。
本実施例では、説明の都合上、対となる導体セグメントS、S’における上記斜状導体部を代表して、例えば斜状導体部312B、312A’(図3参照)を、符号100、200として表示することとする。
そして、基点側の厚肉部110、210は、一端側が導体挿通部(例えば図3の導体挿通部311B、311A’)に連なっており、平角導線と実質的に同じ厚みTを有している。先端側の薄肉部120、220は、厚肉部110、210の他端側に連なって実質的な接合領域を形成するものであって、厚肉部110、210より薄い厚みt(t<T)と小さい幅w(w<W)を有している。
なお、厚肉部110、210は、全体が絶縁材111,211で被覆されているのに対し、薄肉部120、220は、絶縁材で被覆されていない剥離部(裸導線部)をなしている。
このように、薄肉部120、220が厚みt方向の側面113、213で接合されることは、対となる接合部分が固定子鉄心の径方向で重なり合うために、径方向から投影した場合の面積、つまり図6(a)において網目模様を付した投影面積(=接合面積)が、最大でも(t×t)の小さな面積となる。
なお、薄肉部120、220の反接合側角部には、直角形状による種々な弊害を除去するために、面取り部124、224が形成されている。
車両用交流発電機1は、ベルト等を介してプーリ13にエンジン(図示せず)からの回転力が伝えられると回転子3が所定方向に回転する。この状態で回転子3の界磁コイル8に励磁電流を流すことにより、ランデル型ポールコア7のそれぞれの爪状磁極部73が励磁され、固定子巻線30に3相交流電圧を発生させることができ、整流装置5の出力端子からは所定の直流電流が取り出される。
車両用交流発電機1は、固定子巻線30の発熱により発電効率が低下することが知られており、固定子巻線30を強制送風により冷却するための送風装置として、回転子3には斜流ファン11および遠心ファン12が装着されている。
したがって、発電中は、回転子3と共にファン11、12が回転することにより、ハウジング4内に吸入孔41から流入し、固定子巻線30の第1、第2コイルエンド群30a、30bを通過して、排出孔42からハウジング4外に流出するという、冷却風が発生し、固定子巻線30が冷却される。
本実施例においては、固定子巻線30の第1コイルエンド群30aを形成する接合部100、200(斜状導体部)自体の構造が工夫されており、小型化・性能向上・製造面等の諸点で次のような特質を発揮する。
(1)実質的な接合部をなす薄肉部120、220は、同一傾斜軸線上で斜行している斜状導体部の一部として形成されており、従来のごとく接合用として軸方向に直線的に伸びる端部立上り部(直行領域)を特別に設けないため、かかる端部立上り部(直行領域)に相当する軸方向長さ分だけコイルエンド群30aの高さ(軸方向長)を短くすることができる。よって、コイルエンド群30aがコンパクト(小型化)になるとともに、この小型化に伴ないコイルエンド群30aを通風抵抗の小さいものとすることができる。
(2)また、実質的な接合部をなす薄肉部120、220は、素線である平角導線の厚みTより薄い厚みtを有しており、しかも、対となる薄肉部120、220が、特に径方向に配置されるため、図6(a)のごとく、接合面積を含む径方向の投影面積が少なくとも薄肉化された分だけ小さくなる。換言すれば、その分、通風面積が拡張され、風通しが良くなるわけで、コイルエンド群30aの通風抵抗を低減することができる。
(3)したがって、車両用交流発電機1の小型化のみならず、通風抵抗の低減によって発電性能の向上、通風騒音の低減を図ることができる。
(1)対となる導体セグメントS、S’の接合は、接合部100、200のうち、特に薄肉部120、220を溶接することにより行われるが、この薄肉部120、220は、肉厚が薄く(t<T)、断面積が小さいため、溶接における入熱が厚肉部110、210側に伝達され難く、溶接温度が上がり易い。よって、小さな溶接エネルギーで所望の溶接が行え、所望の溶接に必要な溶接エネルギーを低減することができる。
(2)また、上述のごとく、溶接部分が薄肉部120、220で肉厚が薄いため、溶接玉を小さくすることができる。よって、径方向に隣接する他の対をなす接合部100、200との電気的絶縁距離の確保が有利となる。
(3)また、接合部100、200(斜状導体部)において、溶接部と絶縁被覆領域(絶縁材での被覆を必要とする領域)とが近接すると、溶接熱により絶縁被膜がダメージを受け絶縁能力の低下が危惧されるが、そのような恐れも緩和される。つまり、肉厚の薄い薄肉部120、220で溶接しており、この薄肉部120、220からの溶接熱放散量も小さいため、絶縁材111、211に与える熱ダメージが小さく、その分、絶縁被覆の配設境界(例えばテーパ部112,212の位置)を溶接部側へ近づけても絶縁材111、211への影響が少ないため、薄肉部120、220の長さを短縮することが可能となる。よって、この点でも、コイルエンド群30aの小型化および通風抵抗の低減を図ることができる。
(4)また、薄肉部120、220は、厚肉部110、210から薄肉部120、220にかけて肉厚および幅の双方が共に漸減して薄肉化されたテーパ部112、212を介して厚肉部110、210と連結しているため、薄肉部120、220と厚肉部110、210との継目における応力集中を緩和することができ、外力に対して充分な強度で信頼性の高い固定子巻線30を構築することができる。
次に、上記実施例1の改良事例として、対となる導体セグメントS、S’の接合面積を増大させる溶接構造例について説明する。
上述の実施例1では、図6(b)に示すように、対となる薄肉部120、220が平行に配置され、その側面113、213が厚みtの範囲内で当接していたのに対し、本事例では、図6(c)に示すように、対となる薄肉部120、220を、固定子鉄心の径方向において互いに接近する方向に傾倒させるとともに、対面する側面113、213を傾斜面113a、213aに形成して、この傾斜面113a、213a同士を当接させることで、溶接により接合できる面積を増大している。
次に、本発明の実施例2について、上述の実施例1との相違点を中心に図7および図8に基づいて説明する。
本実施例では、導体セグメントS、S’の接合部100、200全体は、実施例1と同様に、厚肉部110、210と薄肉部120、220とから構成され、厚肉部110,210が絶縁材111、211で被覆されており、薄肉部120、220が絶縁材111、211で被覆されていない剥離部(裸導線部)をなしているものの、特に、薄肉部120、220が、全長にわたって同一の厚みtを有していて、長手方向に区分された第1部分121、221と第2部分122、222とで形成されている点が最大の特徴である。
そして、薄肉部120、220は、第2部分122、222が、対となる導体セグメントS、S’の接合に供される。
かくして、薄肉部120、220の第2部分122、222は、従来のごとき全面当接させる端部立上り部(直行領域)とは本質的に異なるもので、あくまでも斜行領域の一部分で構成されている。
なお、第2部分122、222の先端部分には面取り部125、225が形成されている。
(2)薄肉部120、220において、第1部分121、221と第2部分122、222とをくびれ部126、226で連結しているため、第2部分122、222を第1部分121、221に対して幅w方向および厚みt方向に自在に折曲変形させることができる。したがって、くびれ部126、226により、第2部分122、222の径方向への傾倒角度や第1部分121、221との角度θを加減し、対となる第2区分122、222同士の重なり具合(接合面積)や軸方向の突出高さを調整することができる。よって、導体セグメントS、S’の接合強度やコイルエンド群30aの高さの調整を行うことができ、設計自由度が増大する。
(3)とりわけ、第2部分122、222は、先端に向かって幅wが狭くなる先細り形状をなしており、重なり合った部分において、互いの角部が突出する尖塔形状を呈しているため、溶接時にアークが飛びやすく良好に溶接できるという製造面での利点もある。
また、上記実施例2では、薄肉部120、220において、第2区分122、222を径方向に傾倒させるとともに、対となる第2区分122、222同士が周方向側で重なるようにしたが、実施例1と同様に、第2区分122、222の傾倒の有無に関係なく、第2区分122、222同士を径方向側の側面で当接させて接合するようにしても良い。
以上本発明の固定子を2つの実施例について詳述してきたが、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々変形することが可能であり、その変形例を例示する。
(2)上述の実施例では、三相の固定子巻線30の例として固定子鉄心20の各スロット21に4本の電気導体S1〜S4が挿入される固定子2について説明したが、固定子巻線30の相数、巻線方式等に応じてスロット21に挿入される電気導体の数は随時変更されるものであり、種々の固定子に適用することができる。
請求項1に記載の固定子2において、厚肉部110、210と薄肉部120、220とは厚肉部110、210から薄肉部120、220にかけて薄肉化されたテーパ部112、212で連結されていることを特徴としている(各実施例)。
上記構成によれば、テーパ部112、212によって、薄肉部120、220と厚肉部110、210との継目における応力集中を緩和することができ、外力に対して充分な強度を有し信頼性の高い固定子巻線30を構築することができる。
請求項1または2に記載の固定子2において、厚肉部110、210と薄肉部120、220とは、同一傾斜軸線上で斜行しており、対となる導体セグメントS、S’の薄肉部120、220同士が、固定子鉄心20の径方向側に位置する厚みt方向の側面113、213で当接し、この当接部分で接合されていることを特徴としている(実施例1)。
上記構成によれば、コイルエンド群30aを最短の高さで、かつ径方向の実質的な投影面積が小さく、風通しの良い構造とすることができる。
請求項1または2に記載の固定子2において、薄肉部120、220は、長手方向に区分された第1部分121、221と第2部分122、222とからなり、第1部分121、221で厚肉部110、210に連なり、対となる導体セグメントS、S’が第2部分122、222同士で接合されていることを特徴としている(実施例2)。
上記構成によれば、薄肉部120、220のうち、第2区分122、222のみを折曲変形させて、対となる第2部分122、222同士の接合面積を調整することができる。
請求項4に記載の固定子2において、薄肉部120、220は、第2部分122、222が第1部分121、221に対して角度θをなして連結されていることを特徴としている(実施例2)。
上記構成によれば、角度θを選定して第2区分122、222のみの傾斜角を変更することにより、上記特徴点4と同様に、対となる第2部分122、222同士の接合面積を調整することができる。
請求項4または5に記載の固定子2において、対となる導体セグメントS、S’は、第2部分122、222が固定子鉄心20の径方向において互いに交差する方向に傾倒するとともに、第2部分122、222の先端同士が固定子鉄心20の周方向側で重なり合い、この重なり合う部分で接合されていることを特徴としている(実施例2)。
上記構成によれば、薄肉部120、220のうち、第2区分122、222を傾倒させることで、対となる第2部分122、222同士の接合面積をより一層調整することができる。
請求項4〜6のいずれか1つに記載の固定子2において、薄肉部120、220は、第1部分121、221と第2部分122、222との連結部分に、幅w方向もしくは厚みt方向に凹むくびれ部126,226が設けられていることを特徴としている(実施例2)。
上記構成によれば、くびれ部126、226により第2部分122、222を容易に折曲変形させることができ、第2部分122、222の径方向への傾倒角度や第1部分121、221との仰角θを加減し、対となる第2区分122、222同士の重なり具合(接合面積)や軸方向の突出高さを簡便に調整することができる。
請求項1〜7のいずれか1つに記載の固定子2において、接合部100、200は、厚肉部110、210が絶縁材111、211で被覆されており、薄肉部120、220が絶縁材で被覆されていない剥離部(裸導線部)をなしていることを特徴としている(各実施例)。
上記構成によれば、絶縁材で被覆されていない剥離部(裸導線部)を最低限の薄肉部120、220のみにすることができる。
Claims (8)
- 内周側にスロット(21)を有する円環状の固定子鉄心(20)と、前記固定子鉄心(20)に巻装される固定子巻線(30)とを備え、前記固定子巻線(30)は幅Wより厚みTが小さいW>Tの寸法関係を有する平角導線を素線とする複数の導体セグメント(S、S’)を接合して構成されており、前記導体セグメント(S、S’)は前記スロット(21)に対し幅W方向が前記固定子鉄心(20)の径方向に沿って配置されるものであって、前記スロット(21)に挿通される導体挿通部(311、321、311’、321’)と、前記スロット(21)から軸方向に突出し、対となる前記導体セグメント(S、S’)に対して電気的接続される接合部(100、200)とを有している回転電機(1)の固定子(2)において、
前記接合部(100、200)は、厚みT方向に折曲され、全長にわたって前記固定子鉄心(20)に対して周方向に斜行状態を呈する斜状導体部をなしており、一端側が前記導体挿通部(311、321、311’、321’)に連なり前記平角導線と実質的に同じ厚みTを有する厚肉部(110、210)と、前記厚肉部(110、210)の他端側に連なって先端部分を形成し、前記厚肉部(110、210)より薄い厚みtを有する薄肉部(120,220)とを有しており、
対となる前記接合部(100、200)が前記薄肉部(120,220)同士で接合されているものであって、
対となる前記薄肉部(120、220)同士が、前記固定子鉄心(20)の径方向において互いに接近する方向に傾倒されており、かつ、この傾倒部分の先端には前記薄肉部(120、220)同士が面接触により接合する傾斜面(113a、122a、213a、222a)が形成されていることを特徴とする回転電機(1)の固定子(2)。 - 請求項1に記載の回転電機(1)の固定子(2)において、
前記厚肉部(110、210)と前記薄肉部(120、220)とは、前記厚肉部(1
10、210)から前記薄肉部(120、220)にかけて薄肉化されたテーパ部(11
2、212)で連結されていることを特徴とする回転電機(1)の固定子(2)。 - 請求項1または2に記載の回転電機(1)の固定子(2)において、
前記厚肉部(110、210)と前記薄肉部(120、220)とは、同一傾斜軸線上で斜行しており、対となる前記導体セグメント(S、S’)の前記薄肉部(120、220)同士が、前記固定子鉄心(20)の径方向側に位置する厚みt方向の側面(113、213)で当接し、この当接部分で接合されていることを特徴とする回転電機(1)の固定子(2)。 - 請求項1または2に記載の回転電機(1)の固定子(2)において、
前記薄肉部(120、220)は、長手方向に区分された第1部分(121、221)と第2部分(122、222)とからなり、前記第1部分(121、221)で前記厚肉部(110、210)に連なっており、
対となる前記導体セグメント(S、S’)が前記第2部分(122、222)同士で接合されていることを特徴とする回転電機(1)の固定子(2)。 - 請求項4に記載の回転電機(1)の固定子(2)において、
前記薄肉部(120、220)は、前記第2部分(122、222)が前記第1部分(121、221)に対して角度θをなして連結されていることを特徴とする回転電機(1)の固定子(2)。 - 請求項4または5に記載の回転電機(1)の固定子(2)において、
対となる前記導体セグメント(S、S’)は、前記第2部分(122、222)が前記固定子鉄心(20)の径方向において互いに交差する方向に傾倒するとともに、前記第2部分(122、222)の先端同士が前記固定子鉄心(20)の周方向側で重なり合い、この重なり合う部分で接合されていることを特徴とする回転電機(1)の固定子(2)。 - 請求項4〜6のいずれか1つに記載の回転電機(1)の固定子(2)において、
前記薄肉部(120、220)は、前記第1部分(121、221)と前記第2部分(122、222)との連結部分に、幅w方向もしくは厚みt方向に凹むくびれ部(126、226)が設けられていることを特徴とする回転電機(1)の固定子(2)。 - 請求項1〜7のいずれか1つに記載の回転電機(1)の固定子(2)において、
前記接合部(100、200)は、前記厚肉部(110、210)が絶縁材(111、211)で被覆されており、前記薄肉部(120、220)が絶縁材で被覆されていない剥離部(裸導線部)をなしていることを特徴とする回転電機(1)の固定子(2)。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013080318A JP5842856B2 (ja) | 2013-04-08 | 2013-04-08 | 回転電機の固定子 |
US14/230,528 US9419484B2 (en) | 2013-04-08 | 2014-03-31 | Stator for rotating electric machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013080318A JP5842856B2 (ja) | 2013-04-08 | 2013-04-08 | 回転電機の固定子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014204597A JP2014204597A (ja) | 2014-10-27 |
JP5842856B2 true JP5842856B2 (ja) | 2016-01-13 |
Family
ID=51653960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013080318A Active JP5842856B2 (ja) | 2013-04-08 | 2013-04-08 | 回転電機の固定子 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9419484B2 (ja) |
JP (1) | JP5842856B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11929653B2 (en) | 2020-03-17 | 2024-03-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Stator of rotary electric machine and rotary electric machine |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013225130A1 (de) * | 2013-12-06 | 2015-06-11 | Continental Automotive Gmbh | Wicklungssegment zur Bildung einer Wicklung einer elektrischen Maschine, Verfahren zur Herstellung eines Wicklungssegments |
JP6334365B2 (ja) * | 2014-10-30 | 2018-05-30 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の製造方法 |
JP6330670B2 (ja) * | 2015-01-14 | 2018-05-30 | トヨタ自動車株式会社 | ステータの製造方法 |
US10063117B2 (en) * | 2016-03-08 | 2018-08-28 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Dynamo-electric machine with stator having trapezoid shape segmented coil |
JP6746970B2 (ja) * | 2016-03-10 | 2020-08-26 | 株式会社明電舎 | 回転電機 |
US10305335B2 (en) * | 2016-07-14 | 2019-05-28 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Stator for rotating electrical machine and rotating electrical machine |
JP6844272B2 (ja) * | 2017-01-19 | 2021-03-17 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機のステータ |
US11063487B2 (en) | 2017-03-16 | 2021-07-13 | Aisin Aw Co., Ltd. | Stator |
JP2019068565A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機のステータ |
WO2019230057A1 (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 電機子 |
JP7160650B2 (ja) * | 2018-11-27 | 2022-10-25 | トヨタ自動車株式会社 | クランプ装置および当該クランプ装置を用いたステータの製造方法 |
JP2020141449A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 日本電産株式会社 | ステータ、それを備えたモータ、そのモータを搭載した車両及びコイル製造方法 |
WO2021019749A1 (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-04 | 株式会社 東芝 | 固定子の製造方法 |
JP7222442B2 (ja) * | 2020-02-27 | 2023-02-15 | 株式会社Ihi | 回転電機の固定子コイルの製造方法及び固定子コイル |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6181043B1 (en) * | 1997-12-10 | 2001-01-30 | Denso Corporation | Alternator for vehicle |
JP3769990B2 (ja) * | 1999-08-06 | 2006-04-26 | 株式会社デンソー | 導体セグメント接合型の回転電機及びその製造方法 |
JP3201397B2 (ja) | 1999-03-30 | 2001-08-20 | 株式会社デンソー | 回転電機の製造方法 |
JP3104700B1 (ja) | 1999-03-30 | 2000-10-30 | 株式会社デンソー | 回転電機の巻線接合方法および装置 |
FR2808939B1 (fr) | 2000-05-11 | 2002-07-12 | Valeo Equip Electr Moteur | Machine pour la mise en forme de la tete de bobine d'un stator |
JP4066834B2 (ja) * | 2003-02-18 | 2008-03-26 | 株式会社デンソー | 回転電機の巻線の製造方法 |
JP4662141B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2011-03-30 | 株式会社デンソー | 固定子を含む回転電機 |
JP4412330B2 (ja) * | 2007-02-09 | 2010-02-10 | 株式会社デンソー | 回転電機の固定子巻線およびその製造方法 |
JP5245782B2 (ja) * | 2008-12-09 | 2013-07-24 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機 |
JP5704394B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2015-04-22 | 株式会社デンソー | 回転電機の固定子 |
JP2012139075A (ja) | 2010-12-28 | 2012-07-19 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 回転電機 |
JP2012222874A (ja) | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Denso Corp | 回転電機の固定子 |
JP5716505B2 (ja) | 2011-04-07 | 2015-05-13 | 株式会社デンソー | 回転電機の固定子 |
JP5565381B2 (ja) * | 2011-06-17 | 2014-08-06 | 株式会社デンソー | 回転電機の固定子 |
JP2013021896A (ja) | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 回転電機及び回転電機の固定子コイルの製造方法 |
-
2013
- 2013-04-08 JP JP2013080318A patent/JP5842856B2/ja active Active
-
2014
- 2014-03-31 US US14/230,528 patent/US9419484B2/en active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11929653B2 (en) | 2020-03-17 | 2024-03-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Stator of rotary electric machine and rotary electric machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014204597A (ja) | 2014-10-27 |
US20140300237A1 (en) | 2014-10-09 |
US9419484B2 (en) | 2016-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5842856B2 (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP4496651B2 (ja) | 車両用交流発電機 | |
JP3551148B2 (ja) | 車両用交流発電機 | |
CN109075647B (zh) | 旋转电机 | |
JP4501762B2 (ja) | 車両用交流発電機 | |
JP5365862B2 (ja) | 回転電機用電機子 | |
JP3593009B2 (ja) | 回転電機 | |
JP5136920B2 (ja) | 車両用回転電機の固定子 | |
JPWO2008020471A1 (ja) | 回転電機 | |
JP2010041795A (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP2000166149A (ja) | 車両用交流発電機の固定子 | |
JP2004166388A (ja) | スロットレス永久磁石式回転電機及びその巻線製造方法 | |
JP2014212638A (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP2003259583A (ja) | 回転電機の固定子とその製造方法 | |
JP3903609B2 (ja) | 回転電機の波巻きコイルおよびその製造方法 | |
JP5891999B2 (ja) | 回転電機 | |
US8981613B2 (en) | Electric rotating machine | |
WO2012011352A1 (ja) | 回転電機用電機子 | |
JP6610418B2 (ja) | ロータ,回転電機およびロータの製造方法 | |
JP5854268B2 (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP5682307B2 (ja) | 回転電機の固定子及びその製造方法 | |
US20220393535A1 (en) | Motor | |
WO2014157621A1 (ja) | ステータの構造 | |
JP2010035381A (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP2012029444A (ja) | 回転電機用電機子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150701 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151102 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5842856 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |