JP7160650B2 - クランプ装置および当該クランプ装置を用いたステータの製造方法 - Google Patents

クランプ装置および当該クランプ装置を用いたステータの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、クランプ装置および当該クランプ装置を用いたステータの製造方法に関する。
従来、この種のクランプ装置としては、ステータコア(固定子コア)と、複数のセグメントコイル(コイルセグメント)と、を備えるステータの製造に用いられるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ステータコアは、それぞれ径方向に延在すると共に周方向に間隔をおいて形成された複数のスロットを備える。複数のセグメントコイルは、互いに異なるスロットに差し込まれる一対の脚部を有すると共に対応す脚部の先端部同士が溶接されて複数のステータコイルを形成している。このクランプ装置は、クランプ本体と、位置決め突起と、を備える。クランプ本体は、互いに異なるスロットから突出して隣合う2つのセグメントコイルの先端部同士をクランプする。位置決め突起は、接合される2つのセグメントコイルの先端部より中心側の間に進入する。位置決め突起により、セグメントコイルの端部が位置決めされるから、互いに異なるスロットから突出して隣合う2つのセグメントコイルの端部より中心側同士が干渉することが抑制されている。
特開2016-189657号公報
しかしながら、上述のクランプ装置では、各セグメントコイルの先端部のステータコアの径方向の厚さにばらつきが生じる場合がある。こうした厚さのばらつきが生じると、クランプ装置で2つのセグメントコイルの先端部同士をステータコアの径方向の外側と内側からクランプしたときに、クランプ位置が変化して、先端部同士の合わせ面の位置が所望の位置からずれることがある。こうした合わせ面の位置ずれは、その後の加工工程に影響を与えるため、抑制されることが望まれている。
本発明のクランプ装置および当該クランプ装置を用いたステータの製造方法は、2つの脚部の先端部をクランプしたときにおいて、合わせ面の位置ずれを抑制することを主目的とする。
本発明のクランプ装置および当該クランプ装置を用いたステータの製造方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のクランプ装置は、
それぞれ径方向に延在すると共に周方向に間隔をおいて形成された複数のスロットを含むステータコアと、互いに異なる前記スロットに差し込まれる一対の脚部を有すると共に対応する前記脚部の先端部同士の電気的接合により複数のステータコイルを形成する複数のセグメントコイルと、を備えるステータの製造に用いられ、互いに異なる前記スロットから突出して隣合う2つの前記脚部の前記先端部をクランプするクランプ装置であって、
互いに異なる前記スロットから突出して前記径方向に隣合うように倒された2つの前記脚部のうち径方向外側に位置する外側脚部であって前記外側脚部の前記先端部の基端部より先端側の中間部の径方向外側の外側面に前記先端へ向かって先細るように傾斜する第1斜面が形成された前記外側脚部の前記基端部の前記外側面と前記第1斜面とを押さえる第1押さえ部と、
2つの前記脚部のうち径方向内側に位置する内側脚部であって前記内側脚部の前記先端部の基端部より先端側の中間部の前記径方向内側の内側面に前記先端へ向かって先細るように傾斜する第2斜面が形成された前記内側脚部の前記基端部の前記内側面と前記第2斜面とを押さえる第2押さえ部と、
を備えることを要旨とする。
この本発明のクランプ装置では、互いに異なるスロットから突出して隣合う2つの脚部の先端部をクランプする。2つの脚部の先端部をクランプに先立って、互いに異なるスロットから突出して径方向に隣合うように倒された2つの脚部のうち径方向外側に位置する外側脚部には、先端部の基端部より先端側の中間部の径方向外側の外側面に径方向内側の内側面に対して値0より大きな第1角度をもって先端へ向かって先細るように傾斜する第1斜面が形成されている。2つの脚部のうち径方向内側に位置する内側脚部には、先端部の基端部より先端側の中間部の径方向内側の内側面に先端へ向かって先細るように傾斜する第2斜面が形成されている。本発明のクランプ装置は、第1押さえ部で、外側脚部の基端部の外側面と第1斜面とを押さえ、第2押さえ部で、内側脚部の基端部の内側面と第2斜面とを押さえる。これにより、複数のセグメントコイルの脚部の先端部に径方向での厚さのばらつきがあるときにおいて、クランプ装置で2つの脚部の先端部を精度良くクランプでき、先端部同士の合わせ面の位置ずれを抑制することができる。
本発明のステータの製造方法は、
上述した態様の本発明のクランプ装置、即ち、基本的には、それぞれ径方向に延在すると共に周方向に間隔をおいて形成された複数のスロットを含むステータコアと、互いに異なる前記スロットに差し込まれる一対の脚部を有すると共に対応する前記脚部の先端部同士の電気的接合により複数のステータコイルを形成する複数のセグメントコイルと、を備えるステータの製造に用いられ、互いに異なる前記スロットから突出して隣合う2つの前記脚部の先端部をクランプするクランプ装置であって、互いに異なる前記スロットから突出して前記径方向に隣合うように倒された2つの脚部のうち径方向外側に位置する外側脚部であって前記先端部の基端部より先端側の中間部の径方向外側の外側面に前記先端へ向かって先細るように傾斜する第1斜面が形成された前記外側脚部の前記基端部の前記外側面と前記第1斜面とを押さえる第1押さえ部と、2つの前記脚部のうち径方向内側に位置する内側脚部であって前記先端部の基端部より先端側の中間部の前記径方向内側の内側面に前記先端へ向かって先細るように傾斜する第2斜面が形成された前記内側脚部の前記基端部の前記内側面と前記第2斜面とを押さえる第2押さえ部と、を備えるクランプ装置を用いて前記ステータを製造するステータの製造方法であって、
2つの前記脚部のうち前記外側脚部の前記中間部の前記外側面に前記第1斜面を形成し、2つの前記脚部のうち前記内側脚部の前記中間部の前記内側面に前記第2斜面を形成する第1工程と、
前記外側脚部の前記基端部の前記外側面と前記第1斜面とを前記第1押さえ部で押さえると共に、前記内側脚部の前記基端部の前記内側面と前記第2斜面とを前記第2押さえ部で押さえることにより、前記外側脚部の前記先端部と前記内側脚部の前記先端部とをクランプする第2工程と、
を備えることを要旨とする。
この本発明のステータの製造方法では、上述したいずれかの態様の本発明のクランプ装置を用いてステータを製造することから、本発明のクランプ装置が奏する効果と同一の効果、即ち、先端部同士の合わせ面の位置ずれを抑制することができる効果などを奏する。
こうした本発明のステータの製造方法において、前記第2工程は、前記外側脚部の前記先端部と前記内側脚部の前記先端部とをクランプした状態で、前記先端部同士の合わせ面に対してレーザー溶接を実行することで前記先端部同士を接合してもよい。先端部同士の合わせ面の位置ずれを抑制した状態でレーザー溶接を実行することができるから、より適正に、先端部同士を接合することができる。
本発明の一実施例のクランプ装置50aを用いて製造されるステータ1を含む回転電機Mを示す概略構成図である。 回転電機Mを示す平面図である。 ステータコイル3u、3v、3wの結線の概略を説明するための等価回路図である。 2つの脚部40の先端部T同士が接合されている様子の一例を示す概略図である。 ステータ1の製造工程の一例を示すフローチャートである。 ダレSaが除去されたセグメントコイル4の先端部Tの形状の一例を示す概略図である。 ステップS150を実行した後の外側脚部40oの先端部Tの形状を説明するための説明図である。 ステップS150を実行した後の内側脚部40iの先端部Tの形状を説明するための説明図である。 ステップS150で、外側脚部40oの先端部Tをステータコア2の外周側に曲げている様子を説明するための説明図である。 クランプ装置50a~50cにより先端部T同士が接合される2つの脚部40の先端部T同士がクランプされている様子の概略を示す平面概略図である。 クランプ装置50aで径方向に隣合う2つの脚部40をクランプしている様子の概略を示す概略図である。 クランプ装置50aの要部の拡大図である。 クランプ装置50aで2つの脚部40の先端部T同士をクランプしている様子を説明するための説明図である 先端部T同士が接合される2つの脚部40のそれぞれの先端部Tを1面でクランプしている比較例のクランプ装置の第1、第2押さえ部156,157の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例のクランプ装置50aを用いて製造されるステータ1を含む回転電機Mを示す概略構成図である。図2は、回転電機Mを示す平面図である。図3は、ステータコイル3u、3v、3wの結線の概略を説明するための等価回路図である。図4は、2つの脚部40の先端部T同士が接合されている様子の一例を示す概略図である。回転電機Mは、例えば電気自動車やハイブリッド車両の走行駆動源あるいは発電機として用いられる三相交流電動機である。図示するように、回転電機Mは、ステータ1と、エアギャップを介してステータ1内に回転自在に配置されるロータ10と、を備える。
ステータ1は、図1,図2に示すように、ステータコア2と、ステータコイル3u、3v、3wと、を備える。ステータコア2は、例えばプレス加工により円環状に形成された電磁鋼板2pを複数積層することにより形成され、全体として円環状を呈する。また、ステータコア2は、環状の外周部(ヨーク)から周方向に間隔をおいて径方向内側に突出する複数のティース部2tと、それぞれ互いに隣合うティース部2tの間に形成された複数のスロット2sとを備える。複数のスロット2sは、それぞれステータコア2の径方向に延在すると共に一定の間隔をおいて周方向に並び、各スロット2s内には、図示しないインシュレータ(絶縁紙)が配置される。
ステータコイル3u、3v、3wは、図3に示すように、シングルスター結線(1Y結線)により結線される。本実施形態において、U相のステータコイル3uは、第1コイルU1および第2コイルU2を備える。同様に、V相のステータコイル3vは、第1コイルV1および第2コイルV2を備え、W相のステータコイル3wは、第1コイルW1および第2コイルW2を備える。また、第1コイルU1、V1、W1は、それぞれ引出線Lu、Lv、Lwを備え、各第2コイルU2、V2、W2は、それぞれ中性線Nを備える。
各ステータコイル3u、3v、3wは、図1に示すように、ステータコア2の複数のスロット2sに差し込まれる複数のセグメントコイル4を電気的に接合することにより形成される。セグメントコイル4は、例えばエナメル樹脂等からなる絶縁被膜Icが表面に成膜された平角線(導電体)を略U字状に曲げ加工することにより形成され、それぞれ絶縁被膜Icが除去された先端部Tを有する一対の脚部40を備える。各セグメントコイル4の一対の脚部40は、それぞれステータコア2の互いに異なるスロット2sに挿通され、各脚部40のステータコア2の一端面(図1における上端面)から突出した部分には、図示しない倒し加工装置を用いた倒し加工が施される。
より詳細には、複数のセグメントコイル4は、脚部40の長辺側の側面が互いに当接するように重ね合わされた状態で複数のスロット2sの各々から同数かつ偶数個(例えば、6個、8個、10個まど)の脚部40が突出するようにステータコア2に組み付けられる。また、各スロット2sから突出した複数の脚部40は、拡張治具を用いてステータコア2の径方向に拡張される。更に、ステータコア2の軸心側から奇数番目(奇数層上)の脚部40は、ステータコア2の軸心周りに捻られながら周方向における一側に倒され、偶数番目(偶数層上)の脚部40は、ステータコア2の軸心周りに捻られながら周方向における他側に倒される。これにより、径方向に隣合う任意の2つの脚部40の先端部Tは、それぞれステータコア2の軸心に対して傾斜すると共に周方向に沿って互いに逆向きに延在する。径方向に隣合う対応する2つの脚部40の先端部T同士をレーザー溶接により接合することで、ステータコア2に巻回される複数のステータコイル3u、3v、3wが形成される。
ステータコイル3uの引出線Luは、図2に示すように、U相の端子6uに電気的に接合された動力線5uの先端部に溶接により電気的に接合される。また、ステータコイル3vの引出線Lvは、V相の端子6vに電気的に接合された動力線5vの先端部に溶接により電気的に接合される。更に、ステータコイル3wの引出線Lwは、W相の端子6wに電気的に接合された動力線5wの先端部に溶接により電気的に接合される。動力線5u、5v、5wは、それぞれ樹脂製の保持部材7に固定される。端子6u、6v、6wは、回転電機Mのハウジングにステータ1が組み付けられた際に当該ハウジングに設置(固定)された図示しない端子台に固定され、図示しない電力線を介してインバータ(図示省略)に接続される。
上述のようにしてステータコア2に巻回される複数のステータコイル3u、3v、3wにおいて、多数の先端部T同士の接合部は、所定数ずつ径方向に並んでステータコア2の軸方向における図1中上側の端面から外側に突出する環状のコイルエンド部3aを形成する。
更に、図4に示すように、ステータ1において、先端部T同士が接合される2つの脚部40のうち、径方向外側(図中上側)に位置する外側脚部40oの一方の先端部Tは、ステータコア2の内周側(図中下側)に曲げられ、ステータコア2の軸心側(図中下側)に位置する内側脚部40iの他方の先端部Tは、ステータコア2の径方向の外側(図中上側)に曲げられている。そして、外側脚部40oの先端部Tの内側面Tsiと、内側脚部40iの外側面Tsoとは、レーザー溶接部WLを介して互いに接合されている。
また、ステータコア2には、図1中上側のコイルエンド部3a側から図1中下側のコイルエンド部3b側に向けてワニス等の樹脂が塗布される。これにより、当該樹脂により各セグメントコイル4や図示しないインシュレータがステータコア2に固定される。また、本実施形態のステータ1は、コイルエンド部3aを覆う環状のモールド部8を備える。モールド部8は、樹脂により形成されており、当該樹脂が隣合うセグメントコイル4同士の隙間に入り込むことで、先端部T同士の接合部や、引出線Lu-Lwと動力線5u-5wとの接合部といった導電体の露出部が良好に絶縁される。
回転電機Mのロータ10は、図2に示すように、図示しない回転シャフトに固定されるロータコア11に、複数の永久磁石15が埋設されて構成されている。
次に、こうして構成された回転電機Mのステータ1の製造方法について説明する。図5は、ステータ1の製造工程の一例を示すフローチャートである。
ステータ1の製造工程では、最初に、エナメル樹脂等からなる絶縁被膜Icが表面に成膜された平角線(導電体)をセグメントコイル4に対応する長さ毎に切断刃を用いて切断して複数のセグメントコイル4を形成する(ステップS100)。このとき、セグメントコイル4の切断面付近、即ち、先端付近は、切断刃を受ける位置で湾曲して、ダレSaが発生する場合がある。
次に、セグメントコイル4の先端部Tの表面の絶縁被膜Icを剥離する(ステップS110)。これにより、各セグメントコイル4の先端部Tの平角線が露出する。剥離される絶縁被膜Icは、セグメントコイル4全体の長さのわずかな範囲であり、例えば、5mm、7mm、9mm程度である。
次に、先端部TのダレSaを、ダレSaが発生しない場合の平角線に対応する形状の型を用いた打ち抜き加工により切除する(ステップS120)。図6は、ダレSaが除去されたセグメントコイル4の先端部Tの形状の一例を示す概略図である。図中、破線は、ステップS100の切断の際に、ダレSaが発生しない場合の平角線の形状を示している。図中、一点鎖線は、ステップS100の切断の際に形成されたダレSaを示している。ステップS110でダレSaは、切除されるが、セグメントコイル4は、先端部Tの端部Edが先端へ向かって先細る形状となっている。
続いて、各セグメントコイル4を略U字状に曲げ加工して複数のセグメントコイル4を形成し、ステータコア2の径方向に隣合わせにした複数のセグメントコイル4を複数のスロット2sの各々から同数かつ偶数個の脚部40が突出するようにステータコア2へ挿入する(ステップS130)。
続いて、各スロット2sから突出した複数の脚部40を成形する(ステップS140)。脚部40の成形は、最初に、各スロット2sから突出した複数の脚部40をステータコア2の径方向に拡張し、次に、図示しない倒し加工装置を用いて、ステータコア2の軸心側から奇数番目(奇数層上)の脚部40をステータコア2の軸心周りに捻りながら周方向における一側に倒すと共に、偶数番目(偶数層上)の脚部40をステータコア2の軸心周りに捻りながら周方向における他側に倒すことで行なわれる。
続いて、複数の脚部40をステータコア2の外周側または軸心側に曲げる曲げ加工を実行する(ステップS150)。図7は、ステップS150を実行した後の外側脚部40oの先端部Tの形状を説明するための説明図である。図8は、ステップS150を実行した後の内側脚部40iの先端部Tの形状を説明するための説明図である。図9は、ステップS150で、外側脚部40oの先端部Tをステータコア2の外周側(図中下側)に曲げている様子を説明するための説明図である。
曲げ加工では、図7に示すように、図示しない治具により外側脚部40oの先端部Tの基端部Tebより先端側の中間部Tcの外側面Tsoをステータコア2の内周側(図中下側)へ押圧することにより、中間部Tcの外側面Tsoを変形させて、斜面Tsloを形成すると共に、図9に示すように、先端部Tをステータ1の内周側(図中下側)に曲げる。ここで、中間部Tcは、ダレSaの量が多少変化しても変形が小さい部分として予め決められた部分としている。したがって、斜面Tsloは、ダレSaの量が多少変化しても同じ位置に形成される、このとき、外側脚部40oの先端部Tの内側面Tsiと、外側面Tsoとステータコア2の周方向を示す仮想的な曲線Lcd(図中、一点鎖線)との交点Ciにおいて曲線Lcdに接する接線Lt(図中、二点鎖線)と、がなす角θaの角度を所定値θciとする。所定値θciは、先端部T同士を接合する2つの脚部40(内側脚部40i,外側脚部40o)と、当該2つの脚部40の径方向隣に位置する2つの脚部40と、が接触しない角度より若干大きい角度であり、例えば、6°、7°、8°などに設定される。斜面Tsloと内側面Tsiに平行な直線Lsoとがなす角θ1、即ち、斜面Tsloと内側面Tsiとがなす角の角度を所定値θrefとする。所定値θrefは、例えば、2°、3°、4°などすればよい。
また、図8に示すように、図示しない治具により内側脚部40iの先端部Tの基端部Tebより先端側の中間部Tcの内側面Tsiをステータコア2の外周側(図中上側)へ押圧することによって、中間部Tcの内側面Tsiを変形させて斜面Tsliを形成すると共に、先端部Tをステータコア2の外周側(図中上側)に曲げる。ここで、中間部Tcは、ダレSaの量が多少変化してもダレSaによる変形が小さいとして予め決められた部位としている。したがって、斜面Tsliは、ダレSaの量が多少変化しても同じ位置に形成される、このとき、内側脚部40iの先端部Tの外側面Tsoと、外側面Tsoとステータコア2の周方向を示す仮想的な曲線Lcd(図中、一点鎖線)との交点Ciにおける曲線Lcdに接する接線Lt(図中、二点鎖線)と、がなす角θbの角度を所定値θciとする。斜面Tsliと外側面Tsoに平行な直線Lsoとがなす角θ2、即ち、斜面Tsliと外側面Tsoとがなす角の角度を所定値θrefとする。
このように、外側脚部40o、内側脚部40iにおける角θa、θbの角度を所定値θciとすることにより、外側脚部40oの先端部Tの内側面Tsiと内側脚部40iの先端部Tの外側面Tsoとを平行にすることができる。角θ1、θ2の角度については後述する。
次に、先端部T同士が接合される2つの脚部40のうち内側脚部40iの先端部Tの外側面Tsoと、当該内側脚部40iに対応する外側脚部40oの先端部Tの内側面Tsiとをレーザー溶接により接合したり、引出線Lu-Lwと動力線5u-5wとをレーザー溶接により接合する(ステップS160)。内側脚部40iの先端部Tと対応する外側脚部40oの先端部Tとの接合は、内側脚部40iの先端部Tの外側面Tsoと内側脚部40iに対応する外側脚部40oの先端部Tの内側面Tsiとがクランプ装置50a~50cのいずれかでクランプされて合わせられた状態で、合わせ面周辺をレーザーにより溶接することで行なわれる。
図10は、クランプ装置50a~50cにより先端部T同士が接合される2つの脚部40の先端部T同士がクランプされている様子の概略を示す平面概略図である。クランプ装置50a~50cは、この順で、径方向内側(図中下側)に位置する2つの脚部40の先端部T同士、径方向外側(図中上側)に位置する2つの脚部40の先端部T同士、径方向内側と径方向外側との間の径方向中間に位置する2つの脚部40の先端部T同士をクランプするように配置されている。
図11は、クランプ装置50aで径方向に隣合う2つの脚部40をクランプしている様子の概略を示す概略図である。図12は、クランプ装置50aの要部の拡大図である。クランプ装置50aは、図11、図12に示すように、支持部52と、クランク部54と、駆動装置(図示せず)と、を備える。なお、クランプ装置50b、50cは、クランプ装置50aと同様の構成であるから、その説明を省略する。
支持部52は、ステータコア2の径方向外側でステータコア2の軸心方向上側(図11の上側)へ延在してから略直角にステータコア2の径方向内側へ屈曲して延在する、屈曲した板状を呈する。支持部52のステータコア2の径方向内側の先端部は、クランク部54を支持している。支持部52は、図示しない駆動装置により、ステータコア2の周方向および軸方向へ移動可能に構成されている。
クランク部54には、貫通孔55と、第1、第2押さえ部56,57と、が形成されている。貫通孔55は、クランク部54をステータコア2へ配置したときに、先端部T同士が接合される2つの脚部40のレーザー溶接部WL(図4)に整合する位置で、ステータコア2の軸方向(図11の上下方向)に貫通するよう形成されている。貫通孔55の直径は、例えば、2mm、2.5mm、3mm程度である。貫通孔55は、2つの脚部40の先端部T同士を接合する際のレーザーの通り道となる。
第1、第2押さえ部56、57は、クランク部54をステータコア2へ配置したときに、先端部T同士が接合される2つの脚部40(外側脚部40o,内側脚部40i)をステータコア2の径方向内側と径方向外側とから挟持可能に配置されている。第1、第2押さえ部56、57は、ステータコア2の軸方向下側へ向けて先細る形状に形成されている。
第2押さえ部57は、図12に示すように、ステータコア2の径方向外側の外面に、押さえ面58c,58dを、備える。押さえ面58cは、ステップS150の曲げ加工後の内側脚部40iの先端部Tの基端部Tebの内側面Tsiと平行となるように形成されている。押さえ面58dは、当該内側脚部40iの先端部Tの中間部Tcの斜面Tsliと平行になるように形成されている。したがって、押さえ面58c,58dがなす角は、内側脚部40iの先端部Tの基端部Tebの内側面Tsiと斜面Tsliとがなす角θ2(図8)の角度と略同一の角度となっている。第1押さえ部56は、図示はしないが、ステータコア2の径方向内側の内面に、押さえ面58a,58bを、備える。押さえ面58aは、外側脚部40oの先端部Tの基端部Tebの外側面Tsoと平行となるように形成されている。押さえ面58bは、当該外側脚部40oの先端部Tの中間部Tcの斜面Tsloと平行になるように形成されている。したがって、押さえ面58a,58bがなす角は、外側脚部40oの先端部Tの基端部Tebの外側面Tsoと斜面Tsloとがなす角θ1(図7)の角度と略同一の角度となっている。第1押さえ部56は、クランク部54に固定されている。第2押さえ部57は、図示しない駆動装置によりステータコア2の径方向に移動可能に構成されている。
クランプ装置50aの支持部52は、図示しない駆動装置により、ステータコア2に対して昇降する。これにより、ステータコア2に組み付けられた複数のセグメントコイル4の脚部40に第1、第2押さえ部56、57を接近させたり離間させたりすることができる。先端部T同士が接合される2つの脚部40の先端部T同士をクランプする際には、最初に、第2押さえ部57を十分に径方向内側に配置した状態でクランプ装置50a~50cの支持部52をステータコア2に対して接近させる。そして、第1押さえ部56の押さえ面58a,58bが接合される2つの脚部40のうち外側脚部40oの先端部Tの外側面Tsoと斜面Tsloに当接すると共に第1押さえ部56と第2押さえ部57との間に接合される2つの脚部40の先端部Tが配置されるように、クランプ装置50a全体を下降させる。そして、第2押さえ部57を径方向外側へ移動させて、第2押さえ部57の押さえ面58c,58dを接合される2つの脚部40のうち内側脚部40iの先端部Tの内側面Tsiと斜面Tsliとを定圧で押圧することにより、クランプ装置50aで、2つの脚部40の先端部T同士をクランプする。こうしたクランプの解除は、第2押さえ部57を径方向内側へ移動させることにより行なわれる。
図13は、クランプ装置50aで2つの脚部40の先端部T同士をクランプしている様子を説明するための説明図である。クランプ装置50aで先端部T同士が接合される2つの脚部40の先端部T同士をクランプすると、第1押さえ部56の押さえ面58a,58bの境界の屈曲部が外側脚部40oの先端部Tの基端部Tebの外側面Tsoと中間部Tcの斜面Tsloとの境界の屈曲部に嵌合する。そして、第1押さえ部56の押さえ面58aは、外側脚部40oの先端部Tの基端部Tebの外側面Tsoを押さえ、押さえ面58bは、外側脚部40oの先端部Tの中間部Tcの斜面Tsloを押さえる。このとき、斜面Tsloは、ダレSaの量が多少変化しても同じ位置に形成されるから、第1押さえ部56は、外側脚部40oの先端部Tの予め決められた位置に当接することになる。第2押さえ部57の押さえ面58c,58dの境界の屈曲部は、内側脚部40iの先端部Tの基端部Tebの内側面Tsiと中間部Tcの斜面Tsliとの境界の屈曲部に嵌合する。第2押さえ部57の押さえ面58cは、内側脚部40iの先端部Tの基端部Tebの内側面Tsiを押さえ、押さえ面58dは、内側脚部40iの先端部Tの中間部Tcの斜面Tsliを押さえる。このとき、斜面Tsliは、ダレSaの量が多少変化しても同じ位置に形成されるから、第1押さえ部56は、内側脚部40iの先端部Tの予め決められた位置に当接することになる。このように、第1,第2押さえ部56、57は、先端部T同士が接合される2つの脚部40の先端部Tを予め決められた位置でそれぞれ2面でクランプする。第1,第2押さえ部56、57で先端部T同士が接合される2つの脚部40の先端部Tをそれぞれ2面でクランプするのは、次の理由に基づく。
図14は、先端部T同士が接合される2つの脚部40のそれぞれの先端部Tを1面でクランプしている比較例のクランプ装置の第1、第2押さえ部156,157の一例を示す説明図である。図中、破線は、比較として、実線よりダレSaの量が大きい脚部40の先端部Tを第1、第2押さえ部156,157でクランプしている様子を示している。比較例では、ステップS150で複数の脚部40をステータコア2の外周側または軸心側に曲げる曲げ加工を実行する際に、2つの脚部40の先端部Tに斜面Tslo,斜面Tsliを形成していない。比較例のクランプ装置では、固定されている第1押さえ部156に向かって第2押さえ部157を移動させて第2押さえ部157でステータコア2の径方向内側から外側へ2つの脚部40の先端部Tを押圧してクランプする。ダレSaが大きくなると、破線に示すように、第2押さえ部157でステータコア2の径方向内側から外側へ2つの脚部40の先端部Tを押圧する際に、外側脚部40o、内側脚部40iの先端部Tが若干回転して、第1、第2押さえ部156、157で2つの先端部Tをクランプする位置がずれて、先端部Tの合わせ面の位置がずれてしまう。実施例では、2つの脚部40の先端部Tの決められた位置に斜面Tslo,斜面Tsliを形成しており、第1押さえ部56の押さえ面58a,58bの境界の屈曲部が外側脚部40oの先端部Tの基端部Tebの外側面Tsoと中間部Tcの斜面Tsloとの境界の屈曲部に嵌合すると共に、第2押さえ部57の押さえ面58c,58dの境界の屈曲部が内側脚部40iの先端部Tの基端部Tebの内側面Tsiと中間部Tcの斜面Tsliとの境界の屈曲部に嵌合する。そして、クランプ装置の第1押さえ部156で外側脚部40oの先端部Tの基端部Tebの外側面Tsoと中間部Tcの斜面Tsloの2面を押さえると共に、第2押さえ部157で内側脚部40iの先端部Tの基端部Tebの内側面Tsiと中間部Tcの斜面Tsliとを押さえるから,ダレSaの量が多少変化しても決められた位置で2つの先端部Tをクランプすることができる。こうすれば、2つの脚部40の先端部T同士の合わせ面の位置ずれを抑制することができる。
こうして、2つの脚部40の先端部Tをクランプしたら、ステータコア2の上方からクランプ装置50aのクランク部54の貫通孔55へレーザーを照射して2つの脚部40(外側脚部40o、内側脚部40i)の先端部T同士の合わせ面を溶接して接合する。その後、クランプ装置50aによるクランプを解除する。先端部T同士のクランプ装置50aによるクランプを解除すると、クランプ装置50aの第2押さえ部157で押圧していた方向と反対方向へ戻るスプリングバックが発生する。実施例では、外側脚部40o、内側脚部40iにおける角θa、θbの角度を所定値θciとして2つの脚部40の径方向隣に位置する2つの脚部40とが接触しない角度より若干大きめの角度とする。これにより、スプリングバックが発生したときに、角θa、θbの角度を先端部T同士が接続される2つの脚部40と、当該2つの脚部40の径方向隣に位置する2つの脚部40と、が接触しない角度とすることができる。これにより、接合される2つの脚部40(内側脚部40i,外側脚部40o)と、当該2つの脚部40での径方向で隣に位置する2つの脚部40と、の接触を抑制できる。
こうしてクランプ装置50aによるクランプを解除すると、ワニス等の樹脂を用いて複数のセグメントコイル4等をステータコア2に固定して(ステップS170)、本製造工程を終了する。
以上説明した実施例のクランプ装置50aによれば、外側脚部40oの基端部Tebの外側面Tsoと斜面Tsloとを押さえる第1押さえ部56と、内側脚部40iの基端部Tebの内側面Tsiと斜面Tsliとを押さえる第2押さえ部57と、を備えるから、先端部T同士が接合される2つの脚部40(外側脚部40o、内側脚部40i)の先端部T同士の合わせ面の位置ずれを抑制することができる。
実施例のクランプ装置50aでは、第1押さえ部56を移動させずに、第2押さえ部57を径方向内側へ移動させて、外側脚部40o、内側脚部40iの先端部T同士をクランプしている。しかしながら、第2押さえ部57を移動させずに、第1押さえ部56を径方向外側へ移動させて、外側脚部40o、内側脚部40iの先端部T同士をクランプしてもよい。また、第1押さえ部56を径方向外側へ移動させると共に第2押さえ部57を径方向内側へ移動させて、外側脚部40o、内側脚部40iの先端部T同士をクランプしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。本発明のクランプ装置に対しては、実施例では、第1押さえ部56が「第1押さえ部」に相当し、第2押さえ部57が「第2押さえ部」に相当する。本発明のステータの製造方法に対しては、ステップS150の工程が「第1工程」に相当し、ステップS160の工程が「第2工程」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ステータの製造産業などに利用可能である。
1 ステータ、2 ステータコア、2p 電磁鋼板、2s スロット、2t ティース部、3a,3b コイルエンド部、3u,3v,3w ステータコイル、4 セグメントコイル、5u,5v,5w 動力線、6u,6v,6w 端子、7 保持部材、8 モールド部、10 ロータ、11 ロータコア、15 永久磁石、20 クランプ装置、40 脚部、40i 内側脚部、40o 外側脚部、50a,50b,50c クランプ装置、52 支持部、54 クランク部、55 貫通孔、56,156 第1押さえ部、57,157 第2押さえ部、58a~58d 押さえ面、Ci 交点、Ed 端部、Ic 絶縁被膜、Lcd 曲線、Lt 接線、Lu、Lv、Lw 引出線、M 回転電機、Sa ダレ、T 先端部、Tc 中間部、Teb 基端部、Tsi 内側面、Tslo,Tsli 斜面、Tso 外側面、U1,V1,W1 第1コイル、U2,V2,W2 第2コイル、WL レーザー溶接部、

Claims (3)

  1. それぞれ径方向に延在すると共に周方向に間隔をおいて形成された複数のスロットを含むステータコアと、平角線を切断することで形成され互いに異なる前記スロットに差し込まれる一対の脚部を有すると共に対応する前記脚部の先端部同士の電気的接合により複数のステータコイルを形成する複数のセグメントコイルと、を備えるステータの製造に用いられ、互いに異なる前記スロットから突出して隣合う2つの前記脚部の前記先端部をクランプするクランプ装置であって、
    互いに異なる前記スロットから突出して前記径方向に隣合うように倒された2つの前記脚部のうち径方向外側に位置する外側脚部であって前記外側脚部の前記先端部の基端部より先端側の中間部の径方向外側の外側面に前記先端へ向かって先細るように傾斜する第1斜面が形成されると共に前記外側脚部の前記先端部の前記中間部より先端側の端部が前記先端へ向かって先細る形状となっている前記外側脚部の前記基端部の前記外側面と前記第1斜面とを押さえる第1押さえ部と、
    2つの前記脚部のうち径方向内側に位置する内側脚部であって前記内側脚部の前記先端部の基端部より先端側の中間部の前記径方向内側の内側面に前記先端へ向かって先細るように傾斜する第2斜面が形成されると共に前記内側脚部の前記先端部の前記中間部より先端側の端部が前記先端へ向かって先細る形状となっている前記内側脚部の前記基端部の前記内側面と前記第2斜面とを押さえる第2押さえ部と、
    を備えるクランプ装置。
  2. 請求項1記載のクランプ装置を用いて前記ステータを製造するステータの製造方法であって、
    2つの前記脚部のうち前記外側脚部の前記中間部の前記外側面に前記第1斜面を形成し、2つの前記脚部のうち前記内側脚部の前記中間部の前記内側面に前記第2斜面を形成する第1工程と、
    前記外側脚部の前記基端部の前記外側面と前記第1斜面とを前記第1押さえ部で押さえると共に、前記内側脚部の前記基端部の前記内側面と前記第2斜面とを前記第2押さえ部で押さえることにより、前記外側脚部の前記先端部と前記内側脚部の前記先端部とをクランプする第2工程と、
    を備えるステータの製造方法。
  3. 請求項2記載のステータの製造方法であって、
    前記第2工程は、前記外側脚部の前記先端部と前記内側脚部の前記先端部とをクランプした状態で、前記先端部同士の合わせ面に対してレーザー溶接を実行することで前記先端部同士を接合する、
    ステータの製造方法。

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