JP5842027B2 - 安全キャビネット - Google Patents
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Description
作業者は、安全キャビネット1の前面開口部10から腕を挿入し、前面シャッタ9から作業空間3を覗き込み、作業空間3内で細菌・ウイルスを取り扱った作業を行う。
作業空間幅寸法1300mm、作業空間幅寸法600mmの場合
前面吸い込みスリット16の開口率を制御するため、吸い込みスリットダンパー21を
けている。吸い込みスリットダンパー21を開くと、前面開口部10から吸い込む風量
排気口23から排気する風量は増加し、逆に吸い込みスリットダンパー21を閉じると、前面開口部10から吸い込む風量を減らすことが可能となる。この構成で、前面シャッタ部9の位置を検出するリミットスイッチ19のON/OFF信号に合わせ、前面開口部10から吸い込まれる風量を制御することが可能となる。
排気用HEPAフィルタ4の下流側に、排気ファン22を設けている。安全キャビネット1の運転状態で排気ファン22をON/OFF制御することにより、圧力チャンバ18で加圧された空気が、排気用HEPAフィルタ4と給気用HEPAフィルタ5に振り分けられる量を制御することができる。排気ファン22を運転すると排気用HEPAフィルタ4側に排気される風量が増える。これは、排気用HEPAフィルタ4側の圧力が下がるため、空気が排気用HEPAフィルタ4側に向かうためである。前面シャッタ9の位置を検出するリミットスイッチ19と組み合わせた制御例を以下に示す。通常は、前面開口寸法10aが200mmの状態で運転している場合は、排気ファン22は停止している。前面シャッタ9を上げ、前面開口寸法250mmであることをリミットスイッチ19aが検出すると排気ファン22を可動させる。このとき排気風量=流入風量が増え、所定の流入風速13aを維持することが可能となる。
1a…本体ケース
2…作業台
2a…作業空間底面
3…作業空間
4…排気用HEPAフィルタ
5…給気用HAPAフィルタ
6…送風機
7…循環流路
8…作業空間側壁面
9…前面シャッタ
9a…前面シャッタ下端
10…前面開口部
10a…前面開口寸法
11…エアカーテン
12…吹き出し気流
12a…吹き出し風速
13…流入気流
13a…流入風速
14…負圧汚染プレナム
15…細菌・ウイルス
16…前面吸込みスリット
17…背面空気吸込み口
18…圧力チャンバ
19a…上部リミットスイッチ
19b…下部リミットスイッチ
20…整流板
21…吸い込みスリットダンパー
22…排気ファン
23…排気口
24…作業台高さ
25…チャンバ内ダンパー
Claims (5)
- 作業を行う作業台と、
送風手段によって第一の空気清浄手段を通して作業空間に清浄空気を供給する給気系と、
前記作業空間の前面に設けられる前面シャッタと、
前記作業空間に作業者が腕を挿入する前面開口部と、
前記前面開口部から空気を吸い込み、前記送風手段によって第二の空気清浄手段を介して装置外へ空気を排出する排気系と、
前記作業台の前面開口部側に設けられ、前面開口部から吸込んだ空気と前記作業空間内の空気を吸い込む前面吸い込みスリットと、
を有する安全キャビネットにおいて、
前記前面吸い込みスリットに吸い込んだ空気の吸い込む量を増加あるいは減少させることで循環気率を制御する吸い込みスリットダンパーを有しており、
前記前面開口部は、第一の開口面積と第二の開口面積に変更可能であって、
前記吸い込みスリットダンパーの開閉状態と、前記前面開口部の開口寸法に応じた前記前面開口部から吸い込まれる風量を制御することによって、前記第一の開口面積と前記第二の開口面積に対応する循環気率に変更されること
を特徴とする安全キャビネット。 - 作業を行う作業台と、
送風手段によって第一の空気清浄手段を通して作業空間に清浄空気を供給する給気系と、
前記作業空間の前面に設けられる前面シャッタと、
前記作業空間に作業者が腕を挿入する前面開口部と、
前記前面開口部から空気を吸込み、前記送風手段によって第二の空気清浄手段を介して装置外へ空気を排出する排気系と、
前記作業台の前面開口部側に設けられ、前面開口部から吸込んだ空気と前記作業空間内の空気を吸い込む前面吸い込みスリットと、
を有する安全キャビネットにおいて、
前記前面吸い込みスリットに吸い込んだ空気の吸い込む量を増加あるいは減少させることで循環気率を制御する吸い込みスリットダンパーを有しており、
前記前面開口部は、第一の開口面積と第二の開口面積に変更可能であって、
前記第一の開口面積に設定された場合に、前記吸い込みスリットダンパーの開閉状態が変更されることによって、前記吸込んだ空気のうち前記排気系に排出される空気を制限し、前記前面開口部の外の雑菌が前記作業空間に入り込まない所定の循環気率が選択され、
さらに、前記第二の開口面積に設定された場合に、前記吸い込みスリットダンパーの開閉状態が前記第一の開口面積に設定された場合とは異なる開閉状態に変更されることによって、前記吸込んだ空気のうち前記排気系に排出される空気を制限することによって前記第一の開口面積に設定された場合とは異なる所定の循環気率が選択されること
を特徴とする安全キャビネット。 - 請求項1または2に記載の安全キャビネットにおいて、
前記作業者の身長の高さに応じて、前記前面開口部の床からの位置を変更可能にすること
を特徴とする安全キャビネット。 - 請求項1に記載の安全キャビネットにおいて、
リミットスイッチを設け、前記前面開口部の開口寸法を検出することによって前記吸い込みスリットダンパーを制御すること
を特徴とする安全キャビネット。 - 請求項1に記載の安全キャビネットにおいて、
前記前面開口部の開口寸法を検出する検出手段を有しており、
前記送風手段は、検出された前記前面開口部の開口寸法に応じた所定の風量を送風すること
を特徴とする安全キャビネット。
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JP2014078301A JP5842027B2 (ja) | 2014-04-07 | 2014-04-07 | 安全キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014078301A JP5842027B2 (ja) | 2014-04-07 | 2014-04-07 | 安全キャビネット |
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Family Applications (1)
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