JP5838821B2 - コネクタセットの固定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤーハーネスに関する。
従来からワイヤーハーネスに関して様々な技術が提案されている。例えば特許文献1及び2には、ワイヤーハーネスの支線に取り付けられたコネクタを、当該ワイヤーハーネスの幹線に固定する方法が開示されている。
特開2000−4525号公報 特開2000−331751号公報
ワイヤーハーネスにおいては、電線の端部に、コネクタに挿入される端子が取り付けられることがある。この場合、電線の素線とそれに接触する端子とが互いに異なる金属で構成されていると、それらの接触部分に電食(腐食)が発生することがある。具体的には、互いに異なった金属から成る素線と端子との接触部分に電解質水溶液が付着すると、素線及び端子のうち、標準電極電位の小さい金属で構成されている方に電食が発生する。素線と端子との接触部分に対して大気中の埃あるいは塵が付着し、さらに結露等によって当該接触部分に対して水分が付着すると、埃あるいは塵に含まれるイオン性物質を含む水分が生成され、当該接触部分に電解質水溶液が付着するようになる。
そこで、本発明は上述の点に鑑みて成されたものであり、ワイヤーハーネスにおいて、互いに異なった金属から成る電線の素線と端子の接触部分に電食が発生することを抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
第1の態様に係るコネクタセットの固定方法は、ワイヤーハーネスの支線の端部に取り付けられたコネクタセットを当該ワイヤーハーネスの幹線に固定する方法であって、前記支線を構成する複数の電線の端部には、それらの素線に接触するように複数の端子がそれぞれ取り付けられ、前記コネクタセットは、前記複数の端子が挿入された第1コネクタと、当該第1コネクタと嵌合する第2コネクタを有し、前記複数の電線の素線と、前記複数の端子とは、互いに異なった金属から構成され、前記第2コネクタには、当該第2コネクタに対して前記第1コネクタが嵌合した際に、当該第1コネクタに挿入された前記複数の端子と嵌合することによって、当該複数の端子間を短絡させるバスバーが設けられており、(a)前記コネクタセットを袋状あるいはシート状の透明の被覆材で覆う工程と、(b)前記工程(a)の後に、粘着テープを、前記被覆材の上から前記支線における前記コネクタセットの首下部分に巻き付けて、当該被覆材の口を縛る工程と、(c)前記工程(b)の後に、粘着テープを、前記被覆材の上から前記支線の分岐根本部分と前記幹線とに対して一緒に巻き付ける工程と、(d)前記工程(c)の後に、粘着テープを、前記分岐根本部分から前記コネクタセットに向かって、前記被覆材の上から、前記支線及び前記コネクタセットと前記幹線とに対して一緒に荒巻で巻き付ける工程とを備え、前記工程(b)〜(d)の一連の工程では、一本の粘着テープが使用される。
第2の態様に係るコネクタセットの固定方法は、第1の態様に係るコネクタセットの固定方法であって、前記被覆材はシート状である。
第3の態様に係るコネクタセットの固定方法は、第1の態様に係るコネクタセットの固定方法であって、前記被覆材はビニール袋である。
第1乃至第の態様によれば、電線の端部に対してその素線と接触するように取り付けられた端子が挿入されたコネクタセットが被覆材で覆われているため、電線の素線と端子との接触部分に埃及び塵が付着することを抑制することができる。よって、電線の素線と端子との接触部分に電食が発生することを抑制することができる。
さらに、コネクタセットを覆う被覆材の口を縛る工程から、コネクタセットを幹線に固定するまでの工程が一本の粘着テープが使用されて行われることから、これらの一連の作業を簡単かつ迅速に行うことができる。
特に第の態様によれば、コネクタセットを覆う被覆材としてビニール袋が使用されているため、安価な構成で電線の素線と端子との接触部分に電食が発生することを抑制することができる。
ワイヤーハーネスの構造を示す斜視図である。 幹線から分岐した支線の端部にコネクタセットが取り付けられている様子を示す図である。 電線の端部に端子が取り付けられている様子を示す図である。 コネクタセットのメス型コネクタ及びオス型コネクタの構造を示す斜視図である。 オス型コネクタ内のバスバーの構造を示す斜視図である。 コネクタセットにビニール袋を被せた様子を示す図である。 コネクタセットを覆うビニール袋の口を粘着テープで縛る様子を示す図である。 粘着テープで支線の分岐根本部分を幹線に固定する様子を示す図である。 粘着テープを荒巻で支線及び幹線に巻き付けていく様子を示す図である。
図1は本実施の形態に係るワイヤーハーネス100の構造を示す斜視図である。ワイヤーハーネス100は、複数の電線1から成る電線束を有しており、当該複数の電線1の一部の複数の電線1が支線11として幹線10から分岐している。支線11の端部にはコネクタセット12が取り付けられている。コネクタセット12及び支線11は、被覆材である透明のビニール袋13で覆われている。コネクタセット12及び支線11は、ビニール袋13に覆われた状態で粘着テープ14によって幹線10に固定されている。幹線10の電線束には粘着テープが巻き付けられていても良いし、コルゲートチューブ等の保護部材が取り付けられていてもよい。また、本実施の形態では、支線11の電線束に対して、剥き出しの状態でビニール袋13が被せられているが、粘着テープが巻かれた状態でビニール袋13が被せられても良い。
図2は、ワイヤーハーネス100において、コネクタセット12にビニール袋13が被せられておらず、当該コネクタセット12が幹線10に固定される前の様子を示す図である。コネクタセット12は、ジョイントコネクタと呼ばれており、支線11を構成する複数の電線1の端部のそれぞれに取り付けられた後述の端子20が挿入されるメス型コネクタ120と、当該メス型コネクタ120に嵌合するオス型コネクタ125とで構成されている。オス型コネクタ125には後述するバスバー127が設けられている。オス型コネクタ125とメス型コネクタ120とが嵌合すると、オス型コネクタ125に設けられたバスバー127が、メス型コネクタ120に挿入された複数の端子20と嵌合するようになっている。これにより、支線11の端部に取り付けられた複数の端子20間が短絡する。バスバー127の形状により、複数の端子20において、どの端子20とどの端子20とが短絡するかが決定される。
図3は、支線11の電線1の端部に端子20が取り付けられている様子を示す図である。図3に示されるように、電線1は、複数の素線1aと当該複数の素線1aを覆う電線被覆材1bとで構成されている。端子20が取り付けられる、電線1の端部では、電線被覆材1bが当該電線1の先から剥ぎ取られており、複数の素線1aが露出している。端子20は、電線1の端部における、露出している複数の素線1aと接触するように当該端部に取り付けられている。
端子20は、電線1の端部の電線被覆材1bに圧着されるインシュレーションバレル200と、電線1の端部の露出した複数の素線1aに圧着されるワイヤーバレル201と、オス型コネクタ125のバスバー127と嵌合する嵌合部202とを備えている。嵌合部202は、その先端に嵌合口202aを有しており、この嵌合口202aにバスバー127が挿入される。
本実施の形態では、端子20と、それに接触する電線1の素線1aとは、互いに異なった金属で構成されている。端子20は、例えば、銅もしくは黄銅などの銅合金、またはこれらに錫メッキが施されたもので構成されている。電線1の素線1aは、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金で構成されている。
このように、端子20と素線1aとが互いに異なった金属で構成されていることから、それらの接触部分に電解質水溶液が付着すると、腐食の一種である電食が発生する可能性がある。本例では、素線1aの方が端子20よりも標準電極電位が小さいことから、素線1aに電食が発生する可能性がある。その結果、端子20と素線1aとの接触不良が発生する可能性がある。
そこで、本実施の形態では、端子20が挿入されているコネクタセット12を被覆材(本例ではビニール袋13)で覆うことによって、端子20と素線1aとの接触部分に対して埃及び塵が付着しにくいようにしている。端子20と素線1aとの接触部分に埃及び塵が付着すると、それに含まれるイオン性物質が、結露等によって当該接触部分に付着した水分に含まれるようになることから、当該接触部分に電解質水溶液が付着して電食が発生する可能性がある。したがって、端子20と素線1aとの接触部分に対して埃及び塵が付着しにくいようにすることによって、当該接触部分に電食が発生することを抑制することができる。なお、ビニール袋13によって、端子20と素線1aとの接触部分に水分がある程度付着しにくくなることから、この点からも、端子20と素線1aとの接触部分に電食が発生することを抑制することができる。
図4はコネクタセット12のメス型コネクタ120及びオス型コネクタ125の構造を示す斜視図である。図4では、メス型コネクタ120とオス型コネクタ125とを引き離して示している。図5は、オス型コネクタ125内に設けられているバスバー127の構造を示す斜視図である。図5では、オス型コネクタ125の外形を波線で示している。
メス型コネクタ120には、支線11を構成する複数の電線1の端部にそれぞれ取り付けられた複数の端子20がそれぞれ挿入される複数の挿入孔121が設けられている。本例では、複数の挿入孔121は、上下2列に並べられており、各列には10個の挿入孔121が存在する。メス型コネクタ120では、挿入孔121に端子20が挿入されると、当該端子20は、当該挿入孔121内においてメス型コネクタ120と係止するようになっており、その結果、当該挿入孔121から抜けないようになっている。端子20が挿入孔121内においてメス型コネクタ120と係止している状態では、当該端子20の全領域が当該挿入孔121の外側には露出しないようになっている。そして、挿入孔121の一方端から端子20が挿入されると、当該挿入孔121の他方端から当該端子20における嵌合部202の嵌合口202aが視認されるようになっている。
また、メス型コネクタ120の上面には複数の係止突起122が設けられている。本例では2個の係止突起122が設けられている。複数の係止突起122は、オス型コネクタ125の上面に設けられた複数の係止穴128とそれぞれ係止するようになっている。
オス型コネクタ125の側面には嵌合口126が設けられており、この嵌合口126にメス型コネクタ120が挿入される。オス型コネクタ125の内部には、バスバー127が設けられている。バスバー127は、例えば、銅または黄銅等の銅合金で構成されており、メス型コネクタ120に挿入された複数の端子20間を短絡させるものである。言い換えれば、バスバー127は、メス型コネクタ120に挿入された複数の端子20がそれぞれ取り付けられた複数の電線1間を短絡させるものである。
バスバー127は、メス型コネクタ120の複数の挿入孔121に対して、端子20が挿入される側の反対側からそれぞれ挿入される複数の棒状導体127aを備えている。本例では、複数の棒状導体127aは、挿入孔121と同様に、上下2列に並べられており、各列には10個の棒状導体127aが存在する。棒状導体127aは、挿入孔121内の端子20における嵌合部202の嵌合口202aに挿入されるようにして、当該挿入孔121に挿入される。棒状導体127aは、端子20における嵌合部202の嵌合口202aに挿入されると、当該嵌合部202と嵌合するようになっている。
本実施の形態に係るバスバー127においては、連結導体127b〜127dのそれぞれによって複数の棒状導体127aが互いに連結されている。具体的には、図5に示されるように、連結導体127bによって、上段における紙面右側の2個の棒状導体127aと下段における紙面右側の2個の棒状導体127aとの計4個の棒状導体127aが互いに連結されている。そして、上段における複数の棒状導体127aのうちの残りの8個の棒状導体127aが連結導体127cによって互いに連結され、下段における複数の棒状導体127aのうちの残りの8個の棒状導体127aが連結導体127dによって互いに連結されている。
またオス型コネクタ125の上面には、メス型コネクタ120の複数の係止突起122とそれぞれ係止する複数の係止穴128が設けられている。本例では2個の係止穴128が設けられている。
以上のような構造を有するメス型コネクタ120とオス型コネクタ125とを嵌め合わせる場合には、オス型コネクタ125の嵌合口126に対してメス型コネクタ120を挿入する。そうすると、メス型コネクタ120の複数の係止突起122がオス型コネクタ125の複数の係止穴128とそれぞれ係止するようになり(図2参照)、メス型コネクタ120とオス型コネクタ125とが嵌合する。このとき、オス型コネクタ125のバスバー127の複数の棒状導体127aは、メス型コネクタ120の複数の挿入孔121内に配置された複数の端子20の嵌合部202の嵌合口202aにそれぞれ挿入され、当該複数の端子20の嵌合部202とそれぞれ嵌合するようになる。これにより、連結導体127bで連結された4個の棒状導体127aと嵌合する4個の端子20は互いに短絡し、その結果、当該4個の端子20が取り付けられた4個の電線1が互いに短絡する。また、連結導体127cで連結された8個の棒状導体127aと嵌合する8個の端子20は互いに短絡し、その結果、当該8個の端子20がそれぞれ取り付けられた8個の電線1が互いに短絡する。そして、連結導体127dで連結された8個の棒状導体127aと嵌合する8個の端子20は互いに短絡し、その結果、当該8個の端子20がそれぞれ取り付けられた8個の電線1が互いに短絡する。
このように、メス型コネクタ120とオス型コネクタ125とが嵌合すると、メス型コネクタ120に挿入された複数の端子20間が短絡するようになり、その結果、当該複数の端子20がそれぞれ取り付けられた複数の電線1間が短絡するようになる。なお、バスバー127において、連結導体の形状を変化させれば、複数の端子20においてどの端子20とどの端子20とが短絡するかが変化するようになる。
次に、支線11の端部に接続されたコネクタセット12を幹線10に固定する方法について詳細に説明する。本実施の形態では、一本の粘着テープ14だけを使用して、コネクタセット12を幹線10に固定する。つまり、粘着テープ14を切らずに当該粘着テープ14によってコネクタセット12を幹線10に固定する。
まず図6に示されるように、支線11の端部に取り付けられたコネクタセット12に例えば長方形のビニール袋13を被せて、コネクタセット12をビニール袋13で完全に覆う。このとき、支線11にもビニール袋13が被せられて支線11がビニール袋13で覆われる。
次に図7に示されるように、粘着テープ14によってビニール袋13の口を縛る。具体的には、粘着テープ14を、ビニール袋13の上から支線11におけるコネクタセット12の首下部分に巻き付けることによって、ビニール袋13の口を縛る。言い換えれば、粘着テープ14を、ビニール袋13の上から支線11におけるコネクタセット12の近傍部分に巻き付けることによって、ビニール袋13の口を縛る。
次に、ビニール袋13の口を縛った粘着テープ14を切らずに、図8に示されるように、当該粘着テープ14によって支線11の分岐根本部分を幹線10に固定する。具体的には、ビニール袋13の口を縛った粘着テープ14を切らずに、当該粘着テープ14を、ビニール袋13の上から支線11の分岐根本部分と幹線10とに対して一緒に巻き付けることによって、支線11の分岐根本部分を幹線10に固定する。
次に、粘着テープ14を切らずに、図9に示されるように、支線11の分岐根本部分からコネクタセット12に向かって、当該粘着テープ14を、例えば荒巻で、ビニール袋13の上から支線11と幹線10とに対して一緒に巻き付けていく。そして、当該粘着テープ14を、ビニール袋13の上からコネクタセット12と幹線10とに対して一緒に巻き付けると、コネクタセット12が幹線10に対して固定され、上述の図1に示されるワイヤーハーネス100が完成する。
なお、ビニール袋13の大きさは、コネクタセット12の大きさと、粘着テープ14の幅と、支線11及び幹線10への粘着テープ14の巻き付け方法に基づいて決定される。コネクタセット12が複数種類存在する場合には、最大のコネクタセット12の大きさと、粘着テープ14の幅と、支線11及び幹線10への粘着テープ14の巻き付け方法に基づいて決定される。最大のコネクタセット12の縦寸法及び横寸法をそれぞれa(mm)及びb(mm)とし、粘着テープ14の幅をc(mm)とすると、ビニール袋13の縦寸法は、例えばa+10(mm)に設定される、また、ビニール袋13の横寸法は、例えばb+2×c(mm)に設定される。ここで、横寸法とは、上述の図6に示されるようにビニール袋13をコネクタセット12に被せた場合において、支線11の分岐根本からコネクタセット12に向かう方向、言い換えれば支線11の延在方向での寸法を意味している。そして、縦寸法は、上述の図6に示されるようにビニール袋13をコネクタセット12に被せた場合において、支線11の延在方向と、コネクタセット12あるいはビニール袋13の厚み方向とに垂直な方向での寸法を意味している。
上記の例では、支線11の分岐根本部分からコネクタセット12の方に向かって粘着テープ14を巻き付けていく際に、隙間を空けながら粘着テープ14を巻いていく荒巻を採用していたが、粘着テープ14を部分的に重ねながら巻いていくハーフラップを採用しても良い。
また、上記の例では、一本の粘着テープ14によって、ビニール袋13の口を縛る工程からコネクタセット12を幹線10に固定する工程までを行ったが、複数本の粘着テープ14を用いて、ビニール袋13の口を縛る工程からコネクタセット12を幹線10に固定する工程までを行っても良い。例えば、粘着テープ14でビニール袋13の口を縛った後、当該粘着テープ14を切断する。そして、新たな粘着テープ14を用いて支線11の分岐根本部分を幹線10に固定した後に、当該粘着テープ14を切断する。その後、新たな粘着テープ14を用いて、コネクタセット12を幹線10に固定した後に、当該粘着テープ14を切断する。また、予め3本の粘着テープ14を用意しておいて、ビニール袋13の口を縛る工程で一本の粘着テープ14を使い、支線11の分岐根本部分を幹線10に固定する工程で一本の粘着テープ14を使い、コネクタセット12を幹線10に固定する工程で一本の粘着テープ14を使っても良い。
また、コネクタセット12を覆う被覆材については、端子20と素線1aとの接触部分に対して埃及び塵が付着しにくくなるものであれば何でも良い。例えば、ビニール袋13の替わりに、ポリ袋、ナイロン袋あるいはセロファン袋を採用しても良い。
また、上記の例では、コネクタセット12を覆う被覆材を袋状としたが、コネクタセット12を覆うことができればその形状は何でも良い。例えば、シート状の被覆材を採用し、当該被覆材によってコネクタセット12を包み込むようにして当該コネクタセット12を覆っても良い。この場合には、袋状の被覆材を採用した場合と同様に、シート状の被覆材でコネクタセット12を包み込んだ後、当該被覆材の口(包み口)を縛ることになる。
以上のように、本実施の形態では、電線1の端部に対してその素線1aに接触するように取り付けられた端子20が挿入されているコネクタセット12が被覆材で覆われていることから、端子20と電線1の素線1aとの接触部分に対して埃及び塵が付着しにくくなる。上述のように、端子20と素線1aとの接触部分に埃あるいは塵が付着すると、それに含まれるイオン性物質が、結露等によって当該接触部分に付着した水分に含まれるようになることから、当該接触部分に電解質水溶液が付着して電食が発生する可能性がある。本実施の形態では、端子20と素線1aとの接触部分に対して埃及び塵が付着しにくくなることによって、当該接触部分に電食が発生することを抑制することができる。
なお、ジャンクションコネクタであるコネクタセット12には、他のコネクタが嵌合したり、支線11以外の電線が取り付けられたりすることはないことから、コネクタセット12を被覆材で覆ったとしても問題が発生することは無い。
また、本実施の形態のように、コネクタセット12を覆う被覆材としてビニール袋13を採用した場合には、端子20と素線1aとの接触部分に水分がある程度付着しにくくなることから、端子20と素線1aとの接触部分に電食が発生することをさらに抑制することができる。さらに、コネクタセット12を覆う被覆材としてビニール袋13を採用することによって、安価な構成で端子20と素線1aとの接触部分に電食が発生することを抑制することができる。
また、本実施の形態のように、ビニール袋13の口を縛る工程からコネクタセット12を幹線10に固定する工程までを一本の粘着テープ14を使用して行うことによって、ビニール袋13の口を縛る工程からコネクタセット12を幹線10に固定する工程までの一連の作業を簡単かつ迅速に行うことができる。
1 電線
1a 素線
10 幹線
11 支線
12 コネクタセット
13 ビニール袋
14 粘着テープ
20 端子
100 ワイヤーハーネス
120 メス型コネクタ
125 オス型コネクタ
127 バスバー

Claims (3)

  1. ワイヤーハーネスの支線の端部に取り付けられたコネクタセットを当該ワイヤーハーネスの幹線に固定する方法であって、
    前記支線を構成する複数の電線の端部には、それらの素線に接触するように複数の端子がそれぞれ取り付けられ、
    前記コネクタセットは、前記複数の端子が挿入された第1コネクタと、当該第1コネクタと嵌合する第2コネクタを有し、
    前記複数の電線の素線と、前記複数の端子とは、互いに異なった金属から構成され、
    前記第2コネクタには、当該第2コネクタに対して前記第1コネクタが嵌合した際に、当該第1コネクタに挿入された前記複数の端子と嵌合することによって、当該複数の端子間を短絡させるバスバーが設けられており、
    (a)前記コネクタセットを袋状あるいはシート状の透明の被覆材で覆う工程と、
    (b)前記工程(a)の後に、粘着テープを、前記被覆材の上から前記支線における前記コネクタセットの首下部分に巻き付けて、当該被覆材の口を縛る工程と、
    (c)前記工程(b)の後に、粘着テープを、前記被覆材の上から前記支線の分岐根本部分と前記幹線とに対して一緒に巻き付ける工程と、
    (d)前記工程(c)の後に、粘着テープを、前記分岐根本部分から前記コネクタセットに向かって、前記被覆材の上から、前記支線及び前記コネクタセットと前記幹線とに対して一緒に荒巻で巻き付ける工程と
    を備え、
    前記工程(b)〜(d)の一連の工程では、一本の粘着テープが使用される、コネクタセットの固定方法。
  2. 請求項1に記載のコネクタセットの固定方法であって、
    前記被覆材はシート状である、コネクタセットの固定方法
  3. 請求項1に記載のコネクタセットの固定方法であって、
    前記被覆材はビニール袋である、コネクタセットの固定方法
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