JPH0355663A - 投票券自動払戻し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 競馬等の的中券により現金の払戻しを行う投票券自動払
戻し装置に関し， 偽造．変造的中券もしくは．盗難券等で払戻しを行った
場合の犯人の情報を得ることを目的とし，磁気記録可能
な磁気コーティング面を有する投票券を用い，現金を払
戻する投票券に磁気記録された投票データを読み取り，
現金の払戻しを行う投票券自動払戻し装置において．払
戻しを受けた者を撮影し．画像データを作戊する電子カ
メラと払戻した日時のデータを発生する日時データ発生
回路とをそなえ，現金を払戻した後の投票券の磁気コー
ティング面に，′ｔ子カメラが撮影した払戻しを受けた
者の画像データ及び日時データ発生回路が発生した日時
データより成る擺影データを記録する構威をもつ． 〔産業上の利用分野〕 本発明は６競馬等の的中券により現金の払戻しを行う投
票券自動払戻し装置に関する。

本発明の投票券自動払戻し装置は．偽変造された投票券
もしくは，盗難券等で払戻しを行った場合に犯人の情報
を提供できるものである。

〔従来技術〕

最近の競馬の投票券は，裏面を磁気記録面とし．投票内
容を示すデータが磁気記録されている．投票券自動払戻
し装置は．この記録データを読み取って払戻し処理を行
う．払戻し後はこの磁気データを消磁して投票券を無効
化している．第５図に投票券の１例を示す．投票券の裏
面には．磁気コーティングが施されていて，発券時に，
レース番号．金額等のデータが記録される．第６図は．
従来の投票券自動払戻し装置における投票券の記録デー
タ読取機構の構成を示す．次に．構威を簡単に説明する
．払戻しを受けるものが投票券６ｌを自動払戻し装置に
投入すると．読取りヘッド６３は．投票券６１の裏面の
磁気記録面６２に記録されている磁気データを読取り，
この読取りヘッドから出力される記録データ信号は増幅
器６６で増幅されて，データ処理部６７へ入力される．
データ処理部６７は８記録データを処理して払戻しのた
めの制御信号を出力する．この制御信号は図示省略され
ている払戻し制御部へ伝達され，現金を払い戻すｗ１御
が行われる．払戻しか終了した投票券は．無効にするた
め．消去ヘンド６４により磁気データを消去され，スタ
ッカ６５に収納される．券の無効化は．消磁によるほか
．券を讃孔することにより行う方法もある． 〔発明が解決しようとする課題〕 従来の投票券自動払戻し装置においては，人手を介さず
現金を払戻すため．種々の偽変造対策が施されている．
しかし，最近の情報処理用機器の普及とともに偽変造の
手口もますます巧妙になってきており．また．たとえ自
動払戻し装置に用意された偽変造チェックシステムに掛
かったとしても犯人に関する手掛りとなるものはなく．
犯人を捕らえることは容易でなかった。

本発明は．このような状況にかんがみ，払戻しを受けた
人の画像データを保存し，偽変造を発見した場合に．犯
人情報として利用できるようにすることを目的とする． （課題を解決するための手段） 本発明の投票券自動払戻し装置は．払戻しを受けた人を
電子カメラで擺像し，その人の顔．服装等の画像データ
及び日時データ等の撮影データを投票券に磁気記録する
ようにしたものである．本発明の原理を第１図により説
明する．第１図は．本発明の基本的横威を示す．第１図
ｉａｌにおいて．１１は電子カメラ．ｌｌａは撮像素子
．ｌｌｂは撮像系信号処理部，１２は日時データ発生回
路．１３は払戻し機構部，１４はデータ読取り部，１５
はデータ消去部，１６は撮影データ記録部．１７は払戻
し制御部，１８はデータ灯理部，１９は記録系信号処理
部である．投票券を投票券自動払戻し装置へ投入すると
．データ読取り部１４により投票券の磁気コーティング
面に記録されている投票データが読取られ，データ処理
部１８で払戻し金額が計算される．払戻し制御部１７は
この金額を払戻しするように払戻し機構部ｌ３を制御し
，現金を払い戻す．このとき電子カメラ１ｌは．払戻し
を受けた人の顔５服装等を正面から撮影し，画像信号を
発生する．また日時データ発生回路１２は．払戻しの日
付．時間等のデータを発生する． 払戻しを受けた人の画像信号と払戻し日時データは，記
録系信号処理部１９により．磁気テープに記録するため
の信号形式に変換され，撮影データ記録部１６により投
票券の磁気コーティング面に撮影データとして記録され
る． 〔作用〕 第２図により，本発明の基本的な作用を説明する．なお
必要に応じて第１図の構威を参照する．■払戻しを受け
る者は．投票券を自動払戻し装置に投入する． ■データ読取り部１４は，投入された投票券の磁気記録
データを読み取る． ■データ処理部１８は．投入された投票券が真正のもの
か５記録されたデータは正しいデータであるかを判定す
る。

■そして正しい投票券であれば．払戻し制御部ｌ７によ
り払戻し機構部ｌ３から現金の払戻しをする． ■次にデータ消去部１５は．投票券の磁気データを消去
し投票券を無効化する． ■このとき電子カメラ１１は．払戻しを受けた人を撮影
し．画像データを出力する． ■日時データ発生回路１２は，払戻した日時の信号を出
力する． ■撮影データ記録部ｌ６は，記録系信号処理部１９を介
して画像データ及び日時データより或る撮影データを受
け取り，投票券の磁気記録面上に記録する． ■払戻し済みの投票券を収納する． このように本発明によれば．消磁して不用になった投票
券に，　ｌｅ１実に，払い戻した人の画像，日付等の撮
影データを記録でき．不正に払い戻した犯人の有力な情
報を取ることが出来る。

〔実施例〕

第３図．第４図により本発明の実施例を説明する． 第３図は．本発明実施例による投票券自動払戻し装置の
正面図である． 図に示すように，本発明の投票券自動払戻し装置３１は
，従来の装置と同様に投票券投入口３２祇幣取出し口３
３．払戻し金額表示３４等を備えている他，払戻した人
を撮影するための撮影用窓３５を備えている．撮影用窓
３５の内側には電子カメラが備えられている． 第４図は，本発明の撮影データを記録するための構威の
実施例である． 第４図において．４０は投票券．４１は投票データの読
取りヘッド，４２は消去ヘンド．４３は撮影データの記
録ヘッド．４４は払戻し済の投票券のスタン力．４５は
ＣＣＤ等の撮像素子．４６は増幅器，４７は変調器．４
８は日時データ発生回路．４９はデータ変調器．５０は
信号合威回路，５１は増幅器である． 投票券４０が投入されると．図の左から右へ給送され，
まず読取りヘッド４ｌで投票データを読取られ．次に消
去ヘッドで記録データを消去される。

一方２撮像素子４５から出力された画像信号と日時デー
タ発生回路４８から出力された日時データとは，それぞ
れ所定の形式で変調されて合威され，記録ヘッド４３で
投票券４０に記録される．撮影データを記録した投票券
４０は．スタッカ・４４に収納する． 〔発明の効果〕 本発明によれば．競馬等の投票券について現金の払戻し
を行ったとき，犯罪がからんでいることが判った場合に
は，払戻しを行った投票券に記録した画像データを再生
することにより，犯人の有力な情報を得ることができる
。

【図面の簡単な説明】 第１図は．本発明装置の基本的構成図，第２図は本発明
装置の基本的処理フロー図，第３図は本発明実施例の投
票券自動払戻し装置の正面図．第４図は本発明実施例に
おける撮影データ記録機構の構成図，第５図は投票券の
外観図，第６図は従来の投票券自動払戻し装置における
投票データ読取り機構の構威図である。 第ｌ図において ｌ１：電子カメラ，ｌｌａ：撮像素子．１１ｂ：撮像系
信号処理部．ｌ２：日時データ発生回路．１３：払戻し
機構部，ｌ４：データ読取り部，ｌ５：データ消去部．
１６：撮影データ記録部．１７：払戻し制御部．ｌ８：
データ処理部．ｌ９：記録系信号処理部．

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　磁気記録可能な磁気コーティング面を有する投票券を
   用い、現金を払戻する投票券に磁気記録された投票デー
   タを読み取り、現金の払戻しを行う投票券自動払戻し装
   置において、 払戻しを受けた者を撮影し、画像データを作成する電子
   カメラと、 払戻した日時のデータを発生する日時データ発生回路と
   をそなえ、 現金を払戻した後の投票券の磁気コーティング面に、電
   子カメラが撮影した払戻しを受けた者の画像データ及び
   日時データ発生回路が発生した日時データより成る撮影
   データを記録することを特徴とする投票券自動払戻し装
   置。