JP5838227B2 - 金属粉じん発生の少ないベローズ溶接用冷却リング - Google Patents

金属粉じん発生の少ないベローズ溶接用冷却リング Download PDF

Info

Publication number
JP5838227B2
JP5838227B2 JP2013552477A JP2013552477A JP5838227B2 JP 5838227 B2 JP5838227 B2 JP 5838227B2 JP 2013552477 A JP2013552477 A JP 2013552477A JP 2013552477 A JP2013552477 A JP 2013552477A JP 5838227 B2 JP5838227 B2 JP 5838227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
bellows
weight
welding
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013552477A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014509943A (ja
Inventor
ホ キム、ユン
ホ キム、ユン
Original Assignee
ケーエスエム カンパニー リミテッド
ケーエスエム カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020110093651A external-priority patent/KR101174100B1/ko
Priority claimed from KR1020120054945A external-priority patent/KR101390283B1/ko
Application filed by ケーエスエム カンパニー リミテッド, ケーエスエム カンパニー リミテッド filed Critical ケーエスエム カンパニー リミテッド
Publication of JP2014509943A publication Critical patent/JP2014509943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5838227B2 publication Critical patent/JP5838227B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F21/00Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
    • F28F21/08Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of metal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J3/00Diaphragms; Bellows; Bellows pistons
    • F16J3/04Bellows
    • F16J3/047Metallic bellows
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
    • B23K37/003Cooling means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Description

本発明は、ベローズ溶接用冷却リングに係り、特に溶接時に電気伝導性の高い銅、アルミニウム、金、銀などの金属粉じんを発生させないベローズ溶接用冷却リングに関する。
ベローズ(Bellows)は、内部と外部との気密維持を行うと同時に、伸縮可能なジャバラであり、真空装置、半導体製造装備、小型産業器機類、精密機械などに多く使われる部品である。
図1には、このようなベローズ100の一例が図示されているが、前記ベローズ100は、一般的に両端にフランジ1がそれぞれ結合された状態で使われ、第1隔膜10と、前記第1隔膜10と向い合うように配された第2隔膜20とが対をなす複数対の隔膜10、20を一列に配した状態で、互いに隣接している前記第1隔膜10と前記第2隔膜20とをずらして連結することで、ジャバラの形態を持つようになる。
前記ベローズ100を製造する方法をさらに詳細に説明すれば、先ず、金属薄板をプレス加工し、図3に示したように前記第1隔膜10及び第2隔膜20を製造した後、溶接によって各対の前記第1隔膜10及び第2隔膜20の内側端部を互いに溶接して、図4に示したように、内周面溶接部IWを形成し、このように内周面溶接部IWによって溶接された複数対の隔膜10、20を、図5に示したように、一列に配した状態で、図6に示したように、互いに隣接している対の前記第1隔膜10及び第2隔膜20の外側端部を互いに溶接して外周面溶接部OWを形成する。
この時、前記外周面溶接部OWを形成するために、図7または図8に示した平面形状と、図6または図9に示した断面形状とを持つ金属材質のベローズ溶接用冷却リング30、130が使われる。
前記ベローズ溶接用冷却リング30、130は、前記各対の前記第1隔膜10及び第2隔膜20の外側端部の間に挿入されて、前記第1隔膜10及び第2隔膜20の外側端部間の距離を一定に維持し、前記第1隔膜10と前記第2隔膜20とを互いに密着させてクランピングし、前記外周面溶接部OWを形成する時に発生する溶接熱を速かに消散させるためのものである。
しかし、従来のベローズ溶接用冷却リング30、130は、柔らかい材質の金属である銅、銅合金、アルミニウム、金、銀などの金属で製造されているので、使用後に前記ベローズ100の外周面に微細な銅粉じん(copper dust)またはアルミニウム粉じんなどの金属粉じんを残すようになり、このような金属粉じんは電気伝導性が非常に大きいため、前記ベローズ100が半導体装備などに使われる場合、前記金属粉じんによる電気的ショートで半導体製造工程に不良を引き起こすという問題点がある。
したがって、従来のベローズ溶接用冷却リング30、130を使う場合、ベローズ100を半導体装備などに装着する前に、外周面に残っている銅粉じんなどの金属粉じんを除去する必要がある。特に、前記銅粉じんは、銅の特性上、化学的に非常に安定しており、かつ吸着力に優れて高圧の空気噴射や化学的な洗浄によっても、前記ベローズ100の表面から容易に除去されないという問題点があり、前記ベローズ100の外周面に残っている銅粉じんを作業者の手作業でいちいち除去せねばならない。
本発明は前記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、溶接時に電気伝導性の高い銅、アルミニウム、金、銀などの金属粉じんを発生させないように構造の改善されたベローズ溶接用冷却リングを提供することである。
前記目的を解決するために、本発明によるベローズ溶接用冷却リングは、第1隔膜と、前記第1隔膜と向い合うように配された第2隔膜とが対をなす複数対の隔膜を含む、ベローズの製造に使われる溶接用冷却リングであり、前記第1隔膜と前記第2隔膜のうち少なくとも一つに接触した状態で、前記第1隔膜と前記第2隔膜とを互いに密着させるように配され、銅を含む円弧状の本体と、前記本体にメッキされるメッキ層と、を備え、前記メッキ層は、ニッケル及びクロムからなる群から選択される少なくとも一つを含むことを特徴とする。
ここで、前記メッキ層は、総重量100重量部に対してニッケル99重量部以上を含むことが望ましい。
ここで、前記メッキ層は、総重量100重量部に対してクロム99重量部以上を含むことが望ましい。
前記目的を解決するために、本発明によるベローズ溶接用冷却リングは、第1隔膜と、前記第1隔膜と向い合うように配された第2隔膜とが対をなす複数対の隔膜を含む、ベローズの製造に使われる円弧状の溶接用冷却リングであり、前記第1隔膜と前記第2隔膜のうち少なくとも一つに接触した状態で、前記第1隔膜と前記第2隔膜とを互いに密着させるように配され、タングステンとモリブデンとニッケルとクロムとからなる群から選択される少なくとも一つを含むことを特徴とする。
ここで、総重量100重量部に対してタングステン99重量部以上を含むことが望ましい。
ここで、総重量100重量部に対してモリブデン99重量部以上を含むことでもありうる。
ここで、総重量100重量部に対してニッケル99重量部以上を含むことでもありうる。
ここで、総重量100重量部に対してクロム99重量部以上を含むことでもありうる。
本発明によれば、銅を含む円弧状の本体と、前記本体にメッキされるメッキ層とを備えることで、溶接時に電気伝導性の高い銅、アルミニウム、金、銀などの金属粉じんを発生させないという効果がある。
一般的なベローズの断面斜視図である。
図1に示したベローズのII−II線の断面図である。
金属薄板をプレス加工して製造された第1隔膜及び第2隔膜を互いに向い合うように配した状態を示す断面図である。
図3に示した一対の第1隔膜及び第2隔膜の内側端部を互いに溶接して内周面溶接部を形成した状態を示す断面図である。
内周面溶接部によってそれぞれ溶接された複数対の隔膜を一列に配した状態で、ベローズ溶接用冷却リングが前記各対の前記第1隔膜及び第2隔膜の外側端部の間に挿入された状態を示す断面図である。
互いに隣接している対の前記第1隔膜及び第2隔膜の外側端部を互いに溶接して外周面溶接部を形成した状態を示す断面図である。
図5に示したベローズ溶接用冷却リングの一例を示す平面図である。
図5に示したベローズ溶接用冷却リングの他の一例を示す平面図である。
円形以外の断面形状を持つベローズ溶接用冷却リングを示す断面図である。
本発明の第1実施形態であるベローズ溶接用冷却リングの断面を示す図面である。
本発明の第2実施形態であるベローズ溶接用冷却リングの断面を示す図面である。
本発明の第3実施形態であるベローズ溶接用冷却リングの断面を示す図面である。
本発明の第4実施形態であるベローズ溶接用冷却リングの断面を示す図面である。
本発明のベローズ溶接用冷却リングを使って、一対の第1隔膜及び第2隔膜の内側端部を互いに溶接する状態を示す図面である。
図14に示したベローズ溶接用冷却リングのXV部分拡大図である。
図15に示したベローズ溶接用冷却リングを使って溶接された一対の第1隔膜及び第2隔膜の内側端部に内周面溶接部が形成された状態を示す図面である。
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。
図7は、本発明の第1実施形態であるベローズ溶接用冷却リングの平面図であり、図10は、本発明の第1実施形態であるベローズ溶接用冷却リングの断面を示す図面である。
図7及び図10を参照すれば、本発明の望ましい実施形態によるベローズ溶接用冷却リング30は、ベローズ100を製造するために使われる溶接用冷却リングであり、図1に示したように、前記第1隔膜10と前記第2隔膜20のうち少なくとも一つに接触した状態で、前記第1隔膜10と前記第2隔膜20とを互いに密着させるように、前記第1隔膜10と第2隔膜20との間に挿入される。このベローズ溶接用冷却リング30は、本体35とメッキ層36とを備える。
前記本体35は、図7及び図10に示したように、隙間33のある円弧状の環部材であり、銅、銅合金、アルミニウム、金、銀などの金属のうち少なくとも一つを含むが、これら金属の特徴は、融点が比較的低くて電気伝導性が比較的高いということである。本実施形態では、前記本体35の材料として銅が使われる。ここで、純粋銅は、熱伝導度が401W/m℃であり、融点は1084℃であり、硬度(Vickers硬度)は369Mpaであり、熱伝導度が相対的に高くて硬度は相対的に低い。
前記メッキ層36は、図10に示したように、前記本体35にメッキされる金属層であり、ニッケル及びクロムからなる群から選択される少なくとも一つを含む金属層である。本実施形態では、前記メッキ層36は、総重量100重量部に対してニッケル99重量部以上を含んでいるところ、純粋なニッケルに近い。ここで、純粋ニッケルは、熱伝導度90.9W/m℃、融点1455℃、硬度638Mpaであり、純粋クロムは、熱伝導度93.9W/m℃、融点1907℃、硬度1060Mpaである。よって、ニッケル及びクロムの場合、熱伝導度は銅に比べて低いが、融点及び硬度は銅に比べて高い。一方、金属の電気伝導性は熱伝導度と比例するので、銅がニッケル及びクロムに比べて電気伝導性は相対的に高い。
前述した構成のベローズ溶接用冷却リング30は、銅を含む円弧状の本体35と、前記本体35にメッキされるニッケルメッキ層36とを備えてているので、硬度及び融点が相対的に低い銅材質の本体35が、硬度及び融点の相対的に高いニッケルメッキ層36で保護されることで、図6に示したようにベローズ100の溶接に使われるとしても、電気伝導性の高い銅粉じん(copper dust)を前記ベローズ100の外周面に残さないという長所がある。
したがって、前記ベローズ溶接用冷却リング30は、前記ベローズ100が半導体装備などに使われる場合、前記銅粉じんによって半導体製造工程に不良を引き起こさないという長所がある。一方、前記ベローズ溶接用冷却リング30の場合、ニッケル粉じんが微量発生する可能性はあるが、ニッケルの融点及び硬度が相対的に非常に高く、電気伝導性は相対的に低いため、半導体製造工程に不良を引き起こさない。
本実施形態では、前記メッキ層36として純粋ニッケルに近い金属を使っているが、前記メッキ層36が、総重量100重量部に対してクロム99重量部以上を含むことで、純粋クロムに近い金属でありうるということはいうまでもない。
本実施形態では、前記ベローズ溶接用冷却リング30が隙間33のある円弧状の環部材で形成されるが、図8に示したように、一対の半円形状部材31、32を備えてもよい。このように一対の半円形状部材31、32を使えば、溶接後に前記ベローズ溶接用冷却リング30を、変形なしに前記ベローズ100から分離させられるところ、繰り返して再使用できるという長所がある。
本実施形態では、前記ベローズ溶接用冷却リング30が円形断面で形成されているが、図9及び図11に示したように、円形以外の断面形状を持つベローズ溶接用冷却リング130を形成できるということはいうまでもない。前記ベローズ溶接用冷却リング130は、前記第1隔膜10の形状に対応する第1面131と、前記第2隔膜20の形状に対応する第2面132と、前記第1面131と前記第2面132との外側端部を互いに連結する外周面133と、を備え、前記外周面133の両端部には凹状の段差部134がそれぞれ形成されている。前記ベローズ溶接用冷却リング130は、前記段差部134によって前記外周面溶接部OWの溶接時に必要な作業空間を容易に確保でき、前記第1面131及び第2面132によって前記第1隔膜10及び第2隔膜20の間に差し込まれる深さの調節が容易であるという長所がある。
一方、図12には、本発明の第3実施形態であるベローズ溶接用冷却リング230が示されているが、前記ベローズ溶接用冷却リング230は、前記ベローズ溶接用冷却リング30とは異なってメッキ層36を備えず、タングステンとモリブデンとニッケルとクロムとからなる群から選択される少なくとも一つを含む金属材質で形成される。ここで、純粋タングステンは、熱伝導度173W/m℃、融点3420℃、硬度3430Mpaであり、純粋モリブデンは、熱伝導度138W/m℃、融点2623℃、硬度1530Mpaである。よって、タングステン及びモリブデンの場合、熱伝導度は銅に比べて低いが、融点及び硬度は銅に比べて非常に高く、電気伝導性、融点、硬度いずれもニッケル及びクロムに比べて相対的に高い。一方、タングステン及びモリブデンは、購入値段がニッケル及びクロムに比べて高いという短所がある。
本実施形態では、前記ベローズ溶接用冷却リング230が、総重量100重量部に対して、タングステン99重量部以上を含んで純粋タングステンに近い金属材質で形成される。
前述した構成のベローズ溶接用冷却リング230は、融点、硬度いずれも銅、ニッケル、クロムに比べて相対的に高い純粋タングステンに近い金属材質で形成されるので、溶接温度が高くて多量の溶接熱が発生する大型ベローズ100を製造する場合に使われても、容易に溶融せず銅粉じんを残さないという長所がある。
また、前記ベローズ溶接用冷却リング230は、前述したベローズ溶接用冷却リング30に使われるニッケルより電気伝導性の優秀なタングステンを使うので、溶接時に発生する溶接熱を前記ベローズ溶接用冷却リング30よりさらに速かに消散させられるという長所がある。
本実施形態では、前記ベローズ溶接用冷却リング230が純粋タングステンに近い金属材質で形成されるが、総重量100重量部に対してモリブデン99重量部以上を含んで純粋モリブデンに近い金属、総重量100重量部に対してニッケル99重量部以上を含んで純粋ニッケルに近い金属、総重量100重量部に対してクロム99重量部以上を含んで純粋クロムに近い金属からなる群から選択される一つの金属材質で形成されうるということはいうまでもない。
本実施形態では、前記ベローズ溶接用冷却リング230が円形断面で形成されているが、図9及び図13に示したように、円形以外の断面形状を持つベローズ溶接用冷却リング330で形成されうるということはいうまでもない。
一方、図14には、前記ベローズ溶接用冷却リング230を使って、一対の第1隔膜10及び第2隔膜20の内側端部を互いに溶接する状態が図示されている。
前記ベローズ溶接用冷却リング230は、一対が設けられ、第1ジグ40及び第2ジグ50にそれぞれ装着される。
前記第1ジグ40は、ステンレススチールで製造される環状金属部材であり、中央部には中空44が形成されており、下面には第1装着部41と、第1空間部42と、第1結合部43とが形成されている。
前記第1装着部41は、前記中空44の下端部エッジに沿って下方に突き出ており、前記第1空間部42は、前記第1装着部41の外側に形成された空間であり、前記第1結合部43は、前記第1空間部42の外側に形成された溝部である。
前記第1装着部41の下端には、前記ベローズ溶接用冷却リング230の一つが取り付けられている。
前記第2ジグ50は、ステンレススチールで製造される円板型金属部材であり、上面には第2装着部51と、第2空間部52と、第2結合部53とが形成されている。
前記第2装着部51は、上端に前記ベローズ溶接用冷却リング230の残りの一つが装着される部分であり、底部54の上面から上方に突き出ており、前記第1装着部41と対応する位置に形成されている。
前記第2空間部52は、前記第2装着部51の外側に形成された空間であり、前記第1空間部42に対応する位置に形成され、前記第1空間部42と協力して前記一対の第1隔膜10及び第2隔膜20の外側端部を収容する。
前記第2結合部53は、前記第2空間部52の外側に形成された突出部であり、前記第1結合部43と脱着自在に結合されて固定される部分である。
前記第2結合部53の内側面55は、前記一対の第1隔膜10及び第2隔膜20の外側末端部が接触して支持されるように、既定の直径を持つ円筒状内周面で形成される。
前述した構成の第2ジグ50の上面に前記一対の第1隔膜10及び第2隔膜20を乗せた後、前記第1ジグ40の下面が前記第2ジグ50の上面を向い合うように配して前記第1ジグ40及び第2ジグ50を互いに密着させれば、図15に示したように、前記第1ジグ40のベローズ溶接用冷却リング230は、前記第1隔膜10の内側端部上面に接触して加圧し、前記第2ジグ50のベローズ溶接用冷却リング230は、前記第2隔膜20の内側端部下面に接触して加圧する。
このように、前記第1隔膜10と前記第2隔膜20とを互いに密着させた状態で、前記第1ジグ40の中空44を介して前記第1隔膜10及び第2隔膜20の内側端部を互いに溶接すれば、図16に示したような内周面溶接部IWが形成される。
前記第1ジグ40は、中央部に形成された中空44を備えているので、図15に示したように、互いに密着した前記第1隔膜10及び第2隔膜20の内側端部への接近性に優れ、前記隔膜10、20の内側端部への溶接作業が便利であるという長所がある。
また、前記第2ジグ50は、前記一対の第1隔膜10及び第2隔膜20の外側末端部が接触して保持されるように、既定の直径を持つ円筒状内側面55を備える前記第2結合部53を備えているので、前記隔膜10、20らが揺れずに安定して正確な位置に固定されうるという長所がある。
そして、前記ジグ40、50は、互いに脱着自在に結合されて固定される前記結合部43、53を備えているので、正確な位置で互いに容易に結合され、結合された状態で揺れないという長所がある。
以上で本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は前述した実施形態に記載された内容に限定されるものではなく、当業者によって修正または変更された等価の構成は本発明の技術的思想の範囲を逸脱しないということは明らかである。

Claims (2)

  1. 第1隔膜と、前記第1隔膜と向い合うように配された第2隔膜とが対をなす複数対の隔膜を含む、ベローズの製造に使われる溶接用冷却リングであり、
    前記第1隔膜と前記第2隔膜のうち少なくとも一つに接触した状態で、前記第1隔膜と前記第2隔膜とを互いに密着させるように配され、銅を含む円弧状の本体と、
    溶接時に銅粉が発生しないように、前記本体にメッキされるメッキ層と、
    を備え、
    前記メッキ層は、銅に比べて電気伝導性が低く、銅に比べて高融点及び高硬度のニッケル及びクロムからなる群から選択される少なくとも一つを含み、かつ、前記メッキ層は、総重量100重量部に対し99重量部以上の前記ニッケルを含むものであるか、総重量100重量部に対して99重量部以上の前記クロムを含むものであり、
    前記溶接時に発生する銅粉塵が前記ベローズの表面に残留せず、銅粉塵によって前記ベローズが使われる周辺装備に電気的ショートが発生しないように構成される、ことを特徴とするベローズ溶接用冷却リング。
  2. 第1隔膜と、前記第1隔膜と向い合うように配された第2隔膜とが対をなす複数対の隔膜を含む、ベローズの製造に使われる円弧状の溶接用冷却リングであり、
    前記第1隔膜と前記第2隔膜のうち少なくとも一つに接触した状態で、前記第1隔膜と前記第2隔膜とを互いに密着させるように配され、
    溶接時に銅粉塵が発生しないように、銅に比べて電気伝導性が低く、銅に比べて高融点及び高硬度のタングステンとモリブデンとニッケルとクロムとからなる群から選択される少なくとも一つを含み、かつ、前記溶接用冷却リングが、総重量100重量部に対して99重量部以上の前記タングステンを含むものであるか、総重量100重量部に対して99重量部以上の前記モリブデンを含むものであるか、総重量100重量部に対して99重量部以上の前記ニッケルを含むものであるか、総重量100重量部に対して99重量部以上の前記クロムを含むものであり、
    溶接時に銅粉塵が前記ベローズの表面に残留せず、銅粉塵によって前記ベローズが使われる周辺装備に電気的ショートが発生しないように構成される、ことを特徴とするベローズ溶接用冷却リング。
JP2013552477A 2011-09-16 2012-05-24 金属粉じん発生の少ないベローズ溶接用冷却リング Active JP5838227B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2011-0093651 2011-09-16
KR1020110093651A KR101174100B1 (ko) 2011-09-16 2011-09-16 금속 분진 발생이 적은 벨로우즈 용접용 냉각링.
KR10-2012-0054945 2012-05-23
KR1020120054945A KR101390283B1 (ko) 2012-05-23 2012-05-23 금속 분진 발생이 적은 벨로우즈 용접용 냉각링.
PCT/KR2012/004108 WO2013039289A1 (ko) 2011-09-16 2012-05-24 금속 분진 발생이 적은 벨로우즈 용접용 냉각링

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014509943A JP2014509943A (ja) 2014-04-24
JP5838227B2 true JP5838227B2 (ja) 2016-01-06

Family

ID=47883490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013552477A Active JP5838227B2 (ja) 2011-09-16 2012-05-24 金属粉じん発生の少ないベローズ溶接用冷却リング

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130319649A1 (ja)
EP (1) EP2743027B1 (ja)
JP (1) JP5838227B2 (ja)
CN (1) CN103857492B (ja)
WO (1) WO2013039289A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016072323A1 (ja) * 2014-11-05 2016-05-12 イーグル工業株式会社 金属ベローズ
JP6800157B2 (ja) * 2015-09-23 2020-12-16 イーグル工業株式会社 アキュムレータ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB722070A (en) * 1952-10-02 1955-01-19 Parsons C A & Co Ltd Improvements in and relating to methods of fusion welding
JPH0743035B2 (ja) * 1984-04-19 1995-05-15 住友軽金属工業株式会社 アルミニウム・ベローズの製造方法
JPH0655347B2 (ja) * 1986-03-20 1994-07-27 住友軽金属工業株式会社 金属ベロ−ズの製造方法
JPH05203056A (ja) * 1992-01-24 1993-08-10 Nippon Purobiimu Kogyo Kk ダイヤフラムベローズの製造法
US6193349B1 (en) * 1997-06-18 2001-02-27 Lexmark International, Inc. Ink jet print cartridge having active cooling cell
US6078021A (en) * 1997-08-29 2000-06-20 Chang; Dale U. Apparatus and method of laser welding inside bellows joints and spacer for manufacturing bellows
JP3337206B2 (ja) * 2000-01-11 2002-10-21 日本ピラー工業株式会社 ベローズ及びこれを用いた流体機器
KR100564150B1 (ko) * 2003-08-12 2006-04-03 이강수 벨로우즈 제조용 칠링 및 이를 이용한 벨로우즈 제조방법
KR200334156Y1 (ko) * 2003-08-12 2003-11-21 네오마 주식회사 벨로우즈 용접기
JP2006222031A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Toho Kinzoku Co Ltd X線管ターゲットの製造方法
JP2006231342A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Nuclear Fuel Ind Ltd 溶接冷やし金
FI123372B (fi) * 2008-06-30 2013-03-15 Outotec Oyj Menetelmä metallurgisen uunin yhteydessä käytettävän jäähdytyselementin päällystämiseksi metallipäällysteellä ja jäähdytyselementti
US8374062B2 (en) * 2010-09-23 2013-02-12 Tdk Corporation Heat assist magnetic write head, head gimbals assembly, head arm assembly, and magnetic disk device

Also Published As

Publication number Publication date
CN103857492B (zh) 2016-03-02
CN103857492A (zh) 2014-06-11
EP2743027B1 (en) 2021-09-22
WO2013039289A1 (ko) 2013-03-21
EP2743027A4 (en) 2016-01-06
JP2014509943A (ja) 2014-04-24
EP2743027A1 (en) 2014-06-18
US20130319649A1 (en) 2013-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101648308A (zh) 靶材组件的制作方法
JP6286088B2 (ja) バッキングプレート、スパッタリングターゲットおよびそれらの製造方法
JP5615454B1 (ja) フォーカスリング
JP5838227B2 (ja) 金属粉じん発生の少ないベローズ溶接用冷却リング
KR20210018531A (ko) 시료 유지구
KR101390283B1 (ko) 금속 분진 발생이 적은 벨로우즈 용접용 냉각링.
JP2017045980A (ja) 電子部品パッケージ
KR101174100B1 (ko) 금속 분진 발생이 적은 벨로우즈 용접용 냉각링.
CN112091343A (zh) 一种钼靶材与背板的钎焊方法
JP6395624B2 (ja) リニアアクチュエータの製造方法およびリニアアクチュエータ
JP2011031269A (ja) 抵抗溶接装置及びこれに用いる電極
CN102699466A (zh) 半导体电极组件的钎焊方法
JP6280012B2 (ja) 試料保持具
JP2010008800A (ja) 光学部品、光学装置
JP2009016537A (ja) 電子部品パッケージ製造方法
JP6407216B2 (ja) 半導体モジュールおよびその生産方法
KR100564150B1 (ko) 벨로우즈 제조용 칠링 및 이를 이용한 벨로우즈 제조방법
JP2011092986A (ja) 抵抗溶接方法、抵抗溶接用電極及びキャップ構造
JP2004039431A (ja) 真空バルブ
CN209598417U (zh) 超声波焊接部底座
JP6904196B2 (ja) 加熱加圧装置
JP2022124273A (ja) 保持部材
KR20100027563A (ko) 링형 콜리메이터
JP2021049521A (ja) 洗浄用支持部材、囲繞部付き洗浄用支持部材および洗浄装置
JP2007253228A (ja) 接合方法及び接合部材

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140925

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150724

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5838227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250