JP2007253228A - 接合方法及び接合部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】放電プラズマ焼結法による接合方法であっても、接合部材の接合部の剛性や形状、強度の変化を抑えることができ、安定した品質を確保することができる接合方法及びこの方法によって製造された接合部材を提供すること。
【解決手段】この接合方法は、上型10の上型先端面10Aに設けられた上型溝10aと第一接合部2とを係合させ、かつ、上型先端面10Aに対向する下型11の下型先端面11Aに設けられた下型溝11aと第二接合部5とを係合させる一方、第一接合部2及び第二接合部5とは接触しない上型先端面10A及び下型先端面11Aの領域を直接接触させる工程と、上型10及び下型11を軸線方向に加圧して第一接合部2及び第二接合部5を押圧しながら、上型10と下型11との間でパルス通電する工程とを備えている。
【選択図】図2
【解決手段】この接合方法は、上型10の上型先端面10Aに設けられた上型溝10aと第一接合部2とを係合させ、かつ、上型先端面10Aに対向する下型11の下型先端面11Aに設けられた下型溝11aと第二接合部5とを係合させる一方、第一接合部2及び第二接合部5とは接触しない上型先端面10A及び下型先端面11Aの領域を直接接触させる工程と、上型10及び下型11を軸線方向に加圧して第一接合部2及び第二接合部5を押圧しながら、上型10と下型11との間でパルス通電する工程とを備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は、接合方法及び接合部材に関する。
二つの異なる材質の部材を接合する場合、かしめ、ハンダ、一般的な焼結等が従来から用いられている。しかし、かしめや焼結では、接合部分が周辺部に対して拡大されてしまう。また、ハンダでは、さらに作業者に依存する部分が多く、熟練技術が必要となり、生産性の向上には限界がある。一方、その他の接合方法として、例えば、特許文献1、2に記載のように、高温かつパンチによる押圧下にてパルス電圧を印加する放電プラズマ焼結法による接合方法がある。
特許第3548509号公報
特開2005−238244号公報
しかしながら、上記従来の放電プラズマ焼結法による接合方法の場合、接合部材がパンチに対して小さい場合には、接合部材を流れる電流量が多くなり、加熱されて接合部材が溶融してしまう可能性がある。そのため、接合部材の接合部における剛性や形状、強度が大きく変化してしまう。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、放電プラズマ焼結法による接合方法であっても、接合部材の接合部の剛性や形状、強度の変化を抑えることができ、安定した品質を確保することができる接合方法及びこの方法によって製造された接合部材を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係る接合方法は、真空容器内にて同一軸線に沿って接離可能に配された第一型の第一端面及び第二型の第二端面間に、重畳された第一接合部材の第一接合部及び第二接合部材の第二接合部を配置して、放電プラズマ焼結法により前記第一接合部及び前記第二接合部を接合する接合方法であって、前記第一型の第一端面に設けられた第一溝と前記第一接合部とを係合させ、かつ、前記第一端面に対向する前記第二型の第二端面に設けられた第二溝と前記第二接合部とを係合させる一方、前記第一接合部及び前記第二接合部と接触しない前記第一端面及び前記第二端面の領域を直接接触させる工程と、前記第一型及び前記第二型を前記軸線方向に加圧して前記第一接合部及び前記第二接合部を押圧しながら、前記第一型と前記第二型との間でパルス通電する工程とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る接合方法は、真空容器内にて同一軸線に沿って接離可能に配された第一型の第一端面及び第二型の第二端面間に、重畳された第一接合部材の第一接合部及び第二接合部材の第二接合部を配置して、放電プラズマ焼結法により前記第一接合部及び前記第二接合部を接合する接合方法であって、前記第一型の第一端面に設けられた第一溝と前記第一接合部とを係合させ、かつ、前記第一端面に対向する前記第二型の第二端面に設けられた第二溝と前記第二接合部とを係合させる一方、前記第一接合部及び前記第二接合部と接触しない前記第一端面及び前記第二端面の領域を直接接触させる工程と、前記第一型及び前記第二型を前記軸線方向に加圧して前記第一接合部及び前記第二接合部を押圧しながら、前記第一型と前記第二型との間でパルス通電する工程とを備えていることを特徴とする。
この発明は、第一型及び第二型間に流れる電流を、第一溝と第一接合部との間、第一接合部と第二接合部との間、及び第二接合部と第二溝との間に形成された各隙間に放電を発生させるための電流と、第一端面及び第二端面同士が直接接触する領域に流れる電流とに分岐して流すことができる。また、第一端面と第一接合部との間、及び第二端面と第二接合部との間の局所加熱による熱を、第一型及び第二型にそれぞれ逃がすことができる。さらに、第一溝にて第一接合部を、及び第二溝にて第二接合部をそれぞれ保持でき、安定した状態で拡散接合させることができる。
また、本発明に係る接合方法は、前記接合方法であって、前記第一端面と前記第二端面とが直接接触する領域の表面積が、前記第一溝又は前記第二溝の表面積よりも大きいことを特徴とする。
この発明は、第一端面及び第二端面が直接接触する領域の電気抵抗のほうが小さいので、第一接合部及び第二接合部の接合に必要な電流よりも大きい電流を第一型及び第二型に流しても、余分な電流を上記領域に逃がすことができる。そして、接合部分をマクロ的に溶融させることなく拡散接合させることができる。
また、本発明に係る接合方法は、前記接合方法であって、前記第一接合部材および前記第二接合部材が、何れもワイヤ状部材であることを特徴とする。
この発明は、第一接合部及び第二接合部に外径拡大部分が生じるのを好適に抑えることができる。
この発明は、第一接合部及び第二接合部に外径拡大部分が生じるのを好適に抑えることができる。
また、本発明に係る接合方法は、前記接合方法であって、前記第一接合部材及び前記第二接合部材の少なくとも一方が、ステンレス鋼、ニッケル基合金、又は超弾性合金の何れか一つであることが好ましい。
本発明に係る接合部材は、本発明に係る接合方法によって接合されたことを特徴とする。
この発明は、接合した部分に接合していない部分よりも外径の大きい部分が発生するのを好適に抑えられる。
この発明は、接合した部分に接合していない部分よりも外径の大きい部分が発生するのを好適に抑えられる。
本発明によれば、放電プラズマ焼結法による接合方法であっても、接合部材の接合部の剛性や形状、強度の変化を抑えることができ、安定した品質を確保することができる。
本発明に係る一実施形態について、図1から図3を参照して説明する。
本実施形態に係る接合方法は、例えば、第一ワイヤ(第一接合部材)1の第一接合部2と、第二ワイヤ(第二接合部材)3の第二接合部5とを接合して、例えば、外径が0.5mmから1.0mm程度の金属ワイヤ(ワイヤ状部材)6とするための接合方法であって、図1に示す放電プラズマ焼結装置7によって行う。
本実施形態に係る接合方法は、例えば、第一ワイヤ(第一接合部材)1の第一接合部2と、第二ワイヤ(第二接合部材)3の第二接合部5とを接合して、例えば、外径が0.5mmから1.0mm程度の金属ワイヤ(ワイヤ状部材)6とするための接合方法であって、図1に示す放電プラズマ焼結装置7によって行う。
この放電プラズマ焼結装置7は、図1に示すように、真空チャンバ(真空容器)8と、真空チャンバ8内にて同一軸線Cに沿って上下方向に接離可能に配された上型(第一型)10及び下型(第二型)11と、上型10及び下型11を間に挟んで配設された上型パンチ電極12及び下型パンチ電極13と、これら電極12,13を介して上型10及び下型11にパルス電力を印加する電源部15と、上型パンチ電極12及び下型パンチ電極13を介して上型10と下型11とを軸線Cに沿って押圧する加圧機構16(例えば、油圧プレス機構)とを備えている。
上型10及び下型11は、カーボングラファイトからなり、何れも例えば外径70mmの丸棒状に形成されている。そして、上型先端面(第一端面)10Aと下型先端面(第二端面)11Aとは、何れも軸線Cを法線方向として、互いに対向するように形成されている。また、上型10は、上型パンチ電極12と上部で接触して電気的に接続されているとともに、下型11は、下型パンチ電極13と接触して電気的に接続されている。
図2に示すように、上型先端面10Aには、第一ワイヤ1の第一接合部2と第二ワイヤ3の第二接合部5とを重畳させた状態で、係合可能な上型溝(第一溝)10aが形成されている。下型先端面11Aにも同様の下型溝(第二溝)11aが形成されている。この際、上型先端面10Aと下型先端面11Aとが直接接触する領域の表面積が、上型溝10a又は下型溝11aの表面積よりも大きくなるように形成されている。
第一ワイヤ1は、例えば、ステンレス鋼とされ、第二ワイヤ3は、例えば、第一ワイヤ1と異なるニッケル基合金とされている。第一接合部2及び第二接合部5には、図3に示すように、半円状の端面と、矩形状の第一接合面2A及び第二接合面5Aがそれぞれ形成されている。そして、第一接合面2Aと第二接合面5Aとが当接されることにより、接合部分の断面形状が円形となる。
次に、放電プラズマ焼結装置7を用いて本実施形態に係る金属ワイヤ6を接合する接合方法及びその作用について説明する。
この接合方法は、上型10の上型先端面10Aに設けられた上型溝10aと第一接合部2とを係合させ、かつ、上型先端面10Aに対向する下型11の下型先端面11Aに設けられた下型溝11aと第二接合部5とを係合させる一方、第一接合部2及び第二接合部5とは接触しない上型先端面10A及び下型先端面11Aの領域を直接接触させる工程と、上型10及び下型11を軸線C方向に加圧して第一接合部2及び第二接合部5を押圧しながらパルス通電する工程とを備えている。
この接合方法は、上型10の上型先端面10Aに設けられた上型溝10aと第一接合部2とを係合させ、かつ、上型先端面10Aに対向する下型11の下型先端面11Aに設けられた下型溝11aと第二接合部5とを係合させる一方、第一接合部2及び第二接合部5とは接触しない上型先端面10A及び下型先端面11Aの領域を直接接触させる工程と、上型10及び下型11を軸線C方向に加圧して第一接合部2及び第二接合部5を押圧しながらパルス通電する工程とを備えている。
まず、上型先端面10A及び下型先端面11Aの領域を直接接触させる工程を行う。
具体的には、下型11の下型先端面11Aの中央に第二接合部5が配されるように、下型溝11aに第二ワイヤ3を係合させる。そして、第二ワイヤ3の第二接合面5Aに第一ワイヤ1の第一接合面2Aが当接するように第一ワイヤ1を載置する。この際、第一接合面2A及び第二接合面5Aは所定の表面粗さにしておく。なお、予め、第一接合面2Aと第二接合面5Aとを当接させた状態の第一ワイヤ1及び第二ワイヤ3を下型先端面11Aの下型溝11aに係合させてもよい。
具体的には、下型11の下型先端面11Aの中央に第二接合部5が配されるように、下型溝11aに第二ワイヤ3を係合させる。そして、第二ワイヤ3の第二接合面5Aに第一ワイヤ1の第一接合面2Aが当接するように第一ワイヤ1を載置する。この際、第一接合面2A及び第二接合面5Aは所定の表面粗さにしておく。なお、予め、第一接合面2Aと第二接合面5Aとを当接させた状態の第一ワイヤ1及び第二ワイヤ3を下型先端面11Aの下型溝11aに係合させてもよい。
この状態で、加圧機構16を一度駆動して、上型溝10aと第一ワイヤ1及び第二ワイヤ3とが係合し、上型先端面10Aと下型先端面11Aとが接触する位置まで、上型10と下型11とを接近させる。
続いて、パルス通電する工程に移行する。まず、図示しない真空ポンプによって真空チャンバ8内を3.0×10−3Paまで排気した後、加圧機構16を再駆動して、第一ワイヤ1及び第二ワイヤ3を上型10及び下型11によって上下方向から所定の圧力で加圧する。
次に、電源部15から所定の強さ及び周波数のパルス電圧を印加してパルス通電を行う。この際、上型10と下型11との間の電流は、第一ワイヤ1及び第二ワイヤ3に流れる電流と、上型先端面10A及び下型先端面11A同士が直接接触する領域に流れる電流とに分岐される。そして、第一ワイヤ1及び第二ワイヤ3に流れる電流によって、上型溝10aと第一接合部2との間、第一接合面2Aと第二接合面5Aとの間、及び第二接合部5と下型溝11aとの間に形成されたそれぞれの隙間に放電プラズマが発生して、第一接合部2及び第二接合部5が加熱される。
この熱により、第一接合面2Aと第二接合面5Aとが微視的に溶解する。そして、加圧による圧縮力により、第一接合面2Aと第二接合面5Aとの凹凸部分が塑性変形して間隙が徐々になくなっていき、やがて第一接合面2Aと第二接合面5Aとが接合される。
一方、上型先端面10A及び下型先端面11A同士が直接接触する領域にも電流が流れるが、電気抵抗が第一ワイヤ1及び第二ワイヤ3を経由する回路よりも小さいので、発熱せずに多くの電流が流れていく。こうして、第一ワイヤ1及び第二ワイヤ3を自己加熱させることによって焼結を行い、接合された金属ワイヤ6を得る。
この接合方法及び金属ワイヤ6によれば、上型10及び下型11間に流れる電流を、上型溝10aと第一接合部2との間、第一接合部2と第二接合部5との間、及び第二接合部5と下型溝11aとの間に形成された各隙間にプラズマ放電を発生させるための電流と、上型先端面10A及び下型先端面11A同士が直接接触する領域に流れる電流とに分岐して流すことができる。この際、上型先端面10A及び下型先端面11Aが直接接触する領域の電気抵抗のほうが小さいので、第一接合部2及び第二接合部5の接合に必要な電流よりも大きい電流を上型10及び下型11に流しても、余分な電流を上記領域に逃がすことができる。
また、上型先端面10Aと第一接合部2との間、及び下型先端面11Aと第二接合部5との間の局所加熱による熱を、上型10及び下型11にそれぞれ逃がすことができる。さらに、上型溝10aにて第一接合部2を、及び下型溝11aにて第二接合部5をそれぞれ保持でき、安定した状態で拡散接合させることができる。従って、接合部分をマクロ的に溶融させてしまうことなく、放電プラズマ焼結法によっても外径が拡大されて接合部の剛性や形状、強度が変化してしまうのを抑えることができ、作業者に依存することなく金属ワイヤ6の安定した品質を確保することができる。また、接合した部分に接合していない部分よりも外径の大きい部分が発生するのが好適に抑えられる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、第一接合面2A及び第二接合面5Aが何れも矩形状となっているが、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、第一接合面2A及び第二接合面5Aが何れも矩形状となっているが、これに限定されるものではない。
例えば第1の変形例として、図4に示すように、金属ワイヤ20が、第一ワイヤ21の第一接合部22と、第二ワイヤ23の第二接合部25とを接合してなるものとし、第一接合部22及び第二接合部25に、ワイヤの中心軸線に対して傾斜する方向に切断された楕円状の第一接合面22A及び第二接合面25Aがそれぞれ形成されているものとしても構わない。
この場合、第一接合面22Aと第二接合面25Aとを、上述した放電プラズマ焼結装置7を用いて同様の方法にて接合することによって、上記実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。特に第1の変形例の場合、第一接合面22A及び第二接合面25Aを簡易な切断によって形成することができ、加工時間をより短縮することができる。
また、第2の変形例として、図5に示すように、金属ワイヤ30が、第一ワイヤ31の第一接合部32と、第二ワイヤ33の第二接合部35とを接合してなるものとし、第一接合部32及び第二接合部35に、第一ワイヤ31及び第二ワイヤ32の長手方向に階段状の第一接合面32A及び第二接合面35Aがそれぞれ形成されているものとしても構わない。即ち、長手方向に直交する切断面が、第一接合面32A及び第二接合面35Aにそれぞれ形成されている。
この場合、上記実施形態と同様の方法にて第一接合面32A及び第二接合面35Aを接合することによって、同様の作用・効果を奏することができる。特に第2変形例の場合、長手方向に直交する切断面でも接合させることにより、接合部の接合面積を増大させることができ、接合強度の向上を図ることができる。
さらに、上記実施形態では、金属ワイヤ6を接合させているが、これに限らず、例えば、医療用に用いる器具を構成する部材を接合するのにも使用することができる。
また、金属ワイヤ6の構成部材は、上述した組み合わせに限らず、第一ワイヤ及び第二ワイヤの少なくとも一方が、ステンレス鋼、ニッケル基合金、又は超弾性合金の何れか一つであればよい。
1,21,31 第一ワイヤ(第一接合部材)
2,22,32 第一接合部
3,23,33 第二ワイヤ(第二接合部材)
5,25,35 第二接合部
6,20,30 金属ワイヤ(ワイヤ状部材)
8 真空チャンバ(真空容器)
10 上型(第一型)
10A 上型先端面(第一端面)
10a 上型溝(第一溝)
11 下型(第二型)
11A 下型先端面(第二端面)
11a 下型溝(第二溝)
2,22,32 第一接合部
3,23,33 第二ワイヤ(第二接合部材)
5,25,35 第二接合部
6,20,30 金属ワイヤ(ワイヤ状部材)
8 真空チャンバ(真空容器)
10 上型(第一型)
10A 上型先端面(第一端面)
10a 上型溝(第一溝)
11 下型(第二型)
11A 下型先端面(第二端面)
11a 下型溝(第二溝)
Claims (5)
- 真空容器内にて同一軸線に沿って接離可能に配された第一型の第一端面及び第二型の第二端面間に、重畳された第一接合部材の第一接合部及び第二接合部材の第二接合部を配置して、放電プラズマ焼結法により前記第一接合部及び前記第二接合部を接合する接合方法であって、
前記第一型の第一端面に設けられた第一溝と前記第一接合部とを係合させ、かつ、前記第一端面に対向する前記第二型の第二端面に設けられた第二溝と前記第二接合部とを係合させる一方、前記第一接合部及び前記第二接合部と接触しない前記第一端面及び前記第二端面の領域を直接接触させる工程と、
前記第一型及び前記第二型を前記軸線方向に加圧して前記第一接合部及び前記第二接合部を押圧しながら、前記第一型と前記第二型との間でパルス通電する工程とを備えていることを特徴とする接合方法。 - 前記第一端面と前記第二端面とが直接接触する領域の表面積が、前記第一溝又は前記第二溝の表面積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の接合方法。
- 前記第一接合部材および前記第二接合部材が、何れもワイヤ状部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の接合方法。
- 前記第一接合部材及び前記第二接合部材の少なくとも一方が、ステンレス鋼、ニッケル基合金、又は超弾性合金の何れか一つであることを特徴とする請求項3に記載の接合方法。
- 請求項1から4の何れか一つに記載の接合方法によって接合されたことを特徴とする接合部材。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006084414A JP2007253228A (ja) | 2006-03-27 | 2006-03-27 | 接合方法及び接合部材 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007301590A (ja) * | 2006-05-10 | 2007-11-22 | Miyagi Prefecture | 接合体の製造方法 |
-
2006
- 2006-03-27 JP JP2006084414A patent/JP2007253228A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007301590A (ja) * | 2006-05-10 | 2007-11-22 | Miyagi Prefecture | 接合体の製造方法 |
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