JP5837440B2 - 多層フィルム - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、二軸延伸ポリアミドフィルムに対して、シーラント層として、ポリアミドフィルム側から順番に、密度が0.925g/cm3以上のポリエチレンフィルム、密度が0.925g/cm3未満のポリエチレンフィルムが積層された多層フィルムが開示されている。
また、特許文献2のように二軸延伸ポリアミドフィルムに、比較的高密度のポリエチレンをシーラント層として積層すれば、若干ながら防湿性は向上するものの、それだけでは防湿性が不十分であり、高度な防湿性が要求される用途への使用は非常に困難であった。
(B):示差走査熱量測定における加熱速度10℃/分で測定される結晶融解ピーク温度が100〜145℃であり、かつ、結晶融解熱量が120〜190J/gであるエチレン系重合体
(C):結晶核剤
(D):石油樹脂、テルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、ロジン系樹脂、及びそれらの水素添加誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種のオレフィン相溶樹脂
本多層フィルムは、ポリアミド系樹脂(A)を含有する樹脂層(I)と、エチレン系重合体(B)、結晶核剤(C)及びオレフィン相溶樹脂(D)を含有する樹脂層(II)とを備えた多層フィルムである。
樹脂層(I)は、ポリアミド系樹脂(A)を含んでなる単層体、又は、多層体からなる樹脂層である。
樹脂層(I)は、本発明の効果を損なわない範囲で、ポリアミド系樹脂(A)以外の樹脂や添加剤等を含んでいてもよい。
本多層フィルムに用いるポリアミド系樹脂(A)は、ポリアミド系樹脂であれば特に限定されない。例えば、3員環以上のラクタム、重合可能なω−アミノ酸、ジアミンとジカルボン酸を主成分とするポリアミド系樹脂を用いることが好ましい。
また、ポリアミド系樹脂(A)が共重合体である場合、ポリアミド成分は80モル%以上、より好ましくは85モル%以上、さらに好ましくは90モル%以上含まれていることが好ましい。
上記重合可能なω−アミノ酸としては、例えばω−アミノカプロン酸、ω−アミノヘプタン酸、ω−アミノノナン酸、ω−アミノウンドデカン酸、ω−アミノドデカン酸などが挙げられる。
上記ジカルボン酸としては、例えばグルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバチン酸、ノナンジオン酸、デカンジオン酸、ウンデカンジオン酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸などの脂環族カルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸(1,2−体、1,3−体、1,4−体、1,5−体、1,6−体、1,7−体、1,8−体、2,3−体、2,6−体、2,7−体)、スルホイソフタル酸金属塩などの芳香族ジカルボン酸が挙げられる。
樹脂層(I)は、酸素バリア性、耐衝撃性、耐熱性等を向上させる目的で、前記ポリアミド系樹脂(A)を含む層を2層以上積層し、多層体にすることができる。
この際、樹脂層(I)全体に占める、MXD6を有する層の厚み比率は、10%以上であることが好ましく、15%以上であることがより好ましく、20%以上であることがさらに好ましい。また、上限が50%以下であることが好ましく、40%以下であることがより好ましく、30%以下であることがさらに好ましい。
前記ポリアミドMXD6層の厚みをかかる範囲とすることで、本多層フィルムが有する耐衝撃性を損なうことなく、さらに酸素バリア性を向上することができる。
ポリアミド6を有する層は、本多層フィルムが必要とする透明性、防湿性を損なうことなく、さらに酸素バリア性、耐衝撃性等の特性を向上することができるため、好ましく用いることができる。
この際、樹脂層(I)全体に占める、ポリアミド6を含む層の厚み比率は、50%以上であることが好ましく、60%以上であることがより好ましく、65%以上であることがさらに好ましい。また、上限は90%以下であることが好ましく、80%以下であることがより好ましく、75%以下であることがさらに好ましい。
ポリアミド6を有する層の厚みをかかる範囲とすることで、本多層フィルムが必要とする透明性、防湿性を損なうことなく、酸素バリア性、耐衝撃性等の特性をより一層向上させることができる。
樹脂層(II)は、エチレン系重合体(B)、結晶核剤(C)及びオレフィン相溶樹脂(D)を含有する層である。
当該樹脂層(II)を設けることにより、各種包装資材へ使用する際のヒートシール性を付与できるだけでなく、優れた防湿性を付与し、各種包装資材として使用する際に内容物の劣化を抑制することができる。
前記樹脂層(II)を構成する樹脂組成物中に占めるエチレン系重合体(B)の含有量は、耐衝撃性、耐熱性の点から、好ましくは67%以上、より好ましくは70質量%以上、さらに好ましくは75質量%以上である。また、防湿性、透明性の点から、好ましくは90質量%以下であり、より好ましくは85質量%以下であり、さらに好ましくは80質量%以下である。
本多層フィルムに用いるエチレン系重合体(B)は、エチレン単独重合体であってもよいし、或いは、エチレンと、エチレン以外のモノマー成分、特にはα―オレフィンとの共重合体であってもよい。また、これらの混合物を用いることもできる。
エチレンと共重合するα−オレフィンは1種のみを単独でまたは2種以上を組み合わせて用いてもかまわない。
シングルサイト触媒を用いて重合されるエチレン単独重合体、及び/又は、エチレン−α−オレフィンランダム共重合体は、分子量分布指数(Mw/Mn)が小さく、分子の長さが比較的均一であるため、結晶核剤を添加した場合に微細な結晶を形成することが可能となるため、透明性、防湿性を特に向上することができる。このような点から、エチレン系重合体(B)の分子量分布指数(Mw/Mn)は2.5〜5.0、特に2.6以上或いは4.5以下、中でも3.0以上或いは4.0以下であるのが好ましい。
中でも、前記結晶融解ピーク温度は115℃以上或いは140℃以下であるのがより好ましく、130℃以上であるのがさらに好ましい。
また、前記結晶融解熱量は135〜185J/gの範囲であるのがより好ましく、中でも150J/g以上或いは180J/g以下であるのがさらに好ましい。
なお、該結晶融解ピーク温度は、示差走査熱量計を用いて、JIS K7121に準じて加熱速度10℃/分で測定することができ、該結晶融解熱量は、示差走査熱量計を用いて、JIS K7122に準じて加熱速度10℃/分で測定することができる。
本多層フィルムに用いる結晶核剤(C)は、前記エチレン系重合体(B)の透明性、防湿性を向上させる効果が認められれば、その種類を特に制限するものではない。例えば、脂肪族、脂環族、および芳香族のカルボン酸、ジカルボン酸または多塩基性ポリカルボン酸、相当する無水物および金属塩などの有機酸の金属塩化合物、環式ビス−フェノールホスフェート、2ナトリウムビシクロ[2.2.1]ヘプテンジカルボン酸などの二環式ジカルボン酸、及び、その金属塩、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−ジカルボキシレートなどの二環式ジカルボキシレート、及び、その金属塩、1,3:2,4−O−ジベンジリデン−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(m−メチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(m−エチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(m−イソプロピルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(m−n−プロピルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(m−n−ブチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(p−メチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(p−エチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(p−イソプロピルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(p−n−プロピルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(p−n−ブチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(2,3−ジメチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(2,4−ジメチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(2,5−ジメチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(3,4−ジメチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(3,5−ジメチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(2,3−ジエチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(2,4−ジエチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(2,5−ジエチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(3,4−ジエチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(3,5−ジエチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(2,4,5−トリメチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(3,4,5−トリメチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(2,4,5−トリエチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(3,4,5−トリエチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(p−メチルオキシカルボニルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(p−エチルオキシカルボニルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(p−イソプロピルオキシカルボニルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(o−n−プロピルオキシカルボニルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(o−n−ブチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(o−クロロベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−(p−クロロベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−[(5,6,7,8,−テトラヒドロ−1−ナフタレン)−1−メチレン]−D−ソルビトール、1,3:2,4−ビス−O−[(5,6,7,8,−テトラヒドロ−2−ナフタレン)−1−メチレン]−D−ソルビトール、1,3−O−ベンジリデン−2,4−O−p−メチルベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−p−メチルベンジリデン−2,4−O−ベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−ベンジリデン−2,4−O−p−エチルベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−p−エチルベンジリデン−2,4−O−ベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−ベンジリデン−2,4−O−p−クロルベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−p−クロルベンジリデン−2,4−O−ベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−ベンジリデン−2,4−O−(2,4−ジメチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3−O−(2,4−ジメチルベンジリデン)−2,4−O−ベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−ベンジリデン−2,4−O−(3,4−ジメチルベンジリデン)−D−ソルビトール、1,3−O−(3,4−ジメチルベンジリデン)−2,4−O−ベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−p−メチル−ベンジリデン−2,4−O−p−エチルベンジリデンソルビトール、1,3−p−エチル−ベンジリデン−2,4−p−メチルベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−p−メチル−ベンジリデン−2,4−O−p−クロルベンジリデン−D−ソルビトール、1,3−O−p−クロル−ベンジリデン−2,4−O−p−メチルベンジリデン−D−ソルビトールなどのジアセタール化合物、ナトリウム2,2’−メチレン−ビス−(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスフェート、アルミニウムビス[2,2’−メチレン−ビス−(4−6−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスフェート]、2,2−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ナトリウムホスフェートなどのリン酸エステル化合物や、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、マーガリン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘニン酸、モンタン酸等の脂肪酸、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ステアリン酸アミド、ヘベニン酸アミドなどの脂肪酸アミド、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の脂肪酸金属塩、シリカ、タルク、カオリン、炭化カルシウム等の無機粒子、グリセロール、グリセリンモノエステルなどの高級脂肪酸エステル等を挙げることができる。
これらの中でも、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ステアリン酸アミド、ヘベニン酸アミドなどの脂肪酸アミド、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の脂肪酸金属塩が特に好ましい。
以上の結晶核剤は、これらのうちの一種を単独で用いることも、また、これらのうちの二種類を選択して組み合わせて併用することもできる。
前記エチレン系重合体(B)に対して、オレフィン相溶樹脂(D)を添加することで、防湿性を向上できるだけでなく、優れたヒートシール性を付与することができる。
オレフィン相溶樹脂(D)のJIS K2207に基づき測定した軟化温度Ts(D)は、前記エチレン系重合体(B)の示差走査熱量測定における冷却速度10℃/分で測定される結晶化ピーク温度Tc(B)+15℃以下、すなわち結晶化ピーク温度Tc(B)+15℃を超えた高温にならないことが好ましく、Tc(B)+10℃以下であることがより好ましく、Tc(B)+5℃以下であることがさらに好ましい。なお、Tc(B)の下限は80℃であることが好ましい。
前記オレフィン相溶樹脂(D)の軟化温度Ts(D)の上限が前記条件を満たすことで、エチレン系重合体(B)の結晶化過程においてオレフィン相溶樹脂(D)分子の自由度が高い状態にあり、エチレン系重合体(B)の結晶化が阻害されず、微細な結晶が形成され、透明性に優れたポリエチレン系シートが得られる。また、Ts(D)が80℃以上であれば、成形時におけるペレットのブロッキングや、二次加工時、あるいは、輸送時、使用時における成形品表面へのブリードアウトを生じることがない。
樹脂層(II)は、本発明の効果を損なわない範囲で、エチレン系重合体(B)及びオレフィン相溶樹脂(D)以外の樹脂、例えばポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂や、ポリオレフィン系、あるいは、ポリスチレン系の熱可塑性エラストマー等を含有することができる。
中でも、環状オレフィン系樹脂を含有することで、本多層フィルムの透明性がさらに向上するため好ましい。
前記環状オレフィン系樹脂としては、(i)環状オレフィンの開環(共)重合体を必要に応じ水素添加した重合体、(ii)環状オレフィンの付加(共)重合体、(iii)環状オレフィンとエチレン、プロピレン等α−オレフィンとのランダム共重合体、(iv)前記(i)〜(iii)を不飽和カルボン酸やその誘導体等で変性したグラフト変性体等が例示できる。
本多層フィルムは、酸素バリア性、耐衝撃性、耐熱性等を向上する目的で、前記樹脂層(I)又は樹脂層(II)又はこれら両方の層を複数層備えた構成とすることができる。
この際、前記EVOHは、特に限定されるものではない。公知の方法によって製造されるEVOHを用いることができる。その中でも、特にエチレン含有率の下限が25モル%以上、より好ましくは29モル%以上、かつ、上限が38モル%以下、より好ましく35モル%以下であり、ケン化度の下限が95モル%以上、より好ましくは98モル%以上、かつ、上限が100モル%以下のEVOHが、本多層フィルムに用いるEVOHとして特に適している。エチレン含有率が25モル%以上、38モル%以下の範囲であれば、溶融押出し時の溶融押出し性が良好となり、成形品外観、機械強度、酸素ガスバリア性が良好となる。また、EVOHのケン化度が95モル%以上、100モル%以下の範囲であれば、酸素ガスバリア性や耐湿性が良好となる。
樹脂層(I)及び樹脂層(II)以外の層の厚みをかかる範囲とすることで、本多層フィルムが有する耐衝撃性を損なうことなく、さらに酸素バリア性などをさらに向上することができる。
本多層フィルムは種々の方法で製造可能であるが、例えば、以下の方法により製造することができる。
先ず初めに、実質的に配向していない樹脂層(I)、及び、樹脂層(II)を有するフィルム(以下「未延伸フィルム」という)を、例えば、共押出法で製造する。この未延伸フィルムの製造は、各樹脂層を溶融させた後、フラットダイ、または環状ダイで合流、押出した後、急冷することによりフラット状、又は、環状の未延伸フィルムが得られる。この時、次いで行う延伸工程での加工性を考慮して、樹脂層(I)、及び、樹脂層(II)を個別に製膜することが好ましい。
本多層フィルムは次のような物性を備えているのが好ましい。
JIS K7126B法に基づき、温度23℃、相対湿度50%で測定した厚み0.07mmでの本多層フィルムの酸素透過率は、300ml/(m2・24時間)以下であるのが好ましく、中でも250ml/(m2・24時間)以下、その中でも200ml/(m2・24時間)以下であるのがさらに好ましい。なお、本多層フィルムの酸素透過率は、低ければ低いほど好ましく、100ml/(m2・24時間)以下、さらには10ml/(m2・24時間)以下であるのがより好ましい。
JIS K7129B法に基づき、温度40℃、相対湿度90%で測定した厚み0.07mmでの本多層フィルムの水蒸気透過率は、3.0g/(m2・24時間)以下であるのが好ましく、中でも2.0g/(m2・24時間)以下、その中でも1.6g/(m2・24時間)以下であるのがさらに好ましい。
JIS K7105に基づき測定した厚み0.07mmでの本多層フィルムのヘーズ値は、15%以下であるのが好ましく、中でも12%以下、その中でも10%以下であるのがさらに好ましい。
縦方向に150mm、横方向100mmに切り出した本多層フィルムサンプルの層(II)同士を合わせた後、圧力1kgf/cm2、温度130℃、シール時間1秒の条件で、幅10mmの加熱バーにより、サンプルの横方向と並行に、サンプルの縦方向の中央部をヒートシールし、次いで、ヒートシールしたサンプルを、縦方向に150mm、横方向に15mmに切り出した後、引張試験機(インテスコ社製恒温槽付き材料試験器201X)を用いて、雰囲気温度23℃、剥離速度50mm/分で180℃剥離試験を実施する場合のシール強度は、10N/15mm以上であるのが好ましく、中でも12N/15mm以上、その中でも14N/15mm以上であるのがさらに好ましい。
本多層フィルムは、防湿性、透明性、ヒートシール性の全てに優れるため、医薬品や食品等の包装資材等に広く使用することができる。
一般的に「フィルム」とは、長さ及び幅に比べて厚みが極めて小さく、最大厚みが任意に限定されている薄い平らな製品で、通常、ロールの形で供給されるものをいう(日本工業規格JISK6900)。他方、一般的に「シート」とは、JISにおける定義上、薄く、一般にその厚みが長さと幅のわりには小さく平らな製品をいう。しかし、シートとフィルムの境界は定かでなく、本発明において文言上両者を区別する必要がないので、本発明においては、「フィルム」と称する場合でも「シート」を含むものとし、「シート」と称する場合でも「フィルム」を含むものとする。
また、本発明において、「X以上」(Xは任意の数字)と表現した場合、特にことわらない限り「好ましくはXより大きい」の意を包含し、「Y以下」(Yは任意の数字)と表現した場合、特にことわらない限り「好ましくはYより小さい」の意を包含する。
以下の実施例・比較例で表示される原料及び試験片についての種々の測定値及び評価は次のようにして行った。ここで、フィルムの押出機からの流れ方向を縦方向、その直交方向を横方向と呼ぶ。
パーキンエルマー社製の示差走査熱量計(商品名「Pyris1 DSC」)を用いて、JIS K7121に準じて、試料約10mgを加熱速度10℃/分で−40℃から200℃まで昇温し、200℃で1分間保持した後、冷却速度10℃/分で−40℃まで降温し、再度、加熱速度10℃/分で200℃まで昇温した時に測定されたサーモグラムから結晶融解ピーク温度(Tm)(℃)を求めた。
パーキンエルマー社製の示差走査熱量計(商品名「Pyris1 DSC」)を用いて、JIS K7122に準じて、試料約10mgを加熱速度10℃/分で−40℃から200℃まで昇温し、200℃で1分間保持した後、冷却速度10℃/分で−40℃まで降温し、再度、加熱速度10℃/分で200℃まで昇温した時に測定されたサーモグラムから結晶融解熱量(ΔHm)(J/g)を求めた。
パーキンエルマー社製の示差走査熱量計(商品名「Pyris1 DSC」)を用いて、JIS K7121に準じて、試料約10mgを加熱速度10℃/分で−40℃から200℃まで昇温し、200℃で1分間保持した後、冷却速度10℃/分で−40℃まで降温した時に測定されたサーモグラムから結晶化ピーク温度Tc(℃)を求めた。
JIS K2207に準じてオレフィン相溶樹脂(D)の軟化温度を求めた。
JIS K7126Bに基づき、MOCON社製OX−TRAN 2/21を用いて、23℃、50%RHの雰囲気下において、厚み0.07mmのサンプルについて酸素透過率を測定した。酸素透過率が300ml/(m2・24時間)以下であるものを合格とした。
JIS K7129Bに基づき、MOCON社製PERMATRAN W 3/31を用いて、40℃、90%RHの雰囲気下において、厚み0.07mmのサンプルについて水蒸気透過率を測定した。水蒸気透過率が3.0g/(m2・24時間・MPa)以下であるものを合格とした。
JIS K7105に基づいて、全光線透過率および拡散透過率を測定し、ヘーズを以下の式で算出した。厚み0.07mmのサンプルでのヘーズが15%以下であるものを合格とした。
[ヘーズ]=[拡散透過率]/[全光線透過率]×100
縦方向に150mm、横方向100mmに切り出した多層フィルムサンプルの層(II)同士を合わせた後、圧力1kgf/cm2、温度130℃、シール時間1秒の条件で、幅10mmの加熱バーにより、サンプルの横方向と並行に、サンプルの縦方向の中央部をヒートシールした。
次いで、ヒートシールしたサンプルを、縦方向に150mm、横方向に15mmに切り出した後、引張試験機(インテスコ社製恒温槽付き材料試験器201X)を用いて、雰囲気温度23℃、剥離速度50mm/分で180℃剥離試験を実施した。
剥離強度が10N/15mm以上のものを合格とした。
[ポリアミド系樹脂(A)]
(A)−1:三菱化学エンジニアリングプラスチックス(株)製商品名ノバミッド1022C6(ポリアミド6)
(A)−2:三菱化学エンジニアリングプラスチックス(株)商品名MXナイロンS6007(ポリアミドMXD6、ポリメタキシリレンアジパミド(メタキシレンジアミン/アジピン酸=50.5/49.5モル%))
(B)−1:エチレン系共重合体(エチレン/プロピレン/ヘキセン−1/オクテン−1=95.6/0.5/1.0/2.9質量%、密度=0.944g/cm3、結晶融解ピーク温度=131℃、結晶融解熱量=167J/g、結晶化ピーク温度Tc(B)=112℃、MFR=0.45g/10分、Mw/Mn=3.24)
(B)−2:エチレン系共重合体(エチレン/ヘキセン−1/オクテン−1=95.8/2.9/1.3質量%、密度=0.938g/cm3、結晶融解ピーク温度=126℃、結晶融解熱量=156J/g、結晶化ピーク温度Tc(B)=107℃、MFR=4g/10分、Mw/Mn=3.38)
(B)−3:エチレン単独重合体(エチレン=100質量%、密度=0.950g/cm3、結晶融解ピーク温度=132℃、結晶融解熱量=188J/g、結晶化ピーク温度Tc(B)=114℃、MFR=1.1g/10分、Mw/Mn=4.68)
(B)−4:エチレン系共重合体(エチレン/ヘキセン−1=87.9/12.1質量%、密度=0.918g/cm3、結晶融解ピーク温度=121℃、結晶融解熱量=134J/g、結晶化ピーク温度Tc(B)=105℃、MFR=4g/10分、Mw/Mn=2.80)
(B)−5:エチレン単独重合体(エチレン=100質量%、密度=0.958g/cm3、結晶融解ピーク温度=134℃、結晶融解熱量=207J/g、結晶化ピーク温度Tc(B)=115℃、MFR=1g/10分、Mw/Mn=4.72)
(C)−1:脂肪酸金属塩(ステアリン酸亜鉛/1,2−シクロヘキサンジカルボン酸カルシウム塩=34/66質量%)
(D)−1:水素添加石油樹脂(荒川化学工業(株)製の商品名「アルコンP115」、軟化温度Ts(D)=115℃)
(E)−1:EVOH(日本合成化学工業(株)製の商品名「ソアノールDC3203FB」、エチレン含有率:32モル%、ケン化度:99.5モル%)
(A)−1からなる樹脂組成物を、Φ65mm単軸押出機を用いて270℃で溶融混練した後、Tダイ口金より押出し、次いで、30℃のキャストロールで急冷し、厚みが0.133mmである未延伸単層フィルムを得た。
次に、得られた未延伸単層フィルムを、60℃に加熱したロール式延伸機にて縦方向に3倍延伸した後、この縦延伸フィルムを100℃加熱したテンター式横延伸機で横方向に3.5倍延伸した。次いで、215℃で熱固定し、横方向に20%の弛緩を行った後、180℃に冷却し、5%の再横延伸を行うことで、厚みが0.015mmである樹脂層(I)を形成する単層フィルムを得た。
この際に塗布した接着剤は、その主剤として東洋モートン(株)製の商品名TM−329、硬化剤として東洋モートン(株)製の商品名CAT−8B、さらに、希釈溶剤として酢酸エチルを用い、これらTM−329、CAT−8B及び酢酸エチルを、混合質量比13.8/13.8/72.4の割合で混合してなる接着剤である。
得られた多層フィルムについて、酸素透過率、水蒸気透過率、ヘーズ、シール強度について評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、樹脂層(II)を構成するエチレン系重合体(B)として、(B)−2を用いた以外は、実施例1と同様の方法で多層フィルムの作製、評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、樹脂層(II)を構成するエチレン系重合体(B)として、(B)−3を用いた以外は、実施例1と同様の方法で多層フィルムの作製、評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、樹脂層(II)を形成する単層フィルムを作製する際、(B)−1、(C)−1及び(D)−1の混合質量比を、89.9:0.1:10の割合とした以外は、実施例1と同様の方法で多層フィルムの作製、評価を行った。結果を表1に示す。
(A)−1及び(A)−2を用い、(A)−1/(A)−2/(A)−1の3層からなる多層構成のフィルムとして共押し出し、30℃のキャストロールで急冷し、厚みが(A)−1/(A)−2/(A)−1=0.053/0.027/0.053mm(総厚み=0.133mm)である未延伸多層フィルムを得た。
次に、得られた未延伸多層フィルムについて、実施例1と同様の条件で延伸、熱固定を行い、厚みが(A)−1/(A)−2/(A)−1=0.006/0.003/0.006mm(総厚み=0.015mm)である、樹脂層(I)を形成する多層フィルムを得た。
次いで、実施例1と同様の条件で樹脂層(II)を形成する単層フィルムの作製、及び、貼り合せを行い、厚み0.07mmの多層フィルムを得た。
得られた多層フィルムについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
(A)−1及び(E)−1を用い、(A)−1/(E)−1/(A)−1の3層からなる積層構成のフィルムとして共押し出し、30℃のキャストロールで急冷し、厚みが(A)−1/(E)−1/(A)−1=0.053/0.027/0.053mm(総厚み=0.133mm)である未延伸多層フィルムを得た。
次に、得られた未延伸多層フィルムについて、実施例1と同様の条件で延伸、熱固定を行い、厚みが(A)−1/(E)−1/(A)−1=0.006/0.003/0.006mm(総厚み=0.015mm)である、樹脂層(I)及び他の層からなる多層フィルムを得た。
次いで、実施例1と同様の条件で樹脂層(II)を形成する単層フィルムの作製、及び、貼り合せを行い、厚み0.07mmの多層フィルムを得た。
得られた多層フィルムについて実施例1と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、樹脂層(II)を構成するエチレン系重合体(B)として、(B)−4を用いた以外は、実施例1と同様の方法で多層フィルムの作製、評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、(B)−1のみから樹脂層(II)を形成する単層フィルムを作製した以外は、実施例1と同様の方法で多層フィルムの作製、評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、樹脂層(II)を形成する単層フィルムを作製する際、(B)−1及び(C)−1を混合質量比99.9:0.1の割合でドライブレンドした以外は、実施例1と同様の方法で多層フィルムの作製、評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、樹脂層(II)を形成する単層フィルムを作製する際、(B)−1及び(D)−1を混合質量比80:20の割合でドライブレンドした以外は、実施例1と同様の方法で多層フィルムの作製、評価を行った。結果を表1に示す。
実施例1において、樹脂層(II)を形成する単層フィルムを作製する際、(B)−1の代わりに(B)−5を用いると共に、(B)−5、(C)−1及び(D)−1を混合質量比79.9:0.1:20の割合でドライブレンドした以外は、実施例1と同様の方法で多層フィルムの作製、評価を行った。結果を表1に示す。
一方、結晶核剤(C)を含まない比較例1,3は、ヘーズが高く透明性が不十分であった。また、オレフィン相溶樹脂(D)を含まない比較例1,2は、ヒートシール強度が不十分であった。
さらに、エチレン系重合体(B)として、結晶融解熱量が120〜190J/gの範囲よりも高いエチレン系重合体(B)−5を用いた比較例4は、防湿性、及び、透明性が不十分であった。
Claims (7)
- ポリアミド系樹脂(A)を含有する層(樹脂層(I))、ならびに、下記(B)、(C)及び(D)を含有する層(樹脂層(II))を備えた多層フィルム。
(B):示差走査熱量測定における加熱速度10℃/分で測定される結晶融解ピーク温度が100〜145℃であり、かつ、結晶融解熱量が120〜190J/gであって、エチレン単独重合体、エチレンと1−ヘキセンとの共重合体、エチレンと1−ヘキセンと1−オクテンとの共重合体、又は、エチレンとプロピレンと1−ヘキセンと1−オクテンとの共重合体からなるエチレン系重合体
(C):結晶核剤
(D):石油樹脂、テルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、ロジン系樹脂、及びそれらの水素添加誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種のオレフィン相溶樹脂 - 前記エチレン系重合体(B)は、その密度が0.918〜0.955g/cm3であることを特徴とする請求項1に記載の多層フィルム。
- 前記樹脂層(II)を構成する樹脂組成物中に占める前記結晶核剤(C)の含有量が0.01質量%以上、3質量%以下であり、且つ、前記樹脂層(II)を構成する樹脂組成物中に占める前記オレフィン相溶樹脂(D)の含有量が1質量%以上、30質量%以下である請求項1又は2に記載の多層フィルム。
- JIS K2207に基づき測定した前記オレフィン相溶樹脂(D)の軟化温度Ts(D)が、前記エチレン系重合体(B)の示差走査熱量測定における冷却速度10℃/分で測定される結晶化ピーク温度Tc(B)+15℃以下であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の多層フィルム。
- JIS K7129B法に基づき、温度40℃、相対湿度90%で測定した厚み0.07mmでの前記多層フィルムの水蒸気透過率が3.0g/(m2・24時間)以下であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の多層フィルム。
- JIS K7105に基づき測定した厚み0.07mmでの前記多層フィルムのヘーズ値が15%以下であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の多層フィルム。
- 請求項1〜6の何れかに記載の多層フィルムを有する包装資材。
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