JP5836633B2 - 力覚センサ及び組立ロボット - Google Patents

力覚センサ及び組立ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP5836633B2
JP5836633B2 JP2011104962A JP2011104962A JP5836633B2 JP 5836633 B2 JP5836633 B2 JP 5836633B2 JP 2011104962 A JP2011104962 A JP 2011104962A JP 2011104962 A JP2011104962 A JP 2011104962A JP 5836633 B2 JP5836633 B2 JP 5836633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
rigid
axis
action
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011104962A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012237570A (ja
Inventor
真路 上野
真路 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011104962A priority Critical patent/JP5836633B2/ja
Priority to EP12724177.6A priority patent/EP2707684B1/en
Priority to PCT/JP2012/061160 priority patent/WO2012153643A1/en
Priority to KR1020157030082A priority patent/KR101591252B1/ko
Priority to US14/112,131 priority patent/US9200969B2/en
Priority to KR1020137032411A priority patent/KR20140018378A/ko
Publication of JP2012237570A publication Critical patent/JP2012237570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5836633B2 publication Critical patent/JP5836633B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/04Measuring force or stress, in general by measuring elastic deformation of gauges, e.g. of springs
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/12Measuring force or stress, in general by measuring variations in the magnetic properties of materials resulting from the application of stress
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/12Measuring force or stress, in general by measuring variations in the magnetic properties of materials resulting from the application of stress
    • G01L1/125Measuring force or stress, in general by measuring variations in the magnetic properties of materials resulting from the application of stress by using magnetostrictive means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/16Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
    • G01L5/169Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using magnetic means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/16Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
    • G01L5/164Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in inductance

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Description

本発明は、互いに直交するX軸,Y軸,Z軸の3次元座標空間における各軸の並進方向の力Fx,Fy,Fz及び各軸の回転方向のモーメントMx,My,Mzを検出する6軸の力覚センサ、及び力覚センサを備えた組立ロボットに関するものである。
6軸の力覚センサは、例えば、部品の組立を行う組立ロボットなどに用いられ、ロボットアームの手首部分に取付けられ、組付け作業の際に生じる力やモーメント成分を検出し、ハンド部の姿勢制御を行うために用いられる。この力覚センサは、例えばロボットアームに固定される台座部材と、例えばハンド部に固定され、台座部材に対して外力に応じて変位する作用部材とを備えている。台座部材と作用部材とは弾性体で連結されている。
作用部材に作用する力やモーメントは、作用部材の変位として変位検出部により検出される。この種の変位検出部としては、作用部材に印加された力によって弾性体に生じた歪による歪ゲージの抵抗変化から作用部材の変位を検出するものがある(特許文献1参照)。また、磁束発生源及び磁電変換素子からなる磁気式の変位検出部も提案されている(特許文献2参照)。この磁気式の変位検出部を用いることで歪ゲージを用いた場合よりも耐久性が向上する。したがって、この力覚センサを組立ロボットに適用することで信頼性が向上する。
特開平1−262431号公報 特開2009−75083号公報
近年、組立ロボットにおいては、精密作業が要求されるようになってきており、力覚センサによる力及びモーメントの検出精度の更なる向上が求められている。しかし、力覚センサにおいては、例えばX軸方向に外力を作用部材に加えた場合に、モーメント成分Myも同時に生じてしまうような他軸干渉の問題がある。したがって、力及びモーメントの検出精度を向上させるには、この他軸干渉による検出誤差をできるだけ小さくする必要があった。
そこで、本発明は、各軸の相互間の干渉による検出誤差を小さくし、対象とする力及びモーメントを高精度で検出できる力覚センサ、及び力覚センサを備えた組立ロボットを提供することを目的とするものである。
本発明の力覚センサは、平板状の台座部材と、前記台座部材に相対して配置され、外力が作用して前記台座部材に対して変位する作用部材と、前記台座部材に対する前記作用部材の変位を検出する変位検出部と、前記台座部材に相対して配置された剛性部材と、前記台座部材に垂直な軸線まわりに間隔を開けて配置され、前記台座部材と前記剛性部材とを連結する少なくとも3つの柱状弾性部材と、前記軸線まわりに間隔を開けて配置され、前記作用部材と前記剛性部材とを連結する4つの弾性部と、を備え、前記各弾性部は、前記台座部材に対して水平方向に延びる一対の梁状弾性部材を有して構成されており、前記変位検出部は、前記台座部材及び作用部材のうち一方の部材に設けられた磁束発生源と、前記台座部材及び作用部材のうち他方の部材に設けられた磁電変換素子と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、台座部材に対して垂直な垂直方向の外力が作用部材に印加されたときには、柱状弾性部材が台座部材に対して垂直方向に延びているので、柱状弾性部材はほとんど撓まず剛体として作用する。このとき、梁状弾性部材は、台座部材に対して垂直方向に撓み、作用部材が垂直方向に変位する。また、台座部材に対して水平な水平方向に外力が印加されたときには、梁状弾性部材が水平方向に延びているので、梁状弾性部材はほとんど撓まず剛体として作用する。このとき、柱状弾性部材は、台座部材に対して水平方向に撓み、作用部材が水平方向に変位する。また、台座部材に対して水平な軸まわりのモーメントに対しては、柱状弾性部材はほとんど撓まないが、梁状弾性部材には撓みが生じる。したがって、作用部材は、台座部材に対して水平な軸まわりの変位が生じる。同様に、台座部材に対して垂直な軸まわりのモーメントに対しては、梁状弾性部材はほとんど撓まないが、柱状弾性部材には撓みが生じる。したがって、作用部材は、台座部材に対して垂直な軸まわりの変位が生じる。このため、各軸の相互間の干渉による検出誤差が小さくなり、対象とする力及びモーメントを高精度に検出することができる。
本発明の第1実施形態に係る力覚センサの概略構成を示す説明図であり、(a)は力覚センサの斜視図、(b)は(a)とは異なる方向から見た力覚センサの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る力覚センサの変位検出部を説明するための図であり、(a)は、力覚センサの正面図、(b)は、力覚センサの断面図である。 X軸、Y軸及びZ軸の並進方向に作用部材に力が印加された場合のセンサ本体の変形状態を示す図である。(a)はX軸方向に作用部材に力Fxが印加された場合、(b)はY軸方向に作用部材に力Fyが印加された場合、(c)はZ軸方向に作用部材に力Fzが印加された場合を示すセンサ本体の断面図である。 X軸、Y軸及びZ軸まわりの回転方向に作用部材にモーメントが印加された場合のセンサ本体の変形状態を示す図である。(a)はX軸まわりに作用部材にモーメントMxが印加された場合、(b)はY軸まわりに作用部材にモーメントMyが印加された場合を示すセンサ本体の断面図である。(c)はZ軸まわりに作用部材にモーメントMzが印加された場合を示すセンサ本体の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る力覚センサの概略構成を示す斜視図である。 X軸、Y軸及びZ軸の並進方向に作用基体に力が印加された場合のセンサ本体の変形状態を示す図である。(a)はX軸方向に作用基体に力Fxが印加された場合、(b)はY軸方向に作用基体に力Fyが印加された場合、(c)はZ軸方向に作用基体に力Fzが印加された場合を示すセンサ本体の断面図である。 X軸、Y軸及びZ軸まわりの回転方向に作用基体にモーメントが印加された場合のセンサ本体の変形状態を示す図である。(a)はX軸まわりに作用基体にモーメントMxが印加された場合、(b)はY軸まわりに作用基体にモーメントMyが印加された場合を示すセンサ本体の断面図である。(c)はZ軸まわりに作用基体にモーメントMzが印加された場合を示すセンサ本体の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る力覚センサの概略構成を示す説明図であり、図1(a)は力覚センサの斜視図、図1(b)は図1(a)とは異なる方向から見た力覚センサの斜視図である。
図1に示す力覚センサ100は、X軸、Y軸及びZ軸の並進方向の力Fx,Fy,Fz及びX軸、Y軸及びZ軸の回転方向のモーメントMx,My,Mzを検出する6軸の力覚センサである。力覚センサ100は、一対の被測定対象(不図示)の間に配置される。例えば一対の被測定対象のうちの一方の被測定対象はロボットアームであり、他方の被測定対象はハンド部であって、ロボットアームの先端には、力覚センサ100を介してハンド部が設けられている。
力覚センサ100は、平板状の台座部材101と、台座部材101に相対して配置され、外力が作用して台座部材101に対して変位する平板状の作用部材102とを備えている。台座部材101は、一方の被測定対象に固定され、作用部材102は、他方の被測定対象に固定される。この作用部材102は、変位がないときには、台座部材101と平行である。また、台座部材101及び作用部材102は、外力の作用で容易に変形しない剛体で形成されている。台座部材101は、円板状に形成されているが、これに限定するものではなく、四角形の板状等、どのような形状の平板であってもよい。
また、力覚センサ100は、台座部材101に相対して配置された剛性部材103を備えている。この剛性部材103は、環状(本第1実施形態では、円環状)に形成された剛性基体103aを有している。この剛性基体103aは、台座部材101と任意の間隔をとり、台座部材101に平行に相対して配置されている。剛性基体103aは、外周の形状が台座部材101の外周の形状と同一に設定されている。そして、剛性基体103aの内側に作用部材102が配置されている。また、剛性部材103は、台座部材101の平面に垂直な軸線Lまわりに間隔を開けて配置され、剛性基体103aから内側に突出する4つの剛性突出片103b,103c,103d,103eを有している。本第1実施形態では、軸線Lは、台座部材101の中心を通るZ軸に平行な線である。また、本第1実施形態では、4つの剛性突出片103b,103c,103d,103eは、台座部材101の平面に垂直な軸線Lまわりに等間隔(90度間隔)に配置されている。
剛性基体103a及び各剛性突出片103b〜103eは、外力の作用により変形しない剛体からなる。そして、各剛性突出片103b〜103eは、剛性基体103aに固定されている。
更に、力覚センサ100は、軸線Lまわりに間隔を開けて配置され、作用部材102の外周面と剛性部材103の剛性突出片103b〜103eとを連結する4つの弾性部104A,104B,104C,104Dを備えている。本第1実施形態では、4つの弾性部104A,104B,104C,104Dは、軸線Lまわりに等間隔(90度間隔)に配置されている。
各弾性部104A〜104Dは、台座部材101に対して水平な水平方向に延びる少なくとも1つの梁状弾性部材からなり、本第1実施形態では、一対の梁状弾性部材からなる。具体的には、弾性部104Aは、一対の梁状弾性部材104a,104bからなり、弾性部104Bは、一対の梁状弾性部材104c,104dからなり、弾性部104Cは、一対の梁状弾性部材104e,104fからなる。また、弾性部104Dは、一対の梁状弾性部材104g,104hからなる。そして、各梁状弾性部材の一端が作用部材102に固定され、他端がそれぞれの剛性突出片に固定されている。
各梁状弾性部材104a〜104hは、作用部材102の厚さよりも薄い厚さの薄肉に形成されている。つまり、作用部材102と剛性部材103の各剛性突出片とをつないだ各梁状弾性部材104a〜104hは、板ばね状に形成されており、台座部材101に垂直な垂直方向に撓み変形可能となる。
また、各弾性部104A〜104Dの一対の梁状弾性部材は、軸線Lの方向に並べて配置されている。なお、一対の梁状弾性部材は、任意の間隔でよいが、本第1実施形態では作用部材102の厚さ程度の間隔に設定されている。このとき、梁状弾性部材104aと梁状弾性部材104b、梁状弾性部材104cと梁状弾性部材104d、梁状弾性部材104eと梁状弾性部材104f、梁状弾性部材104gと梁状弾性部材104hの間隔はすべて等しい。
本第1実施形態では、十字形状の剛体であって、四方向に延びる剛体片のそれぞれに貫通孔を設けることで、一対の梁状弾性部材が作用部材102及び各剛性突出片103b〜103eと一体に形成されている。なお、この貫通孔は、図1(a)及び図1(b)に示すように正方形状に形成されているが、円形状や長方形状に形成されていてもよい。
更にまた、力覚センサ100は、台座部材101に対して垂直方向に延び、台座部材101と剛性部材103の剛性基体103aとを連結する少なくとも3つ(本第1実施形態では4つ)の柱状弾性部材105a,105b,105c,105dを備えている。4つの柱状弾性部材105a〜105dは、軸線Lまわりに等間隔(90度間隔)に配置されている。つまり、剛性基体103aは、台座部材101に対して3点以上で支持されていればよく、本第1実施形態では、4点支持としている。このように台座部材101と剛性基体103aとをつないだ柱状弾性部材105a〜105dは、台座部材101に水平な水平方向に撓み変形可能となる。
そして、各柱状弾性部材105a〜105dは、円柱や角柱等、いかなる柱状のものでもよいが、本第1実施形態では、四角柱としている。そして、各柱状弾性部材105a〜105dの一つの面が軸線L側を向くように、各柱状弾性部材105a〜105dは、図1中、X軸及びY軸に対して斜めに配置されている。なお、各柱状弾性部材105a〜105dの一つの面がX軸又はY軸に対し平行な面で形成された角柱でもよい。
これら台座部材101、作用部材102、剛性部材103、弾性部104A〜104D、柱状弾性部材105a〜105dによりセンサ本体が構成される。
図2は、本発明の第1実施形態に係る力覚センサの変位検出部を説明するための図であり、図2(a)は、力覚センサ100の正面図、図2(b)は、力覚センサ100の断面図である。力覚センサ100は、台座部材101に対する作用部材102の変位を検出する変位検出部300を備えている。
変位検出部300は、台座部材101及び作用部材102のうちの一方の部材、本第1実施形態では台座部材101に設けられた磁束発生源307を有している。また、変位検出部300は、磁束発生源307に対向するように他方の部材、本第1実施形態では作用部材102に設けられた磁電変換素子306a〜306dを有している。
磁電変換素子306a〜306dは、回路基板308に所定の間隔をあけて実装されている。そして、回路基板308が回路基板取付部材309を介して作用部材102に固定されている。
磁束発生源307は、台座部材101の一方の被測定対象が固定される面とは反対側の面、即ち台座部材101の内側の面に固定されている。また、回路基板308は、作用部材102の他方の被測定対象が固定される面とは反対側の面、即ち作用部材102の内側の面に固定されている。そして、磁束発生源307と磁電変換素子306a〜306dとが向かい合うようにそれぞれが配置されている。
なお、磁束発生源307と磁電変換素子306a〜306dとの配置関係が逆であってもよく、その場合は、磁束発生源307が作用部材102に設けられ、磁電変換素子306a〜306dが台座部材101に設けられる。
なお、ここでは、変位検出部300として、磁気を利用したものを例に挙げ説明したが、この構成を限定するものではなく、例えば静電容量の変化を利用した変位検出部でも良いし、光学式の変位検出部を用いても良い。
次に、力覚センサ100の動作について図3及び図4を参照しながら説明する。なお、図3及び図4において、変位検出部300の図示を省略している。図3は、X軸、Y軸及びZ軸の並進方向に作用部材102に力が印加された場合のセンサ本体の変形状態を示す図である。図3(a)はX軸方向に作用部材102に力Fxが印加された場合、図3(b)はY軸方向に作用部材102に力Fyが印加された場合、図3(c)はZ軸方向に作用部材102に力Fzが印加された場合を示すセンサ本体の断面図である。
また、図4は、X軸、Y軸及びZ軸まわりの回転方向に作用部材102にモーメントが印加された場合のセンサ本体の変形状態を示す図である。図4(a)はX軸まわりに作用部材102にモーメントMxが印加された場合、図4(b)はY軸まわりに作用部材102にモーメントMyが印加された場合を示すセンサ本体の断面図である。図4(c)はZ軸まわりに作用部材102にモーメントMzが印加された場合を示すセンサ本体の斜視図である。
まず図3(a)に示すように、作用部材102に、台座部材101に対して水平方向(X軸方向)に力Fxが印加されると、各弾性部104A〜104Dの梁状弾性部材104a〜104hは、水平方向の力に対してはほとんど撓まない剛体として作用する。これに対し、柱状弾性部材105a〜105dは、水平方向(X軸方向)に撓む。したがって、作用部材102は、弾性部104A〜104D及び剛性部材103と共に水平方向に変位する。同様に、図3(b)に示すように、作用部材102に、台座部材101に対して水平方向(Y軸方向)に力Fyが印加されると、各弾性部104A〜104Dの梁状弾性部材104a〜104hは、水平方向の力に対してはほとんど撓まず剛体として作用する。これに対し、柱状弾性部材105a〜105dは、水平方向(Y軸方向)に撓む。したがって、作用部材102は、弾性部104A〜104D及び剛性部材103と共に水平方向に変位する。
また、図3(c)に示すように、作用部材102に、台座部材101に対して垂直方向(Z軸方向)に力Fzが印加された場合には、各柱状弾性部材105a〜105dは、Z軸方向の力Fzに対してほとんど撓まず剛体として作用する。これに対し、梁状弾性部材104a〜104hはZ軸方向へ撓み、作用部材102はZ軸方向へ変位する。
更に、図4(a)に示すように、作用部材102に、X軸まわりにモーメントMxが印加された場合には、柱状弾性部材105a〜105dはほとんど撓まない。これに対し、梁状弾性部材104a〜104hには撓みが生じる。これにより、作用部材102にはX軸まわりの変位が生じる。同様に、図4(b)に示すように、作用部材102に、Y軸まわりにモーメントMyが印加された場合にも、柱状弾性部材105a〜105dはほとんど撓まない。これに対し、梁状弾性部材104a〜104hには撓みが生じる。これにより、作用部材102にはY軸まわりの変位が生じる。
また、図4(c)に示すように、作用部材102に、Z軸まわりにモーメントMzが印加された場合には、梁状弾性部材104a〜104hはほとんど撓まず、柱状弾性部材105a〜105dには撓みが生じる。これら柱状弾性部材105a〜105dの撓み変形により、作用部材102にはZ軸まわりの変位が生じる。
したがって、X軸、Y軸、Z軸の3次元座標空間における各軸の並進方向の力Fx、Fy、Fzならびに各軸まわりのモーメントMx、My、Mzの相互間の干渉による検出誤差が小さくなる。
これら作用部材102の変位は、変位検出部300(図2参照)により検出される。つまり、X軸、Y軸、Z軸の3次元座標空間における各軸の並進方向の力Fx、Fy、Fz並びに各軸まわりのモーメントMx、My、Mzに対し、図3及び図4に示した変位が磁電変換素子306a〜306dに与えられる。これにより、台座部材101に設けられた磁束発生源307と、作用部材102に設けられた磁電変換素子306a〜306dの間に生じた相対的な変位量が、磁電変換素子306a〜306dにおける磁束密度の変化として検出される。磁電変換素子306a〜306dからは、磁束発生源307と磁電変換素子306a〜306dの間に生じた相対的な変位量に比例した電気的変位量が得られる。このように、力Fx、Fy、Fz及びモーメントMx、My、Mzに対応する作用部材102の変位量は、変位検出部300により検出される。以上、変位検出部300は、他軸干渉が低減されている作用部材102の変位を検出しているので、対象とする力及びモーメントを高精度に検出することができる。
また、本第1実施形態では、一対の梁状弾性部材104a,104b、一対の梁状弾性部材104c,104d、一対の梁状弾性部材104e,104f、及び一対の梁状弾性部材104g,104hを所定の間隔として平行に構成している。また、柱状弾性部材105a〜105dを四角柱で構成している。従って、一対の梁状弾性部材の厚みや間隔、四角柱のXY平面で切断した断面の直角に交わった2辺のそれぞれの長さをパラメータとし設計することで、Fx、Fy、Fz、Mx、My、Mzが印加された際の作用部材102の変位量を独立して設計できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る力覚センサについて説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る力覚センサの概略構成を示す斜視図である。図5に示す力覚センサ200は、X軸、Y軸及びZ軸の並進方向の力Fx,Fy,Fz及びX軸、Y軸及びZ軸の回転方向のモーメントMx,My,Mzを検出する6軸の力覚センサである。力覚センサ200は、一対の被測定対象(不図示)の間に配置される。例えば一対の被測定対象のうちの一方の被測定対象はロボットアームであり、他方の被測定対象はハンド部であって、ロボットアームの先端には、力覚センサ200を介してハンド部が設けられている。
力覚センサ200は、平板状の台座部材201と、作用部材202とを備えている。台座部材201は、一方の被測定対象に固定され、作用部材202は、他方の被測定対象に固定される。台座部材201及び作用部材202は、外力の作用で容易に変形しない剛体で形成されている。台座部材201は、円板状に形成されているが、これに限定するものではなく、四角形の板状等、どのような形状の平板であってもよい。
作用部材202は、台座部材201に相対して配置され、外力が作用して台座部材201に対して変位する平板状の作用基体202aを有している。この作用基体202aは、変位がないときには、台座部材201と平行である。また、作用基体202aは、外周の形状が台座部材201と同一形状に設定されている。そして、本第2実施形態では、作用基体202aは、環状(本第2実施形態では、円環状)に形成されている。
更に、作用部材202は、台座部材201の平面に垂直な軸線Lまわりに間隔を開けて配置され、作用基体202aから台座部材201の方向(台座部材側)に突出する2つの突出片202b,202cを有している。本第2実施形態では、軸線Lは、台座部材201の中心を通るZ軸に平行な線である。また、本第2実施形態では、2つの突出片202b,202cは、台座部材201の平面に垂直な軸線Lまわりに等間隔(180度間隔)に配置されている。
また、力覚センサ200は、台座部材201に相対して配置された剛性部材203を備えている。この剛性部材203は、台座部材201と作用基体202aとの間に配置され、環状(本第2実施形態では、円環状)に形成された剛性基体203aを有している。剛性基体203aは、台座部材201と任意の間隔をとり、台座部材201に平行に配置されている。剛性基体203aは、外周の形状が台座部材201の外周の形状と同一に設定されている。
更に、剛性部材203は、剛性基体203aから作用基体202aの方向(作用基体側)に突出して突出片202b,202cと互い違いとなるように軸線Lまわりに間隔を開けて配置された2つの剛性突出片203b,203cを有している。本第2実施形態では、2つの剛性突出片203b,203cは、剛性基体203aから作用基体202aの方向(作用基体側)に突出して突出片202b,202cと互い違いとなるように軸線Lまわりに等間隔(180度間隔)に配置されている。
剛性基体203a及び各剛性突出片203b,203cは、外力の作用により変形しない剛体からなる。そして、各剛性突出片203b,203cは、剛性基体203aに固定されている。
このとき、作用基体202aと剛性突出片203b,203cとは、作用基体202aが必要とされる変位を生じさせることを阻害しないように所定の間隔が設けられている。同様に、剛性基体203aと突出片202b,202cとは、作用基体202aが必要とされる変位を生じさせることを阻害しないように所定の間隔が設けられている。
更に、力覚センサ200は、軸線Lまわりに間隔を開けて配置され、作用部材202の突出片202b,202cと剛性部材203の剛性突出片203b,203cとを連結する4つの弾性部204A,204B,204C,204Dを備えている。具体的には、弾性部204Aは突出片202bと剛性突出片203bとを連結し、弾性部204Bは突出片202bと剛性突出片203cとを連結し、弾性部204Cは突出片202cと剛性突出片203cとを連結する。また弾性部204Dは突出片202cと剛性突出片203bとを連結する。本第2実施形態では、4つの弾性部204A,204B,204C,204Dは、軸線Lまわりに等間隔(90度間隔)に配置されている。
各弾性部204A〜204Dは、台座部材201に対して水平な水平方向に延びる少なくとも1つの梁状弾性部材からなり、本第2実施形態では、一対の梁状弾性部材からなる。具体的には、弾性部204Aは、一対の梁状弾性部材204a,204bからなり、弾性部204Bは、一対の梁状弾性部材204c,204dからなり、弾性部204Cは、一対の梁状弾性部材204e,204fからなる。また、弾性部204Dは、一対の梁状弾性部材204g,204hからなる。これら弾性部204A〜204Dの梁状弾性部材204a〜204hは、環状に形成された作用基体202a及び剛性基体203aに沿う周方向に延びるように配置されている。そして、各梁状弾性部材の一端が作用部材202の対応する突出片に固定され、他端が剛性部材203の対応する剛性突出片に固定されている。
各梁状弾性部材204a〜204hは、作用部材202の突出片202b,202cの突出量及び剛性部材203の剛性突出片203b,203cの突出量よりも薄い厚さの薄肉に形成されている。つまり、作用部材202の突出片202b,202cと剛性部材203の剛性突出片203b,203cとをつないだ各梁状弾性部材204a〜204hは、板ばね状に形成されており、台座部材201に垂直な垂直方向に撓み変形可能となる。
また、各弾性部204A〜204Dの一対の梁状弾性部材は、軸線Lの方向に並べて配置されている。このとき、梁状弾性部材204aと梁状弾性部材204b、梁状弾性部材204cと梁状弾性部材204d、梁状弾性部材204eと梁状弾性部材204f、梁状弾性部材204gと梁状弾性部材204hの間隔はすべて等しい。
更にまた、力覚センサ200は、台座部材201に対して垂直方向に延び、台座部材201と剛性部材203の剛性基体203aとを連結する少なくとも3つ(本第2実施形態では4つ)の柱状弾性部材205a,205b,205c,205dを備えている。4つの柱状弾性部材205a〜205dは、軸線Lまわりに間隔を開けて配置されている。本第2実施形態では、4つの柱状弾性部材205a〜205dは、軸線Lまわりに等間隔(90度間隔)に配置されている。つまり、剛性基体203aは、台座部材201に対して3点以上で支持されていればよく、本第2実施形態では、4点支持としている。このように台座部材201と剛性基体203aとをつないだ柱状弾性部材205a〜205dは、台座部材201に水平な水平方向に撓み変形可能となる。
そして、各柱状弾性部材205a〜205dは、円柱や角柱等、いかなる柱状のものでもよいが、本第2実施形態では、四角柱としている。そして、各柱状弾性部材205a〜205dの一つの面が軸線L側を向くように、各柱状弾性部材205a〜205dは、図5中、X軸及びY軸に対して斜めに配置されている。なお、各柱状弾性部材205a〜205dの一つの面がX軸又はY軸に対し平行な面で形成された角柱でもよい。
これら台座部材201、作用部材202、剛性部材203、弾性部204A〜204D、柱状弾性部材205a〜205dによりセンサ本体が構成される。
ここで、力覚センサ200は、上記第1実施形態の変位検出部300(図2)と同様の、台座部材201に対する作用基体202aの変位を検出する変位検出部を備えており、図5においては図示を省略する。
なお、本第2実施形態では、作用基体202a及び剛性基体203aを環状(貫通孔のある平板状)に形成したが、この形状に限定するものではなく、貫通孔のない平板状に形成してもよい。この場合、台座部材201を環状に形成してもよく、センサ本体を2つ以上設ける場合は、貫通孔がなくてもよい。
次に、力覚センサ200の動作について図6及び図7を参照しながら説明する。なお、図6及び図7において、変位検出部の図示を省略している。図6は、X軸、Y軸及びZ軸の並進方向に作用基体202aに力が印加された場合のセンサ本体の変形状態を示す図である。図6(a)はX軸方向に作用基体202aに力Fxが印加された場合、図6(b)はY軸方向に作用基体202aに力Fyが印加された場合、図6(c)はZ軸方向に作用基体202aに力Fzが印加された場合を示すセンサ本体の断面図である。
また、図7は、X軸、Y軸及びZ軸まわりの回転方向に作用基体202aにモーメントが印加された場合のセンサ本体の変形状態を示す図である。図7(a)はX軸まわりに作用基体202aにモーメントMxが印加された場合、図7(b)はY軸まわりに作用基体202aにモーメントMyが印加された場合を示すセンサ本体の断面図である。図7(c)はZ軸まわりに作用基体202aにモーメントMzが印加された場合を示すセンサ本体の斜視図である。
まず図6(a)に示すように、作用基体202aに、台座部材201に対して水平方向(X軸方向)に力Fxが印加されると、各弾性部204A〜204Dの梁状弾性部材204a〜204hは、水平方向の力に対してはほとんど撓まない剛体として作用する。これに対し、柱状弾性部材205a〜205dは、水平方向(X軸方向)に撓む。したがって、作用部材202は、弾性部204A〜204D及び剛性部材203と共に水平方向に変位する。同様に、図6(b)に示すように、作用基体202aに、台座部材201に対して水平方向(Y軸方向)に力Fyが印加されると、各弾性部204A〜204Dの梁状弾性部材204a〜204hは、水平方向の力に対してはほとんど撓まず剛体として作用する。これに対し、柱状弾性部材205a〜205dは、水平方向(Y軸方向)に撓む。したがって、作用部材202は、弾性部204A〜204D及び剛性部材203と共に水平方向に変位する。
また、図6(c)に示すように、作用基体202aに、台座部材201に対して垂直方向(Z軸方向)に力Fzが印加された場合には、各柱状弾性部材205a〜205dは、Z軸方向の力Fzに対してほとんど撓まず剛体として作用する。これに対し、梁状弾性部材204a〜204hはZ軸方向へ撓み、作用部材202はZ軸方向へ変位する。
更に、図7(a)に示すように、作用基体202aに、X軸まわりにモーメントMxが印加された場合には、柱状弾性部材205a〜205dはほとんど撓まない。これに対し、梁状弾性部材204a〜204hには撓みが生じる。これにより、作用部材202にはX軸まわりの変位が生じる。同様に、図7(b)に示すように、作用基体202aに、Y軸まわりにモーメントMyが印加された場合にも、柱状弾性部材205a〜205dはほとんど撓まない。これに対し、梁状弾性部材204a〜204hには撓みが生じる。これにより、作用部材202にはY軸まわりの変位が生じる。
また、図7(c)に示すように、作用基体202aに、Z軸まわりにモーメントMzが印加された場合には、梁状弾性部材204a〜204hはほとんど撓まず、柱状弾性部材205a〜205dには撓みが生じる。これら柱状弾性部材205a〜205dの撓み変形により、作用部材202にはZ軸まわりの変位が生じる。
したがって、X軸、Y軸、Z軸の3次元座標空間における各軸の並進方向の力Fx、Fy、Fzならびに各軸まわりのモーメントMx、My、Mzの相互間の干渉による検出誤差が小さくなる。そして、変位検出部は、他軸干渉が低減されている作用部材202の作用基体202aの変位を検出しているので、対象とする力及びモーメントを高精度に検出することができる。
また、本第2実施形態では、一対の梁状弾性部材204a,204b、一対の梁状弾性部材204c,204d、一対の梁状弾性部材204e,204f、及び一対の梁状弾性部材204g,204hを所定の間隔として平行に構成している。また、柱状弾性部材205a〜205dを四角柱で構成している。従って、一対の梁状弾性部材の厚みや間隔、四角柱のXY平面で切断した断面の直角に交わった2辺のそれぞれの長さをパラメータとし設計することで、Fx、Fy、Fz、Mx、My、Mzが印加された際の作用部材202の変位量を独立して設計できる。
更に、本第2実施形態では、作用基体202a及び剛性基体203aが環状に形成され、梁状弾性部材204a〜204hが環状に形成された作用基体202a及び剛性基体203aに沿って配置されている。したがって、作用基体202aにモーメントMx,Myが加わった際に、作用基体202aの回転中心又はその近傍に変位検出部を配置することができ、上記第1実施形態の力覚センサ100よりも更に高精度に力及びモーメントを検出することができる。
なお、上記実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
100…力覚センサ、101…台座部材、102…作用部材、103…剛性部材、103a…剛性基体、103b〜103e…剛性突出片、104A〜104D…弾性部、104a〜104h…梁状弾性部材、105a〜105d…柱状弾性部材、200…力覚センサ、201…台座部材、202…作用部材、202a…作用基体、202b,202c…突出片、203…剛性部材、203a…剛性基体、203b,203c…剛性突出片、204A〜204D…弾性部、204a〜204h…梁状弾性部材、205a〜205d…柱状弾性部材、300…変位検出部

Claims (5)

  1. 平板状の台座部材と、
    前記台座部材に相対して配置され、外力が作用して前記台座部材に対して変位する作用部材と、
    前記台座部材に対する前記作用部材の変位を検出する変位検出部と、
    前記台座部材に相対して配置された剛性部材と、
    前記台座部材に垂直な軸線まわりに間隔を開けて配置され、前記台座部材と前記剛性部材とを連結する少なくとも3つの柱状弾性部材と、
    前記軸線まわりに間隔を開けて配置され、前記作用部材と前記剛性部材とを連結する4つの弾性部と、を備え、
    前記各弾性部は、前記台座部材に対して水平方向に延びる一対の梁状弾性部材を有して構成されており、
    前記変位検出部は、前記台座部材及び作用部材のうち一方の部材に設けられた磁束発生源と、前記台座部材及び作用部材のうち他方の部材に設けられた磁電変換素子と、を有することを特徴とする力覚センサ。
  2. 平板状の台座部材と、
    前記台座部材に相対して配置され、環状に形成された剛性基体と、
    前記台座部材に垂直な軸線まわりに間隔を開けて配置され、前記剛性基体から内側に突出する4つの剛性突出片と、
    前記剛性基体の内側に配置され、外力が作用して前記台座部材に対して変位する作用部材と、
    前記台座部材に対する前記作用部材の変位を検出する変位検出部と、
    前記軸線まわりに間隔を開けて配置され、前記台座部材と前記剛性基体とを連結する少なくとも3つの柱状弾性部材と、
    前記作用部材と前記剛性突出片とを連結する4つの弾性部と、を備え、
    前記各弾性部は、前記台座部材に対して水平方向に延びる一対の梁状弾性部材を有して構成されており、
    前記変位検出部は、前記台座部材及び作用部材のうち一方の部材に設けられた磁束発生源と、前記台座部材及び作用部材のうち他方の部材に設けられた磁電変換素子と、を有することを特徴とする力覚センサ。
  3. 平板状の台座部材と、
    前記台座部材に相対して配置され、外力が作用して前記台座部材に対して変位する作用基体と、
    前記台座部材に対する前記作用基体の変位を検出する変位検出部と、
    前記台座部材に垂直な軸線まわりに間隔を開けて配置され、前記作用基体から前記台座部材の方向に突出する2つの突出片と、
    前記台座部材と前記作用基体との間に配置された剛性基体と、
    前記剛性基体から前記作用基体の方向に突出して前記突出片と互い違いとなるように前記軸線まわりに間隔を開けて配置された2つの剛性突出片と、
    前記軸線まわりに間隔を開けて配置され、前記台座部材と前記剛性基体とを連結する少なくとも3つの柱状弾性部材と、
    前記突出片と前記剛性突出片とを連結する4つの弾性部と、を備え、
    前記各弾性部は、前記台座部材に対して水平方向に延びる梁状弾性部材を有して構成されていることを特徴とする力覚センサ。
  4. 前記一対の梁状弾性部材は、二枚の板ばねである請求項1または2に記載の力覚センサ。
  5. ロボットアーム、ハンド部および請求項1乃至4のいずれか一項に記載の力覚センサを備えた組立ロボット。
JP2011104962A 2011-05-10 2011-05-10 力覚センサ及び組立ロボット Expired - Fee Related JP5836633B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011104962A JP5836633B2 (ja) 2011-05-10 2011-05-10 力覚センサ及び組立ロボット
EP12724177.6A EP2707684B1 (en) 2011-05-10 2012-04-19 Force sensor
PCT/JP2012/061160 WO2012153643A1 (en) 2011-05-10 2012-04-19 Force sensor
KR1020157030082A KR101591252B1 (ko) 2011-05-10 2012-04-19 역각 센서
US14/112,131 US9200969B2 (en) 2011-05-10 2012-04-19 Force sensor
KR1020137032411A KR20140018378A (ko) 2011-05-10 2012-04-19 역각 센서

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011104962A JP5836633B2 (ja) 2011-05-10 2011-05-10 力覚センサ及び組立ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012237570A JP2012237570A (ja) 2012-12-06
JP5836633B2 true JP5836633B2 (ja) 2015-12-24

Family

ID=46177471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011104962A Expired - Fee Related JP5836633B2 (ja) 2011-05-10 2011-05-10 力覚センサ及び組立ロボット

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9200969B2 (ja)
EP (1) EP2707684B1 (ja)
JP (1) JP5836633B2 (ja)
KR (2) KR101591252B1 (ja)
WO (1) WO2012153643A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021106037A1 (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 株式会社 トライフォース・マネジメント 力覚センサ

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITTO20120890A1 (it) * 2012-10-11 2014-04-12 Fond Istituto Italiano Di Tecnologia Unita' elettronica di misura per un dispositivo polimorfico per la misura di forze, e dispositivo polimorfico includente la medesima
KR102203516B1 (ko) 2013-03-12 2021-01-18 스트리커 코포레이션 힘 및 토크를 측정하기 위한 센서 조립체 및 방법
JP5911936B1 (ja) * 2014-09-30 2016-04-27 ファナック株式会社 変位検出方式の6軸力センサ
DE102014115615B4 (de) * 2014-10-28 2017-06-14 Werner Stehr Tribologie Drehmomentmessvorrichtung
DE102014019546B3 (de) * 2014-12-23 2016-05-04 Samson Aktiengesellschaft Federkörper für einen Kraftaufnehmer, wie Drehmoment- und/oder Zugkraft-/Druckkraftmesszelle
JP6586860B2 (ja) * 2015-02-25 2019-10-09 日本精工株式会社 力覚センサ
CN105004454A (zh) * 2015-05-25 2015-10-28 南京航空航天大学 重载单分量传感器及测量方法
FR3037396B1 (fr) * 2015-06-12 2017-06-23 Lyon Ecole Centrale Dispositif de mesure d'efforts a precision elevee
JP6525940B2 (ja) * 2015-11-18 2019-06-05 キヤノン株式会社 センサ、駆動機構、およびロボット
JP6604857B2 (ja) * 2016-01-18 2019-11-13 株式会社スカイワークス トルクセンサ、トルクセンサユニットおよび貫入試験機
US10295418B1 (en) * 2016-03-29 2019-05-21 X Development Llc Factory-calibrated multi-spoke strain sensor system
DE102016111262B3 (de) * 2016-06-20 2017-12-07 Schunk Gmbh & Co. Kg Spann- Und Greiftechnik Kraft-Momenten-Sensor
GB201617097D0 (en) * 2016-10-07 2016-11-23 King S College London Multi-Axis force sensor
JP6501746B2 (ja) * 2016-10-07 2019-04-17 キヤノン株式会社 変位測定装置、ロボット、ロボットアーム及び物品の製造方法
CN106404261A (zh) * 2016-11-07 2017-02-15 张鹏 一种新型四维力传感器弹性体
US11680860B2 (en) * 2016-11-24 2023-06-20 The University Of Queensland Compact load cells
CN108120543A (zh) * 2016-11-30 2018-06-05 北京航天计量测试技术研究所 一种降低三维力传感器各方向相互耦合的装置
CN108344531A (zh) * 2017-01-23 2018-07-31 中国科学院沈阳自动化研究所 一种基于电磁感应的三维测力传感器
JP6918647B2 (ja) * 2017-08-30 2021-08-11 キヤノン株式会社 力センサ、トルクセンサ、力覚センサ、指先力センサ、およびその製造方法
JP6843726B2 (ja) * 2017-10-17 2021-03-17 キヤノン株式会社 力覚センサ及びロボット
JP6626074B2 (ja) * 2017-11-28 2019-12-25 ファナック株式会社 変位検出方式の力検出構造及び力センサ
JP6925653B2 (ja) * 2018-01-09 2021-08-25 株式会社トライフォース・マネジメント 力覚センサ
DE102018200684A1 (de) * 2018-01-17 2019-07-18 Festo Ag & Co. Kg Montageanordnung
US11287340B2 (en) * 2018-07-02 2022-03-29 Flexiv Ltd. Multi-axis force and torque sensor and robot having the same
JP7207886B2 (ja) * 2018-07-26 2023-01-18 キヤノン株式会社 センサ、センサの制御方法、ロボットハンド、ロボットハンドの制御方法、ロボット装置、ロボット装置を用いた物品の制御方法、構造体、制御プログラムおよび記録媒体
EP3745107A1 (en) * 2019-05-27 2020-12-02 Hochschule für angewandte Wissenschaften Würzburg- Schweinfurt Device and method for measuring mechanical stress based on magnetostriction
CN110987244B (zh) * 2019-10-08 2021-01-29 珠海格力电器股份有限公司 一种扁平盘式六维力传感器、检测方法及智能设备
JP7021174B2 (ja) * 2019-11-28 2022-02-16 ファナック株式会社 変位検出方式の力検出構造及び力センサ
NL2024695B1 (en) * 2020-01-17 2021-09-08 Univ Delft Tech Force sensor
US20220305666A1 (en) * 2020-06-28 2022-09-29 Shanghai Flexiv Robotics Technology Co., Ltd. Axial force sensor assembly, robot gripper and robot
CN113125052B (zh) * 2021-03-30 2022-05-27 于智育 一种压力传感器及其检测方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3824674A (en) * 1972-07-19 1974-07-23 Hitachi Ltd Automatic assembly control method and device therefor
JPS6062497A (ja) * 1983-09-14 1985-04-10 畑村 洋太郎 多軸力センサ
JPS60221288A (ja) * 1984-04-13 1985-11-05 株式会社 富士電機総合研究所 圧覚認識制御装置
US4573362A (en) * 1984-07-09 1986-03-04 Eaton Corporation Multi-axis load transducer
US4849730A (en) * 1986-02-14 1989-07-18 Ricoh Company, Ltd. Force detecting device
JPS62187230A (ja) * 1986-02-14 1987-08-15 Ricoh Co Ltd 力検出素子
JPH01119731A (ja) * 1987-11-04 1989-05-11 Canon Inc 多軸力覚センサ
JPH01262431A (ja) 1988-04-13 1989-10-19 Toshiba Corp 力覚センサ
US4951510A (en) * 1988-07-14 1990-08-28 University Of Hawaii Multidimensional force sensor
US4911024A (en) * 1989-02-10 1990-03-27 Barry Wright Corporation Force sensing
JP3256346B2 (ja) * 1993-07-29 2002-02-12 和廣 岡田 圧電素子を用いた力・加速度・磁気のセンサ
US5526700A (en) * 1995-09-29 1996-06-18 Akeel; Hadi A. Six component force gage
FR2812356B1 (fr) * 2000-07-28 2002-12-06 Roulements Soc Nouvelle Roulement comprenant au moins une zone de deformation elastique et ensemble de freinage le comprenant
JP4203051B2 (ja) * 2005-06-28 2008-12-24 本田技研工業株式会社 力覚センサ
JP5376859B2 (ja) 2007-08-28 2013-12-25 キヤノン株式会社 磁気式力センサ及び磁気式力センサを有するロボットアーム
JP2010210558A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Mitsubishi Electric Corp 多軸力覚センサおよびその製造方法
JP5528781B2 (ja) 2009-11-20 2014-06-25 日本写真印刷株式会社 射出成形用金型及び複合品の製造方法
KR101230875B1 (ko) 2011-05-23 2013-02-07 충북대학교 산학협력단 굽힘형 휠 동력계

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021106037A1 (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 株式会社 トライフォース・マネジメント 力覚センサ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012153643A1 (en) 2012-11-15
US9200969B2 (en) 2015-12-01
KR101591252B1 (ko) 2016-02-04
US20140041461A1 (en) 2014-02-13
JP2012237570A (ja) 2012-12-06
EP2707684B1 (en) 2020-09-23
KR20140018378A (ko) 2014-02-12
KR20150123341A (ko) 2015-11-03
EP2707684A1 (en) 2014-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5836633B2 (ja) 力覚センサ及び組立ロボット
CN107914265B (zh) 位移测量设备、机器人及机器人臂
KR102080426B1 (ko) 4개 미만의 빔 표면 상에 계측기기를 갖는 힘/토크 센서
JP5489538B2 (ja) 力覚センサ
JP5911936B1 (ja) 変位検出方式の6軸力センサ
JP2019522186A (ja) 小型の6軸力センサおよびトルクセンサ
US8966996B2 (en) Force sensor
JP4907050B2 (ja) 力検出装置
JP6626075B2 (ja) 変位検出方式の6軸力センサ
JP5568768B2 (ja) 力検出装置
JP7059426B2 (ja) 力覚センサ
KR102241350B1 (ko) 스트레인 게이지 및 다축력 센서
JP6664742B2 (ja) 力覚センサ
JP3168179U (ja) 力覚センサおよび6次元力検出装置
KR20110098070A (ko) 6축 힘-모멘트 감지센서
JP5606270B2 (ja) 力覚センサ
KR20130049918A (ko) 정전용량 측정 방식의 소형 6축 힘-토크 센서
JP5719521B2 (ja) 3軸力センサ
JP5273023B2 (ja) 分力計
JP2008126331A (ja) ロボットハンドの指構造、力覚センサ装置及びロボットハンド
WO2009106407A2 (en) A multi-dof sensor for an industrial robot
JP2006058211A (ja) 歪みゲージ型センサ
JP2021060350A (ja) 起歪体とそれを用いたトルクセンサ
KR20130048321A (ko) 광학수단을 이용한 6축 힘-토크 센서
JP2021060352A (ja) 歪センサの固定装置とそれを用いたトルクセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5836633

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees