JPS60221288A - 圧覚認識制御装置 - Google Patents

圧覚認識制御装置

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JPS60221288A
JPS60221288A JP59075250A JP7525084A JPS60221288A JP S60221288 A JPS60221288 A JP S60221288A JP 59075250 A JP59075250 A JP 59075250A JP 7525084 A JP7525084 A JP 7525084A JP S60221288 A JPS60221288 A JP S60221288A
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pressure
pressure sensor
cell
control device
force
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鷺沢 忍
高浜 禎造
光男 小林
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Fuji Electric Corporate Research and Development Ltd
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
    • B25J13/081Touching devices, e.g. pressure-sensitive
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/18Measuring force or stress, in general using properties of piezo-resistive materials, i.e. materials of which the ohmic resistance varies according to changes in magnitude or direction of force applied to the material
    • GPHYSICS
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    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
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    • G01L5/16Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
    • G01L5/161Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance
    • G01L5/162Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force using variations in ohmic resistance of piezoresistors
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    • G01L5/228Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers to manipulators, e.g. the force due to gripping using tactile array force sensors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] この発明は、圧覚センサを知崩ロボットのハンドや自動
組立機のマニピュレータ、あるいは移動ロボットの足の
裏等に数句けて、人聞における接触覚、圧覚、すべり覚
および硬さ覚等に相当する感覚を認識し この認識に基
づいてロボッI・・ハンドやマニピュレータあるいは足
の制御を行わしめる圧覚認識制御装置に関する。
[従来技術とその間lIn点] 人間に代って作業をするロボット等の手または足に加わ
る力は立体的で、11つある分布を持っている。そして
この印加された力の大きさ、方向および受圧面での分布
は、ハンド(マニピュレータ)あるいは足の動きに伴っ
て変化する。人聞はこの力に対する感覚、すなわち圧覚
だけでなく、接触覚、滑り覚および硬さ覚等も合せて持
っている。従って、機械のハンドあるいは足を人間と同
等に高度に制御するためには、人間の41するこれ9 らの感覚を機械が持つ必要がある。これらの中で、最も
基本的な感覚として必要なのは立体的な圧覚とその分布
状態の認識である。
ここで、立体的な圧覚とは受圧面に垂直な力だけでなく
、受圧面での2方向の力も含む合計3方向の力に対する
感覚であり、更にハンドあるいは足の動作に伴う3方向
のモーメントに対する感覚を持つことが望まれる。この
ような3方向の分力を検知する感覚を有するセンサとし
ては第1図〜第3図に示すようなものが発表されている
。これらの従来のセンサは、弾性リング体や十字形板ば
ね、あるいは弾性ブロックなどの弾性支持体1と、その
支持体の各方向に貼付けられた複数のストレンゲージ3
とからなるが、ハンドの把握する物体に比べて同等、あ
るいはより大きな大きさく例えば名稜の長さが100〜
200mm程度)を有しているので、ハンドあるいは足
の受圧面に用いられず、もっばら手首5あるいは足首に
装着されて、ハンドあるいは足の作用力全体の力を検出
すること相用いられているにすぎない。その結果、0 これらの従来のセンサでは触覚、滑り覚、硬さ覚の検出
は行い得す、このような感覚情報の必要な場合には、そ
のだめの特別のセンサを別に受圧面に設ける必要があっ
た。しかし、それらの特別なセンサもかなりの大きさを
有するため、受圧スペースや感覚位置の違い等によって
手の掌に相当する面積での大ざっばな感覚情報が得られ
るにすぎず、指に相当する部分の微妙な感覚情報を得る
ことはできなかった。
また、前述したように面状に分布した圧覚の認識ができ
ることが人間の感覚の特徴の一つである。ロボット等の
受圧面はある大きさを有し、被把握物が平面でなかった
り、ハンドあるいは足がある動きをする時には、受圧面
に作用する力は一様でない。そこで、圧覚も分布した状
態での認識が必要であり、その認識により受圧面積、力
の作用中心、およびその時間的な変化の感覚を持つこと
ができる。このような印加された力の分布が認識できる
感覚を有するセンサとしては、第4図〜第6図に示すよ
うなものが発表されている。まず、第4図(A)に示す
センサは、導電性ゴムであるシリコンゴムコード15と
金属電極17とを用い、加圧力によりそのゴムコードの
接触面積に変化が起こり、抵抗値が変化することを利用
している。
第4図(B)に示すセンサは、そのシリコンゴムコード
15と金属電極17とを格子状に配置し、ITV(工業
用テレビ)などに用いられている走査方式を適用して検
出している。さらに、第5図に示すセンサは垂直方向に
摺動する多数の細い棒(ピン)18の先端が被検物体の
形状に応動して上下動する動きを、不図示の差動コイル
やホール素子によって検出することにより、3次元部品
(立体部品)の形状の認識を行う。
第6図(A)〜(D)に示すものはロボット用力覚セン
サとして応用できる導電性ゴムなどを用いたものである
。第6図(A)の例は導電性ゴムシート7と金属電極8
とを組み合わせたもので、基板8の上に絶縁性の電極支
え8aを分布配置してその各頂部に金属電極が取り付け
られている。電極支え9の相互間にはスポンジゴムなど
からなる弾性材が分布して配されており、その頂f2J
lに可撓性の導電性ゴムシートが接着ないし載置されて
いる。容易にわかるように、荷重Fを受けた部位では弾
性材が図の下方に圧姦宿され、その撓みを導電性ゴムシ
ート7と電極8とのTtt気的気触接触り検知して荷重
Fのかかった位置、ないしはその分布を知ることができ
る。第6図(B)では弾性シーI・とじて構成5れた導
電性ないしは感圧性のゴムシート7の下方に基板8の面
に点状に分布して設けられた多数の電極8が配されてお
り、荷重Fが掛かった位置の導電性ゴムシート7に電気
接触するTff、極8を検出することにより、荷重の掛
かった位置ないしはその分布を検知するものである。
第6図(C)の例では、絶縁性ゴムシート7aの下面に
導電性ゴム7が列状に埋め込まれており、これに対向し
て絶縁性のノ^板9の」二面には電極条8が行状に取付
けられている。荷重Fを受けたかかる行列の交点の位置
で導電性ゴム7と電極条8が電気接触するので、接触点
の位置分布から荷重分布を知ることができる。第6図(
D)はベリリウム3 銅などからなる金属の極薄板ないしは箔8aを電極に用
いた例で、この箔88自身の弾性ないしはその絶縁性覆
い8Cの弾性が利用される。この複合体が数個けられる
基体θは例えば金属製で、その周面の一部9Cが電極面
となっており、金属箔電極8aと基体8とは絶縁板8d
により絶縁されている。荷重Fを受けたとき電極8aと
覆い8Cとの複合体は撓んで電極箔8aが基体側の電極
面9cと電気接触するから、基体9に沿って多数の電極
箔8aを配設しておけば、荷重分布を知ることができる
しかしながら、これらの従来のセンサは、いずれもセン
サの受圧面に垂直な方向の感覚のみしか有していない。
また更に、精密に分布状態を検出するためにはセンサの
各モジュールを小さくする必要があるが構造的に限界が
あって十分小さくできず、かつ主として用いられる導電
性ゴムの検出機構のために、印加された力に対する検出
出力の非直線性やダイナミックレンジの狭さがあるので
、専ら接触の検出や受圧面積の検出、すなわち触覚セン
サとしてしか用いられず、人間の代用と4 なる圧覚センサとしては不十分であった。従って、従来
のセンサ装置では、人間の感覚に近い圧覚認識制御は得
られなかった。
第7図は従来から用いられている力の3方向成分を検出
するリング型荷重計としてのセンサ(六角形応力リング
)を示す。このセンサは金属製式角形リング20の受圧
面21および基板面22を除く外周部の6面と、両側面
および内周面とにそれぞれストレンゲージとして抵抗線
ゲージ23〜28 、27〜30.31〜34を結句し
て、その貼付位置によって3方向成分を互いに分離して
それぞれ検出するようにしたものである。」二連のスト
レンゲージ23〜26は八角形リングのうちの受圧面2
に垂直な外周面とリングの内周面とに貼付されており、
受圧面2に垂直な力の成分Fzを検出する。また、スト
レンゲージ27〜30は八角形リングのうちの4つの斜
めの外周面に貼付されており、受圧面2にかかる水平な
力の成分のうちのX方向の成分Fxを検出する。さらに
、ストレンゲージ31〜34はリングの両側面に、八角
形リングの刺め面と同じ角度で、リングの肉厚のほぼ中
央部に貼付されており、受圧面2にかかる水平な力の成
分のうちのX方向の成分FYを検出する。
このように、図示のような3方向分カセンサは力を基本
的な直角座標系に分解し3方向分力として検出している
ので、この3分力を演算式により合成することによって
、力の大きさや方向をめることができる。更に任意の方
向の力もめることができる。
このように力の分解、合成が容易にできるのが、3方向
分カセンサの大きな特徴である。
しかしながら1図示のような従来の六角形応力リングは
、3方向の力の成分を検出するセンサとしては著名なも
のであるが、次のような欠点があり、特にこれを面アレ
イ状に配列して面状に分布する荷重の荷重分布を検出す
るには不適当である。以下、その欠点を列挙する。
■ 多数のストレンゲージをリング体の各方向に貼付し
た構造であるので、小形化が困難である。
■ ストレンゲージを結句するために、その結句層がク
リープを生じさせ、安定性が悪 い。
■ ストレンゲージの貼イ」位置により、大きな干渉出
力を発生する。
■ 製作が比較的大変である。特に、リングの内周面へ
のス)・レンゲージの貼付は雌しい。
■ 量産性がなく、高価となる。
一方、人間の手のひらの有する圧覚機能にできるだけ近
いレベルの高度な圧覚機能を有するロボッI・ハンドを
実現するためには、その圧覚センサとしては3方向分カ
センサの機能を有し、さらにこのセンサを多数高密度で
面アレイ状に配列して、印加される力の分布状ffJ’
Hや力の中心(重心)とそれに働く合成力を正確にめる
ことができなければならない。そのため、このような圧
覚センサとして要求される性能は次の通りである。
(a)荷重検出中位体は寸法が数1111以下の小形の
もので、1個の分布荷重検出器中にかかる単位体ができ
るだけ高密度で集積化されたものである7 こと。
(b)荷重の分力を相互間の干渉なしによく分離して検
出できること。
(c)荷重と検出出力との関係が直線性で、測定のヒス
テリシス誤差がなく、かつダイナミ・ンクレンジすなわ
ち測定範囲が広いこと。
(d’)荷重分布検出器自体の剛性が高く、荷重を少け
たとき変形して荷重分布が変わってしまうようなことが
ないこと。
し発明の目的] この発明は、前述のような要求および前述のような従来
技術の持つ問題点に鑑みて、3方向分力を検知し得る微
小な圧覚センサモジュールをアレイ状に高密度で配列し
た圧覚センサアレイをロボットのハンドあるいは足の裏
等の受圧面に地利けることにより、立体的な圧覚とその
圧覚の分布状態を直接検出することを可能とし、かつ検
出して得られた信号群を所定のアルゴリズムで処理する
ことによって、3方向分力のみでなく、3方向分力のモ
ーメント、力のイ乍田中8 心、全体の作用力等をfiると共に、接触覚、滑り覚お
よび硬さ覚等も合せて認識し1することかできるように
し、更にこれらの感覚情報を同時に高速度で認識し得る
ようにすることによってロボットのハンドや足の機能を
高度に制御しイ1することを可能とするアルゴリズムを
用いて、被把握物が変形しない程度の最小の把握力での
把握や衝撃のない被把握物の持ち−J二げ、あるいは効
し、被把握物の取付穴への挿入や回転等のような人間の
手や足の動作に相当する高度な動作制御を行うことので
きる圧覚認識制御装置を提供することを目的とする。
[発明の要点] この発明は、受圧面に印加された力の3方向分力を個別
に検出し得るように構成された半導体歪計の原理による
ウェハ型の圧覚センサセルを微小に作成し、このセルを
多数個面アレイ状に配列した圧覚センサアレイをロボッ
トあるいはマニピュレータノハンドあるいはロボットの
足の裏等の受圧面に装着させ、その圧覚センサアレイの
基板上あるいはその近傍に圧覚センサアレイの出力を行
および列毎に順次取り出すスキャナーを設け、圧覚セン
サ内あるいは圧覚センサセルの取付穴部分あるいはセル
直下の基板部分にスキャナーからの信号によって開閉動
作するセル毎のアナログスイッチと、必要によっては半
導体歪計の特性補正回路と、増幅器とを設けて、他の圧
覚センサセルの出力とを混同しないようにし、適切な時
間間隔で採取した検出信号を歪計の特性の補正や力の単
位への変換の後に、各分力毎に2次元に分布した圧覚情
報の形で整理し、時系列に信号処理記憶装置に記憶し、
次に信号処理記憶装置から読み出した圧覚データにより
3分力の合成、全圧力、圧力中心、圧力分布図、受圧面
積およびモーメント等を算1]1シて1次演算記憶装置
に記憶し、更にロボットの手や足の制御に必要な接触覚
、滑り覚および被接触物の形状、硬さ覚等を認識する演
算を行い、必要な演算結果を2次演算記憶装置に記憶し
、信号処理記憶装置と1次および2次演算記憶装置に記
憶したデータと、ロボットの基本動作用のアルゴリズム
とによって所定の演算を行い、必要な演算結果を3次演
算記憶装置に記憶すると共に演算で得られた信号を外部
のロボット駆動制御21装置に送信し、また外部のロボ
ット駆動制御装置からの圧覚認識を行うに必要な指令も
受信できるようにしたものである。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
まず最初に、この発明の構成要素であるウニ/\型圧覚
センサアレイの概要を述べる。第8図において、50は
この発明の要部である圧覚センサアレイの全体を示し、
51は圧覚センサアレイ50を構成する単位W1.細モ
ジュールとしての圧覚センサモジュールである。圧覚セ
ンサモジュール51は印加された力を受ける−1一部受
圧板52とその受圧板の下に固着した2個(または1,
3.4個)のウェハ型の圧覚センサセル53とからなり
その大きさは数11m以下に形成される。圧覚センサセ
ル53は、単結晶シリコンをリング状等の形状の感圧構
造体とし、こ1 の感圧構造体の受圧面、すなわち、受圧板52と接する
面に垂直な面に、複数個の拡散形半導体ストレンゲージ
54を形成し、これらのストレンゲージ54の抵抗値の
変化によって、その受圧面に印加された力の3成分FZ
、FW、FYを検出する。上述の圧覚センサモジュール
51を下部の共通基板55上に面アレイ状(マトリック
ス状)に高密度に多数並べて固着し、圧覚センサアレイ
50を形成する。その際、圧覚センサセル53の下端部
を基板55上に形成した平行溝56またはそのセル毎に
開けた取付穴(不図示)に垂直に嵌め合せて固着すると
、確実な組込みが得られるので好ましい。圧覚センサモ
ジュール51からの出力信号は、基板55上にあるいは
その近傍に装着したスキャナ増幅器(集積回路)5?に
よって順次スキャンされ、かつ増幅されて、後述ノマイ
クロコンピュータのCPU(中央演2 マタ、圧覚センサセル53は単結晶シリコンからなり、
そのシリコン上に拡散形ストレンゲージ54を形成して
いるので、一般的な従来のプレーナ技術で容易に作成す
ることができ、特性のよく揃った極めて小形(例えば数
mm〜IIIII11直径)のものかられる。従って、
第8図に示すような圧覚センサモジュール51を例えば
ICl12当り25〜100個程度の高密度で基板55
」二に集積することができる。
また、上述のように、受圧面に印加された力の3成分を
独立に検出する圧覚センサモジュール51を面アレイ上
に高密度に多数並べて圧覚センサアレイ50を形成して
いるので、印加された力を3方向の分力に分解し、3方
向分力の2次元分布をそれぞれ独立に高密度で検出する
ことができる。さらに、その際、圧覚センサセル53の
拡散形ストレンゲージ54を高感度でかつ他の2方向分
力に対し論理的に影響を受けない場所に配置しているの
で、受圧面にかかる印加圧力の分力を相互間の干渉なし
によく分離して検出でき、また感圧構造体として非常に
秀れた単結晶シリコンを用いているので、印加圧力と検
出出力との間の直線性がよ< 、 Xll+定」二のヒ
シテリシスがなく、かつダイナミックレンジが大きく、
また圧覚センサセル53の組合わせにより引張りおよび
圧縮の対として検出できる等の利点がある。
また、圧覚センサセル53の形状は第8図のものに限定
されず、種々の形状が考えられる。例えば、列毎に各セ
ルの下部または上部の一部を一体に連結した短冊状の連
結圧覚センサセル群を用いた場合には、位置合せや固定
等の組合わせが容易となるという利点が得られる。また
、圧覚センサセル53内の半導体ストレンゲージ54の
出力は基板54上の配線を通して外部に出されるが、高
密度の圧覚センサアレイ50からの配線は莫大な数とな
るので、圧覚センサセル53内の配線、圧覚センサセル
53と基板55の接合部の配線や接続にそれぞれの工夫
がなされている。例えば、圧覚センサセル53の両面に
ストレンゲージ54を検出分毎に分散配置するとか、単
結晶シリコン基板部上に反対の伝導形をもつエピタキシ
ャル層を形成し、そのエビタキシャル層にストレンゲー
ジを形成し、エピタキシャル層を貫通する拡11&層を
形成することにより、拡散層およびス(板部をストレン
ゲージ27の電源配線の一部として構成するとか、ある
いはまた基板部55を多層にして電源線と信号線を各層
間に分離して配線し、電源線は溝部56から圧覚センサ
セル53に接続される等がなされる。
さらに、圧覚センサモジュール51の近くにサーミスタ
のような温度検出器を設け、マイクロコンピュータのC
PUによりゲージ抵抗(irjの不均一補正や温度補償
を行うことにより、より高精度な3分力の2次元分布測
定が可能となる。
なお、受圧板52の−1一部に、防塵や防水等の機能を
有する柔軟な比較的薄い保護膜を一面に数句けてもよく
、この薄■りとセル53とを直接に固着してもよい。ま
たセル53への電源線や信号線が配線された基板55は
、曲面−1−に貼着できるような、ある程度柔軟なもの
でもよく、さらに圧覚センケア1/イ全体をラバーのよ
うな弾性体の中に介装してもよい。また、スキャナ増幅
器57によるスキャナは、縦軸アドレスと横軸アドレス
を用いて行うのが配線数が少なくなるので好ましい。
−上述の圧覚センサアレイ50は、例えば第9図に示す
ように、多関節アーム58の先端に取付けられたロボッ
I・ハンド59の一対のフィンガ60に装着して、把持
する物体61に対するフィンガ60の把持力すなわちフ
ィンガ60にかかる荷重の分力とその分布(面状分布)
を測定して、後述の制御手段によりその把持力を適切に
制御することができる。このとき、例えば図示のような
比較的細長な物体61を把持する際には、把持する物体
の部位によって荷重分力の分布が異なるから、分布が異
常な場合には把持が不適切に行われていることがわかる
また比較的小さな把持力で柔らかな物体(例えば果実類
)を把持している場合には、荷重分力の時間的推移から
物体の脱落の危険を予知することができる。
さらにまた、上述の圧覚センサアレイ50を人の歩行す
る通路上に配設した場合には、圧覚センサセル53は受
圧板52が受ける垂直方向の力Fzのは5 か、横方向の力FM、Fyをも検知するから、圧覚セン
サアレイ50にかかる人体の体重分布のほかに、後方に
蹴る力FXや歩行方向に対して横方向に押し出す力FY
の大きさと分布とを知ることができる。
このように、歩行動m;中の荷重の面状分布や分力の時
間的推移を正確に測定することができるので歩行動態の
個人差や身体上の障害の模様゛について有用な知見が得
られる。また、この圧覚センサアレイ50をロボットの
足のうらに取付ければ、後述のように高級な歩行制御1
機能なロボットにもだせることが可能となる。
次に、圧覚センサアレイ50の構成の具体例を以下の図
面を参照してさらに詳述する。
前述の圧覚センサセル53の拡散形ストレンゲージ54
の配置は高感度で、かつ他の2方向分力に対して理論的
に影響を受けない場所に設ける。
第10図〜i12図はこのストレンゲージ54の配性位
置を示す。これを説明すると、第11図(A)、(B)
に図示のように三方向の荷重Fx、Fy、Fzがそれぞ
れ独立にかかったとき、圧覚センサセル53に生じる6 応力は該セルが基板55と受圧板52とに底に固着され
ているとして次式で表わされる。
8bt3R+r I ただし、σ:周方向応力、 R:セルの平均円53C1すなわち セルを梁と見たときの材料力学的な 中立軸の半径、 2t:セルの幅、 b:セルの厚さ、 ■;セルの断面2次モーメント、 r:セルの径方向のす殻、 α:セルト端からとった角度す薮、 である。
かかる応力に基づく歪を検出するため、第12図に示す
セル53の位置にストレンゲージをIlvリイ(1ける
。まず荷重Fxが掛かった時のことを考える。と、F!
測定用ゲージ54xt、54xcはセルの内径部のr=
−tの個所にあり、また分力間の干渉がないように公知
の如くα= 39.13°の位1〆1に選ぶことが、(
1)式%式% となり、ゲージ51tの個所では+1111−りひすみ
、ゲージ54XCの個所では圧縮ひずみが牛しるが、荷
重F2測定用ゲージ54zt 、 54zcの個所では
α=80゜であるから、(1)式かられかるようにひず
みはOで従ってこれらのゲージから検出信吟はノドしな
い。
つぎに、荷重F2が単独にかかったときには、Fz測定
用ゲージ54zt、54zcはα=800の内外周部(
r=−tまたはr=t)の位置にあるから、なお(3)
式により同様にR>>tとして、 cr=0.14 − Fz (5) t2 となり、ゲージ542tは引張りひすみを、ゲージ54
2Cは圧縮ひずみを検出する。このときFX検出用のゲ
ージ54Xt、54xc位置では、cx = 3Lfl
°で(3)式中の(2/π−sinα)の項がOとなる
から、ひずみは0でこれらのゲージから検出信号は生じ
ない。
以上のことから分力Fx測定用ゲージ54xt、54x
cと分力Fz測定用ゲージ54zt、54zcとは、(
4)および(5)式かられかるように約2倍の出方信号
の開きはあるが、相互に干渉がなく分力を完全に分離し
て測定できることがわかる。
第13図(A)〜(C)に、三方向の荷重Fz、Fx、
Fyがそれぞれ独立にかかったときのゲージ54zp 
54zt・・・に生ずるひずみを実線の矢印で示す。こ
れらのスI・レンゲージは2セルで1モジユールを構成
した場合は第14図(A)〜(C)に示すようにブリッ
ジ接続され、1セルで1モジユールを構成した場合は第
15図(A)〜(C)に示すようにブリッジ接続される
。各ブリッジ回路からの出力信号EZ、Ell。
Eyはそれぞれ荷重の分力Fz 、Fll 、Fyの測
定信号である。第16図は上述の結果をまとめたもので
、表口の縦軸は荷重の分力を、横軸はストレンゲージを
示している。ストレンゲージからの出力は引張りひずみ
か圧縮ひずみかに応じて増)成するから、この図では増
減が十−で表わされており、0は増減がないことを示す
。ストレンゲージのブリッジ接続は、この増減の同方向
のものを対辺に配するようにされる。第16図かられか
るように荷重の分力が一方向のみであるとき、−上述の
ストレンゲージの配置によれば、他方向の分力測定用の
ゲージ出力は原理的に0であり、分力間の干渉を生じる
ことがない。また、イ11に若干の干渉信号が生じても
、その大部分はブリッジ回路内で相殺されて、0 実用」−はあまり問題がなくなる。
ところで、第17図に示すように1個のセンサセル53
で1モジユール51を形成した場合は、第18図に示す
ようにセル53の取付位置からずれた偏荷重Fzが受圧
板52に加わった時には、それが受圧板52に対して垂
直な荷重であっても第18図に示すようにセル53に対
して曲げモーメン)Mが発生し、y方向の荷重検出用ス
トレンゲージからFyに相当する誤った検出出力が出る
という欠点がある。また、1枚セルの構造のため、機械
的に弱く、比較的大きな力には耐えられないという欠点
がある。
第20図には、感圧モジュールを2個の3方向分力検出
セルで一体に構成することにより、上述のような検11
1誤差を生じさせる原因となるモーメントの発生をなく
し、さらに感圧モジュールの構造を強固なものにした圧
覚センサの一例を示す。図示のように2個のリング状セ
ル53.53をその端面53aが互いに平行するように
下部基板55と上部受圧板52との間に配設し、かつ各
セル53の図の下端の突出部53bを、j、(板55の
溝56に嵌め込んで接着等の手段で基板55に固着Sせ
る。セル53の上端部も同様にして受圧板52と固着さ
せる。
このように、2個のセル53.53を)、(板55の上
部に垂直に立てて固定し、この2個のセル53.53を
1組としてそのトに受圧板52を乗せて固定することに
より、1個のモジュール51を構成し・ているので、第
18図に示すような2方向(垂直方向)の偏荷重が受圧
板52に加わっても、第19図のような曲げモーメント
はほとんど生ぜず、その結果、y方向荷重検出用センサ
54yt、54ycから誤差11力が発生することはな
い。また、端部が基板55と受圧板52とに固着した重
直な2個のセル53.53により荷重を受けるので、感
圧モジュール51は機械的に強固な1個の構造体となり
、ひいては信頼性の向−1−も得られる。
だが、第20図に示すような平行型の圧覚センサモジュ
ール51は要求性能を満たし、とくに荷重分力を相互干
渉なしに分動検出できるよう原理的には構成されたもの
であるが、実際に製作、試験し3 て見ると場合によってはなお種々の欠点があることがわ
かった。この欠点は主にセンサセルの端面に垂直な方向
の分力、すなわち前の第10図における分力Fyの測定
精度に関するもので、その第1としてこのような分力F
Vがかかったときセンサセル53が企図されたように必
ずしも変形しないことに基づく。すなわち、第21図(
A)に示すようにセル53は両端が基板55と受圧板5
2とに固定された両端固定梁として設計されたものであ
るが、受圧板52の剛性が必ずしも十分でない場合もあ
り、またセル53の−1一端と受圧板52との固着強度
を十分に上げることができない場合が多いので、実際に
は同図(B)に誇張して描かれたような一端自由梁に近
い変形が生じる場合がある。このような変形を示すと、
第13図(C)で圧縮ひずみ用ストレンゲージとして示
された54ycが実際には引張りひずみを受けることに
なり、分力Fyの測定値に大きな誤差を生じる。欠点の
第2は分力Fyの測定値がセル53の加工精度とくに厚
さの精度の影響を非常に受けやすいことである。この効
果は他の分力Fx、F zに比し4 て非常に大きく、セル53の厚さを薄くして測定感度を
上げようとするほど、僅かな加工の誤差によって大きな
測定誤差が生じる。欠点の第3は測定出力の大きさに関
するものであって、実用的な寸法、形状にセル53を構
成すると、分力FWに対する感度が他の分力Fx 、F
zに対する感度よりもむしろよくなり過ぎ、分力間に感
度差が生じる。感度が良好なこと自体はもちろん望まし
いことなのであるが、Mlll定回路は前述のようなブ
リッジ回路に(−1属して増幅器類があり、あまり出力
信号差が大きいと測定回路の設へ1や製作がめんどうに
なる。
これらの点をさらに式を用いて説明する。まず、第13
図(C)に示したような分力ry測定用ゲージについて
考えると、荷重FYが紙面より手前の方向からかかると
してそのひずみ検出用ゲージ54yt 、 54ycを
図示のように設けるとした場合、これらのゲージの位置
では、前述の(2)式で同様にα= 311.8°、R
>>t とおいて、σ=0.19 R−FY (8) ■ で表される応力に基づくひずみをゲージ54ytでは引
張りひずみ、ゲージ54ycで圧縮ひずみの形で検出す
ることになり、分力Fz測定用ゲージ54zt 。
54zcの位置ではα=800であるからσ=0となり
、従って干渉信号は出ないが、分力Fx測定用ゲージ5
4xt、54xcの位置では分力Fy測定用ゲージの場
合と同じように σ= 0.19 R−FY (?) ■ なる応力に基づくひずみ検出出力が出ることになる。こ
の分布FM測定用ゲージからの検出信号はそのまま出力
すれば、当然誤信号となるわけであるが、第14図(C
)に示したようなブリッジ回路が正規の状態では誤信号
をキャンセルするように組まれているので、ふつうは誤
検出信号が分力Fx測定用のブリッジ回路から出力され
ることはない。しかし、前述のような受圧板の剛性の不
足などで理論どおりの検出111カカ胃1,1られない
場合には、ブリッジ回路による補正が1−分なされずに
誤信号が出力される可能性が残っている。
さらに、前述の(2)式における断面2次モーメンl−
Iをめて見ると、センサセル53の厚さ1)方向の中央
の端面に平行な面について計算して1、■ I=−b”t (8) となり、ストレンゲージが設けられる端面の位nではこ
れにある係数βをかけたものと考えてよい力)ら 、 1−−β b3t (9) となり、これを(2)式に代入すると、β l〕2t(
10) となる。これを前述の分力Fx 、 Fzに対する応力
σの式(4)、(5)と比較すると、分I;Iの項が分
力FWに7 対する式でb2tであるに対して、分力FTl、F2に
対する式ではbt2である点が明らかに異なっている。
前述のように実用的なセンサセルでは厚さの寸法すが幅
の寸法tよりもかなり小さく、また製作上の公差も抑え
にくい。前(10)式によれば、分力Fyに基づく応力
に従ってひずみは厚さ寸法すの2乗項に反比例するので
、他の分力Fx、Fzに基づくひずみが厚さ寸法すの1
乗項に反比例するのに比べて、それだけ厚さ寸法の変動
の影響を受けやすく、かつ検出信号のレベルも高くなる
のがわかる。
第22図〜第24図はそれぞれ圧覚センサモジュールを
構成する感圧体としての複数個の圧覚センサセルの内の
少なくとも2個をリングの端面が互いに直交するように
配設し、かつ各感圧体からはセルの端面に平行な方向に
かかる荷重分力に対する応答出力信号のみを取り出し、
これらを組み合わせて所望の荷重分力を測定することに
よって、上述のような平行型モジュールのもつ欠点を解
消し8 て、受圧板の剛性やそのセルとの固着結合状態、さらに
はセルの厚さの加工精度に影響を受けずに荷重の分力を
相互干渉なく、かつできるだけ分力間の感度差なしに検
出ないしは測定できるようにした圧覚センサモジュール
の構成例を示す。第22図の例では、図示のように互い
に平行に配された基板55および受圧板52の間に、4
個のセル53−1〜53−4が箱形に配設されており、
それぞれその−I一端を受圧板52に、下☆11Aをノ
、(板55に固着されている。従って、セル53−1.
53−3の端面とセル53−2.53−4の端面とは互
いに直交する方向に配されている。受圧板52の−に面
には受圧板が受ける荷重の3分力の方向がx、y、zで
示されている。この荷重を受圧板52を介して受けるセ
ル53−1〜53−4には、図示のようにスI・レンゲ
ージ群54が設けられており、セル53−1上のゲージ
としては、2方向の分力を検出するための4個のゲージ
54zt、54zcと、y方向の分力を検111するた
めの4個のゲージ54++t、54xcとの2種のゲー
ジ群が設けられている。2方向分力測定用ゲージの内、
セル53−1の外径側に配された2個のゲージ54zt
は、矢印方向の2方向分力を受けて引張りひずみを検出
し、内径側に配された2個のゲージ54zcは圧縮ひず
みを検出し、これら4個のゲージは第25図に示すよう
にブリッジ回路Bzlの各辺に接続される。y方向分力
測定用ゲージの内セル53−1の左上部と右下部に設け
られた2個のゲージ54xtは、矢印方向のy方向分力
を受けて引張りひずみを検出し、右」一部と左下部の2
個のゲージ54xcは圧縮ひずみを検出し、これら4個
のゲージは第25図のブリッジ回路Bylの各辺に接続
される。なお、これらy方向分力測定用ゲージはいずれ
もセル53−1の内径側に配されているが、外径側に配
しても差し支えない。
一方、隣りのセル53−2 は前述のようにその端面が
セル53−1の端面と直交するように配設されており、
4個の2方向分力測定用ゲージ54zt、54zcが設
けられるのは前と同じであるが、今度は4個のX方向分
力測定用ゲージ54it、54xcが設けられる。これ
らゲージ群のひずみ検出の様子は前と同じであり、z力
面検出用の4個のゲージ54zt、54zcは第25図
のブリッジ回路Bz2に、X方向検出用の4個のゲージ
54xt、54++cはブリッジ回路By2に接続され
る。残りの2個のセル53−3.53−4についても同
様であり、セル53−3には2方向分力検111川ゲー
ジとy方向分力検111用ゲージとが設けられ、それぞ
れ第25図のブリッジ回路Bz3と8313とに接続さ
れる。セル53−4については、2方向分力検出用ゲー
ジとX方向分力検出用ゲージが設けられ、それぞれブリ
ッジ回路Bz4とEx4 とに接続される。
以上により、これらのストレンゲージを要素とするブリ
ッジ回路群は第25図のように接続され、2方向につい
てはセル53−1〜53−4に対応する4個のブリッジ
回路Bzl〜Bz4が直列接続されるが、X方向および
X方向については、それぞれセル53−2.53−4お
よびセル53−1.53−3に対応するブリッジ回路B
x2.Bx4およびブリッジ回路oy+、Byaが2個
ずつ直列接続される。図では各ブリッジ回路への電源が
+、−により、前述のように直列接1 続されたブリッジ回路群からの出力端子が、X+Y。
2方向それぞれについてEx、Ey、Ezで示されてい
る。2方向のブリッジ回路の直列接続数は”+1両方向
のそれに対して2倍になっているが、前の(4) 、(
5)式かられかるように2方向のゲージの感度が”+1
両方向のゲージの感度の約172であるので、第25図
の回路の出力端子Ex、Ey、Ezからの検出信号のレ
ベルはほぼ揃うこととなり、後段の増幅等に入力するの
に好都合である。
第23図の例では2個のセル53−5.53−6は端面
が互いに直交するようにT字状に配されている。前例の
説明から容易にわかるように、本例の場合は、受圧板5
2が受ける荷重の2方向分力はセル53−5.53−1
3のストレンゲージ54zt、54zcにより、X方向
分力はセル53−6のスI・レンゲージ54xt、54
xc (図示せず)により、X方向分力はセル53−5
のストレンゲージ54xt、54x cにより検出され
、これに対応するブリッジ回路の直列接続数は第14図
に示した例のちょうど1/2になる。3分力方向x、y
、zに対する検出出力がほぼ同程度になる2 のも前の例と同じである。
第24図の例では3個のセル53−7.53−8.53
−8が1字状に配されていて、この内セル53−7.5
3−8は端面が互いに平行であるが、セル53−9の端
面ば他のセルの端面と直交するように配されている。
またゲージの接続は、2方向分力に対してはセル53−
7〜53−8のストレンゲージ54zt、54zcから
なる3個のブリッジ回路が直列接続され、X方向分力に
対してはセル53−7.53−8のストレンゲージ54
xt、54xc 75>らなる2個のブリッジ回路が直
列接続され、X方向分力に対してはセル53−8のスト
レンゲージ54xt 、54X Cからなる1個のブリ
ッジ回路が設けられる。この例の場合には、前の例のよ
うにこのままでは3分力に対する検出出力l/ベルを揃
えることはできないが、幸いシリコンスI・レンゲージ
は抵抗値すなわち出力の大きさの異なるものが製作でき
るので、抵抗値を適宜に選4ji!することによって検
出出力レベルの不揃いを補償することが可能である。
複数の検1■1素子を直交させた直交型のものは、単一
荷重測定においては、後述するように偏荷重に対して問
題があるとの理由で従来用いられなかった。すなわち、
例えば第26図に示すように2個のセンサ20が直交す
るようにした場合受圧板35の中心点Aに矢印U方向の
荷重が加わると、これは各センサ20の受圧面に等分布
荷重が作用したものと同等であるから、2つのセンサ2
0が分担する荷重から全荷重を計算することができるの
で問題はないが、偏位点BにU方向の荷重が加わると、
センサ20にはU方向の力だけでなく、モーメント暦が
加わり、これにより各センサ20にはU方向以外の力が
加えられ、この力が誤差出力となるという欠点がある。
このように、単一荷重測定の場合には、偏荷重の問題が
あるので、直交型の実用化は干渉が少ない利点があるこ
とが知られているにもかかわらず、不可能視されていた
。ところが、第22図〜第24図に示すような本発明に
関わる圧覚センサモジュール51は数m11以下の微小
な大きさであり、このモジュール51を第8図に示すよ
うに多数個高密度にアレイ状に配列しているので、荷重
の分布状態を測定する場合には、1個のモジュール51
にはほぼ均等な分41荷重が作用していると見なされる
。よって、単一荷重7111+定のときのようなモーメ
ントを考慮する必要がなく、偏荷重に問題が生じない。
これにより、直交型のモジュールを実施でき、直交型に
よる他成分の干渉が少ないという上述のような利点をV
++ることかできるのが顕著な特徴の一つである。
次に製造手段について説明する。まず、シリコン単結晶
をセル材料として用い、ストレンゲージをいわゆる拡散
形ゲージの形でシリコンウェハ内に形成することができ
る。すなわち、第27図(A) 、 (B)に示すよう
に、所定の厚さく例えば0.8mm)を有し、所定の伝
導形(例えばN形)と比抵抗(例えば1〜10Ωφcm
)を有し、かつ所定の結晶方位(例えば(II+)方向
の形成面)を有する単結晶シリコンウェハ62の圧覚セ
ンサ単位セル相当領域53に第12図のような配置の拡
71(<形ストレンゲージ群54、および金7.<配線
をマスクレスイオンビーム加工やi蒸着などのIC製造
技術(プレー5 す技術)によって形成することができる。例えば、N形
シリコン単結晶基板の表面内に電子ビームないしはイオ
ンビームを用いて不純物のインプランテーション法ある
いは不純物制御法のイオン注入法によりP形拡散形スト
レンゲージを作り込み、またその基板上に5i02絶縁
膜を介して金属薄膜配線およびポンディングパッド剖を
蒸着法で形成する。このIC製造方法によれば、1枚の
ウェハ62に多数個の圧覚センサ単位セルを作り込むこ
とができる。このウェハ62からワイヤーソーカット法
や超極薄レジノイド切断砥石による自動グイシングツ−
カット法あるいはレーザ加工やエッチカットまたはこれ
らの加工法の組合せなどの加工方法により、圧覚センサ
単位セルを精度よく切り出すことによって、特性のよく
揃った小形(例えば数ml11〜1mm )のプレーナ
形圧覚センサ単位セルが得られる。
セル53の厚さはセルの径が例えば3mmのときその2
0%、すなわち0.8mm程度がよいので、この寸法に
あった厚さのシリコンウェハ62を材料として′6 用いる。セル53のウェハ62からのりJり出しは上述
のレーザカット法などでかなり寸法精度のよいセルが得
られるが、複数分力の測定に適した外形精度を得、かつ
ウェハからの切り出し時に生じやすい表面の残留ひずみ
を除去するため、切り出したセルの外形とくに外周面の
研削が望ましい。この研削法としてはホーニング法等の
機械研削が可能であり、このほか最近ミクロ加工法とし
て知られて来たエラスチック・エミッション法などを採
用することもできる。なお、シリコンウェハ内からなる
セルの内孔寸法としては、理論的には外径にできるだけ
近くなるよう大にするのが91ましいが、実用的には外
径の50%程とするのが、機械強度と荷重測定精度との
兼ね合いの面から適当である。
また、拡散形ストレンゲージIT54はゲージ率(ピエ
ゾ抵抗係数)の結晶方位依存のない(111)面に形成
することによって、特性のバラツキの非常に小さい圧覚
センサを得ることができるので好ましい。すなわち、P
形シリコンのピエゾ抵抗係数を代表的な三つの結晶面H
oe)面、(110)面および(111)面について示
すと、第28図(A)〜(C)に示す通りである。この
図において、実線の曲線はストレンゲージの長手方向と
同じ方向のひずみ成分に関するピエゾ抵抗係数(π文)
であり、破線の曲線はストレンゲージの長手方向に垂直
な方向のひずみ成分に関するピエゾ抵抗係数(πt)で
ある。なお、原点からの長さがピエゾ抵抗係数の大きさ
を表し、ピエゾ抵抗係数が大きい程感度が高くなるとい
う比例関係にある。
ここで、第28図(A)は(100)面、第5図(B)
は(110)面、第5図(C)は(1111面の場合を
示すが、上述のストレンゲージ配置条件により、(10
01面では互いに直交する方向にしか感度がないので、
不適当である、また、(110)面ではFz用ストレン
ゲージを(110)方向に合わせて形成するとFx用あ
るいはFW用スストレンゲージこれより約50°傾いた
方向(図中の一点鎖線で示す)に形成するので感度が小
さくなり、ストレンゲージの僅かな位置ずれによって大
きく感度が変動することになるので、特性のよく揃った
圧覚センサを得にくい。これに対して、(Ill)面は
感1■が結晶方位に依存しないのでゲージ配置角度のず
れによる感度の変動がなく、特性のよく揃った圧覚セン
サが得られる。
また、上述の圧覚センサセル53の受圧面に印加される
力量外に温度変動の際に支持体である下部基板55(第
8図参IQ )から力が加わって、セル53に応力が発
生すると、オフセラ)・信号を大きく出してしまう。そ
こで、下部ノ1(板55をセル53の月利と熱膨張係数
の近いIA#Jから形成すると、71一度変動時に熱膨
張係数の差によって感j[構造体に応力が発生すること
をIll 11. して、応力によるオフセット信号を
低鍼することができるので好ましい。
例えば、シリコンrlt結晶からなるセル53が固定さ
れる下部基板55を同じシリコン結晶で作成する。この
場合下fil)、(板55を構成するシリコン結晶は単
結晶に限らず多結晶でもよい。下部基板55がセル53
と同じ材料であるから、温度変化の際熱膨張が同一であ
るため、セル53に応力が生ずることがない。しかじ熱
膨張係数が同じでなくても近似していれば、温度変化の
際に熱膨張の差が小さいためセルに発生する応力は無視
できる位置さい。すなわち、感圧構造体1の材料がシリ
コンの場合、その線膨張係数は2.5 X 10−6/
°C!であるが、線膨張係数が2.5XIFB±50%
内にあれば他の材料、例えばインバーのような合金ある
いは他の半導体の単結晶、多結晶を用いることもできる
さて、第28図に示したように、共通の基板55の1−
に感圧素子のセル53を多数個並設する際、基板55へ
の増刊は精度が荷重測定の精度に大きな影響を及ぼす。
例えば同図(A)に示すように、セル53の向きが分力
を測定すべき方向”+Yに対してβで示す角度傾いてい
る場合には、もはやそのセル53からの測定出力は正し
い”+VY方向分力Fx、Fyを示し得ない。また同図
(δ)に示すように、傾きβがないようにセル53が並
べられてはいるが、正規の位置から図示のようにX、Y
方向にδXないし1ま9 δyだけずれている場合も同様な測定誤差が生じ、とく
に2個のセル53.53を受圧板52(創縁で示す)で
連結して第20図に示すような基本形を構成する際に誤
差が大きくなり、あるいは複重になって誤差を補正する
ことがむつかしくなる。以下、かかる問題のないように
かつ比較師部t11に精度のよい圧覚センサアレイ50
を製作しうる手段について第30図〜第35図を参照し
て説明する。
まず、第30図に示すように基板55の上面に互いに平
行な複数の溝58がittけられる。一方、同図では基
板55の上面に載泗された形で描かれたセル53の図の
下端側には、前述の溝56の深さに適合した寸法dを有
する係合tjR53fがリング本体から突出して設けら
れている。またこの例ではセル53のト端側にも同様な
寸法dを右する係合部53gが設けられている。このよ
うに形成されたセル53はその下方の係合部53fを1
Iv158に嵌めこむことにより、第29図(A)に示
したような傾き誤差βおよび同図(B)に示したY方向
の偏位誤差δVが生じないように基板55の上に配設す
ることができる。
0 第31図にはセル53の第29図(B)に示したX方向
の偏位誤差δXがないように、複数のセル53を列状に
整列させる手段として円形断面の棒状の治具83をセル
53の内孔53hに挿通した状態が示されている。セル
53はこの整列治具63にあらかじめ通しておいた」−
で、第31図に示すようにその各係合部53Fを基板5
5の溝56に嵌め込んでもよいし、また各セル53の係
合部53fをあらかじめ個々に溝内に嵌め込んでおいた
後に、その内孔53hに整列治具63を挿通することに
より、複数のセル53を整列させてもよいことはもちろ
んである。このようにして複数個のセル53を正しい配
置に置いた後、各セルの係合部53fを溝55に固着さ
せる。整列治具63はこの固着作業前あるいは作業後に
取り外される。
この段階でストレンゲージ54からの配線64を外部に
引き出す接続作業を終了させておくことが望ましいが、
この接続手段については後述する。
この例では第30図に示したように各セル53には上方
の係合部53gが備えられているので、これに対応して
第8図に示した受圧板52の素材としての受圧素板85
には、第32図に示すようにその下面に溝B6が設けら
れている。図示のようにこの受圧素板85は複数個のセ
ル53に対し共通に設けられており、圧覚センサアレイ
50に対して1枚、あるいは結合部53gを溝68に嵌
め込みやすいように数枚に分割される。いずれにせよ、
溝6Bに各保合部53gを嵌め込むことによって、複数
個のセル53の位置は正しい幾何学的配置に置かれる。
この後、前と同様な手段で溝86と係合F+l153g
が固着される。なお、受圧素板の材料としてはノ^板5
5と同様にシリコン材料でもよいが、金属製とすれば機
械的にしん性の高い受圧板を111ることができる。
その後、受圧素板65には、第33図に示すように縦横
の切溝67が入れられてそれぞれ一〃いに分離された受
圧板52に形成される。この受圧素板65の切断は、ダ
イヤモンドカッタやレーザカッタ等により容易に行うこ
とができる。また、この例では受圧素板の切断は、1枚
の受圧板が2枚のセル53を互いに結合するように、す
なわち、第21図に示し3 た基本形の感圧素子が得られるようになされる。
このように、比較的量産に適した手段により、セル53
が正しく幾何学的に配置され、かつ基板55と受圧板5
2とに強固に固着された多数の感圧素子を含む分布荷重
センサを製造することができる。
第34図は他の例を示すもので、本例によれば各センサ
53の係合部53fが基板55の溝56に嵌め込まれか
つ固着されることは前述の例と同じであるが、受圧板5
2は溝を備えておらず各セル53の上周面に直接固着さ
れる。従って、この例では受圧板52の素材としての受
圧素板には溝なしの平板状のものを用い、各セル53の
上周面に載置した状態でセル53と突き合わせ固着した
うぇで第34図に示すような分画された受圧板52に切
断すればよい。この例においては、複数個のセルの幾何
学的配置が第33図に仕上がり状態を示した前の例と比
べて若干精度が落ちる可能性はあるが、各セル53の位
置が溝56により規制されかつ前述のようにすでに整列
されているので、実用的に十分な幾何学的精度を保つこ
とができる。また、組立ずみの状態にお4 いて、各セル53に強11ノ1的なひずみが残留しない
長所もあり、さらには前の例よりも組立て作業が簡単で
量産に適する利点もある。なお、前述の説明からも容易
にわかるように、ここに図示はされてないが、基板55
を溝なしとし、受圧板52ないしはその受圧素板を溝つ
きに構成しても、本発明の要旨と均等な手段で同様な利
点を有する分布荷重センサを容易に製造することができ
ることはあきらかである。
第35図はさらに異なる例を示すもので、この例によれ
ば第31図の工程におけるセル53の整列手段として、
棒状の整列治j183のかわりに、第35図に示すよう
な多数のさん88aを有する枠状の整列治具68が用い
られる。さんHa相互間の隙間e8bの幅文は、第30
図に示したセル53の幅見と同程度に形成されている。
この整列治具88を用いる前の工程では、第30図で基
板55の上面に載置された状態で示されていた各セル5
3は、その係合部53fを溝56に嵌めこむことにより
、溝56の方向いわば行方向には整列されて溝方向に摺
動自在に係止されている。このセル53 i′fの列方
向の整列は、該整列治具68を第30図の上方から挿入
してその隙間138b内にセル53を納めることによっ
てなされる。
第30図に示すように各セル53の周面には斜めの肩部
53kがあり、整列治具68の」三方からの挿入に際し
てこの肩部が整列治具68のさんE18aに当って、各
セル53を自動調心的にその隙間88bに案内する。セ
ル53が円形の外周面を有するときも同様である。容易
にわかるように、この例における整列治具68は、前の
例における整列治具83よりも実用」−縫産工程に適し
ている。
以上の組付は手段は、第33図、第34図に示すような
平行型モジュールばかりでなく、第22図〜第24図に
示したような直交型モジュールにも適用できる。この場
合は、基板55の溝5Bまたは受圧素板65の溝66の
少なくともいずれかをモジュールの構成に合わせた直交
する溝に形成することにより行う。
ただ、基部55上に組込む前から各セル53は各々セル
毎に分離独立して形成されているため、圧覚センサアレ
イ50を形成するには、−に連のように下部基板55」
二の平行な複数の溝5Bにそれらの複数セル53の一端
側を係合させて各溝ごとに所定個数づつ分布立設させる
工程と、その溝53に治って行方向に分布立設されたセ
ル53を列方向に整列させる工程と、その溝53に係合
された各セル53の一端側を基板55に固着する工程等
の工程が少なくとも必要であり、製造e組ケ王数が増大
するという問題がある。
しかも、この種の圧覚センサアレイはできるだけ寸法を
極小化して高密度共積化できることが要求される。例え
ば、受圧板52の大きさは数mm角、できれば1mm角
以下にすることが望ましいとされている。しかしながら
、それらの要求寸法で−上述のような各工程を正確に行
うことはセンサ53も極めて小さくなるので容易でなく
、ひいては歩留りの低下、信頼性の低下、製造コスト高
等をまねくおそれがあり、さらには製造組立の完全自動
化が困靜となるという問題がある。
第36図〜第38図は上述の問題点を解消する目的7 で考えた短冊型セルの一例を示す。
第36図〜第38図の圧覚センサは列方向のセル53が
複数個各列毎に一木の短冊形の単結晶シリコン71−に
に一体に連続して構成されているので、各セル毎に基板
55の溝56の所定位置に係合整列固着するという従来
の製造工程が必要でなくなり、短冊体シリコン71′#
¥の製造工程となるので、製造工数が大幅に減り、ひい
ては、V造コストの軽減が得られる。さらに、取扱う感
圧体の寸法が長手方向に大きくなるので、下部基板の溝
への組込みや固着等の作業も容易となり、ひいては歩留
りの向上、信頼性の向」−が得られ、製造組立の完全自
動化が容易となる。
しかしながら、第36図のように円形の穴72のみで複
数個のセル53を分離すれば、隣接したセルに発生する
応力が干渉となって隣のセルに歪を生じこのセルの出力
に影響を及ぼす。さらに第37図のように複数の小形の
円形穴73によって隣接したセルを分離する工夫をして
も干渉を完全になくすことができない。
8 また第38図のように隣接したセルを大形の切込み溝7
4によって分動すれば干渉をなくすことができるが、切
込み溝74の位置精度や寸法精度を上述の円形穴72の
それと同程度まであげることは現状の加工技術では極め
て回動である。このため、セルの外周からストレンゲー
ジ54までの距頗文9文′の精度が悪くなり、各セルか
らの111力にばらつきが生じる。
第38図および第40図はそれぞれ位2を精度および寸
法精度を円形の穴によって確保し、隣接したセルからの
干渉を小形の!、Tj込み溝によって遮断するようにし
て、圧覚センサの製造を簡単にし、かつ隣接したセルか
らの干渉をなくした圧覚センサの一例を示す。
第38図(A)に示したように、短冊形の単結晶シリコ
ン71にセル構成用の円形穴53hと、セル分離用の円
形穴72および半円形状の穴75を交互に開け、セル構
成用の円形穴53hの周りにストレンゲージ54を形成
してセルを構成する。これらの円形穴53h、72.7
5はレーザおよびダイヤモンドドリル加工で高精度に作
成できる。なお、短冊形の単結晶シリコン71にストレ
ンゲージ54を形成してから穴53h 、 72および
75を開けるようにしてもよい。
さらに、第38図CB)に示したように、セルが形成さ
れた−に述の短冊形の単結晶シリコン71を受圧面53
dを−に方にして下部基板55の溝に並べて固着し、そ
のシリコン71の上に上部受圧板52の素材としての受
圧素板65を乗せて固着した後、第39図(C)および
([1)に示したように、セル分離用穴72および75
を通る切込み溝76によって、受圧素板65といっしょ
に隣接するセル55を互いに分離する。
ここで、切込み溝76は薄型の砥石カッタにより作成し
てもよいし、レーザ加工により作成することもできる。
このように、ストレンゲージ54に影響を与える加工は
高精度加工ができる円形穴72 、75の加工だけです
むので、高度な位置精度および寸法精度が確保できる。
よって、セルの外周からストレンゲージまでの距離の精
度が悪くなって、各セルがらの出力のばらつきが生ずる
という問題は解消される。また、隣接したセル55から
の干渉は小形の切込み溝7Bによって遮断される。
第40図(A)〜(D)は他の例を示す。第40図(A
)に示したように、短冊形のqt結結晶シリランフ1セ
ル構成用の円形穴53hとセル分敲用の大径の円形穴7
2とを交互に開けた後に、その大径穴72め位置に合せ
て矩形のセル分〜用切欠き溝74aを形成している。他
は前述の第39図(A)〜([1)に示した例と同様な
のでその詳細な説明は省略する。本例では短冊形単結晶
シリコン71の端面に垂直なカの検出には若干の誤差が
生じるが、加工工数は第38図(A)〜(D)の例より
少ない。
また、圧覚センサアレイ5oの基本的構成例を第8図に
示したが、図示のように、感圧モジュール(圧覚センサ
モジュール)51を共通の下部基板55上に面アレイ状
(マトリックス状)に高密度に多数配列して接着剤等で
固着し、下部基板55−1−で感圧モジュール51間を
配線して圧覚センサアレイ5゜を構成した場合には、次
のような欠点がある。
1 ■ 圧覚センサの仕様に応じて下部基板の大きさを変更
する必要があり、それに伴って配線パターンを再設計し
なければならない。
■ 感圧モジュールのうち1個が圧覚センサアレイを組
立てた後に何らかの原因で不良となった時でも、その不
良となったモジュールだけを交換することは困難であり
、圧覚センサアレイ全体の交換となって、歩留りが悪い
第41図〜第44図は上述の欠点を解消したユニット型
圧覚センサアレイを示す。
第41図において、80は圧覚センサユニットであり、
複数個(例えば、4個)の感圧モジュール51を下部基
板81の上に1列に配列して構成する。その際、感圧セ
ル(圧覚センサセル)53の下端部を下部基板81上の
平行溝82またはそのセル毎に開けた不図示の取付穴に
垂直に嵌み合わせて固定すると確実な組み込みが得られ
る。
圧覚センサユニッ)80の1個の感圧モジュール51内
の配線は、例えば第42図に示したものであ2 す、受圧面に印加された力の3成分F++、Fy、Fz
を検出する1個の感圧モジュール51のストレンゲ−ジ
ブリッジ54x、54y、54zから出る端子数は、電
源線を共通にすれば、6木の出力端子83と2木の電源
端子86の8木となる。さらに、1個の感圧モジュール
51または圧覚センサユニッ)80毎に、サーミスタ等
の温度検出素子87に接続する温度検出用端子84、お
よびMOSスイッチ等の半導体スイッチ88に接続する
制御用端子85とを有している。温度検出素子87は下
部基板81または感圧モジュール51内に組込まれてお
り、MOSスイッチ等88は下部基板81に組込まれて
、温度検出出力およびブリッジ出力を感圧モジュール5
14ηにまたは圧覚センサユニッ)80毎に開閉制御す
る。
これらの外部端子83〜86は、例えば第41図に示す
ような下部基板81の側面に突IIIさせた公知のリー
ドレスチップキャリア接続方式で形成し、または第43
図に示すような下部基板81の底面にピン状に突出させ
た公知のピングリッドアレイの接続方式で形成する。さ
らに、これらの外部端子83〜86と各感圧セル53の
端子とを接続する内部端子を下部基板81の溝82内に
あらかじめ形成してあり、この内部端子の位置に合せて
感圧セル53を溝82内に組込む。よって、感圧モジュ
ール51を溝82内に組込むだけで、特別な配線接続作
業を必要とせずに圧覚センサユニット8oが完成する。
次に、第44図に示すように、圧覚センサの仕様に応じ
てセラミック等からなるマザーボード88に一ト述の圧
覚センサユニット8oを仕様に応じた任意の数だけ組合
わせて、公知のリードレスチップキャリアまたはピング
リッドアレイ同様の機械的強度を有する接続方式で取り
つけ、これにより圧覚センサを形成する。なお、マザー
ボード89にはあらかじめプリント配線が行われている
ものとする。
上述のリードレスチップキャリア方式ではマザーボード
89上の接続端子と、下部基板81の側面に突出させた
外部端子83〜86(第41図参照)とをボンデングや
ハンダ等により直接接続することにより、マザーボード
88上に圧覚センサユニッ)80を固定するので、マザ
ーボード89Lの圧覚センサユニット80の交換は容易
である。
また、−に述のピングリッドアレイ方式で1士、下部基
板81の底面に突出させたピン状の外部端子83〜86
(第43図参照)とマザーボード88ヒに聞1−1した
穴状の接続端子とをしまりばめで嵌着することにより、
圧覚センサユニッI・80を固定す・るので、マザーボ
ード89にの圧覚センサユニッI・80の交換はより容
易である。また、両接続方式とも、圧覚センサユニット
80をこのように組伺けるだけで、その後の配線接続処
理等は不要である。
次に、ストレンゲージ54の好ましい形成位置について
述へる。単一のセル53で1個のモジュール51を形成
した場合には、セル53にy方向の荷重が加わったとき
、受圧面53aが第45図の破線に示すように下部基板
55の表面に平行でなくなるような変形をすることがあ
り、y方向荷重の検出ができなくなる。そこで、?11
位セルを2個用い、第46図に示すようにそれぞれの単
位セル53−10.53−20をその主表面53aを基
板55の表面に垂直にして立5 て、に部に共通の受圧板52を載せてこの受圧板52の
上面52aを受圧面にすると、今度は、二つのセル53
−10.53−20に加わる力が不均一になることがあ
るので、両セルで得られる出力電圧から正確な力の検出
を行わなければならない。しかし、両セルのストレンゲ
ージ群54を第12図のように形成することは単一セル
の場合に比して2倍の工数を必要とするので圧覚センサ
の価格の上昇をもたらす。
また、圧覚センサの信頼性を決める大きな要素は配線の
信頼性である。すなわち、感圧セル53の表面のストレ
ンゲージ領域相互間およびそれらへの入出力のための配
線が構造体表面に形成されるのであるから、セル53に
生じる歪は配線部にも及び、この歪で配線部の抵抗変化
あるいは断線が生ずると信頼性を大きく低下させる。こ
のような配線81は、例えば第47図に示すようにセル
基板53Nのストレンゲージ領域54Pに接触し、他の
部分では酸化膜92によって絶縁され一端に端子83を
有する金属薄膜によって形成される。しかし、12個の
6 ストレンゲージから二つのブリッジ回路を構成するには
配線81による第12図に示すような結線が必要であり
、第48図に示すように、一方の配線91−1の上に絶
縁被覆層84で絶縁して他方の配線91−2を設けなけ
ればならぬクロスオーバが39個所も必要である。特に
このクロスオーバが歪の大きいセル53の下部に存在す
るときは歪の影響による′信頼性に一層問題がある。第
12図のVx、Gy、Vy、Gy、Vz、Gzはプラス
またはマイナス側電源端子である。また、第48図に示
すように、その電源の一方を共通(アース側端子G)に
し、他方を独立プラス側端子(Vx、Vy、Vz)にし
た片面三成分電源不完全独立形では、その配線のクロス
オーバは35個所になる。さらに、第50図に示すよう
に各ブリッジに対して電源を共通(プラス側端子V、マ
イナス側端子V)にした片面三成分電源共用形の場合に
しても、その配線のクロスオーバは31個所も必要とな
る。
そこで、配線のクロスオーバの設置場所を圧覚センサ単
位セルの左右個所と下部位置とにし、その左右個所をそ
れぞれ垂直方向分力F2検出用の両ストレンゲージの中
間部の中央位置にすればその左右個所は比較的中の発生
の小さい領域とすることができて、そこのクロスオーバ
の信頼性への影響はほぼなくなるが、−劣下部位置は歪
の比較酌量も大きな領域であるので、その下部のクロス
オーバは抵抗変化や断線を生じやすく信頼性に問題があ
る。
第51図に示すものは、」−述の問題点を解消すること
を図ったセル53の一例である。本図において81は各
ストレンゲージ54と端子83間を接続する配線である
。各単位セル53の表面53aにはF2検出用のストレ
ンゲージ54zt、54zc 、 Fx検出用のストレ
ンゲージ54xt、54xc 、 Fy検出用のストレ
ンゲージ54yt、54ycがそれぞれ形成されている
。このような単位セルを2個用いてFx、Fy、Fz検
出用のフルブリッジを構成すれば二つの単位セルにおけ
る力の不均一を補償することができる。このセル53に
おける配線91は第12図に示したセル53の配線81
に比して極めて簡単であり、特に製造上手数を要し、信
頼性の点でも問題のあるクロスオーバが311個所ら皆
無になり、端子83の数も8個から7個に減少している
。このように、本例は、二つのQ% 位セル53.53
からなる圧覚センサモジュール51の印加された力の3
成分を検出するためのブリッジを二つの単位セル53.
53に二分するようにしているので、両セル53に加わ
る力の不均一を補償するとともに、両セル53がそれぞ
れフルブリッジを備える場合に比し、ス;・レンゲージ
が生籾となるばかりでなく、配線密度が大1111.1
に低くなり、クロス−オーバも皆無にできるので製造工
数の節減、信頼性の向上が達成され、極小形の圧覚セン
ザr1i位セルを低価格で得ることができる。そのほか
配線密度の低減により、感圧構造体の半導体に温度セン
サやアナログスイッチなどの他の素子を集積する命土色
も生じる。
第52図(A) 、 (B)は他の例を示し、セル53
の片面53aにFX成分検出用のハーフブリッジ(本図
(A))を他面53a にFz及びFy検出用のハーフ
ブリッジ(本図(B))を備えているもので、第47図
9 の場合に比し端子数がさらに減じている。端子数をさら
に減するには、基板と異なる導電形のエピタキシャル層
を有するエピタキシャルウニ/\を使用すれば、基板を
接地配線に利用できるので接地端子93−1.93−2
を一つにすることできる。
第53図〜第56図は、圧覚センサの受圧面に印加され
る力の3成分を検出するためのストレンゲージを2つの
単位セルに分けて形成した例を示す。
第53図(A)に示す第1単位セル53−10の片面5
3aにFz検出用のストレンゲージ54zc、54zt
を、第53図(B)に示す第2単位セル53−20の片
面53aにFW検出用のストレンゲージ54+rc、5
4xt 、 Fy検出用のストレンゲージ45yc、5
4ytを配置した例では、本図から明らかなように配線
81のクロスオーバは8個所となり、しかも信頼性に影
響を与える下部位置のクロスオーバを無くして左右部の
みに限定できるので、歪の小さいリング幅の中央部に配
置すればクロスオーバの信頼性が向上できる。
第54図(A) 、 (B)に示す例では第53図(B
)に示0 した第2単位セル53〜20のストレンゲージ54MC
54xt、 54yc、54ytを第2単位セル53−
20の表面53a(本図(A))と裏面53a’ (本
図(B))に別々に配置したもので、配線81のクロス
オーバは表面53aの3個所のみに減じ、左右部のみと
なる。
第55図(A) 、 (B)はエピタキシャルウェハを
使用して第1.第2単位セル共、片面にストレンゲージ
を形成した例であり、例えばp型シリコン基板の一面に
n形エピタキシャル層を形成し、その表面にp形のスト
レンゲージを形成するもので、この場合はp形基板が接
続点85を通じて電源の一方に接続される接地配線とし
て利用されるので、クロスオーバはさらに減じて左右部
にある1個所のみとなる。
第58図は第2単位セル53−20に両エピタキシャル
ウェハを使用してストレンゲージ54yc、54yt。
54xc、54xtを両面53a、 53a’ に分け
て形成した例でクロスオーバは同様に左右部にある1個
所のみとなる。
このように、一方の単位セルの感圧構造体が力の3成分
のうち2成分を検出するストレンゲージを備え、他方の
単位セルの感圧構造体が残りの1成分を検出するストレ
ンゲージを備えるように構成1でいるので、配線密度が
大幅に低くなり、結線のために感圧構造体表面に設けら
れる配線のクロスオーバの数を低減でき、また歪の大き
い構造体下部におけるクロスオーバを避けることができ
るため、配線の信頼性が向上し、その上二つの単位セル
から構成することにより、力が印加された場合受圧面が
支持面に平行に移動することが保証され、検出の信頼性
も飛躍的に向上する。
上述のように、力の3成分を検出するためのストレンゲ
ージを2つの単位セルに分けて形成する代りに、力の3
成分のうち2成分を単位セルの片側の面で検出し、残り
の一成分をその単位セルの反対側の面で検出するように
、力の3成分を検出するためのストレンゲージを同一の
単位セルの表と裏面に分けて形成するようにしてもよい
。例えば、第53図(B)に示すような構成のストレン
ゲ−ジブリッジを第53図(A)の単位セル53−1の
ストレンゲージ形成面53aの表面53a′ に形成す
ることにより、同様な効果を1iすることができる。第
55図(A)、(B)の場合も同様である。次に、機能
素子の組み込みについて説明する。拡散形ストレンゲー
ジは抵抗値および歪による抵抗変化率すなわちゲージ率
に大きな温度依存性がある。しかもこの温度依存性は、
例えばP形<III>方向につい′C第57図に示すよ
うに不純物濃度によってもその値が大きく変化する。例
えばto ” / am”の不純物濃度の場合には、抵
抗変化率αが約30%/100℃、ゲージ率温度変化率
βが約−30%/100°Cの大きな値を持っている。
そのほか、ストレンゲージで構成されるブリッジの力が
零である場合の出力、すなわち、零点出力にも温1■依
有性をもっている。
従ってス)・レンゲ−ジブリッジの出力信号から正確に
力の3成分を算出するためには、正確に温度を知る必要
がある。
第58図、第58図はそれぞれ圧覚センサの中位セルに
温度センサ領域を形成することにより」;述のような温
度変化に対応して正確に力の3成分の算出することが容
易にできるようにした圧覚センサ単位セルの一例を示す
第58図に示した例では、N形単結晶シリコンの単位セ
ル53の垂直の面53aの歪の小さい領域に拡散により
P形抵抗領域87が形成されている。第58図(A) 
、(B)は単位セル53のシリコン基板の両面に形成さ
れたエピタキシャル層の一方53aにFz検出用のスト
レンゲージ54zt、54zc (図(A) ) 、多
面538′ のエピタキシャル層にFX検出用のストレ
ンゲージ54xt、54xcおよびFy検出用のストレ
ンゲージ54yt、54yc (図(B))を形成した
場合の例で、拡散抵抗形温度検出素子87は歪の影響を
受けるので、歪の最も小さい一対のゲージ54ztと5
42cの中間に配置され、図のように端子93−1に配
線81により接続されている。一方の配線は接触点85
−1から基板および接触点95−2を経て端子83−2
に至っている。第60図は温度検出素子87としてトラ
ンジスタを形成した例を示し、P形シリコンウェハ53
P上に設けたN形ストレンゲージ54Pを拡散し、P+
拡散層98により分離された領域にベース層とじて3 のP膨拡散層99、コレクタ接触層としてのN+拡散層
100、さらにP形層98の中にエミツタ層としてのN
十拡散層101を形成して感圧構造体である単位セル5
3内にNPN l・ランジスタを構成したものである。
同様に温度センサとしてダイオードを形成してもよい。
これらの抵抗、)・ランジスタあるいはダイオードを制
御回路に接続し、特性の温度変化を利用して感圧構造体
に加わった力の算出あるいは零点出力の温度補償を行う
このように、中位セル53の中に温度センサを形成し、
ストレンゲージから得られる出力信号の温度補償に利用
するので、例えばロポ・ン;・ハンドに用いる場合、温
度の異なる物体を把持した際の圧覚センサの急激な温度
変化を補償することができて正確な把持力の検出ができ
る。
また、第8図に示すように、ブリッジの出力信号は増幅
部57に入力されるが、各中位セル53あるいは感圧モ
ジュール51からの出力信号の取り出し、およびそれら
への入力の供給のための配線を少なくするために入力の
供給および出力信号の取4 り出しを単位セル53あるいはモジュール51ごとにス
キャンニングできるようにすることが望ましい。
第81図〜第65図はそれぞれ単位セル53にアナログ
スイッチ88が集積され、入出力配線中に接続されるこ
とによって、」二連のようなスキャンニングを容易にで
き配線を少なくした圧覚センサ単位セルの一例を示す。
第61図および第82図の場合は単結晶半導体として基
板の両面に異なる導電形のエピタキシャル層を備えたシ
リコン板を用い、一方の面のエピタキシャル層にFz検
出用ブリッジを、他方の面のエピタキシャル層にFxお
よびFy検出用のブリッジを形成したものである。第8
1図に示した感圧構造体である単位セル53の表面53
aにはストレンゲージ54zt、54zcのほかにその
中間の歪の小さい領域に出力端子Zに接続されるアナロ
グスイッチ88−1.88−2 、入力端子Vに接続さ
れるアナログスイッチ88−3が形成されている。これ
らのアナログスイッチ88は第63図に示したようにM
OS )ランジスタとして形成されている。すなわちP
形シリコン基板53Pj−に設けられたN形エピタキシ
ャル層87中にP膨拡散層99が形成され、さらにその
中にN+形のソース、ドレイン層lOOが形成されてい
る。シリコン板表面は醇化膜92で覆われ、その上にゲ
ート電極102が設けられ、NチャネルMO3l・ラン
ジスタ88が構成される。一方、ストレンゲージはP膨
拡散層54Pにより形成され、これとの接続は金属薄膜
配線91により接続されている。接地配線として利用さ
れる基板53Pへの1次続はP膨拡散層88で行われる
。この接地部は第61図、第82図では小円95で表わ
されている。第62図は裏面538′イリ11を示し出
力端子X、Yに接続されるアナログスイッチ88−4〜
88−7および入力端子Vに接続されるアナログスイッ
チ88−8が表面53a と同様に歪の小さい左右中間
部に形成されている。
第63図に示すMOS )ランジスタ88はゲート電極
102に正の電圧を印加した場合に導通するが、第84
図に示すようにエピタキシャル層97に直接P+拡散層
99によりソース、ドレイン層を形成した場合は、ゲー
ト電極102に印加される電圧が零あるいは負の場合に
導通する。
第65図は配線密度の小さいFz検出用ブリッジ形成面
にアナログスイッチ88−1〜88−3および88−9
のほかに温度検出素子87およびそれに直列接続の薄膜
抵抗103を形成した例である。第66図はアナログス
イッチ88を組み込んだ単位セル53を用いた場合の圧
覚センサの回路構成の一例を示し、図中に記入された符
号は第61図〜第65図に記入した符号の部分に対応す
る。一対の入力配線8B、複数の出力配線80に挿入さ
れたアナログスイッチ88を後述するマイクロコンピュ
ータ部137(第78図参@)からの信号により順次オ
ン、オフすることによりスキャンニングして、各単位セ
ルのFx、Fy、Fz検出用の各ブリッジからの出力信
号を順次増幅部57に取り出す。このスキャンニングの
詳細についてi±後述する。
このように、圧覚センサ単位セル53にアナログスイッ
チ88を配設したので、単位セル53あるいは感圧モジ
ュール51への入力の供給および出力信号7 の取り出しがスキャンニング可能となり、111位セル
のストレンゲージ54と信号処理部57との間の配線数
が大幅に減少するので、多数のセルを内蔵する圧覚セン
サアレイ50の構成が極めて容易になる。第87図はブ
リ・ンジ回路の差動増幅器(以下、差動アンプと称する
)104 とアナログスイッチ88とを単位セル53に
組み込み、各中位セル53の出力配線を共通にすること
により下部基板55上の出力配線90の数を減らすよう
にしたtlを位セル53の構成を示す。なおこの例では
、単位荷重計を構成する複数の単位セルのうち、一つの
単位セル53だけに3つの検出用ブリッジが形成された
ものについて説明する。すなわち、mn個のセンサモジ
ュール51(単位荷重計)がmXn行列を構成しており
、第(1,1)番目のモジュール51を構成する単位セ
ル53−1は Fl+1+l+検出用ブリッジ54X、
 Fl + + +Y検出用−f IJッシ54y、 
P+ + 1+ 2検出用ブリツジ54zの他に、それ
ぞれのブリッジ出力を増幅するための3個の差動アンプ
104とこの差動アンプの出力を取出すか否かを制御す
る3個のアナログス8 イッチ88とを有する。このようなモジュール51が、
第(1,n)番目のモジュールの単位セル53−20や
第(m、n)番目のモジュールの単位セル53−3を含
めてmXn行列を構成している。さらに、1つの行を構
成するn個のモジュール51のFx検出用ブリッジ54
xのアナログスイッチ出力を共通にして出力用スキャナ
105に入力している。FW検出用ブリッジ及びFz検
出用ブリッジについても同様である。
このような構成において、第1列にある3Xm例のスイ
ッチング素子に制御用スキャナ106を切換えてベース
電圧を加えるとともに、出力用スキャナ105を第1行
から第m行まで切換えて各単位セル53のブリッジから
出力データを取出しマイクロコンピュータ部137に送
り込む。さらに制御用スキャナ106によって電波を流
す列を第1列から第n列まで切換えれば、すべての単位
荷重計の出力電圧を取出すことができる。このような回
路構成にすれば各モジュール51からの出力配線数は3
木になるからmn個の単位荷重計からの出力配線数はa
 Xm木となり、これは単位荷重旧の数が増加してもm
に比例して増加するにとどまり配線密度も以前はど高く
はならない。
なお、スイッチング素子88を単位セル内に組み込むこ
とにより、モジュール51と制御用スキャナ106間に
、スイッチング素子88の導通遮断を制御J1する制御
用配線が新たに加わるが、この制御用配線は各中位荷重
J1を共通接続するため、配la数は合計n水増えるに
すぎず、配線密1■が増加する虞れはない。
次にこのような回路を実現するためのqi位セルの構成
を第68図および第68図に示す。図でFx検検出スス
トレンゲージ54xt54xc 、 Fy検出川用lレ
ンゲージ54yt、54xc%Fz検出用ストレンゲー
ジ54zt、54zcの位置及びそれらによってブリッ
ジを構成する配線と電源用端子V、 、V2は第50図
に示したものと同じである。この例では同じシリコン単
結晶ウェハの表面上に、F x * F y + Fz
z出用ブリッジの出力を増幅するための差動アンプ10
4−1〜104−3 、差動アンプの出力を外部に取出
すが否がを制御するためのアナログスイッチ88−1〜
88−3ヲ拡散プロセスにより形成する。そしてそれら
の出力用としてFx出力用端子X、Fy出カ端子Y、F
zz力用端子2とアナログスイッチ制御用の制御信号用
端子Sを設ける。このような単位セル53によりモジュ
ール51を組立てれば、第67図に示した信号取出し回
路を構成できるので、前に述べたように出力配線数を大
幅に減らすことができる。
第69図に単位セルの他の構成を示す。第68図の構成
では単位セル53が荷重を受けた時に、シリコン単結晶
ウェハの表面上に形成した差動アンプ104−1〜10
4−3及びアナログスイッチ88−1〜88−3は荷重
によって生じる応力を受けるという虞れがある。また、
スi・レンゲージを形成する拡散プロセスと、差動アン
プ、アナログスイッチを形成する拡散プロセスは別のプ
ロセスになる場合があり、2つのプロセスをシリーズに
行うため製造工程が複雑になる。この構成では、Fに検
出用ストレンゲージ54xt、54xc 、Fy検検出
スストレンゲージ54yt54yc、Fz検検出ススト
レンゲージ54zt54zc R1 びそれらによってブリッジを構成する配線、電源用端子
v1.v2を第3り図に示したものと同じくリング状セ
ルの表面1−に形成する。そして、WIJのシリコン単
結晶ウェハ表面上にブリッジの111力を増幅するため
の差動アンプ+04−1〜+04−3 、差動アンプの
出力を外部に取出すか否かを制御するためのアナログス
イッチ88−1〜88−3を拡散プロセスにより形成し
、シリコン?li結晶のウェハから以1−の素子をもっ
たチップを切り出し、このチップを上記リング状セル5
3の中心孔のなかに配置してリング状セルとチップとの
間をH+Mi手段を兼ねる極細金属線107によって接
続する。このようにすれば、差動アンプ104−1〜1
04−3 、アナログスイッチ88−1〜88−3は荷
重により生じる応力を受けなくなり、信頼性が向−1−
するという利点が得られる。
さらにストレンゲージを形成する拡散プロセスと、差動
アンプ・アナログスイッチを形成する拡散プロセスとを
パラl/ルに行えるため製造工程をフレキシブルに組む
ことができる。
以上のように、モジュール51を構成する単位セ2 ル53にストレンゲージ54とそれから形成される3個
のブリッジ回路54x、54y、54zの他に、ブリッ
ジ回路の出力を増幅する差動アンプ104と差動アンプ
の出力を取出すか否かを制御するアナログスイ・ンチ8
8とを組み込み、複数個のモジュール51の行ごとの出
力配線を共通にしているため、基板55−ヒの出力配線
80の数を6Xmn 木から3Xm木に減らすことがで
き、もって各モジュール51とスキャナ105 、10
8との間の配線が可能になる。
第70図はセル53を支持する下部基板55にストレン
ゲ−ジブリッジの信号処理を行う電子回路108を集積
することにより、下部基板上の配線スペースを小さくす
ることができるようにした例を示す。図示のセル53お
よび基板55はいずれもシリコン単結晶からなる。セル
53が固着される下部基板55の支持面55aには集積
回路技術により配線90−Aおよび抵抗素子ブリッジの
出力信号処理用の電子回路108が作り込まれている。
集積回路技術を用いれば配線間隔を1OILI11ピツ
チとすることが容易であり、例えばセラミック板上に導
電膜の印刷あるいは金属蒸着11りの加工により作られ
る配線の間隔が最小+00 pLIIIピッチであるこ
とにくらべれif配線スペースが著しく節減でき、これ
によりセル53を密集して配置できる。電子回路10B
は、例えば演算増幅器として構成され、接続配線80−
Aおよいボンディングワイヤ109を介してセル53に
の配線の端子83と接続される。この電子回、路108
を下部基板5に内蔵することにより、ストレンゲージ5
4からの信号処理を圧覚センサアレイ50の本体内で行
うことができ、外部出力配線90−Bの数を減すること
によりコンパクトな圧覚センサアレイが得られ信頼性も
高められる。なお、下部基板55はセル53と必ずしも
同一半導体からなる必要はないが、両者の熱膨張係数が
同一ないし近接しているので熱変動に対しても安定であ
るなど得られる効果は極めて大きい。
次に、配線について説明する。第71図は単位セル53
の配線例、第72図は単位セル53の端子93と下部基
板55上の端子110との接続例を示す。第72図に示
すように、下部基板55」−に設けられた接続端5 子110は予め取出し端子93とに対応する位置に設け
られており、したがって、セル53を基板55に固定し
た後、ボンディングワイヤのリード線109により取出
し端子93と接続端子110との間がポンディングされ
る。だが、セル53は前述のように極めて小型のもので
あり、しかも取出し端子83と接続端子110とは互い
に直交する面、すなわち面53aと基板55の上面55
aとに設けられているので、かかる端子間にポンディン
グ接続を行うことは非常に難しいのみならず、断続や短
絡の虞もあり、信頼性に欠ける。更にまた、第71図に
破線で示した配線91は配線が交叉することにより二層
配線を要する部分であり、極めて小型な限られた面53
a上に二層配線を実施する必要が生じる。
このような問題点の解消を図った配線手段を第73図〜
第76図に示す。
第74図および$76図に示す111は可撓性フィルム
上に配線を施したフィルムキャリアであり、このフィル
ムキャリアは単位セル53の表面53aに設けた端子と
してのバンプ112と下部基板55上の端6 子としてのバンプ119とを電気的に接続する。セル5
3」二のバンプ112は、第73図に示すように、単位
セル53上のストレンゲージ54の両端近傍にl−1:
ンだや金などで形成され、配線81によりストレンゲー
ジ54と接続されている。このため、本例におけるスト
レンゲ−954間の配線91は配線間の交叉が生じず一
層のみの配線ですむようになる。第74図はフィルムキ
ャリア111を部分的に示し、このフィルムキャリア1
11は例えばポリイミドのような可撓性の材料からなる
フィルムであり、その−にには第73図に示したバンプ
112に対応した位置にバンプ113を設けており、こ
れらの/く77113間のうち配線を必要とするバンプ
113間にのみ配線114を形成し、これらの配線11
4を本図では下方に延在させたフィルム111の基板取
付部111bに導くようにしている。また、第76図に
示すように、このように延在させた基板取刊部111b
、I−に配線114に接続する信号取出し端子用のバン
プ115を形成しておく。第75図はセル53の面53
a lにバンプ112を形設した状態を示すもので、こ
こで、118は配線91を有する配線層上にバンプ11
2を形設するための接着用金属、117はバンプ112
形設時の拡散防止用金属、更に118は面53aの表面
に被着させた絶縁層である。
第76図はセル53をノ、虻板55上に取引けた状態を
示し、ここでは、セル53、基板55およびフィルム1
11上に設けたバンプのみを強調して示し、その配線や
ストレンゲージ等は省略して示しである。
図示のように、フィルム111を折曲げた状態にしてセ
ル53のバンプ112にフィルムI11の1〕部のバン
プ113を当接し、また基板551−に設けたバンプ1
18にフィルム111の基板数句部111bに形設した
バンプ115を当接し、双方を熱圧着等により接合しで
ある。従って、セル53の信号取出し端子と基板55−
1−の接続端子との間をボンディングワイヤで接続する
という円相な作業の必要がなくて断線や短絡の虞がなく
なり、更にセル53の面一1−に二層配線の要もなく、
作業が簡略化されるのみならずその信頼性を高めること
ができる利点が得られる。
次に、圧覚センサアレイ50からの出力信号のスキャニ
ングと前処理について説明する。
例えばロボットのハンドに取引けられてその把持部の圧
力分布を測定することにより、物をつか9 む、はなす、すべる等の把持状態を検知する圧覚センサ
の出力信号を、計算機処理し易くするための圧覚センサ
出力信号前処理装置は現在のところ見当らないが、近い
従来技術としては、第77図に示すようなものがある。
半導体ストレンゲージのような半導体のブリッジで構成
された圧力検出部+21の出力は、温度補償回路122
で温度による影響が除去される。すなわち、この温度補
償回路122では、圧力検出部121からの信号がアナ
ログ集積回路123およびアナログ集積回路124で受
信され、これらの菓積回路とスパン調整抵抗125おヨ
ヒオフセット調整抵抗126とで信号のスパンおよびオ
フセラI・が調整され、また零点調整抵抗127とアナ
ログ集積回路128とで信号の零点が調整される。さら
に、零点温度特性補償抵抗128とアナログ集積回路1
28およびスパン温度特性補償抵抗130とアナログ集
積回路131 とにより圧力信号の温度補償が行われた
後、信号出力端子132から出力信号が出力される。1
33は電源端子、134はアナログ用アース端子である
00 ところが、このような従来技術により、前述のような面
状に分布する圧力の圧力分布を測定しようとすると例え
ば第78図に示すように圧力検出部121を多数並列に
並べると同時に、これに合せて温度補償回路122も多
数並列に並べなければならないので、はなはだ不経済で
あり、また圧力検出部121に常に電力を供給しなけれ
ばならないので、消費電力が大きいという欠点もあった
これらの欠点の除去を図った圧覚センサ出力信号前処理
装置の構成例を第79図〜第81図に示す。
第78図では、マトリックス状に配置した多数の圧力検
出部の電源を縦軸アドレスで掃引して低消費電力化を図
ると同時に、圧力検111部の出力を縦軸アドレスと横
軸アドレスとで掃引して取り出し、個々の圧力検出部ご
とのオフセット、スパンなどの温度補償を温度センサの
出力とマイクロコンピュータとを用いて行うことにより
、圧力分布を低消費電力で、かつ経済的に測定できるよ
うにした圧覚センサ出力信号前処理装置を示す。
この装置は図示のように、圧力検出ブロック135、増
幅部136およびマイクロコンピュータ部137とから
なる。圧力検出ブロック135は、半導体ストレンゲー
ジ54のブロック回路を有してマトリックス状に配置さ
れた複数の圧覚センサモジュール(以下、圧力検出部と
称する)51、各圧力検出部51にそれぞれ並列に接続
した例えばサーミスタ等からなる温度検出素子87.1
組の圧力検出部51と温度検出素子87毎に接続してこ
れらの出力を縦軸4列方向)毎に開閉する縦軸アナログ
スイッチ部139、縦軸アナログスイッチ部138への
制御電圧によりオン(導通)して圧力検出部51と温度
検出素子87の電源ライン8Bを開閉する縦軸電源アナ
ログスイッチ138、および縦軸アナログスイッチ部1
39の後段に接続して圧力検出部51と温度検出素子8
7のIJ1力を横軸(行方向)毎に開閉する横軸アナロ
グスイッチ部140などから構成される。縦軸アナログ
スイッチ部139および横軸アナログスイッチ部140
は、いずれも制御電圧で同時に開閉する3個のアナログ
スイッチ(半導体スイッチ)88からできていて、圧力
検出部51の出力および温度検出素子87の出力と接続
している。
増幅部136は全ての横軸アナログスイッチ部140の
出力と接続するり1−の増幅部であり、圧力信号増幅用
の3個のアナログ集積回路123および124と131
 と、温度信号増幅用のアナログ集積回路142とから
構成されている。
マイクロコンピュータ部137は後述の横軸アドレスに
応じて該当の横軸の全横軸アナログスイッチ部140へ
制御電圧を印加しその開閉制御をする横軸デコーダ14
3、後述の縦軸アドレスに応じて該当の縦軸の縦軸アナ
ログスイッチ部138へ制御電圧を印加しその開閉制御
をする@遠軸デコーダ144、増幅部136の出力と接
続して増幅されたアナログの圧力信号と温度信号とを交
Uに切換えて出力するアナログ信号切換部145、アナ
ログ信号切換部145の出力をアナログ−デジタル(A
/口)変換するA/D変換器146と、A/D変換器1
46のデジタル出力信号を一時記憶する一時記憶用RA
M (ランダムアクセスメモリ) +47 、 A/D
 変J’J器148でデジタル化したデータを温度補償
のための演算をする乗算用コプロセッサ14Bと除算用
コプロセッサ148、演算式や定数または制御プログラ
ム等をあらかじめ格納したROM (リードオンリメモ
リ)150、演算により温度補償された検出データを記
憶する補正後データ記憶用RAM (ランダムアクセス
メモリ)151、温度補償ずみの検出データを外部に出
力する信号出力用ポー)152.全体の制御を行うCP
U(中央演算処理装置) 153 、およびCP旧53
からの圧力検出部アドレスを横軸デコーダ143および
縦軸デコーダ144へ出力するアドレス出力用ボート1
54とから成っている。
155はマイクロコンピュータ部137の内部データバ
ス、158はマイクロコンピュータ部137のアドレス
バス、157はマイクロコンピュータ部137の信号出
力用データバス、158はマイクロコンピュータ部13
7のデジタル用アース端子、159はマイクロコンピュ
ータ部137のデジタル用電源端子、160は増幅部1
3Bのオペアンプ用負電源端子、1131は増幅部13
6のオペアンプ用正電源端子、162は横軸デコーダ1
43から出て各横モ11アナログスイッチ部140のゲ
ートに接続する横軸ライン群、および163は縦軸デコ
ーダ144から出て縦軸毎に縦軸アナログスイッチ部1
38のゲートと縦軸電源アナログスイッチ13Bのゲー
)・とに接続する縦軸ライン群であり、*Ml+電源ア
ナログスイッチ138は圧力検出部51と温度検出素子
87への電源ライン9Bに介装される。
なお、第8図および第44図に示すスキャナ増幅器57
は」−述の増幅部136の他に、縦軸電源アナログスイ
ッチ138、横軸アナログスイッチ部140またはこれ
らとマイクロコンピュータ部13?とを有する。よって
、同図の圧覚センサアレイ50は上述の圧力検出ブロッ
ク135および増幅部138等からなる。
CPU153により複数の圧力検出部51のうち、どの
圧力検出部51の出力を信号出力用データバス157に
出力させるかが決定されると、CPU153はその圧力
検出部のアドレスをアドレス111力川ボー1−154
を経由して、横軸デコーダ143と縦軸デコーダ+44
に出力する。ここで、圧力検出部のアドレスは圧力検出
部毎に与えられた特定アドレスで、例えば縦軸アドレス
と横軸アドレスとからなるものとする。それぞれのデコ
ーダ143と144はその入力したアドレスを解読し、
そのアドレスに対応した縦軸および横軸のラインを縦軸
ライン群163および横軸ライン群182の中から選び
、これらのラインに接続されている縦軸アナログスイッ
チ部139と縦軸電源アナログスイッチ138および横
軸アナログスイッチ部140だけをオン(導通)状態に
させる。
これにより、指定された縦軸アドレスの圧力検出部51
と温度検出素子87の一群のみが通電され、CPU15
3により指定された圧力検出部アドレスの特定の圧力検
出部51とこの圧力検出部51の温度を測定するための
温度検出素子87とが選択され、これらの出力信号が増
幅部136で増幅される。すなわち、圧力検出部51の
圧力信号はアナログ集積回路123、アナログ集積回路
124および131で増幅され、また温度検出素子87
の温度信号はアナログ集積回路142で増幅される。
増幅された圧力信号と温度信号とはアナログ信’391
1堕fjlI I 4 F+で1,111Q+えられて
交+1にA/口変Iθ1器14Bで順次A/D変換され
る。A/D変換されたデジタルの圧力信号と温度信号と
は内部データバス】55を介して一時記憶用RAM +
47に記憶され、さらにCPU153.乗算用コプロセ
ッサ148および除a用コプロセッサ149とにより圧
力信号の温度補償のための演算が行われる。ここで、乗
算用コプロセ・ンサ148と除初用コプロセッサ149
とは上述の補償演算の速度を早めるために用いられる。
かかる補償演算は以下のように行う。まず、アナログ信
号切換部145に入力される圧力信号は、圧力検出部5
1に圧力が印加されないときに発生するオフセットと、
スパンを決定する比例定数とを使って近似的に、 オフセット 比例定数 と表わすことができるので、圧力Pは次の0式からめる
ことができる。
ただし、 ■6.:アナログ信号切換部145に入力される圧力信
号 T:圧力検出部51の絶対温度 P:圧力検出部51への印加圧力 ao 、at 1 2 1bo lbl lb2 :圧
力検山部51の個々に定まる既知の定数 また、アナログ信号切換部145に入力される温度信号
は、温度検出素子87が例えばサーミスタの場合に近似
的に V、、=Co十〇、T と表わすことができるので、温度Tは次の0式からめる
ことができる。
ただし、 Vo−r:アナログ信号切換部145に入力される温度
信号 Co、C,:温度検出素子87ごとに定まる既知の定数 T:温度検出素子87の絶対温度 従って、温度検出素子87の温度が圧力検出部51の温
度と考えられるほど、温度検出素子87と圧力検出部5
1とを十分にiItいところに設置Nシておけば、」二
連の0式により算出17た温1に’Tを用いて、上述の
0式から温度の影響を除去した正確な圧、力値を算出で
きることになる。このようにして、算出された圧力デー
タは信号出力用ボート152を経由して、外部に出力さ
れると同時に、補正後データ記憶用RAM151に記憶
され、いつでも必要なときに出力できるようになってい
る。
以上のように、ある4、ν定の圧力検出部5!の圧力信
号がマイクロコンピュータ部137で演算処理され、信
号出力用データバス15?に出力される。同様にして他
の圧力検出部51の圧力も順次縦軸デコーダ144およ
び横軸デコーダ143とを経由してアドレス指定される
ことにより、マイクロコンピュータ部13?で演算処理
され、信号出力用データバス157に出力される。複数
の圧力検出部51を全部このようにして掃引し終ると、
補正後データ記憶用RA旧51には圧力分布のデータフ
ァイルが完成することとなる。
なお、温度検出素子87は圧力検出部51と対にして用
いる必要はなく、例えば3個の圧力検出部51につき1
個の温度検出素子87を用いて温度を測定し0式と0式
により温度補償を行ってもよいし、圧力検出ブロック1
35に1個の温度検出素子87を用いて温度を測定し同
じように温度補償を行ってもよいことは自明である。
このように、マトリックス状に配置した多数の圧力検出
部51の出力を前述したように縦軸アドレスと横軸アド
レスとを用いて掃引し、個々の圧力検出部51ごとのオ
フセットとスパンの温度補償をマイクロコンピュータ1
37を用いて行っているので、第78図のように複数の
圧力検出部51の出力を掃引せずに、個々の圧力検出部
51の出力に温度補償回路122を別々に設ける必要は
なく、全体として圧力分布の測定を廉価に経済的に行う
ことができる。さらに、電源に関しては、縦軸電源アナ
ログスイッチ138を用いて縦軸デコーダ144により
指定された電源ライン9Gだけを導通状態にするように
したので、圧力検111ブロック135の消費電力を少
なくすることができる。すなわち、指定されたアドレス
の圧力検出部51と温1■検出素子87にだけ電力を供
給し、他の圧力検出部と温度検出素子には電力を供給し
ないように構成しているので、マイクロコンピュータ部
137のCPU 153が圧力検出部51と温度検出素
子87の出力を順次アドレスして指定していくときに、
結果として圧力検111部51と温度検出素子87の全
てを掃引するのに低消費電力ですむという利益が得られ
る。
圧力検出部51の全てに対して常時電源を供給するよう
にしてもよい。この例を第80図に示す。第80図のも
のは圧力検出部51に常時電源を常時供給する点のみが
前述の例と異なり、その他の構成および作用は前述と同
様である。従って、この場合でもマトリックス状に配置
した多数の圧力検出部51の出力を前述したように縦軸
アドレスと横軸アドレスとを用いて掃引し、個々の圧力
検出部51ごとのオフセット、スパンなどの温度補償を
マイクロコンピュータ137を用いて行っているので、
第78図のように複数の圧力検出部51の出力を掃引せ
ずに、個々の圧力検出部51の出力に温度補償回路12
2を別々に設ける必要はなく、全体として圧力分布の測
定を廉価に経済的に行うことができるのは勿論である。
第81図はさらに他の例を示し、マトリックス状に配置
した多数の圧力検出部51の電源を縦軸アドレスを用い
てアナログスイッチ138により掃引して低消費電力化
を図ると同時に、圧力検出部51の出力をスイッチング
ダイオード186と横軸アドレスにより指定されたアナ
ログスイッチ140とを用いて掃引する一方、付属の温
度センサ87の出力を縦軸アドレスと横軸アドレスとを
用いてアナログスイッチ88により掃引し、得られた温
度データを用いて、個々の圧力検出部51ごとのオフセ
ット、スパンなどの温度補償を温度センサの出力とマイ
クロコンピュータにより行うようにしたものである。さ
らに詳細に説明すると、本図に示すように1Ml軸アナ
ログスイッチ部139はそれぞれ1個のスイッチングダ
イオード166と1個のアナログスイッチ88とからな
る。横iMhアナログスイッチ部140は、制御電圧で
同時に開閉する3個のアジ−ログスイッチ88からでき
ており、圧力検出部51の出力および温度検出素子87
の出力と接続している。
また、各縦軸アナログスイッチ部139のスイッチング
ダイオード168のアノードは、2木の出力ラインを備
えた圧力検出部51の一方の出力ラインに接続し、その
カソードは横軸アナログスイッチ部140のアナログス
イッチ88の1個と接続している。各圧力検出部51の
他方の出力ラインは横軸アナログスイッチ部140の他
のアナログスイッチ88の1個と接続し、温度検出素子
87の出力に接続した各アナログスイッチ88は横軸ア
ナログスイッチ部140の残りのアナログスイッチ88
に接続している。
また、複数のスイッチングダイオード168のうちで、
導通になった縦軸電源アナログスイッチ13Bにより電
源を供給された圧力検出部51に接続されているスイッ
チングダイオード166は、順バイアスされて導通とな
り、他のスイッチングダイオード166は逆バイアスさ
れて非導通となる。その他の構成と作用は第78図に示
した場合と同様である。
なお、第81図の例において、圧力検出部51の点AB
間の出力特性を第82図のような特性にし、圧力印加範
囲の下限でスイッチングダイオード18Bの順方向電圧
降下と同じ出力電圧がブリッジ出力から出力されるよう
に、ブリッジをアンバランスに設A(シておく。これに
より、点CD間の出力特性が第83図のようになるよう
にし、印加圧力の下限において点CD間の出力電圧がゼ
ロになるようにする。もって、スイッチングダイオード
18Bの順方向電圧降下の圧力信号に対する影響を除去
できるようにしである。
このように、圧力検出部51の出力をスイッチングダイ
オード18B とアナログスイッチ88でスキャンする
こともでき、従来方式と比べ圧力分布を低消費電力で測
定でき、かつ温度補償回路の簡単化を達成できる等の第
79図で示した場合と同様な効果が得られる。
次に、圧覚センサアレイ50の111力信号に応じて制
御動作を実行する本発明による圧覚認識制御装置の本体
について説明する。
第8図のスキャナ増幅器57からの出力信号は後述のA
/D Cアナログ−デジタル)コンバータを経てCPU
に取り込まれ、基本演算アルゴリズムで各点の3方向の
分力、合成力、3方向モーメント等が演算され、この演
算結果が後述のメモリファイルに格納される。
そのメモリファイルから読み出した受圧面の圧力分布の
時間的変化により、把持力不足による滑りが演算され、
保持力制御演算アルゴリズムにより滑りが起らぬソフト
ノ\ンドリングが可能となる。また、把持・持ち上げ・
挿入・回転等の基本作業演算アルゴリズムを用いて高速
・高レスポンス・高精度で上位コンピュータによるスー
ツぐ−/<イザリ制御や自律局所制御を行うことが可能
となる。さらに、受圧板52の材質分布を適切に選定す
ることにより、演算により対象物の弾性をめることが可
能であるので、対象物の変形、破損を避けたソフトハン
ドリングが可能であり、対象物の材質判定、形状認識の
補助入力とすることもできる。
第84図はこの発明の実施例の全体を示す。図示のよう
に、マトリックス配線された圧覚センサアレイ50の各
ポイントのブリッジ回路51Aから出力される3分力の
大きさに相当する電気信号Ex、EyおよびE2をスキ
ャナ5?Aで行および列毎に順次高速に読み出す。その
際、前述のように圧覚センサセル53内あるいは圧覚セ
ンサセルの取付穴あるいは基板55−1−に、スキャナ
5?Aの行および列のアドレス信号(制御電圧)で開閉
するアナログスイッチ88(第78図参照)を圧覚セン
サモジュール51のブリッジ回路51A毎に設け、それ
らのアナログスイッチを選択的に動作させることにより
他の圧覚センサモジュール51の出力と7昆同しないよ
うにしている。また、同時に列毎に圧覚センサセル53
への電源供給制御を行えば電力消費が少なくなってなお
よい。
スキャナ57Aにより読み出された圧力信号は増幅器5
7Bで増幅され、アナログ−デジタル(Arc)コンバ
ータ201によりデジタル信号化された後、マイクロコ
ンピュータのCPU (VL−cpu ) 203に取
り込まれて、ROM (リードオンリメモリ)205・
に格納した所定の演算式によりストレンゲージ54の温
度特性、感度の非直線性、セル53毎の感度のばらつき
、および他方向分力の干渉等の補正がなされ、さらに圧
力単位に変換され、その変換された圧力データが各分力
毎に2次元に分布した圧覚データの形で整理されて時系
列に信号処理記憶装置207に記憶される。上述の温1
■補償は圧覚センサセル53に、またはその近くに設け
たサーミスター等の温度センサ87(第58図参照)の
検出信号を用いて演算することによりめられる。
次いで信号処理記憶装置207から読み出した圧覚デー
タとROM205にあらかじめ格納された基本演算アル
ゴリズムとを用いて、p−、cpu203により、3方
向の分力の分布(例えば圧力の等高線や分布マツプ)、
合成全圧力(全部のセル53に印加された圧力の総和で
、全体の作用力に当る)、圧力中心(その点の力のモー
メントの総和が零となる重心点で、力の作用中心に当る
)、3方向モーメンI・、受圧面積(零でない圧覚デー
タの総数とセル53の配列ピッチから演算する)等を算
出して、算出したこれらの基本データを時系列に1次演
算記憶装置209に記憶する。
さらに、」−述の信号処理記憶装置207と1次演算記
憶装置209とに記憶されたデータと、ROM205に
あらかじめ格納された基本演算アルゴリズムとを用いて
、川・cpu 203により、ロボットの手足の制御に
必要な接触覚、滑り覚、被接触物の形状、硬さ覚等を演
算し、必要な演算結果を2次演算記憶装置211に記憶
する。接触覚(触覚)はあらかじめ定めたある闇値を越
えた信号で判断する。滑り覚は圧覚データを記憶装置2
07および209に時系列的に格納したので、受圧面の
圧力分布の時間的変化により把持力不足による滑りが演
算され、さらにROM 205に格納された把持制御演
算アルゴリズム(把握アルゴリズム)により滑りが起こ
らぬソフトハンドリング制御をノ\ンド駆動機構213
に対して行うことができる。また、被接触物の形状の認
識は圧力分布の時間的変化と典型的な形状の認識アルゴ
リズムにより演算することにより得られる。さらに、受
圧板52の材質性′Inを適切に選定することしこより
、演算により対象物の弾性がめられ、材質判定や硬さ覚
が11Fられる。
一方、インタフェース217を介して−1−位コンピュ
ータ21θから入力されるスーパーバイザリ指令または
自律指令に応1ユて、信号処理記憶装置207と1次お
よび2次演算記憶装置209および211 とに記憶さ
れたデータと、ROM 205にあらかにめ記憶された
ロボットのり、(本動作アルゴリズム(作業演算アルゴ
リズム)とを用いて、ル・cpu203により、高速に
ロボットの円滑な走行、把握、持ち」;げ、陣す、挿入
、回転等の基本動作制御)′1量(または制御位置)を
算出し、算出結果なインタフェース217を介して外部
のロボット制御装置としての上位コンピュータ219に
送信するとともに、必要な演算結果を3次演算記憶装置
215に記憶する。上位コンピュータ218ではその算
出した制御量または制御位置データにもとづいてハンド
駆動機構213を円滑に駆動する。
このように、」1位コンピュータ218の制御指令にも
とづいて、高速、高レスポンスかつ高精度でスーパバイ
ザリ制御および自律制御が行われるとともに、被把持物
(例えば、果物)が変形しない程度の最小の把持力〒の
把持や、衝繋のない被把持物の持ち上げ、離し、被把持
物の取付穴への挿入、回転等の人間の手に相当する程度
の高度なソフi・ハンドリング動作をロボットハンド等
に行わせることができる。また、ハンド駆動機構213
からは掴んだ、持ち上げた、離した、挿入した、廻した
等を内容とするフィードバック信号が上位コンピュータ
219に出力されるが、これらのフィードバック信号に
ノ^づき圧覚認識を行うのに必要な指令信号が外部の上
位コンピュータ219からインタフェース217を介し
てル・cpu 203に送信される。また、ル・cpu
 203による」−述の種々の演算動作により外部の」
1位コンピュータ218の負担は著しく軽減され、制御
動作の迅速化が行われ、円滑な制御が容易となる。なお
、演算制御に用いられる各記憶装置207,208,2
11および2151オ独立に設けてもよいが、重複して
共用することも可能である。なおまた、スキャナ57A
および増幅器57Bは通常センサアレイ50−1−か、
またはその近くに設けるが、AI)l yバーク201
 、 g * cpu 203 、インタフェース21
7等のマイクロプロセッサ221は数チップのLSI 
(大規模集積回路)で構成し、ハンド駆動機構213の
近傍に設け、あるいはハンドの腕白等に収納できるよう
にする。
次に、この発明の装置で用いる上述した主な演算アルゴ
リズムの内容について説明する。
■ 3方向モーメント 第85図に示すように、物体81をはさむ両側の圧覚セ
ンサアレイ50.50の3分力の総111力X、Y。
ZとX’ 、Y’ 、Z’および両圧覚センサアレイ聞
の距Mす2.さらに同一平面位置に両圧覚センサアレイ
50 、50をおいたときのY方向出力Y。
(Y)とその両アレイ間の距離lxとにより、次式を用
いて3方向の各モーメントMx、My、Hzをめること
ができる。
Mx= (Y、Y’の差)×立Z My: (X、X’の差)×免Z M2= (Y、(Y)(7)差) ×fLxこれらのモ
ーメントは後述の物体の組立時のはめ合い、偏荷重物体
の把握、ねじ込み等の作業に欠かせない力学値である。
■ 滑り覚 第86図に示すように、把握力の不足等で滑りが生ずる
場合にはセンサアレイ50の各モジュール51の力の分
布が時間to、to+Δt・・・と共に変化するのでそ
の時系列変化を演算すれば滑りを知ることができる。従
って、後述のソフトハンドリングによる物体の把持およ
び持ち上げのアルゴリズムとは関係なく、滑り防止制御
を高速に行うことができる。
■ 形状の認識 第87図(A)に示すように、物体7Iが平面の場合は
把持力ΣPの増加(Po +P2 )に対して受圧面の
圧力分布223は変らない。しかし、第87図(B)に
示すように、物体B1が柱面の場合は把持力ΣPの増加
(Po+P2 )に対して受圧・面の圧力分布223は
一方向のみ変化する。また、第87図(C)に示すよう
に、物体61が球面の場合は把持力ΣPの増加(PO+
 P2 )に対して受圧面の圧力分布223は全方向に
変化する。従って、受圧面の時間的変化の相違により形
状を認識することができる。なお、図中t6は初期時、
t、 +t2は増加した時間を示す。
■ 弾性または材料の判定 第88図〜第80図に示すように圧覚センサアレイ50
の」−面受圧板52−1−に異なる弾性パラI・225
.228 (それぞれのコンプライアンスをCI +0
2 とする)を置き、各センサの受ける加重をPI +
P2とすると把握される物体81のコンプライアンスc
oは p2− p。
の式で算出される。
の関係であり、このコンプライアンスC0を物の選別ま
たはソフトハンドリングのアルゴリズムのデータに使用
すれば、物の選別やソフトハンドリングが可能となる。
このように、把握されている物体の弾性を判断し、間接
的に材質を推定することによって、保持される物体の変
形、破損を避けた最低把握力の制御すなわちソフトハン
ドリングが可能となり、また物の選別、必ずしも適格な
選別が可能でない場合もあるが、補助データとしてその
選別に使用可能となる。
この弾性または祠村の判定について図面に基づいてさら
に詳細に説明する。
被測定物としての物体61の弾性に関する膜形は、第8
1図に示すように微小なバネ227の集合体と考えられ
る。第92図はそれを更に単純化した膜形であり、物体
の弾性を代表するバネ228が、表面よりかなり離れて
位置する共同の固体229につながったものとみなすこ
とができる。第83図は、弾性体としての弾性パット2
25または226を有する圧覚センサモジュール51が
設置された支持台230で、第82図に説明した物体6
1を平行に圧接した場合の膜形図を示すものであり、第
84図はそれぞれ更に単純化して第83図の膜形を2つ
の圧覚センサモジュール51a、51bに代表させ(図
(A) ) 、 ソれを力Pで圧接した(図(B))場
合を示す。ここで全体のコンプライアンス(=l/バネ
常数)ヲΣC1圧接力をPとすると全体の繞みδは次の
如く表される。
δ=P×ΣC また、 Coを物体61のコンプライアンス、cl。
C2をセンサモジュール51a、511)の上面に貼付
けである弾性パラ) 225,22Bのコンプライアン
ス、CBをセンサモジュール51a、51bのコンプラ
イアンス、p、 、p2をそれぞれのセンサモジュール
51a、51bの受ける力とする。また、ΣC1+Σc
2をそれぞれのセンサモジュール51a、51b別に、
圧接される物体を合成したコンプライアンスとすると。
ΣCI =CO+14”CB、:CO’CI (11)
ΣC2°c、) +C2+CB、! Co +02 (
12)である。
一方撓みδについて考えると、各々のモジュール51a
、51bに対応する撓みδ8.δ2は、δ、 = p、
 xΣC1(13) δ2 = p、、 xΣ” 2 (14)で表わされる
。モジュール51a、51bのコンプライアンスは小さ
いので無視し、物体61は平行に圧接されるためδ=6
1=62として式(11)乃至(14)を整理すると物
体61のコンプライアンスc。
は、 CQ=(PI C1−P2 C2)/(P2 Pl) 
(+5)となる。コンプライアンスC8およびC2は予
め知ることができるので、物体の弾性(コンプライアン
ス)はモジュール51a、51bより得られる111力
信号P+ lP2よりめることができる。
したがって、この原理に基づく支持台2300同一面上
に相互に間隔をおいて設置された少なくとも2つの圧力
センサと、各圧力センサ上にそれぞれ配置されたπいに
コンプライアンスの異なる弾性体と、物体′の被検出面
と支持台とを平行に保った状態で両者を圧接するに持手
段と、1組の圧力センサの出力信号P+ 1T12 と
該センサに対応する弾性体のコンプライアンスCI +
02から前述の物体のコンプライアンスC,)を Co =(P+ C+ P+ 02 ) /(P7−P
+ )の式によりCPU203で算用することができる
このような弾性測定・L段は容易に構成され、しかもそ
の適用範囲は極めて広い。
例えば、産業用ロポッI・のハンドを把持手段とし、ハ
ンドの片側把持面をセンサが設置される支持台として本
手段を適用すれば、ハンドの把持力のみでなく、把持さ
れる物体の弾性度をも判断できる機能を備えたロボット
ハンドを提供することが可能となる。この場合、物体を
把持するためのハンドは、物体を弾性体に平行に圧接す
る把持手段として極めて好適であり、さらに弾性バット
はハンドの把持面の緩衝手段を兼ねる。
第88図は、ハンドの把持面231にマトリックス状に
設置された各圧覚センサモジュール51に、互いにコン
プライアンスの異なる弾性バット225゜226をそれ
ぞれ複数配置した一例を示すものである。それぞれ弾性
の異なる材質のパラl−225,228は、圧覚センサ
モジュール51にそれぞれ対応してその受圧板52には
貼付けられ、物体61はこのパラ1−225,228と
圧接される。この例では弾性バットの弾性は2種とし、
同一の弾性(コンプライアンス)を有する弾性バットを
交互に列状に配置することにより、ハンドの把持面に弾
性の異なる弾性パラl−225,228が均等に分布す
るように構成している。
このような構成からなるロボットハンドにより物体61
を把持すれば、その弾性が異なる一組の弾性バット22
5,228に対応した圧覚センサモジュール51A 、
51Bは、それぞれその受けた力P1 tP2に応じた
P+ lP2を出力する。この信号は第85図に示すよ
うに、増幅器57を介して演算器であるCPU203に
入力される。CPU 203では、あらかじめ記憶して
おいた弾性パラl−225,220のコンプライアンス
CI +02 と、増幅された信号pIIP2より、物
体の弾性(コンプライアンスco)を前述した計算式(
15)によりめる。
232は加算器であり、増幅器57を介して得られるす
べてのセンサの出力の総和ΣP ” P+ ”I’+2
 +・・・+pn (nはセンサの数)を計重すること
により、ロボットハンドによる物体の把持力も同時にめ
ている。
なお、この例では説明を明確にするため、弾性バットの
弾性は2種としたが、本手段はこれに限定されるもので
はなく、弾性の種類をより多くすることにより、前記−
組の弾性バットの弾性の組み合わせを変えて、物体の弾
性(コンプライアンスC8)に関するデータを複数求め
、物体に適合した好ましい値を物体の弾性として選択す
るか、これを演算器にて平均化することにより、物体の
弾性を平均値iとしてめることも可能である。これは、
物体の弾性の測定範囲を拡張する意味で好ましい。
また同様にして、前記−組の弾性バットを弾性の組み合
わせを変えることなく対象とするバットを変えることに
より、物体の弾性(コンプライアンスCO)に関するデ
ータを複数求め、これを演算器にて平均化することによ
り物体の弾性を平均値6としてめてもよい。
更にまた、圧覚センサアレイ50が配置された支持台(
−1−記実施例ではハンドの把持面)と物体の被検出面
と平行に保った状態で弾性手段(パット)を物体と圧接
することが肝要であり、これにより前述した撓みδ−δ
、=δ2なる条件が成立しているのであるが、本手段を
ロボットハンドに適用する場合には、δ=δ、=62が
成立しない場合でも、圧接力Pに対して撓みδ1および
δ2がそれぞれ比例するので、それぞれのセンサが受け
る力P+ lP2と物体のコンプライアンスcoの関係
を実験的にめておけば実用上問題がない。
また、把持動作−1−必要な、物体のりY性は厳密な値
でなく相対値で十分である。
第88図、第90図はロボットハンドの把持面にマトリ
ックス状に設置された各圧覚センサモジュール51に、
互、いにコンプライアンスも異なる弾性バットをそれぞ
れ複数配置した他の例を示すものである。
すなわち、第89図は、同一のコンプライアンスを有す
る弾性パフ) 225,228が、対角線状に配置され
た構成を示すものであり、弾性バットに圧接される物体
の被検出面が不特定形状の場合に用いられる。
第80図は、第5図に示した列状に配Hされる同一のコ
ンプライアンスを有する弾性ハツト225゜226が一
連につながった帯状で配置された構成を示すものであり
、弾性バットに圧接される物体の被検出面が線状、すな
わち円筒状の物体を把持する場合に用いられる。
いずれの例においても、ハンドの把持面には弾性の異な
る弾性バットがそれぞれ複数均等に分布しているため、
被測定体としての物体の形状、大きさに柔軟に対応する
ことができる。
■ 物体の把握および持ち上げ 第96図(A)に示すように物体61を持ち上げようと
する力Qは、各センサアレイ50での分力Fx、Fyの
合成力の形でめられる。物体が持ち上った後にはQ=W
となる。また、第96図(B)および(C)に示すよう
に、把握力RはF2の形でめられる。すなわち、物体6
1とハンド59の間で滑りがないためには、Q≦ILR
−gFz(p、摩擦係数)を満足しなければならない。
今、ハンド59で物体61を掴んだ後にΔδだけハンド
を持ち上げたとする。ハンドに滑りのない場合には、Q
は Δδ ΔQ=−□ 31 の割合で増加する。(ここでCは物体および床面の総合
コンプライアンスである)。この場合ソフトハンドリン
グをするためにはQの増加に対して ΔQ ΔR≧□ ル となるようにハンドの把握力を増加する必要がある。一
方、前項■で述べた方法で滑りが検出されると、(この
式に関らず)Rを増して滑りを生じない川を新しく規定
する。用をかえてRをふやす(Qは既知)。Q=Wにな
ると物体61は床面238より離れ、ハンドによって把
握されることになる。それ以後はδの増加に対してQお
よびRの増加はない。
これらの関係をフローチャー1・で示したのが第97図
である。
また、物体を置く、離す時のソフトハンドリングは、上
述の場合の逆動作によって可能であり、衝撃なく物を離
すことができる。この際、別の近接センサで物体01の
近接の検出をしてΔ32 δを小さくするか、あるいはハンドのコンプライアンス
を大きくすることによってソフトハンドリングがより容
易となる。
■ 挿入 穴241へ物61を挿入する。あるいは、はめ合わせる
などは組立作業の基本である。第98図(A)は、この
動作の基本形である。第88図(B)。
(C)はそれぞれ挿入が不完全な場合を示し、挿入力P
に対して、あるモーメン)Mを発生する。このモーメン
トNの大きさと方向を判断して第98図(A)に示す理
想的な正常な挿入、すなわちモーメン)Mが0になるよ
うに挿入物61を移動させる演算操作を行う。
■ 歩行制御センサとしての適用 前項まではロボットハンドにこの発明によるセンサ装置
を適用した場合を述べたが、このセンサは第98図に示
すように、ロボットの足の感覚センサとして歩行制御に
も適用できる。
(a) 歩行時゛の身体の重心移動を検出し、最適時期
に足を上げる。
重心の移動−足の血圧分布から重心位置の時系列演算 足の」=げ下げ一第86図および第97図に示した物の
持ち−1−げとノ、(末的に 類似な演算 (b) 歩行前進のための足のけり 足の面圧および滑り覚を検j11シ、それに見合ったけ
りの力(前進の力)を加える。
ただし、図のFzは面圧、FKll:fmる力を示す。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、3方向の分力
の2次元分布を検出できるウェハ型圧覚センサアレイを
備え、そのセンサ出力を順次取り出して必要な信号処理
を行った後に記憶し、その記憶したデータを所定のアル
ゴリズムを用いて圧力に関する各種の基本−に変換して
記憶し、これらの各記憶データを用いてロボッ)・等の
制御対象の制御に必要な各種制御基本信号に変換し、こ
の基本信号を外部のロボット等の制御装置に送出するよ
うにしたので、人間における接触覚、圧覚、滑り覚およ
び硬さ覚等に相当する感覚を高精度に認識し、この認識
に基づいて知能ロポ・ントのノ\ンドや自動組立機のマ
ニピュレータあるいは移動ロボットの足等の制御を円滑
に安全確実に行わせることができ、特に、ソフトハンド
リングのような高度なかつ高精度の動作制御を容易に行
うことができる効果が得られる。
さらに、この発明を構成する圧覚センサアレイは、単結
晶シリコンウェハに半導体ストレンゲージを形成して3
分力測定できる圧覚センサモジュールをアレイ状に多数
配列したものであるので、1個の単位荷重計であるモジ
ュールの大きさを極めて小さくでき、これを高密度に集
積できるから、荷重の分布状態を測定する場合に、1個
の単位モジュールにはほぼ均等な分布荷重が作用してい
ると見なされるので、従来のような単位荷重計の時のよ
うなモーメントを考慮する必要がない。
従って、直交型のモジュールでも使用でき他成分の干渉
をほぼ完全に除去できるので極めて高精度な分布荷重の
3分力測定が可能で、より正確な圧覚認識制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図(A) 、(B)、第4図(A
)、(B) 、第5図および第8図(八) 、CB)、
(C)、(Ill)はそれぞれ従来のセンサを示す斜視
図、第7図は従来技術によるへ角形応カリングを示す斜
視図、 第8図は本発明の実施例の要部を示す斜視図、 第9図は第8図の圧覚センサアレイをロボットハンドの
制御用センナとして用いた例を示す説明図、 第1O図は第9図の圧覚センサセルへの荷重分力の掛か
り方を示す斜視図、 第11図(A) 、 (B)は本発明に係わる圧覚セン
サセルの原理を示すためのセルの形状と寸法関係を示す
正面図および側面図、 第12図は第11図の圧覚センサセルに設けるストレン
ゲージの配置を示す配置図、 第1311 (A)〜(C)はその圧覚センサセルの荷
重に対する応力の発生状態の模様を示す模式図、第14
図(A)〜(C)および第15図(A)〜(C)は第1
2図のストレンゲージの接続態様を示す回路図、第18
図は第13図の圧覚センサセルの荷重分力の分隙沖1定
の態様を示す図、 第17図はセル型の圧覚センサモジj−jしを示す斜視
図、 第18図および第18図はそれぞれその圧覚センサモジ
ュールにおける荷重に対する変形の模様を示す模式図、 第20図は2セル型の圧覚センサモジューJしの構成例
を示す斜視図、 第21図(A) 、(B)は第20図の圧覚センサモジ
ュールにおける荷重に対する変形の模様を示す模式第2
2図は箱型圧覚センサモジュールの構成を示す斜視図、
。 第23図はT型の圧覚センサモジュールの構成を示す斜
視図、 第24図はI型または11型の圧覚センサモジュールの
構成を示す斜視図、 第25図は第22図のモジュールにおけるストレンゲー
ジの接続態様を示す回路図、 第26図は単荷重測定における直交型荷重計を説明する
斜視図、 第27図(A)は本発明に係わる圧覚センサセルの製造
方法の説明図で、第27図(B)はそのA部を拡大した
拡大図、 第28図(A)〜(C)は代表的な三つの結晶面(10
0)面、(110) 面および(1111面についての
P形シリコンのピエゾ抵抗係数の特性を示す4、ν性図
、 第29図(A) 、(B)は圧覚センサ裁板への圧覚セ
ンサセルの組み込み配列−1−の要点を示す配置図、第
30図〜第33図はそれぞれ異なる製作工程段階を示す
圧覚センサアレイの斜視図、 第34図は異なる実施例における受圧板の態様を示す斜
視図、 第35図はさらに異なる実施例における圧覚センサセル
の整列に用いられる整列治具を示す斜視図、 第36図〜第38図はこの発明に係わる短冊形の圧覚セ
ンサの要部構成例を示す正面図、 第38図(A)〜(C)はさらに改良した短冊形の圧覚
センサの要部構成例と製造工程を示す平面図、 第39図(D)は第38図(C)の斜視図、第40図(
A)〜(C)はさらに他の実施例の短冊形の圧覚センサ
の要部構成例と製造工程を示す平面図、 第40図(D)は第40図(C)の斜視図、第41図は
本発明に係わる圧覚センサユニットの構成例を示す斜視
図、 第42図は第41図の1個の圧覚センサモジュールの配
線の一例を示す回路図、 第43図は本発明に係わる圧覚センサユニットの他の構
成例を示す斜視図、 第44図は第43図の圧覚センサユニットを組込んで形
成したこの発明に係わるユニット型圧覚センサアレイの
構成例を示す斜視図、 第45図は単一セル型圧覚センサモジュールの場合の望
ましくない変形を示す正面図、 第46図は2セル型圧覚センサモジユールの力が印加時
における変形を示す正面図、 第47図は圧覚センサセルの配線方式を示す要部断面図
、 第48図はその配線のクロスオーバ部の断面図、 第48図および第50図は従来技術を適用して配線した
圧覚センサセルの配線の配置例の模式図、第51図は本
発明に係わる圧覚センサセル−1−の配線を示す平面図
、 第52図(A)、(B)は本発明に係わる別の実施例の
圧覚センサセルの両面にの配線を示す平面図、第53図
(A) 、 (B)はこの発明に係わる二つの単位セル
のそれぞれの平面図、 第54図(A)、(B)は別の実施例の一方の単位セル
の両面のそれぞれの平面図、 第55図(A) 、(B)はさらに別の実施例の二つの
単位セルのそれぞれの平面図、 第56図(A) 、(B)はさらに異なる実施例の一方
の中位セルの両面のそれぞれの平面図、 第57図は半導体ストレンゲージ抵抗の温度特性と不純
物濃度の関係線図、 第58図は本発明に係わる単位セルの斜視図、第58図
は異なる実施例の単位セルを示し、(A)は一方の面の
平面図、(B)は他方の面の平面図、 第60図はさらに別の実施例の単位セルの要部断面図、 第61図は本発明に係わる圧覚センサセルの表面の平面
図、 第62図は同じく裏面の平面図、 第83図は本発明に係わるアナログスイッチの一例を示
す圧覚センサセルの要部断面図、第64図はアナログス
イッチの別の例を示す圧覚センサセルの要部断面図、 第65図は異なる実施例の圧覚センサセルの表面の平面
図、 第66図は第65図の圧覚センザ士ルにより構成された
圧覚センサアレイの回路図、 第67図は各単位セルからの出力を処理するための回路
を示す回路図、第68図、第69図は第67図の回路を
実施するための中位セルの構成を示す正面図、 第70図は下部基板に集積回路を形成した一例を示す斜
視図、 第71図は従来技術により考えられる圧覚センザセルの
構成の一例を示す模型図、 第72図はその圧覚センザセルの基板への地利は状態を
示す斜視図、 第73図は本発明に係わる圧覚センサセルの構成の一例
を示す模型図、 第74図は本発明に適用するフィルムキャリアの構成の
一例を示す模型図、 第75図は第73図の圧覚センサセルに形成するバット
の構成を一例として示す断面図、第76図は第73図の
圧覚センサの基板へ取付は状態を示す側面図、 第77図は従来の圧力センサの温度補償回路を示す回路
図、 第78図は従来の圧力センサとその温度補償回路を用い
て圧力分布を測定する場合のシステム構成例を示すブロ
ック図、 第78図は本発明に係わる圧覚センサ出力信号前処理装
置を示す回路図、 f580図および第81図はそれぞれ他の実施例の回路
図、 第82図は第81図の圧力検出部51の出力電圧特性を
示す図、 第83図はその圧力検出部51の出力にスイッチングダ
イオード88を接続したときの圧力検出部51の印加圧
力と点CD間の出力電圧特性を示す図、第84図は本発
明の実施例の全体を示すブロック図、 第85図〜第87図および第96図〜第98図はそれぞ
れこの発明で用いる各種アルゴリズムの内容を示す説明
図、 第88図〜第80図はこの発明で用いる材質判定ア。 143゜ ゴリズムの実施に係わる弾性パットの配置状態の異なる
実施例を示す一部刺視図、 第91図〜第84図はそのアルゴリズムの原押を説明す
るための模型図、 第95図はそのアルゴリズムを実行する演算器の実施例
を示すブロック図である。 1・・・弾性支持体、 3−・1ストレンゲージ、 5・・・手首、 7・・・導電性ゴムシート、 7a・・・絶縁性ゴムシート、 8・・・金属電極、 8a・・・金属箔電極、 8C・・・絶縁性覆い、 8d ・・・絶縁板、 9・・・基板、 8a ・・・電極支え、 8C・・・電極面、 15・・・シリコンゴムコード、 44 17・・・金属電極、 19・・・細い棒、 20・・・金属製式角形リング、 21・・・受圧面、 22・・・基板面、 23〜34・・・抵抗線ストレンゲージ、35・・・受
圧板、 50・・・圧覚センサアレイ、 51・・・圧覚センサモジュール、 52・・・上部受圧板、 53・・・圧覚センサセル、 54・・・半導体ストレンゲージ、 55・・・下部基板、 56・・・基板の溝、 57・・・スキャナ増幅器、 58・・・多関節アーム、 58・・・ロボットハンド、 60・・・フィンガ、 61・・・把握される物体、 62・・・単結晶シリコンウェハ、 63・・・整理?/+其、 64・・・配線、 65・・・受圧素板、 66・・・受圧素板の溝、 67・・・切溝、 68・・・整理治具、 71・・・短冊形rlt結晶シリコン、72・・・セル
分創用円形穴、 73・・・セル分副用円形穴、 74・・・セル分陣用溝、 75・・・セル分動用半円形穴、 76・・・切込み猫、 80・・・圧覚センサユニット、 81・・・下部ノ、(板、 82・・・溝、 83・・・出力用端子、 84・・・温度検出用端子、 85・・・制御用端子、 86・・・電源端子、 87・・・温度検出素子、 47 88・・・半導体スイッチ (アナログスイッチ)、 89・・・マザーボード、 80・・・配線、 81・・・配警泉 、 82・・・醇化膜、 83・・・端子、 84・・・絶縁被覆層、 85・・・接続点、 86・・・電源ライン、 87・・・N形エピタキシャル層、 88・・・P″拡散層、 99・・・P膨拡散層、 100・・・N1拡散層、 101・・・N+拡散層、 102・・・ゲート電極、 103・・・薄膜抵抗、 104・・・差動増幅器、 105・・・出力用スキャナ、 106・・・電源用スキャナ、 48 107・・・極細金属線、 108・・・電子回路、 108・・・ボンディングワイヤ、 110・・・端子、 +11・・・可撓性フィルム、 112.113,115・・・バンプ、114・・・配
線、 11fll・・・接着用金属、 117・・・拡11&防11−川金属、118・・・絶
縁層、 119・・・バンプ、 121・・・圧力検出部、 122・・・温度補償回路、 123・・・アナログ集積回路、 124・・・アナログ集積回路、 125・・・スパン調整抵抗、 126・・・オフセット調整抵抗、 127・・・零点調整抵抗、 128・・・アナログ集積回路、 128・・・零点温度特性補償抵抗、 130・・・スパン温度特性補償抵抗、131・・・ア
ナログ集積回路、 132・・・信号出力端子、 133・・・電源端子、 134・・・アナログ用アース端子・ 135・・・圧力検出ブロック、 136・・・増幅部、 137・・・マイクロコンピュータ部、138・・・縦
軸電源アナログスイッチ、138・・・縦軸電源アナロ
グスイッチ部、140・・・横軸アナログスイッチ部、
142・・・温度信号増幅用アナログ集積回路、 143・・・横軸デコーダ、 144・・・縦軸デコーダ、 145・・・アナログ信号切換部、 146・・・A/D変換器、 147・・・一時記憶用RAM、 148・・・乗算用コプロセッサ、 149・・・除算用コプロセッサ、 150・・・プログラムROM、 151・・・補正後データ記憶用RAM、152・・・
信号出力用ポーI・、 153−CPU、 +54・・・アドレス出力用ボート、 155・・・内部データバス、 1513・・・アドレスバス、 157・・・信号出力用データバス、 158・・・デジタル111アース端子、159・・・
デジタル用7It源端子、160・・・オペアンプ川負
電源端子、161・・・オペアンプm1電源端子、16
2・・・横軸ライン群、 163・・・縦軸ライン群、 166・・・スイッチングダイオード、201・・・ア
ナログ−デジタルコンバータ、 203・・・マイクロコンピュータ 中央演算処理装置(g@cpu)、 205・・・ROM (リードオンリメモリ)、51 207・・・信号処理記憶装置、 208・・4次演算記憶装置、 211・・・2次演算記憶装置、 213・・・ハンド駆動機構、 215・・・3次演算記憶装置、 217・・・インタフェース、 218…に1位コンピュータ、 221・・・マイクロプロセッサ、 223・・・圧力分布、 225・・・パット、 226・・・バット、 227・・・バネ、 228・・・バネ、 228・・・固体、 230・・・支持台、 231・・・把持面、 232・・・加算器、 239・・・床面、 241・・・穴。 52 Σ 区 q 派 第4図 (A) 5 (8) 9b 9 図 59 58 第1θ図 z (538 図 (C) 第15図 (A) (B) (C) 5’lZt 54zc 54xc 54X? 54yT
 DL+yC第16図 55 55 ″:)42Cづ5 j6 第22図 55 54x 54x 53−9 54zt 54xt 第26図 (B) 4 x t >−−i、<、 / 54yC 4xc 人%” ’/1人1、、 54zt 〜 ′・ セ巨2≦二正くく翁54ZC工;・ ・、:
 =づ 56 53f 55 54 53f 55 56 64 55 56 第33図 Cnつ 68b 68a 68 第40図(D) く m 活 “′ 不評4V濃産 (cm−ジ −C17 −¥J八ヤMセ 第99図 (C) 41

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)単結晶シリコンを感圧構造体とし、該感圧構造体の
    受圧面に垂直な面に複数個の拡散形ストレンゲージを形
    成し、これらの前記ストレンゲージの抵抗値の変化によ
    って前記受圧面に印加された力′の三成分を検出する圧
    覚センサセルからなる複数の圧覚センサモジュールを有
    して前記受圧面に印加された力の3方向分力の2次元分
    布を検出する圧覚検出手段、 駆動制御対象に装着された前記圧覚検出手段から検出信
    号を順次取り出し所定の信号処理を施して圧力単位の圧
    覚検出データに変換し、変換した該圧覚検出データを前
    記3方向分力毎に前記受圧面に対応して記憶する信号処
    理記憶手段、 該信号処理記憶手段から読み出した前記圧覚検出データ
    と所定の基本演算アルゴリズムとにより所定の圧覚認識
    に必要な圧力の基本量データを演算し、演算した該基本
    量データを記憶する1次演算記憶手段、 該1次演算記憶手段から読み出した前記基本量データと
    、前記信号処理記憶手段から読み出した前記圧覚検出デ
    ータと、所定の圧覚認識演算アルゴリズムとにより所定
    の圧覚認識データを演算し、演算した該圧覚認識データ
    を記憶する2次演算記憶手段、 前記駆動制御対象を駆動制御する外部の制御手段からの
    指示データに応じて、前記2次演算記憶手段から読み出
    した前記圧覚認識データと、前記1次演算記憶手段から
    読み出した前記基本量データと、前記信号処理記憶手段
    から読み出した前記圧覚検出データと、所定の制御量演
    算アルゴリズムとにより前記駆動制御対象の駆動制御に
    必要な制御量データを演算し、演算した該制御量データ
    を前記外部の制御手段に出力する3次演算手段、 該3次演算手段と前記外部の制御手段間のデータの交信
    を行うデータ交信手段、 および全体の処理動作を円滑に行うように制御する内部
    制御手段とを具備したことを4.1r徴とする圧覚認識
    制御装置装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の装置において、前記駆
    動制御対象はロボットの手足または自動組立機のマニピ
    ュレータであり、前記ノ、(木醍データは3方向分力の
    合成全圧力、圧力中心、圧力分布図、受圧面積、3方向
    モーメントに関するデータであり、前記圧覚認識データ
    は接触覚、滑り覚、硬さ覚、形状認識、材質認識に関す
    るデータであり、前記制御部−データは把持、持ち」二
    げ、挿入、回転、陶す、歩行に関するデータであり、前
    記指示データは、掴んだ、toyも上げた、挿入した、
    廻した、削した、歩いたに関するデータであることを特
    徴とする圧覚認識制御装置。 3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の装置に
    おいて、前記1次演算記憶手段は前記信号処理記憶手段
    に格納された前記圧覚検出データにより合成全圧力、圧
    力中心、圧力分布図、受圧面積、3方向モーメントを算
    出して時系列に記憶することを特徴とする圧覚認識制御
    装置。 4)特許請求の範囲第1項から第3項のいずれかの項に
    記載の装置において、前記信号処理記憶手段は、前記圧
    覚検出手段から3分力の大きさに相当する電気信号を行
    および列毎に順次取り出して増幅し、アナログデジタル
    変換し、温度補償、センサの感度の非直線性補償、他方
    向分力からの干渉の補正を行い、補正後の信号を前記圧
    覚検出データに変換して時系列に記憶することを特徴と
    する圧覚認識制御装置。 5)特許請求の範囲第4項記載の装置において、前記信
    号処理記憶手段は、」−位アドレスと下位アドレスとか
    らなる固有のアドレスを有する複数の前記圧覚センサモ
    ジュール、 該モジュールの温度を検出する温度検出部、 前記モジュールと前記温度検出部に接続して該両検出部
    の出力をオンオフし、該モジュールの前記下位アドレス
    に屈する信号線に前記出力を送出する第1アナログスイ
    ツチ、 前記信号線毎に接続して該信号線をオンオフする第2ア
    ナログスイツチ。 前記モジュールの前記上位アドレスと前記下位アドレス
    を順次発生するアドレス発生部、該アドレス発生部から
    供給された前記上位アドレスに属する前記第1アナログ
    スイツチを開閉にする第1スイッチ駆動部、 前記アドレス発生部から供給された前記下位アドレスに
    属する前記第2アナログスイツチを開閉にする第2スイ
    ッチ駆動部、 前記アドレス発生部によりアドレス指定Xれた前記モジ
    ュールと前記温度検出部から前記第1アナログスイツチ
    および前記第2アナログスイツチを通って出力された圧
    力信号と温度検出信号とをアナログデジタル変換するア
    ナログデジタル変換部、 および該アナログデジタル変換部によりデジタル化され
    た前記圧力信号と温度検出信号とを用いて所定の演算式
    により演算することにより前記圧力信号の温度補償を行
    うマイクロコンピュータ部とを具備したことを特徴とす
    る圧覚認識側り1装置。 6)特許請求の範囲第5項に記載の装置において、前記
    第1アナログスイツチの駆動用制御線と該制御線と交叉
    する前記信号線とからなるマトリックス配線の交点にそ
    れぞれ前記圧覚センサモジュールが配置されていること
    を特徴とする圧覚認識制御装置。 ?)特許請求の範囲第5項または第6項に記載の装置に
    おいて、前記アドレス発生部と、前記第1スイッチ駆動
    部と、前記第2スイッチ駆動部と、アナログデジタル変
    換部とは、前記マイクロコンピュータ部に包含されるこ
    とを特徴とする圧覚認識制御装置。 8)特許請求の範囲第5項ないし第7項のいずれかの項
    に記載の装置において、前記信号処理記憶手段は、前記
    上位アドレス単位で該に1位アドレスに屈する前記圧覚
    センサモジュールと前記温度検出部へ供給される電源な
    導通または非導通させる電源スィッチを有し、前記第1
    スイッチ駆動部は前記アドレス発生部から供給された前
    記−に1位アドレスに属する前記第1アナログスイツチ
    と前記電源スィッチとを開閉にすることを特徴とする圧
    覚認識制御装置。 8)特許請求の範囲第7項に記載の装置において、前記
    圧覚センサモジュールは、2禾の出力ラインを備えて−
    1−位アドレスと下位アドレスとからなる固有のアドレ
    スを有し、さらに前記第2アナログスイツチは前記モジ
    ュールの一方の前記出力ラインにアノードを接続したス
    イッチングタ′イオードのカソードと、 前記温度検出部の出力ラインに接続した前記第1アナロ
    グスイツチの出力ラインど、モジュールの他方の前記出
    力ラインとに接続して同一の前記下位アドレスを有する
    前記モジュールと前記温度検出部からの出力をオンオフ
    することを特徴とする圧覚認識制御装置。 10)特許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれかの
    項に記載の装置において、前記圧覚検出手段は、前記受
    圧面に印加された力を該受圧面に垂直な方向の分力Fz
    と、前記受圧面内の2つの直交する主軸方向の分力Fx
    とFYどの合計3つの主軸方向分力に分解して検出する
    前記圧覚センサモジュールを、多数個基板上に高密度に
    行列方向に並べてアレイ状に配設した圧覚センサアレイ
    、であることを特徴とする圧覚認識制御装置。 !1)特許請求の範囲第10項に記載の装置において、
    前記圧覚センサアレイは、半導体単結晶からなり位置導
    電形の表面層に逆導電形の複数のストレンゲージ領域が
    形成された感圧構造体である圧覚センサセルの複数個が
    アレイ状に配置、され、各圧覚センサセルに力が加わっ
    た時に前記ストレンゲージからなるブリッジ回路に生ず
    る出力電圧により加わった力の3成分の大きさの面分布
    を検出することを特徴とする圧覚認識制御装置。 12、特許請求の範囲第10項またはp511項に記載
    の装置において、前記圧覚センサアレイは、短冊形の単
    結晶シリコンに対し、該シリコン受圧面と垂直な面の長
    手方向に沿って複数個の拡散形ストレンゲージ群が形成
    され、かつ該ストレンゲージ群に対応して複数個のセル
    構成用円形穴と少なくとも1個のセル分離用円形穴とが
    交ガに開けられ、前記セル分離用円形穴を通る切込み溝
    により、前記ストレンゲージ群が抵抗値の変化によって
    前記受圧面に印加された力を3分力に分解して検知する
    複数個の独立セルとして各々分離され、該セルが形成さ
    れた前記短冊形の単結晶シリコンが前記受圧面を−1一
    方にして下部基板の上にアレイ状に配列して成ることを
    特徴とする圧覚認識制御装置。 13)特許請求の範囲第10項ないし第12項のいずれ
    かの項に記載の装置において、前記圧覚センサアレイは
    、複数個の前記圧覚センサモジュールを下部基板の」二
    に1列または数列に並べて圧覚センサユニットを構成し
    、前記下部基板に取付けられて前記圧覚センサモジュー
    ルに接続する端子とマザーボード−Lの端子とを機械的
    に接続することにより、必要個数の前記圧覚センサユニ
    ットを有することを特徴とする圧覚認識制御装置。 14)特許請求の範囲第10項または第11項に記載の
    装置において、前記圧覚センサアレイ、は、互いに平行
    な複数の行方向の溝を備えた基板と、該基板の溝に係合
    されて線溝ごとに所定個数ずつ分布立設され、列方向に
    整列されて固着され、さらに前記基板との間に配線が接
    続された前記圧覚センサセルと、複数個の前記圧覚セン
    サセルに対して共通&と設けられて固着された受圧素板
    を前記センサモジュール毎に切断して形成された前記圧
    覚センサモジュールの受圧板とを具備したことを特徴と
    する圧覚認識制御装置。 15)特許請求の範囲第11項記載の装置において前記
    圧覚センサアレイは、前記ブリッジ回路の出力をそれぞ
    れ差動増幅する差動増幅器と、この差動増幅器の出力な
    導通遮断するスイッチング素子とを前記圧覚センサモジ
    ュールに組み込み、当該スイッチング素子の出力配線を
    同行にある複数個の圧覚センサモジュールのそれぞれに
    対応するスイッチング素子の出力配線と共通にして前記
    圧覚センサアレイの外に設けられた出力用スキャナに導
    くとともに、前記スイッチング素子の制御用配線を同列
    にある複数個の圧覚センサモジュールのスイッチング素
    子の制御用配線と共通にして前記圧覚センサアレイの外
    に設けられた制御用スキャナに導くことを4’F徽とす
    る圧覚認識制御装置。 16)特許請求の範囲第15項記載の装置において、前
    記差動増幅器と前記スイッチング素子とを前記圧覚セン
    サセルと別個のノ、(板に形成し、この基板を当該圧覚
    センサの一部に緩衝手段を介して組み込むことを特徴と
    する圧覚認識制御装置。 17)特許請求の範囲第1項ないし第16項のいずれか
    の項に記載の装置において、前記圧覚センサモジュール
    は各々少なくとも2個の前記圧覚センサセルからなるこ
    とを特徴とする圧覚認識制御装置。 18)特許請求の範囲第17項記載の装置において、前
    記圧覚センサモジュールは互いに平行に配された受圧板
    と基板との間に前記圧覚センサセルを2個該セルの端面
    を互いに平行にして該セルの端面が前記両板と直交する
    ように固定して構成されたことを特徴とする圧覚認識制
    御装置。 18)特許請求の範囲第1項ないし第18項のいずれか
    の項に記載の装置において、前記圧覚センサモジュール
    は互いに平行に配された基板と受圧板との間に複数個の
    前記圧覚センサセルを該セルの端面が前記両板と直交す
    るように固着して前記受圧板にかかる荷重の分力を分離
    して測定するようにし、かつ、前記複数個の前記セルの
    少なくとも2個をそのセルの端面が互いに直交するよう
    に配設し、かつ各セルからは該セルの端面に平行な方向
    にかかる荷重の分力に対する応答出力信号のみを取り出
    すようにしたことを特徴とする圧覚認識rIJ目J’l
    l装置。 2、特許請求の範囲第19項記載の装置において、4個
    の圧覚センサセルが箱形状に配設されたことを特徴とす
    る圧覚認識制御装置。 2、特許請求の範囲第18項記載の装置において、2個
    の圧覚センサセルがT字状に配されたことを特徴とする
    圧覚認識制御装置。 2、特許請求の範囲第19項記載の装置において、3個
    の圧覚センサセルが1字状に配されたことを特徴とする
    圧覚認識制御装置。 2、特許請求の範囲第1項ないし第18項のいずれかの
    項に記載の装置において、前記圧覚センサモジュールは
    二つの前記圧覚センサセルの感圧構造体のそれぞれに力
    の3成分を検出するためのそれぞれのブリッジを構成す
    るストレンゲージ領域の半分ずつを備えたことを特徴と
    する圧覚認識制御装置。 2、特許請求の範囲第1項ないし第18項のいずれかの
    項に記載の装置において、前記圧覚センサモジュールは
    一方の前記圧覚センサセルの感圧構造体が受圧板の上面
    に印加される力の3成分のうちの2成分を検出するスト
    レンゲージ領域を備え、他方の前記圧覚センサセルの感
    圧構造体が残りの1成分を検出するストレンゲージ領域
    を備えたことを特徴とする圧覚認識制御装置。 2、特許請求の範囲第1項ないし第18項のいずれかの
    項に記載の装置において、前記圧覚センサセルは、片側
    の前記垂直な面に力の三成分のうちの二成分を検出する
    前記ストレンゲージを形成し、反対側の前記垂直な面に
    他の一成分を検出する前記ストレンゲージを形成したこ
    とを特徴とする圧覚認識制御装置。 2、特許請求の範囲第25項記載の装置において、前記
    圧覚センサセルは受圧面に平行な力の二成分を検出する
    ストレンゲージを前記片側の前記垂直な面に形成し、前
    記受圧面に垂直な力の成分を検出するストレンゲージを
    前記反対側の前記垂直な面に形成したことを特徴とする
    特許識制御装置。 2、特許請求の範囲第1項ないし第26項のいずれかの
    項に記載の装置において、前記圧覚センサセルにおける
    前記拡+1&形ストレンゲージを作成する前記垂直な面
    を結晶面の(111)面としたことを特徴とする圧覚認
    識制御装置。 2、特許請求の範囲第27項記載の装置において、前記
    単結晶シリコンとしてN形シリコンを用い、前記拡R’
    i形ストレンゲージとしてP膨拡散層を用いたことを特
    徴とする圧覚認識制御装置。 2、特許請求の範囲第27項記載の装置において、前記
    圧覚センサセルがリング状の形状を有していることを特
    徴とする圧覚認識制御装置。 30〕特許請求の範囲第1項ないし第29項のいずれか
    の項に記載の装置において、前記圧覚センサセルに温度
    センサ領域が形成されたことを48徴とする圧覚認識制
    御装置。 31)特許請求の範囲第30項記載の装置において、前
    記温度センサが拡散抵抗であることを特徴とする圧覚認
    識制御装置。 32、特許請求の範囲第30項記載の装置において、前
    記温度センサがダイオードであることを特徴とする圧覚
    認識制御装置。 33)特許請求の範囲第30項記載の装置において、前
    記温度センサがトランジスタであることを特徴とする圧
    覚認識制御装置。 34)特許請求の範囲第30項ないし第33項のいずれ
    かの項に記載の装置において、前記温度センサ領域が前
    記圧覚センサセルの受圧面にカが印加された際の歪の小
    さい領域に位置することを特徴とする圧覚認識制御装置
    。 35)特許請求の範囲第1項ないし第34項のいずれか
    の項に記載の装置において、前記圧覚センサセルにアナ
    ログスイッチが集積され、入出力配線中に接続されたこ
    とを特徴とする圧覚認識制御装置。 36)特許請求の範囲第1項ないし第35項のいずれか
    の項に記載の装置において、 前記圧覚センサセルを支持する基板が該圧覚センサセル
    の材料と熱膨張係数のiI[似した旧ネ;1からなるこ
    とを特徴とする圧覚認識制御装置。 37)特許請求の範囲第1項ないし第36項のいずれか
    の項に記載の装置において、前記圧覚センサセルを支持
    する基板が単結晶半導体よりなりここに配線および抵抗
    素子ブリッジの出力信号処理を行う制御回路が集積され
    たことを特徴とする圧覚認識制御装置。 38)特許請求の範囲第1項ないし第37項のいずれか
    の項に記載の装置において、前記圧覚センサセルは前記
    ストレンゲージの出力信号を取り出すための端子をその
    表面に備え、前記セルを支持する基板は当該セルの出力
    信号を受けるための端子を有し、両端子間は可撓性フィ
    ルム十に配線を施したフィルムキャリアを用いて相互に
    電気的に接続されていることを特徴とする圧覚認識制御
    装置。 38)特許請求の範囲第38項記載の装置において、前
    記圧覚センサセルの端子と前記フィルムキャリアの端子
    の少なくとも一方を隆起導体とし、他方の端子に当接さ
    せて接合するようにしたことを特徴とする圧覚認識制御
    装置。 (以下、余白)
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