JP7207886B2 - センサ、センサの制御方法、ロボットハンド、ロボットハンドの制御方法、ロボット装置、ロボット装置を用いた物品の制御方法、構造体、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

センサ、センサの制御方法、ロボットハンド、ロボットハンドの制御方法、ロボット装置、ロボット装置を用いた物品の制御方法、構造体、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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本発明は、センサ、ロボットハンドに関する。
近年ロボット装置を用いた製品の自動組立において、多品種少量生産の流れから、複数種類のワークを1組のロボットアームとロボットハンドで把持し、組み立てを行うことが求められている。特にロボットハンドにおいては、柔軟な物から硬い物、軽量な小物から重量な大物といった様々なワークを把持することが求められている。そのため、把持したワークにかかる力を精密に制御することができるように、力センサをロボットハンドの指部に搭載したロボットハンドが提案されている。
特許文献1に記載のロボットハンドは、ロボットハンドの指部先端に、摺動可能な指先部材を設け、その指先部材に圧力センサを設けている。この摺動機構により指先部材は、指部に収納された状態と、指部から指先方向に突出した状態とを切り替え可能となっている。また指先部材は指部より細く棒状の形状をしている。そのため指先部材が指部に収納された状態では、指部の腹部でワークを把持し、指部全体の剛性を活かして強い力でワークを把持することができ、指先部材が突出した状態では、細い指先部材を用いて狭いところに並んだワークを容易に把持することができる。
さらに指先部材に圧力センサを設けることで、指先部材が指部に収納された状態でも、指部から指先方向に突出した状態でも、ワークの把持力を検出することができ、多種多様なワークの把持力を制御することができる。
特開2011-240422号公報
しかしながら、ロボット装置を用いた自動組立てにおいて、制御対象となる力はワークの把持力だけではない。例えば把持したワークを別のワークに組み付ける際、ワークの破損を防ぐため、ワーク同士の接触力を制御する場合がある。ワーク同士の接触力は、ロボット装置による組立動作によってかかる方向が異なる。そのため3軸方向の力を検出することができる3軸力センサを指部に設ける必要がある。
特許文献1に記載のロボットハンドに3軸力センサを配置する場合、3軸力センサが被組付けワークに干渉し、検出精度が悪化することを避けるため、指先部材ではなく指部の根元に3軸力センサを配置する構成が考えられる。
しかし上記構成の場合、接触力が働くワークと指先部材との接触点が、3軸力センサにおける力の検出位置から離れてしまうため、接触点に力が発生すると、指先部材の姿勢が変わり、3軸力センサにモーメントが働いてしまう。そのためこのモーメントが、3軸方向にかかる力を3軸力センサが検出する際に影響を与えてしまい、検出精度の悪化を招いてしまう。
そこで本発明は上記課題に鑑み、ロボットハンドの指部に3軸力センサを設ける際、3軸力センサを設ける位置、指部に発生する力の作用点によらず、正確に3軸方向の力を検出可能なセンサ、ロボットハンドを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明においては、力を検出するための情報を取得するセンサであって、第1部材と、第2部材と、第1方向と、前記第1方向と交差する第2方向と、において、前記第1部材に対して前記第2部材が相対的に移動可能になるように、前記第1部材と前記第2部材とを連結する第1弾性体と、前記第2部材に固定された第3部材と、第4部材と、前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向において、前記第3部材に対して前記第4部材が相対的に移動可能になるように、前記第3部材と前記第4部材とを連結する第2弾性体と、前記第4部材に固定され、前記第1方向、前記第2方向および前記第3方向において前記第1部材に対して相対的に移動可能な第5部材と、前記第1方向、前記第2方向および前記第3方向における前記第1部材と前記第5部材との相対的な移動量を検出する検出ユニットと、を備えている、ことを特徴とする
本発明によれば、ロボットハンドの指部の根元に3軸力センサを配置し、3軸力センサは互いに変形方向が異なる2つの弾性体を用いている。そのためワークと指先との接触点が3軸力センサの位置から離れても、変形方向が異なる2つの弾性体により指先の部材の姿勢が変わらないように支えることができ、3軸力センサにモーメントが発生することを低減することができる。
第1の実施形態におけるロボットシステム1000の概略図である。 第1の実施形態におけるロボットハンド本体300の概略図である。 第1の実施形態における力センサ25の概略図である。 第1の実施形態における力センサ25の断面図である。 第1の実施形態における力センサ25の-Fy方向から見た正面図である。 第1の実施形態における検出ユニットの概略図である。 第1の実施形態における接触部30の先端に力が働いた際の力センサ25の変形を説明した図である。
以下、添付図面に示す実施例を参照して本発明を実施するための形態につき説明する。なお、以下に示す実施例はあくまでも一例であり、例えば細部の構成については本発明の趣旨を逸脱しない範囲において当業者が適宜変更することができる。また、本実施形態で取り上げる数値は、参考数値であって、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態におけるロボットシステム1000を表した概略図である。図1において、本実施形態のロボットシステム1000は、ロボットアーム本体200、ロボットハンド本体300、ロボットシステム全体を制御するシステム制御装置400、外部入力装置800で構成される。
ロボットシステム1000によって対象物となるワーク6を把持し、ワーク8に組付けることにより、工業製品、ないしはその部品を製造することができる。例えば、このワーク6、8に対する組付操作は、ロボットアーム本体200とロボットハンド本体300を用いて組付対象物としてのワーク6を把持し、移動させ、さらにワーク6をワーク8に嵌合させるという操作によって行われる。
ロボットアーム本体200は、本実施形態では多関節のロボットアームであり、ロボットアーム本体200の根元は基台900に固定されている。ロボットアーム本体200の先端には、把持装置であるロボットハンド本体300が装着されている。このロボットハンド本体300を用いてワーク6に対して動作を行う。また、ロボットアーム本体200の各関節には、これらの関節を各々駆動する駆動源としてのモータ、およびモータの回転角度を検出する位置検出手段としてのエンコーダがそれぞれ設けられている。なお、エンコーダの設置位置および出力方式は問わない。
ロボットハンド本体300は後述する駆動機構により3本の指部20、40、60を開閉し、ワーク6の把持ないし解放を行う。ワーク6をロボットアーム本体200に対して相対変位させないように把持できれば良い。なお、本実施形態では指部の本数を3本としたが、当業者が適宜変更することができる。
システム制御装置400内には、ロボットアーム本体200を制御するロボットアーム制御装置600、ロボットハンド本体300を制御するロボットハンド制御装置500を備えている。なお、本実施形態ではロボットアーム本体200とロボットハンド本体300の制御を別々の制御装置を用いて実行しているが、1つの制御装置を用い統合して制御しても良い。
図1に示すようにロボットハンド制御装置500とロボットアーム制御装置600は、それぞれマイクロプロセッサなどから成るCPU501、601から構成される。さらに各CPUにバス接続されたROM502、602、RAM502、603、汎用信号インターフェース504、604で構成されている。そしてロボットハンド本体300およびロボットアーム本体200のそれぞれに設けられた不図示のモータを、モータドライバ505、605を介して制御する。
ROM502、602には、各種動作に応じてロボットハンド本体300およびロボットアーム本体200に対応する駆動部を制御するための制御プログラムや、それらの制御に必要なデータ等が格納されている。これらロボットシステムを制御する上で必要なデータ、設定値、制御プログラム等をRAM503、603で展開する。そしてCPUが上記のデータ、プログラム、測定値に従ってロボットアーム本体200及びロボットハンド本体300の制御を実行する。
また汎用入出力インターフェースI/O504、604にはティーチングペンダント等の外部入力装置800が接続されている。これによりユーザーが直接ロボットシステム1000を動作させることができる。汎用入出力インターフェースI/O504、604はそれぞれロボットハンド本体300、ロボットアーム本体200と送受信可能に接続されており、さらに、ロボットハンド制御装置500とロボットアーム制御装置600とで通信可能にしている。これにより上述したロボットハンド本体300およびロボットアーム本体200の各エンコーダ及び力センサ700が検出した値をもとにフィードバック制御を行うことが可能となっている。
ワーク8は、ワーク6が組付く組付部(凹部)を有する。本実施形態では、部ワーク6は円筒状のピンを想定する。また、凹部は筒形の穴を想定する。
図2は本実施形態におけるロボットハンド本体300の概略構成を示した図である。図2(a)、(b)は本実施形態におけるロボットハンド本体300の異なる状態を側面方向から示している。図2(c)は斜視方向から簡略化して示している。
なお以下の図面において、図中の矢印X、Y、Zはロボットハンド本体300全体の座標系を示す。一般に、ロボット装置では、XYZ3次元座標系は、設置環境全体のグローバル座標系の他に制御の都合などによって、ロボットハンド、フィンガなどに関して適宜ローカル座標系を用いる場合がある。本実施形態ではロボットハンド本体300全体の座標系をXYZ、ローカル座標系をxyzで表す。
本実施形態で図示するFx、Fy、Fzの各座標軸は、主に、複数設けられた各指部につき設定され、各指部の制御にそれぞれ用いられるローカル座標系を意味するものとする。
図2に示すように、本実施形態のロボットハンド本体300は、掌部1と、この掌部1よりも手先側(+Y軸方向)に指部20、40、60を配置したものである。
掌部1の下方には、ロボットアーム取付部2が配置され、ロボットハンド本体300はロボットアーム取付部2を介してロボットアーム本体200に装着される。
掌部1には後述する、指部を互いに接近または離間させるための駆動機構、互いに接近または離間する方向を変更する旋回機構を駆動するための駆動インターフェースなどを含む。
また、インターフェースには、その他にもロボットハンド100が装着されるロボットアーム本体200と通信するためのネットワークインターフェースなどが含まれる。
図2(a)(c)より、本実施形態のロボットハンド本体300では、各指部を指部20、40、60と呼んでいるが、これら指部20、40、60は、それぞれワークの把持時にワークと接触する接触部30、50、70を備えている。図2(a)、(b)では、指部60は、指部40の向こうに隠れており図示されていないが、図2(c)のように指部40と同様の構造を有する。
また接触部30、50、70の根本(-Y軸方向)には、力センサ25、45(図2(a)では図示されていないが指部60にも力センサ65が設けられている)が配置されている。この力センサ25、45、65は、それぞれ接触部30、50、70が受ける3方向に係る力Fx、Fy、Fzを検出することができる。
さらに、本実施形態のロボットハンド本体300では、接触部30、50、70間の距離を変更し、接触部30、50、70を相対的に接近、離間させてワーク6を把持ないし解放する駆動機構を設けている。
図2(a)、(c)に示すように、指部20、40、60の力センサ25、45、65は、基部22、42、62に装着され、基部22、42、62によって支持されている。
この基部22、42、62はリンク可動部として機能する。一方、掌部1側には、リンク固定部として、基部21、41、61が配置されている。
図2(c)より基部21、41、61は、矩形(平行四辺形)パンタグラフ構成の少なくとも2本のリンク23、43、63を介して基部22、42、62とそれぞれ連結されている。そして、各指部20、40、60について、各リンク23、43、63を詳細不図示のモータおよび減速機で構成された駆動系24、44、64を介して回転駆動できるよう構成する。
これにより、リンク23、43、63の基部21、41、61に対する傾斜角度を選択することができる。これにより、接触部30、50、70の部分を含む基部22、42、62よりも指先側(+Y軸方向)の部分をほぼ平行な姿勢を保ったまま直線的に20B、40B、60Bそれぞれの方向へ開閉(接近/離間)できる。
また、指部40は、旋回軸47を中心に駆動系46によって矢印40Aの方向に旋回駆動される。この旋回駆動のための駆動系46は、旋回軸47を回転駆動する例えばモータや減速機などから構成する。
また指部60は、旋回軸67を中心に駆動系46と同様に構成された指部60のための駆動系66によって矢印60Aの方向に旋回駆動される。このように旋回指40と60には旋回機構が設けられている。
このような旋回機構により2つの指部40、60の旋回軸47、67の駆動を独立させることが可能である。また、旋回駆動系の構造によっては、旋回角度を連続的に可変制御するだけではなく、特定の角度ピッチずつ段階的に駆動するような制御方式を取ることもできる。
これら旋回駆動可能な指部40、60は、例えばそれぞれ独立に駆動制御される構造とするが、駆動系やアクチュエータの一部を適当な連動機構を介して共通化し、同一アクチュエータで同期駆動するよう構成してもよい。
また、上記駆動系24、44、46、64、66には位置検出手段として不図示のエンコーダが設けられている。このエンコーダにより各把持指の位置情報を検出する。
本実施形態において、ロボットハンド本体300は不図示のモータ駆動で各接触部30、50、70を動作させているが、空気圧駆動のようなエアグリッパであっても良い。
図3に本実施形態におけるロボットハンド本体300の各指部における力センサ25、45、65の概略図を示す。図3(a)は斜視図、図3(b)は力センサ25、45、65の分解図である。以下、力センサ25、45、65は同じ構成であるため力センサ25を例に取り詳述する。
図3(a)より力センサ25は、以下を有している。第1の部材となる固定部材290、第1の弾性体となる梁263~266、第2の部材262、第3の部材272、第4の部材277、第2の弾性体となる板バネ273~276、第4の部材277、第5の部材となる磁石保持部材280である。
第4の部材277には、接触部30が設けられる。また、固定部材290は、基部21にネジ締め等により固定支持されている。
図3(b)より、磁石保持部材280のベース部284は、第2の部材262および第4の部材の移動により、固定部材290に対して相対的に移動する部材である。磁石保持部材280は、磁石281が設けられるベース部284、ベース部284から突出している突出部282、突出部282に鉤爪状に設けられた鉤爪部283で構成される。
後述するが、この磁石保持部材280のベース部284が、第2の部材262および第4の部材の移動により移動し、磁石281が固定部材290に設けられた検出部240上を移動することで磁束が変化し、この変化を検出することで力を求める。本実施形態対では固定部材290に検出部240を設けたが、検出部240を基部21に直接設け、基部21を第1の部材として用いてもかまわない。
本実施形態では、磁石保持部材280の材質としてSUS(Steel Use Stainless)が用いられている。磁石保持部材280と磁石281は、たとえば接着剤で接合されている。
同図において第1の弾性体となる梁263、264、265、266が固定部材290と第2の部材262を連結する。本実施形態では、第2の部材262の材質としてSUSが設けられており、梁263、264、265、266としてピアノ線が用いられている。
これにより第2の部材262は、梁263、264、265、266の変形によりx方向とz方向に移動が可能になっている。値としては、固定部材290に対して第2の部材262は、x、z方向共に約50μm相対移動可能となっている。
逆にy方向の移動は、梁263、264、265、266を押しつぶすような変形となるため、梁263、264、265、266により第2の部材262の移動が規制される。以上により第1の弾性体となる梁263、264、265、266は、2軸方向に変形可能となっている。
同図より、第3の部材271、272と第4の部材277とは、第2の弾性体となる板バネ273、274、275、276によって接続されている。第3の部材271、272は、第2の部材262と、ねじ等で締結される。
このネジ締結により、第4の部材277はx方向に移動しようとすると、第2の部材262により第2の弾性体となる板バネ273、274、275、276の変形が規制される。またz方向に移動しようとすると、板バネ273、274、275、276を押しつぶすような変形となるため第4の部材277の移動が規制される。
逆にy方向の移動は、第4の部材277の移動を規制するものが無いため、板バネ273、274、275、276の変形によりy方向の移動が可能となる。値としては、第3の部材271、272に対して、y方向に約20μm相対移動可能となっている。以上により第2の弾性体となる板バネ273、274、275、276は所定の1軸方向に変形可能となっている。本実施形態では板バネ273、274、275、276の材質としてSUSが用いられている。
なお本実施形態においては、第2の弾性体のx、z方向の剛性は、第1の弾性体のx、z方向の剛性より2倍以上高く、第1の弾性体のy方向の剛性は、第2の弾性体のy方向の剛性より2倍以上高いものとする。
接触部30は第4の部材277にネジ等で固定される。本実施形態では接触部30の材質として鉄が用いられている。
ここで、第2の部材262には、第5の部材となる磁石保持部材280のベース部284と磁石281が挿入される開口部261と、突出部282が通るための凹部267が設けられている。
また図3(b)より、磁石保持部材280の鉤爪部283は第4の部材277のS点で接続される。
つまり力センサ25を組み立て、一体にすると、ベース部284と磁石281が第2の部材262の開口部261の内部に配置される。図4は、力センサ25の断面図である。図4における断面図は、図3(a)の鎖線AAを-y方向に切断した際の断面図を+x方向から見た図である。
図4より検出部240は、4つのホール素子241、242、243、244と検出基板245により構成されている。ホール素子244は紙面奥であるため不図示としている。
本実施形態では、検出部240と磁石281を、磁石保持部材280と固定部材290との相対移動量を検出する検出ユニットとし、磁石281を被検出部とする。
図3、図4よりベース部284と磁石281が第2の部材262の開口部261の内部に配置されることで、磁石281が検出部240と対向する位置に配置され、磁石281が検出部240上を移動可能となる。
この際、開口部261に配置されたベース部284および磁石281は、第2の部材262と約1μmの隙間が設けられて挿入されている。
また、磁石保持部材280の鉤爪部283が第4の部材277に接続されることで、突出部282と凹部267との間に、y方向に隙間が設けられた状態で磁石保持部材280が配置される。
以上により、接触部30に力が働き、第4の部材277がxおよびz方向に移動しようとすると、板バネ273、274、275、276は変形が規制されるため、接触部30からのxおよびz方向の力を第2の部材262に、ロスなくそのまま伝える。
そして、第2の部材262がxおよびz方向に移動すると共に、挿入されている磁石保持部材280のベース部284も同様にxおよびz方向に力が働く。この際、突出部282が変形するため、ベース部284が移動し、磁石281がホール素子241~244上をxおよびz方向に移動することができる。
接触部30に力が働き、第4の部材277がy方向に移動すると、突出部282と凹部267との間には、y方向に隙間が設けられているため、鉤爪部283により接続された磁石保持部材280も共にy方向に移動する。これにより磁石281はホール素子241~244上をy方向に移動することができる。
以上により、磁石281はホール素子241~244上をx、y、zの3方向に移動可能であるため、3方向に磁束の変化をもたらすことができ、接触部30にかかる3方向の力を検出することができる。
次に、本実施形態における力センサ25の各弾性体のストッパ構造について図5を用いて説明する。図5は力センサ25を-y方向から見た図である。
ここで図4より、固定部材290は貫通孔251が設けられており、貫通孔251を通って、ネジ252が第4の部材277に締結されている。
そして図5(a)より、貫通孔251とネジ252との間には、±z方向に隙間253、±x方向に隙間254が設けられている。また隙間253、254は、第2の部材262と、開口部261に挿入された磁石保持部材280との間の隙間と同程度設けられているものとする。
これにより、第4の部材277がx方向、z方向に十分移動できるようにした上で、貫通孔251が第4の部材277のx方向、z方向のストッパの役割を果たす。
第4の部材277のy方向のストッパは、磁石保持部材280は第4の部材277に設けられており、凹部267と隙間を設けて配置されている。これにより、磁石保持部材280が-y方向に移動すると、凹部267と当接するため、凹部267が第4の部材277のy方向のストッパの役割を果たす。
以上により、力センサ25に定格を超える荷重がかかっても、ストッパの役割を果たす貫通孔251、凹部267により第4の部材277が移動しすぎるのを防ぐ。ゆえに第1の弾性体となる梁263、264、265、266と、第2の弾性体となる板バネ273、274、275、276が破損するのを防ぐことができる。
次に磁石281と検出部240による力の検出について詳述する。図6は、本実施形態における力センサ25の検出部240と磁石281との配置を示した図である。図6(a)は検出部240と磁石281を+y方向から見た透視図、図6(b)は図6(a)の鎖線AAを-y方向に切断した際の断面図を+x方向から見た図を示している。
図6(a)(b)より、検出部240は、検出基板245上に、ホール素子241、242、243、244が配置されており、ホール素子241、242、243、244で検出した磁界の変化による微小な電圧変化を検出基板245で増幅する。
検出基板245上のホール素子241、242、243、244は、図6(a)のように磁石281の中心Cに対し、ホール素子241と243、ホール素子242と244とがそれぞれ対向して配置されている。
また図5(b)に示すように、磁石281とホール素子241、242、243、244とは非接触かつ近接して配置されている。ホール素子241、242、243、244近傍における、磁石281の磁気等高線246、247は、z方向およびy方向に対して45°の角度がついている。
次に図6(a)および図6(b)を用いて、接触部30にx、y、zの3方向の力がそれぞれ加わり、磁石281が各方向に移動した際の、ホール素子241、242、243、244について説明する。
接触部30に例えば-y方向の力が加わると、前述のとおり、第4の部材277が-y方向に移動し、磁石281も-y方向に移動する。この際、4つのホール素子241、242、243、244の各々の位置における磁気等高線246、247は、磁束密度が増える方向に変化するため、4つのホール素子241、242、243、244の電圧は上昇する。
一方、接触部30にz方向の力が加わると、前述のとおり、第2の部材262がz方向に移動し、磁石281も第2の部材262と共に移動する。この際、ホール素子241の位置における磁気等高線246が、磁束密度の増える方向に変化するため、ホール素子241の電圧は上昇する。
一方、ホール素子243の位置における磁気等高線247が、磁束密度の減る方向に変化するため、ホール素子243の電圧は下降する。また、ホール素子242、244の位置における磁気等高線は変化しないため、ホール素子242、244の電圧値は変化しない。
接触部30にx方向の力が加わると、前述のとおり、第2の部材262がx方向に移動し、磁石281も第2の部材262と共に移動する。そしてz方向に力が働くときと同様の仕組みにより、ホール素子242、244の電圧が変化する。
以上により、力センサ25は、力がかかった際に第5の部材となる磁石保持部材280と、第1の部材となる固定部材290との相対移動量を、ホール素子241、242、243、244で電圧変化値として検出することで、力を算出することが可能となる。
検出された電圧値は、不図示のケーブル等により、ロボットハンド制御装置500に送られる。そして、CPU501により、ROM503から必要なパラメータを読出し、送られた電圧値を力に変換する。
指先力センサ25により検出される力と、力指令値との差分によりロボットハンド本体300及びロボットアーム本体200に対して指令値を生成することで、ワークにかかる力を一定に制御した組立動作を実現することができる。
次に接触部30の先端で力が働き、各弾性体にモーメントが働いた際の各弾性体の変形について詳述する。図7は、接触部30の先端にx、z方向の力がそれぞれ加わった際の、各弾性体の変形について詳述した図である。図7(a)はz方向の力が働いた場合、図7(b)はx方向に力が働いた場合を表している。
図7(a)に示すように、接触部30の先端にz方向の力Fzが加わると、接触部30と第4の部材277との接続部を中心に、x軸まわりのモーメントMxがかかろうとする。
しかし板バネ273、274、275、276は上述した通り、第4の部材277がz方向に移動しようとすると、押しつぶすような変形となるため変形が規制される。
これにより、接触部30と第4の部材277との接続部の剛性をz方向に強くすることができているので、接触部30がz方向に倒れてしまうのを低減することができ、モーメントMxが生じるのを低減することができる。
また、第3の部材271、272はネジ(図7(a)では250)により第2の部材262に締結されている。これにより板バネ273、274、275、276がx軸周りのMx方向に変形するのを低減し、磁石保持部材280が固定部材290に対してMx方向に相変位するのを低減し、磁石281がMx方向に移動するのを低減する。
これにより、接触部30の先端にFzの力が働き、モーメントが発生した場合でも、モーメントが力の検出に影響することを低減することができる。
また図7(b)に示すように、接触部30の先端にx方向の力Fxが加わると、接触部30と第4の部材277との接続部を中心に、z軸まわりのモーメント-Mzがかかろうとする。
しかし第3の部材271、272は上述した通り、第2の部材262と、ネジ等で締結される。このネジ締結により、第4の部材277はx方向に移動しようとすると、第2の部材262により板バネ273、274、275、276の変形が規制される。
これにより、接触部30と第4の部材277との接続部の剛性をx方向に強くすることができているので、接触部30がx方向に倒れてしまうのを低減することができる。そのためモーメントMxが生じるのを低減することができ、モーメントが力の検出に影響することを低減することができる。
以上の構成によれば、変形方向が異なる第1の弾性体、第2の弾性体により接触部30を支持している。これにより力センサ25を接触部30の根元に設け、力が発生するワークと接触部30との接触点が、3軸力センサの位置から離れても接触部30の姿勢が変わらないようにすることができ、3軸力センサにモーメントが発生することを低減できる。
また、接触部30の根元に力センサ25を配置しているため、3軸指先力センサ25と把持するワークが干渉することを防ぐことができる。
さらに、接触部30の倒れを抑えることができるため、常に把持するワークに対して、所定の面をほぼ平行に接触させることができるので、ワークと接触部との接触面積を大きくすることができ、安定した把持を行うことが可能となる。
本実施形態では、磁石281は第4の部材277に磁石保持部材280を介して接続されており、検出基板245およびホール素子241、242、243、244は固定部材290上に配置されている。しかしながら、検出基板245およびホール素子241、242、243、244が磁石保持部材280に設けられ、磁石281が固定部材290に配置されていても同様の効果を得ることができる。つまり、磁石保持部材280、固定部材290のどちらか一方に磁石281、他方にホール素子241、242、243、244に設けられていればよい。
(その他の実施形態)
以上説明した第1の実施形態では、検出ユニットとして磁石とホール素子を用いたがこれに限らない。例えば、検出部を発光素子と受光素子、被検出部を光学スケールで構成した光学式エンコーダであっても良い。
この場合、発光素子から光を光学スケールに対して照射し、光学スケールの光学パターンから反射した光を受光素子が受光する。
そして、測定対象となる第1の部材と第5の部材が相対移動すると、検出部(発光素子、受光素子)と被検出部(光学スケール)の相対位置が変化する。そして光学スケールに照射されている光の照射位置が光学パターン上を移動する。
このとき、光学スケールに照射されている光が光学パターンを通過すると、受光素子で検出される光の光量が変化する。この光量の変化から、第1の部材と第5の部材との相対移動量を検出し、力を算出する。
その他、検出ユニットの例として、ひずみゲージや静電容量等の変位検出器であっても良い。
また、第1の実施形態のロボットハンド本体300は、指部が3つの指で構成したものであるが、2つの指部で構成したロボットハンドであってもよい。
また上記第1の実施形態では、ロボットアーム本体200が複数の関節を有する多関節ロボットである場合を説明したが、関節の数はこれに限定されるものではない。ロボットアーム本体200の形式として、垂直多軸構成を示したが、パラレルリンク型など異なる形式のロボットアーム本体200の関節においても上記と同等の構成を実施することができる。
ロボットアーム本体200の関節の構成例を図1により示したが、関節の構成はこれだけに限定されるものではなく、当業者において任意に設計変更が可能である。また、各モータは、上述の構成に限定されるものではなく、各関節を駆動する駆動源は例えば人工筋肉のようなデバイス等であってもよい。
また上記実施形態は、制御装置の記憶装置の情報に基づき、伸縮、屈伸、上下移動、左右移動もしくは旋回の動作またはこれらの複合動作を自動的に行うことができる機械に適用可能である。
1 掌部
2 ロボットアーム取付面
6、8 ワーク
20、40、60 指部
21、22、41、42、61、62 基部
23、43、63 リンク
24、44、46、64、66 駆動系
25、45、65 力センサ
30、50、70 接触部
47、67 旋回軸
200 ロボットアーム本体
240 検出部
241、242、243、244 ホール素子
245 検出基板
246、247 磁気等高線
250、252 ネジ
251 貫通孔
253、254 隙間
261 開口部
262 第2の部材
263、264、265、266 梁
267 凹部
271、272 第3の部材
273、274、275、276 板バネ
277 第4の部材
280 磁石保持部材
281 磁石
282 突出部
283 鉤爪部
284 ベース部
290 固定部材
300 ロボットハンド本体
400 ロボットシステム制御装置
500 ロボットハンド制御装置
600 ロボットアーム制御装置
800 外部入力装置
900 基台
1000 ロボットシステム

Claims (27)

  1. 力を検出するための情報を取得するセンサであって、
    第1部材と、
    第2部材と、
    第1方向と、前記第1方向と交差する第2方向と、において、前記第1部材に対して前記第2部材が相対的に移動可能になるように、前記第1部材と前記第2部材とを連結する第1弾性体と、
    前記第2部材に固定された第3部材と、
    第4部材と、
    前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向において、前記第3部材に対して前記第4部材が相対的に移動可能になるように、前記第3部材と前記第4部材とを連結する第2弾性体と、
    前記第4部材に固定され、前記第1方向、前記第2方向および前記第3方向において前記第1部材に対して相対的に移動可能な第5部材と、
    前記第1方向、前記第2方向および前記第3方向における前記第1部材と前記第5部材との相対的な移動量を検出する検出ユニットと、
    を備えており、
    前記第3部材と、前記第2弾性体と、前記第4部材は、前記第2部材の一部を囲むように設けられている、
    ことを特徴とするセンサ。
  2. 請求項1に記載のセンサにおいて、
    前記第5部材は、前記第1部材に対する前記第2部材の移動と共に移動し、前記第1部材に対する前記第4部材の移動と共に移動する、
    ことを特徴とするセンサ。
  3. 請求項2に記載のセンサにおいて、
    前記第5部材は、前記第3方向における前記第1部材に対する前記第4部材の移動と共に、前記第3方向において前記第1部材に対して移動する、
    ことを特徴とするセンサ。
  4. 請求項2または3に記載のセンサにおいて、
    前記第5部材は、前記第1方向およびまたは前記第2方向における前記第1部材に対する前記第2部材の移動と共に、前記第1方向およびまたは前記第2方向において前記第1部材に対して移動する、
    ことを特徴とするセンサ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記第3方向において、前記第5部材と前記第2部材とが隙間を介して対向して配置されている、
    ことを特徴とするセンサ。
  6. 力を検出するための情報を取得するセンサであって、
    第1部材と、
    第2部材と、
    第1方向と、前記第1方向と交差する第2方向と、において、前記第1部材に対して前記第2部材が相対的に移動可能になるように、前記第1部材と前記第2部材とを連結する第1弾性体と、
    前記第2部材に固定された第3部材と、
    第4部材と、
    前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向において、前記第3部材に対して前記第4部材が相対的に移動可能になるように、前記第3部材と前記第4部材とを連結する第2弾性体と、
    前記第4部材に固定され、前記第1方向、前記第2方向および前記第3方向において前記第1部材に対して相対的に移動可能な第5部材と、
    前記第1方向、前記第2方向および前記第3方向における前記第1部材と前記第5部材との相対的な移動量を検出する検出ユニットと、
    を備えており、
    前記第3方向において、前記第5部材と前記第2部材とが隙間を介して対向して配置されており、
    前記第5部材は、ベース部と、前記ベース部から突出した突出部と、前記突出部に鉤爪状に設けられた鉤爪部とを備え、
    前記ベース部は前記第2部材に囲まれるように配置されており、
    前記第2部材には凹部が設けられており、
    前記突出部は前記凹部を通るように設けられ、
    前記鉤爪部は前記第4部材に固定され、
    前記突出部と前記凹部との間に前記隙間が設けられている、
    ことを特徴とするセンサ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記検出ユニットの第1部が前記第1部材に設けられており、前記検出ユニットの第2部が前記第5部材に設けられている、
    ことを特徴とするセンサ。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記検出ユニットは、前記第1部材と前記第5部材の一方に設けられた検出部と、前記第1部材と前記第5部材の他方に設けられた被検出部とを備えている、
    ことを特徴とするセンサ。
  9. 請求項8に記載のセンサにおいて、
    前記検出部は、ホール素子であり、
    前記被検出部は、磁石である、
    ことを特徴とするセンサ。
  10. 請求項8に記載のセンサにおいて、
    前記検出部は発光素子と受光素子と、を備え、
    前記被検出部はスケールである、
    ことを特徴とするセンサ。
  11. 請求項8から10のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記検出部は複数の素子を含む、
    ことを特徴とするセンサ。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記第1弾性体は、前記第1方向および前記第2方向に変形可能であり、
    前記第2弾性体は、前記第3方向に変形可能である、
    ことを特徴とするセンサ。
  13. 請求項12に記載のセンサにおいて、
    前記第1弾性体は、前記第3方向に延在し、
    前記第2弾性体は、前記第3方向とは異なる方向に延在する、
    ことを特徴とするセンサ。
  14. 請求項12または13に記載のセンサにおいて、
    前記第1弾性体は、複数の梁であり、
    前記第2弾性体は、複数の板バネである、
    ことを特徴とするセンサ。
  15. 請求項6に記載のセンサにおいて、
    前記第3部材と、前記第2弾性体と、前記第4部材は、前記第2部材の一部を囲むように設けられている、
    ことを特徴とするセンサ。
  16. 請求項1から1のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記第3部材と、前記第2弾性体と、前記第4部材は一体となって設けられている、
    ことを特徴とするセンサ。
  17. 請求項1から16のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記第1弾性体の材質はピアノ線であり、前記第2弾性体の材質はSUSである、
    ことを特徴とするセンサ。
  18. 請求項1から17のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記第2部材と前記第3部材とは第1ネジにより締結されている、
    ことを特徴とするセンサ。
  19. 請求項1から18のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記第1部材には貫通孔が設けられており、
    前記貫通孔に配置された第2ネジが、前記第1部材との間に隙間を有するように前記第4部材に連結されている、
    ことを特徴とするセンサ。
  20. 請求項1から19のいずれか1項に記載のセンサにおいて、
    前記力として前記第1方向の力、前記第2方向の力、およ前記第3方向の力を別々に検出するための情報を取得する、
    ことを特徴とするセンサ。
  21. ワークを把持する指部を備えるロボットハンドであって、
    前記指部に、
    請求項1から20のいずれか1項に記載のセンサと、
    前記第4部材に固定され、前記ワークに接触する接触部と、
    が設けられている、
    ことを特徴とするロボットハンド。
  22. ワークを把持する複数の指部を備えるロボットハンドであって、
    前記複数の指部の各々に、
    請求項1から20のいずれか1項に記載のセンサと、
    前記第4部材に固定され、前記ワークに接触する接触部と、
    が設けられている、
    ことを特徴とするロボットハンド。
  23. 請求項21または22に記載のロボットハンドにおいて、
    掌部と、前記掌部と前記第1部材とを接続するリンクと、を備える、
    ことを特徴とするロボットハンド。
  24. ロボットアームと、前記ロボットアームに取り付けたロボットハンドと、を備えるロボット装置であって、
    前記ロボットハンドが、請求項21から23のいずれか1項に記載のロボットハンドである、
    ことを特徴とするロボット装置。
  25. 請求項1から20のいずれか1項に記載のセンサから情報を取得する方法であって、
    前記第1部材と前記第2部材との相対的な移動と、前記第3部材と前記第4部材との相対的な移動とに基づき前記情報を取得する、
    ことを特徴とする方法。
  26. 請求項21から23のいずれか1項に記載のロボットハンド、または、請求項24に記載のロボット装置を用いて物品の製造を行うことを特徴とする物品の製造方法。
  27. 請求項24に記載のロボット装置を制御する方法であって、
    前記センサからの前記情報に基づき、前記ロボットアームの動作を制御する、
    ことを特徴とする方法。
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