JP5834407B2 - ベルト駆動伝達装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係るベルト駆動伝達装置の動作原理を示す概略構成図である。
図1に示すように、ベルト駆動伝達装置1は、駆動プーリー2と、従動プーリー(不図示)と、これら駆動プーリー2と従動プーリーとの間に巻かれた無端帯状の伝達ベルト3と、この伝達ベルト3の張力を調整するテンション調整機構4とを備えている。
テンション調整機構4は、揺動することによって伝達ベルト3に対して当接あるいは離間可能な揺動部5と、不図示の付勢手段とを有している。
このローラーホルダー7は、テンションローラー6A,6Bの回転軸に直交する方向に揺動することによって、伝達ベルト3の背面3bに対するテンションローラー6A、6Bのそれぞれの当接状態と離間状態とを切り替え可能とするもので、伝達ベルト3の背面3b側にテンションローラー6Aが常に付勢された構成となっている。
なお、以下に述べる実施形態は一例であってこれに限定されるものではない。
図2および図3は、本実施形態に係るベルト駆動伝達装置100の構成を示す平面図であって、図2が伝達ベルトの順回転時、図3が伝達ベルトの逆回転時の様子を示す図である。
図2および図3に示すように、ベルト駆動伝達装置100は、駆動プーリー101と、従動プーリー102と、これらの駆動プーリー101、従動プーリー102間に巻回される無端帯状の伝達ベルト103とを備えている。駆動プーリー101の近傍において伝達ベルト103の順搬送方向Mの下流位置には、テンション調整機構104が配置されている。駆動プーリー101及びテンション調整機構104は、固定部材HDによって固定されている。
図4に示すように、テンション調整機構104の揺動部105は、平面視略V字状に形成されたローラーホルダー111の各腕部111a,111aのそれぞれの先端に、上記したテンションローラー(第1テンションローラー)110Aおよびテンションローラー(第2テンションローラー)110Bをそれぞれ回転自在に備えてなり、回転軸203を中心にして、各テンションローラー110A,110Bの回転軸110a,110bに直交する方向に揺動する構成とされている。
なお、隙間Kや貫通孔111qの図示寸法等は模式的なもので、実際とは異なっている。
よって、駆動プーリー101の順回転時および逆回転時のいずれの場合においても、伝達ベルト103にゆるみが生じるのを防ぐことができるので、駆動伝達力の低下を防ぐことができる。
先の実施形態では伝達ベルト103の外側にテンション調整機構104を配置したが、例えば、図6に示すように、テンションローラー110A,110Bを伝達ベルト103の外側に配置させた状態で、ローラーホルダー111の回転軸203が伝達ベルト103の内側となるように設置してもよい。この場合においても、回転軸203を中心にローラーホルダー111が回転軸203を中心軸として揺動することによって、テンションローラー110A,110Bがそれぞれ伝達ベルト103の背面103bに当接状態あるいは離間状態となる構成となっている。これにより、駆動プーリー101の順回転時および逆回転時のいずれの場合にも伝達ベルト103のゆるみを防止することができる。
この構成によれば、回転軸203が伝達ベルト103の内側に配置されることで、テンション調整機構104の更なる小型化が可能となる。
上記のように構成されたベルト駆動伝達装置100は、例えば以下のようなインクジェットプリンターに用いることができる。図7は、本発明の実施形態におけるプリンター11を示す概略構成図である。
プリンター11は、ロール状に巻かれたロール紙(ロール体)RPから延出される長尺の用紙(記録媒体)Pに対して、インク(流体)を記録ヘッド31から噴射して画像や文字等を印字する構成となっている。プリンター11は、ロール紙RPから延出された用紙Pを搬送する搬送部(搬送装置)20と、用紙Pに対し印字を行う記録部30と、印字を経た用紙Pを所定サイズに切断する切断部40と、切断後の用紙Psの裏面に印字を行う裏面印字部50と、上記各構成部位の動作を統括的に制御する制御装置CONTと、を有している。
そして、送り出された用紙Psは、その下面(裏面)に印字ユニット51によってドットが記録されることによって所定の文字が印字され、搬送ローラー対25によって搬送方向に送られる。
上記実施形態では、記録方式としてインクジェット方式を採用した記録装置について記載したが、電子写真方式や熱転写方式など、任意の記録方式の記録装置に変更することもできる。また、記録装置はプリンターに限らず、FAX装置、コピー装置、あるいはこれら複数機能を備えた複合機等であってもよい。さらに、記録装置として、インク以外の他の液体の微小量の液滴を噴射したり吐出したりする液体噴射ヘッド等を備える液体噴射装置を採用してもよい。
Claims (3)
- 駆動プーリーおよび従動プーリーと、
前記駆動プーリーと前記従動プーリーとの間に巻き回された無端帯状の伝達ベルトと、
前記伝達ベルトの張力を調整するテンション調整機構と、を備えたベルト駆動伝達装置であって、
前記テンション調整機構は、
前記駆動プーリーの順回転時に前記伝達ベルトの背面に当接することで該伝達ベルトにテンションを付与する第1テンションローラーと、
前記駆動プーリーの逆回転時に前記伝達ベルトの背面に当接することで該伝達ベルトにテンションを付与する第2テンションローラーと、
前記第1テンションローラーと前記第2テンションローラーとを回転自在な状態で保持し、これら第1および第2テンションローラーの回転軸に直交する方向に揺動することによって、前記伝達ベルトの背面に対する前記第1テンションローラーおよび前記第2テンションローラーのそれぞれの当接状態と離間状態とを切り替え可能に配置されるローラーホルダーと、
前記ローラーホルダーの前記第1テンションローラー側を前記伝達ベルトに向けて付勢する付勢手段と、を備え、
前記ローラーホルダーは、前記伝達ベルトの外側に設けられた回転軸を中心にして搖動し、
前記付勢手段が、前記伝達ベルトが外側に膨らむ方向へのローラーホルダーの移動を規制するストッパー部材と、前記ストッパー部材と前記伝達ベルトとの間に設けられ前記伝達ベルトに向けて押圧力を付与するバネ部材と、を有し、
前記駆動プーリーが順回転から逆回転することによる前記第1テンションローラーの変位によって前記ローラーホルダーが揺動し、前記第2テンションローラーが前記伝達ベルトの前記背面に対して前記当接状態となることを特徴とするベルト駆動伝達装置。 - 駆動プーリーおよび従動プーリーと、
前記駆動プーリーと前記従動プーリーとの間に巻き回された無端帯状の伝達ベルトと、
前記伝達ベルトの張力を調整するテンション調整機構と、を備えたベルト駆動伝達装置であって、
前記テンション調整機構は、
前記駆動プーリーの順回転時に前記伝達ベルトの背面に当接することで該伝達ベルトにテンションを付与する第1テンションローラーと、
前記駆動プーリーの逆回転時に前記伝達ベルトの背面に当接することで該伝達ベルトにテンションを付与する第2テンションローラーと、
前記第1テンションローラーと前記第2テンションローラーとを回転自在な状態で保持し、これら第1および第2テンションローラーの回転軸に直交する方向に揺動することによって、前記伝達ベルトの背面に対する前記第1テンションローラーおよび前記第2テンションローラーのそれぞれの当接状態と離間状態とを切り替え可能に配置されるローラーホルダーと、
前記ローラーホルダーの前記第1テンションローラー側を前記伝達ベルトに向けて付勢する付勢手段と、を備え、
前記ローラーホルダーは、前記伝達ベルトの外側に設けられた回転軸を中心にして搖動し、
前記テンション調整機構は前記駆動プーリー側に設けられ、前記駆動プーリーの順回転時において、前記第1テンションローラーは前記駆動プーリーよりも該駆動プーリー駆動方向下流側となる前記伝達ベルトの前記背面に対向し、前記第2テンションローラーは前記駆動プーリーよりも該駆動プーリー駆動方向上流側となる前記伝達ベルトの前記背面に対向していることを特徴とするベルト駆動伝達装置。 - 前記ローラーホルダーは一対の腕部を有した二股形状とされており、
一方の前記腕部の先端に前記第1テンションローラー、他方の腕部の先端に前記第2テンションローラーを備え、前記回転軸を中心に揺動する構成とされている
ことを特徴とする請求項1または2に記載のベルト駆動伝達装置。
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JP2011000149A JP5834407B2 (ja) | 2011-01-04 | 2011-01-04 | ベルト駆動伝達装置 |
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