JP5545159B2 - ベルト駆動伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト駆動伝達装置に関する。
モータの出力軸の回転を他の軸に伝えたり、他の軸に伝えられた回転を更に他の軸に伝える動力伝達手段として従来からベルト駆動伝達装置が用いられてきた。ベルト駆動伝達装置は駆動プーリと従動プーリとこれらのプーリ間に巻回される無端帯状の伝達ベルトとを備えることによって構成されている。そして、所望の伝達効率を得るために伝達ベルトのテンション(張力)の調整が重要になっている。
伝達ベルトの最も基本的なテンションの調整方法としては、例えば特許文献1に示すように、伝達ベルトの外側から当該伝達ベルトに対してテンションを付加するテンションローラーが設けられた構成が知られている。この場合、テンションローラーの位置を調整することによって伝達ベルトのテンションを最適な状態にするというものである。
特開2007−176644号公報
しかし、伝達ベルトを順回転させる場合と逆回転させる場合とで、伝達ベルトのテンションが最適となるテンションローラーの位置が異なるため、回転方向を逆向きにしたときにテンションローラーに対して外側向きに過度の力が加えられる場合がある。この場合、テンションローラーの付勢力が伝達ベルトのテンションに負けて、テンションローラーが外側に押し戻されてしまうため、伝達ベルトに緩みが生じ、駆動伝達力が低下してしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明は、駆動伝達力の低下を防ぐことが可能なベルト駆動伝達装置を提供することを目的とする。
本発明に係るベルト駆動伝達装置は、駆動プーリ及び従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に巻かれた無端帯状の伝達ベルトと、前記伝達ベルトの張力を調整するテンション調整機構と、を備えたベルト駆動伝達装置であって、前記テンション調整機構は、前記伝達ベルトの外側から前記伝達ベルトに当接することで前記伝達ベルトにテンションを付与するテンションローラーと、前記テンションローラーを自由回転可能な状態で揺動自在に保持するローラーホルダと、前記ローラーホルダを前記伝達ベルト側に揺動付勢するバネ部材と、前記ローラーホルダに移動可能に固定され、前記伝達ベルトが外側に膨らむ方向への前記ローラーホルダの移動を規制するストッパ部と、一端部が前記ストッパ部に形成された貫通孔を貫通して突出した状態で取り付けられ、他端部が前記ローラーホルダに固定されており、前記一端部側から前記他端側に向かって、前記バネ部材、バネ受部材およびU字型部材が挿入されるシャフト部材と、前記シャフト部材、前記バネ受部材および前記U字型部材を一体に固定する固定部材と、を有し、前記固定部材は、前記バネ受部材に形成された切り欠き部、円筒部材、前記シャフト部材に形成された長手状の貫通孔に挿入され、前記U字型部材に形成されたねじ孔に固定されることを特徴とする。
本発明によれば、伝達ベルトが外側に膨らむ方向へのローラーホルダの移動を規制するストッパ部を有することとしたので、伝達ベルトを逆向きに回転させることでテンションローラーに対して外側向きの力が加わった場合であっても、テンションローラーが外側に押し戻されるのを防ぐことができる。これにより、伝達ベルトにゆるみが生じるのを防ぐことができので、駆動伝達力の低下を防ぐことができる。
上記のベルト駆動伝達装置は、前記ストッパ部は、前記伝達ベルトにテンションを付与する方向への前記ローラーホルダの所定量以上の移動を規制することを特徴とする。
本発明によれば、ストッパ部が伝達ベルトにテンションを付与する方向へのローラーホルダの所定量以上の移動を規制することとしたので、所定量まではローラーホルダが可動に設けられることになる。これにより、伝達ベルトにテンションが掛かりすぎるのを緩和することができる。
上記のベルト駆動伝達装置は、前記駆動プーリ及び前記従動プーリとして、歯付きプーリが用いられ、前記伝達ベルトは、歯付きベルトが用いられることを特徴とする。
本発明によれば、伝達ベルトを逆向きに回転させることでテンションローラーに対して外側向きの力が加わった場合であっても、テンションローラーが外側に押し戻されるのを防ぐことができるため、伝達ベルトの緩みを防ぐことができ、伝達ベルトと駆動プーリ及び従動プーリとの間の歯飛びを防ぐことができる。
上記のベルト駆動伝達装置は、前記駆動プーリ及び前記従動プーリのうち少なくとも一方を回転可能に固定する固定部材を更に備え、前記テンション調整機構は、前記固定部材に固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、駆動プーリ及び従動プーリのうち少なくとも一方を回転可能に固定する固定部材を更に備え、テンション調整機構が固定部材に固定されているため、駆動プーリ、従動プーリ及び伝達ベルトとテンション調整機構とを一体的に移動させることができる。これにより、メンテナンス性に優れたベルト駆動伝達機構が得られる。
本発明の実施の形態に係るベルト駆動伝達装置の構成を示す平面図。 本実施形態に係るベルト駆動伝達装置の構成を示す側面図。 本実施形態に係るベルト駆動伝達装置の構成を示す断面図。 本実施形態に係るテンション機構の構成を示す分解斜視図。 本発明のベルト駆動伝達装置を用いたインクジェットプリンタの構成を示す図。
以下、図面を参照して、本実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係るベルト駆動伝達装置1の構成を示す平面図である。図2は、ベルト駆動伝達装置1の構成を示す側面図である。図3は、図1におけるA−A断面に沿った構成を示す図である。
これらの図に示すように、ベルト駆動伝達装置1は、駆動プーリ101と、従動プーリ102と、これらの駆動プーリ101、102間に巻回される無端帯状の伝達ベルト103とを備えている。駆動プーリ101近傍において伝達ベルト103の順搬送方向Mの下流位置には、テンション機構104が配置されている。駆動プーリ101及びテンション機構104は、固定部材HDによって固定されている。
駆動プーリ101は、不図示のモーターなどの回転駆動機構に接続された回転軸106に取り付けられている歯付きプーリである。駆動プーリ101は、固定部材HDに形成された固定孔HDaに固定されている。従動プーリ102は、回転可能に設けられた回転軸108に取り付けられた小径の歯付きプーリである。伝達ベルト103は、内周側の面に上記駆動プーリ101と従動プーリ102に噛み合う所定ピッチの歯が形成されたタイミングベルトと呼ばれている歯付きベルトである。
テンション機構104は歯が形成されていない伝達ベルト103の背面に当接してテンション(張力)を付与するテンションローラー110と、該テンションローラー110を自由回転可能な状態で揺動自在に保持するローラーホルダ111と、該ローラーホルダ111を伝達ベルト103側に揺動付勢する付勢部の一例であるバネ部材112と、ローラーホルダ111に移動可能に固定され伝達ベルト103が外側に膨らむ方向へのローラーホルダ111の移動を規制するストッパ部113とを有している。
図4は、テンション機構104の分解斜視図である。以下、図4を中心としてテンション機構104の詳細な構成を説明する。
テンションローラー110は、駆動プーリ101や従動プーリ102より更に小径のローラーである。テンションローラー110は、伝達ベルト103の幅寸法よりも幾分長く形成されており、両端には、テンションローラー110よりも更に小径の短寸の回転軸110aが一体に形成されている。
ローラーホルダ111は、テンションローラー110の軸方向の一端部を保持するベース部111sを有している。ベース部111sは、固定部材HDの取付部201a及び201bに係合させる係合部111a及び111bを有している。ローラーホルダ111は、当該係合部111a及び111bがそれぞれ固定用ネジ203及び204と、介挿部材205a〜205c及び206a〜206cとを介して固定部材HDに取り付けられている。
また、ローラーホルダ111は、シャフト部材111c及びバネ受部材111dを有している。シャフト部材111cのうち一方(テンションローラー側)の端部111mは、ベース部111sに形成されたバネ受部111eに固定されている。具体的には、バネ受部111eに形成された固定孔111pに挿入されている。シャフト部材111cの端部111mのうち固定孔111pを貫通した部分には、介挿部材206eが嵌め込まれている。
シャフト部材111cのうち他方(テンションローラーとは反対側)の端部111nは、円環状に形成されたバネ受部材111dの開口部に挿入された状態で固定部材HDのストッパ部113に当接されている。シャフト部材111cの端部111n側には、貫通孔111qが形成されている。
貫通孔111qは、シャフト部材111cの端部111nがバネ受部材111dに挿入された状態において、当該バネ受部材111dに形成される切り欠き部111fに露出されている。バネ受部材111dには、シャフト部材111cの端部111nの他に、U字型部材111gが挿入されている。シャフト部材111cの端部111nは、当該U字型部材111gのU字の先端部の間に挿入されるようになっている。また、シャフト部材111cの端部111nには、平坦面111jが形成されている。この平坦面111jには、円筒部材111iが載置されるようになっている。
シャフト部材111c、バネ受部材111d及びU字型部材111gは、固定部材111hによって固定されるようになっている。固定部材111hは、バネ受部材111dの切り欠き部111f、円筒部材111i、貫通孔111qに挿入され、U字型部材111gのU字の底部に設けられたねじ孔111kにねじ固定され、バネ受部材111dの内周部に当接されるようになっている。
バネ部材112は、上記のシャフト部材111cを内包するように設けられている。バネ部材112の一方(テンションローラー側)の端部112mは、ベース部111sのバネ受部111eに当接されている。バネ部材112の他方(テンションローラー110とは反対側)の端部112nは、バネ受部材111dに当接されている。このため、バネ部材112は、バネ受部材111dをストッパ部113側に押圧すると共に、テンションローラー110を伝達ベルト103側へ押圧するようになっている。
ストッパ部113は、ローラーホルダ111が伝達ベルト103から離れる方向に移動するのを規制する。ストッパ部113は、固定部材HDの端部が垂直に折り曲げられた状態で形成されている。ストッパ部113には貫通孔113aが形成されている。シャフト部材111c、バネ受部材111d、U字型部材111gが固定された状態においては、シャフト部材111cの端部111nが貫通孔113aを貫通して突出した状態となっている。なお、シャフト部材111cの端部111nのうち突出部分には、リング状部材206dが嵌め込まれている。
シャフト部材111c、バネ受部材111d及びU字型部材111gがストッパ113に対して取り付ける際には、図2に示すように、U字型部材111gとバネ受部材111dとの間に隙間Kを形成するようにして固定部材111hをねじ固定する。
なお、シャフト部材111cの貫通孔111qが当該シャフト部材111cの軸方向に長手に形成されており、伝達ベルト103の長さばらつき、ばね部材112のばね荷重ばらつき等によるローラーホルダ111の取付位置ばらつきを許容する。
よって、固定部材111hによって円筒部材111iとU字部材111g、及びシャフト部材111cが一体となり、シャフト部材111cは当該隙間Kが形成される範囲(所定量)で、軸方向に可動に設けられることになる。したがって、当該隙間Kの軸方向の寸法が、テンションローラー110の可動範囲である。このように、ローラーホルダ111は、テンションローラー110を自由回転可能な状態で揺動自在に保持することができるようになっていると共に、ストッパ113によって隙間Kの軸方向の寸法以上の移動が規制された構成となっている。
このように構成されたベルト駆動伝達装置1においては、例えば駆動プーリ101を回転させて伝達ベルト103を順搬送方向M(図1参照)に搬送させる。このとき、テンション機構104においては、バネ部材112によってローラーホルダ111に対して伝達ベルト103側に押圧力が加えられる。この押圧力によって伝達ベルト103にテンションが加えられることになる。
一方、駆動プーリ101を逆回転させ、伝達ベルト103を逆搬送方向N(図1参照)に搬送させる場合もある。このように伝達ベルト103を順回転させる場合と逆回転させる場合とでは、伝達ベルト103のテンションが最適となるテンションローラー110の位置が異なる。このため、回転方向を逆向きにしたときにテンションローラー110に対して外側向きに過度の力が加えられる場合がある。この場合、テンションローラー110の付勢力が伝達ベルト103のテンションに負けると、テンションローラー110が外側に押し戻されてしまうため、伝達ベルト103に緩みが生じ、駆動伝達力が低下してしまう場合がある。
これに対して、本実施形態では、伝達ベルト103が外側に膨らむ方向へのローラーホルダ111の移動を規制するストッパ部113を有することとしたので、伝達ベルト103を逆向きに回転させることでテンションローラー110に対して外側向きの力が加わった場合であっても、テンションローラー110が外側に押し戻されるのを防ぐことができる。これにより、伝達ベルト103にゆるみが生じるのを防ぐことができので、駆動伝達力の低下を防ぐことができる。
[プリンター]
上記のように構成されたベルト駆動伝達装置1は、例えば以下のようなインクジェットプリンタに用いることができる。図5は、本発明の実施形態におけるプリンター11を示す概略構成図である。
プリンター11は、ロール状に巻かれたロール紙(ロール体)RPから延出される長尺の用紙(記録媒体)Pに対して、インク(流体)を記録ヘッド31から噴射して画像や文字等を印字する構成となっている。プリンター11は、ロール紙RPから延出された用紙Pを搬送する搬送部(搬送装置)20と、用紙Pに対し印字を行う記録部30と、印字を経た用紙Pを所定サイズに切断する切断部40と、切断後の用紙Psの裏面に印字を行う裏面印字部50と、上記各構成部位の動作を統括的に制御する制御装置CONTと、を有している。
プリンター11は、ロール紙RPを収容するケース12と、搬送部20、記録部30、切断部40、裏面印字部50等を収容する本体ケース13と、を備えている。そして、本体ケース13の前側(+Y側)には、印字が施されて切断された用紙Psが排出される排紙トレイ17が設けられている。また、用紙Pの切断によって生ずる切断片Pkを受けて溜める容器(以降、「切屑容器」と称する)15が、本体ケース13の右側面において、表面から少し凹むように面が形成された凹部14内に配設されている。切屑容器15は、本実施形態では本体ケース13から搬送方向(Y軸方向)と直交する方向(X軸方向)に引き抜くことができるようになっており、その直交方向の端面が凹部14において露出するとともに、その端面において切屑容器15を引く抜くための取手16が設けられている。
以下、プリンター11に設けられた各構成部位について、プリンター11に備えられた搬送部20として機能する複数のローラー対によって搬送される用紙Pの搬送順に従って説明する。搬送部20は、給紙ローラー対21、搬送ローラー対22,23,24,25、排紙ローラー対26を有する。まず、ロール紙RPから巻き解かれた用紙Pは、給紙ローラー対21によって、記録部30に給紙されるようになっている。記録部30は、インクを噴射する記録ヘッド31と、用紙Pを支持する支持装置(記録媒体支持装置)32と、を有する。
記録部30では、ロール紙RPから給送された用紙Pを搬送して、用紙Pの上面(表面)に画像等を印字する。まず搬送ローラー対22によって記録ヘッド31と支持装置32との間に用紙Pを送り出す。送り出された用紙Pの上面(表面)は記録ヘッド31に対して所定の距離を保って搬送され、このとき、用紙Pの上面に記録ヘッド31からインクが噴射されて印字が行われる。その後、用紙Pは、搬送ローラー対23によって切断部40に搬送される。
切断部40は、回転刃などによって構成されるカッター41を機能部品として有し、用紙Pを、印字された画像等に対応する領域毎に切断する。このとき、切断部40では、印字された領域について搬送方向の端部に存在する不要な領域を取り除くように切断が行われるようになっている。このため、図示するように、用紙Pは、切断によって切断片Pkが発生し、発生した切断片Pkは重力方向に落下するようになっている。従って、この落下する切断片Pkを受けて溜めるために、切屑容器15が切断部40よりも下側に配設されている。
切断後の用紙Psは、次に裏面に文字を印刷する裏面印字部50に搬送される。裏面印字部50は、インクリボンを用紙Psの下面(裏面)に押し付けてインクドットを形成する所謂インパクトドット方式の印字ユニット51と、用紙Psを印字の際に上側から支持する支持台52と、を有している。裏面印字部50では、搬送される用紙Psを、まず搬送ローラー対24によって印字ユニット51と支持台52との間に用紙Psを送り出す。そして、送り出された用紙Psは、その下面(裏面)に印字ユニット51によってドットが記録されることによって所定の文字が印字され、搬送ローラー対25によって搬送方向に送られる。
その後、用紙Psは、例えば、乾燥部(不図示)に搬送され、機能部品としてのヒーターユニット(不図示)などによって乾燥が施されるなどの処理を経て、最後に排紙ローラー対26によって排紙トレイ17に排出されるようになっている。
以上の構成において、上記実施形態に記載のベルト駆動伝達装置1は、例えば記録部30の搬送方向の上流側の搬送ローラー対22と、下流側の搬送ローラー対23との間に設けられ、駆動力を伝達する構成となっている。このような構成によれば、駆動伝達力の低下を防ぐことができるベルト駆動伝達装置1が用いられているため、搬送精度の高いプリンターを得ることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
上記実施形態では、記録方式としてインクジェット方式を採用した記録装置について記載したが、電子写真方式や熱転写方式など、任意の記録方式の記録装置に変更することもできる。また、記録装置はプリンターに限らず、FAX装置、コピー装置、あるいはこれら複数機能を備えた複合機等であってもよい。さらに、記録装置として、インク以外の他の液体の微小量の液滴を噴射したり吐出したりする液体噴射ヘッド等を備える液体噴射装置を採用してもよい。
なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。
ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置等であってもよい。
HD…固定部材 101…駆動プーリ 102…従動プーリ 103…伝達ベルト 104…テンション機構 110…テンションローラー 111…ローラーホルダ 112…バネ部材 113…ストッパ部

Claims (4)

  1. 駆動プーリ及び従動プーリと、
    前記駆動プーリと前記従動プーリとの間に巻かれた無端帯状の伝達ベルトと、
    前記伝達ベルトの張力を調整するテンション調整機構と、
    を備えたベルト駆動伝達装置であって、
    前記テンション調整機構は、
    前記伝達ベルトの外側から前記伝達ベルトに当接することで前記伝達ベルトにテンションを付与するテンションローラーと、
    前記テンションローラーを自由回転可能な状態で揺動自在に保持するローラーホルダと、
    前記ローラーホルダを前記伝達ベルト側に揺動付勢するバネ部材と、
    前記ローラーホルダに移動可能に固定され、前記伝達ベルトが外側に膨らむ方向への前記ローラーホルダの移動を規制するストッパ部と
    一端部が前記ストッパ部に形成された貫通孔を貫通して突出した状態で取り付けられ、他端部が前記ローラーホルダに固定されており、前記一端部側から前記他端側に向かって、前記バネ部材、バネ受部材およびU字型部材が挿入されるシャフト部材と、
    前記シャフト部材、前記バネ受部材および前記U字型部材を一体に固定する固定部材と、を有し、
    前記固定部材は、前記バネ受部材に形成された切り欠き部、円筒部材、前記シャフト部材に形成された長手状の貫通孔に挿入され、前記U字型部材に形成されたねじ孔に固定され
    ベルト駆動伝達装置。
  2. 前記U字型部材と前記バネ受部材との間に隙間を形成するように前記固定部材を固定することで、前記シャフト部材、前記バネ受部材および前記U字型部材が前記ストッパ部に対して取り付けられる
    請求項1に記載のベルト駆動伝達装置。
  3. 前記駆動プーリ及び前記従動プーリとして、歯付きプーリが用いられ、
    前記伝達ベルトは、歯付きベルトが用いられる
    請求項1又は請求項2に記載のベルト駆動伝達装置。
  4. 前記駆動プーリ及び前記従動プーリのうち少なくとも一方を回転可能に固定する固定部材を更に備え、
    前記テンション調整機構は、前記固定部材に固定されている
    請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のベルト駆動伝達装置。
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