JP5829450B2 - 計量キャップ - Google Patents
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Description
この計量キャップでは、貯留部材の口部に栓蓋が装着されており、該栓蓋を閉めた状態で容器を倒立姿勢とし、貯留部材内に内容物を貯留する。次いで容器を正立姿勢とすることにより、貯留部材内の内容物が計量部材内に流入するとともに計量が行われる。そして、栓蓋を引き上げ貯留部材の口部を開けると、該栓蓋に連結された筒栓が計量部材内と容器内との連通を遮断する。この状態から、容器を傾倒させて、計量した内容物を貯留部材の口部から注出させる。
本発明の計量キャップは、内容物を収容する容器の口部に外付けで装着される筒状の貯留部材と、前記貯留部材内に着脱自在に配設され、有底筒状をなし、その口部が注出口とされた計量部材と、前記貯留部材と前記計量部材との間に形成された中空筒状の貯留室と、前記貯留室に開口し、該貯留室と前記容器内とを連通する連通孔と、前記連通孔よりもキャップ軸方向に沿う前記計量部材の底部側に位置して、前記計量部材の周壁に開口する計量孔と、を備え、前記計量部材内における前記計量孔より底部側部分の容積が、所定の内容量に設定され、前記計量部材の周壁における周方向の一部分は、径方向内側に向けて窪まされて凹溝状に形成されるとともに、前記貯留室と前記容器内とを連通する連通路とされ、前記連通路の上端部が、前記連通孔とされていることを特徴とする。
そして、この計量キャップは、部品点数が少なく構造が簡単であり、容器を傾ける単純な操作のみで内容物の計量及び注出が行えるから、操作性に優れている。
またこの場合は、計量孔の開閉位置に合わせて計量部材の回動範囲を決めるような位置決め手段を設けることが好ましい。
図1に示すように、計量キャップ1は、内容物を収容する容器2の口部2aに外付けで装着される筒状の貯留部材3と、貯留部材3内に着脱自在に配設され、有底筒状をなし、その口部が注出口5とされた計量部材4と、有頂筒状をなし、計量部材4の注出口5を開閉自在に閉塞するオーバーキャップ6と、を備えている。
ここで、計量部材4とオーバーキャップ6とは、共通軸と同軸に配置されている。
以下、この共通軸をキャップ軸Oといい、キャップ軸O方向に沿ってオーバーキャップ6側を上側、計量部材4の底部側を下側といい、またキャップ軸Oに直交する方向を径方向といい、キャップ軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器2の口部2aの上端開口縁とフランジ部11の下面との間には、シールリング13が配設されている。
支持筒12は、外筒部9の上端部の径方向内側に該外筒部9との間に隙間をあけて配置されている。
周壁19aにおける周方向の一部分は、径方向内側に向けて窪まされるとともに、キャップ軸O方向に沿って延びる凹溝状に形成されており、この凹溝状部分が、容器2内と後述する貯留室22内との間で内容物を流通させる連通路21となっている。
連通路21の下端部のうち、径方向の外側部分以外の部位は、連結筒14内に向けて開口されているとともに、連通路21内と容器2内とは連通されている。
また、計量筒19の周壁19aの上端開口部における縦断面は、上側に向かうに従い漸次径方向外側へ向かって傾斜した後、さらに径方向外側から下側へと向きを変えるように曲線状に形成されており、この上端開口部が、前記注出口5となっている。
連結部26の外周面には、雄ねじ部26aが形成されている。連結部26の上端開口部には、径方向内側に向けて突出するとともに周方向に沿って延びる環状のフランジ部27が形成されており、該フランジ部27を介して、連結部26の上端部と、計量筒19の周壁19aの外周面における上端部とが連結されている。
天壁6bは、計量部材4の計量筒19の上端開口部(注出口5)を上側から覆うように遮蔽している。閉塞筒6cは、計量筒19の上端開口部に径方向の内側から嵌合している。
従って、図2に示されるように、計量部材4からオーバーキャップ6を取り外した状態で容器2を倒立姿勢としても、内容物Lが計量部材4内から下側に向けて外部に漏れ出ることが防止されている。
この状態から、容器2を傾倒させて、計量した内容物Lを注出口5から注出させる。この際、計量孔24から貯留室22に内容物Lが戻らないように、計量部材4を、計量孔24が上側に配置されるように傾斜させることが好ましい。
そして、この計量キャップ1は、部品点数が少なく構造が簡単であり、容器2を傾ける単純な操作のみで内容物Lの計量及び注出が行えるから、操作性に優れている。
すなわち、計量部材4内に内容物Lが流入した後、該計量部材4を回転させて壁部18で計量孔24を遮蔽できるので、次いで計量部材4内の内容物Lを注出するときに、内容物Lが計量孔24から貯留室22内に戻ってしまうようなことがない。つまり、計量部材4の注出口5のうち、周方向のいずれの位置から内容物Lを注出させても、内容物Lが計量通り精度よく注出されることになる。よって、注出の誤操作が防止される。
尚、貯留部材3に対して計量部材4をキャップ軸O回りに回転移動しないように構成してもよい。
また、オーバーキャップ6が設けられていなくてもよい。
2 容器
2a 口部
3 貯留部材
4 計量部材
5 注出口
18 壁部
19a 周壁
22 貯留室
23 連通孔
24 計量孔
O キャップ軸
Claims (2)
- 内容物を収容する容器の口部に外付けで装着される筒状の貯留部材と、
前記貯留部材内に着脱自在に配設され、有底筒状をなし、その口部が注出口とされた計量部材と、
前記貯留部材と前記計量部材との間に形成された中空筒状の貯留室と、
前記貯留室に開口し、該貯留室と前記容器内とを連通する連通孔と、
前記連通孔よりもキャップ軸方向に沿う前記計量部材の底部側に位置して、前記計量部材の周壁に開口する計量孔と、を備え、
前記計量部材内における前記計量孔より底部側部分の容積が、所定の内容量に設定され、
前記計量部材の周壁における周方向の一部分は、径方向内側に向けて窪まされて凹溝状に形成されるとともに、前記貯留室と前記容器内とを連通する連通路とされ、
前記連通路の上端部が、前記連通孔とされていることを特徴とする計量キャップ。 - 請求項1に記載の計量キャップであって、
前記貯留部材には、該貯留部材に対して前記計量部材をキャップ軸回りに回転移動させることにより、前記計量孔を遮蔽可能な壁部が形成されていることを特徴とする計量キャップ。
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