JP5308992B2 - 振り出しキャップ - Google Patents
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Description
このように振り出し口に内容物が付着して固化すると、振り出し口が目詰まりしたり、付着物によって蓋体が完全に閉まらなくなったりする問題が生じる。よって、このような不都合を回避するための対策が望まれている。
(1)本発明に係る振り出しキャップは、内容物が収容された容器本体の口部に取り付けられ、内容物を振り出すための振り出し口を有する天壁部と、該天壁部の外周縁から垂下された筒部と、からなる有頂筒状のキャップ本体と、該キャップ本体の天壁部上に配置され、キャップ軸に交差する垂直面に沿って延在する回転軸回りに回転可能に取り付けられ、前記振り出し口を開閉する蓋体と、を備え、前記天壁部には、前記振り出し口が前記キャップ軸より径方向外方に形成され、前記蓋体が、一端側が前記キャップ本体に前記回転軸回りに回転可能に連結される連結端とされ、他端側が開閉操作に伴いキャップ本体に対して接近離間する移動端とされ、前記連結端が、前記キャップ本体において、前記振り出し口が偏在している側の前記筒部に位置していることを特徴とする。
これにより、振り出し口に湿気が当たり難くなり、振り出し口に内容物が付着して固化することを効果的に抑制することができる。
本実施形態の振り出しキャップ1は、図1に示すように、内容物Wが収容される容器本体2の口部2aに取り付けられるキャップであって、内容物Wを振り出すための振り出し口12を有するキャップ本体10と、振り出し口12を開閉する蓋体11と、を備えている。
筒部20の内周面には、雌ねじ部20aが形成されている。そして、この雌ねじ部20aが口部2aに形成された雄ねじ部2cに螺合することで、振り出しキャップ1が容器本体2の口部2aに取り付けられている。
なお、図2は、図1に示す振り出しキャップ1の上面図である。図3は、図2に示す状態から蓋体11を開けた状態を示す図である。
また、天壁部21の略中央には、天頂部21a及び段差部21bに亘って下側に窪んだ窪み部22が形成されている。この窪み部22は、蓋体11を開閉操作する際に、指先を入れるための窪みである。
そして、この有底穴25の底部28に複数の貫通孔12aからなる振り出し口12が形成されている。
つまり、共通壁部26、キャップ本体10の筒部20及び対向壁部27は、振り出し口12が形成された部分である底部28の周囲を全周に亘って囲む囲繞壁部30として機能する。また、本実施形態では、キャップ本体10の筒部20の一部が、上述したように囲繞壁部30として機能する兼用の壁となっている。即ち、囲繞壁部30と筒部20の一部とは、共有している。
また、一対の対向壁部27の内面には、径方向外側に向かって漸次低くなるように傾斜し、高さが低くなったキャップ本体10の筒部20に連設するストッパ壁部29がそれぞれ一体的に形成されている。但し、このストッパ壁部29は、必須なものではなく構成上、設けなくても構わない。
そして、この天壁部21上に位置する蓋本体40の他端側は、蓋体11の開閉操作に伴ってキャップ本体10に対して接近離間する移動端P1とされており、窪み部22の一部を覆っている。そのため、窪み部22に指先を入れることで、移動端P1を介して蓋体11を開閉させることが可能とされている。
特に、本実施形態の蓋体11は、連結端P2が壁部41及びヒンジ部35を介して、囲繞壁部30を兼用するキャップ本体10の筒部20に連結されているので、開状態時に内容物Wの振り出し方向側に位置するように設計されている。
はじめに、保管時或いは未使用時の段階において、図1に示すように蓋体11が閉状態となって振り出し口12を閉じており、この振り出し口12が形成された有底穴25に湿気が侵入し難い。従って、保管時或いは未使用時の段階で、容器本体2に収容されている内容物Wが湿気の影響を受け難い。
なお、蓋体11が振り出し方向側に位置していても、この蓋体11を経由しながら内容物Wを振り出すことができるので、振り出しには何ら影響を与えることがない。
この点においても、振り出し口12に内容物Wが付着して固化することを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、キャップ本体10の筒部20の一部を囲繞壁部30として利用できるので、囲繞壁部30の構成の簡略化を図ることができる。また、振り出し口12をキャップ本体10の筒部20に対してより近づけることができるので、内容物Wを振り出し易く、振り出しキャップ1を過度に傾ける必要がない。
なお、囲繞壁部を設ける場合には、振り出し口12が形成された部分の周囲を囲むように筒状の壁体を立設し、該壁体の内周面を囲繞壁部として機能させても構わない。
O…キャップ軸
W…内容物
P1…移動端
P2…連結端
2…容器本体
2a…容器本体の口部
10…キャップ本体
11…蓋体
12…振り出し口
20…キャップ本体の筒部
21…キャップ本体の天壁部
30…囲繞壁部
Claims (3)
- 内容物が収容された容器本体の口部に取り付けられ、内容物を振り出すための振り出し口を有する天壁部と、該天壁部の外周縁から垂下された筒部と、からなる有頂筒状のキャップ本体と、
該キャップ本体の天壁部上に配置され、キャップ軸に交差する垂直面に沿って延在する回転軸回りに回転可能に取り付けられ、前記振り出し口を開閉する蓋体と、を備え、
前記天壁部には、前記振り出し口が前記キャップ軸より径方向外方に形成され、
前記蓋体は、一端側が前記キャップ本体に前記回転軸回りに回転可能に連結される連結端とされ、他端側が開閉操作に伴いキャップ本体に対して接近離間する移動端とされ、
前記連結端が、前記キャップ本体において、前記振り出し口が偏在している側の前記筒部に位置していることを特徴とする振り出しキャップ。 - 請求項1に記載の振り出しキャップにおいて、
前記天壁部には、該天壁部において振り出し口が形成された部分を全周に亘って囲う囲繞壁部が設けられていることを特徴とする振り出しキャップ。 - 請求項2に記載の振り出しキャップにおいて、
前記囲繞壁部と前記筒部との一部が共有されており、該共有部分に前記連結端が位置するように前記蓋体が設けられていることを特徴とする振り出しキャップ。
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