JP5501744B2 - 振り出し容器用キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器を反転して該容器を上下に振動させる振り出し動作によって容器内の内容物を排出するのに好適なキャップに関するものであり、内容物の振り出し量の変更を簡便に行い使い勝手の改善を図ろうとするものである。
粒子径の小さい、例えば、こしょう等の調味剤を入れる容器としては、その口部に複数の開孔を有するキャップを装着して、蓋体をワンタッチで開放したのち該キャップの開孔が下側に向くように容器を反転、該容器自体を上下に振動させる振り出し動作を行なうことで内容物の適量排出を可能としていた(例えば特許文献1参照)。
実開平5−24557号公報
ところで、この種のキャップは、普通、内容物の排出口が同じサイズになる開孔を複数集合させたものからなっており、一回の振り出し動作による内容物の排出量がほぼ一定であることから、内容物をより多く振り出す場合やより少なく振り出す場合には、振り出し動作の回数を適宜調整することによって行っており、この種の容器にあっては使い勝手がよいとはいえないのが現状であった。
本発明の課題は、内容物の排出量を簡便な操作によって調整し得る、使い勝手のよい振り出し容器用キャップを提案するところにある。
本発明は、表裏を貫通する複数の開孔を有する天面板を有し容器の口部において固定保持されるベースと、このベースの天面板の上面部に回動可能に重ね合わさり該開孔を露出させる窓孔を有する蓋体と、この蓋体をベースとともに覆う透明又は半透明からなるカバーとを備え、
前記蓋体に、少なくとも一つのリブを設け、
前記カバーの天井壁部に、前記リの側壁に当接して該カバーの回動に追随させて該蓋体を回動させる突起を設け
前記複数の開孔は、サイズ毎にひと括りとした少なくとも二種類の集合体からなり、
前記カバーを装着したまま回転させることで、前記蓋体が回動し、該蓋体の窓孔を前記集合体の何れかに合致させることにより、内容物の振り出し量の変更が可能である
ことを特徴とする振り出し容器用キャップである。
上記のキャップにおいて、リブは、蓋体の回動中心を通る少なくとも一つの横リブにて構成するのが好ましい。
また、横リブとしては、蓋体の回動中心に一致する交点をもった十字形状をなすものを適用するのが望ましい。
ベースの天面板に、少量、普通、大量など、サイズ毎にひと括りとした開孔の集合体を複数設けておき、蓋体に設けた窓孔を各集合体に対応させるべく、カバーを被せたままで該蓋体を回動させるようにしたため、内容物の振り出し量を簡単な操作のもとに変更することが可能となり使い勝手が改善される。
カバーを透明体あるいは半透明体にて構成することで目視によって集合体の選択が可能となる利点がある。天面板に開孔を有しない領域を設け、この領域に蓋体の窓孔を位置せしめることで容器の確実な密封が可能となる。
本発明にしたがう振り出し容器用キャップの実施の形態を容器に取り付けた状態で示した外観斜視図である。 図1のH−H断面を示した図である。 図1に示したキャップにつき、蓋体を取り外した状態を示した外観斜視図である。 図1に示したキャップにつき、カバーを取り付けた状態の断面図(F−F断面)である。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明にしたがう振り出し用キャップの実施の形態を容器に取り付けた状態で示した外観斜視図であり、図2は図1に示したキャップの断面(H−H断面)を示した図である。
図における符号1は、容器の口部へのねじ止めにより固定保持することができるベースである(アンダーカットによる係合であってもよい。)。このベース1は、容器の口部を取り囲み、内面壁に口部外側壁に設けられたねじ部に係合するねじ部を有する周壁1aと、この周壁1aの上端部に段下がりをなして一体連結し容器の口部に対面して配置される天面板1bから構成されており、該天面板1bには、図3に示すように、内容物を排出するための開孔として、開孔をサイズ毎にひと括りとした三種類の集合体A〜C(普通排出口A、少量排出口B、大量排出口C)が形成されている。
また、2は、天面板1bの上面部に重ね合わさるように配置され、その縁部が段差部1aにおいて位置決めされた蓋体である。蓋体2は、その下面中央に一体的に設けられた軸部(爪付きの軸部)2aが天面板1bの中央(中心)に設けられた開口1bに回動可能かつ抜け出し不能に嵌合している。
3は、蓋体2に設けられた窓孔である。この窓孔3は、集合体A〜Cのそれぞれを露出させることができるサイズの輪郭形状を有しており、蓋体2を回動させ各集合体A〜Cのうちの何れか一つに合致させることにより対応する集合体からの内容物の振り出しを可能としており、天面板1bの閉鎖部Dに位置せしめることにより容器を密封する。
4は、蓋体2に一体的に設けられ該蓋体2を回動させる際に使用して該蓋体2の回動を誘導するための横リブである。この横リブ4は、この例では、蓋体2の上面に配置され、蓋体2の回動中心と同じ位置に交点Pを有する十字形状をなす短尺片4a〜4dとから構成されている。
5は、蓋体2をベース1とともに覆う透明又は半透明のカバーである。このカバー5は、ベース1の周壁1aを取り囲む環状周壁5aと、この環状周壁5aの上端部に一体連結してその内側に下向きに開放された収納空間を形成する天井壁部5bから構成されており、周壁5aの外面には、カバー5をベース1の周りで回動させる際に手、指を引っ掛けるための縦長突起5cが所定の間隔をもってその周りに沿って複数個形成され、該天井壁部の裏面にはリブ4に連係するための少なくとも二つの突起5dが形成されている。突起5dは、少なくとも一つあればよく形状もとくに限定されない。また、突起5dは、蓋体2に設けられた窓孔3を避けた位置に設けるのが望ましい。
上記の構成になるキャップは、図4に示すように、カバー5を形成する天井壁部5bの裏面に形成された突起5dが横リブ4a〜4dの何れかの相互間でその側壁に当接するようになっており(図1の仮想線参照)、該カバー5を装着したまま回転させることで蓋体2が回動し、蓋体2の窓孔3を、集合体A〜Cの何れかに合致させることにより内容物の振り出し量の変更が可能であり使い勝手がよい。横リブ4a〜4dの代わりに突起状のリブを設けることもできる。また、該横リブ4a〜4dあるいは突起状のリブは、突起5と当接あるいは係合して回動できる形態のものであればどのような構造のものでもよく、例えば、横リブ4a〜4dあるいは突起状のリブに凹部を形成し、その凹部に突起5を係合させることで回動させることが可能となる。
また、蓋体2の窓孔3を、天面板1bの閉鎖部Dに位置せしめることで容器を確実に密封することができ内容物の品質を安定的に保持し得る。蓋体2の回動に際しては、ベース1からカバー5を取り外しリブ4を直接把持して蓋体2を回動させるようにしてもよく、状況に応じた使い方が可能となっている。
蓋体2の各集合体A〜Cに対する位置決めを行うにあたっては、該蓋体2の縁部に凹部を設け、天面板1bに該凹部に適合する凸部を設けることにより実現できるが、カバー5を透明あるいは半透明とすることで所望とする集合体A〜Cのうちの何れが窓孔3から露出しているか目視でもって容易に把握することができるので、位置決め手段については、必要に応じて適宜設けられる。
リブ4は、この例では、蓋体2の回動中心を起点にして十字形状をなすように4つ設けた場合について示したが、該リブ4は三本でもよいし二本あるいは一本でもよく、この点については限定されないが、カバー5の回転により回動させる場合には、リブ4は何れのものも蓋体2の回動中心に位置していることが肝要となる。本発明のキャップは、合成樹脂で成形されるものであり、カバー5を含め、三部材で構成されているため構造が極めて簡素化されている。
振り出し量の簡単な変更と、容器の確実な密封が実現できる振り出し容器用キャップが提供できる。
1 ベース
1a 周壁
1b 天面板
2 蓋体
2a 軸部
3 窓孔
4 リブ
4a〜4d 横リブ
5 カバー
5a 環状周壁
5b 天井壁部
5c 縦長突起
5d 突起
A〜C 集合体
D 閉鎖部

Claims (3)

  1. 表裏を貫通する複数の開孔を有する天面板を有し容器の口部において固定保持されるベースと、このベースの天面板の上面部に回動可能に重ね合わさり該開孔を露出させる窓孔を有する蓋体と、この蓋体をベースとともに覆う透明又は半透明からなるカバーとを備え、
    前記蓋体に、少なくとも一つのリブを設け、
    前記カバーの天井壁部に、前記リの側壁に当接して該カバーの回動に追随させて該蓋体を回動させる突起を設け
    前記複数の開孔は、サイズ毎にひと括りとした少なくとも二種類の集合体からなり、
    前記カバーを装着したまま回転させることで、前記蓋体が回動し、該蓋体の窓孔を前記集合体の何れかに合致させることにより、内容物の振り出し量の変更が可能である
    ことを特徴とする振り出し容器用キャップ。
  2. 前記リブは、前記蓋体の回動中心を通る少なくとも一つの横リブからなる、請求項1記載の振り出し容器用キャップ。
  3. 前記横リブが、前記蓋体の回動中心に一致する交点をもった十字形状をなす、請求項記載の振り出し容器用キャップ。
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