JPH0650363Y2 - 容器蓋 - Google Patents

容器蓋

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Publication number
JPH0650363Y2
JPH0650363Y2 JP1990050780U JP5078090U JPH0650363Y2 JP H0650363 Y2 JPH0650363 Y2 JP H0650363Y2 JP 1990050780 U JP1990050780 U JP 1990050780U JP 5078090 U JP5078090 U JP 5078090U JP H0650363 Y2 JPH0650363 Y2 JP H0650363Y2
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JP
Japan
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lid
upper lid
container
shaped receiving
hinge
Prior art date
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Application number
JP1990050780U
Other languages
English (en)
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JPH0410048U (ja
Inventor
清 樋口
Original Assignee
三田産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はガラス瓶等の容器の口部を開閉する蓋に関す
る。
《従来の技術》 第6図は従来の容器蓋の縦断面図である。同図に示すご
とく、容器蓋20は容器24の口部に嵌着する略筒状の筒状
部21と筒状部に被冠する上蓋部22からなり、筒状部21と
上蓋部22はきわめて肉薄に形成されたヒンジ部23を介し
て一体成形されており、ヒンジ部が折れ曲がることによ
り上蓋部22を開閉していた。
《考案が解決しようとする課題》 従来の容器蓋は、上記のような構成であるから、蓋の開
閉側とヒンジ側が決まってしまう。例えば調味料の瓶を
例にとると、これらの瓶は料理をしながら使用するのが
通常であるから、片手で蓋を開ける場合が多い。このよ
うな場合、瓶を取り上げた後に開閉側を確認し、瓶を回
転させて親指を開閉側にもってゆき、しかる後親指で上
蓋を跳ね上げてこれを開けていた。
本考案は、蓋の開閉側とヒンジ側が入れ替わることがで
きるようにすることにより、複数の側より蓋を開けるこ
とができるようにしたもので、上記のような蓋を開ける
際の煩雑さを解消するためになされたものである。
《課題を解決するための手段》 本考案は、容器口部に嵌着する略円筒状の筒状部と、該
筒状部に被冠する上蓋部からなり、上蓋部背面の外周付
近に略下方に突出し先端に球状部を有する蝶着腕をやや
近接して2個、蓋の中心を挟んで対称の位置に2個合計
4個設け、筒状部に該蝶着腕に対応しその先端が蝶着離
脱自在である凹穴状の受部を筒状部の全外周に連続して
複数個設け、該受部は外側に蝶着部が入ることのできる
縦溝を有することを特徴とする容器蓋である。
《作用》 本考案容器蓋においては、複数の開閉側およびヒンジ側
が存在する。上蓋を閉めた状態では、上蓋のすべての蝶
着腕が筒状部の受部に蝶着されて蓋は固定されている。
上蓋を開けるに際しては、蝶着腕が4個あるので、任意
の側の蝶着腕2個ををヒンジ側とし、中心を挟んで反対
側を開閉側とし、開閉側の蝶着腕は筒状部の受部を離脱
する。受部は外側に蝶着腕が入ることのできる縦溝を有
するので、上蓋を開けたときに蝶着腕がこの縦溝に入り
込むことができ、上蓋を大きく開けることができる。ま
た、受部の溝または凹穴を深く形成できるので上蓋を開
けたときにヒンジ側が外れるおそれが少ない。
蝶着腕の先端は球形状とし、これを近接して2個設けペ
アでヒンジとしているので、円形の蓋を開閉する時に歪
を生じず、蓋を開けたときに蓋が回転するようなことも
ない。
筒状部の受部を凹穴状とし、蝶着腕の球状部の間隔に対
応するピッチで筒状部の全外周に連続して設けている。
すなわち、筒状部の全周にわたる溝を形成し、その溝を
隔壁で分割することで、凹穴状の受部を形成している。
したがって、蓋の組み立てに際しては、方向性を全く気
にすることなく、単に上蓋部を筒状部に押し当てること
で、各々の蝶着腕の球状部が自然にいずれかの凹穴状の
受部に係合する。この場合、各凹穴状受部を隔てる隔壁
上部を断面が山形になるように形成すれば、蝶着腕先端
の球状部は山形の壁に添って下降し自然にいずれかの凹
穴状受部に導かれる。さらに、各凹穴状受部の外壁上部
を山形に形成すればなおさらスムースにかぶせることが
できる。
すべての受部の外側の壁には、蝶着腕が入ることができ
る縦溝が設けられているので、蝶着腕先端の球状部がど
の受部に係合しても、上蓋部をスムースに開閉できる。
《実施例》 第1図は本考案の1実施例たる容器蓋1の縦断面図、第
2図は上蓋を開けた状態の同様図、第3図は筒状部の上
面図、第4図は筒状部の側面図、第5図は上蓋部の下面
図である。
容器蓋1は、液体調味料の瓶18に使用するもので、瓶18
の口部に嵌着する略筒状の筒状部2と、これに被冠する
上蓋部5からなる。筒状部2は、第1図に示すごとく、
内周部3と外周部4の2ピース構成となっているが、こ
れは製造上の便宜のため分割したもので、1ピースとし
ても差し支えない。内周部3の上面には内容物の注ぎ口
8、開封リング9が設けられ、外周部4には後述する蝶
着腕7に対応する凹穴状受部6が全周にわたって18個形
成されている。受部6は外壁11、内壁12、隔壁13で囲ま
れる凹穴状をなし、外壁には蝶着腕7よりやや広く球状
部10の径より狭い幅の縦溝14が形成され、さらに外壁お
よび内壁には球状部10が容易に外れないように突条15、
16が形成されている。外壁11および隔壁13は第4図に示
すごとく上部が山形に形成されている。
上蓋部5の背面の外周付近には4個の蝶着腕7が突出し
ており、その先端は球形状の球状部10となっており、第
1図に示すごとく、受部6に嵌合蝶着される。蝶着腕7
は、第5図に示すごとく、中心角で20度に近接させて2
個、中心を挟んで対称位置に2個配置している。上蓋部
5を開ける場合は、上蓋部5に2か所形成された摘み17
の任意の一方を指で跳ね上げる。すると、跳ね上げた方
の2個の蝶着腕7の先端球状部10が受部6から離脱し、
反対側の2個の蝶着腕7の先端球状部10がヒンジとなっ
て回動し、第2図に示すように上蓋部を開けることがで
きる。このとき蝶着腕7は縦溝14に入り込むために上蓋
部を非常に大きな角度で開けることができる。反対側の
摘み17を跳ね上げても全く同様で、開閉側とヒンジ側が
逆転するだけである。大型の容器蓋については蝶着腕を
8個設け、4方向から開閉可能とすることもできる。
《考案の効果》 本考案は、蓋の開閉側とヒンジ側が入れ替わることがで
きるようにすることにより、複数の側より蓋を開けるこ
とができるようにしたもので、蓋を開ける際に開閉側と
ヒンジ側を確認する必要がなく、使用者にとってきわめ
て使いやすいものである。受部に縦溝を設けたため、上
蓋部を大きく開けることができ、ヒンジ側が外れて上蓋
部が離脱するおそれも少ない。
上蓋部と筒状部の組み立てに際しては、方向を全く気に
することなく、ただ上蓋部を筒状部に上から押圧するの
みで、自然に蝶着腕の先端の球状部が凹穴状の受部と嵌
合する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例たる容器蓋1の縦断面図、第
2図は上蓋を開けた状態の同様図、第3図は筒状部の上
面図、第4図は筒状部の側面図、第5図は上蓋部の下面
図、第6図は従来の容器蓋の縦断面図である。 1……容器蓋、2……筒状部、3……内周部、4……外
周部、5……上蓋部、6……受部、7……蝶着腕、8…
…注ぎ口、9……開封リング、10……球状部、11……外
壁、12……内壁、13隔壁、14……縦溝、15・16……突
条、17……摘み、18……瓶、

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器口部に嵌着する略円筒状の筒状部と、
    該筒状部に被冠する上蓋部からなり、上蓋部背面の外周
    付近に略下方に突出し先端に球状部を有する蝶着腕をや
    や近接して2個、蓋の中心を挟んで対称の位置に2個合
    計4個設け、筒状部に該蝶着腕に対応しその先端が蝶着
    離脱自在である凹穴状の受部を筒状部の全外周に蝶着腕
    の球状部の間隔に対応するピッチで連続して複数個設
    け、該受部は外側に蝶着腕が入ることのできる縦溝を有
    することを特徴とする容器蓋
  2. 【請求項2】隣り合う凹穴状受部を隔てる隔壁上部断面
    を山形になるように形成した請求項(1)の容器蓋
  3. 【請求項3】各凹穴状受部の外壁上部を山形に形成した
    請求項(1)または(2)の容器蓋
JP1990050780U 1990-05-17 1990-05-17 容器蓋 Expired - Lifetime JPH0650363Y2 (ja)

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JP1990050780U JPH0650363Y2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 容器蓋

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JP1990050780U JPH0650363Y2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 容器蓋

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Publication Number Publication Date
JPH0410048U JPH0410048U (ja) 1992-01-28
JPH0650363Y2 true JPH0650363Y2 (ja) 1994-12-21

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JP1990050780U Expired - Lifetime JPH0650363Y2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 容器蓋

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2557450Y2 (ja) * 1991-05-31 1997-12-10 高野 幸子 小容器の蝶番つき蓋
JP5590916B2 (ja) * 2010-02-25 2014-09-17 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090042U (ja) * 1983-11-28 1985-06-20 豊田合成株式会社 自動車用コンソ−ルボツクス

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Publication number Publication date
JPH0410048U (ja) 1992-01-28

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