JP6599506B1 - 飲料ボトルの蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】長年の使用すなわち多数回の開閉操作によっても、小キャップを確実に保持することができる飲料ボトルの蓋を提供する。【解決手段】吐出小筒部4を鉛直状に上方へ突出した蓋本体1と、蓋本体1の外周端縁6の一部に、水平軸心廻りに揺動自在として基部5が枢着されたアーム部材2と、アーム部材2の先端7に連設された保持円環部8に、回転可能かつ首振り可能として遊嵌状に保持された小キャップ3と、を備える。蓋本体1の鉛直状の吐出小筒部4に対して、小キャップ3が、アーム部材2の下方への揺動に伴って円弧状軌跡をもって接近する際に、保持円環部8内で首振りして小キャップ軸心L3が吐出小筒部4の鉛直状軸心L4に一致して、嵌合するように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、飲料ボトルの蓋に関する。
従来、飲料ボトルの蓋が、吐出小筒部を有し、該吐出小筒部を施蓋するための小キャップを具備するものとして、小キャップの紛失防止のために、小キャップを蓋本体にストラップにて連結したものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−120456号公報
特許文献1記載の飲料ボトルの蓋は、小キャップを蓋本体に連結するストラップが、長年の使用すなわち多数回の開閉操作により劣化して破断(切離)するという欠点がある。
そこで、本発明は、長年の使用すなわち多数回の開閉操作によっても、小キャップと蓋本体との連結部が破断せず、小キャップを確実に保持することができる飲料ボトルの蓋を提供することを目的とする。
そこで、本発明に係る飲料ボトルの蓋は、吐出小筒部を鉛直状に上方へ突出した蓋本体と、該蓋本体の外周端縁の一部に、水平軸心廻りに揺動自在として基部が枢着されたアーム部材と、該アーム部材の先端に連設された保持円環部に保持された小キャップと、を備え、上記小キャップが外周溝を有し、上記保持円環部が、上記外周溝に常時差込状の抜止突条を有し、該抜止突条の肉厚寸法が上記外周溝の上下方向の溝幅寸法よりも十分小さく設定され、上記小キャップが、上記保持円環部に、回転可能かつ首振り可能として遊嵌状に保持され、飲料ボトル全体を持ち上げる取っ手輪の基部を上記蓋本体に枢着し、しかも、上記アーム部材の基部を上記蓋本体に枢着する枢着軸を共用して、上記取っ手輪の基部が枢着されているものである。
発明の飲料ボトルの蓋によれば、長年の使用すなわち多数回の開閉操作によっても、小キャップと蓋本体との連結部(アーム部材)が破断せず、小キャップを確実に保持することができる。また、小キャップが回転自在なので、小キャップを蓋本体の吐出小筒部に螺着する構成とすることができる。
本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す正面断面図である。 要部拡大断面図である。 斜視図である。 弾性パッキンを示す斜視図である。 第1の実施の形態の作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 第2の実施の形態を示す要部拡大断面図である。 作用説明図である。
以下、図示の実施の形態に基づいて本発明を詳説する。
図1・図2は、本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す。図3は、本発明の第1の
実施の形態を示す。図1〜図3に示すように、本発明の飲料ボトルの蓋は、ボトル本体B
0 に取着自在に螺着される蓋本体1と、アーム部材2と、小キャップ3と、を備える。
蓋本体1に於て、吐出小筒部4が鉛直状に上方へ突出される。アーム部材2の基部5が
、蓋本体1の外周端縁6の一部に、水平軸心廻りに揺動自在として枢着される。小キャッ
プ3が、アーム部材2の先端7に連設された保持円環部8に、回転可能かつ首振り可能と
して遊嵌状に保持される。具体的には、小キャップ3が横断面矩形状外周溝22(22a)を
有し、保持円環部8が、外周溝22に常時差込状の抜止突条23を有する。蓋本体1の鉛直状
の吐出小筒部4に対して、小キャップ3が、アーム部材2の下方への揺動に伴って円弧状
軌跡をもって接近する際に、保持円環部8内で首振りして小キャップ軸心L3 が吐出小筒
部4の鉛直状軸心L4 に一致して、嵌合するように構成する。
飲料ボトルB全体を持ち上げる取っ手輪9の基部10を蓋本体1に枢着し、しかも、アー
ム部材2の基部5を蓋本体1に枢着する枢着軸11を共用して、取っ手輪9の基部10が枢着
されている。
小キャップ3の天井壁12の下面13には、雄ネジ14付の突部15が一体状に設けられ、かつ
、吐出小筒部4の孔内周面16には 360°未満の雌ネジ用突条17が一体状に形成されている
。吐出小筒部4に形成される雌ネジ用突条17が 360°未満なので、(図示省略の)上型と
下型にて吐出小筒部4を射出成型後、型抜きを容易に行うことができる。
小キャップ3の天井壁12の下面13に密接するように、平ワッシャ形状の弾性パッキン18
(図4参照)が、付設され、かつ、パッキン18の円周外縁19から下方へ延伸状のパッキン
洗浄取外しのための引出突片20が、連設されている。引出突片20の中央部に小孔21が貫設
されている。例えば、小孔21に、(図示省略の)折曲り棒を引掛けて、パッキン18に取出
力を付与し、パッキン18を小キャップ3から分離して取出すことにより、パッキン18を容
易に洗浄することができる。
次に、図5〜図10を用いて、本発明の飲料ボトルの蓋に於ける小キャップ3の首振り作
用及び開閉について説明する。
図5は、小キャップ3が吐出小筒部4と離間している状態を示す。この状態から、アー
ム部材2を下方へ揺動させると、小キャップ3が、保持円環部8に動きを制限されて、円
弧状軌跡をもって吐出小筒部4に接近する。その後、図6に示すように、突部15が吐出小
筒部4に当接する。
さらにアーム部材2を下方へ揺動させようとすると、図7及び図8に示すように、小キ
ャップ3が保持円環部8内で首振りして、吐出小筒部4に摺接しながら、吐出小筒部4を
乗り越える。そして、図9に示すように、小キャップ軸心L3 が吐出小筒部4の鉛直状軸
心L4 に一致して、嵌合する。その後、小キャップ3を回転させることにより、雄ネジ14
が雌ネジ用突条17に螺進して、図10に示すように、螺合する。
図11・図12は、第2の実施の形態を示す。小キャップ3が横断面半円状外周溝22(22b
)を有し、保持円環部8が、外周溝22に常時差込状の抜止突条23を有する。その他の構成
は、第1の実施の形態と同様である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、取っ手輪9を、アーム部材2の蓋本
体1への枢着軸11と異なる枢着軸によって、蓋本体1に枢着するも良い。
以上のように、本発明は、吐出小筒部4を鉛直状に上方へ突出した蓋本体1と、該蓋本
体1の外周端縁6の一部に、水平軸心廻りに揺動自在として基部5が枢着されたアーム部
材2と、該アーム部材2の先端7に連設された保持円環部8に、回転可能かつ首振り可能
として遊嵌状に保持された小キャップ3と、を備え、上記蓋本体1の鉛直状の上記吐出小
筒部4に対して、上記小キャップ3が、上記アーム部材2の下方への揺動に伴って円弧状
軌跡をもって接近する際に、上記保持円環部8内で首振りして小キャップ軸心L3 が上記
吐出小筒部4の鉛直状軸心L4 に一致して、嵌合するように構成したので、長年の使用す
なわち多数回の開閉操作によっても、小キャップ3と蓋本体1との連結部であるアーム部
材2が破断せず、小キャップ3を確実に保持することができる。また、小キャップ3が首
振り自在なので、小キャップ3が吐出小筒部4に円弧状軌跡をもって接近する際、小キャ
ップ3が小さくても吐出小筒部4に嵌合することができる。また、小キャップ3を蓋本体
1の吐出小筒部4に螺着する構成とすることができる。
また、飲料ボトルB全体を持ち上げる取っ手輪9の基部10を上記蓋本体1に枢着し、し
かも、上記アーム部材2の基部5を上記蓋本体1に枢着する枢着軸11を共用して、上記取
っ手輪9の基部10が枢着されているので、組付が一本の枢着軸11にて簡単に行われ、かつ
、全体が簡易な構成となり、コンパクトな蓋とすることができる。
また、上記小キャップ3の天井壁12の下面13には、雄ネジ14付の突部15が一体状に設け
られ、かつ、上記吐出小筒部4の孔内周面16には 360°未満の雌ネジ用突条17が一体状に
形成されているので、射出成型後に、吐出小筒部4の孔内周面16を形成する中子を容易に
抜くことができる。即ち、螺旋運動しつつ中子を抜く必要がなくなる。
また、上記小キャップ3の天井壁12の下面13に密接するように、平ワッシャ形状の弾性
パッキン18が、付設され、かつ、該パッキン18の円周外縁19から下方へ延伸状のパッキン
洗浄取外しのための引出突片20が、連設されているので、パッキン18を小キャップ3から
分離して取出すことにより、パッキン18を容易に洗浄することができる。
1 蓋本体
2 アーム部材
3 小キャップ
4 吐出小筒部
5 基部
6 外周端縁
7 先端
8 保持円環部
9 取っ手輪
10 基部
11 枢着軸
12 天井壁
13 下面
14 雄ネジ
15 突部
16 孔内周面
17 雌ネジ用突条
18 (弾性)パッキン
19 円周外縁
20 引出突片
22 外周溝
23 抜止突条
B 飲料ボトル
3 小キャップ軸心
4 鉛直状軸心

Claims (1)

  1. 吐出小筒部(4)を鉛直状に上方へ突出した蓋本体(1)と、
    該蓋本体(1)の外周端縁(6)の一部に、水平軸心廻りに揺動自在として基部(5)が枢着されたアーム部材(2)と、
    該アーム部材(2)の先端(7)に連設された保持円環部(8)に保持された小キャップ(3)と、を備え、
    上記小キャップ(3)が外周溝(22)を有し、上記保持円環部(8)が、上記外周溝(22)に常時差込状の抜止突条(23)を有し、該抜止突条(23)の肉厚寸法が上記外周溝(22)の上下方向の溝幅寸法よりも十分小さく設定され、上記小キャップ(3)が、上記保持円環部(8)に、回転可能かつ首振り可能として遊嵌状に保持され
    飲料ボトル(B)全体を持ち上げる取っ手輪(9)の基部(10)を上記蓋本体(1)に枢着し、しかも、上記アーム部材(2)の基部(5)を上記蓋本体(1)に枢着する枢着軸(11)を共用して、上記取っ手輪(9)の基部(10)が枢着されていることを特徴とする飲料ボトルの蓋。
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