JP5663149B2 - 容器 - Google Patents

容器 Download PDF

Info

Publication number
JP5663149B2
JP5663149B2 JP2009155690A JP2009155690A JP5663149B2 JP 5663149 B2 JP5663149 B2 JP 5663149B2 JP 2009155690 A JP2009155690 A JP 2009155690A JP 2009155690 A JP2009155690 A JP 2009155690A JP 5663149 B2 JP5663149 B2 JP 5663149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
engaging
upper lid
extraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009155690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011011763A (ja
Inventor
早川 茂
早川  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2009155690A priority Critical patent/JP5663149B2/ja
Publication of JP2011011763A publication Critical patent/JP2011011763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5663149B2 publication Critical patent/JP5663149B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、例えば粒ガムや錠剤などの粒状の内容物を収容する容器に関する。
この種の容器として、従来、例えば下記特許文献1に記載されているような、有底筒状の容器本体と、その容器本体の上側の開口部を開閉する蓋体と、を備えた構成が知られている。上記した容器本体の内側には、粒状の内容物が多数収容されている。また、上記した蓋体は、ヒンジを介して容器本体に連結された有頂筒状のヒンジキャップであり、蓋体の周壁部が容器本体の上端部に嵌合されることで容器本体の開口部に蓋体が被着されている。この容器から内容物を取り出す際には、まず、容器本体の開口部に被着された蓋体をヒンジ回りに回転させて蓋体を開け、容器本体の開口部を開放させる。その後、容器本体内の内容物を指等で摘んで取り出す。
特開2009−107670号公報
しかしながら、上記した従来の容器では、容器本体内に収容された内容物が少なくなると、容器本体内の内容物を指等で摘みにくくなり、内容物が取り出しにくくなるという問題が存在する。また、上記した従来の容器では、蓋体をあけた後、容器本体を傾けることで、容器本体内の内容物が滑り落ちて容器本体の開口部から取り出されるが、内容物を1粒ずつ個別に取り出すことが難しいという問題がある。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、容器本体内に収容された粒状の内容物を、指等で摘み出すことなく、1粒ずつ個別に取り出すことができる容器を提供することを目的としている。
本発明に係る容器は、粒状の内容物を収容する容器本体と、該容器本体の開口部に設けられた中蓋と、該中蓋を覆う開閉可能な上蓋と、を備える容器において、前記中蓋には、前記内容物が取り出される取出部が形成されていると共に該取出部から複数のスリットが放射状に形成されており、前記取出部回りに隣り合う前記スリット間には、前記取出部側の一端が自由端とされて他端が固定端とされた弾性変形可能な板片がそれぞれ形成され、該板片が弾性的に撓み変形することで前記取出部が開閉され、前記取出部回りに周設された複数の前記板片が、他端側から一端側に向かって取出部の軸線方向の外側にそれぞれ傾斜され、前記上蓋が、ヒンジ回りに回転して開閉される蓋であり、該上蓋を開状態で係止する係止手段が備えられ、前記係止手段は、係合凸部と、前記係合凸部が着脱自在に嵌合される係合凹部と、を備え、前記係合凸部及び前記係合凹部のうちのいずれか一方が、前記上蓋のうち、前記ヒンジの直上に位置する部分に設けられ、前記係合凸部及び前記係合凹部のうちのいずれか他方が、前記中蓋または前記容器本体のうち、前記ヒンジの直下に位置する部分に設けられ、前記係合凸部及び前記係合凹部にはそれぞれ、前記係合凸部が前記係合凹部の内側に嵌合され、前記上蓋が開状態に係止されたときに、互いが上下方向に密接する係合面が形成されていることを特徴としている。
このような特徴により、容器内から内容物を取り出す際には、まず、上蓋を開けて中蓋の取出部を露出させる。次に、容器本体を反転或いは傾倒させて取出部を鉛直下向き或いは斜め下向きにし、その状態で容器本体を揺動させる。これにより、容器本体内の内容物が板片を押圧し、板片の一端(自由端)が外側(取出部の軸線方向の外側)にむけて弾性的に撓み変形する。その結果、取出部が拡がって開放され、その取出部から内容物が放出される。
また、前記取出部回りに周設された複数の前記板片が、他端側から一端側に向かって取出部の軸線方向の外側にそれぞれ傾斜されているため、取出部を鉛直下向き或いは斜め下向きにしたとき、取出部の外周に周設された複数の板片は固定端側から取出部側に向かって下向きにそれぞれ傾斜され、下方に向かうに従い漸次縮径された略テーパー形状になるので、板片の一端が下側に撓み変形しやすくなり、取出部が開放されやすくなる。
また、前記上蓋が、ヒンジ回りに回転して開閉される蓋であり、該上蓋を開状態で係止する係止手段が備えられているため、上蓋を開けたときに係止手段によって上蓋が係止されてヒンジ回りの上蓋の回転が規制されるので、内容物の取り出し時に容器本体を揺動させても、上蓋のヒンジ回りの回転が抑えられる。
本発明に係る容器によれば、容器本体内に収容された粒状の内容物が、板片を撓み変形させながら取出部から放出されるので、内容物を指等で摘み出すことなく1粒ずつ個別に取り出すことができる。
本発明の実施の形態を説明するための容器の縦断面図である。 本発明の実施の形態を説明するための上蓋が開いた状態における容器の平面図である。 本発明の実施の形態を説明するための内容物を取り出す状況を表した縦断面図である。 図3に示すA部分の拡大図である。
以下、本発明に係る容器の実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1に示す鎖線Oは容器1の中心軸線を示しており、以下「軸線O」と記す。また、本発明では、この軸線Oに沿った方向を「軸方向」とし、軸線Oに直交する方向を「径方向」とし、軸線O回りの方向を「周方向」とする。また、本実施の形態では、容器本体2の開口部20側(図1における上側)を「上方」とし、その反対側(図1における下側)を「下方」とする。
図1に示すように、容器1は、粒ガムや錠剤等の粒状の内容物X(図3に示す。)を収容する容器であり、その概略構成としては、図3に示す内容物Xを収容する容器本体2と、容器本体2の開口部20に設けられた中蓋3と、中蓋3を覆う開閉可能な上蓋4と、を備えている。
容器本体2は、上端に開口部20が形成された有底筒状の筒部であり、その概略構成としては、軸線Oを中心軸線にして軸方向に沿って延設された略円筒形状の胴部21と、胴部21の下端部に設けられた底部22と、を備えている。胴部21は、上方に向かうに従い漸次拡径された筒部であり、胴部21の上端部には、外周面が段差状に縮径された縮径部23が形成されている。底部22は、胴部21の下端を閉塞する壁部であり、胴部21の下端に一体的に形成されている。
図1、図2に示すように、中蓋3は、容器本体2の上端部に装着されて開口部20を覆う蓋体であり、有底の二重筒構造となっている。詳しく説明すると、中蓋3の概略構成としては、軸線Oを中心軸線にして軸方向に沿って延設された外筒部30と、外筒部30の内側に配設された内筒部31と、外筒部30の上端と内筒部31の上端とを連結する天壁部32と、天壁部32から立設された立上げ筒部33と、内筒部31の下端に配設された底部34と、を備えている。
外筒部30は、容器本体2の上端の縮径部23の径方向外側に周設された円筒形状の筒部であり、縮径部23にアンダーカット嵌合されている。内筒部31は、軸線Oを共通軸にして外筒部30と同軸上に配設された円筒形状の筒部であり、容器本体2の上端部(縮径部23)の内側に嵌合されている。天壁部32は、軸線O回りに延設された円環状の壁部であり、容器本体2の上端面の上方に配設されている。この天壁部32の外縁には外筒部30が垂下されており、天壁部32の内縁には内筒部31が垂下されている。立上げ筒部33は、天壁部32の内縁から立設された円筒形状の筒部であり、軸線Oを中心軸線にして軸方向に沿って延設されている。立上げ筒部33の内径は内筒部31の内径と同径であり、立上げ筒部33の内周面は内筒部31の内周面と面一に形成されている。
底部34は、容器本体2の開口部20を覆う蓋面部であり、内筒部31の内側に配設されている。この底部34には、図3に示す内容物Xが取り出される取出部35が形成されている。この取出部35は、平面視円形の開口であり、内容物Xが挿通できない程度の小径の丸孔である。また、取出部35は、底部34の中心部に配設されており、取出部35の中心は軸線O上に配置されている。
また、底部34は、前記取出部35を頂点にして軸方向上側に膨出されたテーパー形状(円錐台形状)に形成されており、内筒部31の下端から取出部35に向かって全周に亘って斜め上方に向けて傾斜されている。また、上記した底部34には、平面視において取出部35から複数のスリット36が放射状に形成されている。これら複数のスリット36は、全周に亘って等間隔に配列されており、隣り合うスリット36間には、平面視略三角形状の板片37がそれぞれ形成されている。
すなわち、底部34は、内筒部31の下端から径方向内側に向けて全周に亘って突出した円環状の外周部38と、外周部38の内縁から取出部35側に向けて突出されていると共に該外周部38の全周に亘って並設されて取出部35回りに周設された複数の板片37と、を備えている。板片37は、取出部35側(径方向内側)の一端が自由端とされて外周部38側(径方向外側)の他端が固定端とされた板部であり、軸方向に弾性的に撓み変形可能となっている。また、各板片37は、上記した他端側(外周部38側)から一端側(取出部35側)に向かって上向き(取出部35の軸線方向の外側)にそれぞれ傾斜されており、複数の板片37は、テーパー状に配設されている。
上蓋4は、中蓋3に被着される蓋体であり、その概略構成としては、中蓋3の底部34の上方に配設された天壁部40と、天壁部40の外縁から垂下された嵌合筒部41と、嵌合筒部41の径方向外側に配設された周壁部42と、を備えている。
天壁部40は、軸線Oに対して垂直に配設された平面視円形の板部である。嵌合筒部41は、軸線Oを中心軸線にして軸方向に沿って延設された円筒形状の筒部であり、嵌合筒部41の下端部は、上記した中蓋3の立上げ筒部33の内側にアンダーカット嵌合されている。周壁部42は、嵌合筒部41の上端部(天壁部40の外縁部)から下方に向かうに従い漸次拡径されたテーパー形状の筒部であり、周壁部42の下端部は、上記した中蓋3の立上げ筒部33の外側に嵌合され、周壁部42の下端面は、中蓋3の天壁部32の上面に載置されている。
また、上記した上蓋4は、ヒンジ5回りに回転して開閉される蓋体であり、ヒンジ5を介して中蓋3に連結されている。また、上蓋4は、ヒンジ5を介して中蓋3と一体に形成されている。詳しく説明すると、ヒンジ5は、水平方向に延設された折り曲げ可能な屈曲部であり、中蓋3の外筒部30の上端部外周と上蓋4の周壁部42の下端部外周との間に介在されている。
上蓋4の周壁部42の外周面のうち、上記したヒンジ5の直上の部分には、径方向外側に突出した係合凸部43が設けられている。この係合凸部43は、ヒンジ5と平行に延設されたフランジ状の凸部である。また、中蓋3の外筒部30の外周面のうち、上記したヒンジ5の直下の部分には、前記係合凸部43に対して着脱可能な係合凹部39が形成されている。上記した係合凸部43及び係合凹部39は、上蓋4を開状態で係止する係止手段であり、図3、図4に示すように、上蓋4が開けられた状態において、上記した係合凸部43が係合凹部39の内側に嵌合され、係合凸部43の係合面43a(段差面)と係合凹部39の係合面39a(段差面)とが密接され、これらの係合面43a、39a間の嵌合力によって上蓋4のヒンジ5回りの回転動作が規制される。
また、図1に示すように、上記した上蓋4には、上蓋4を開ける際に指等を引っ掛ける摘み部44が設けられている。摘み部44は、周壁部42の下端部から径方向外側に突出したフランジ部であり、軸線Oを挟んで上記したヒンジ5と対称な位置に配設されている。また、摘み部44は、上蓋4が閉じられた状態において、中蓋3の外筒部30の外周面よりも径方向外側に突出されている。
次に、上記した構成からなる容器1の作用について説明する。
上記した容器1内から内容物X(図3に示す。)を取り出す際には、まず、図2に示すように、上蓋4を開けて中蓋3の取出部35(底部34)を露出させる。具体的に説明すると、容器本体2を把持すると共に、上蓋4の摘み部44に指等を引っ掛けて上蓋4を上方に押し上げる。これにより、上蓋4の嵌合筒部41と中蓋3の立上げ筒部33との嵌合が外れて嵌合筒部41の下端部が中蓋3の立上げ筒部33内から引き抜かれる。そして、上蓋4をヒンジ5回りに回転させ、図4に示すように上蓋4の係合凸部43を中蓋3の係合凹部39の内側に嵌合させ、上蓋4を開状態で係止させる。
次に、図3に示すように、容器本体2を反転させて取出部35を鉛直下向きにし、その状態で容器本体2を揺動させる。これにより、容器本体2内の内容物Xが板片37を押圧し、板片37の一端(自由端)が外側(下側)にむけて弾性的に撓み変形する。その結果、取出部35が拡がって開放され、その取出部35から内容物Xが放出される。このとき、複数の板片37は固定端側から取出部35側に向かって下向きにそれぞれ傾斜され、底部34は下方に向かうに従い漸次縮径された略テーパー形状になっているので、板片37の先端(一端)が下側に撓み変形しやすく、取出部35が開放されやすい。また、上記したように係合凸部43が係合凹部39の内側に嵌合されることでヒンジ5回りの上蓋4の回転が規制されるので、内容物Xを揺動させても、上蓋4がヒンジ5回りに回転せず、上蓋4は中蓋3に対して固定された状態となる。
上記した構成からなる容器1によれば、容器本体2内に収容された粒状の内容物Xが、板片37を撓み変形させながら取出部35から放出されるので、内容物Xを指等で摘み出すことなく1粒ずつ個別に取り出すことができる。
また、容器本体2を反転させたとき、複数の板片37が固定端側から先端側(取出部35側)に向かって下向きにそれぞれ傾斜され、板片37の先端が下側に撓み変形しやすく、取出部35が開放されやすいので、取出部35から内容物Xが放出されやすく、内容物Xをより簡単に1粒ずつ個別に取り出すことができる。
また、上蓋4を開けたときに係合凸部43を係合凹部39に嵌合させることで、ヒンジ5回りの上蓋4の回転が規制され、内容物Xの取り出し時に容器本体2を揺動させても、ヒンジ5回りの上蓋4の回転が抑えられるので、容器本体2を揺動させる際に、上蓋4を押さえておく必要がなく、内容物Xの振り出し作業が行い易い。
以上、本発明に係る容器の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記した実施の形態では、複数の板片37の対向する先端同士は離間されており、取出部35が平面視円形の開口となっているが、本発明は、取出部35が開口でなくてもよく、単なる切れ目であってもよい。すなわち、複数の板片37の先端(一端)同士が近接されていてもよい。
また、上記した実施の形態では、容器本体2の上端部に中蓋3が装着され、その中蓋3に上蓋4が被着されているが、本発明は、中蓋が容器本体の内側に配設され、上蓋が容器本体の上端部に被着された構成であってもよい。
また、上記した実施の形態では、中蓋3に形成された係合凹部39と、上蓋4に設けられた係合凸部43と、からなる係止手段が備えられているが、本発明は、他の構成の係止手段を設けることも可能である。例えば、中蓋3に係合凸部が形成され、上蓋4に係合凹部が形成されていてもよい。さらに、本発明は、上蓋4のヒンジ5回りの回転を規制する係止手段を省略することも可能である。
また、上記した実施の形態では、中蓋3と上蓋4とがヒンジ5を介して一体的に連結されているが、本発明は、上蓋と中蓋とが別体に形成されていてもよい。例えば、上蓋と容器本体とがヒンジを介して連結された構成であってもよく、或いは、中蓋や容器本体に装着される装着筒部に上蓋がヒンジ部を介して連結されていてもよい。
さらに、本発明は、ヒンジ回りに回転する蓋体以外の上蓋であってもよく、例えば、中蓋や容器本体に螺着されるネジキャップ状の上蓋であってもよい。
また、上記した実施の形態では、底部34がテーパー形状を成しており、図1に示すように正立姿勢において、複数の板片37が固定端側から先端側(取出部35側)に向かって上向きにそれぞれ傾斜されているが、本発明は、底部34が軸線Oに対して垂直な平面状に形成され、複数の板片37が軸線Oに対する垂直面に沿って延設された構成にすることも可能である。
また、上記した実施の形態では、中蓋3の底部34の中心部分に取出部35が配設されているが、本発明は、取出部35が軸線Oから偏心した位置に配設されていてもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 容器
2 容器本体
3 中蓋
4 上蓋
5 ヒンジ
20 開口部
35 取出部
36 スリット
37 板片
39 係合凹部(係止手段)
43 係合凸部(係止手段)
X 内容物

Claims (1)

  1. 粒状の内容物を収容する容器本体と、該容器本体の開口部に設けられた中蓋と、該中蓋を覆う開閉可能な上蓋と、を備える容器において、
    前記中蓋には、前記内容物が取り出される取出部が形成されていると共に該取出部から複数のスリットが放射状に形成されており、
    前記取出部回りに隣り合う前記スリット間には、前記取出部側の一端が自由端とされて他端が固定端とされた弾性変形可能な板片がそれぞれ形成され、
    該板片が弾性的に撓み変形することで前記取出部が開閉され、
    前記取出部回りに周設された複数の前記板片が、他端側から一端側に向かって取出部の軸線方向の外側にそれぞれ傾斜され、
    前記上蓋が、ヒンジ回りに回転して開閉される蓋であり、
    該上蓋を開状態で係止する係止手段が備えられ、
    前記係止手段は、係合凸部と、前記係合凸部が着脱自在に嵌合される係合凹部と、を備え
    前記係合凸部及び前記係合凹部のうちのいずれか一方が、前記上蓋のうち、前記ヒンジの直上に位置する部分に設けられ、前記係合凸部及び前記係合凹部のうちのいずれか他方が、前記中蓋または前記容器本体のうち、前記ヒンジの直下に位置する部分に設けられ、
    前記係合凸部及び前記係合凹部にはそれぞれ、前記係合凸部が前記係合凹部の内側に嵌合され、前記上蓋が開状態に係止されたときに、互いが上下方向に密接する係合面が形成されていることを特徴とする容器。
JP2009155690A 2009-06-30 2009-06-30 容器 Expired - Fee Related JP5663149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009155690A JP5663149B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009155690A JP5663149B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011011763A JP2011011763A (ja) 2011-01-20
JP5663149B2 true JP5663149B2 (ja) 2015-02-04

Family

ID=43591049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009155690A Expired - Fee Related JP5663149B2 (ja) 2009-06-30 2009-06-30 容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5663149B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3040289B8 (en) * 2013-08-27 2021-08-04 Coledy Cred Inc. Content receiving device, opening/closing mechanism, and packaging container comprising same
JP6288503B2 (ja) * 2014-02-28 2018-03-07 株式会社吉野工業所 錠剤容器
CN107635887B (zh) 2015-02-26 2020-11-06 朴熲蹈 分配装置、阀、具有其的装纳设备、内含物移动设备以及内含物设备
JP6504942B2 (ja) * 2015-06-30 2019-04-24 株式会社吉野工業所 球状物用容器
JP6425626B2 (ja) * 2015-06-30 2018-11-21 株式会社吉野工業所 球状物用容器
KR20170091524A (ko) 2016-02-01 2017-08-09 박서준 통과 장치, 밸브, 이를 구비하는 수용 기구, 내용물 이동 기구 및 내용물 기구
JP6942069B2 (ja) * 2018-01-31 2021-09-29 株式会社吉野工業所 箱型容器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5416772Y2 (ja) * 1973-11-29 1979-06-30
JPH09315455A (ja) * 1996-05-28 1997-12-09 Nifco Inc 容器の取出口構造及びキャップ
JP4294242B2 (ja) * 2001-10-31 2009-07-08 株式会社吉野工業所 蓋部を開いた状態に固定可能にした液体注出容器
JP2007153381A (ja) * 2005-12-04 2007-06-21 Nihon Tetra Pak Kk 包装容器及び包装容器用開封装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011011763A (ja) 2011-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5663149B2 (ja) 容器
JP5470092B2 (ja) 注出キャップ
JP6084542B2 (ja) 中栓付きキャップ
JPWO2015083724A1 (ja) 容器の封止装置
JP2008521720A5 (ja)
JP6410652B2 (ja) 中栓付きヒンジキャップ
JP7262306B2 (ja) キャップ
JP6509044B2 (ja) 二重容器
JP5746947B2 (ja) レフィール容器及び二重容器
JP6073100B2 (ja) 容器用のキャップ
JP2014218279A (ja) 中栓付き容器
JP2018034836A (ja) 二重容器
JP2018193088A (ja) キャップ
JP6064444B2 (ja) 注出容器
JP5544189B2 (ja) 注出キャップ
JP6640048B2 (ja) ヒンジキャップ付き容器
JP2012096817A (ja) 蓋付き容器
JP5095871B1 (ja) ペットボトル容器及びボトルキャップ
JP7470372B2 (ja) キャップ
JP5489918B2 (ja) 注出キャップ
JP5277074B2 (ja) キャップ及びキャップ付容器
JP2010149867A (ja) 注出キャップ
JP5846873B2 (ja) ヒンジキャップおよび内容物入り容器
JP2019011093A (ja) キャップ付き容器
JP6051098B2 (ja) 計量キャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140819

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5663149

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees