JP2010047301A - 容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本容器1のキャップ4は、有底円筒状に形成され、容器口2に螺着される内筒11と、該内筒11から外側に所定間隔を置いて設けた外筒13とを備え、また、容器口2とキャップ4の外筒13との間にキャップ4の開栓方向への回転を規制する回転規制手段25を備え、さらに、キャップ4に、回転規制手段25によるキャップ4の回転規制を解除する弾性変形部12を設けたので、子供の悪戯等によるキャップ4の開栓を防止することができる。
【選択図】図1
Description
しかしながら、このようなキャップであると、子供でも簡単にキャップを容器口から離脱させることが可能であり、容器内の内容物の種類によっては子供による取り扱いが危険を伴うものもあり、安全性の観点から子供が容易に開栓することのできないキャップが要求されていた。
従って、請求項1の発明では、キャップを単に開栓方向に回転させるだけでは、回転規制手段によりキャップの回転が規制されるためにキャップを回転させることができず、キャップを容器口から離脱させるには、キャップに設けた弾性変形部を変形させて、回転規制手段によるキャップの回転規制を解除した後に、キャップを開栓方向に回転させれば、キャップが容器口から離脱される。
従って、請求項2の発明では、弾性変形部である環状壁部及び各境目部分を変形させることで、キャップの外筒を軸方向に移動させれば、回転規制手段によるキャップの回転規制が解除される。
まず、本発明の第1の実施形態に係る容器1を図1〜図6に基いて詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態に係る容器1は、図1に示すように、先端に容器口2を有し、内容物が充填される容器本体3と、該容器本体3の容器口2に螺着されるキャップ4とからなる。
容器本体3の先端には、図1〜図3に示すように、容器本体3の外径よりも小径の略円筒状の容器口2が一体的に備えられている。容器口2の外周面には、軸方向略中間部から先端部に亘ってねじ部5が形成されている。
また、容器口2の基部の外周面(肩部7の上方)には、容器側係止部6が周方向に間隔を置いて複数突設されている(本実施形態では90°ピッチで4個)。各容器側係止部6は、容器本体3と容器口2との間の肩部7から連続して所定厚み(高さ)を有している。また、各容器側係止部6は、径方向に略直線状に延びる開栓係止面8と、該開栓係止面8の先端から上面視で反時計周り方向に容器口2の外周面に向って湾曲状に延びる湾曲面9とを有している。また、容器口2に設けた各容器側係止部6の開栓係止面8の径方向の長さは、肩部7の径方向の幅長と略同じに形成される。
内筒11の内周面には、容器口2の外周面に設けたねじ部5と螺合するねじ部14が形成される。
一方、外筒13の内周面には、キャップ側係止部15が周方向に間隔を置いて複数突設されている(本実施形態では90°ピッチで4個)。各キャップ側係止部15は外筒13の略全高に亘って形成されている。また、各キャップ側係止部15は、径方向に略直線状に延びる開栓係止面17と、該開栓係止面17の先端から下面視で反時計周り方向(上面視で時計周り方向)に外筒13の内周面に向って略直線状に延びる平坦面18とを有している。なお、各キャップ側係止部15の下端部の僅かな範囲(容器口2に設けた容器側係止部6の厚みに比して1/5程度)には、開栓係止面18の径方向に延びる長さに比して略半分程度短い短係止面19が形成されている。該短係止面19の先端から下面視で反時計周り方向に外筒13の内周面に沿うように延びる三角形状の面20が形成される。
また、キャップ4に設けた各キャップ側係止部15の開栓係止面17の径方向に延びる長さは、容器口2に設けた各容器側係止部6の開栓係止面8の径方向に延びる長さに対して1/3〜1/5程度に設定されている。
また、キャップ4が容器口2に螺合された状態では、図1及び図4に示すように、キャップ4の弾性変形部12は、環状壁部21と内筒11との境目部分22が鋭角状に折曲すると共に、環状壁部21と外筒13との境目部分23が鈍角状に折曲しており、キャップ4の外筒13が内筒11よりも容器本体3側に突出した状態となる。
なお、天板部10、内筒11、外筒13の厚みは、弾性変形部12を除いて略同じに形成される。
要するに、キャップ4の外筒13の内周面に設けた各キャップ側係止部15と、容器口2の基部の外周面に設けた各容器側係止部6とが、容器口2とキャップ4の外筒13との間に設けた、キャップ4の開栓方向への回転を規制する回転規制手段25となる。
この状態を保持しながらキャップ4を開栓方向に回転させれば、キャップ4の各キャップ側係止部15の開栓係止面17と、容器口2の各容器側係止部6の開栓係止面8とが干渉することなく、キャップ4が開栓方向に回転して容器口2から離脱される。
このように、キャップ4を開栓する際には、単にキャップ4を開栓方向に回転させるだけでは、容器口2から離脱させることができず、キャップ4の外筒13を持ち上げながら開栓方向に回転させることで、キャップ4が回転されて容器口2から離脱することができる。
第2の実施形態に係る容器1aを説明する際には、第1の実施形態に係る容器1との相違点を主に説明する。なお、第1の実施形態に係る容器1を構成する部材等と同一または相当する部材等には同一符号を使用して説明する。
容器口2の基部の外周面には、図7〜図9に示すように、所定厚みを有する容器側係止部6aが周方向に間隔を置いて複数突設されている(本実施形態では90°ピッチで4個)。各容器側係止部6aは、肩部7の上面との間に若干の間隔を置いて形成されている。また、各容器側係止部6aは、径方向に略直線状に延びる開栓係止面8と、該開栓係止面8の先端から上面視で反時計周り方向に容器口2の外周面に向って湾曲状に延びる湾曲面9とを有している。また、容器口2に設けた各容器側係止部6aの開栓係止面8の径方向の長さは、肩部7の径方向の幅長と略同じに形成される。
外筒13及び内筒11の軸方向の長さは、外筒13が内筒11よりも長く形成されている。図7に示すように、キャップ4aの外筒13の先端は、容器本体3と容器口2との間の肩部7の上面と略同一平面上に位置し、一方、内筒11の先端は、容器口2に設けた各容器側係止部6aの上面に当接する位置に配置される。
外筒13の内周面には、容器口2の容器側係止部6aに対応する高さに、キャップ側係止部15aが周方向に間隔を置いて複数突設されている(本実施形態では90°ピッチで4個)。また、各キャップ側係止部15aは、径方向に略直線状に延びる開栓係止面17と、該開栓係止面17の先端から下面視で反時計周り方向(上面視で時計周り方向)に外筒13の内周面に向って湾曲状に延びる湾曲面18とを有している。なお、外筒13に設けた各キャップ側係止部15aは、容器口2の各容器側係止部6aと略同じ厚みで形成される。
また、キャップ4aに設けた各キャップ側係止部15aの開栓係止面17の径方向に延びる長さは、容器口2に設けた各容器側係止部6aの開栓係止面8の径方向に延びる長さに対して1/6〜1/8程度に設定されている。
また、キャップ4aが容器口2に螺着された状態では、キャップ4aの環状壁部21は若干上方に屈曲している状態である。
要するに、第2の実施形態に係る容器1aにおいても、第1の実施形態に係る容器1と同様に、キャップ4aの外筒13の内周面に設けた各キャップ側係止部15aと、容器口2の基部の外周面に設けた各容器側係止部6aとが、容器口2とキャップ4aの外筒13との間に設けた、キャップ4aの開栓方向への回転を規制する回転規制手段25になる。
この状態を保持しながらキャップ4aを開栓方向に回転させれば、キャップ4aの各キャップ側係止部15aが、容器口2の各容器側係止部6aの間を抜けるように上方に移動することで、キャップ4aの各キャップ側係止部15aの開栓係止面17が容器口2の各容器側係止部6aの開栓係止面8に干渉することなく、キャップ4aが開栓方向に回転されて、最終的に容器口2から離脱される。
このように、キャップ4aを開栓する際には、単にキャップ4aを開栓方向に回転させるだけでは、容器口2から離脱させることができず、まず、キャップ4aの外筒13を押し下げてから開栓方向に回転させることで、キャップ4aが回転されて容器口2から離脱される。
これにより、キャップ4、4aを容器口2から離脱させるには、単にキャップ4、4aを開栓方向に回転させるだけでは容器口2から離脱させることができず、キャップ4、4aの外筒13に設けた弾性変形部12を変形させることで、外筒13を軸方向に沿って上方(第1の実施形態)または下方(第2の実施形態)に移動させて、回転規制手段25によるキャップ4、4aの回転規制を解除する必要があるので、子供の悪戯等によるキャップ4、4aの開栓を防止することができる。
Claims (2)
- 容器口にキャップが螺着される容器であって、
前記キャップは、有底筒状に形成されると共に、容器口に螺着される内筒と、該内筒から外側に所定間隔を置いて設けた外筒と、前記内筒と前記外筒とを一体に連結する弾性変形部とを備え、
前記容器口と前記キャップの外筒との間に、前記キャップの開栓方向への回転を規制する回転規制手段を設けてなり、
前記キャップを前記容器口から離脱させる際には、前記キャップの外筒を、前記弾性変形部を変形させることにより軸方向に沿って移動させて、前記回転規制手段によるキャップの回転規制を解除することを特徴とする容器。 - 前記弾性変形部は、前記内筒と前記外筒とを一体に連結する環状壁部と、該環状壁部と前記内筒及び前記外筒との各境目部分とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008215233A JP2010047301A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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---|---|
JP2010047301A true JP2010047301A (ja) | 2010-03-04 |
Family
ID=42064755
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008215233A Pending JP2010047301A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 容器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010047301A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019026305A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
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2008
- 2008-08-25 JP JP2008215233A patent/JP2010047301A/ja active Pending
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