JP2007153381A - 包装容器及び包装容器用開封装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器頂部の蓋部を十分に係止させて注ぎ口を広くあけておくことができ、消費者が快適にジュースや牛乳などの液体食品を飲用することができる包装容器及び包装容器用開封装置を提供する。
【解決手段】包装容器は、容器スリーブと容器頂部とからなり、容器頂部が、注出口と、蓋部と、ヒンジ部とを備え、ヒンジ部は、蓋部の回転中心部と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部とを備え、第1係止部及び第2係止部は、蓋部の開放回転に伴って、お互いに接触し、一方が、開放回転方向に変形容易な他方を変形させて引っ掛かり、蓋部の逆回転に伴って、逆回転方向に変形し難い他方によって一方の引っ掛かりを維持し、一方の係止部が、断面く字形状を有して、他方の係止部が、断面突起形状を有している、ことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ジュースや牛乳などの液体食品などを充填する包装紙容器及び包装容器用開封装置に関する。
牛乳、ジュース、ミネラルウォーターなどの飲料、流動食品などの紙包装容器は、例えば、繊維質基材(例えば、紙など)/ポリエチレン等の熱可塑性材料層の積層体の包装材料から得られる。
液体食品用包装容器には、包装容器本体と、液体食品を注ぎ出すための蓋部分とからなる複合包装容器がある。通常、蓋部分はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどのプラスチックから成形されている。
図8に複合包装容器の一例を示す。この包装容器1は紙容器本体(容器スリーブ)2とプラスチック容器頂部3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、注ぎ口(注出口)4用の蓋部5が一体成形されている。使用(開封)時には、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口する。
図9に、図8に示す複合包装容器を製造する装置の一例を示す。
装置例に示すように、ウェブ状の積層紙包装材料を巻き上げたリール7を準備する。リール7からウェブ状の紙包装材料を引き出して、所定の形状に切断し、紙製容器のスリーブ8を得る。ついで、そのスリーブ上端部にインジェクション成形装置9によってプラスチックで容器頂部3が形成される。容器を逆さにしてスリーブ下端部の容器底部の開口から充填装置10によって食品を充填する。その後、底部をシール装置(図示せず)シールして包装容器1を得る。
上記の紙製の複合包装容器の成形において使用されるインジェクション成形用のプラスチックは、その特性が限定された主に低密度ポリエチレン(LDPE)が使用されている。
このようなプラスチックで成形された容器頂部は、比較的柔らかく、図8に示す容器では、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口し、注ぎ口4を広くあけておくために、蓋部5をどこかに引っ掛けようとしても十分に係止することができない。
蓋部を引っ掛けて十分に係止し、注ぎ口を広くあけておくことは、容器使用者である消費者が快適にジュースや牛乳などの液体食品を飲用するために重要である。
注ぎ口を広く確保するために、紙製包装容器の頂部が片流れ屋根形状に成形することが提案されている。(特許文献1参照)
国際公開02/10020号公報
本発明は、インジェクション成形用の比較的柔らかくプラスチックからなり、薄い器壁厚の容器頂部の開口装置であっても、容器頂部の蓋部を十分に係止させて注ぎ口を広くあけておくことができ、消費者が快適にジュースや牛乳などの液体食品を飲用することができる包装容器及び包装容器用開封装置を提供することを目的とする。
この課題を解決する本発明の包装容器は、ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、底部がシールされて得られた包装容器であって、
容器頂部が、注出口と、
注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する蓋部と、
肉薄部が破断され開封容易になった蓋部を回転可能にする、蓋部と注出口との一端に設けられたヒンジ部とを備え、
ヒンジ部は、蓋部の回転中心部と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部とを備え、
第1係止部及び第2係止部は、蓋部の開放回転に伴って、お互いに接触し、一方が、開放回転方向に変形容易な他方を変形させて引っ掛かり、蓋部の逆回転に伴って、逆回転方向に変形し難い他方によって一方の引っ掛かりを維持し、
一方の係止部が、断面く字形状を有して、他方の係止部が、断面突起形状を有している、ことを特徴とする。
この発明の好ましい態様において、第1係止部及び第2係止部は、蓋部の開放回転に伴って、お互いに接触し、第2係止部が、開放回転方向に変形容易な第1係止部を変形させて引っ掛かり、蓋部の逆回転に伴って、逆回転方向に変形し難い第1係止部によって第2係止部の引っ掛かりを維持し、第1係止部の係止部が、断面く字形状を有して、第2係止部の係止部が、断面突起形状を有している。
この発明の好ましい別の態様において、第1係止部及び第2係止部は、蓋部の開放回転に伴って、お互いに接触し、第1係止部が、開放回転方向に変形容易な第2係止部を変形させて引っ掛かり、蓋部の逆回転に伴って、逆回転方向に変形し難い第2係止部によって第1係止部の引っ掛かりを維持し、第2係止部の係止部が、断面く字形状を有して、第1係止部の係止部が、断面突起形状を有している。
この発明の好ましい態様において、容器頂部をインジェクション成形によって形成するプラスチックが、100-300 Mpaの弾性率(ISO 527-2/A/1)及び100-150%の伸び(ISO 527-2/1A/50)の特性を有する低密度ポリエチレンである。
この発明の好ましい態様において、蓋部が前方に突出して下方に曲がった把持部を有し、肉薄部を破断し開封しながら蓋部を回転容易にする可能にする。
この発明の包装容器用開封装置において、薄い器壁厚の容器頂部である開封装置が、注出口と、
注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する蓋部と、
肉薄部が破断され開封容易になった蓋部を回転可能にする、蓋部と注出口との一端に設けられたヒンジ部とを備え、
ヒンジ部は、蓋部の回転中心部と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部とを備え、
第1係止部及び第2係止部は、蓋部の開放回転に伴って、お互いに接触し、一方が、開放回転方向に変形容易な他方を変形させて引っ掛かり、蓋部の逆回転に伴って、逆回転方向に変形し難い他方によって一方の引っ掛かりを維持し、
他方の係止部が、断面く字形状を有して、一方の係止部が、断面突起形状を有し、
容器頂部の開封装置がインジェクション成形によってプラスチックで一体的に形成されることを特徴とする。
この発明の好ましい態様において、蓋部の回転中心部が、注出口外周の未破断部を屈曲することにより機能する。
以上の本発明によれば、以下の有利な効果が得られる。
本発明の包装容器は、ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、底部がシールされて得られた包装容器である。
上述の包装容器では、容器頂部の形状、寸法を非常に幅広い範囲で変更、選択することができる。そのようなオプションの中で、本発明の包装容器の所望の頂部を選択し、成形することができる。
容器頂部が、注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する蓋部と、蓋部と注出口との一端に設けられたヒンジ部とを備えるので、肉薄部が破断され開封容易になった蓋部を回転可能にすることができ、更に、その蓋部分を係止する可能性をつくることができる。
ヒンジ部は、蓋部の回転中心部と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部とを備えるので、係止すべき部分を特定することができる。
第1係止部及び第2係止部は、蓋部の回転中心部を介して、蓋部が開放方向に回転し、その回転に伴って、お互いに接触する。この接触によって、一方が、開放回転方向に変形容易な他方を変形させる。他方が変形して、一方を他方が受け入れてその結果、一方と他方とが引っ掛かる。
次いで、蓋部が逆戻りして逆回転使用とする場合、他方の係止部は、逆回転方向に変形し難いので、一方の係止部が依然、引っ掛かり、その係止状態を維持することができる。
一方の係止部が、断面く字形状を有して、他方の係止部が、断面突起形状を有しているので、上記機能を実現することができる。
この発明の好ましい態様において、容器頂部を形成するプラスチックが、100-300 Mpa、好ましくは150-250 Mpaの弾性率(ISO 527-2/A/1)及び100-150%、好ましくは120-140%の伸び(ISO 527-2/1A/50)の特性を有する低密度ポリエチレンであるので、インジェクション成形によって形成することができ、上記第1係止部及び第2係止部がこの発明による構成を有することによって、容器頂部の蓋部を十分に係止させて注ぎ口を広くあけておくことができる。
この発明の好ましい態様において、蓋部が前方に突出して下方に曲がった把持部を有するために、容器使用者が把持部に指を引っ掛けることができ、把持部が前方に突出して下方に曲がっているので、指が把持部から離れることが少なく、肉薄部を破断し開封しながら蓋部を回転容易にする可能にする。
この発明の好ましい態様において、蓋部の回転中心部が、注出口外周のプラスチック未破断部を屈曲することにより回転するので、最も簡単な機構で回転機能を示すことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観を示す斜視図及びヒンジ部のの機能を示す一部拡大図である。
図2は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す側面図である。
図3は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置のヒンジ部の第1係止部と第2係止部との動作を示す側面図である。
図4は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置のヒンジ部の第1係止部と第2係止部との動作を示す側面図である。
図5は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置のヒンジ部の第1係止部と第2係止部との動作を示す側面図である。
図6は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置のヒンジ部の第1係止部と第2係止部との動作を示す側面図である。
図7は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す斜視図である。
図10は、第2の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観を示す側面図、正面図、平面図、底面図である。
図1に、第1の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観及びその機能を示す。この包装容器1は紙容器本体2とプラスチック容器頂部(開封装置)3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、注ぎ口(注出口)4用の蓋部5が一体成形されている。使用(開封)時には、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口する。
図1に示す第1の実施例の包装容器1及び包装容器用開封装置3は、図9に示す複合包装容器を製造する装置例によって、ウェブ状の積層紙包装材料7が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブ8が得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形9によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填装置10によって充填され、底部がシールされて得られる。
図1が示すように、第1の実施例の包装容器1において、開封装置(容器頂部)3が、注出口4と、注出口の外周に形成された肉薄部6を介して注出口を封止する蓋部5と、蓋部と注出口との一端(後端)に設けられたヒンジ部11とを備える。
ヒンジ部11が蓋部を回転可能にすることができる。
第1の実施例の包装容器1において、ヒンジ部11は、蓋部の回転中心部12と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部13と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部14とを備える。
第1の実施例の包装容器のヒンジ部の機能を示す一部拡大図である図1が示すように、第2係止部14は、蓋部5の回転中心部11を介して、蓋部5と共に開放方向に回転し、その回転に伴って、第1係止部13と第2係止部14とがお互いに接触する。この接触によって、第1係止部13が、開放回転方向に変形容易な第2係止部14を変形させる。第2係止部14が変形して、第1係止部13を第2係止部14が受け入れてその結果、第1係止部13と第2係止部14とが引っ掛かる。
次いで、蓋部5が逆戻りして逆回転使用とする場合、第2係止部14は、逆回転方向に変形し難いので、第1係止部13が依然、引っ掛かり、その係止状態を維持することができる。
第2係止部14が、断面く字形状を有して、第1係止部13が、断面突起形状を有しているので、上記機能を実現することができる。
図2に、第2の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す。この包装容器は紙容器本体2とプラスチック容器頂部(開封装置)3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、注ぎ口(注出口)用の蓋部5が一体成形されている。使用(開封)時には、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口を開口する。
図2に示す第2の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置3は、第1の実施例のように、図9に示す複合包装容器を製造する装置例によって、得られる。
図2が示すように、第2の実施例の包装容器において、開封装置(容器頂部)3が、注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部6を介して注出口を封止する蓋部5と、蓋部と注出口との一端(後端)に設けられたヒンジ部11とを備える。
ヒンジ部11が蓋部を回転可能にすることができる。
第2の実施例の包装容器1において、ヒンジ部11は、蓋部の回転中心部12と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部13と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部14とを備える。
第2の実施例の包装容器のヒンジ部の機能を、一部拡大図である図3〜6で示す。
図3に示すように、第2係止部14は、蓋部5の回転中心部11を介して、蓋部5と共に開放方向に回転し、その回転に伴って、第1係止部13と第2係止部14とがお互いに接触する。この態様において、第1係止部13が、断面く字形状を有して、第2係止部14が、断面突起形状を有している。回転によって、第2係止部14の断面突起形状の先端が、第1係止部13の断面く字形状の下方に垂れ下がった部分に接触する。
この接触後更に回転させることによって、図4に示すように、第2係止部14が、開放回転方向に変形容易な第1係止部13を変形させる。
この態様において、蓋部の回転中心部が、注出口外周のプラスチック未破断部を屈曲することにより回転するので、最も簡単な機構で回転機能を示すことができる。
第1係止部13が、断面く字形状を有し、断面く字状の中心の変形中心13cから、第1係止部13の断面く字形状の下方に垂れ下がった部分13bが、図4に示すように、第2係止部14の断面突起形状の先端によって、変形する。
上記のように第1係止部13の断面く字形状の水平部分13aが変形せず、下方に垂れ下がった部分13bが、本発明に構成により、変形する。
更に回転させることによって、図5に示すように、プラスチックの可撓性のある第1係止部13が、矢印に示すように、第2係止部14のオーバーハング部分の内側に入り込み、第1係止部13と第2係止部14とが、係止する。
第1係止部13を第2係止部14が受け入れてその結果、第1係止部13と第2係止部14とが引っ掛かる。
図6に示すように、蓋部5が逆戻りして逆回転使用とする場合、第1係止部13は、逆回転方向に変形し難い。第1係止部13の断面く字形状の下方に垂れ下がった部分13bが、第2係止部14のオーバーハング部分の内側に入り込んでいるので、第1係止部13が依然、引っ掛かり、その係止状態を維持することができる。
上記の実施例による包装容器及び包装容器用開封装置によって、インジェクション成形用の比較的柔らかくプラスチックからなり、薄い器壁厚の容器頂部の開口装置であっても、容器頂部の蓋部を十分に係止させて注ぎ口を広くあけておくことができ、消費者が快適にジュースや牛乳などの液体食品を飲用することができる。
図7は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す斜視図である。
第2の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す。容器頂部(開封装置)3の頂部中央には、注ぎ口(注出口)用の蓋部5が一体成形されている。使用(開封)時には、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口を開口する。
第2の実施例の包装容器1において、ヒンジ部は、蓋部の回転中心部12と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部13と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部とを備える。
この態様において、
この態様において、蓋部が前方に突出して下方に曲がった把持部15を有するために、容器使用者が把持部15に指を引っ掛けることができ、把持部15が前方に突出して下方に曲がっているので、指が把持部15から離れることが少なく、肉薄部を破断し開封しながら蓋部を回転容易にする可能にする。
図10に、第2の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観を示す側面図(a)、正面図(b)、平面図(c)、底面図(d)である。
この包装容器は紙容器本体2とプラスチック容器頂部(開封装置)3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、蓋部5が一体成形されている。
ヒンジ部は、蓋部の回転中心部と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部13と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部14とを備える。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
この発明の包装容器は、ジュースや牛乳などの液体食品などを充填した包装容器に適用することができる。
図1は、第1の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観を示す斜視図及びヒンジ部のの機能を示す一部拡大図である。 図2は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す側面図である。 図3は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置のヒンジ部の第1係止部と第2係止部との動作を示す側面図である。 図4は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置のヒンジ部の第1係止部と第2係止部との動作を示す側面図である。 図5は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置のヒンジ部の第1係止部と第2係止部との動作を示す側面図である。 図6は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置のヒンジ部の第1係止部と第2係止部との動作を示す側面図である。 図7は、この発明による第2の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す斜視図である。 図8は、従来の複合包装容器の一例を示す斜視図である。 図9に、複合包装容器を製造する装置の一例を示す概念斜視図である。 図10は、第2の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観を示す側面図、正面図、平面図、底面図である。
符号の説明
1 ・・・包装容器
3 ・・・容器頂部
4 ・・・注出口
5 ・・蓋部
11・・ヒンジ部
13・・第1係止部
14・・第2係止部

Claims (5)

  1. ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、該スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、該スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、該底部がシールされて得られた包装容器であって、
    該容器頂部が、注出口と、
    該注出口の外周に形成された肉薄部を介して該注出口を封止する蓋部と、
    肉薄部が破断され開封容易になった該蓋部を回転可能にする、該蓋部と該注出口との一端に設けられたヒンジ部とを備え、
    該ヒンジ部は、該蓋部の回転中心部と、該回転中心部近傍であって該容器頂部から後方に突出した第1係止部と、該回転中心部近傍であって該蓋部から後方に突出した第2係止部とを備え、
    第1係止部及び第2係止部は、該蓋部の開放回転に伴って、お互いに接触し、一方が、開放回転方向に変形容易な他方を変形させて引っ掛かり、該蓋部の逆回転に伴って、逆回転方向に変形し難い他方によって一方の引っ掛かりを維持し、
    該他方の係止部が、断面く字形状を有して、該一方の係止部が、断面突起形状を有している、
    ことを特徴とする包装容器。
  2. 容器頂部をインジェクション成形によって形成するプラスチックが、100-300 Mpaの弾性率及び100-150%の伸びの特性を有する低密度ポリエチレンである、請求項1記載の包装容器。
  3. 前記蓋部が前方に突出して下方に曲がった把持部を有し、肉薄部を破断し開封しながら該蓋部を回転容易にする可能にする、請求項1記載の包装容器。
  4. 薄い器壁厚の容器頂部である開封装置が、注出口と、
    該注出口の外周に形成された肉薄部を介して該注出口を封止する蓋部と、
    肉薄部が破断され開封容易になった該蓋部を回転可能にする、該蓋部と該注出口との一端に設けられたヒンジ部とを備え、
    該ヒンジ部は、該蓋部の回転中心部と、該回転中心部近傍であって該容器頂部から後方に突出した第1係止部と、該回転中心部近傍であって該蓋部から後方に突出した第2係止部とを備え、
    第1係止部及び第2係止部は、該蓋部の開放回転に伴って、お互いに接触し、一方が、開放回転方向に変形容易な他方を変形させて引っ掛かり、該蓋部の逆回転に伴って、逆回転方向に変形し難い他方によって一方の引っ掛かりを維持し、
    該他方の係止部が、断面く字形状を有して、該一方の係止部が、断面突起形状を有し、
    該容器頂部の開封装置が、インジェクション成形によってプラスチックで一体的に形成される、
    ことを特徴とする包装容器用開封装置。
  5. 前記蓋部の回転中心部が、該注出口外周の未破断部を屈曲することにより機能する、請求項4記載の包装容器用開封装置。
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