JP4868449B2 - 包装容器及び包装容器用開封装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ジュースや牛乳などの液体食品などを充填する包装紙容器及び包装容器用開封装置に関する。
牛乳、ジュース、ミネラルウォーターなどの飲料、流動食品などの紙包装容器は、例えば、繊維質基材(例えば、紙など)/ポリエチレン等の熱可塑性材料層の積層体の包装材料から得られる。
液体食品用包装容器には、包装容器本体と、液体食品を注ぎ出すための蓋部分とからなる複合包装容器がある。通常、蓋部分はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどのプラスチックから成形されている。
図6に複合包装容器の一例を示す。この包装容器1は紙容器本体(容器スリーブ)2とプラスチック容器頂部3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、注ぎ口(注出口)4用の蓋部5が一体成形されている。使用(開封)時には、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口する。
図7に、図6に図示する複合包装容器を製造する装置の一例を示す。
装置例に示すように、ウェブ状の積層紙包装材料を巻き上げたリール7を準備する。リール7からウェブ状の紙包装材料を引き出して、所定の形状に切断し、紙製容器用のスリーブ8を得る。ついで、そのスリーブ上端部にインジェクション成形装置9によってプラスチックで容器頂部3が形成される。容器を逆さにしてスリーブ下端部の容器底部の開口から充填装置10によって食品を充填する。その後、底部をシール装置(図示せず)シールして包装容器1を得る。
上記の紙製の複合包装容器の成形において使用されるインジェクション成形用のプラスチックは、その特性が限定された主に低密度ポリエチレン(LDPE)が使用されている。
このようなプラスチックで成形された容器頂部は、比較的軟らかく、図6に示す容器では、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口し、注ぎ口4を広くあけておくために、蓋部5をどこかに引っ掛けようとしても確実に係止することができない。
蓋部を引っ掛けて確実に係止し、注ぎ口を広くあけておくことは、容器使用者である消費者が快適にジュースや牛乳などの液体食品を飲用するために重要である。
注ぎ口を広く確保するために、紙製包装容器の頂部が片流れ屋根形状に成形することが提案されている。(特許文献1参照)
国際公開02/10020号公報
本発明は、インジェクション成形用の比較的軟らかいプラスチックからなり、薄い器壁厚の容器頂部の開口装置であっても、容器頂部の蓋部を確実・十分に係止させて注ぎ口を広くあけておくことができ、消費者が快適にジュースや牛乳などの液体食品を飲用することができる包装容器及び包装容器用開封装置を提供することを目的とする。
この課題を解決する本発明の包装容器は、ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、底部がシールされて得られた包装容器であって、
容器頂部が、注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する蓋部と、肉薄部が破断され開封容易になった蓋部を回転可能にする、蓋部と注出口との一端に設けられたフック部とを備え、
フック部は、蓋部の回転中心部と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部とを備え、
第1係止部及び第2係止部は蓋部の開放回転に伴ってお互いに接近し、開放回転方向と垂直な方向に変形容易である蓋部の回転中心部を変形容易な方向に変形して第1係止部と第2係止部との接触変形を回避し、蓋部を更に開放回転させて第1係止部を第2係止部に引っ掛かけて蓋部の開放を維持することを特徴とする。
この発明の好ましい態様において、容器頂部をインジェクション成形によって形成するプラスチックが、100-300 Mpaの弾性率(ISO 527-2/A/1)及び100-150%の伸び(ISO 527-2/1A/50)の特性を有する低密度ポリエチレンである。
この発明の包装容器用開封装置において、薄い器壁厚の容器頂部である開封装置が、注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する蓋部と、肉薄部が破断され開封容易になった蓋部を回転可能にする、蓋部と注出口との一端に設けられたフック部とを備え、
フック部は、蓋部の回転中心部と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部とを備え、
第1係止部及び第2係止部は蓋部の開放回転に伴ってお互いに接近し、開放回転方向と垂直な方向に変形容易である蓋部の回転中心部を変形容易な方向に変形して第1係止部と第2係止部との接触変形を回避し、蓋部を更に開放回転させて第1係止部を第2係止部に引っ掛かけて蓋部の開放を維持する、
容器頂部の開封装置が、インジェクション成形によってプラスチックで一体的に形成される、ことを特徴とする。
この発明の好ましい態様において、蓋部の回転中心部が、注出口外周の未破断部を屈曲することにより機能する。
以上の本発明によれば、以下の有利な効果が得られる。
本発明の包装容器は、ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、底部がシールされて得られた包装容器である。
上述の包装容器では、容器頂部の形状、寸法を非常に幅広い範囲で変更、選択することができる。そのようなオプションの中で、本発明の包装容器の所望の頂部を選択し、成形することができる。
容器頂部が、注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する蓋部と、蓋部と注出口との一端に設けられたフック部とを備えるので、肉薄部が破断され開封容易になった蓋部を回転可能にすることができ、更に、その蓋部分を係止する可能性をつくることができる。
フック部は、蓋部の回転中心部と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部とを備えるので、係止すべき部分を特定することができる。
第1係止部及び第2係止部は、蓋部の回転中心部を介して、蓋部が開放方向に回転し、その回転に伴って、お互いに接近する。この発明において、回転中心部は、開放回転方向と垂直な方向に変形容易である。第1係止部と第2係止部とは接近するが、蓋部の回転中心部を回転方向からずらすように変形して第1係止部と第2係止部との接触変形を回避させる。
この発明においては、蓋部を更に開放回転させて第1係止部を第2係止部に引っ掛かけて蓋部の開放を維持する。
この変形回避後の蓋部回転によって、一方が他方の裏側に入り、他方が一方を受け入れ、その結果、一方と他方とが引っ掛かる。
このように、容器頂部の蓋部を確実・十分に係止させて注ぎ口を広くあけておくことができ、この状態で、消費者は快適にジュースや牛乳などの液体食品を飲用することができる。
次いで、注出口を再び覆う場合、開放と逆の方向に回転させる。この逆回転の際、回転中心部が変形容易であるので、蓋部の回転中心部を逆回転方向からずらすように変形して第1係止部と第2係止部との引っ掛り(係止)を解除することができる。
更に逆回転して注出口を蓋部で再び覆う。容器頂部の蓋部を一時的に注ぎ口を閉じることができ、消費者は衛生的にジュースや牛乳などの液体食品を再度、飲用することができる。
この発明の好ましい態様において、容器頂部を形成するプラスチックが、100-300 Mpa、好ましくは150-250 Mpaの弾性率(ISO 527-2/A/1)及び100-150%、好ましくは120-140%の伸び(ISO 527-2/1A/50)の特性を有する低密度ポリエチレンであるので、インジェクション成形によって形成することができ、上記回転中心部、第1係止部及び第2係止部がこの発明による構成・機能を有し発揮することができ、従って、容器頂部の蓋部を確実に係止させて注ぎ口を広くあけておくことができ、また、容易に再度閉じることができる。
この発明の好ましい態様において、蓋部が前方に突出して下方に曲がった把持部を有するために、容器使用者が把持部に指を引っ掛けることができ、把持部が前方に突出して下方に曲がっているので、指が把持部から離れることが少なく、肉薄部を破断し開封しながら蓋部を回転容易にする可能にする。
この発明の好ましい態様において、蓋部の回転中心部が、注出口外周のプラスチック未破断部を屈曲することにより回転するので、最も簡単な機構で回転機能を示すことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観を示す一部側面図及び蓋部と注出口の機能平面図である。
図2は、第1の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す斜視図である。
図3は、第1の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観を示す側面図、正面図、平面図、底面図である。
図4は、第1の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す斜視図である。
図5は、第2の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観・動作を示す斜視図である。
図6は、複合包装容器の一例の外観を示す斜視図である。
図7は、複合包装容器を製造する装置の一例を示す概要図である。
第1の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置を、図1、図2、図3及び図4に示す。
第1の実施例の包装容器1及び包装容器用開封装置3は、図7に例示す複合包装容器製造装置例によって、ウェブ状の積層紙包装材料7が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブ8が得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形9によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填装置10によって充填され、底部がシールされて得られる。
図2及び図4は、第1の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す斜視図であ。。
第1の実施例の包装容器において、開封装置(容器頂部)3が、注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部6を介して注出口を封止する蓋部5と、蓋部と注出口との一端(後端)に設けられたフック部とを備える。
注ぎ口(注出口)4用の蓋部5が容器頂部3とインジェクション成形により一体成形されている。使用(開封)時には、蓋部5外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口する。
フック部11は、蓋部の回転中心部12と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部13と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部14とを備える。
図2及び図4に示す第1の実施例の包装容器用開封装置の態様において、蓋部が前方に突出して下方に曲がった把持部15を有する。このために、容器使用者が把持部15に指を引っ掛けることができ、把持部15が前方に突出して下方に曲がっているので、指が把持部15から離れることが少なく、肉薄部を破断し開封しながら蓋部を回転容易にする可能にする。
第1の実施例の包装容器用開封装置例では、蓋部5の上面に飲用ストローのための穴形成部分16が形成されている。穴形成部分16の窪みに円形状の弱め線が設けられ、ストローを差し込むことによってストローでも飲用可能になる。
図3に、第1の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の全体外観を示す側面図(a)、正面図(b)、平面図(c)、底面図(d)を示す。
この包装容器は紙容器本体2とプラスチック容器頂部(開封装置)3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、蓋部5が一体成形されている。
容器本体2は、スリーブから形成される。その底部は、図3(d)に示すように、スリーブ底部をシールし、包装材料のフラップを折込線に沿って折り畳むことによって形成される。
図1を参照して、第1の実施例の開封装置の動作・機能を説明する。
図1(A1)に、開封前の開封装置の部分側面図を図示する。図1(A2))は、開封前の蓋部5を示す平面図である。
第1の実施例では、容器頂部3が、注出口4と、注出口4の外周に形成された肉薄部6を介して注出口を封止する蓋部5と、肉薄部6が破断され開封容易になった蓋部5を回転可能にする、蓋部5と注出口4との一端に設けられたフック部11とを備える。フック部11は、蓋部5の回転中心部12と、回転中心部近傍であって容器頂部から後方に突出した第1係止部13と、回転中心部近傍であって蓋部から後方に突出した第2係止部14とを備える。
図1(B1)に、開放回転途中の開封装置の部分側面図を図示する。図1(B2))は、開放回転途中の蓋部5を示す平面図である。
蓋部5外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口した後、図1(B)に示すように、第2係止部14は、蓋部の回転中心部12を介して、蓋部5が開放する方向に回転し、第1係止部13に接近する。
図1(C1)に、蓋部を少しねじってずらした状態の開封装置の部分側面図を図示する。図1(C2))は、少しねじってずらした状態の蓋部5を示す平面図である。
この態様において、回転中心部12は、開放回転方向と垂直な方向に変形容易である。第1係止部13と第2係止部14とは接近するが、蓋部の回転中心部12を回転方向からずらすように変形して第1係止部13と第2係止部14との接触変形を回避させる。
図示する態様では、回転中心部12において湾曲変形(d)を起こし、第1係止部13が第2係止部14の通過の妨げとならない。
図1(D1)に、第1係止部13が第2係止部14に引っ掛かった状態の開封装置の部分側面図を図示する。図1(D2))は、蓋部の開放を維持された状態を示す平面図である。
図1(C)に図示する変形回避後、係止部の一方が他方の係止部裏側に入り、他方が一方を受け入れ、その結果、一方と他方とが引っ掛かる。
このように、容器頂部の蓋部を確実に係止させ、液体食品を飲用することができる。
再び注出口を覆う場合、開放と逆の方向に回転させ、逆回転の際、蓋部の回転中心部を逆回転方向からずらすように変形して第1係止部と第2係止部との引っ掛り(係止)を解除することができる。更に逆回転して注出口を蓋部で再び覆う。
図5に、第2の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の全体外観を示す開封前及び開封後の斜視図を示す。
この包装容器は紙容器本体2とプラスチック容器頂部(開封装置)3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、蓋部5が一体成形されている。
容器頂部3が、注出口4と蓋部5とフック部11とを備え、フック部は、蓋部の回転中心部12と、容器頂部から突出した第1係止部13と、蓋部5から突出した第2係止部14とを備え、蓋部5の開放回転に伴って蓋部の回転中心部12で変形して蓋部5をずらし、蓋部を更に開放回転させて第1係止部を第2係止部に引っ掛かけて蓋部の開放を維持する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
この発明の包装容器は、ジュースや牛乳などの液体食品などを充填した包装容器に適用することができる。
図1は、第1の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観を示す一部側面図及び蓋部と注出口の機能平面図である。 図2は、第1の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す斜視図である。 図3は、第1の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観を示す側面図、正面図、平面図、底面図である。 図4は、第1の実施例の包装容器用開封装置の外観を示す斜視図である。 図5は、第2の実施例の包装容器及び包装容器用開封装置の外観・動作を示す斜視図である。 図6は、複合包装容器の一例の外観を示す斜視図である。 図7は、複合包装容器を製造する装置の一例を示す概要図である。
符号の説明
1 ・・・包装容器
3 ・・・容器頂部
4 ・・・注出口
5 ・・蓋部
12・・回転中心部
13・・第1係止部
14・・第2係止部

Claims (5)

  1. ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、該スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、該スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、該底部がシールされて得られた包装容器であって、
    該容器頂部が、注出口と、
    該注出口の外周に形成された肉薄部を介して該注出口を封止する蓋部と、
    肉薄部が破断され開封容易になった該蓋部を回転可能にする、該蓋部と該注出口との一端に設けられたフック部とを備え、
    該フック部は、該蓋部の回転中心部と、該回転中心部近傍であって該容器頂部から後方に突出した第1係止部と、該回転中心部近傍であって該蓋部から後方に突出した第2係止部とを備え、
    第1係止部及び第2係止部は該蓋部の開放回転に伴ってお互いに接近し、開放回転方向と垂直な方向に変形容易である該蓋部の回転中心部を変形容易な該方向に変形して該第1係止部と該第2係止部との接触変形を回避し、該蓋部を更に開放回転させて第1係止部を第2係止部に引っ掛かけて該蓋部の開放を維持する、
    ことを特徴とする包装容器。
  2. 容器頂部をインジェクション成形によって形成するプラスチックが、100-300 Mpaの弾性率及び100-150%の伸びの特性を有する低密度ポリエチレンである、請求項1記載の包装容器。
  3. 前記蓋部が前方に突出して下方に曲がった把持部を有し、肉薄部を破断し開封しながら該蓋部を回転容易にする可能にする、請求項1記載の包装容器。
  4. 薄い器壁厚の容器頂部である開封装置が、注出口と、
    該注出口の外周に形成された肉薄部を介して該注出口を封止する蓋部と、
    肉薄部が破断され開封容易になった該蓋部を回転可能にする、該蓋部と該注出口との一端に設けられたフック部とを備え、
    該フック部は、該蓋部の回転中心部と、該回転中心部近傍であって該容器頂部から後方に突出した第1係止部と、該回転中心部近傍であって該蓋部から後方に突出した第2係止部とを備え、
    第1係止部及び第2係止部は該蓋部の開放回転に伴ってお互いに接近し、開放回転方向と垂直な方向に変形容易である該蓋部の回転中心部を変形容易な該方向に変形して該第1係止部と該第2係止部との接触変形を回避し、該蓋部を更に開放回転させて第1係止部を第2係止部に引っ掛かけて該蓋部の開放を維持する、
    該容器頂部の開封装置が、インジェクション成形によってプラスチックで一体的に形成される、
    ことを特徴とする包装容器用開封装置。
  5. 前記蓋部の回転中心部が、該注出口外周の未破断部を屈曲することにより機能する、請求項4記載の包装容器用開封装置。
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