JP3178179U - 飲料容器用キャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】凹陥部6の環状側壁側には、第1のタブ20が形成されている。第1のタブ20は、周囲に破断可能な第1の脆弱線22が形成され、凹陥部6において枢着され、封鎖位置から第1の脆弱線を破断して得られる開口位置へ枢動が可能であり、開口位置において第1の開口部を形成する。第1のタブの近傍に位置し、周囲に破断可能な第2の脆弱線32が形成され、第2の脆弱線を破断することにより第2の開口部を形成する第2のタブ30を備えている。上部壁の中央には、供給装置100によるキャップの吸着に寄与する平坦部8を備え、第1のタブを上部壁の頂部により形成される頂面より突出しないように形成する。
【選択図】図1
Description
(1)閉止機構が突起片により形成され、この突起片は上部壁の頂面より上部に突出する 構造のため、キャップの積み重ね時に閉止機構同士が干渉しあって、部材の輸送中に 積み重ねられた上下のキャップの閉止機構同士が開いてしまう、
という問題点があった。
(1)供給装置の吸着に必要な面積の確保が優先されるため、飲み口はキャップ外周上に 位置することになり側面方向ないし斜視方向から飲み口が分かりにくい、
(2)外周上に直接飲み口が設けられると口当たりはその直径によることになるが、飲み 口を大きくすると、飲食する者が口の小さな者(例えば、幼児、病人)の場合、飲料 が横漏れする事態を惹起するため、飲み口の口径寸法をあまり大きく形成できない、という問題点が内在している。
(1)タンパープルーフ用閉止機構と自動キャッピング仕様が両立するように形成されて いるため、閉止機構がスタックハイト(積み重ね時の部材間高さ)内に収まり、輸送 時に部材間の干渉がない閉止機構を備えた飲料容器用キャップが得られる。
(2)生産時に供給装置の吸着に必要なだけの面積を有する平坦部を備える飲料容器用キ ャップが得られる。
(3)つまみに容易に指がかかるように形成できるため、指先を差し入れる開口部をスト ロー挿入口と兼用できる飲料容器用キャップが得られる。
(4)キャップ頂面に配設される被覆材(一般に「メンコ」と称される。)の有無に依ら ずに製品の積み上げが容易であるため、包装の簡略化、コストダウンが可能となる飲 料容器用キャップが得られる。
(5)幅を漸進的に遷移させられるよう飲み口を独立させることで、キャップ外周直径の 制約を受けずに、子供から大人まで使いやすい飲み口を備える飲料容器用キャップが 得られる。
図1、図2において、飲料容器用キャップ1は、熱可塑性樹脂により成形され、飲料用容器50に取付ける装着部2と、この装着部2から上方に延出して形成される環状側壁3と、該環状側壁3の頂部から内側に形成され、キャップ頂面を形成する上部壁4と、空気孔5と、前記上部壁4の前記環状側壁側に形成された凹陥部6を備えている。
2 装着部
3 環状側壁
4 上壁部
5 空気孔
6 凹陥部
7 スタックハイト
8 平坦部
9 頂面
20 第1のタブ
22 第1の脆弱線
24 第1の開口部
28 ヒンジ
29 ヒンジ
30 第2のタブ
32 第2の脆弱線
34 第2の開口部
36 止部
50 飲料用容器
100 供給装置
Claims (8)
- 熱可塑性樹脂により成形され、
飲料用容器に取付ける装着部と、
該装着部から上方に延出して形成される環状側壁と、
該環状側壁の頂部から内側に形成され、キャップ頂面を形成する上部壁と、
該上部壁の前記環状側壁側に形成された凹陥部と、
該凹陥部の前記環状側壁側に形成されるとともに周囲に破断可能な第1の脆弱線が形成され、前記凹陥部において枢着され、封鎖位置から第1の脆弱線を破断して得られる開口位置へ枢動可能であり、開口位置において第1の開口部を形成する第1のタブと、
該第1のタブの近傍に位置し、周囲に破断可能な第2の脆弱線が形成され、該第2の脆弱線を破断することにより第2の開口部を形成する第2のタブと、
該上部壁の中央に形成され、供給装置によるキャップの吸着に寄与する平坦部を備え、
前記第1のタブを前記上部壁の頂部により形成される頂面より突出しないように形成したことを特徴とする飲料容器用キャップ。 - 前記第1の脆弱線の一辺と前記第2の脆弱線の一辺とが共通する脆弱線により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の飲料容器用キャップ。
- 前記第1の開口部と第2の開口部のいずれかを選択して開口させ、内容物の飲食が可能な請求項1、2いずれか一項に記載の飲料容器用キャップ。
- 前記第1のタブを枢動させ前記第1の開口部を形成した状態で前記第1のタブを仮止めする止部が、前記第2の開口部の基端部に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一項に記載の飲料容器用キャップ。
- 前記第1の開口部が飲み口を形成し、前記第2の開口部がストロー挿入口を形成することを特徴とする請求項1ないし4いずれか一項に記載の飲料容器用キャップ。
- 前記第1のタブが、突片により形成されていることを特徴とする請求項1ないし5いずれか一項に記載の飲料容器用キャップ。
- 前記第1のタブが両端にヒンジを備え、前記第1のタブが前記凹陥部において枢着されていることを特徴とする請求項1ないし6いずれか一項に記載の飲料容器用キャップ。
- 熱可塑性樹脂により成形され、
飲料用容器に取付ける装着部と、
該装着部から上方に延出して形成される環状側壁と、
該環状側壁の頂部から内側に形成され、キャップ頂面を形成する上部壁と、
該上部壁の前記環状側壁側に形成された凹陥部と、
該凹陥部の前記環状側壁側に形成されるとともに周囲に破断可能な第1の脆弱線が形成され、前記凹陥部において枢着され、封鎖位置から第1の脆弱線を破断して得られる開口位置へ枢動可能であり、開口位置において第1の開口部を形成する第1のタブと、
該第1のタブの近傍に位置し、周囲に破断可能な第2の脆弱線が形成され、該第2の脆弱線を破断することにより第2の開口部を形成する第2のタブと、
該上部壁の中央に形成され、供給装置によるキャップの吸着に寄与する平坦部を備え、
前記第1のタブを前記上部壁の頂部により形成される頂面より突出しないように形成し、
前記第1の脆弱線の一辺と前記第2の脆弱線の一辺が共通する脆弱線により形成し、
前記第1の開口部が飲み口を形成し、一方、前記第2の開口部がストロー挿入口を形成し、
前記第1の開口部と第2の開口部のいずれかを選択して開口し、内容物の飲食が可能な飲料容器用キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012003918U JP3178179U (ja) | 2012-06-12 | 2012-06-12 | 飲料容器用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012003918U JP3178179U (ja) | 2012-06-12 | 2012-06-12 | 飲料容器用キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3178179U true JP3178179U (ja) | 2012-09-06 |
Family
ID=48004934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012003918U Expired - Lifetime JP3178179U (ja) | 2012-06-12 | 2012-06-12 | 飲料容器用キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3178179U (ja) |
-
2012
- 2012-06-12 JP JP2012003918U patent/JP3178179U/ja not_active Expired - Lifetime
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