JP2009102022A - 包装容器 - Google Patents

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JP2009102022A
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thin
packaging container
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JP2007273263A
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Kosaku Ito
康作 伊藤
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Nihon Tetra Pak KK
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Nihon Tetra Pak KK
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Abstract

【課題】容器頂部は、流通過程で、また、消費者の手元で、外部のホコリやチリなどから保護され、衛生的であり、開封後も、内部液が漏れたり溢れたりせず、蓋部を引っ掛けて確実に係止し、注ぎ口を広くあけておくことができ、ゴミの分別収集に便利である包装容器を提供する。
【解決手段】包装容器1は、容器頂部3が、注出口10と、蓋部11と、棒状フック部12と、破断容易なったストロー孔用第1肉薄線13と、容器頂部全体を覆い、容器頂部の外周と着脱自在に嵌合し、ストロー孔用第2肉薄線16を有する透明又は半透明なカバー14と、容器頂部の外周にスリーブ上端部との接合線に沿った分離用肉薄線15とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ジュースや牛乳などの液体食品などを充填する包装紙容器に関する。
牛乳、ジュース、ミネラルウォーターなどの飲料、流動食品などの紙包装容器は、例えば、繊維質基材(例えば、紙など)/ポリエチレン等の熱可塑性材料層の積層体の包装材料から得られる。
液体食品用包装容器には、包装容器本体と、液体食品を注ぎ出すための蓋部分とからなる複合包装容器がある。通常、蓋部分はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどのプラスチックから成形されている。
図6に複合包装容器の一例を示す。この包装容器1は紙容器本体(容器スリーブ)2とプラスチック容器頂部3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、注ぎ口(注出口)4用の蓋部5が一体成形されている。使用(開封)時には、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口する。また、容器頂部3には、別の飲み方として、飲用ストローの差し込みに破断容易なったストロー孔用第1肉薄線(図示せず)が設けられている。
図7に、図6に図示する複合包装容器を製造する装置の一例を示す。
装置例に示すように、ウェブ状の積層紙包装材料を巻き上げたリール7を準備する。リール7からウェブ状の紙包装材料を引き出して、所定の形状に切断し、紙製容器用のスリーブ8を得る。ついで、そのスリーブ上端部にインジェクション成形装置9によってプラスチックで容器頂部3が形成される。容器を逆さにしてスリーブ下端部の容器底部の開口から充填装置によって食品を充填する。その後、底部をシール装置(図示せず)シールして包装容器1を得る。
上記の紙製の複合包装容器の成形において使用されるインジェクション成形用のプラスチックは、その特性が限定された主に低密度ポリエチレン(LDPE)が使用されている。
このようなプラスチックで成形された容器頂部は、流通過程で、また、消費者の手元で、外部のホコリやチリなどから保護されておらず、不衛生になる恐れがある。また、開封後に、注出口が開放されたままであるので、激しく動かしたとき、倒してしまったとき、内部液が漏れたり溢れたりする。
更に、蓋部を引っ掛けて確実に係止し、注ぎ口を広くあけておくこと及びプラスチック製の蓋部が同じプラスチック製の容器頂部と分離しないことは、容器使用者である消費者が快適にジュースや牛乳などの液体食品を飲用するために、また、ゴミの分別収集にとって重要である。
注ぎ口を広く確保するために、紙製包装容器の頂部が片流れ屋根形状に成形することが提案されている。(特許文献1参照)
国際公開02/10020号公報
本発明は、容器頂部は、流通過程で、また、消費者の手元で、外部のホコリやチリなどから保護され、衛生的であり、開封後も、内部液が漏れたり溢れたりせず、蓋部を引っ掛けて確実に係止し、注ぎ口を広くあけておくことができ、ゴミの分別収集に便利である包装容器を提供することを目的とする。
この課題を解決する本発明の包装容器は、ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、底部がシールされて得られた包装容器であって、
容器頂部が、注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する蓋部と、肉薄部が破断され開封容易になった蓋部を移動可能にすると共に、蓋部が容器頂部から分離することを防止する棒状フック部と、飲用ストローの差し込みに破断容易にするストロー孔用第1肉薄線と、容器頂部全体を覆い、容器頂部の外周と着脱自在に嵌合し、ストロー孔用第1肉薄線に対応した上方位置にストロー孔用第2肉薄線を有する透明又は半透明なカバーと、容器頂部の外周に、スリーブ上端部との接合線に沿った分離用肉薄線と、を備えることを特徴とする。
以上の本発明によれば、以下のように、動作作用を奏して有利な効果が得られる。
本発明の包装容器は、ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、底部がシールされて得られた包装容器である。
上述の包装容器では、容器頂部の形状、寸法を非常に幅広い範囲で変更、選択することができる。そのようなオプションの中で、本発明の包装容器の所望の頂部を選択し、成形することができる。
容器頂部が、注出口を備える。
開封された注出口は、容器に充填された液体内容物を注ぎ出すことができる。
容器頂部が、注出口を封止する蓋部を備える。
蓋部は、液体内容物を容器に封止しするとともに、この注出口の外周に肉薄部が形成されているので、液体内容物の注ぎ出しを補助する。
容器頂部が、棒状フック部を備える。
棒状フック部は、蓋部と容器頂部とに固定されているので、蓋部が、肉薄部の破断により、注出口に固定されなくなっても、蓋部が容器頂部から分離することを防止する。
また、棒状フック部は、蓋部が、肉薄部の破断により、注出口から移動可能にする。
容器頂部が、ストロー孔用第1肉薄線を備える。
飲用ストローの先端部を差し込んだとき、肉薄線であるので、容易にその線に沿って破断し、ストロー孔を形成することができる。差し込まれたストローによって、消費者が容器内容物を飲用することができる。
容器頂部が、透明又は半透明なカバーを備える。
カバーは、容器頂部全体を覆い、容器頂部の外周と着脱自在に嵌合する。流通過程で、また、消費者の手元で保管されている時、カバーは、容器頂部全体を覆い、容器頂部の外周に嵌合される。消費者が飲用する時、カバーは、容器頂部から外される。
透明又は半透明なカバーが、ストロー孔用第1肉薄線に対応した上方位置にストロー孔用第2肉薄線を有する。
飲用ストローの先端部をストロー孔用第2肉薄線に差し込んだとき、肉薄線であるので、容易にその線に沿って破断し、ストロー孔を形成し、更に、差し込んで、ストロー孔用第1肉薄線に到達する。差し込まれたストローによって、消費者が容器内容物を飲用することができる。
容器頂部の外周に、スリーブ上端部との接合線に沿って分離用肉薄線が設けられているので、飲用後、ゴミとして処分する際に、紙の本体とプラスチックの頂部及び蓋部とを容器に分別することができる。
上述のように、容器頂部は、流通過程で、また、消費者の手元で、外部のホコリやチリなどから保護され、衛生的であり、開封後も、内部液が漏れたり溢れたりせず、蓋部を引っ掛けて確実に係止し、注ぎ口を広くあけておくことができ、ゴミの分別収集に便利である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施例の包装容器の外観を示す外観斜視図である。
図2は、実施例の包装容器からカバーを外した様子を示す斜視図である。
図3は、実施例の包装容器にストローを差し込んだ状態を示す斜視図である。
図4は、実施例の包装容器からカバーを外し蓋部を移動させ注出口を開封した外観を示す斜視図である。
図5は、蓋部を移動させ注出口を開封した実施例の包装容器にカバーを嵌めた状態を示す斜視図である。
図6は、複合包装容器の一例の外観を示す斜視図である。
図7は、複合包装容器を製造する装置の一例を示す概要図である。
実施例の包装容器を、図1、図2、図3、図4及び図5に示す。
実施例の包装容器1は、図7に例示す複合包装容器製造装置例によって、ウェブ状の積層紙包装材料7が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブ8が得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形9によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填装置によって充填され、底部がシールされて得られる。
図1は、実施例の包装容器の外観を示す外観斜視図である。
包装容器1は、容器本体2、容器頂部3を有する。
容器頂部3が、注出口10と、蓋部11と、棒状フック部12と、ストロー孔用第1肉薄線13と、透明なカバー14と、分離用肉薄線15とを備える。
図2は、実施例の包装容器1からカバー14を外した様子を示す斜視図である。
カバー14には、ストロー孔用第1肉薄線に対応した上方位置にストロー孔用第2肉薄線を有する。
図3乃至図5を参照して、実施例の包装容器の動作・機能を説明する。
図3は、実施例の包装容器1にストロー17を差し込んだ状態を示す斜視図である。
透明なカバー14が、ストロー孔用第1肉薄線13に対応した上方位置にストロー孔用第2肉薄線16を有する。
飲用ストロー17の先端部をストロー孔用第2肉薄線16に差し込んだとき、容易にその線に沿って破断し、ストロー孔を形成し、更に、差し込んで、ストロー孔用第1肉薄線13に到達する。差し込まれたストロー17によって、消費者が容器内容物を飲用することができる。
ストローではなく、注出口10から直接に口で飲む場合、注出口10から直接に注ぐ場合、図4に示す態様である。図4は、実施例の包装容器からカバーを外し蓋部を移動させ注出口を開封した外観を示す。
容器頂部3が、注出口10を備える。
開封された注出口10は、容器に充填された液体内容物を注ぎ出す、また、そこから口で飲むことができる。
容器頂部3が、注出口10を封止する蓋部11を備える。
蓋部11は、液体内容物を容器に封止しするとともに、この注出口10の外周に肉薄部が形成されているので、容易に破断され。この注出口10を開口させる。
容器頂部の棒状フック部12は、蓋部11と容器頂部3とに固定され、蓋部が肉薄部の破断により、注出口から離れても、蓋部11が容器頂部3から分離しない。
図4に示すように、棒状フック部12は、容易に変形し、蓋部を注出口から移動させ、飲用時に消費者の鼻等に当って邪魔等をすることが無い。
図5は、蓋部11を移動させ注出口10を開封した包装容器にカバーを嵌めた状態を示す斜視図である。
このカバー14によって、容器頂部は、消費者の手元で、外部のホコリやチリなどから保護され、衛生的であり、開封後も、カバーを嵌めて、若しくは、回転して締め、内部液が漏れたり溢れたりすることを防止する。
容器頂部3の外周に、スリーブ上端部との接合線に沿って分離用肉薄線15が設けられているので、飲用後、ゴミとして処分する際に、紙の本体2とプラスチックの頂部3、カバー14及び蓋部11とを容器に分別することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
この発明の包装容器は、ジュースや牛乳などの液体食品などを充填した包装容器に適用することができる。
図1は、実施例の包装容器の外観を示す外観斜視図である。 図2は、実施例の包装容器からカバーを外した様子を示す斜視図である。 図3は、実施例の包装容器にストローを差し込んだ状態を示す斜視図である。 図4は、実施例の包装容器からカバーを外し蓋部を移動させ注出口を開封した外観を示す斜視図である。 図5は、蓋部を移動させ注出口を開封した実施例の包装容器にカバーを嵌めた状態を示す斜視図である。 図6は、複合包装容器の一例の外観を示す斜視図である。 図7は、複合包装容器を製造する装置の一例を示す概要図である。
符号の説明
1 ・・・包装容器
2 ・・・容器本体
3 ・・・容器頂部
10・・・注出口
12・・蓋部
14・・カバー

Claims (1)

  1. ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、該スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、該スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、該底部がシールされて得られた包装容器であって、
    該容器頂部が、注出口と、
    該注出口の外周に形成された肉薄部を介して該注出口を封止する蓋部と、
    肉薄部が破断され開封容易になった該蓋部を移動可能にすると共に、該蓋部が容器頂部から分離することを防止する棒状フック部と、
    飲用ストローの差し込みに破断容易にするストロー孔用第1肉薄線と、
    該容器頂部全体を覆い、該容器頂部の外周と着脱自在に嵌合し、該ストロー孔用第1肉薄線に対応した上方位置に該ストロー孔用第2肉薄線を有する透明又は半透明なカバーと、
    該容器頂部の外周に、該スリーブ上端部との接合線に沿った分離用肉薄線とを備える、
    ことを特徴とする包装容器。
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