JP2015024850A - 包装紙容器及び包装容器用開封装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】注ぎ口の開口に消費者が直接唇をつけて飲むことが可能な構造であると共に、容易に引き裂いて注ぎ口を開封することができ、しかも、開封した注ぎ口を再び覆うことができ、また、注ぎ口を広く確保することもできる包装容器及び包装容器用開封装置を提供する【解決手段】スリーブ上端部に頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部の開口から食品が充填され、底部がシールされて得られた包装容器であって、容器頂部が、平面視円形の注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する平坦な板状蓋部と、注出口を上端に有する筒状首部と、筒状首部の下端部と上端で接合し、下端でスリーブ上端部と接合し、水平断面積が上方に減少する肩部とを備え、蓋部が、蓋部の開封予定位置から垂下し、首部の外縁に沿って、肩部の上縁の上方に至る枠状プルタブを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、ジュースや牛乳などの液体食品などを充填する包装紙容器及び包装容器用開封装置に関する。
牛乳、ジュース、ミネラルウォーターなどの飲料、流動食品などの紙包装容器は、例えば、繊維質基材(例えば、紙など)/ポリエチレン等の熱可塑性材料層の積層体の包装材料から得られる。
液体食品用包装容器には、包装容器本体と、液体食品を注ぎ出すための蓋部分とからなる複合包装容器がある。通常、蓋部分はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどのプラスチックから成形されている。
図4、図6に複合包装容器の一例を示す。この包装容器1は紙容器本体(容器スリーブ)2とプラスチック容器頂部3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、注ぎ口(注出口)4用の蓋部5が一体成形されている。使用(開封)時には、プルタブ15を使い(図4では、)、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口する。
図4、図6に複合包装容器の一例を示す。この包装容器1は紙容器本体(容器スリーブ)2とプラスチック容器頂部3とからなる。容器頂部3の頂部中央には、注ぎ口(注出口)4用の蓋部5が一体成形されている。使用(開封)時には、プルタブ15を使い(図4では、)、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を引き裂いて蓋部5を引き上げ、注ぎ口4を開口する。
図5に、図4、図6に図示する複合包装容器を製造する装置の一例を示す。
装置例に示すように、ウェブ状の積層紙包装材料を巻き上げたリール7を準備する。リール7からウェブ状の紙包装材料を引き出して、所定の形状に切断し、紙製容器用の筒状容器スリーブ8を得る。ついで、そのスリーブ上端部にインジェクション成形装置9によってプラスチックで容器頂部3が形成される。容器を逆さにしてスリーブ下端部の容器底部の開口から充填装置10によって食品を充填する。その後、底部をシール装置(図示せず)シールし、反転して包装容器1を得る。
装置例に示すように、ウェブ状の積層紙包装材料を巻き上げたリール7を準備する。リール7からウェブ状の紙包装材料を引き出して、所定の形状に切断し、紙製容器用の筒状容器スリーブ8を得る。ついで、そのスリーブ上端部にインジェクション成形装置9によってプラスチックで容器頂部3が形成される。容器を逆さにしてスリーブ下端部の容器底部の開口から充填装置10によって食品を充填する。その後、底部をシール装置(図示せず)シールし、反転して包装容器1を得る。
上記の紙製の複合包装容器の成形において使用されるインジェクション成形用のプラスチックは、その特性が限定された主に低密度ポリエチレン(LDPE)が使用されている。
このようなプラスチックで成形された容器頂部は、比較的軟らかく、図6に示す容器では、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を容易に引き裂いて蓋部5を引き上げて注ぎ口4を開封し、注ぎ口4を広くあける。
このようなプラスチックで成形された容器頂部は、比較的軟らかく、図6に示す容器では、カバー外縁を周回する脆弱な弱め線(肉薄部)6を容易に引き裂いて蓋部5を引き上げて注ぎ口4を開封し、注ぎ口4を広くあける。
開封後に注ぎ口4を広く確保するために、引き上げられた蓋部をフックで反対側に係止する。(特許文献2参照)。また、注ぎ口を広く確保するために、紙製包装容器の頂部が片流れ屋根形状に成形する。(特許文献1参照)更に、開封後に、一時的に注ぎ口を覆う機能を備える。
本発明は、注ぎ口の開口に消費者が直接唇をつけて飲むことが可能な構造であると共に、容易に引き裂いて注ぎ口を開封することができ、しかも、開封した注ぎ口を再び覆うことができ、また、注ぎ口を広く確保することもできる包装容器及び包装容器用開封装置を提供することを目的とする。
この課題を解決する本発明の包装容器は、ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールしたスリーブが得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、底部がシールされて得られた包装容器であって、
容器頂部が、平面視円形の注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する平坦な板状蓋部と、注出口を上端に有する筒状首部と、筒状首部の下端部と上端で接合し、下端でスリーブ上端部と接合し、水平断面積が上方に減少する肩部とを備え、
蓋部が、蓋部の開封予定位置から垂下し、首部の外縁に沿って、肩部の上縁の上方に至る枠状プルタブを備えることを特徴とする。
容器頂部が、平面視円形の注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する平坦な板状蓋部と、注出口を上端に有する筒状首部と、筒状首部の下端部と上端で接合し、下端でスリーブ上端部と接合し、水平断面積が上方に減少する肩部とを備え、
蓋部が、蓋部の開封予定位置から垂下し、首部の外縁に沿って、肩部の上縁の上方に至る枠状プルタブを備えることを特徴とする。
この発明の好ましい態様において、枠状プルタブが、枠内に膜を備え、膜表面にエンボスが設けられている。
この発明の好ましい態様において、蓋部が、開封予定位置の反対側の注出口に、落下防止手段を備え、落下防止手段が、一端で蓋部と、他端で首部又は肩部と接合し、肩部下部に設けられたフックに開封時に係止される。
この発明の包装容器用開封装置において、薄い器壁厚の容器頂部である開封装置が、平面視円形の注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する平坦な板状蓋部と、注出口を上端に有する筒状首部と、筒状首部の下端部と上端で接合し、下端でスリーブ上端部と接合し、水平断面積が上方に減少する肩部とを備え、
蓋部が、蓋部の開封予定位置から垂下し、首部の外縁に沿って、肩部の上縁の上方に至る枠状プルタブを備え、
容器頂部の開封装置が、インジェクション成形によってプラスチックで一体的に形成され、インジェクション成形において、スリーブの上端内側に配設された内型とスリーブの上端外側に配設された割型の外型とで囲まれたキャビティに射出され、割型の境界面上に、枠状プルタブが成形されることを特徴とする。
蓋部が、蓋部の開封予定位置から垂下し、首部の外縁に沿って、肩部の上縁の上方に至る枠状プルタブを備え、
容器頂部の開封装置が、インジェクション成形によってプラスチックで一体的に形成され、インジェクション成形において、スリーブの上端内側に配設された内型とスリーブの上端外側に配設された割型の外型とで囲まれたキャビティに射出され、割型の境界面上に、枠状プルタブが成形されることを特徴とする。
上記構成の本発明によれば、以下の作用機能を発揮し、有利な効果が得られる。
本発明の包装容器及び包装容器用開封装置では、ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、底部がシールされて包装容器が得られる。
上述の包装容器では、容器頂部の形状、寸法を非常に幅広い範囲で変更、選択することができる。そのようなオプションの中で、本発明の包装容器の所望の頂部を選択し、成形することができる。
本発明の包装容器及び包装容器用開封装置では、ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールした容器スリーブが得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、底部がシールされて包装容器が得られる。
上述の包装容器では、容器頂部の形状、寸法を非常に幅広い範囲で変更、選択することができる。そのようなオプションの中で、本発明の包装容器の所望の頂部を選択し、成形することができる。
本発明による容器頂部が、平面視円形の注出口と、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止する平坦な板状蓋部と、注出口を上端に有する筒状首部と、筒状首部の下端部と上端で接合し、下端でスリーブ上端部と接合し、水平断面積が上方に減少する肩部とを備える。
注出口の形状は、平面から視て円形である。直接唇をつけて飲むことが可能である。
蓋部は、その形状が、平坦な板状である。包装容器の流通過程で取扱い容易にすることができる。また、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止し、更に、切断容易に肉薄部から開封することができる。
首部及び肩部を形成することにより、容器全体形状が、飲料容器として普及しているビン形状に類似させることができる。
注出口の形状は、平面から視て円形である。直接唇をつけて飲むことが可能である。
蓋部は、その形状が、平坦な板状である。包装容器の流通過程で取扱い容易にすることができる。また、注出口の外周に形成された肉薄部を介して注出口を封止し、更に、切断容易に肉薄部から開封することができる。
首部及び肩部を形成することにより、容器全体形状が、飲料容器として普及しているビン形状に類似させることができる。
本発明の特徴では、蓋部が、蓋部の開封予定位置から垂下し、首部の外縁に沿って、肩部の上縁の上方に至る枠状プルタブを備える。
容器本体に該当するスリーブの上方の空間に、プルタブを収納することができ、容器全体形状をコンパクトにすることができる。
また、タブを引き上げた時、蓋部との接続箇所で、上向きの集中した力が加えられるため、容易に開封することができ、確実に、蓋部を開封予定位置から引き剥がすことができる。
プルタブの形状が、枠状であるために、消費者が指でプルタブの枠で確実に掴むことができる。
容器本体に該当するスリーブの上方の空間に、プルタブを収納することができ、容器全体形状をコンパクトにすることができる。
また、タブを引き上げた時、蓋部との接続箇所で、上向きの集中した力が加えられるため、容易に開封することができ、確実に、蓋部を開封予定位置から引き剥がすことができる。
プルタブの形状が、枠状であるために、消費者が指でプルタブの枠で確実に掴むことができる。
この発明の好ましい態様において、枠状プルタブが、枠内に膜を備え、膜表面にエンボスが設けられている。
膜を備える態様では、両側から指で保持する時、枠の変形が少なくなり、力を入れやすい効果が生じる。指の腹が枠の内側をしっかり保持するため、開封の際にタブに充分な力を与えることができる。
枠の内部にさまざまなパターン、エンボスの滑り止めを設けることが可能になる。
膜を備える態様では、両側から指で保持する時、枠の変形が少なくなり、力を入れやすい効果が生じる。指の腹が枠の内側をしっかり保持するため、開封の際にタブに充分な力を与えることができる。
枠の内部にさまざまなパターン、エンボスの滑り止めを設けることが可能になる。
この発明の好ましい態様において、蓋部が、開封予定位置の反対側の注出口に、落下防止手段を備え、落下防止手段が、一端で蓋部と、他端で首部又は肩部と接合し、肩部下部に設けられたフックに開封時に係止される。
蓋部が開封後に落下することを防止することができる。
蓋部が開封後に落下することを防止することができる。
この発明の包装容器用開封装置では、容器頂部の開封装置が、インジェクション成形によってプラスチックで一体的に形成され、インジェクション成形において、スリーブの上端内側に配設された内型とスリーブの上端外側に配設された割型の外型とで囲まれたキャビティに射出され、割型の境界面上に、枠状プルタブが成形される。
外型は割型となっており、スライド等の摺動部品は備えていない。そのために、金型の寿命を大幅に延ばすことができ、非常に長い稼働時間を確保することができる。
また、複雑な形状若しくは構造の成形を割型の境界面上に配置することができる。
外型は割型となっており、スライド等の摺動部品は備えていない。そのために、金型の寿命を大幅に延ばすことができ、非常に長い稼働時間を確保することができる。
また、複雑な形状若しくは構造の成形を割型の境界面上に配置することができる。
上述のように、注ぎ口の開口に消費者が直接唇をつけて飲むことが可能な構造であると共に、容易に引き裂いて注ぎ口を開封することができ、しかも、開封した注ぎ口を再び覆うことができ、また、注ぎ口を広く確保することもできる包装容器及び包装容器用開封装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
複合包装容器及び包装容器用開封装置は、図5に例示す複合包装容器製造装置例によって、ウェブ状の積層紙包装材料7が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールしたスリーブ8が得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形9によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填装置10によって充填され、底部がシールされて得られる。
この形態の包装容器では、容器頂部3の形状、寸法を非常に幅広い範囲で変更、選択することができる。
複合包装容器及び包装容器用開封装置は、図5に例示す複合包装容器製造装置例によって、ウェブ状の積層紙包装材料7が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールしたスリーブ8が得られ、スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形9によってプラスチックで形成され、スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填装置10によって充填され、底部がシールされて得られる。
この形態の包装容器では、容器頂部3の形状、寸法を非常に幅広い範囲で変更、選択することができる。
第1の実施例の包装容器による容器頂部が、図1に示すように、平面視円形の注出口4と、注出口4の外周に形成された肉薄部14を介して注出口4を封止する平坦な板状蓋部5と、注出口4を上端に有する筒状首部11と、筒状首部11の下端部と上端で接合し、下端でスリーブ2の上端部と接合し、水平断面積が上方に減少する肩部12とを備える。
注出口4の形状は、平面から視て円形である。直接唇をつけて飲むことができる。
蓋部5は、その形状が、平坦な板状である。包装容器の流通過程で取扱い容易にする。また、注出口4の外周に形成された肉薄部14を介して注出口4を封止し、更に、切断容易に肉薄部14から開封する。
図1に図示されるように、首部及び肩部を形成することにより、容器全体形状が、飲料容器として普及しているビン形状に類似させる。
注出口4の形状は、平面から視て円形である。直接唇をつけて飲むことができる。
蓋部5は、その形状が、平坦な板状である。包装容器の流通過程で取扱い容易にする。また、注出口4の外周に形成された肉薄部14を介して注出口4を封止し、更に、切断容易に肉薄部14から開封する。
図1に図示されるように、首部及び肩部を形成することにより、容器全体形状が、飲料容器として普及しているビン形状に類似させる。
この形態では、蓋部5が、蓋部の開封予定位置15から垂下し、首部11の外縁に沿って、肩部12の上縁の上方に至る枠状プルタブ13を備える。
容器本体に該当するスリーブ2の上方の空間に、プルタブ13を収納し、容器全体形状をコンパクトにする。
タブ13を引き上げた時、蓋部5との接続箇所で、上向きの集中した力が加えられ、容易に開封し、確実に、蓋部5を開封予定位置15から引き剥がす。
プルタブの形状が、枠状であるために、消費者が指でプルタブの枠で確実に掴むことができる。
容器本体に該当するスリーブ2の上方の空間に、プルタブ13を収納し、容器全体形状をコンパクトにする。
タブ13を引き上げた時、蓋部5との接続箇所で、上向きの集中した力が加えられ、容易に開封し、確実に、蓋部5を開封予定位置15から引き剥がす。
プルタブの形状が、枠状であるために、消費者が指でプルタブの枠で確実に掴むことができる。
この態様において、枠状プルタブ13が、枠内に膜16を備え、膜表面にエンボスが設けられている。
膜を備えるこの態様では、両側から指で保持する時、枠の変形が少なくなり、力を入れやすい効果が生じる。指の腹が枠の内側をしっかり保持するため、開封の際にタブに充分な力を与える。
膜を備えるこの態様では、両側から指で保持する時、枠の変形が少なくなり、力を入れやすい効果が生じる。指の腹が枠の内側をしっかり保持するため、開封の際にタブに充分な力を与える。
第2の実施例の包装容器による容器頂部が、図2に示すように、平面視円形の注出口4と、注出口4の外周に形成された肉薄部14を介して注出口4を封止する平坦な板状蓋部5と、注出口4を上端に有する筒状首部11と、筒状首部11の下端部と上端で接合し、下端でスリーブ2の上端部と接合し、水平断面積が上方に減少する肩部12とを備える。
この形態では、蓋部5が、蓋部の開封予定位置15から垂下し、首部11の外縁に沿って、肩部12の上縁の上方に至る枠状プルタブ13を備える。
この態様において、蓋部5が、開封予定位置15の反対側の注出口に、ヒモ状の落下防止手段17を備え、落下防止手段17が、一端で蓋部5と、他端で首部11と接合し、肩部12の下部に設けられたフック18に開封時に係止される。
蓋部5が開封後に落下することを防止する。
蓋部5が開封後に落下することを防止する。
この態様の包装容器用開封装置では、容器頂部3の開封装置が、インジェクション成形によってプラスチックで一体的に形成され、インジェクション成形において、スリーブの上端内側に配設された内型(図示せず)とスリーブの上端外側に配設された割型の外型(図示せず)とで囲まれたキャビティ(図示せず)に射出され、図3に示すように、割型の境界面20上に、枠状プルタブ13が成形される。
外型は割型となっており、スライド等の摺動部品は備えていない。金型の寿命を大幅に延ばし、非常に長い稼働時間を確保する。
この形態では、複雑な形状や構造のリブの成形を割型の境界面上に配置する。
外型は割型となっており、スライド等の摺動部品は備えていない。金型の寿命を大幅に延ばし、非常に長い稼働時間を確保する。
この形態では、複雑な形状や構造のリブの成形を割型の境界面上に配置する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
この発明は、液体食品の包装充填の製造に適用することができる。
1 ・・・包装容器
2 ・・・スリーブ
3 ・・・容器頂部
4 ・・・注出口
5 ・・・蓋部
11 ・・首部
12 ・・肩部
14 ・・肉薄部
13 ・・枠状プルタブ
2 ・・・スリーブ
3 ・・・容器頂部
4 ・・・注出口
5 ・・・蓋部
11 ・・首部
12 ・・肩部
14 ・・肉薄部
13 ・・枠状プルタブ
Claims (4)
- ウェブ状の積層紙包装材料が所定形状に裁断され、容器縦方向に縦シールしたスリーブが得られ、該スリーブ上端部に薄い器壁厚の容器頂部がインジェクション成形によってプラスチックで形成され、該スリーブ下端部である容器底部の開口から食品が充填され、該底部がシールされて得られた包装容器であって、
該容器頂部が、平面視円形の注出口と、該注出口の外周に形成された肉薄部を介して該注出口を封止する平坦な板状蓋部と、該注出口を上端に有する筒状首部と、該筒状首部の下端部と上端で接合し、下端で該スリーブ上端部と接合し、水平断面積が上方に減少する肩部とを備え、
該蓋部が、該蓋部の開封予定位置から垂下し、該首部の外縁に沿って、該肩部の上縁の上方に至る枠状プルタブを備えることを特徴とする包装容器。 - 該枠状プルタブが、枠内に膜を備え、膜表面にエンボスが設けられている、請求項1記載の包装容器。
- 該蓋部が、該開封予定位置の反対側の注出口に、落下防止手段を備え、該落下防止手段が、一端で該蓋部と、他端で該首部又は該肩部と接合し、該肩部下部に設けられたフックに開封に係止される、請求項1記載の包装容器。
- 薄い器壁厚の容器頂部である開封装置が、平面視円形の注出口と、該注出口の外周に形成された肉薄部を介して該注出口を封止する平坦な板状蓋部と、該注出口を上端に有する筒状首部と、該筒状首部の下端部と上端で接合し、下端で該スリーブ上端部と接合し、水平断面積が上方に減少する肩部とを備え、
該蓋部が、該蓋部の開封予定位置から垂下し、該首部の外縁に沿って、該肩部の上縁の上方に至る枠状プルタブを備え、
該容器頂部の開封装置が、インジェクション成形によってプラスチックで一体的に形成され、インジェクション成形において、該スリーブの上端内側に配設された内型と該スリーブの上端外側に配設された割型の外型とで囲まれたキャビティに射出され、該割型の境界面上に、該枠状プルタブが成形されることを特徴とする包装容器用開封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013156216A JP2015024850A (ja) | 2013-07-28 | 2013-07-28 | 包装紙容器及び包装容器用開封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013156216A JP2015024850A (ja) | 2013-07-28 | 2013-07-28 | 包装紙容器及び包装容器用開封装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=52489841
Family Applications (1)
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JP2013156216A Pending JP2015024850A (ja) | 2013-07-28 | 2013-07-28 | 包装紙容器及び包装容器用開封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2013
- 2013-07-28 JP JP2013156216A patent/JP2015024850A/ja active Pending
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