JP6527338B2 - 包装袋 - Google Patents

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本発明は、液状の内容物を注出するノズル部を有する包装袋に関する。
プラスチックフィルムを基材とし、洗剤、シャンプー、リンス、醤油、ソース、つゆ類などの液状の内容物を包装する容器として多種の包装袋が用いられている。そして、包装袋の上部のコーナ部には内容物の注出を容易に行うためノズル部を形成し、また、ノズル部に易開封部を形成して開封を容易とした包装袋が提案されている。(特許文献1乃至3)
特開2005−29167号公報 特開2005−132429号公報 特開2005−271963号公報
そして、前記特許文献1の詰め替えパウチは、注出量を増大させる詰め替えパウチである。また、前記特許文献2の易開封性包装体は、引き裂き性、開封性に優れた包装袋である。さらに、前記特許文献3の注ぎ口付詰替袋は、高粘度の液状内容物の絞り出しによる注ぎを容易とし、内容物の詰め替えに際して、詰め替え容器の注出口へのセッティングを容易とした注ぎ口付詰替袋である。
しかしながら、これらの従来の包装袋においては、ノズル部を開口して注出口から液状の内容物を繰り返し注出する場合、注出終了時の液切れが悪く、注出口の先端の下部から液垂れを生じて包装袋の胴部、注出口の下方のサイドシール部を汚し、さらに包装袋を持った手指、テーブルなども汚すといった問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するものであり、詰め替え時に液状の内容物を繰り返し注出しても、注出終了時に包装袋の胴部、ノズル部の下方のサイドシール部を汚すことなく、さらに包装袋を持った手指、テーブルなども汚すことがない包装袋を提供することを目的とするものである。
本発明によれば、上方の一方の角部に斜めに突出するノズル部と、前記ノズル部の上部に摘み部、下部に湾曲部を有し、前記ノズル部に易開封部を形成した包装袋であって、前記易開封部は、前記摘み部の下端から前記湾曲部の上端に渡って形成されており、前記湾曲部を形成するサイドシール部の内側端縁が、前記易開封部を開封して形成されるノズル部の注出口の下端から袋の斜め下方に向かって曲線をなし、袋の幅方向の深さが、袋の高さ方向の長さより浅い湾曲状であり、前記易開封部と前記湾曲部の上端との成す角度が20 乃至6 0 度であることを特徴とする包装袋が提供される。
本発明の包装袋によれば、ノズル部を開口した開口後の注出口の先端の液切れ性に優れ、詰め替え時に液状の内容物を繰り返し注出しても、注出終了時にノズル部先端の下部から液垂れを生じることなく、包装袋の胴部、ノズル部の下方のサイドシール部を汚すことがなく、さらに包装袋を持った手指、テーブルなども汚すこともない。
本発明の包装袋の概略説明図。 本発明の包装袋のノズル部の拡大参考図。 本発明の包装袋のノズル部を開封した拡大参考図。
本発明の包装袋1は、従来公知の包装袋に使用される樹脂フィルムから成る包装袋を使用することができ、これに限定されないが、ヒートシール性を有する熱可塑性樹脂からなる単層フィルム、或いはこれらのヒートシール性を有する熱可塑性樹脂フィルムを包装袋の内層とし、他のフィルムを積層した2層以上の層構成を有する積層フィルムを使用することができる。
ヒートシール性を有する熱可塑性樹脂としては、例えば低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン系不飽和カルボン酸乃至その無水物でグラフト変性されたオレフィン樹脂等のオレフィン系樹脂、アイオノマー樹脂、比較的低融点乃至低軟化点のポリアミド乃至コポリアミド樹脂、ポリエステル乃至コポリエステル樹脂等を挙げることができる。
積層フィルムとしては、ヒートシール性熱可塑性樹脂から成るフィルムを包装袋の内層とし、種々の熱可塑性樹脂、アルミニウム箔等の金属箔、或いは紙やセロハン等を外層或いは中間層として使用することができる。また、包装袋にガスバリア性を付与する場合には、エチレンビニルアルコール共重合体、ナイロン又は環状オレフィンコポリマー等のガスバリア性樹脂から成る層、アルミニウムや酸化珪素などの金属酸化物蒸着膜を有する樹脂層、粘土鉱物を含有する樹脂層、アルミニウム等の金属箔を含む従来公知の積層フィルムを使用できる。
本発明の包装袋を図に基づいて説明する。
図1に示すように、包装袋1は、上方の一方の角部に斜めに突出し、外方に膨出する立体張出形状のノズル部2を有し、液状の内容物の表面張力を利用して、注出後に内容物をノズル部2内に引き込んで包装袋1内に戻す。
また、この包装袋1のノズル部2の上部に摘み部3、下部は湾曲部4が形成され、易開封部5が、摘み部3の下端から湾曲部4の上端に渡って形成されている。そして、後述するように、易開封部5を開封することにより注出口6が形成されると共に、湾曲部4の上端部に突起部7が形成される。
さらに、易開封部5の形成は、従来公知のレーザー加工、機械刃加工等の樹脂フィルムの薄肉化加工によって行われる。
尚、図1に示す包装体1は従来公知のスタンディングパウチであり、液状の内容物を充填、密封する前の状態を示し、充填口Sを有する。
ノズル部2に形成される易開封部5は、前述したように摘み部3の下端から湾曲部4の上端に渡って形成されることにより、開口した際、注出口6の先端に確実に突起部7が形成される。また、易開封部5と湾曲部4の上端とから成る突起部7の角度αを20乃至60度(図3参照)とすることにより、表面張力が小さくなり、注出された内容物が突起部7の先端でティアドロップ化して良好な液切れ性を発揮することができる。そして、この角度が20度未満であると開封後の形状を安定して突起部7とすることが難しくなる。一方、60度を超えると、開口した注出口6の先端の突起部7の液切れ性が低下し、詰め替え時に液状の内容物を繰り返し注出すると、注出終了時にノズル部先端の下部から液垂れを生じる。
また、ノズル部2に形成される易開封部5は、図2に示すように、開封しやすく加工を施した易開封線により構成され、1本でも良いが、複数の易開封線で構成することが好ましい。このように複数の易開封線を形成することで、開封時に少しずれたとしても隣の易開封線が開封方向を案内してくれるため、確実に開封することができる。また、易開封部5は、摘み部3の下端から連続してシール部上の第1直線開封部5a、この第1直線開封部5aから連続してノズル部2の注出口6の下方に湾曲するなだらかな曲線開封部5bを形成し、さらに、この曲線開封部5bから連続して湾曲部4の上端に達するシール部上の第2直線開封部5cで構成することが好ましい。易開封部5をこのように構成することにより、内容物を注出する際に、ノズル部2の注出口6を閉塞してしまう位置よりも内側で開封できるため、注出口6は閉塞のない良好な注出が可能となり、注出口6の中央付近からの液垂れも防止される。また、注出口6の中央付近に、あらかじめ立体加工を施し、ノズル部2の閉塞を防止し、内容物の注出性を向上させることもできる。
尚、易開封部5の第1直線開封部5aの水平線に対する角度βは、注出性、開封性の点から60乃至30度とするのが好ましい。
このように構成された包装袋1の開封は、ノズル部2の摘み部3を摘み、易開封部5を開封すると、図3に示すように、包装袋1のノズル部2に注出口6が形成され、湾曲部4の上端に突起部7が形成される。
この結果、開封後、液状の内容物をパウチ1のノズル部2の注出口6から注出を行い、注出後にノズル部2を上方に戻すと、その際、注出口6の先端の突起部7が発生する雫を誘導し、包装袋1内に戻して液切りが確実に行われる。従って、詰め替え時に液状の内容物を繰り返し注出して注出を終了する際に、注出口6の先端の下部から液垂れを生じることがない。このため、包装袋1の胴部、注出口6の下方のサイドシール部を汚すことがなく、さらに包装袋1を持った手指、テーブルなども汚すこともない。
以上、本発明の包装袋について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る包装袋は、前述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能である。
本発明の包装袋は、液状の内容物を注出するノズル部を有する包装袋に好適に利用することができる。
1 ・・・ 包装袋
2 ・・・ ノズル部
3 ・・・ 摘み部
4 ・・・ 湾曲部
5 ・・・ 易開封部
6 ・・・ 注出口
7 ・・・ 突起部
S ・・・ 充填口

Claims (4)

  1. 上方の一方の角部に斜めに突出するノズル部と、前記ノズル部の上部に摘み部、下部に湾曲部を有し、前記ノズル部に易開封部を形成した包装袋であって、
    前記易開封部は、前記摘み部の下端から前記湾曲部の上端に渡って形成されており、
    前記湾曲部を形成するサイドシール部の内側端縁が、前記易開封部を開封して形成されるノズル部の注出口の下端から袋の斜め下方に向かって曲線をなし、袋の幅方向の深さが、袋の高さ方向の長さより浅い湾曲状であり、前記易開封部と前記湾曲部の上端との成す角度が20 乃至6 0 度であることを特徴とする包装袋。
  2. 前記易開封部の、前記摘み部下端の袋幅方向の水平線に対する角度が、60乃至30度であることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記ノズル部は、立体張出形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋。
  4. 前記易開封部が、前記摘み部の下端から形成された第1 直線開封部、前記第1 直線開封部から連続して前記ノズル部の下方に湾曲して形成されたなだらかな曲線開封部、及び前記曲線開封部から連続して前記湾曲部の上端に接続して形成された第2 直線開封部から成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装袋。
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