JP5803117B2 - 注出口付き包装袋 - Google Patents

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本発明は、液体や粉流体、固液混合体など流動性を有する内容物を密封包装する注出口付き包装袋に関する。
流動性を有する内容物を密封包装する注出口付き包装袋は、飲料、調味料等の食品類や油類、あるいは洗剤等の薬液類を充填密封包装する包装袋として利用され、使用開封時には、包装袋の一端部に開封用切断線に沿って一体に設けた注出口先端部の封鎖領域を、該開封用切断線に沿って切り離し、注出口先端を開口した後、内容物を注出口から注ぎ出して使用したり、詰め替え用の内容物として他の容器に移し替えたりするものである。
特に、包装袋内の流動性内容物を他の容器に移し替える際に、表面張力が弱く、粘性が低くい流動性の内容物をゆっくり注ぐと、注出口の内容物が開封用切断線に沿う切り離し開口端面、所謂、口元端面や包装袋端面を伝って下方に不規則に流下し易く、そのために移し替えされる容器の外側に内容物がこぼれ出し易い状態になる。
詰め替え用の注出口付き包装袋は、注出口元の開口形状を工夫し改良することにより、吐出性や注出性が改善されてきたが、注出口を開口した直後の詰め替え初期に、注出口が開口し難く、注出口を下方にして内容物の液面を注出口の開口の位置まで傾けて内容物を注出する際に、包装袋をあまり傾けずにゆっくりと注ぐと、表面張力が弱い、所謂、粘性が低い流動性内容物は、包装袋の端面、特に注出口より下方のシール端面を伝って下方に流下し、詰め替え先の容器、特に注入口の狭いボトル容器等の詰め替え先容器等の場合には、容器の外側にこぼれ出してしまう不具合が発生し易い。
また、移し換える初期から包装袋の傾きを大きくして、端部からの内容物のこぼれ落ちを押さえようとすると、内容物が開口から勢い良く吐出するために、詰め替え用の注出口付き包装袋の注出口先端の開口が詰め替え先のボトル容器の注入口(開口、口元)内に旨く受け取られていないと、内容物が詰め替え先のボトルの外に吹きこぼれてしまう危険性がある。
特開平9−30539号公報
本発明は、液体や粉流体、固液混合体など流動性を有する内容物を密封包装する注出口付き包装袋に関し、注出口の形状を改善することにより、内容物をボトル等の他の容器内に詰め替えたり、移し換えたりする際に、内容物が詰め替え先の容器の外側にこぼれ出ずに、容器を汚すことなく円滑に詰め替え先の容器に注入されるようにすることにある。
本発明の請求項1に係る発明は、二つ折り又は2枚重ねの最内層がシーラント層でなる方形状の重ね合わせ複合フィルムの上端縁部と両側端縁部と底端縁部とをヒートシールしてなる包装袋において、前記両側端縁部のうちいずれか一方側端縁部の上端縁部より下方近傍に、凹部とその端縁部がヒートシールされた凹状端縁部とを備え、該凹状端縁部の上部端縁と上端縁部との間に、該上端縁部に平行な方向に先端が前記一方側端縁部にて封鎖されて突出するノズル状注出口が設けられ、該注出口を封鎖する前記一方側端縁部より内側の前記注出口の領域内には、前記一方側端縁部を切り離して注出口先端を開口する開口用切断線が設けられ、一方側端縁部の上端縁部近傍に突出する前記ノズル状注出口の先端外側の下面が、前記ノズル状注出口の注出流路の先端外側の下端面の開口側に向けて下がる水平面に対する傾斜角度θが、0°<θ≦45°の範囲に設定されていることにより内容物をゆっくりと吐出させる際の内容物の水平面に対して注出口の開口側に向けて下がるように傾斜して設けられているとともに前記ノズル状注出口の注出流路の先端外側の下端面と、開口用切断線との接点をx、該注出流路先端外側の下端面の頂面と、水平面との接点をyとしたとき、点x、y間の距離zが、5mm以上であり、前記注出口の開口用切断線及びそれにより開口する開口端面が、初期注出時の内容物水平面に対して傾斜し、その傾斜角度αが、45°≦α≦110°の範囲に設定されている注出口付き包装袋である。
本発明の注出口付き包装袋は、包装袋の左右の側端縁部のうちのいずれか一方の側端縁部の上端縁部近傍(寄り)に突出する流動性内容物を注出するためのノズル状注出口が、内容物をゆっくりと吐出させる際に、そのノズル状注出口の注出流路の先端外側下面(注出口顎部分)が、初期の注出時における袋内の内容物の水平面に対して、その注出口の開口側に向けて下がるように傾斜し、その傾斜角度θが0°<θ≦45°の範囲に設定され、さらに開口用切断線にて開口した後の前記ノズル状注出口における注出流路の先端外側下面(注出口顎部分)が凹状側端縁部から突出していて、その突出長さzが少なくとも5mm以上に設定されているため、開口後の注出において、その注出口の注出流路の先端(口元)にて少量こぼれ出した内容物が、注出流路の先端外側下面(注出口顎部分)の先端部に集中し、流動性内容物が包装袋外側の側端縁部を伝って、不規則にこぼれ落ちる現象を防止でき、移し替え先の容器や包装袋本体を不用意に汚す問題をを解消できる効果がある。
また、注出口の注出流路先端(口元)の開口端面、特に注出流路の先端外側の下面(注出口顎部分)の先端端面が、初期注出時の内容物水平面に対して傾斜し、その傾斜角度αが45°≦α≦110°の範囲に設定されているので、注出量が少量の内容物でも口元から不用意にこぼれ落ちることなく出難くなる効果がある。また突出長さzの注出口の顎部が尖っているため、ボトル容器など移し替え先の容器の注ぎ入れ口が狭い場合でも、包装袋の注出口をその注ぎ入れ口(口元)内に差し込み易い利点がある。
このように本発明の注出口付き包装袋は、低粘度で表面張力の弱い流動性の内容物の詰め替え時における不用意な液だれや、液こぼれの不測の事態の発生することを防止することができる。
本発明の注出口付き包装袋の全体平面図。 (a)は本発明の注出口付き包装袋の平底形状の全体側断面図、(b)は自立性底形状の全体側断面図。 本発明の注出口付き包装袋の注出口の形状を示す部分拡大平面図。
本発明の注出口付き包装袋の実施の形態を、図面に基づいて以下に詳細に説明すれば、図1、図2(a)、(b)に示すように、包装袋本体Aは、二つ折り又は2枚重ねの最内層がシーラント層でなる方形状の複合フィルム1を重ね合わせた重ね合わせ複合フィルム1、1から構成され、前記重ね合わせ複合フィルム1、1の上端縁部11と、両側端縁部12、12と、底端縁部13との重ね合わせ内面を、最内層のシーラント層によりヒートシールして接着して包装袋本体Aが製袋されている。
前記両側端縁部12、12のうち、いずれか一方側端縁部12(図1左側の側端縁部)には、上端縁部11より下方近傍の位置に、図示するような側端縁部12より内側に切り込まれる略Uの字状の凹部15が設けられ、その凹部15に沿って内側を取り巻く側縁がヒートシールされた凹状端縁部15aとを備えている。
略Uの字状の前記凹状端縁部15aの上部端縁部15bと上端縁部11との間には、
上端縁部11に平行な方向に、先端が前記一方側端縁部12にて封鎖されて突出するノズル状注出口A1 が設けられていて、これにより注出口A1 は、一方側端縁部12の上端縁部11の近傍に突出するように設けられる。
該注出口A1 を封鎖する前記一方側端縁部12より内側の前記注出口A1 の領域内には前記一方側端縁部12を切り離して、該注出口A1 先端を開口する開口用切断線16(袋密封性を保持した膜薄線、ハーフカット線、ミシン目状膜薄線)が設けられている。
また図1に示すように、ノズル状注出口A1 は、略Uの字状の凹状端縁部15aの上部端縁15bと、上端縁部11との間に、一方側端縁部12の上端縁部11の近傍に突出する設けられているため、該注出口A1 の注出流路20内面には、その上部端縁部15bにより注出口A1 の顎部に相当する注出流路20の下内面18が、上端縁部11に平行な方向に形成され、該注出口A1 の注出流路20外面には、その上部端縁15bの外縁形状(凹部15の内周縁)により、注出口A1 の顎部に相当する注出流路20外側の下面19が上端縁部11に平行な方向に形成される。
そして、本発明においては、前記一方側端縁部12の上端縁部11近傍に突出するノズル状注出口A1 の先端外側の下面19は、内容物をゆっくりと吐出させる際の内容物の水平面に対して、注出口A1 の開口側に向けて下がるように、傾斜して設けられているものである。
尚、注出口付き包装袋の本体Aは、注出口部A1 と内容物充填収容部A2 と底部A3 とならなり、図1、図2(a)に示すように、方形状の重ね合わせ複合(一層乃至多層)フィルム1、1の両側端縁部12、12、底端縁部13の三方をヒートシールして偏平状の包装袋を製袋し、開口する上端縁部11から内容物を充填包装した後に、その上端縁部11をヒートシールして密封した底部A3 が平坦形状の包装袋であってもよいし、あるいは図1、図2(b)に示すように、方形状の重ね合わせ複合(一層乃至多層)フィルム1、1のフィルム間に、底端縁部13側に折目2aから二つ折りした方形状の複合(一層乃至多層)フィルム2を、底端縁部13の端縁にてフィルム1、2の端縁を整合させて重ね合わせ挟み込み、両側端縁部12、12、底端縁部13、及び両側端縁部12、12に連続する底側端縁部14、14の三方をヒートシールして、舟型ガゼットの底部A3 を有する偏平状の包装袋を製袋し、開口する上端縁部11から内容物を充填包装した後に、その上端縁部11をヒートシールして密封包装して、舟型ガゼット底部A3 の底端縁部13、13を開き、二つ折りした前記フィルム2を分離して底部A3 にて自立可能な包装袋A(スタンディングパウチ)としてもよい。
本発明の注出口付き包装袋のノズル状注出口A1 の形状について、図3の部分拡大平面図に基づいて以下に詳細に説明すれば、ノズル状注出口A1 の注出流路20の形状は、凹部15の上方にある水平方向の上端縁部11のヒートシール形状と、該上端縁部11の下方にて対向する凹状側端縁部15aの上部側端縁15bの内端縁18のヒートシール形状の設定によりノズル状に形成される。
そして、注出口付き包装袋のノズル状注出口A1 の注出流路20の開口先端外側の下端縁19の形状は、凹部15の凹状側端縁部15aの形状、特に、凹状側端縁部15aの上端部側にある、上部側端縁15bの外端縁の形状(製袋カッティング端縁形状)の設定により形成されるものである。
上記本発明の注出口付き包装袋の前記ノズル状注出口A1 の注出流路20の開口先端外側の下端縁19は、図3の部分拡大平面図に示すように、上端縁部11と略平行方向の水平面21(初期注出時の内容物水平面)に対して開口側に向けて下がるように傾斜していて、その傾斜角度θは、0°<θ≦45°に設定されているものである。
また、上記本発明の注出口付き包装袋の前記ノズル状注出口A1 の開口用切断線の傾斜角度、及び該注出口A1 の開口する開口端面の傾斜角度は、上端縁部11と略平行方向の水平面21(初期注出時の内容物水平面)に対して傾斜し、その傾斜角度αは、45°≦α≦110°の範囲に設定されているものである。
また、本発明の注出口付き包装袋の前記ノズル状注出口A1 の注出流路20の先端外側の下端面19と、開口用切断線16との接点をxとし、該注出流路20の先端外側の下端面19の頂面と、上端縁部11と略平行方向の水平面21(初期注出時の内容物水平面)との接点をyとしたとき、その点x、y間の距離z(注出口先端の顎部の突き出し長さ)は、少なくとも約5mm以上に設定されていることが適当である。
尚、前記ノズル状注出口A1 の周辺部には、撥水性あるいは撥油性のある取扱い使用上において安全なコーティング加工を施して、口元に内容物が付着し難く、内容物の液切れ性を良好にしてもよいし、前記ノズル状注出口A1 の注出流路20(注ぎ口)には、流路20の形状に沿ってエンボスを施したり、他のパーツ(例えば円管、チューブなど)を挟み(埋め)込んだりして、立体的に良好な開口状態を形成するようにしてもよい。
本発明の注出口付き包装袋の包装袋本体A(ノズル状注出口A1 を含めて)の製袋に使用する積層フィルム1の素材の構成は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、アルミニウム等を、適宜に組み合わせて積層したものであり、内容物及び内容量に適宜に適合させて構成を変更することは可能であり、その積層加工方法は、ドライラミネート法、押し出しラミネート法、ウエットコート法など、各種加工方法を任意に使用することができる。
以下に具体的実施例について説明する。
<実施例1>
図3に示す開口用切断線16の傾斜角度αを60°、点x、y間の距離z(注出口先端の顎部の突き出し長さ)を7mm、水平線21に対する注出口下端縁19の傾斜角度θを15°に設定して、注出口A1 の開口用切断線16による開口幅が25mm、包装袋の幅が120mm、高さが220mm、底部A3 の挟み込みフィルム2の二つ折りの折り込み幅が35mmの舟型ガゼット部を設けた図1、図2(b)に示す本発明の注出口付き包装袋Aを製袋した。
<実施例2>
図3に示す開口用切断線16の傾斜角度αを直角90°、点x、y間の距離z(注出口先端の顎部の突き出し長さ)を5mm、水平線21に対する注出口下端縁19の傾斜角度θを10°に設定した以外は、実施例1と同様にして、図1、図2(b)に示す本発明の注出口付き包装袋Aを製袋した。
<実施例3>
図3に示す開口用切断線16の傾斜角度αを直角110°、点x、y間の距離z(注出口先端の顎部の突き出し長さ)を5mmに設定した以外は、実施例1と同様にして、図1、図2(b)に示す本発明の注出口付き包装袋Aを製袋した。
<比較例1>
図3に示す開口用切断線16の傾斜角度αを直角30°に設定した以外は、実施例1と同様にして、図2(b)に示す本発明の注出口付き包装袋Aを製袋した。
<比較例2>
図3に示す点x、y間の距離z(注出口先端の顎部の突き出し長さ)を3mmに設定した以外は、実施例1と同様にして、図2(b)に示す本発明の注出口付き包装袋Aを製袋した。
<比較例3>
図3に示す水平線21に対する注出口下端縁19の傾斜角度θを、−10°に設定した以外は、実施例1と同様にして、図2(b)に示す本発明の注出口付き包装袋Aを製袋した。
上記実施例1〜3と比較例1〜3の各包装袋Aに、内容液として、アルコール濃度50%、界面滑性剤0.5%を含む台所用消毒液を350ml充填した。続いて、開口径がφ23mmのポリエチレン製詰め替え先ボトル容器の注出口に、各包装袋Aの注出口A1 開口から台所用消毒液を下記に説明する注ぎ方にて注ぎ入れ、その注ぎ性(不用意なこぼれ落ち度合い、移し替え(詰め替え)先容器の汚れ度合い、注ぎ易さなど)を評価した。その結果を表1に表示する。
Figure 0005803117
<注ぎ方>
[1]包装袋Aの傾斜角度αの注出口A1 開口(口元)を、ボトル容器の注出口に接触させて、包装袋Aを立てたまま収容部A2 (胴部)を押し、注出口A1 から内容液をゆっくりと注ぐ入れる。
[2]包装袋Aの傾斜角度αの注出口A1 開口(口元)を、ボトル容器の注出口に接触させて、包装袋Aをゆっくりと倒しながら、注出口A1 から内容液を注ぎ入れる。
[3]包装袋Aの傾斜角度αの注出口A1 開口(口元)を、ボトル容器の注出口に接触させて、包装袋Aの注出口A1 を素早くボトル容器の注出口に差し込むようにしながら注出口A1 から内容液を注ぎ入れる。
<評価結果>
実施例1〜3にて得られた包装袋Aは、注ぎ方[1]〜[3]の全てにおいて、不用意な液こぼれ落ちや、移し替え先容器の汚れがなく、注ぎ易さの良好な結果が得られたが、比較例1〜3にて得られた包装袋Aは、それぞれの注ぎ方[1]〜[3]において、不用意な液飛び出し、初期液こぼれ落ち、液ダレが発生し、良好な結果が得られなかった。
A…包装袋本体
A1 …注出口部
A2 …収容部
A3 …底部
1…積層フィルム
2…挟み込み積層フィルム
2a…折目
11…上端縁部
12…側端縁部
13…底端縁部
14…底側端縁部
15…凹部
15a…凹状側端縁部
15b…上部凹状側端縁部
16…開口用切断線
17…上端縁部の端部凹部
18…上端縁
19…下端縁
20…注出開口部
21…水平線

Claims (1)

  1. 二つ折り又は2枚重ねの最内層がシーラント層でなる方形状の重ね合わせ複合フィルムの上端縁部と両側端縁部と底端縁部とをヒートシールしてなる包装袋において、前記両側端縁部のうちいずれか一方側端縁部の上端縁部より下方近傍に、凹部とその端縁部がヒートシールされた凹状端縁部とを備え、該凹状端縁部の上部端縁と上端縁部との間に、該上端縁部に平行な方向に先端が前記一方側端縁部にて封鎖されて突出するノズル状注出口が設けられ、該注出口を封鎖する前記一方側端縁部より内側の前記注出口の領域内には、前記一方側端縁部を切り離して注出口先端を開口する開口用切断線が設けられ、一方側端縁部の上端縁部近傍に突出する前記ノズル状注出口の先端外側の下面が、前記ノズル状注出口の注出流路の先端外側の下端面の開口側に向けて下がる水平面に対する傾斜角度θが、0°<θ≦45°の範囲に設定されていることにより内容物をゆっくりと吐出させる際の内容物の水平面に対して注出口の開口側に向けて下がるように傾斜して設けられているとともに前記ノズル状注出口の注出流路の先端外側の下端面と、開口用切断線との接点をx、該注出流路先端外側の下端面の頂面と、水平面との接点をyとしたとき、点x、y間の距離zが、5mm以上であり、前記注出口の開口用切断線及びそれにより開口する開口端面が、初期注出時の内容物水平面に対して傾斜し、その傾斜角度αが、45°≦α≦110°の範囲に設定されている注出口付き包装袋。
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