JP2002053150A - 詰め替え用パッケージ - Google Patents

詰め替え用パッケージ

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JP2002053150A
JP2002053150A JP2000243229A JP2000243229A JP2002053150A JP 2002053150 A JP2002053150 A JP 2002053150A JP 2000243229 A JP2000243229 A JP 2000243229A JP 2000243229 A JP2000243229 A JP 2000243229A JP 2002053150 A JP2002053150 A JP 2002053150A
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JP
Japan
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package
spout
liquid
contents
corner
Prior art date
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Application number
JP2000243229A
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English (en)
Inventor
Katsuya Morii
克也 森井
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Daiwa Gravure Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Gravure Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内容物が急激に飛び出してくることのない詰め
替え用パッケージを提供する。 【解決手段】パッケージ1は、ヒートシール手段を利用
して液体密封用に形成され、コーナー部2aに注ぎ口5
を備えたスタンディングタイプの袋体であり、そのコー
ナー部2aに隣接する辺のシールパターンを、その略中
央において内側に膨出する形状とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒートシール手段
を利用して液体密封用に形成され、コーナー部に注ぎ口
を備えたフィルム製の詰め替え用パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】洗剤やシャンプー等、専用容器にて使用
される液体の詰め替え用パッケージとして、矩形フィル
ムを重ね合わせ、その周縁部同士をヒートシール(パウ
チ)して液体密封用に形成したパッケージが好適に利用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如きパッケージ
を開封し、内容物をシャンプー等の専用容器に注ぎ込む
際に、内容物が勢いよく飛び出し、こぼしてしまうこと
がある。これについて図4をもとに説明すれば、パッケ
ージ31の内容物の残量がパッケージ容量の8割程度で
あるときには、図4(a)に示すように流出するまでに
それほど大きく傾ける必要はないが、残量が2割程度と
なったときには同図(b)に示す如く流出するまでにか
なり大きく傾ける必要があり、内容物が勢いよく飛び出
てきてしまいがちである。そこで本発明は、内容物が急
激に流出することのない詰め替え用パッケージを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明の詰め替え用パッケージの構成
は、ヒートシール手段を利用して液体密封用に形成さ
れ、コーナー部に注ぎ口を備えたフィルム製の詰め替え
用パッケージであって、前記コーナー部に隣接する辺の
シールパターンを、その略中央において内側に膨出する
形状としたことを特徴とするものである。また請求項2
に記載の発明の詰め替え用パッケージは、請求項1の構
成に加えて、一対の表裏部材と折り畳み可能な底部材と
をヒートシールして液体密封用に形成し自立可能とした
ものである。さらに請求項3に記載の詰め替え用パッケ
ージは、請求項1または2の構成に加え、前記コーナー
部を切り取ることにより注ぎ口を形成可能としたもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詰め替え用パッケ
ージの一実施形態について図面をもとに説明する。図1
は本発明にかかるスタンディングタイプの詰め替え用パ
ッケージ(以下単にパッケージという)1を示す説明図
である。なお、パッケージ内部に充填される液体は図示
していない。
【0006】まず、ヒートシール性を一面に有する一対
の略矩形フィルムからなる表裏部材2,2を、シール面
を互いに向き合わせて重ね、一方の側部を縁部にてヒー
トシールして接合するとともに、他方の側部を、その略
中央において内側に膨出する形状のシールパターンが形
成されるようにヒートシールして接合する。そして、同
じくヒートシール性を一面に有し、表裏部材2,2の底
部形状に沿った折り畳み可能な底部材(図示せず)を介
挿して端縁部を接合することにより、自立可能な袋体を
形成する。
【0007】次いで、他の専用容器にて使用される液体
を袋体上部開口から充填した後、上記内側に膨出する膨
出部3の上部コーナー部2aに、細幅の非シール部(以
下に流出路という)4が形成されるシールパターンにて
袋体上部をヒートシールし袋体を封止する。さらに、コ
ーナー部2aを切り裂いて注ぎ口5を開口することを容
易にするノッチを、流出路4の両側に形成する。
【0008】次に、上記の如き形成されたパッケージ1
の作用について図2をもとに説明する。ノッチ形成部分
を引き裂いて注ぎ口5を形成し、袋体内部に充填された
内容物を他の専用容器に詰め替える際において、パッケ
ージ1を傾けていくと膨出部3より上方の内容物がまず
流出するので、傾きが図2(a)に示す段階から同図
(b)に示す段階までは従来のパッケージにおける流出
速度とほとんど変わりはないが、同図(b)から(c)
まで傾ける間は、膨出部3が抵抗となって流出速度は若
干遅くなり、同図(c)から(d)まで傾ける間は膨出
部3がダムの役割を果たして内容物が注ぎ口5に一度に
集まらず、まず膨出部上方の液溜まり(液溜まりAとす
る)に流入した液体が少しずつ外部に流出すると同時
に、膨出部下方の液溜まり(液溜まりBとする)に蓄え
られた液体が液溜まりAに徐々に補填される。このた
め、パッケージ1をかなりの角度で傾けているにもかか
わらず内容物が急激に流出することがなく、流出量の調
節が容易である。
【0009】上記パッケージ1によれば、膨出部3がダ
ムの役割を果たすため内容物の吐出量を容易に調節する
ことができる。特にその残量が少ない場合には、パッケ
ージをかなりの角度傾けても内容物が勢いよく飛び出し
てくることがないため、こぼすことなく専用容器に詰め
替えることができる。
【0010】なお、本発明の詰め替え用パッケージは上
記実施の形態に何ら限定されず、例えば図3(a)に示
すように膨出部13を注ぎ口15の直下に設けた構成と
したり、あるいは同図(b)に示す如く表裏部材上端中
央から側部へ伸びる流出路24を設けるとともに、直下
に膨出部23を設けた構成とすることもできる。また注
ぎ口にあっては、実施の形態にて説明したコーナー部を
切り取って開口するタイプのみならず、コーナー部にキ
ャップ付き排出筒を設けた構成としてもよい。さらに自
立可能なスタンディングタイプのパウチ以外にも、単に
2枚の矩形フィルムを重ね合わせてヒートシールした構
成とすることも可能であって、その他フィルムの材質・
形状,注ぎ口,膨出部の大きさ・形状等、本発明の趣旨
に逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明の詰め替え用パッケージによれ
ば、かなりの角度傾けても内容物が勢いよく飛び出して
くることがないため、こぼすことなく専用容器に詰め替
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる詰め替え用パッケージの正面図
である。ただし内部に充填する液体は省略している。
【図2】本発明にかかる詰め替え用パッケージの作用説
明図であり、(a)は注ぎ始めの状態,(b)は内容物
を半分程度流出させた状態,(c)は内容物が液溜まり
Aと液溜まりBとに分割された状態,(d)は内容物が
残りわずかとなった状態をそれぞれ示す。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す説明図であり、
(a)は膨出部を注ぎ口の直下に設けたタイプ,(b)
はフィルム上端の中央付近から側部へ伸びる流出路を設
けたタイプの詰め替え用パッケージをそれぞれ示す。
【図4】従来の詰め替え用パッケージの使用状態を示す
説明図であり、(a)は内容物が8割程度残留した状
態,(b)は2割程度残留した状態をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1・・詰め替え用パッケージ、2・・表裏部材、2a・
・コーナー部、3・・膨出部、4・・流出路、5・・注
ぎ口、A,B・・液溜まり。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシール手段を利用して液体密封用
    に形成され、コーナー部に注ぎ口を備えたフィルム製の
    詰め替え用パッケージであって、前記コーナー部に隣接
    する辺のシールパターンが、その略中央において内側に
    膨出する形状であることを特徴とする詰め替え用パッケ
    ージ。
  2. 【請求項2】 一対の表裏部材と折り畳み可能な底部材
    とをヒートシールして液体密封用に形成し自立可能とし
    た請求項1に記載の詰め替え用パッケージ。
  3. 【請求項3】 コーナー部を切り取ることにより注ぎ口
    を形成可能とした請求項1または2に記載の詰め替え用
    パッケージ。
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